涙もろい人の特徴とは？【男女別】泣く原因や心理・改善方法を紹介！

あなたは人前でもすぐに泣いてしまう、いわゆる「涙もろい」タイプですか？大人になって社会に出るようになると、涙もろいことが恥ずかしいと感じる人もいるようです。

涙もろい人にはどんな心理があるのでしょうか。今回は、涙もろい人に焦点を当てます。また、直したいと思っている人のために、改善方法も探っていきましょう。

そもそも「涙もろい」の意味とは

まず初めに、「涙もろい」の意味を説明します。

「涙もろい」とは、ちょっとしたことでも涙が出てしまうこと。他にも、「情にほだされやすい」とか「感動しやすい」「情に弱い」という意味も含まれています。我慢しようと思っても涙が出てしまったり、ことあるごとに涙を流してしまう人は、「涙もろい人」と言えるでしょう。

涙もろいことは良いこと？悪いこと？

涙もろいことは決して悪いことではありません。感受性が豊かだと捉える人もいますし、人の気持ちが分かる人と捉える人もいるため、むしろ良い印象を抱いている人が多いのではないでしょうか。

とはいえ、ある程度の大人になると、TPOに応じて涙を我慢しなくてはならないことがありますよね。そのため、涙もろい人本人は「泣きたくないのに涙が出てしまう」と悩んでしまうことがあるようです。

また周りも、泣かれてしまうことで気が引けたり、言いたいことを言えずに終わってしまうこともあります。良い悪いと一概に判断はできませんが、涙もろい人本人が「改善したい」と思うことは多々あるようです。

では、涙もろい人を見て周りの人はどう感じているのでしょうか？様々な意見や捉え方を紹介します。

感情が豊かだなと思う

「自分が冷酷なのか滅多に涙することがないため、涙もろい人を見ると感情豊かだなぁと感じる」（27歳/男性/美容師）

冷静な人や客観的視点を持つ人には、涙もろい人は感情豊かに映るようです。この男性は、その様子を見て「羨ましい」とすら感じているかもしれませんね。

涙もろい人は自分の感情に素直であると言え、周りからは純粋だと思われることも多いです。

軽く指摘しただけで泣かれると困る

「仕事で軽く指摘しただけで泣かれてしまうと、そこから何も言えなくなってしまうから正直困ります」（31歳/女性/ネイリスト）

仕事上、相手がミスをしたりトラブルを起こした際には、指摘や注意しなければならない時がありますよね。そんな時に相手が涙もろいタイプだと、「困る」と感じるでしょう。

言わなければならないことを言っただけなのに泣かれてしまうと、周りからまるで悪者扱いされることもあります。涙もろい人自身も、「泣きたくない」「泣いてはダメだ」と心の中で思っていることも考えられるため、お互いに「涙が邪魔」と感じていることでしょう。

涙もろい人に悪い人はいないと思う

「人のことでも、映画とかテレビの中のことでも感情移入して泣いている姿を見ると、人の気持ちを理解できる人なんだなって思うから、悪い人はいないと思う」（24歳/男性/介護士）

涙もろいことに悩んでいる人にとって、この意見は朗報ですね！人の立場になって考えられるのは、感情移入することができるからだと捉える人もいます。そのため、涙もろい人には優しい人や心が広い人が多いイメージを持つのでしょう。

一人でいろいろ抱え込んでいそう

「ちょっとしたことでも泣く涙もろい人は何かを抱え込んでいるのかなって、ちょっと心配になる」（26歳/女性/販売）

涙もろい人は、悩みごとか何かを一人で抱えこんでいるんじゃないか、と心配する人もいます。確かに、急に泣かれたり、不意に涙している様子を見れば、「悩んでいるのかな？」「精神的に疲れてるのかな？」と気になってしまいますよね。泣く状況や頻度によっては、周りに心配を与えていることもあるようです。

ではここからは、涙もろい人の特徴を見ていきます。男性と女性とでは、涙もろい人の特徴に少し違いがあるようです。

まずは、涙もろい男性の特徴から見ていくことにしましょう。

プライドが高い

涙もろい男性には、プライドが高い人が多く見られます。

何かに挫折した時や負けた時などに悔し涙を流す男性は、「負けたくなかった」「あの時こうしていれば」といった感情があって泣いているのでしょう。負けず嫌いな性格とも言えますが、自分のプライドが許さない、またはプライドが傷ついたことで泣いている可能性も高く、自分に厳しいタイプと言えます。

涙もろいのは、後悔や反省といった思いを頻繁に抱いているからであり、努力家で向上心がある男性も多いです。

情に厚い

涙もろい男性には、情に厚いという特徴も見られます。特に、自分と繋がりが強い人が苦労していたりすると、涙を見せる男性が多いです。

これは、相手のことをよく知っているからこそ出る涙ですよね。相手が弱っている時や苦しんでいる時に、つい「辛いだろうな」と感じて涙するのです。

情に厚い男性には優しい人が多く、また一度できた絆や関係を大事にする傾向にあります。涙もろい姿を見て、周りもまた「こいつはなんていい奴なんだ」と感じ、絆が深まることも多いです。

素直で真っすぐ

素直で真っすぐな性格も、涙もろい男性の特徴です。目の前のことの必死になったり、物事や人に裏があるとは思わないピュアな面が見られます。

自分の感情も素直に受け止めるため、「悲しい」「感動した」「嬉しい」といった感情の時は涙もろい姿を見せるでしょう。それを見た周りは、かわいいとすら思うくらい純粋だと感じるはずです。まるで子供のような汚れていない真っ白な心を持っているため、涙もろいのかもしれませんね。

正直者

男性で涙もろい人は、計算して泣いているわけではないと言って良いでしょう。泣こうと思って泣けるものでもないですし、女性以上に「人前で泣くのはみっともないこと」という考えを持つ男性が多いので、できれば「泣きたくない」と思っているはずです。

そんな中でも涙もろいのは、正直者だからでしょう。感情を押し殺したり、何かで紛らわしたりすることができない正直者だから、涙もろいのです。「涙もろい人に悪い人はいない」という印象を持つ人が多いのは、こうした人間味溢れる正直さが連想されるからかもしれませんね。

続いて、涙もろい女性についても見ていきます。女性ならではの特徴もあるようです。涙もろい女性にはどんな特徴があるのでしょうか。

寂しがり屋

涙もろい女性には、寂しがり屋な人が多いです。一人でいることに寂しさを感じることはもちろんのこと、共感が得られなかったり、理解ある話し相手がいないことで「寂しい」と感じることもあるでしょう。

女性には、言葉にして吐き出すことで、寂しさや不安を解消する人もいます。そのはけ口が無いためにため込んでしまい、最終的に泣いてしまうのでしょう。また、寂しがり屋なため、甘えん坊な姿が見られることもあります。泣くことで甘えている場合もあるでしょう。

涙は女の武器だと思っている

涙もろい女性の中には、涙は女の武器だと思っている人もいます。これは男性にはない計算された涙です。

よく「泣けば何でも許されると思って！」と非難する人がいますが、このような計算された涙が実際にあるからこそ出てしまう言葉でしょうね。「自分のミスを涙で流してしまおう」というわけです。このように悪巧みして涙を流す女性が少なからずいるため、涙もろい女性は男性のようには信用されにくいのです。

わがまま

涙もろい女性の中には、わがままな女性も多く見られるでしょう。涙を流すことで自分の意見を通しやすくしたり、周りを味方につけようという意図があると考えられます。

どんな方法を使ってでも自分の思い通りにしたいと考える女性や、悪者になりたくない女性などに、涙もろいという特徴が見られるでしょう。状況が悪くなった時に泣かれたら、「わざと涙を流している」と捉えた方が良さそうです。

甘やかされてきた

涙もろい女性には、周囲から甘やかされて育ってきた人も多いです。「大事にされてきた」とも言えますが、打たれ弱かったりちょっとしたことで泣いてしまうのは、怒られることや指摘されることに慣れていないからとも言えます。

社会人になると、時には厳しく注意や指摘をされることもありますよね。そんな時に甘やかされてきた人は、すぐに泣いてしまいます。言う方も気を使ったり「これ以上言うと泣かれるからやめておこう」と我慢を強いられることもあるため、厄介だと感じる人もいるでしょう。

あなたは、自分を「涙もろい人」だと思いますか？

ここで、あなた自身が涙もろいかどうかをチェックしてみましょう。当てはまる項目がいくつあるか数えてみてください。その個数によってどの程度涙もろいかを診断していきます。

・映画や漫画などの感動的なシーンを見て涙することがある
・人が泣いているところを見るとつられて泣いてしまう
・怒られたり注意された時につい涙が出てしまう
・家族や恋人の病気や死を想像するだけで涙が出る
・悔し涙やうれし涙を流すことがよくある
・人の気持ちが痛いほど分かってしまうことがある
・結構ストレスが溜まる方だ
・我慢するのがあまり得意ではない
・時としてわざと泣くことがある
・どちらかというと寂しがり屋

以上、あなたは何個当てはまりましたか？

0～1個【涙もろい人度10%以下】

ほとんど当てはまらなかったというあなたは、涙もろい人ではないでしょう。涙を流すことや人前で泣くことを、恥ずかしいと思っているのではないでしょうか。

精神的にも大人であるあなたは、他の方法で上手にストレス解消ができていると言えます。ただし、そんなあなたを見て「感情が乏しい人」「クールな人」といった印象を受ける人もいるため、泣く以外の感情表現はしっかりと見せるようにすると良いでしょう。

2～4個【涙もろい人度30％】

状況や場面によって泣いてしまうこともあるあなたは、まだ「涙もろい人」という印象を周りに与えてはいないでしょう。2～4個当てはまったあなたは、一人でこっそりと泣いたり、涙を我慢する場面も多いのではないでしょうか。

このくらいの涙もろさは、周りから好感を持たれやすいです。ちょっとしたことで泣く人よりも、時々見せるその涙に心打たれる人も多いでしょう。あなたは上手に感情をコントロールできていますね。

5～7個【涙もろい人度60％】

5～7個当てはまったというあなたは、結構涙もろい人だと言えます。人の気持ちを理解し、人の立場になって物事を考えることができる人であり、周りからの信頼も厚いことでしょう。そのため、泣いているあなたの姿を見て心配して声をかけてくれる人も多いはず。

ただし、状況によっては涙をこらえるべき時があります。シチュエーションによって涙を我慢することも覚えていきましょう。

8～9個【涙もろい人度80%】

あなたはかなり涙もろいタイプの人です。周りからも「よく泣くな」と思われているでしょう。辛いことや悲しいことがあって泣くだけでなく、感動的なことがあったり人が泣く姿を見るだけでも泣いてしまうあなたは、感情移入しやすい人でもあります。そのため、なかなか上手に感情をコントロールできなかったり、表に感情を出してしまうことがよくあるでしょう。

「人間味溢れる人だ」と捉える人もいれば、「ちょっとめんどくさいな」と捉えてしまう人もいるため、少しずつ感情や涙をコントロールできるようになると良いですね。

10個すべて【涙もろい人度100%】

あなたは完全に涙もろい人と言えます。感受性が豊かで、自分のことではなくても泣いてしまうことが多々あるでしょう。どんな状況でも、たとえ人前であっても涙もろい姿を見せてしまうあなたは、周りから「それって本当に泣いてるの？」と疑われてしまうほど、泣く機会が多くなっています。

あなた自身も、「泣きたくないのに…」と涙を我慢できずに困る時があるのではないでしょうか？そんな時のために、泣いてしまいそうになった時の対処法をのちほど紹介します。

ここで、涙もろい人の涙もろい原因や理由を見ていくことにしましょう。原因や理由が分かれば、「涙もろいのを直したい！」と思っている人の解決策も見えてくるはずです。どんな原因や理由があるのか、探ってみましょう。

ストレスを溜め込んでいる

何かとストレスを溜め込んでいませんか？言いたいことが言えなかったり、嫌な状況に耐えることが日常になっていて、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいる可能性が考えられます。

ストレスを溜め込むと、精神的にもろくなってしまうのは当たり前です。ちょっとのことでも泣いてしまうのは、「これ以上耐えられない」と心がSOSを出している証拠。少し休んだり、ストレス発散法を身につける必要がありそうです。まずは、思っていることを言葉にして吐き出すという方法から試してみると良いでしょう。

怒りや厳しい指摘に恐怖心を抱くから

人の怒りや厳しい指摘に恐怖を感じてしまうために、涙もろくなっていることも考えられるでしょう。これまで怒られたりすることが少なく、怒られ慣れていないケースも考えられます。しかし逆に、怒られ過ぎたり暴力的な言動をされたことがある人も恐怖心を抱えるため、どちらのタイプなのかを判断する必要があるでしょう。

どちらのタイプかによって、改善策や対処の仕方が変わってきます。場数をこなして慣れることが良いタイプの人もいれば、なるべくそうした環境から離れた方が良いタイプの人もいます。自分がなぜ恐怖心を抱くのかを考えてみる必要があるでしょう。

年齢によるもの

年をとるにつれて、涙もろくなるのは確かです。それまでは平気だったのに、年齢を重ねるごとに涙が出るようになることはあります。

これは、これまでの経験や体験が涙もろさに影響していると言えるでしょう。例え他人事であったとしても、自分の体験をもとに「こういう気持ちだろうな」と相手の気持ちを察することができるようになるからです。人生経験が増えれば増えるほど、相手に感情移入しやすくなり、気持ちをくみ取りやすくなりますよね。

年齢が上がるにつれて涙もろくなっているという場合は、人の痛みや気持ち、状況や結末を把握できてしまうことが理由でしょう。決して悪いことではなく、むしろこれまでの人生で培ったものであるため、素敵で綺麗な涙が多いのです。

我慢ができないから

涙もろい人の中には、我慢しすぎてストレスを溜め込んでいる人もいれば、逆に我慢ができない人もいます。忍耐力がないためにすぐに泣いてしまうのです。

何かを長い期間続けることができない、途中で投げ出してしまう、他の人にやってもらうことが多いといった場合は、我慢ができないことが原因で涙もろくなっている可能性があります。「一度決めたからにはやり遂げよう」と強い意思を持って行動することで、徐々に忍耐力が身につくようになるでしょう。

ここからは、「涙もろいのをなんとか直したい！」と考えている人に向けて、改善策をご紹介していきます。時と場合によっては、涙をこらえなければならないこともありますよね。そんな時に泣いてしまわないよう、少しずつ改善していきましょう。

深呼吸して気持ちを落ち着かせる

ことあるごとに深呼吸して、気持ちを落ち着かせる習慣を身につけてみてください。それだけでも冷静さを保つことができるものです。

深呼吸した時に、「泣くべきじゃない」「泣いたら恥ずかしい」と自分に言い聞かせ、気持ちをリセットするようにしましょう。こうすることで、理性を取り戻すことができるはずです。

我に返るつもりで深呼吸すると、物事を客観的に見ることができたり冷静になれたりするもの。まずは簡単にできるこの方法を試してみましょう。

ストレスを定期的に発散する

あなたの中に溜まっているストレスを、定期的に発散するようにしましょう。そのために、発散する方法がわからない人は見つけ出す必要がありますね。

ストレス発散方法は何でも良いです。カラオケに行って大きな声を出す、休日に飲みに行って愚痴をこぼすなど、発散方法は十人十色。好きなことや自分に合った方法を見つけてストレスを上手に発散し、気持ちに余裕が持てるようにしておくことも、涙もろさを改善する方法です。

場数を踏む

怒られるとすぐに泣いてしまう、失敗や問題が起きると泣いてしまう人は、その場面を回避しようとするのではなく、むしろ場数を踏んだ方が良いです。場数を踏むことで、「この人はよく怒る人だ」と割り切ることができたり、「こうすれば成功する」と学習していきます。それにより忍耐力がつき、徐々に涙しなくなっていくでしょう。

特に失敗や問題が起きた時に泣いてしまう人は、「どうすればいいか分からない」「またやってしまった」という思いが湧いて泣いてしまいます。そうならないようにするには、成功体験を積み重ねて自信を持つ必要があります。逃げていては、いつまでも状況は変わらないでしょう。

ポジティブに捉える

ネガティブな感情に支配されて涙が出そうになった時は、物事の捉え方を変えてみるだけでも涙をこらえることができます。

例えば「何回言ったら分かるんだ」と仕事で上司から怒られたとしましょう。そんな時、いつもだったら「またやってしまった」「素質がないのかも」とネガティブになって泣いてしまいそうになりますよね。

そうではなく、「何回も怒ってくれるということは、それだけ自分に期待してくれてるんだ」「完璧じゃないけど前回よりミスは一つ減ってる」とポジティブに見るのです。もちろんその後の反省や改善は必要になりますが、その場で泣くことは回避できます。

突然の出来事が起きたり、感情を抑えられなくなったりすると、どうしても泣いてしまいそうになることもあるでしょう。そんな時のために、咄嗟にできる涙の対処法もご紹介しておきます。瞬時に涙をこらえるには、どんな方法があるでしょうか。

顔を上に向けて耐える

泣いてしまいそうになったら、まずは顔を上に向けて耐えましょう。一粒でも涙を流してしまえば、抑えきれない感情が爆発してしまうこともあります。そのままダラダラと泣いてしまわないよう、「うるうるしてきたな」と思ったらまずは顔を上げることです。

これはよく、テレビなどで著名人がしている様子が見られますよね。「みっともないところを見せたくない」という思いから、顔を上に向けて涙が流れることを回避しています。あなたも同じ方法で、その場を耐え忍んでみましょう。

違うことを考えて気をそらす

目の前にある状況や問題から一旦目を逸らすために、「違うことを考える」という方法も良いです。泣きそうになっている状況で、「どうしよう」とか「耐えられない」などと考えていたら、涙は流れてきてしまいます。一度、全く違うことを考えて気を逸らしてみましょう。

例えば、「今日の夕飯は何にしよう」とか「そういえば録画しておいた映画をまだ見てなかったな」といったように、どうでも良い内容でも良いです。それによって一旦気持ちが切り替わるなら、他のことを考えてみるようにした方が良いでしょう。

人に見られていると意識する

泣きそうな姿を誰かに見られていると意識することでも、涙をこらえることができます。見ている人が同情してくれていると思うのではなく、「みっともない」「社会人としてあり得ない」と思って見られていると意識するのです。それだけで「泣いてはいけない」と理性が働くでしょう。

自分の視点だけで物事を見てしまうと、どうしても視野が狭くなり「泣いてもいいや」と涙を流してしまいます。しかし時と場合によっては、泣くと迷惑がかかったり引かれてしまうこともありますよね。見られていると意識するだけでも、自分を客観視できるでしょう。

自分に軽い痛みを与える

「泣いてはダメだ」という状況になったら、軽く自分に痛みを与えることも良い方法です。舌先を噛んでみたり腕をつねってみたりして、「痛っ！」となる程度に刺激を与えてみてください。突然我に返ったようになり、冷静さを取り戻せることもあります。

また痛みを加えている間、意識がそっちに行きますよね。「腕が痛いな」と一時的にでも考えるおかげで、気を逸らすことができます。怒られている時などには、相手に気付かれないように手を後ろに回して、手の甲をつねってみるのも良いでしょう。