頭から離れない人＝運命の相手？特定の人が頭から離れない心理とは

誰かの存在が自分の頭の中から離れなくて、どうしようもない気持ちになった…という経験をしたことがある人は少なくないでしょう。一口に「頭から離れない」とは言っても、様々な理由があると思います。頭から離れてくれないだけで「運命の人だ！」と早まらない方が良いですよ。

ここでは、「頭から離れない人」の大まかなパターンについてお話しします。

好きになってしまった人

ふとした時に気になる相手のことを考えてしまって、頭から離れない状態になってしまった…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか？頭から離れない人のほとんどは、自分が好意を抱いている相手であることが多いのです。

片思いの時はとくに、相手のことをまだよく知らない状態です。そんなときに好きになった相手の性格を勝手に想像したり、付き合ったらどんな感じなのかと考えてみたりと妄想を膨らませるうちに、頭から離れない人と化してしまう、というわけですね。

気がある素振りをされた人

告白されたわけではないけど、「もしかして私に気があるのかな…」と思わされるような行動をされると、その人のことが気になって頭から離れなくなりますよね。

その時までその人のことは一切気にしていなくても、少し思わせぶりな態度を取られると頭から離れない存在になってしまうのです。意識しすぎて逆に相手のことを好きになってしまうという話もよく聞きますよね。そのような面から見ても、「気がある素振り」は、相手に好きになってほしいときに十分に効果を発揮するでしょう。

彼氏や彼女

恋人の存在がつねに頭から離れないという人も少なくありません。大好きな相手なのですから、つねに気にかけているという人も多いでしょう。

幸せな感情で恋人を頭に浮かべているなら良いのですが、恋人に対して負の感情を抱いているために頭から離れない場合もあります。恋人が頭から離れない理由もさまざまですね。

元カレや元カノ

元カレや元カノに未練があるときにも、頭から離れない状態に陥る場合が多いです。どんな別れ方をしたのか、二人の間にどんな思い出があったのかによっても、頭に残る元カレ像、元カノ像は変化してきますよね。

とくに別れた直後は、元カレや元カノのことを思い出したくないのに、頭から離れてくれないものです。

告白してきた人

全く好意を持っていない相手でも、告白されると多少は意識してしまいますよね。告白してくれた相手というのも、一度意識してしまうとなかなか頭から離れないものです。

「自分はモテない」と思っている人ほど、誰かに告白されたときの衝撃は大きいです。そのため、告白してくれた相手のことは強く印象付けられるので、結果として頭から離れなくなってしまうというわけですね。

外見が好みな人

これは一目惚れに近いのかもしれませんが、自分好みの外見の人に出会うと頭から離れない状態になりますよね。外見が好みだと、勝手に性格まで自分好みだと思い込んで好きになってしまうという人も少なくないでしょう。

頭の中で勝手に完璧な人物像を作り上げてしまうと、せっかく好みの外見なのに実像にガッカリしてしまうかもしれないので、妄想を膨らませすぎないように気を付けましょう。

好きな人ができると、相手のことが頭から離れなくなる人は多いのではないでしょうか？どうして好きな人は頭から離れてくれないのでしょうか？その理由についてお話していきます。

相手の気持ちを知りたいから

好きな相手が誰を想っているのか、自分のことをどう思っているのか…と気にしているうちに、頭から離れない状態になってしまいます。考えても好きな相手の気持ちなんてわかりっこないのに、考えちゃうものですよね。

恋をしているときは、そのわからない相手の気持ちを考えている時間も楽しいものです。好きな相手が頭から離れない状況は、ある意味幸せな時間だと言えますね。

色々妄想してしまうから

好きな人のことを考えていると、どうしても妄想に発展してしまうという人も珍しくないでしょう。好きな人と付き合えたらこんなデートをしたいとか、もしも好きな人が今目の前にいたらイチャイチャしたい…というような妄想を繰り広げてしまいがちですよね。

好きな人と恋愛している自分の姿を想像するのは楽しいですから、「こんなに妄想してるのは自分だけかも…」と不安に思う必要はありません。妄想しすぎて好きな人が頭から離れない、というのも幸せな悩みのひとつですよね。

ひと目会いたくて仕方がない

「好きな人にひと目でも会いたい！」と強く願うあまり、頭から離れないという状態になることもあります。好きな人と距離を縮めるためには会って話すのが一番効率的ですが、片思いのときはとくに、ひと目会えるだけでも嬉しいものですよね。

ただし、勝手に念じてたまたま好きな相手と遭遇したからといって、勝手に運命を感じてストーカーのように粘着しないように注意しましょう。

相手が今何をしているか気になる

好きな人が目の前にいないときほど、相手が何をしているのか気になってしまうものですよね。自分が食事しているとき、お風呂に入っていると、事あるごとに「あの人は今何をしているんだろう…」と考えていれば、頭から離れない存在になってしまうのも仕方のないことでしょう。

自分のことを思い出してほしくて

恋愛中は、自分が好きな相手のことを考えているのと同じように、相手にも自分のことを考えてほしい、あわよくば相手の頭から離れない存在になりたい！と思うこともあるのではないでしょうか？念じればなんとなく叶う気がして、つい考えてしまうのです。

あまり念じすぎると気持ちのやり場がなくなってつらくなることもありますから、ほどほどにしておいてくださいね。

恋人と一緒にいるのかな…と考えてしまう

好きな相手に恋人がいる、もしくはいるかどうかもわからない状態のとき、つい「あの人は今恋人と一緒にいるのかな…」と考えてモヤモヤしたことがある人も少なくないでしょう。

好きな相手が恋人と過ごす姿を目の当たりにしてしまった場合は、とくにその光景が頭から離れなくなってしまうものです。思い出しても苦しくなるだけなので、好きな人のことを考えるにしても、幸せな妄想に留めておくようにしましょう。

彼氏のことをいつも考えている、頭から離れないという女性の心理とは、一体どういうものなのでしょうか？お話していきますね。

信用できていない

彼氏のことを心から信用できていない場合、彼氏のことが頭から離れない状況になる人は少なくありません。信用できなくなる原因のひとつとして、彼氏の浮気が挙げられるでしょう。一度浮気されてしまうと、彼氏と会っていない時間に、また浮気されているのではないか…と不安になるのが普通ですよね。

浮気以外にも、彼女に嘘をついて友達と遊びに行く回数が多いと、彼氏への信用は無くなっていきます。まずはお互いに歩み寄って信用回復に努めるしかないでしょう。

付き合っていることが幸せ

付き合い始めのカップルはとくに、幸せに満ちています。付き合えた幸せを噛みしめているうちに、彼氏のことが頭から離れない状態になるのですね。

長く付き合っているカップルでも、ふとした瞬間に「付き合っていて良かったなぁ」と感じて幸せに浸る瞬間があるはずです。幸せな気持ちで彼氏を思い浮かべているこの瞬間を、ずっと忘れないようにしたいものですね。

一刻も早く会いたい

「彼氏に早く会いたい！」という気持ちから、彼氏のことばかり考えて頭から離れない状態になる人も多いでしょう。

お互いに忙しくて会えなかったり、デートが楽しみで待ちきれなかったりすると、想い続けていれば早く会えるというわけでもないのに、彼氏のことをずっと考えてしまうのです。会えない時間も彼氏のことを考えていると頑張れる！ということなら、頭から離れない状況も悪くないですよね。

デートのことを考えていた

テレビや雑誌などでデートスポットが紹介されていると、「彼氏と行きたいなぁ」と思うことってありますよね。今度どこにデートへ行こうかと考えると、彼氏はどこに行きたいと言ってたっけ…ということまで思い返すので、自然と彼氏のことが頭から離れないようになります。

デートの計画を練る時に彼氏のことを考えるのは普通、と思うかもしれませんが、彼氏のことを日々想い続けていないと、デートプランが彼女の独りよがりになりがちです。カップルの仲が良い証拠でもあると言えるでしょう。

つらいときに彼氏を思い出す

仕事やプライベートでつらいことがあったとき、彼氏のことを思い出す人も少なくはないでしょう。つらいときは、恋人に癒してほしいという気持ちがごく自然に湧き上がってくるものです。

このときの「頭から離れない状態」というのは、彼氏が心の支えになっている証なのです。そんなときは「彼氏に依存してるかも」と感じる必要もありませんし、無理に頭から彼氏を消そうとする必要もありませんよ。

ケンカ中も頭から離れない

彼氏とケンカしてしまうと、ムカついて頭から離れなくなってしまうこともあるでしょう。ケンカしたときの状況を回想して、「あのときあんなふうに言わなければ良かった…」と後悔することもあれば、さらに彼氏に苛立ちを覚えることになることもありますよね。

ケンカ中の沸騰した頭では、彼氏のことを考えてもハッピーな気持ちにはなれません。ケンカをきっかけに別れたくないなら、どうやって仲直りのきっかけを掴むべきか考える方が気持ちが落ち着きますよ。

好きな人がなかなか頭から離れてくれないのは、なんとなく理屈はわかりますが、好きでもない相手が頭から離れないとしたら、どういう場合があるのでしょうか？実際に頭から離れない人がいて困っている人の声を聞いてみましょう。

いつもイライラさせられる人

「デリカシーのない同僚にいつもイライラさせられてます。むかつきすぎて頭から離れないんです…」（27歳/女性/営業職）

いつも何かと突っかかってきたり、人が気にしていることを茶化してきたり、あなたの周りにも人をイラつかせる行動を取る人はいませんか？あまりにもイライラすると、一人になったときもその人のことを思い出して心がかき乱されてしまいます。

イライラする相手が頭から離れない場合は、妄想の中で相手をやっつけて、気を紛らわせてしまいましょう。

失礼なことをしてしまった気がする目上の人

「上司と飲みに行った時、酔った勢いですごく無礼をはたらいてしまった気がする。とりあえず謝ったし、上司にも『何もなかった』と言われたけど、上司の悲しげな顔が頭から離れないので、きっと何か言ってしまったのだと思います…」（25歳/男性/営業職）

酒の席ではよく無礼講という言葉が用いられたりしますよね。ですがそれは建前上のお話で、実際に無礼を働くことはタブーです。この体験談のように、目上の人に失礼なことをしてしまったかも…と思うと、その相手のことが頭から離れなくなってしまいますよね。

酒が入って記憶がなかったとしても、失礼なことをしてしまった気がすると思うなら、誠心誠意謝っておくのが今後のためにもなるでしょう。


「高校時代、特に仲が良かったわけではないのに、なぜか頭から離れない同級生がいます。たぶん、すごくキャラが濃かったからだとは思うけど…」（22歳/女性/大学生）

特別仲良くしていた記憶もないのに、なぜか頭から離れない同級生がいる、という人もなかにはいます。すごく個性的な人だったり、強烈なエピソードがある人であれば、ずっと頭から離れないのも頷けますよね。

でも、別に好きでもないのに頭から離れないのは、なんとなくモヤっとするものです。このパターンで頭から離れない人に関しては、時間が経てばそのうち忘れるでしょう。

あのとき教えてあげてれば良かった

「一週間ほど前、電車の中にチャック全開のおじさんがいたんですよね…。教えてあげるべきだったかなと今でも心残りで、おじさんのことが頭から離れなくなっちゃいました」（28歳/女性/事務職）

何か気になることがあって、指摘できずに言えずじまいになってしまうと、しばらくモヤモヤっとした感情が付きまとってしまいますよね。

この体験談のように、赤の他人でも一度気になってしまうと頭から離れなくなってしまい、「その後は大丈夫だったかな…」と余計な心配までしてしまうことも。後悔しても済んだことは仕方がありません。今後に生かすようにしましょう。

ある特定の人のことが頭から離れなくなると、どんなことが起きるのでしょうか？みんなが思わず「あるある！」と言いたくなるようなお悩み体験に耳を傾けてみましょう。

夢にまで出てきてしまう

「店でクレーマーの対応をして疲れた日、夢にまでクレーマーが出てきて、翌日もずっとその客のことが頭から離れなくなって、さすがにウンザリしました」（32歳/男性/接客業）

日常生活で特定の相手が頭から離れないと、夢にまで出現することもしばしばあります。好きな人が夢に現れるのは嬉しいものですが、こういうときってなぜかイライラさせられた人物が夢にまで出しゃばってくるんですよね。

夢を選べるならこんなことで悩まずに済むのですが…。こればかりは「運が悪かった」としか言いようがありませんね。

やるべきことが手につかない

「彼氏のことが頭から離れなくて、仕事中もどこか上の空。やるべきことができないのは良くないですよね…」（28歳/女性/事務職）

これは恋愛中の人に多いのですが、意中の相手のことが頭からはなれず、やるべきことが手につかなくなる、というケースもあります。

私生活で影響が出るくらいならまだ許容範囲ですが、仕事にまで影響が出るのはマズいと言わざるを得ません。仕事中はしっかり業務に向き合うように心がければ、きっと雑念を捨てられるでしょう。

勝手に相手と仲良くなった気分になってる

「気になる相手のことが頭から離れなくて、妄想してたんです。妄想の中では仲が良いので、学内で会った時に、危うく妄想と同じノリで話しかけそうになりました」（21歳/男性/大学生）

相手が頭から離れないのを逆手にとって妄想し続けた結果、頭の中ですっかり仲良くなってしまい、リアルでも仲が良いと錯覚してしまう…という人もいるようですね。仲良くなれるイメージがつかめているなら、思い切って話しかけてみると案外うまくいくかもしれませんよ。

意識しすぎてしまう

「頭から離れない人がいると、変にその人を意識してしまって、無意識に目で追ってしまうこともあります」（29歳/男性/営業職）

頭から離れない相手のことって、やっぱり嫌でも意識してしまいますよね。好きでもない相手でも、「なんで頭から離れないんだろう？」と考え始めたら、目で追ってしまうなんてこともあり得ます。しかも、意識しないようにと思えば思うほど気になってしまうものですから、厄介ですよね。

ボーッとすると無意識に目で追ってしまう可能性は高まりますから、なるべく別のことに集中することをおすすめします。

どうしても頭から離れない人がいる場合、どうやって対処すればいいのでしょうか？いくつか対処法をご紹介します！

友達に話してみる

頭から離れない人がいてモヤモヤする場合は、友達に打ち明けてみましょう。「なぜか頭から離れなくて…」と話すことで、多少気分は紛れますよね。それに友達から対処法を教えてもらえるかもしれません。

ただし、口に出して話してしまったことで、余計に自分の頭の中で存在感が大きくなってしまうおそれもあります。学生時代、何かを暗記したいときに声に出して覚えるタイプだった人は、誰かに話して発散するという方法を用いない方が良いでしょう。

また、彼氏が頭から離れない場合、そのことを友達に話しても相手にはノロケにしか聞こえません。彼氏が頭から離れない場合は人に話さない方が良いかもしれませんよ。

理想化しすぎていないか冷静に考える

好きになった相手のことを、頭の中で、外見も内面も理想的な人物に仕立て上げてはいませんか？理想的な相手だと思っているからこそ執着し、頭から離れなくなってしまうのです。

好きになった相手は、本当にあなたの理想通りの相手でしょうか？実はよく内面を知らないまま、理想の相手だと思い込んでいるのではありませんか？一度冷静になって考えてみましょう。

まだ相手のことをあまり知らないなら、関わってみて理想像が崩れて幻滅してしまうおそれもあります。意中の相手の過度な理想化には、十分気を付けましょうね。

紙に書き起こしてみる

頭から離れない人がいて困っているなら、どんなことが頭に浮かんでくるのか、思い切って紙に書き起こしてみてください。箇条書きでもなんでもいいので、名前や容姿の特徴など、頭から離れないことをすべて書き留めてみましょう。紙に書いてまとめると、頭の中がスッキリして頭から離れなかった人のことを忘れられる可能性もあるのです。

頭の中でずっと考えているとモヤモヤしてきますから、一度外に放出することが大切、ということですね。

趣味に没頭してみる

頭から離れない人がいて何も手につかないなら、趣味に没頭しましょう。この方法はあらゆる場面に用いられるものですよね。自分の好きなことに集中していれば、一時的にでもその人物の存在を忘れることができるはずです。

趣味だけでなく、何かに熱中する時間を増やすことで、少しずつ「頭から離れない相手」を頭から離す時間を増やしてみましょう。自然とその人の存在感が薄れていくはずですよ。

今回は、いろいろなパターンの「頭から離れない人」をご紹介してきました。「頭から離れない人」だからといって。必ずしも「運命の相手」ではないことは明らかですよね。

頭から離れない人は、良くも悪くもインパクトが強い人です。インパクトの強さゆえに脳裏に焼き付いて離れない、というからくりです。

でも、「人の印象に残ることができる人」というのは、自分の個性の出し方がうまい人、ということでもあります。人に好印象を与えつつ、良い意味で「頭から離れない人」になれたら素敵ですね。