二人目欲しいセックスレス夫婦がやるべきこと！子作り体験談も紹介

近年は子供が一人の家庭は珍しくなく、「あえて一人っ子で人生設計をしている」という夫婦も少なくありません。

しかし中には、「二人目が欲しいけど、セックスレスだから諦めるしかないのかも…」「収入は十分なのに、セックスレスが原因でもう子供を作れないかもしれないなんて…」と悩んでいる夫婦もいます。

収入が不十分などの理由で二人目を作れないのなら諦めがつくかもしれませんが、セックスレスが原因となるとつらいものがありますよね。

そこで今回は、セックスレスだけど二人目の子供が欲しいと悩む人たちに、解決策をご提案していきます。セックスレスを脱却し二人目を授かりたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

二人目が欲しいけれどセックスレスが原因で子供を作れない…と悩んでいる夫婦の、夫側の本音を集めました。

なぜセックスレスなのか、夫の声からその理由や悩みを探ってみましょう。あなたと同じような悩みを抱えている人がいるかもしれません。

妻を女性として見られなくなってしまった

「子供を育てる妻を見て、あぁお母さんなんだなと思うようになり、女性として見ることができなくなりました。嫌いになったとかではなく、女性としての魅力を感じないというか、家族の一人という認識が強く、セックスしたいと思えません」（30歳/男性/会社員）

子供を出産した妻を女性として見られなくなるというのは、よくあることです。子供を一生懸命育てる妻に、「女性」を感じなくなってしまうのですね。一生懸命子供を育てる姿を見ると「お母さん」という印象が強くなるため、女性として見られなくなるようです。

とはいえ、この理由を正直に言うと、妻を傷つけてしまいかねません。それがわかっているため、「女性として見られなくなった」という本音を隠して毎日を過ごしている男性は多いのです。

妻の「二人目欲しい！」がプレッシャーになって…

「二人目が欲しいという気持ちが強い妻がぐいぐい誘ってくるので、これでもし二人目がなかなかできなかったらどうしよう…とプレッシャーを感じます。子供は授かりものですが、そうは言っても、できなかったら頑張りが足りないと思われそうで…」（26歳/男性/公務員）

子供を作るためにセックスを迫られると、それがプレッシャーになりセックスできない男性も。もしできなかったら夫婦間の空気が冷え込みそうですし、「子供ができないのはあなたのせいなのでは？」なんて思われたくないでしょう。

「二人目が欲しい！」という希望が重たすぎて、妻からの誘いを断り続けてセックスレスになる夫婦も多いのだとか。この男性も、妻からのアプローチに疲れてしまっているのでしょうね。

妻にセックスを拒否されてから誘えなくなった

「子供がいるからとか、育児で疲れてるからとかで毎回セックスを拒まれているうちに、もう誘わなくていいやと思うようになりました。断られる気持ちを分かってほしいですね。今はとても妻とする気にはなれません」（29歳/男性/IT）

子供が生まれると、どうしても妻は忙しくなってしまいます。子供が泣いたらおっぱいをあげたり、オムツ交換、抱っこなど、することがたくさんあります。子供中心の生活になるので、セックスしたいと思えなくなってしまう女性も多いようです。

そういった理由で毎回のようにセックスを断れられると、この男性のように「もう誘わない」と思うようになってしまいがち。最悪の場合、浮気に走る男性もいるようですよ。

立ち会い出産を経験し、トラウマになった

「一人目は立ち会い出産を希望しました。しかし、妻のあそこから子供が出てくるのを真正面から見てしまい、それ以来妻とセックスしたいと思えなくなったんです。ちょっとやそっとじゃこのトラウマは消えない気がします」（31歳/男性/大工）

立ち会い出産を希望する夫婦は多いですが、妻の足元から見守っていると、出血している性器から子供が出てくるのを見てしまい、トラウマになる男性がいます。こちらの男性もそれを見てしまい、セックスする気がなくなってしまったのですね。

こういうことが多いので、真正面から見ないように配慮される場合もあります。しかし、男性が自ら見に行ってしまい、その結果トラウマを負うケースもあるようです。

では次に、セックスレス夫婦の妻側の本音を見てみましょう。セックスレスに悩む妻、夫を拒む女性はどんな本音が隠しているのでしょうか？

夫がその気になってくれなくて…

「妊娠してから夫がセックスをしたがらなくなりました。大きなお腹が気になるからなのかな？と、妊娠中は諦めていましたが、出産後も変わらず。私に女性としての魅力を感じなくなってしまったのかも…」（25歳/女性/主婦）

夫がその気にならず、セックスレスになっている夫婦が多く存在します。「子育てする妻に女を感じない」「忙しそうだから…」などの理由で、セックスする気になれないのでしょう。

せっかくセックスに誘ったのに断られてしまうと、女性は「自分に魅力がないからだ」と悩み、心の傷になってしまうことも。セックスレスの家庭では、このような本音を隠し心に傷を抱えている女性も多いです。

子供中心の生活になりセックスする気にならない

「毎日子供のお世話で忙しく、セックスする気にはとてもなれないです。セックスする時間があったら体を休めたい。夫が育児をもっと手伝ってくれて、余裕があればしたいと思えるのでしょうけど…」（29歳/女性/パート）

育児疲れがひどく、時間があれば寝たいといった理由で、セックスしたくないと思っている人は少なくありません。

日本では育児は妻が主に行うものという傾向がいまだにあり、妻側の負担が重くなりがち。家事育児に追われる毎日を送るうちに心身ともに余裕がなくなり、セックスしたいと思えなくなってしまうのでしょう。

体を見られるのが恥ずかしい

「妊娠線、黒くなった乳首、なかなか痩せない体…。妊娠前とは全く違う体になり、夫に見られたら幻滅されるのではと思いセックスを断っています。毎日ケアをしているので、元に戻ったらしたいです」（24歳/女性/主婦）

セックスを拒む女性は、体を見られるのが恥ずかしいと思っている場合があります。出産を経て体は妊娠前とガラッと変わりますから、そんな体を夫が見て幻滅したら…と心配してしまうのですね。

このような本音は、比較的ラブラブな夫婦の妻が抱えがち。ラブラブだからこそ、自分の体に幻滅してほしくないという気持ちが強いのでしょうね。

子供に見られたらと思うと…

「子供と寝室が同じです。もしセックスしている時に子供が起きて目撃してしまったら…と思うと、セックスしようなんて思えないですよね。そういうのを見せてしまうのって虐待の一種になるらしいですし」（30歳/女性/事務）

子育て世帯でよくあるのが、子供にセックスを見られたらどうしようと心配するあまり、セックスレスになるケース。こちらの夫婦のように、寝室が子供と一緒だと悩みがちな問題ですね。

子供がいない部屋に移動してすればいいのでは？と思う人もいますが、目を覚ました子供が親を探しにくる可能性がありますから、家の中にいる限り「子供に見られたら…」という心配は拭えません。

性欲がない

「なぜか分かりませんが、セックスしたいと思うことがなくなりました。性欲がなくなってしまい、セックスしたいと思えないどころか、オナニーもしたいと思えないです」（28歳/女性/アパレル）

単純に性欲がなくてセックスレスになる夫婦も多く存在します。この女性の場合は、妻側の性欲がなくなりセックスレスになっているようですね。性欲がないとセックスが苦痛になる場合もあり、パートナーからの誘いを断ってしまうのでしょう。

セックスレスの夫婦は、何が原因でそうなってしまったのでしょうか。妊娠前はセックスがあったのに、なぜか一人目を生んでからセックスレスになった夫婦の「よくある原因」について調べてみました。

産後の意識の変化

産後、女性は子供優先になり、夫への関心が薄れがちです。そして、妻が子供につきっきりで、夫が拗ねているような状態になっている場合も。

ただ拗ねているだけなら妻がうまく誘ったりすれば良いですが、産後の妻に「女性」を感じなくなっている場合は厄介です。妊娠前とは体が変わってしまったからなんとなく興奮しないという状態だと、「妻とセックスしたい」と思えなくなってしまうからです。

立ち合い出産

立ち会い出産を希望できる病院、産院がたくさんあります。通常、夫がトラウマを抱えないように、赤ちゃんが出てくる所は見えない位置に誘導される場合が多いです。その場合は問題ないですが、特に誘導してくれない場合もあります。

誘導されないと、男性がうっかり赤ちゃんが出るところを見てしまい、思ったよりグロテクスでトラウマを抱えてしまうことがあるようです。その結果、セックスの時にグロテクスな性器を思い出してしまい、勃起しなくなるケースがあります。そして、セックスレスにつながっていくのです。

ストレスが溜まっている

ストレスが溜まっていると、セックスしたいと思えなくなりがちです。ストレスによって性欲が抑えられてしまっているのでしょう。

育児は精神的な疲れがストレスになりやすく、それが原因でセックスの機会が減り、そのままセックスレスになるケースがあります。育児の精神的疲労は女性側が抱えやすく、夫からセックスに誘われても応えることができない…といったことになりがちです。

疲労

セックスは体力を使う行為ですから、セックスする前から疲れていてはする気になれないでしょう。「育児で疲れている」「仕事で疲れている」など、忙しい夫婦は肉体的な疲労が原因でセックスレスになるケースがあるのです。

ちなみに、セックスレスではなくても、「セックスは疲れるから平日はしない」と決めているカップルもいます。育児も仕事も忙しい夫婦は、セックスどころではないのでしょう。

セックスレスの夫婦が二人目の子供を望む場合、夫婦でどんなことをしていけばいいのでしょうか？子供が欲しいなら、セックスレスになっている現状をどうにかしないといけません。

そのためにやるべきことについて、これからご紹介していきます。二人目を望んでいるのにセックスレスで困っている夫婦は、こちらを参考にしてレス解消を目指してくださいね。

お互いの気持ちを素直に話す

セックスレスになると、お互いに夜の生活について口に出さなくなっていきますよね。「したくてもしたいと言わない」「なぜしたくないのか言わない」という状態では、お互いの気持ちが分からず擦れ違ってしまいがちです。

セックスレスを解消し、二人目が欲しいという夫婦の希望を叶えるためには、まずお互いに気持ちをさらけ出して話し合うことが大切です。そこで初めてセックスしたい気持ち、したくない気持ちについて知ることができるでしょう。

セックスレスや二人目の子供に対するお互いの気持ちが分かれば、解決策が見えてくるはずですよ。

セックスレスを改善する努力をする

セックスレスだけれども二人目が欲しいなら、まず話し合いをし、改善する努力をしていくべきでしょう。例えば、セックスレス解消の方法として、二人の時間を増やす、スキンシップをする、お洒落をしてデートする、などがあります。

また、子供を作るためにセックスする努力をするのもひとつの方法です。その場合、セックスが事務的になってしまいますが、「二人目が欲しい」という望みは叶いやすくなるでしょう。夫婦によってどの方法が向いているか異なりますから、色々試してみてくださいね。

セックスの時間を短くする

疲れがセックスレスの原因になっている夫婦は、セックスの時間を短くするように意識してみてはいかがでしょうか。疲れていると、性欲よりも睡眠欲が勝ってしまいますよね。しかし、睡眠ばかり優先しては二人目が欲しいという希望を叶えることはできません。

セックスの時間を短くしたいなら、お互いに前戯が同時に終わるように「シックスナイン」の体位を取り入れてみたり、セックス前のシャワーや、必要があればメイクなどを素早く済ませたりするのがおすすめです。

コミュニケーションを増やす

たわいないおしゃべりをしたり、キスやボディタッチをしたりなどのコミュニケーションがないと、セックスに誘われてもセックスしたい気分になるのは難しいですよね。そこで「最近コミュニケーションが減ってると思わない？」と話し合ってみましょう。

会話を増やす、ボディタッチをする、キスをする、一緒のベッドで寝るなど、日常の中で触れ合う機会を増やすと、自然とセックスレスが解消できる可能性があります。

セックスする日を決める

二人目が欲しいなら義務化してでもセックスをするようにしないと、なかなかセックスの機会に恵まれません。毎日セックスするのは厳しくても、「○曜日はセックスする」と決め、セックスする機会を設けましょう。

「○曜日はセックスの日」と決めていると、だんだん「○曜日はセックスしないと違和感がある」と思うようになり、自然とセックスするようになっていきますよ。

子供に見られない対策をする

「子供にセックスを見られたら困るから」という理由でセックスレスになっているなら、見られないようにするための対策についてきちんと話し合いましょう。例えば、セックスする時のために専用の寝具を別の部屋に用意したり、子供が入って来ないように鍵を取り付けるなどです。

そうすることで「別室でするようにしよう」「鍵をかけて子供が突然部屋に入って来ないようにしよう」など、セックスレス改善に向けた対策を進めていけるでしょう。

二人目が欲しい夫婦は、できるだけ苦労しなくて済むように、妊娠の確率を上げる方法を知っておくと良いでしょう。知っているのと知っていないのとでは、確実に妊娠のしやすさが変わってきますよ。

着床率が高い日を狙う

妊娠率が高いのは、排卵日の３日前から前日までと言われています。排卵日の３日前から前日までは「危険日」とも呼び、妊娠を望まない夫婦やカップルは、この期間はセックスを避けたりしています。

逆に、子供が欲しいなら積極的にこの期間を狙うべきでしょう。ちなみに、もっとも妊娠しやすいのは排卵日の２日前と言われているので、生理周期がだいたい28日なら生理のスタートから12日目、32日の人なら16日目くらいがベストなタイミングです。

すぐ出来なくても焦らない

欲しいのになかなか子供を授からないと、「欲しいのになかなかできない…」と焦ったり、落ち込んでしまったりします。しかし、子供はそう簡単にできるものではありません。妊娠しなくても「縁がなかったんだな」と思うようにし、いつか来る縁を気長に待ちましょう！

それでも不安なら、念のために夫婦で不妊検査を受けてみましょう。検査で問題がなければいつか妊娠できるということですから、焦らなくても大丈夫です。

夫が喫煙しているなら禁煙する

禁煙は赤ちゃんができてからと考える男性が多いですが、妊娠前から考えていきたいもの。なぜなら、喫煙すると精子の運動量が減ったり、形に異常のある精子が増えて受精しにくくなると言われているからです。

精子に異常があれば、当然のことながら妊娠の確率は低下します。二人目が欲しい夫婦は、禁煙を徹底して赤ちゃんができやすい体を目指しましょう。

生理不順を改善する努力を

あなたがもし生理不順なら、妊娠しにくい体質になっている確率が高いので、改善する努力をしましょう。二人目が欲しくてタイミングを図ろうにも、生理不順を治さないままでは、排卵日が推測しにくいですからね。

生理不順になる原因は、痩せ過ぎや栄養不足、心身の疲労、運動のしすぎ、太り過ぎなど、さまざまです。もし思い当たることがあれば、改善できるように努力してみましょう。規則正しい生活をして、十分な休養をとり、生理不順を改善することで、二人目を授かりやすくなります。

出典：
婦人科ラボ『排卵日はいつ？一番妊娠しやすい日は排卵日何日前？』
https://www.fujinka-lab.com/column_2002/

英メンズクリニック『喫煙は実際にどれくらい精子に悪い？』
https://mens.hanabusaclinic.com/information/喫煙は実際にどれくらい精子に悪い？/

オムロン『生理不順はどうしたら改善できますか？』
https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/menstruation_Q02.html

セックスレスで悩んでいた夫婦がレスを解消し、二人目を授ることができた体験談を集めてみました。セックスレスでも二人目を作った先輩夫婦たちの経験から、ヒントを探してみましょう。

二人で話し合い子作りを再開

「二人目が欲しいのにセックスレスでは駄目だと話し合いをしました。最初は義務的で事務的なセックスでしたが、だんだん楽しめるようになり、子供を無事に授かりました」（30歳/男性/会社員）

二人目が欲しくてもセックスレスでは授かりませんよね。こちらの夫婦はしっかり話し合いをし、あまり気分が乗らなくても最初は頑張ってセックスし、無事に二人目を授かることができたそうです。

二人目を作るには、セックスにあまり乗り気ではなくても頑張ってみたり、妥協を取り入れたりする必要があるのかもしれませんね。

子供の授乳が終わると自然とレスが解消された

「奥さんとあまりセックスしたいと思わなかったのですが、卒乳したのをきっかけにセックスしたいと思えるようになりました。それまで赤ちゃんにつきっきりだったから、無意識に遠慮してたのかも」（32歳/男性/IT）

妻が子供につきっきりだと、遠慮してセックスしなくなる男性も少なからず存在します。赤ちゃんが卒乳すればだんだん余裕も出てきますから、それがきっかけになってセックスレスが解消し、二人目を作れたのでしょう。

それとなく二人目が欲しいアピール

「『子供に妹か弟が欲しいねー』と話しかけたりして、二人目が欲しいとアピールしまくりました。それが効果アリだったのか分かりませんが、夜のお誘いをされるようになり、二人目を妊娠しました」（26歳/女性/主婦）

二人目が欲しいなら、やはり「欲しい」と伝えなければいけませんよね。もし「二人目が欲しい」とアピールしていなかったら、そのまま夫は夜のお誘いをしてこなかったかもしれません。

直接「二人目が欲しい」と言いにくければ、子供を利用してアピールするのも手かもしれないですね。

身だしなみをキレイにするようにした

「妊娠前のようにお洒落をしっかり頑張って、女性らしさをアピールしました。旦那も気づいて『最近キレイだね』と言うようになってくれて、妊娠前のようなラブラブに。レス状態を解消できたし、二人目も授ることができました」（24歳/女性/主婦）

子供ができると育児が大変で、お洒落ができなくなってしまう女性は多いです。そんな妻を見て夫は「所帯じみて興奮できない」と感じ、セックスレスになることがあるようです。

こちらの女性は、お洒落できないのがセックスレスの原因だと気付き、妊娠前のように身だしなみを整えてみたのですね。その結果、妊娠前のようにラブラブな生活になり、セックスレスを解消して、念願の二人目も授かることができたようです。

二人目の子供が欲しいなら、セックスレスの解決策を考えていくことが大切です。お互いに「気分じゃない」「疲れてるから」と先延ばししていませんか？赤ちゃんと出会うために、早めに解決方法を考えましょう。

子作りは人生設計に関わる重要なもの。将来に関わることですから、悔いのない充実した人生を送れるように夫婦でよく話し合いましょう。