不妊様の意味とは?怖いと思われる特徴や重視すべき問題点を解説!

不妊様の意味とは?怖いと思われる特徴や重視すべき問題点を解説!

世の中には不妊に悩む女性がたくさんいます。そんな女性達の中には、不妊に悩むあまり性格がこじれて周りに気を遣わせる「不妊様」と呼ばれる人もいるようです。今回は、不妊様になりやすい女性の特徴や原因、不妊様になってしまった女性の体験談などをご紹介。また、本当の問題点や克服方法についても考えていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。


そもそも「不妊様」の意味とは?

「不妊様」という言葉を聞いたことはありますか?妊娠や出産はごく自然なことのようですが、世の中には望んでも子供ができなかったり、長くて辛い不妊治療を行う女性はたくさんいます。

そうした人々の中で、子供ができないことに悩みすぎて性格を拗らせてしまい、他人に対する言動を問題視されている存在が「不妊様」です。

不妊様の「様」は、横柄な態度などを皮肉ってわざとつけられており、一般的に不妊治療を行なっていたり、子供ができない人を表す言葉ではありません。

今回は、そんな不妊様の意味や、しばしば周囲の人から怖いと思われてしまう不妊様の特徴、本当に問題視すべき点などを、まとめてご紹介していきたいと思います!

不妊の悩みが続きこじらせた状態の女性


不妊様とは、不妊が長く続いてしまったがゆえに、悩みすぎて性格をこじらせてしまった状態に陥った女性のことを指します。

ここで、不妊に関する基礎知識をご紹介しておきます。一般的な不妊の定義は「避妊せずに子作りを定期的に行なっているが、1年以上妊娠しないこと」です。

不妊の原因は大きく分けると2種類。病や怪我などが原因で子供が産めない場合と、ストレスなどによってホルモンバランスが乱れ、妊娠が難しい場合の2種類が挙げられます。

前者の場合には妊娠できない理由が明確なため折り合いがつけやすいですが、後者の場合は「子供ができるはず」という期待と常に戦わなければなりません。

不妊様の多くも周りからのプレッシャーを受けながら期待と失敗を繰り返すことでストレスが蓄積され、結果的に性格を拗らせてしまうことが多いとされています。

常に開き直った態度をとる


不妊様になると、「子供ができない」「妊娠できない」という感情から、開き直って不遜な態度を取ることが多々あります。

不妊治療を受けている女性は、妊娠や出産、子供の話題にどうしても敏感になってしまうものです。自分が子供が欲しくてたまらない状況で知り合いの妊娠が発覚したとき、内心穏やかではいられません。

ですが、そうした時に相手への「悔しい」という感情に支配され、お祝いの言葉もなく相手の悪口を言って傷つけてしまう…そんな女性は、「何様なんだ」という意味を込めて「不妊様」と呼ばれてしまいます。

「妊婦様」の意味とは


不妊様と同等のニュアンスを含んだものとして「妊婦様」という言葉もよく知られているのはご存知ですか?妊婦様とは、「妊娠している」ということを免罪符に横柄な態度をとったり、我がもの顔で過度に権利を主張する人のことを指しています。

これも、不妊様と同じように、妊娠している女性すべてを表す言葉ではありません。マタニティハイになり「自分は特別」という主張を強調する妊婦さんの言動を理解できないと感じた人が使い始めた名称です。

特に、職場や公共の場所などで仕事や周囲への配慮に欠けた行動を取る人や、迷惑行為に走る人は「妊婦様」と呼ばれて批判される傾向が見られます。

怖い!?不妊様になる女性の特徴《前編》

不妊様の言動は、時に周りの人たちから「怖い」と恐怖すら覚えられることもあるようです。人は精神的な余裕がなくなると、おのずと利己的な発言が目立つようになります。これは、不妊様ではなくても私たち全員に共通する部分でしょう。

自分の鬱憤を晴らすための言動は人を傷つけます。自分勝手になるので他人への気遣いも次第になくなり、周りの人は「関わりたくない」と感じてしまうのです。

では、不妊様になる女性の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?前編と後編に分けて、不妊様になる女性の特徴について考えてみます。

周囲の妊娠や出産を妬んでしまう


周りの友人や知り合いから妊娠や出産の報告を受けると、温かい気持ちになって「おめでとう!」と言わずにはいられませんよね。ですが、不妊様の場合にはそうした気持ちになることが難しく、「悔しい」「妬ましい」という感情に染まってしまうことがあります。

ですが、誰でも言葉と本心が異なるときはあるでしょう。傷つきながらも、「おめでとう」の言葉を絞り出す不妊の女性は多いはずです。不妊治療や妊活を行なっている時期は誰でも不安定になりますから、妬ましく思っても「思うだけ」なら問題ありません。

ですが、不妊様の場合には「おめでとう」と言わないばかりか、妬みや羨望を口に出したり、悪口を言いふらしたりする行動に走ってしまうことがあります。

これでは、「どうしてそんなことを言うの?」と周りの人が離れてしまうのも仕方がありません。辛い精神状態であっても、自分の都合で人を傷つけて良いわけではないですよね。

感情の起伏が激しく情緒が不安定


妊娠をするためには女性ホルモンがとても重要になります。治療の一端としてホルモン剤の投与が行われることがありますが、それによってホルモンバランスが崩れ、心身ともに不安定になってしまう人も少なくありません。

「不妊である」という事実だけでなく、不妊治療そのものも女性の身体に大きく影響を与えます。その結果として、日々のストレスやイライラが蓄積されて不妊様と呼ばれるようになってしまうのです。

幸せそうな家族連れを見るのがいや


「子供がほしい」という一途な願いから不妊治療をしている女性にとって、「幸せそうな家族連れ」は自分が欲しくてもまだ手に入れられていないものですよね。

「羨ましい」という感情自体は悪いものではありません。人は羨望によって大きく成長し続けることもできます。ですが、「羨ましさ」が嫉妬に変わると自分の感情のコントロールが難しくなり、「目にするもの嫌」になってしまうのです。

同じ不妊治療をしている女性でも、子供のいる家族をみて「いつか自分もあんな家族を築きたい」と前向きな気持ちになる人もいます。一方で、他の家族の姿を見るのが不快と感じてしまうのは、羨望をこじらせてしまった不妊様の特徴といえるでしょう。

妊婦さんを見るとイライラする


不妊治療中の女性にとって、妊婦さんは「自分がなりたい未来そのもの」です。子供を望む女性のもとに新たな命が平等にやってきてくれることが一番の理想ですが、妊娠のしやすさは体質や年齢によって異なります。

また、健康な30歳の女性が1ヶ月で妊娠する確率は20%に止まり、年齢を重ねるうちに確率は下がっていくケースが多いとされており、不妊の女性は常に年齢に対する不安を抱え焦燥感に駆られてしまうのです。

妊娠を望んでいる人が妊娠できなかったり、妊娠を望んでいない人が妊娠することもあるでしょう。これらは一見すると理不尽なことにも思えますが、自らの意思ではどうにもならないことを妬んだり恨むことは自分のためにはなりません。

頭ではわかっていても、妊婦さんを見たときに「これだけ妊娠を望んでいる自分が妊娠できないにどうして」という負の感情に支配されてしまう。これも不妊様の特徴といえます。

怖い!?不妊様になる女性の特徴《後編》

では、続いて不妊様になる女性の特徴の後編を続けていきましょう。

前編では「自分が望んでも手に入れられないもの」に対する妬みや羨望などを紹介しました。後編でも、他者に対する不妊様の言動などをさらに詳しくみていきます。

妊娠目的のセックスのみを行う


子供は夫婦の営みの中で生まれるものです。子供は言わば、夫婦の愛の結晶ともいえるでしょう。ですが、不妊様は不妊治療に専念する過程で、愛の営みとしてのセックスではなく「妊娠するためのもの」と割り切っている傾向があります。

たとえば、普段は夫とのセックスは受け入れることなく、排卵日のときにだけ妊娠目的のセックスを行うといった状態がそれです。もちろん、これは女性だけに見られる傾向ではなく、男性側にセックスを拒否されるというケースも思い浮かびますね。

愛のあるセックスによって子供を授かるというのは理想論かもしれませんが、セックスを妊娠目的だけのものと割り切りすぎると、お互いを傷つける要因になってしまう可能性が生じるでしょう。

マタニティマークにイライラしてしまう


私たちはマタニティマークを街中のいたるところで目にしますよね。交通機関、職場や飲食店などによく表示されており、目的は「妊婦さんにやさしい環境づくりを推進する」ことです。主にポスターなどを用いてそうした取り組みが呼びかけられています。

ですが不妊様は、そうしたマタニティマークにすらイライラしてしまうことがあります。不妊様にとって「不妊であること」を刺激する類の情報は、すべて自分自身のストレスを刺激するものになり得るのです。

夫に八つ当たりしてしまう


不妊治療は妻である女性が一人で行うものではありません。夫婦がお互いに支え合い協力しあう中でこそ、安定した不妊治療が行えますよね。

ですが、「子供がほしい」という気持ちが夫婦ですれ違っていたり、認識や温度差にずれが生じていると、夫婦間に不協和音が生まれるきっかけになります。

「自分はこんなにも子供が欲しいのに協力してくれない」など、夫の理解が足りないと感じて八つ当たりをしたり、心無い言葉を投げかけてしまう、これも不妊様の特徴の一つと言えるでしょう。

ただし、これにも原因はあります。たとえば、不妊治療は夫婦で行うものとされる一方で、「子供ができないのは女性側のせい」と一方的に原因を女性に押し付ける風潮や、年齢に対する焦りを男性がリアルに感じることが難しいといった状況などが原因の一部です。

子供がいないメリットを強調する


不妊様の中には「もう自分には子供ができないかもしれない」という諦めや未来への絶望感から、開き直って子供の存在自体を否定しようとする人もいます。

「子供がいないから友人と夜に出かけられる」「子供なんて手がかかるだけ」などと、自分自身も妊娠を希望する身でありながら、無神経な言動を繰り返してしまうのです。

ですが、こうした言動の多くは、自分の妊娠が発覚した際に一変することがほとんどだと言われます。本当の気持ちは「子供が欲しくてうらやましい」だけなのに、妬ましさを認めることができずに攻撃的になってしまうのでしょう。

不妊様になってしまう原因とは?

不妊様と呼ばれる女性たちも、最初からそうだったわけではなく、何かしらの原因によって不妊様に変わってしまうというケースがとても多いです。ではなぜ不妊様になってしまうのでしょうか?

不妊様になってしまう原因としては、身体的・精神的なストレスのような内的要因だけではなく、周囲の人との関わり方などの外的要因も関連していると言われています。

生活習慣からくるホルモンバランスの乱れ


生活習慣の乱れは、ホルモンバランスの崩壊に繋がります。女性にとってホルモンバランスの崩れは妊娠を難しくするだけでなく、情緒不安定やイライラを引き起こす原因のひとつです。

また、ホルモンバランスは生理周期などにも影響を与えるので、日頃から生理周期に特に気を遣っている不妊女性にとっては不安材料になりますよね。

普通の女性でも、ホルモンバランスの急激な変化による影響は、生理前から生理中にかけて月ごとに体感していると思います。人によって差はあれど、同じ女性として体調不良や精神的に不安定になる気持ちは理解できる方が多いかもしれません。

夫とのコミュニケーションが少ない


夫婦の間で円満なコミュニケーションが取れているだけでも、女性の精神的なストレスは多少なりとも軽減されますよね。相手への信頼感が高まると、自然と自分自身の心にも余裕が生まれるものです。

一番理解してほしい人に自分の気持ちを理解してもらえないというストレスは、不妊様を生んでしまう大きな要因のひとつです。

特に、不妊治療に対して夫が消極的な場合には、思うように不妊治療が続かなかったり、精神的に孤独な状態に陥るケースが多々あります。そのような状況では、他者に対する思いやりを持つことが難しくなり、不妊様化してしまうのです。

女性としての価値に対する自信の揺らぎ


妊娠できない自分に対して「自分は女性として価値がないのでは」「女として何か欠けているのではないか」と感じる不妊様は少なくありません。

そうした考えに直面するたびに、女性としての自分の価値に自信がもてなくなり、やがて自信を失ってしまいます。

女性としての自信を失うことで、妊娠や出産など女性に関連した話題に対する敏感さは増していってしまいます。それと共に、傷つく自分を守ろうとして被害者意識も高まるので「バカにされた」と感じることも多くなり、他人に攻撃的になる傾向が出てきてしまうのです。

期待と失敗の繰り返しによる精神的疲弊


不妊治療を行なっている間は、「今度こそ妊娠しているかもしれない」という期待と、「またダメだった」という失敗を幾度となく繰り返すことになります。

「次はまた頑張ろう」と思えるうちは良いですが、何度も何度も繰り返されると精神的な疲弊につながって、全く余裕のない状態に陥ってしまうのです。

年齢のタイムリミットが迫る中で、何年も精神的に疲弊した状態が続くと、いつも通りの自分を保てなくなってしまいます。そんな気持ちを、同じ女性として共感できる方も多いでしょう。

不妊様になってしまった!女性の体験談

ここからは、自分が不妊様になってしまったことに気づいた女性たちの体験談を紹介していきます。

自分が外から見ていた時には、非難する立場を取ったり不快に感じたりしていたのに、いざ当事者になってみて「あの人はあの時こんな気持ちだったのか」と共感したことはありませんか?

不妊様も同じです。自分が不妊治療をしていく中で、以前のような精神状態を保てなくなり、周りから指摘されたり、あるいは自ら「これって不妊様なのかも」と気づくことがあります。

高額な不妊治療がストレスで…


「不妊治療にはお金がかかります。子供が欲しいという願いはお金には変えられませんが、やはり自然に妊娠して子供を授かっている人を見ると、どうして私だけ!と攻撃的な感情が抑えられなくて…」(31歳/女性/専業主婦)

2020年9月現在、不妊治療は国から疫病認定されていないことから、健康保険適用外となり多額の治療費がかかるケースがとても多いです。高額な治療費が夫婦の大きな負担となり、トラブルの原因となることも少なくありません。

妊娠しない焦りから


「3年ほど不妊治療を続けています。もうすぐ30歳後半に差し掛かるのですが、第2子や第3子を授かる友人を見るのもお祝いするのも辛くて、今は連絡を絶っています」(女性/34歳/看護師)

医療の発達によって高齢出産のリスクは軽減されているとはいえ、妊娠率が年齢によって多く低下してくことには変わりありません。そのため、妊娠できないことに対する焦りを強く感じるようになると、周囲の友人を遠ざけてしまうといったケースも多くありました。

友達の出産報告を喜べなかった


「不妊治療中に、友人の出産報告を受けました。頭が真っ白になって、『おめでとう』なんてとても思えませんでした。むしろ不妊治療している私に対してそんな報告してくるなんて無神経だと、怒りすら覚えていました」(29歳/女性/保育士)

不妊治療をしている人にとって、妊娠や出産の報告はストレスになります。ですが、自分自身が妊娠・出産した時に、周りの人が祝福してくれなかったらどう思うでしょうか。辛かったとしても、嘘でも「おめでとう」と言うのが義理だとも考えられますね。

ですが、不妊様の場合には「出産報告をしてくる相手が無神経」と受け取ってしまうことがあります。こちらの女性も自分の気持ちに折り合いをつけられず、攻撃的な感情を覚えてしまったようです。

街中で妊婦さんを見かけたときに…


「街中で妊婦さんを見かけた時には、どうしようもなくイライラしてしまいます。たとえ重い荷物を持っていたりしても、助けようとする精神的な余裕が自分にあるかどうか…。これって不妊様なんでしょうか?」(女性/37歳/デザイナー)

街中で妊婦さんを見かけた時にイライラしてしまうのも不妊様の特徴のひとつです。こちらの女性の場合は「イライラする」だけにとどまっていますが、ひどい場合には相手にわざとぶつかったり、直接的に嫌がらせなどを行ってしまったケースも報告されています。

不妊様が悪いわけではない!重視すべき問題点とは?

不妊様の言動は周囲の人を不快にしているとはいえ、本当に不妊様と呼ばれてしまう女性だけに責任があるのでしょうか?

もともと精神的に安定していた女性でも、何かしらの原因で不妊様になってしまう女性もいます。実のところ、これは本人の問題だけではありません。不妊女性を取り巻く環境や周囲の人の影響が大きく関わっているのです。

では、不妊様について私たちが重視すべき問題点には何があるのでしょうか?

不妊に対するモラルハラスメント


世の中には、不妊の女性に対して理解を示そうとせずに、モラルハラスメントと言うべき暴言を吐く人たちがいます。

こうした人たちは、一部の「不妊様」に対する暴言だけでなく、不妊に悩む女性たちの発言に対してもわざとひどい言葉をかけるのです。心無い発言を受けて、ただでさえ不安な状況にある当事者の女性たちは深い悲しみや怒りを感じるでしょう。

不妊に対するモラルハラスメントは、職場の人間関係や友人関係だけにとどまらず、一番の理解者であるべき夫から受けることもあり、大きな精神的苦痛になっていくのです。

周囲のプレッシャー


「なぜ子供が産めないんだ」「どこかおかしいんじゃないのか」といったような発言は、不妊治療をしている女性を苦しめます。

前時代的な感覚を持っている職場の上司や親などは、悪意がなくともこうした発言をすることが少なくありません。職場などでは、女性の妊娠や出産が仕事に影響することも要因の一つです。

結婚したから当たり前のように子供が生まれるというものでもありません。ですが、周囲の人間からのプレッシャーがなくならないのは、依然として「結婚イコール出産」という方程式が成り立っている証拠だとも言えるでしょう。

高額な医療費による経済的負担


高額な医療費によって家庭の財政が圧迫されることも、不妊治療によるストレスを生む原因のひとつです。

近年、不妊治療に対する助成金や医療費控除などが導入され始めていますが、いくつかの条件を満たしている必要があったりと、申請方法も複雑で手間もかかります。

何年も不妊治療を続けるために、高級車1台分程度の金額を費やしたという例もあり、人によってかかる医療費に違いが生じてしまっているのも事実です。

夫婦関係の悪化


不妊治療は夫婦が力を合わせて行うものと言い切りたいところですが、残念なことに、不妊治療によって夫婦関係が悪化してしまうケースも多くあります。

「子供が欲しい」という願いに対する温度差や、金銭的な問題など、夫婦にとって乗り越えなければならない壁がいくつもありますよね。精神的・肉体的に十分な休息が取れないこともあるでしょう。疲弊し余裕がなくなる中で、お互いをイライラのはけ口にしてしまうのは、まさに悪循環です。

あなたは当てはまる?不妊様チェック

不妊様について解説してきましたが、話が進む中で「もしかして自分も当てはまるのではないか?」と感じた人もいるのではないでしょうか?

不妊様に明確な定義はありませんが、簡単なチェックに答えて自分の不妊様度を測ってみましょう。

10の質問に答えて不妊様度チェック


不妊様度を測るために10の項目を用意しました。

それぞれの問いに対しては、「はい」か「いいえ」で答えてみてください。そして、自分が「はい」と答えた回数を数えてみましょう。

【不妊様度チェック】

・不妊治療に対するストレスで精神的に余裕がないと感じる
・不妊治療に関する経済的な負担が大きく金銭的なストレスを感じる
・妊婦をみるとイライラすることがある
・友人と食事をするときには、子供は連れてきてほしくない
・家族連れをみて嫌な気持ちになったことがある
・自分が妊娠したら祝福して欲しいが、自分自身は他人の妊娠や出産を祝福できない
・不妊治療のストレスから夫に八つ当たりをしたことがある
・子供のいる友人とは距離を置いている、連絡を無視している
・子供の話をされると思わず「子供はいない方がいい」という趣旨の発言をしてしまう
・日頃からイライラして周りに気を遣わせていると感じる

1〜3個当てはまったあなたは不妊様予備軍


1〜3個の項目に対して「はい」と答えたあなたは、不妊様ではありません。ですが、不妊治療や環境からストレスを感じている状態にあり、精神的な疲労が重なれば不妊様になってしまう可能性があります。

自分自身のストレスの原因を取り除いて、不妊様にならないように負担の少ない生活を送るようにしましょう。

4〜6個当てはまったあなたは不妊様の可能性アリ


4〜6個の項目に対して「はい」と答えたあなたは、不妊様の可能性があります。ストレスが重なって精神的な余裕がないときや、他人の妊娠や出産に対して敏感になったときなどに、不妊様の言動を取ってしまっているかもしれません。

不妊様になってしまう原因をもう一度見直して、「自分はどうして攻撃的な感情が生まれてしまうのか」を考えてみましょう。

7個以上当てはまったあなたは不妊様の傾向大


7個以上の項目に対して「はい」と答えたあなたは、不妊様の傾向が強いです。残念ながら、精神的にあまり余裕がなく、周囲の人に気を遣わせたり八つ当たりしてしまっている可能性もあります。

ストレスの原因を突き止めると同時に、生活環境を改善したり、周囲の人との対話などを通じて自分を理解してくれる人を見つけましょう。

不妊様から脱出するためにとるべき行動

不妊様であることは、周囲の人だけでなく自分自身も不幸にしてしまいます。できることなら不妊様から抜け出して、少しでもストレスの少ない状況で不妊治療に向き合えるようにしましょう。

それでは、最後に不妊様から脱出するためにとるべき行動をご紹介します。

感情的にならないようにする


不妊様の大きな特徴として、敏感な話題や状況に遭遇したときに、理性ではなく感情が先行してしまっているということがあります。

ホルモンのバランスが不安定であったり、ストレスが溜まった状態で感情を抑制するのは難しいかもしれません。ですが「妬ましい」「羨ましい」といった攻撃的な感情は、感情的になればなるほど歯止めが効かなくなるものです。

人を羨んだり妬むことはやめて、「自分が妊娠して幸せになった姿」を想像し、少しでも攻撃的な感情を沈める努力をしましょう。

周囲から不妊を理解してもらう


不妊に苦しむ人が多い一方で、正しく不妊について理解する人の少なさは世間でも問題視されています。「子供はまだなの?」というようなプレッシャーをかけてくる人に対して、ストレスを抱えながら曖昧に返事をするのはやめましょう。

今の自分の状況をきちんと説明をして、「不妊治療をしている」という状態を理解してもらうことがとても重要です。

ストレスの原因を探る


自分がどんなことに一番ストレスを感じているのかを知ることは、不妊様から抜け出す近道だと言えます。

他人に対して誰彼構わず攻撃的になったり、周囲の人に気を遣わせてしまうのは、行き場のないストレスや感情を無意識のうちに近くの人に向けてしまっているためです。

なので、一度自分のストレスと向き合って冷静に考えてみましょう。そしてストレスの原因を取り除くためには何をするべきなのかを書き出したり思い浮かべたりして、自分にとって最善の状態に戻るために行動してみてください。

パートナーと良好な関係を築く


不妊治療をしていく中でもしも夫婦の関係が悪化しているとしたら、不妊治療よりも先に、夫婦仲の修復に努める必要があるかもしれません。

このさきに出会う赤ちゃんのことを考えて、もしも生まれたときに親の関係が冷え切っていたらどうでしょうか。幸せな家族になれるのでしょうか。

何より、あなた自身はいま幸せですか?自分が幸せでなければ、あなたの子供も幸せにはなれません。不妊様を脱出するために、パートナーに自分を理解してもらうことは大きな手助けになるでしょう。

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