歩くのが早い人の性格や原因とは?
何か用事があって早いこともありますが、元々歩くのが早い人は、どんな時でも急ぎ足になってしまいます。では、なぜ早く歩く癖がついてしまったのでしょうか?
今回は、歩くのが早い人の心理についてみていきましょう。心理だけではなく、その人の持つ性格にも触れていきます。歩くのが早い人を理解するとともに、歩く速度を人に合わせられるように、一つ一つ分析していきましょう!
男女共通!歩くのが早い人の特徴
また、のんびり歩くタイプの人とは正反対な部分もあるので、人と比べた時に極端に感じることも。
歩くのが早い人にはどのような特徴が見られるのか、性格面に重きを置きながらみていきましょう。
せっかちな性格
歩くのが早い人に対して、せっかちなイメージを持つ人は多くいるはず。実際、待つことが苦手なために、早く歩くようになっている人はいるものです。自分の気持ちが先走ってしまい、「待っていられない」となってしまうのでしょう。
また、せっかちな性格の人は、悩んだり迷ったりすることが苦手です。こうと決めたら一直線で、少しの猶予も持てないのでしょう。歩く速度にも言えることで、人に合わせたり人を待ったりということが出来ず、当たり前のように早く歩いてしまうのです。
遅刻が苦手
歩くのが早い人は、遅刻に対して強い罪悪感を覚えることがあります。子供の頃からそう躾られていた、社会人になって時間の大切さを知った…など理由は様々ですが、背景にはルール違反ができないという心理を抱えてもいるようです。
その場合、必要以上に規則を重んじている可能性もあります。ルール違反をする自分を許せない、ルール違反をして怒られたくない…といったように、デメリット回避をするために早く歩くようになるのかもしれません。
早さにこだわり過ぎて短気になる
短気で怒りっぽい人は、歩くのも早くなっているようです。とにかくどんなときでも「急がなきゃ」と思っていて、いつでも忙しそうにしているはず。さらに心の余裕も無くしているので、些細なことでも怒りっぽくなってしまいます。
短気な性格をしていると、相手の気持ちになるということも出来ません。自分はどうしたいのかははっきりしているのに、相手がどう思っているのかは考えようともしません。なので、自分の思う通りにいかないことが、気に入らなくなってしまうのでしょう。
健康意識が高い
日頃から健康に気を使っている人は自分を律しているので、歩くのが早いだけではなく自分なりのルールを保っています。食事や運動、生活習慣に気をつけている健康的な人ほど、歩く時には背筋を伸ばして颯爽と歩いているはずです。
健康意識が高い人は心身のメンテナンスがしっかりできているので、せっかちな人や短気な人と違って、メンタルも安定した状態にあるでしょう。
その代わり、自分の意識の高さを人に押し付けてしまう側面もあるようです。歩く速度を合わせるよう人に強要したりすることもあるかもしれません。
歩くのが早い男性の性格&特徴
男性には、女性に比べて自己顕示欲が強いなどの特徴があります。歩くのが早い男性の性格にも、それは如実に表れているでしょう。その他には、どんな性格や特徴がみられるのか、ご紹介していきましょう。
負けず嫌いで頑固
歩くのが早い男性は、負けず嫌いで頑固という一面を持っています。自己主張が強く、他人の声に耳を貸すということがあまりありません。そういった心理は、歩く速度にもしっかり表れているようです。
また、自分が間違っているという意識がないため、人から間違いを指摘されることを嫌がります。歩くのが早いのは、単なる自己主張ではなく、周りの人に何も言わせまいとしているからなのかも。
しかし、あまりにも頑固で謙虚な気持ちを持てないでいると、孤立しやすくなります。さらには、人に合わせるということもできないので、周囲から疎まれたり厄介者扱いされてしまう可能性もあるでしょう。
周囲から注目を浴びるのが好き
もともと男性の歩幅は大きいので、歩くのが早いと必然的に人目を引くことになるでしょう。そして、自己顕示欲の高い男性は、注目を浴びたくて歩き方を早くしている場合もあるのです。
時には存在感を主張するために、大袈裟な動作をすることもあるでしょう。大手を振ったり、足音を立てたり。そういったこれ見よがしな動作を不快に思う人もいるので、注意が必要。注目を浴びるにしても、スマートな歩き方を心掛けるようにした方がよさそうです。
自信に満ち溢れている
歩くのが早い男性の中には、自信に満ち溢れている人もいるでしょう。自信があるため何かに臆するということもなく、いつも堂々としています。その心理が歩き方にも表れているのです。
物事に対して積極的な面を持っていて、勇み足なまでに歩くのが早くなるのでしょう。そして、消極的な人や、歩き方がのろのろした人を見ても、理解する気持ちにはなれないようです。相手に合わせようという気持ちにはなれず、ワンマンプレーが目立ってしまうことになります。
競争心が強い
「誰にも負けたくない」と競争心が強くなる男性は、その意欲のままに歩くのが早くなりやすいでしょう。自分の前に誰かがいるということが悔しくてたまらず、どんな時でも歩を緩めません。
仕事でもプライベートでも、勝手にライバル意識を持つことになるので、相手を戸惑わせることもあります。向上心が強いという言い方もできますが、意固地になってしまう側面もあるので、融通がきかなくなってしまうかもしれませんね。
歩くのが早い女性の性格&特徴
ここでは、歩くのが早い女性の、男性には見られない性格や特徴をご紹介していきます。
スタイルが良く美人
スタイルがよく、自分は美人だという認識を持っている女性は、「自分をもっと見て欲しい」という願望を持っているもの。背筋を伸ばして早く歩いて、自慢の外見を見せびらかしたいと感じているのです。
自分の外見で恥じるところがあれば、その部分を隠そうとしますよね。その逆とも言える心理なので、歩くのを早くすることで自分をアピールしているのでしょう。もちろん、人に注目されても恥ずかしくないように、お洒落にも手を抜きません。
自分に自信を持っている
スタイルに限らず、自分そのものに自信を持っている女性も、人よりも早く歩いているかもしれませんね。その自信から、どんどんいろんなことにチャレンジしたいという意欲がこみ上げるのです。早く歩いて積極的に色々なことに取り掛かろうとするでしょう。
自分がなんでもやらなきゃという責任感もあるので、一秒の時間だって無駄にしたくないと感じ、歩くのも早くなっていくようです。
プライドが高い
歩くのが早い女性の中には、プライドが高く、少しも折れることがない性格をしている人もいるでしょう。
自分は優れていると思っていますし、人よりも前に出る存在だと感じているのです。極端な人であれば、自分に見合わない人と並ぶのを避けようという心理も抱えているもの。
こういった心理の根底には、自分以外を見下している部分も少なからずあるのでしょう。態度にも出やすくなるので、それを察した周囲の人は、不快な気持ちになってしまうはず。
プライドが高くても、自分だけの世界ではない以上、人の気持ちに配慮することも必要なのかもしれません。
自分と他人を比較する
歩くのが早い男性の特徴として、競争心が強いという点を挙げましたが、似た特徴が女性にもあります。それは、常に自分と他人を比較すること。しかしそれは、「負けたくない」という競争心よりも、「負けちゃいけない」という義務感の方が強いようです。
女性が自分と他人を比較する時には、人の目にどう映っているのかということも気にしています。競い合って得る達成感や満足度よりも、人から見た時に優位であるということの方が重要なのです。
そこには、劣っていると実感したくない、プライドの高さも関わってきていると言えるでしょう。
歩くのが早い人の原因って?
歩くのが早くなるきっかけとも言える原因には、どのようなものがあるのか、具体例をみていきましょう。
日常生活の中で歩いて移動することが多い
歩くのが早い人は、基本的に歩くことが当たり前な生活をしていることが多いでしょう。車と違って移動に時間がかかるからこそ、時間配分をしながら移動しています。そして、遅刻を免れるためにも、予定を詰まらせないためにも、のんびりとは歩かないのです。
仕事や生活にもよりますが、日頃から歩いている人は、必然的に歩きやすい靴を選んでいます。そのため、歩くことを当たり前のことと思うだけでなく、苦痛にも感じていないようです。もしかしたら、のんびり歩くことに違和感や不安を感じる人もいるかもしれませんね。
足腰が強い
足腰が強く、体を動かすことが好きな人も、歩くのが早い傾向にあります。身体がしっかりしている自覚があるので、無意識に体を動かしたくなってしまうようです。のんびりと歩いていると、身体をしっかり動かしていると感じられないのかもしれませんね。
また、足腰に限らず身体のどこかに不調を感じている人は、歩くこと自体を億劫に感じてしまいます。そして、必然的に歩みも遅くなっていくのです。それに対して、健康な上に足腰が強い人は、むしろ身体をきびきびと動かせることに爽快感を覚えていると言えるでしょう。
時間をムダにしたくない
一分一秒の時間も無駄にしたくない。そう考える人は、歩くのも早くなりますし、行動の全てに無駄がありません。頭の回転も速く、自分なりに上手く段取りを組むことができるので、行動と行動の間に迷いがないのです。
そうすると、歩く速度を緩める必要もありませんよね。次にやる事が決まっているのであれば、それに向けてどんどん動けばいいだけ。少しの無駄が大きな損を生むと考え、自然と早い歩みになるのでしょう。
やることが多過ぎる
時間を無駄にしたくない心理と同時に、やる事が多すぎていつも追い立てられている人も、歩くのは早くなりがち。この場合は、意欲的に取り組むというよりも、切羽詰まった状況にあるからといった理由が主でしょう。
自分の力量を把握していないせいで、なんでもかんでも背負ってしまい、気づくと息つく間もないくらい忙しい状態になってしまいます。当然、休む暇もなくずっと早足で動くことになるでしょう。「自分が頑張ればいい」となんでも背負いこむタイプに、多く見られる原因の一つです。
歩くのが早い人が得られるメリット
早く歩くことのメリットを知ることができれば、歩くのが早い人の気持ちもわかるようになるかもしれません。それでは、歩くのが早い人が得るメリットを、ご紹介していきましょう。
時間を短縮できる
歩くのが早い人が得ているメリットといえば、時間を短縮できることでしょう。一つの行程を早く済ませることができるので、時間の余裕が生まれます。時間の短縮ができれば、自分のやりたいことだって存分にできるようになるでしょう。
また、時間に追われている人は、心の余裕も失いがち。そうなると、焦りや苛立ちを感じることになりますよね。早く歩くことで時間を短縮して、時間にも心にも余裕を持つことは、自分の生活にとって大きなメリットとなるのです。
頭の回転が速くなる
歩くのが早いと、その分血流がよくなり、頭に運ばれる酸素の量も増えます。そうすると、頭がすっきりして集中力が維持されるというメリットをもたらすのです。
一言でいうと頭の回転が速くなるということで、複数のことを同時に考えたりもできるようになるでしょう。頭の回転が速くなると、多角的に物事を認識できるので、その分色々なことに気付けるようになります。
早いペースで歩くことを意識しているでしょうから、気持ちの面でも「どんどんやろう」という意欲を持っているはず。頭がスムーズに回転するということは、気持ちの面でもメリットとなるようです。
複数のタスクを処理できる
一つのことだけに集中しながら、頭の中で「次はあれして、その次はこれして」と複数のタスクの処理方法を決められるのも、メリットの一つ。頭の中でイメージするばかりでなく、実際に複数のタスクをこなせる人もいるはずです。
だからといって、目の前のことを適当にやっているわけではありません。一つのことに取り組みながら、次の工程の段取りをしつつ、全体像まで見据えている…。そして、その通りに動ける行動力があるのは、歩くのが早い人のメリットと言えるでしょう。
物怖じせずチャレンジできる
新しいことにでも、物怖じせずにどんどんチャレンジできるのは、早く歩く人のメリットの一つ。とにかく突き進む精神を持っていて、チャレンジすることに意味があると思っているのでしょう。
そして、しっかり頭を働かせて、どうしたら目的を達成できるかを素早く考えられます。闇雲に突き進むばかりではないので、デメリットが生じることも少ないはず。そして、その意欲的なハングリー精神が、大きな自信となって積み重なっていくのです。
歩くのが遅い人は早い人より早死にって本当!?
歩く速度によって寿命が異なるという研究は、海外を中心にすすめられています。そして、実際に歩くのが早い人の方が寿命が長いという結果まで出されているようです。なぜ、歩みの速度が寿命に関わってくるのか、具体的な理由をみていきましょう。
歩くのが遅いと筋肉がつきにくい
歩くことで足の筋肉を使うことになるのですが、歩くのが早い人に比べて、歩くのが遅い人の筋肉は発達しにくくなります。歩行で筋肉を発達させるには、足の裏にしっかりと力を入れて全体の筋肉の収縮をさせる必要がありますが、歩くのが遅い人はそれができていないのです。
歩くのが遅い人は、のんびりとした歩行をするために、充分に筋肉の収縮を行っていません。また、一歩一歩が柔らかいので、踏み込む時に足の裏に大きな力が加わっていないでしょう。
歩行は脚だけの運動ではなく全身運動なので、腰や背中の筋肉も使うことになりますよね。筋肉量が低下すると、転倒や病気のリスクを増やすことになるでしょう。そういった点からも、歩くのが遅い人の方が早死にするリスクがあると言われているようです。
心臓疾患の原因にも
心臓と聞くと、命の最大の要だと思う人も多いですよね。心臓は臓器でありながら、筋肉でもあります。先にご紹介したように、筋肉は使わなければただ衰えていくだけ。それは心臓にも言えることで、使わなければ快活な動きはできなくなるようです。
歩くという行為は、単純にエネルギーを消費するだけではありません。脳から全身へ信号が送られ、各器官が連動して実現する行為なのです。歩くのが遅いということは、心臓を始めとしたどこかしらの器官に、疾患の可能性がある事を示唆してもいるのです。
うつ病や認知機能の低下に関与
歩くのが早い人と、歩くのが遅い人とでは、呼吸法も変わってくることをご存知ですか?歩くのが早い人は、深く息を吸いこむので頭にも十分な酸素を送ることができます。それに対して、歩くのが遅い人は浅い呼吸になりがちなので、酸素が回り切らないようです。
充分な酸素が回り切らないと、集中力の低下は避けられません。さらには、自律神経へも影響を及ぼし、うつ病になりやすいという説もあります。歩くのが遅い人が早死にすると言われているのも、安定した情緒と、正しい認知機能が欠けているからなのかもしれません。
成人病にかかるリスクが高い
ダイエットや健康に気を遣う人のウォーキングは、速くて歩みがしっかりしていますよね。のんびりと歩いていても、筋肉や脂肪などの燃焼効果は得られません。
ただでさえ年齢を重ねるほどに筋肉量は低下していくので、しっかりした歩き方で運動効率をあげないと、成人病のリスクは避けられなくなります。普段から早く歩くことを心掛けているだけでも、自然と運動の癖がつくようになるでしょう。
放っておくと命取りになってしまう成人病は、歩き方を含めた良い生活習慣で予防していくことが一番なのです。
歩くのが早い人がとるべき行動
さらには、誰かと行動をともにする時に、さっさと歩いていってしまうことで、ワンマンな人と思われてしまうこともあるでしょう。
悪気はなくても、周囲の人には自分勝手に見えてしまうこともあります。自分のことだけを考えるのではなく、周りのことも考えられるように、歩くのが早い人がとるべき行動をチェックしておきましょう。
一緒に歩く人がいる時はペースを合わせる
一人の時には自分のペースでも構いませんが、誰かと歩く時には、なるべく相手のペースに合わせることを心がけてみましょう。「なんで自分が遅い人に合わせなければいけないのか」と思うかもしれませんが、いつもは周りが合わせてくれているはず。
「我慢しているのは自分だ」という考えのままでは、人を置き去りにしていることにも気づけなくなってしまいます。もちろん、人がどんな思いをしているのかという部分にも気づけないでしょう。人といる時には歩幅を合わせる、そんな些細な心遣いが、自分の人間性を高めてくれるはずですよ。
せっかちになりすぎない
歩くのが早い人は、もともとせっかちな性格の人が多いもの。気持ちが焦っているせいで、つい歩くのも早くなってしまうようです。なので、気持ちに余裕を持って、せっかちな部分を改善するだけでも、今よりも歩くペースにゆとりを持てるようになるはず。
せっかちになり過ぎないためのコツは、物事を一歩引いて見ること。特に、一点集中型の人は、目の前のことに集中し過ぎて気忙しさも感じてしまいます。一歩引いたところから見るだけで、「本当に急ぐ必要があるのかな?」と考える余裕も生まれるでしょう。
一つずつ片付けるようにする
同時に色んなことを考えたりこなしたり出来ることは、歩くのが早い人の長所ではあります。ですが、だからこそ、気付かないうちにあれもこれもと抱えてキャパオーバーになってしまうことも事実です。
それならば、取り組む作業を一つずつにしていくことを心がけてみましょう。できれば、何かに取り組んでいる間は、次にどうするべきかを考えないこと。
次のことが気にかかっても、「これが終わってから考えよう」と目の前のことに集中して、気持ちのゆとりを持ちます。そうすると、歩く時にも「今は急ぐ必要はない」と思えるようになるでしょう。
相手の気持ちになって考える
一人で歩いている時も、誰かと一緒に歩く時も、自分を主張したいと考える人は、相手の気持ちになることができていないのかも。自分を主張するばかりでなく、相手の立場になって考えてみると、自分の歩き方を改めなくてはいけないことに気づくはずです。
もちろん、歩くのが早いことはいけないことではありません。ですが、状況や相手の気持ち次第では、傲慢で迷惑となってしまう可能性も十分にあるのです。
相手の立場と気持ちを考えることは、歩みの早さだけではなく、他に改善すべき点をみつけるためにも必要なことなのかもしれませんね。
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