因果応報は本当にある?意地悪な人の末路とは
あなたにとって意地悪な人は、あなた以外の人にも意地悪なことをしている可能性が高いでしょう。なぜなら、その人は意地悪なことをする性格なのですから。
意地悪なことをしない人は、相手がどのようなことを思うか先回りして考えることができます。そのため、意地悪となことをしないようにしていますよね。意地悪な人は、そのような思いやりの精神が欠如しているのです。
では、意地悪な人に遭遇しないためにはどのような行動が必要なのでしょうか。また、意地悪な人には因果応報があったりするのでしょうか。意地悪な人の末路を見ていきましょう。
なに考えてる?意地悪な人の心理
なのに、意地悪な人は、他人が嫌がることをします。一体どんな心理があって、そんな行動をしてしまうのでしょう。
他人より優位に立ちたい
意地悪をすることによって、他人の評価を下げる、または故意的に立場を悪くするように仕向けてくる人がいます。そんな意地悪な人は、自分が他人より優位な立場にあることを誇りたいのでしょう。
意地悪な人の行動によって、周囲からの評価が下げられてしまった人は、意地悪な人より立場が低くなってしまうことがあります。そうして相対的に自分の評価を上げることに必死になっているのです。
ただし、そうして意地悪で上り詰めた先でも、同じように意地悪でのしあがれるとは限りません。どんな末路が待っているのか、後ほどご紹介します。
ストレスを発散させたい
他人の不幸は蜜の味…という心理もあります。意地悪な人は、困っている人を見ると、スカッとするのかもしれません。自分の意地悪な所業によって困ってしまう相手を見ると、ストレス発散になる人もいます。
または、意地悪が成功すると達成感を得るタイプの人もいるでしょう。達成感を得ると、心が充実しますよね。真っ当な仕事や運動での達成感なら、誰も傷付かないのですが、意地悪な人は他人を巻き込まないと達成感を得られないのかもしれません。
ストレス発散のために、他人を困らせ、意地悪な人になってしまうのです。
愉快犯のような意地悪な人
自分の評価など関係なく、ただ気に入らない人を陥れることを楽しんでいるタイプです。他人が困っているのを見てストレスを発散するのではなく、ただ楽しんでいるのでしょう。
困っている人がどんな風に対処をしていくのかをバカにしながら観察したり、困っている表情を見るのが好きないじめっ子タイプと言えます。心理としてはとても幼稚で、合理性のかけらもありませんよね。
このように、特に大義のない意地悪な人ほど、性格改善は難しいかもしれません。
無意識に意地悪な人
自分は意地悪をしているという自覚がない人もいます。自分の行動によって、相手がどのような状況に陥るのか、どんな感情を抱くのか、全く想像ができない人です。
ただ自分の利益のためだけに行動をしていると、周囲が困ることもありますよね。そうして周囲の気持ちを考えられずに生きていると、意地悪な人になってしまう場合もあるでしょう。
損得感情が自分の利益のみに働き、人間関係の良好さに対して無頓着であると、こうなってしまうのではないでしょうか。
意地悪な人に狙われやすい人の特徴
なぜ意地悪な人に狙われてしまうのか、考えてみましょう。
性格が優しすぎる
いつも他人の感情を気にして、自分を犠牲にしてしまうくらい優しい人は、意地悪をされやすいと言えます。なぜかというと、優しい性格なので、意地悪をされていることに気付けないからです。
まず、優しい性格の人は、他人が自分に対してすることに、ネガティブな受け止め方をしない傾向があるのです。少し違和感を感じたとしても、あからさまな罵詈雑言でない限りは、悪意と受け取れないことが多いようです。「みんなも同じくらい困っているだろう」と思い、我慢します。
その結果、意地悪な人の行動がエスカレートしていき、やっと悪意を自覚するのではないでしょうか。
他人のことを疑う気持ちが少ない優しい人は、意地悪な人に狙われやすいと言えます。
自分の意思をはっきり言えない
意地悪な人が周囲にいて、意地悪をされていると自覚していても、反抗できないタイプの人もいます。意地悪な人は、自己主張の強いタイプが多いですから、単純に怖いと思ってしまうことが原因かもしれません。
また、意地悪な人に対して自分の意思をはっきり告げると、嫌われてしまうかも…そして更に意地悪がエスカレートするかもしれないという恐怖が生まれてきますよね。そうして、意地悪な人に反論も何もできないまま、意地悪をされ続けてしまうことも多いようです。
自分の意思が言えない人には、意地悪な人が更に調子に乗ってしまうかもしれません。
そして、意地悪な人は、気が弱そうな人を狙って意地悪をしてくるので、いろんなタイプの意地悪な人を寄せ付けてしまうようになってしまいますよね。
ちょっと世間知らず
常識をあまりわかっていない人も、意地悪な人にターゲットにされやすいと言えます。例えば、親が過保護で、必要以上に指示をされて育ったタイプの人は、自分で善悪の判断をすることが難しくなりますよね。
そうやって育ったいわゆる「箱入りタイプ」の人が、社会に出ると、意地悪な人に狙われてしまいます。意地悪をされている自覚をはっきり持てないまま、あれよあれよと意地悪なことをされてしまうのではないでしょうか。
世間知らずな人は、新しい何かを教えてくれる人のことを信じてしまうことが多いです。その他に経験値がないから…かもしれません。
そうして、間違った方向に意識を植え付けられて、自分が不利になっていることに気付けないまま意地悪をされている可能性が高いです。
立場の弱い人
社会に出始めで、発言権が少ない立場の弱い人は、意地悪な人に狙われやすいようです。どんなに常識を知っていて、悪意を感じ取っていたとしても、意思表示をする場を与えられないため、どうすることもできませんよね。
単純な言い方をしてしまえば、いじめに値するかもしれません。もちろん、間違っていることは提言して良いはずなのですが、所属している社会がそれを認めてくれるかどうかは、残念ながら別の話なのです。
意地悪な人がはびこっているようなコミニュティでは、そうして立場の弱い人に意地悪をする風潮ができあがっていたり、見て見ぬふりをされることが多いようです。そのような状況だと、自分の意思をはっきりと伝えるのは更に難しくなってしまいますよね。
意地悪な人の方が昇進している環境の場所では、立場の弱い人は常に意地悪のターゲットになってしまう場合も…。
身近にいる意地悪な人への対処法
上手に意地悪な人をスルーできるように、対処法を身につけると、暮らしやすくなることもあります。
なるべく近寄らないようにする
まずは、必要以上関わらないことです。自分から積極的にコミュニケーションを図ると、意地悪な人との接点が増えてしまいますよね。その人の意地悪のターゲットにされてしまうこともあるでしょうし、または、意地悪な行動の加担を求められる場合もあります。
そうならないためにも、意地悪な人が参加しているものは避けてみるのが良いでしょう。物理的に対面をしなければ、会話をする回数も減り、関係性は薄くなります。もちろん、避けられないものもありますから、どうしても会わなければならない時は、距離を広く取るのが最善です。
話しかけられたとしても、無意味に長く喋らず、不快感を与えない程度に愛想を出してあしらうと、誰も傷付かないのではないでしょうか。
感情的にならず冷静に言動を指摘する
意地悪な人の言動も、ただ受け取って我慢しているだけでは何も改善しません。意地悪だと思う場面があれば、しっかりと指摘するのも策のうちです。その際、高ぶっている感情を表に出してしまうと、意地悪な人を興奮させてしまう可能性があるので、なるべく冷静に伝えることをおすすめします。
こういう理由で悲しかった…という感情論ではなく「こういう理由で被害を被った」と、合理性のある結果論で話をすると、意地悪な人にも伝わりやすいです。性格を改善してほしいという願いを届けるのではなく、はっきりと指摘してくる人には、今後意地悪をしない可能性があるのです。
なので、はっきりと根拠のある指摘ができる人ということをアピールするべきでしょう。
また、指摘をする際、意地悪な人は恥ずかしい立場に置かれてしまうので、あまり人のいない場所で伝えてあげた方が良いかもしれません。元々の性格が意地悪な人は、逆恨みをすることがあります。
ある程度受け流す
意地悪をされても、ちょっと一時的に困るくらいの些細なものなら、さらっと受け流してしまうのが良いでしょう。どうしても見過ごせないことや、大きな被害を受けることであれば、指摘をして撤回を求める方が吉ですが、そこまでする必要がないと判断できることなら、忘れることをおすすめします。
意地悪なことを言われた程度であれば、一瞬嫌な感情になるだけなので、過剰に反応をしない方が良いかもしれません。意地悪な人は、意地悪をしてもメリットがない場合、続けることがない可能性が高いです。
根拠を追求する
どうしても見過ごせない意地悪なら、はっきりと指摘をして、意地悪な人の行動心理を追求して対抗することも必要になる時があります。どんな理由があって意地悪をしたのか聞いてみると、思いもよらない原因がある可能性もあるのです。
もしかすると和解の方向に進むこともあります。そして、事実をうやむやにしたくない人は、この手段しかないかもしれません。
さらに、意地悪な人に「意思表示をする人」のアピールをして、次に「意地悪をすると逆に不利益を被る相手」だということをわかってもらうことができます。
意地悪な人にやってはいけないNG行動
意地悪な人は、他人に意地悪をすることに罪悪感を持っていない場合が多いので、性格が捻くれている部分もあることを前提にして考えましょう。なので、相手の心理を逆撫でしてしまう、または逆恨みされてしまうような行動は、意地悪な人を過激化させてしまうという結果を予測することができます。
それでは、具体的にどのような行動が過激化させてしまうのか、いくつか例えを出していきますね。
仕返ししようとする
意地悪なことをされたから、同じように意地悪をして仕返しをしよう…という発想はNGです。仕返しをすれば、また仕返しをされます。その繰り返しになると、どんどん行動の内容がエスカレートしていくことが目に見えていますよね。
また、あなたが自身が意地悪な行動を起こしてしまうと、先に意地悪をしてきた相手の方が周囲を味方につけてしまうこともあるようです。何より、自分も意地悪な人になってしまうのは避けたいですよね。
復讐をすることによって、一時的にスッキリするかもしれませんが、そこが因果応報の末路とは限りません。意地悪が連鎖になって続いていくことほど、悲しいことはないはずです。
周囲に悪口を言いふらす
意地悪をされたことを、誰かに共有したい気持ちはもちろんあることでしょう。しかし、そのネガティブな感情は、人に伝達すると、いつのまにか悪口に変わっていくものです。人間の会話の8割は、他人の話でできているそうです。
それほど、人の噂話をする習性があるので、いくら意地悪な人のことであっても、あまり大っぴらに他言しない方が良いでしょう。
つまり、意地悪な人が意地悪なことをした、という事実よりも、あなたが人の悪口を言っている、という事実の方が拡散されてしまう可能性があるのです。
そうなると、結果的に意地悪な人扱いをされてしまうのは、あなたになってしまうかもしれません。そして、意地悪な人は被害者として認識されてしまう…そんな末路は本末転倒ですし、悔しいですよね。
感情的に反論する
意地悪をされて、怒りの感情が湧き上がってくることもあるでしょう。しかし、その場の感情に任せて反論すると、意地悪な人を楽しませてしまうことがあります。
意地悪な人が、意地悪をしても罪悪感を持たないのは、困っていたり怒っていたりする人を見て楽しめる部分を持っているからです。感情的に怒ったり、悲しんだりしてしまうと、意地悪な人の歪んだ快楽を助長させてしまうことがあるかもしれません。
さらに、感情的になって意思表示をしたとしても、周囲の人が助けてくれるとは限りません。その場に第三者がいないこともあるでしょう。
なので、指摘をしたり反論したりする際は、冷静に状況判断をしてから行動を起こすことをおすすめします。
意地悪な行動に固執する
過去にされた意地悪な行動に傷付き、また同じことをされたくないと思う気持ちもありますよね。先回りして意地悪な人と接点を持たないようにすることも大事です。しかし、意地悪な人の行動を避けることに固執しすぎると、不自然になってしまう可能性があります。
意地悪な人をあまりに避け過ぎたり、蔑ろにしたりすると、被害者と認識されてしまうのは意地悪な人の方かもしれません。「意地悪をされた!」と、あなたのことを摘発したりすると、あなたの立場は悪くなりますよね。
過去の行動に固執しすぎて、現在の環境を客観視できなくなると、意地悪な人の意地悪スイッチを押してしまうこともあるようです。
意地悪な人の末路パターン
もちろん、過去に意地悪をしていても、性格を改善していくタイプの人もいるでしょう。どうしても性格を改善できず、意地悪な人のまま生活を続けると、どんな末路が待っているのでしょうか…。
【悲惨な末路】困った時助けてくれる人がいない
誰か、他人の手を借りなければならない場面が、人生に一度はあるでしょう。それが些細なことでも、とても重大なことでも。そういった場面で手を貸してくれる人は、あなたに好意があると言えます。
では、誰にも好意を抱かれていないだろう意地悪な人が、困ってしまったとき、どうするのでしょうか。頼っても誰にも相手にしてもらえず、助けてくれる人なんて見つからない可能性が高いです。
意地悪な人だと思われている人は、すごく困っていても助けてくれる人がいないという、悲惨な末路が待っているのではないでしょうか。
【悲惨な末路】パートナーが見つからず結婚できない
結婚願望がない人もいるかもしれませんが、ずっと孤独でいると、精神が病んでいきますよね。結婚というかたちには限らないにしろ、パートナーや同居人など、生活を共有してくれる人は大切です。
意地悪な人の末路の一つに、そういったパートナーが見つからないという事例があります。誰からも、一緒に居たいと思われないからです。意地悪なことをし続けた末路は、好きな人からも嫌われる未来ではないでしょうか。
いくら意地悪な人でも、好きな人に対して意地悪はしないかもしれません。しかし、他人に対して意地悪をしていれば、その愚行は身内にバレる可能性もありますし、底意地の悪さは透けて見えることもありますよね。
そうして、周囲に徐々に愛想を就かされ、生涯のパートナーも見つからず、孤独な末路を辿ってしまうのでしょう。
【悲惨な末路】話し相手もいなくなる
単純に、意地悪な人は、人に嫌われます。一緒に居ても気持ちよくないからですよね。自分がターゲットにされないとしても、他人に意地悪をしているのを見ることも、不快に思う人は多いはずです。
社会的に仕方なく接してくれていた周囲の人たちも、意地悪な人に対して我慢の限界がくることがあります。さらに、意地悪な人よりも発言力が強い人から批判されると、ひとたまりもないでしょう。周囲の人から嫌われてしまうと、社会の中で孤立してしまう末路が待っています。
その末路は、話し相手すらもいなくなる、悲しいものではないでしょうか。
【悲惨な末路】職場でも孤立する
意地悪な人が会社に所属していて、周囲の人に意地悪をし続けていた場合、その環境が未来永劫続くことはあまりないのではないでしょうか。
なぜなら、その意地悪な人を良く思わない人が必ず居るからです。意地悪をされた被害者や、それを見てしまった周囲の人など…意地悪な人を孤立させるには十分な人数が揃うかもしれません。
どんなに立場が強い人でも、時には数の圧力に負けることがあります。それが意地悪な人の末路になることもあるでしょう。
一人一人から意地悪の仕返しをされるのではなく、全ての人になんとなく避けられるという事実だけでも、ダメージは大きいはずです。もちろん、意地悪の仕返しをするわけではないのですから、個々を責めることはできませんよね。
ただ自分が関わりたくないから避ける…という行動を多くの人が行うと、結果的に因果応報という末路になるのではないでしょうか。
【悲惨な末路】噂が流れて新しい人間関係も作れない
意地悪な人は、「あの人は意地悪な人」というレッテルを貼られてしまう可能性が大いにあります。大々的に誰かが提言をしないとしても、小さな噂話はそれなりに回るものですよね。そうして意地悪な人と認識されてしまった人の末路は、人間関係の破綻ではないでしょうか。
誰しも、自分に不利益を与えてくるような意地悪な人とは関わりたくないものです。意地悪な人が所属しているコミュニティや社会に、新しい顔が入ってきたとしても、新たな人間関係を築きあげるのは困難になってしまいます。
やはり、意地悪な人の末路とは、孤立や孤独につながると言えるでしょう。
【悲惨な末路】卑屈になりもっと意地悪になる
意地悪な人が、性格を改善できなかった場合、周囲の人から避けられて孤立してしまう末路が見えますよね。そうなった先のお話もあります。性格を改善できない人は、孤立してしまった現状を周囲の人のせいにします。
自分が悪いのではなく、周囲の人が意地悪な人なのだと思い、改善どころか意地悪に拍車がかかることがあるようです。もう何かのメリットではなく、自分のアイデンティティを守るために意地悪な人になってしまうのでしょう。
孤独を経験しても自戒ができないような意地悪な人の末路は、さらに意地悪になるという悪循環が生まれてしまうかも…。
意地悪な人の末路と因果応報エピソード
意地悪な元友人の末路は独りぼっち
「自分の評価を上げるために、常に周りを陥れていた女の子がいました。確かに、美人と呼ばれるような容姿を持っているクラスメイトでした。絶対評価よりも相対評価の方が気持ちいいのか、周囲の女の子を見下して蔑んでいて、嫌われていました。
クラスの男子たちも、最初はその女の子に乗っかっていたのですが、意地悪な性格が浮き彫りになると、どんどんみんな離れていき…卒業をするころには孤立していました。誰も話しかけたりしませんでした」(19歳/女性/学生)
自分を良く見せたいがために周囲を陥れていると、その行動が醜いものになっていることに気付けないのでしょう。意地悪な人、特に女性にありがちな末路かもしれません。
男子からの評価を上げたいからといって、同性を蔑ろにしては、逆効果ということですね。
新人いじめをするお局様がついに上司を怒らせた末路
「個人的にはすごくスカッとした話です。新入社員で入った会社には、お局様と呼ばれるようなおばさんがいました。独身で、社歴が長くて…。僕も入社当時はすごく意地悪な人だと思ってましたが、次の世代が入ってくるとそのターゲットも変わっていき、僕に被害は及ばなくなりました。
けど、新人の退社率が、その部署だけ異様に高いんです。それを調べた人事の上司が、お局様の意地悪を知って、大激怒。今そのおばさんは地位が剥奪されて窓際社員ってやつになりました」(24歳/男性/事務)
意地悪な人のすることは「弱い者いじめ」と呼ばれることもありますよね。そうやって新人ばかりいじめる意地悪な人の典型的な末路かもしれません。
長く勤めている会社を良くするどころか、偉そうにのさばり、意地悪な人になってしまい、結果は窓際社員…そんな末路を予測できなかったのでしょうか。
意地悪な人だった先輩の末路…
「俺より前に入ったバイトの先輩が、すごく意地悪だった。他の人の休憩時間を取っちゃうような人で、何かミスがあっても他の人のせいになるように小細工したり。
売り物のタバコがどうしても欲しかったみたいで、他のバイトの子のポケットに忍ばせて、退勤後に回収しようとしたことがあって。途中でそれがバレて、無意識のうちに加担させられた子が犯人に仕立て上げられてたけど、不審に思った店長が防犯カメラを見て発覚、クビ。
これぞ因果応報の末路って感じ」(22歳/男性/フリーター)
自分の立場を守るために他人のせいにするように仕向ける。これも立派な意地悪ですよね。誰かが面と向かって指摘をしなくても、不審に思って悪事を暴いてくれる人も出てくるはず。クビという末路は、まさに因果応報ですね。
お礼をしない意地悪な人の末路
「友人が結婚式をやるので、ウェルカムボードを頼まれました。私の仕事がイラストレーターだから頼んできたのでしょうが、タダでやるとは言ってません。
安くするねと言って、具体的な値段を決めないまま無事に納品しましたが…結婚式が終わってもお礼がないのです。
元々意地悪な人だったから好きじゃなかったのに、冠婚葬祭でそういう無礼を働くって信じられない。結局いまもお礼も報酬もないけど、関わらないでいたら、そうやって誰にもお礼を渡してないことがバレて、離婚寸前らしい」(30歳/女性/イラストレーター)
意地悪な人は、相手の気持ちを汲むことができなくなるのでしょう。そして、自分が利益を得るのなら、他人が不利益になっても構わないという心理が根底にあるので、お礼を渡すということができないのかもしれませんね。
意地悪をしてきた末路には離婚というケースもあるようです。
職場の意地悪な人と上手く付き合うには?
そのように避けられない相手が意地悪な人だった場合、上手に付き合っていかなければいけません。その意地悪な人に耐えかねて退職を選ぶ前に、対処法を考えていきましょう。
仕事だと割り切って接する
まずは、職場ということは、勤務時間に終わりがありますよね。一日のうちに、その人に会う時間は限られているのです。その意地悪な人が人生ずっとつきまとうわけではないでしょう。そうやって人間関係に悩むことも仕事のうちだと思うことも大切です。
関わりたくないからといって、業務に支障が出るような避け方をしていると、結果的に自分に不利益をもたらすことがあります。もちろん、そうなった原因はその人が意地悪な人であるから、なのですが…。仕事をする時間は、割り切って接して、仕事が終われば無関係な人だと割り切る気持ちも大事ではないでしょうか。
はっきり意思表示をする
利益が特にない意地悪をする人もいますが、基本的には、自分が不利益になるような意地悪はしませんよね。なので、意地悪をすると、逆に立場が怪しくなるような、毅然とした対応をすると良いでしょう。
職場は、人間関係の構築に未熟な学生が集う場所ではないはずです。周囲の人も善悪の判断を正しく持ってくれると信じましょう。なので、仕事に支障が出るような意地悪をするのなら、はっきりと意思表示をした方が、あなたの立場が守られるのではないでしょうか。
意地悪なことをしても意味のない相手には、ちょっかいを出してこなくなる可能性があります。
職務と私情を分断する
意地悪な人に対しては、基本的に「嫌い」という感情が生まれますよね。けれど、その感情が職務上に支障をきたしてしまうと、あなたの評価が下がることもあります。
なので、意地悪なことをされた時は、冷静に考えましょう。その意地悪は、仕事においてデメリットを生むものか、それとも仕事には関係ないプライベートな部分のことか。
もちろん、プライベートな部分のことであっても許せないかもしれません。けれど、勤務時間中に言及することではないはずです。
仕事に関する意地悪なら、はっきりと指摘し、上司に提言しても良いでしょう。相談というかたちでも改善が見込めるかもしれません。プライベートな部分の意地悪なら、勤務時間中は目を瞑っておくのがベターです。
必要以上接しない
職場にいる意地悪な人は、大抵の場合が上司ではないでしょうか。性格が悪い人は、立場の弱い人に対して意地悪をしやすいです。上司なので、どうしても関わらなければいけないし、しっかりと話を聞かなければならない…そんな状況の人も多くいるでしょう。
けれど、意地悪な上司なら、無理に太鼓持ちをする必要はないのではないでしょうか。仕事に必要な部分だけ接して、無駄なご機嫌取りはしない、といったように、関係性を深くしていくことは避けた方が働きやすくなる可能性が高いです。
その上司に気に入られないと昇進ができない…という悩みもあるかもしれません。けれど、意地悪なことをする上司が、いつまでも地位を保ち続けるとも限らないですよね。
自分の社会性の保全と、精神力の限界をしっかり考えて、健康的に仕事ができる環境にすることも大事かもしれません。
因果応報の末路があると信じて耐える
どうしても関わらなければならない人が意地悪で、誰もその人に逆らえない…そんな状況もあるようです。脱出口が見つからない中で、ただ意地悪に耐えなければならないなんて、苦痛でしかないですよね。
けれど、先ほどエピソードをご紹介したように、因果応報の末路がきっとあるはずです。周囲の人には、その因果応報を糸口を作れるような気の強さがないかもしれませんが、いつかその末路はやってくるでしょう。
意地悪な人に苦しめられてきた人たちの辛い感情は、消えることがありません。ただ、その人の悲惨な末路は今ではないかもしれません。小さなことで反抗して意地悪をエスカレートさせるより、時期を待ってみてはいかがでしょうか。
あまりに看過できないことなら行動を起こすべきですが、小さいことなら一時的に見過ごすスキルを身につけるのも大事です。
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