一人っ子の女の子はどういう性格になる?
この記事では一人っ子の女の子にスポットを当て、特徴や性格について解説するとともに恋愛傾向についても考えていきます。どんな人とだったらうまく付き合えるのかわからないと悩んでいる一人っ子の女の子も、ぜひ参考にして下さい。
また、一人っ子の女の子を育てている方に向けて、育て方のポイントもご紹介します。一人っ子の女の子を好きになった人にも、どうすればうまく付き合えるのかといった視点で読んでいただければヒントになるのではないでしょうか。
一人っ子の女の子に対する皆の印象は?
一人っ子の女の子は周りからどう思われているのか、まずは周りの人々の声をチェックしてみましょう。
甘やかされて育っていそう…
「きょうだいがいないから、おもちゃもお菓子も独り占めで育ってきていますよね。もちろん親のことも独り占め。親にとっても可愛い一人娘なわけで、甘やかしてしまいそう。甘やかされながらそのまま大人になりそう…。」(23歳/女性/販売)
一人っ子は親にとってはたった一人の大切な子どもですので、愛情を一身に受けて育ってきていることはイメージしやすいですよね。ただ、家庭によっては甘やかされてばかりだったせいで、ワガママな性格に育ってしまうという人もいるかもしれません。
マイペースな性格の子が多い気がする
「基本、マイペースな子が多い気がします。つるんだり誰かに合わせたりするよりも、自分の好きなようにしたいのかなって思いますね。いいところでもあるけど、たまには人と合わせようと思わないのかなって気もします。」(26歳/女性/事務)
一人っ子の女の子は、一人でいることを何とも思わない人が多く、自分の気持ちを押さえてまでつるもうとはしないのかもしれません。マイペースは長所ですが、集団の中では時に短所として捉えられてしまうこともあります。
母親と仲が良いイメージ!
「男の一人っ子よりも、女の子の場合は母親と仲良しって感じがします。普通に仲がいいだけならいいんですけど、母親が子離れできてなくて過干渉っぽくなっちゃう母娘もいるので、それは可哀想だと思いますね。」(25歳/男性/教員)
一人娘ということで親とのつながりも強いというのは確かにありそうです。ただ、この男性が指摘するように、母が娘に対して過干渉になりやすいのもやはり一人っ子に多い傾向。関係が密接になりすぎると女の子にとっては様々な弊害がもたらされてしまいます。
大切にされてるし、きちんとしつけられていそう
「一人っ子の女の子って、きちんとしている印象がありますね。親に目をかけられて育ってきたんだなって思います。愛情たっぷりに大切に育てられているし、しつけもちゃんとされてきている人が多いように感じます。」(29歳/男性/接客)
このように、一人っ子だからこそ親から愛情をたっぷり与えられ、しつけや教育もしっかりと受けて育ってきた人も多いでしょう。一人っ子=ワガママという印象も多いですが実際はそんなことはなく、人に好印象を与える女の子もたくさんいるのです。
一人っ子の女の子の特徴&性格について
これからご紹介する特徴や性格は、すべての一人っ子の女の子に当てはまるわけではありません。特にマイナスな面に関しては、あくまでもそういう傾向がある(きょうだいがいる女の子より比較的多い)というだけですので、参考程度にして下さい。
周りに流される事がない
相手に合わせるよりも自分がどうしたいか、どう思うかということを大切にします。そのため、「皆がやってるから」という理由で行動するのではなく、自分の信念に基づいて動くのが一人っ子の女の子の特徴です。
人に合わせようとしないというと聞こえが悪いですが、必要な場面ではちゃんと合わせます。要は、周りに流されることがないのです。流されないためつるむこともなく、時に一匹狼のように見えることもありますが、本人は飄々としているでしょう。
自分が1番目立ちたい
自分が常に注目されていたいという願望を密かに持っています。そのため、自分以外の誰かが目立っていると心の中では疎ましく思うことも。育ってきた家庭では周りの大人たちから注目されていたのはいつも自分だったわけですから、無理もないでしょう。
クラスの学級委員などリーダー的なポジションに自らつくなど、集団の中で周りから注目されることを好む人も多いです。負けず嫌いで1番になりたいという願望が人一倍強いのも、一人っ子の女の子には多い傾向でしょう。
目立ちたいけど仕切るのは苦手
目立ちたいなら皆をまとめるのも上手なのかと期待しがちですが、目立ちたいけど仕切るのは実は苦手という人が多いです。というのも、一人っ子は皆の意見を聞いてまとめるよりも、自分の好きなように進めたい気持ちが強いから。
自然にまとめることができるのは、やはり下にきょうだいのいる長女タイプ。でも、一人っ子の女の子もリーダーの経験を重ねれば、上手に仕切ったりまとめたりできるようになります。
平和主義
きょうだいゲンカの経験がないまま育ってきた一人っ子の女の子は、争いごと・もめごとが苦手です。「皆仲良くやろうよ」と考えている平和主義ですので、人とぶつかることはできるだけ避けたいと思っています。
でも我は強いので、ぶつからないために人に合わせるのではなく、合わないと思ったら自らその人とぶつかることを避けるだけ。のらりくらりとかわしながら、やりたいようにやる。それが一人っ子の平和主義の保ち方なのです。
一人っ子の女の子の特徴&性格について《続き》
同じ一人っ子の女の子でも違った特徴や性格を持っていることを踏まえながら、続きを見ていきましょう。
自分の気持ちを表現するのが苦手
言いたいことをなんでも言える一人っ子もいれば、内向的で表現が苦手な子もいます。特に、一人っ子ゆえに目が行き届くからと周りの大人が何でも先回りしてやってしまっていると、自分の気持ちや考えを人に伝えるのが苦手な子になりがちです。
黙っていても求めることを叶えられるのが当たり前だったから、言いたいことを言う必要がなくなってしまったのでしょう。でも、親元を離れれば自力でコミュニケーションをとらなければやっていけなくなります。本人にとっては試練ですが、乗り越えるべき壁です。
マイペース
自分をしっかり持っているという意味でのマイペースは長所ですが、悪く言うと協調性に欠けるということでもあります。例えば、皆で話が盛り上がっているのに水を差したり、約束を破ったりしてしまうことも。
このようなマイペースさのせいで、人間関係でつまづいてしまう一人っ子の女の子も少なくありません。マイペースなのが長所として捉えてもらえるように、人に歩み寄る気持ちも大切にしたいですよね。
大人っぽい考え方をする
特に幼い子どもの頃から、大人っぽい口調で話したり思考がやたら落ち着いていたりする一人っ子がいます。これは、周りに大人しかいない家庭で育っているため、大人とのやりとりにばかり慣れたことが原因と考えられるでしょう。
大人が子どものレベルに合わせて関われば、一人っ子でも子どもらしさが失われることはありません。でも、大人が子どもに対して子ども扱いせず常に対等に接していると、一人っ子の場合大人っぽい子どもになりやすい傾向があるのです。
年下よりも年上との方がうまく付き合える
人付き合いに関しては、自分より年下の人間と関わる経験が少ないため、年上との付き合いの方が得意な人が多いです。もちろん、一人っ子でも小さな子が好き、面倒見がいいという性格ならその限りではありません。
また、学校など同年代と関わる場に出れば、一人っ子であっても先輩後輩含め様々な人と接しますので克服できるでしょう。自分が引っ張っていきたいという性格の場合は、逆に年下との方がうまくやっていけるケースもあります。
一人っ子の女の子の恋愛傾向について
では次に、一人っ子の女の子はどのような恋愛をするのか、ありがちなパターンについて見ていきましょう。こちらも、よくも悪くも一人っ子ならではの傾向が見られるようです。
奥手でアピールが苦手
どちらかというと、相手に自分の気持ちを察してほしいと思っているため、アピールがうまくできません。恋愛においてもマイペースなところがあり、好きだけどどうやって好意を伝えればいいかわからず一人でうじうじしてしまいます。
相手から好意を持たれていることがわかれば安心してアピールできるのですが、それまでは奥手に徹するという傾向があるようです。できれば相手から告白してほしいと思っています。
堅実なので遊び歩いたりしない
親からの愛情を一身に受けて育ってきた一人っ子は、羽目の外し方を知らなかったりします。特に女の子ですから社会人になっても門限が厳しかったりする家庭も多いです。そして、それを忠実に守る堅実さも持っているため、恋愛に関しても真面目でしょう。
なので、フラフラと遊び歩くようなことは絶対にしません。好きな人とデートをしてもちゃんと門限を守るなど、親を心配させないような付き合い方を心がける女の子が多いです。
相手に合わせるより自分の気持ちを優先する
好きな人に振り向いてもらうために相手に合わせようとすることはあるかもしれませんが、付き合ってからは自分の気持ちを優先しがちです。そのため、意外とグイグイ引っ張ってくれる男性よりも草食系男子との方がうまくいくことも。
自分の行きたい場所や食べたいものに相手が合わせてくれるような付き合い方を望みますので、デートプランを自分が考えることも喜んでするのです。合わない相手と我慢して付き合うくらいなら次!という潔さもあり、彼氏がコロコロ変わる人も少なくありません。
母親の影響を受けやすい
一人っ子、特に女の子は母親との結びつきが強いです。「母親を喜ばせたい」「心配かけたくない」という気持ちが恋愛にも影響し、母親に認めて貰えるような相手を選ぼうとすることも。また、恋愛について逐一母親に相談・報告する人も多いです。
さらに母親が過干渉だと娘の恋愛に口を挟むのは当然で、デートに母親がついてくるようなケースもあります。自由に恋愛ができないという息苦しさのせいで、いつまでも結婚できなかったり恋愛を諦めてしまったり…。ここまでになると母親と離れるしか解決法はありません。
一人っ子の女の子と相性が良い男性は?
では、一人っ子の女の子はどのような男性とならうまくお付き合いできるのでしょうか。次のようなタイプの男性なら、一人っ子の女の子が自分らしく楽しく付き合っていけると考えられます。
年上の優しい人
マイペースで気ままな性格を持つ一人っ子の女の子を、可愛いと思ってくれるような男性とならお互い幸せに付き合えるでしょう。それは、心の広い年上の優しい男性です。
年上でそれなりに経験も積んできていますので、一人っ子の女の子のワガママなんて可愛いもの。キャパが広く優しい彼なら、女の子に対してあれこれ求めることもなく、ありのままを受け入れてくれるのではないでしょうか。
もちろん優しさに甘えすぎるのはNGです。思いやりと感謝の気持ちを忘れずに相手を大切にすることができれば、きっとうまくいきます。
女の子を不安にさせない、信頼出来る人
浮気や嘘はもってのほかですが、急に連絡を途絶えさせたり自分のことを全然話してくれなかったりする男性にも、不安にさせられますよね。一人っ子の女の子にマイペースなところがあるせいで、男性も気を抜きがちになるかもしれません。
でも、女の子をいつでも安心させていたいと心がけてくれる男性もいます。そのような信頼できる誠実な人なら、不安にさせられることもなく穏やかな気持ちでお付き合いできるでしょう。
愛情表現が上手な人
親からの愛情をたっぷり受けて育ってきた女の子は、男性からもダイレクトな愛情表現をしてほしいと夢見がちです。そのため、愛情表現をしてくれない男性には不安になりますし、愛されていないと思い込んでしまうことがあります。
特に日本人の男性は愛情表現が控えめですが、恥ずかしがらずに言葉や態度でしっかりと愛情表現をしてくれる男性もいるはず。また、外国人をパートナーにするのもありでしょう。たっぷりと愛情を注いでくれる男性となら、幸せなお付き合いができそうです。
冷静でガツガツしない人
愛してほしい、自分を見てほしいという気持ちはありつつ、一人の時間も大切にしたいし自分のやりたいようにやりたいというのが一人っ子の女の子。ですから、あまりしつこく連絡されたり強引にリードされたりするのは苦手なのです。
そんな女の子には、時には放っておいてくれるくらいの冷静さを持つ男性がおすすめです。連絡もほどほどに、女の子の行きたい所に付き合うくらいのさっぱりした性格なら、無理なく付き合えるでしょう。
冷静でガツガツしないけれど優しくて愛情表現はちゃんとしてくれる…そんな理想的な男性を見つけるのはなかなか難しいかもしれませんね。
一人っ子の女の子の育て方のポイント
これまでも触れてきましたが、一人っ子には親の愛情を一身に受けられるメリットがある反面、目が行き届きすぎるがゆえのデメリットもあります。一人っ子を育てる親は、それらを踏まえて子育てしていくことが大切なのです。
親が自分をどう育ててきたかということが今度自分が子育てをすることにも深く影響していき、それが次の世代へとどんどん続いていきますので、子育てにはかなり重要な意味合いがあることになりますよね。
では、一人っ子の女の子の子育てについて、押さえておきたいポイントをご紹介します。
一人っ子だからという理由だけで厳しくしない
一人っ子はワガママ、我慢ができない、協調性がないといったマイナスイメージは、当事者である親も見逃せませんよね。確かに一人っ子には、きょうだいがいる家では経験できないことがあるのは本当です。
でも、一人っ子だからという理由だけで厳しくすることに意味はありません。きょうだいがいないせいで経験できないことは、幼稚園や保育園、学校などの集団生活の中でちゃんとカバーされます。一人っ子でも、社会性を身に付ける機会はたくさんあるので大丈夫です。
たくさん甘えさせる
たった一人の娘なわけですから可愛いのは当たり前、わざわざ無意味に厳しくする必要はありません。特に幼少期は、たくさん甘えさせて親からの愛情をたっぷり与えましょう。
抱っこなどのスキンシップ、一緒に遊んだり話を聞いてあげたりという温かい関わりを重ねてくださいね。幼い頃に甘えさせたからといってワガママになることはありませんよ。
親から愛されてきた経験があれば、しかるべき時に自分から親の手を離れます。その時に、ちゃんと手を離してあげることが大切なのです。そして背中を見守りましょう。
甘えさせるが、甘やかさない
たくさん甘えさせることが、一人っ子の女の子の健全な成長を促します。そのため、甘えさせることは大切ですが「甘やかす」のはNGです。これは一人っ子に限った事ではありません。
甘やかしとは、子どものワガママを何でも聞いたり、危ないことや人を傷つけるようなことをした時に叱らなかったりすることを指します。要は、親が子どもの言いなりになってしまうのです。これではただのワガママで分別のつかない大人になってしまいます。
子育てでは、子どもを甘やかすのではなく甘えさせることが大切なのです。
家族以外の人間関係を大切にする
一人っ子は家庭の中では大人に囲まれたたった一人の子どもですが、やがて幼稚園などの社会に出れば、そこで新しい人間関係を築いていくようになります。
特に一人っ子の場合大人の目が行き届きやすかった家庭から外に出るとなると、親はあれこれ不安になるかもしれません。でも、「うちの子ならやっていける」と子どもを信じてドンと構えましょう。我が子が家族以外の人間関係を作れることに感謝したくなるはずですよ。
お友だちとうまくいかないことがあっても、それも子どもにとって大切な経験です。子どもが話したい時にいつでも聞いてあげられるような関係性を大切に、外での子どもを応援しましょう。
過保護・過干渉はNG!子どもの意志を尊重して
目が行き届く分、ついついあれこれ口や手を出してしまいがちなのも一人っ子の親にありがちな傾向です。特に女の子となると、可愛さのあまり心配や不安が先走って親が道を塞いでしまうことも。
でも、過保護や過干渉を繰り返していると、自分で何もできない子になってしまいます。大人になってからも、親の意見がないと何も決められないという人が実際にいるのです。親が死んだ後、その人たちはどうやって生きていくのでしょうか。
愛情を与えることは大切ですが、子どもが自分でやろうとする力は決して奪ってはいけません。その子らしく生きていけるように、意志を尊重してあげましょう。
一人っ子の女の子は魅力的!自信を持って恋愛しよう
一人っ子と相性のいい男性と付き合うことができたら、きっと幸せな恋愛ができますよ。きょうだいがいないから、一人っ子だから、と卑下する必要はまったくありません。ここまで育ってきた自分に自信を持って素敵な恋愛をして下さい。
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