夢の中で夢を見る！？二重夢の意味と夢の状況で異なる暗示を解説！

多重夢や二重夢という言葉を知っていますか？これは、夢の中で夢を見る現象です。結構奇妙な現象ですが、意外と見たことがある人は多いそう。

夢の中で夢を見るのは、どんな意味があるのでしょうか。不思議な夢だからこそ、その意味が気になってしまいますよね。そこでこの記事では、夢の中の夢を夢占いの観点から徹底分析。あなたが見た二重夢の謎を解き明かしていきましょう！

二重夢や明晰夢と呼ばれることも

先述したように、夢の中で夢を見ることは二重夢ともいいます。二重に夢を見ているから二重夢ということです。

一方、明晰夢と呼ぶこともあります。なぜ「明晰」なのかというと、それが夢の中の夢であることを自覚しているからです。もし自覚していないのであれば、それが「夢」なのか「夢の中の夢」なのかは区別がつかないですよね。

ちなみに、二重夢＝明晰夢ではありません。たとえ二重夢でなくても、夢の中であることを自覚できれば明晰夢です。つまり、明晰夢の一種が二重夢だといえます。

夢の中での夢は「凶夢」が多い…

夢の中で夢を見る…一度は経験してみたい不思議な夢ですが、実はあまり歓迎できるものではありません。というのも、夢の中で夢を見るのは、疲れているときだからです。この夢を見たとき、あなたは生活に疲弊している可能性があるため、ある意味危険サインと言えます。

せっかく夢が警告してくれたのですから、一度ゆっくり休む時間をとる必要があるかもしれませんね。夢がくれたメッセージを大事にしましょう。

夢の中で夢を見るのは、あなたが疲れているときだと紹介しました。しかし、一口に「疲れている」といっても、どんな心理状態なのかは人によって異なります。そこで、次は夢の中で夢を見る時の心理を掘り下げていきましょう。

自分の今の状況を理解しようとしている

夢の中で夢を見ていることを自覚するのは高度なことです。普通、夢を見ているときにそれが夢の中だなんて気づきません。どう考えても非現実的なことが発生しても、「これは夢だな」とはなかなか思えないものです。

それにもかかわらず夢の中であることを自覚できたなら、それはあなたが自分の置かれた状況を必死に理解しようとしているからにほかなりません。

そして、自分の状況の置かれた状況を理解しようと努めるのは、そうしなければならないほどの不安を抱えているからでしょう。たとえば、このままで将来は大丈夫なのか、自分にはやるべきことがあるんじゃないのか、といった不安です。夢の中の夢は、あなたの不安の表れと言えます。

夢であって欲しいという気持ちの表れ

夢を見たとき、それが嫌な夢だったら「夢であって欲しい」と思いますよね。そして実際に起きた際、夢であることに安心するはずです。その安心感を得たい気持ちが、あなたに夢の中の夢を見させている可能性があります。

少し複雑ですが、順を追って考えてみましょう。夢の中で夢を見ていた時、その夢が不幸なものだったとします。この場合、その夢から覚めたときに、あなたは安心感を覚えるはずですよね。

しかし、夢の中で夢を見ているのですから、安心感を覚えているのもまた夢なのです。一言で言えば「辛いことがあったと思ったらそれは夢だった、という夢」を見たということになります。

これは、あなたの願望かもしれません。日常で何かつらいことがあって「これが夢ならホッとするのに」という気持ちが、そのまま夢になった可能性があります。

精神的に不安定になっている暗示

ここまで見てきたように、夢の中で夢を見るのはあなたの精神状態が不安定になっている証拠と言えます。現実の生活で辛いことがあるから、自分のおかれた状況を分析しようとしたり、「実は夢でした」という安心感を求めたりするのです。

いずれにしても、あなたは休息が必要なタイミングと言えるでしょう。一度肩の荷を下ろせる時間を確保することが大切です。

一口に夢の中の夢と言っても、いろいろなシチュエーションがありますよね。ということで、次は夢を見たときの感情にフォーカスして見ていきましょう。

夢の中での夢が幸せな夢

夢の中で見た夢が、幸せな夢であることがあります。この場合、精神的な辛さとは無縁な感じがしますよね。ところが、これはこれで警戒が必要です。

というのも、「せめて夢の中では幸せでありたい」という気持ちが反映されている可能性があるから。「幸せな夢を見るという夢」ですから、「せめて夢では楽しくありたい」という気持ちが強く表れています。それは逆に言えば、現実がかなりつらい証拠かもしれません。

実際、夢の中で楽しい夢から覚めたとき、「なんだ、夢か」という気持ちになるはず。そんな風に落胆する夢を見ているのですから、あまり良い夢とは言えません。

夢の中での夢で怖い夢

嫌な夢というのはいろいろありますが、その中でも特に嫌なのは怖い夢ではないでしょうか。得体の知れない怪物に追いかけられたり、周囲の人間から嫌われたりと、朝起きてこれほど「夢で良かった…」と思うものはそうそうないでしょう。

これを夢の中の夢で見たとしたら、あなたは日常生活の中で酷いストレスを感じている可能性が高いです。「夢で良かった…」という安堵を夢に見てしまうほど、安心感を渇望している状態と言えます。

現実に存在する辛いことは、なかなか避けて通れません。しかし、どうしても身の危険を感じたら逃げるべき時もあります。今一度、自分はどこに進むべきなのか考えてみましょう。

夢の中でのドキドキする夢

たとえば恋愛のような、楽しくてドキドキする夢を夢の中で見ることがあります。これは、願望が夢になって現れたものである可能性が高いです。

もしかしたら、あなたはドキドキ感とはかけ離れた現実を送っているのではないでしょうか。毎日同じようなことの繰り返しで、新鮮なことが何もないのかもしれません。

そのせいで、「せめて夢の中ではドキドキしたい」という気持ちが夢の中の夢という形で現れるのです。何か新しいことを始めるなどして、生活に彩りを加える必要があるでしょう。

夢の中での夢で悲しい夢

夢の中の夢で悲しみを感じるのは、あなたの悲しみが心の奥に封じられているせいです。本当は現実に悲しみを打ち明けられれば良いのですが、なかなかそれができず、せめて夢の中で表現しようという心理が働いているのでしょう。

弱音を吐いてはいけないとよく言われますが、辛いときはちゃんとそれを表現したほうが良いこともあります。ため込みすぎているなと感じたら、誰かに話を聞いてもらうなどしたほうが良いでしょう。

夢の中の夢が持つ意味は、その夢で置かれた状況によっても変わってきます。そこで、次は夢の中の夢の状況別に、内容を解釈していきましょう。

夢の中で夢で過去の恋愛をみる夢

過去の恋愛を夢の中の夢に見ることがあります。これは、あなたが過去の恋愛を過去のものにしたいと考えている証拠です。つまり、失恋から立ち直ろうとしている途中と言えます。

特にそれが楽しい思い出なのであれば心配は要りません。あまり未練は残っておらず、次に向かおうという心の準備ができています。

一方、過去の恋愛が悲しい思い出として蘇るのであれば注意が必要です。まだ未練が残っている可能性があるため、気持ちを切り替える必要があります。

夢の中で夢を見て起きる夢

夢の中で怖い思いをしたら、驚いて起きてしまいますよね。そして、「夢で良かった」と思うものです。ところが夢の中での夢に驚いて、夢の中で起きることがあります。

これは、あなたが疲れているサインだといわれています。驚いて起きるという非常に疲れることを夢の中でやってしまっているのです。起きたときには「ようやく本当に起きれた…」と、酷い疲れを感じてしまうのではないでしょうか。じっくり休む時間を取りましょう。

夢の中で夢で自分を見る夢

夢の中で自分を客観的に見る夢を見ることがあります。自分を外側から見るのですから、かなり特殊な夢と言えるでしょう。

この夢は、自分を客観的に捉えたいという気持ちが現れています。夢の中だけでなく、夢の中の夢の中でそれを行うのですから、かなり深くまで自分を探ろうとしている状態です。そのくらい、今の生活で自分の立ち位置を確認したい気持ちがあるのだといえます。

夢の中で夢で実際に起きたことを見る夢

実際に過去に経験したことが、夢の中の夢で現れることがあります。これは、その出来事を「夢であって欲しい」と思っている気持ちの表れ。きっと、その出来事はあなたにとってつらいものだったのではないでしょうか。

心が受け入れられないほどつらいものだったのかもしれません。しかし、それを夢に見るのは、徐々に受け入れつつある過程とも言えます。時が経てば、やがて受け入れられるようになるでしょう。

夢の中で夢で金縛りにあう夢

金縛りは、半分起きて半分寝ている状態で発生するものだと言われています。意識はあるけれど体は動かないので、金縛りに遭ったような気がするわけです。

ところが、夢の中で金縛りに遭う夢という、奇妙な状況に見舞われることがあります。これがどのようなことを意味しているのかというと、あなたが一人で頑張りすぎていることの暗示です。

頑張るのは良いことですが、自力だけでは解決できないこともたくさんあります。協力してくれる人がいるのなら、助けを求める姿勢も大切です。自分が問題を解決しようとする姿勢に無理がないか、一度見直してみましょう。

夢の中で夢を見るシチュエーションは他にもあります。続きを見ていきましょう！

夢の中の夢で夢を見る夢

分かりづらいですが、要するに三重の夢を見ているということです。この夢を見てしまう場合、あなたはかなり疲れがたまっている可能性があります。

夢占いにおいて、二重夢は凶夢です。二重でさえ悪いのですから、これがさらに重なるとかなり悪い状態と言えます。近いうちに休む時間をとったほうが良いでしょう。

夢から抜け出せない夢

せっかく夢から覚めたと思ったのに、まだ夢の中だった…明晰夢ではそれが夢であることを自覚できるため、このように「起きたのに夢だった」という事態が起こり得ます。

この場合も、あなたは疲れをためている可能性がありますよ。何か困惑するようなことが実生活であったのではないでしょうか。

困惑したまま放っておいても、自動で考えが整理されることはありません。やはり、一度休息をとって気持ちや考えを整理することが大切です。

夢の中で夢で恋愛する夢

過去の恋愛がよみがえる夢については先ほど紹介しました。それとは別に、新しい恋愛を夢の中の夢ですることがあります。

この場合は、あなたの願望が現れている可能性が高いです。こんな恋愛がしてみたいという気持ちがそのまま出てくることもあれば、今の恋人に対する不満が、ほかの恋愛への憧れという形で表出することもあります。

前者ならば、その気持ちを大事にして恋愛に積極的に進むと〇。後者なら、恋人との関係を見直してみましょう。

夢の中で夢で目的地にたどり着けない夢

どこかに行こうとしているのに、それが一向に叶わない。そんな夢を、夢の中で見ることがあります。

進んでも進んでも届かないのですから、もどかしい気分になるでしょう。実際、この夢はあなたのもどかしい気持ちを反映していることがあります。何かに向かって努力しているのに、それがなかなか叶わず、つらい思いをしているのではないでしょうか。

ただ、それはあなたが努力をしている証拠でもあります。頑張りすぎて気に病むのはいけませんが、少しずつ前に進んでいけているのですから、ポジティブに考えましょう。

夢の中で夢でトラブルに巻き込まれる夢

夢の中でもトラブルに巻き込まれるなんて、不幸としか言いようがありませんよね。そんな夢を見てしまったあなたは、どんな状態にあるのでしょうか。

これは、あなたが現実に何か壁にぶつかっている状態を暗示していることがあります。ただ、単にトラブルに巻き込まれているのではなく、その解決を目指している途中です。

今はつらいかもしれませんが、解決しようとする姿勢を忘れなければ、やがて困難を乗り越えられる日が来るはずですよ。

続いて紹介するのは、夢の中で見る夢であなたがとる行動の意味です。夢であなたが行ったことは、どのような意味を持つのでしょうか。

夢の中での夢で泣く夢

悲しいときは、素直に泣いた方が心の整理がつくといわれますよね。しかし、大人になるとなかなか素直に涙を流すことができません。心で泣いていても、ちゃんとそれを表に出せないのです。

それならせめて、夢の中で泣けばスッキリするのかもしれません。ところが、夢の中の夢で泣いているのはどうでしょうか。これは、悲しいという気持ちが心のかなり奥の方に隠れている状態と考えられます。現実に泣けず、夢の中でも泣けず、夢の中の夢の中でようやく悲しみを表現できるのです。

これほど感情を押し込めていると、精神に大きな負担がかかるのは当然のこと。閉じ込めている感情があるのなら、一度すっきり外に流す努力をする必要があります。

夢の中での夢で失敗する夢

失敗する夢を見るのはつらいですよね。夢の中の夢で辛い夢を見た場合、それはどのようなことを意味するのでしょうか。

これは、あなたの失敗の原因を探ろうとする心理の表れと解釈できます。前に紹介したように、夢の中の夢を見るのは、自分を客観的に解釈しようという気持ちの表れです。失敗を客観的に捉え、次に進もうという姿勢が夢になったのだと考えられます。

今は失敗が続いて意気消沈しているかもしれません。しかし、失敗の原因を探り、次につなげればやがて成功へとたどり着けるでしょう。

夢の中での夢で寝る夢

なんと、夢の中で寝る夢を見ることがあります。二重に寝ているという不思議な夢です。

これは、あなたの眠りたいという願望を表していると解釈できます。といっても、単に睡眠が足りないから休みたいという感情ではありません。現実から離れたいという気持ちが現れているのです。

つまり、現実逃避したいくらい現実がつらいことを意味しています。警告と捉えることが大切です。

夢の中での夢でセックスする夢

夢の中で素敵な相手とセックスできたらいいのに…なんて思ったことがある人は多いのではないでしょうか。この「セックスする夢を見たい」という気持ちが、「セックスする夢を見る夢」という形で現れることがあります。

これはあなたの疲れやストレスを表しているのではなく、単純に性的欲求の表出であると考えられますよ。特に実生活で性について思い悩んでいるわけでないのなら、深く考える必要はないでしょう。

ただ、恋人がいるのにセックスする夢を見る夢を見たら、ちょっと注意が必要です。マンネリ化しているようなら、打破する方法を考えてみましょう。

夢の中での夢でやるべきことをやる夢

人が生活の中でやることは、主に二つに分けられます。やりたいことと、やるべきことです。本当はやりたいことだけやって生きていければよいのですが、なかなかそうはいきません。仕事に勉強にと、課題は山積みです。

そんな課題に追われる夢を夢の中で見たら、あなたが実際に課題に追われている証拠かもしれません。仕事がたくさん残っているとか、学生であれば宿題があるとか、そういう切羽詰まった状態です。

もちろん、ちゃんと取り組めているのであれば問題ありません。しかし、やるべきことを放置しているときにこの夢を見たら警告だと考えましょう。放置したままにしておくと、あとで大きな負担になりますよ。

ここまで解説してきたとおり、夢の中の夢はあまり良い意味を示さないことが多いです。できれば見ずに済ませたいですよね。

では、そもそもどうして夢の中の夢なんて見てしまうのでしょうか。その原因をご紹介します。

心身ともに疲労が溜まっている

いくつかのシチュエーションで解説したように、心や体に疲労がたまっていると夢の中で夢を見ることがあります。

というのも、そもそも健康的な生活をしているとあまり夢を見ないといわれているからです。厳密には、見ているけれど朝起きたときには忘れています。

ところが、睡眠のリズムが崩れると、本来忘れた状態で目覚めるはずだった夢を、起きたときにも覚えていることがあります。このせいで「夢を見たな」と自覚できるのです。

実際のところ、どうして夢を見るのかといった疑問はまだ明確には解明されていません。しかし、疲れているとよく夢を見るとは言われます。確かな証拠があるわけではありませんが、休息をとるべきタイミングとして意識すると良いでしょう。

無意識に心の整理をしている

眠りは、頭の中を整理する働きがあるといわれています。覚えておくこととそうでないものを分類して、覚えておくべきことを頭に定着させる働きがあるのです。

そして、自分にとって不快なことやストレスがたまることは、記憶に残りやすいもの。嫌なことはなかなか忘れられないですよね。なんでこんなことになったんだろう、と考え込んでしまいがちです。

こうした、嫌なことを整理しようという無意識の働きが、夢になって表れている可能性があります。現実に嫌なことを抱えているのであれば、じっくり向き合うきっかけにしましょう。

現実逃避願望がある

人は現実があまりに辛いと、空想に逃げ込んでしまいがちです。それはある意味、防衛反応なのでしょう。辛いことにずっと向き合っていたら、気持ちが持ちませんよね。それが、「もっと夢を見ていたい」という気持ちにつながり、夢の中でも夢を見るようになるのかもしれません。

ただ、夢を見ていても現実は変わりません。疲れているときは夢に逃げるのも有効ですが、やがては現実に向き合って対処していかなければならないのです。休むことと戦うことのバランスを取りながら生活することが大切ですよ。

眠りが浅い

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられるといわれています。前者が浅い睡眠、後者が深い睡眠です。そして、夢はレム睡眠で見るものだそう。

別にどちらが良いというわけではなく、実際の睡眠ではこれらが交互に訪れることが分かっています。そのため、誰でも夢は毎晩見ているのです。ただ、バランスよく眠れていると、起床はノンレム睡眠の後に訪れるため、夢の内容を覚えていないまま起床することになります。

それに対し、眠りのリズムが悪いとレム睡眠の後で目覚めることになります。その結果、夢を覚えたまま起床することになるのです。したがって、夢をよく見るようなら眠りのリズムが悪い可能性があります。ぐっすり眠れるように工夫をしてみましょう。

夢の中の夢という、変な夢を見ないためにはどうすれば良いのでしょうか。ということで、最後に紹介するのは夢の中で夢を見ないようにする対策方法です。夢を見ずにぐっすり眠りたいと思った時に実践してみましょう。

悩みやストレスを抱え込まない

悩みやストレスがあると、必然的に眠りは浅くなります。なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めたりするはずです。そして夢の中でもうなされるとしたら、踏んだり蹴ったりと言えるでしょう。

そのため、悩みはひとりで抱え込まないようにしなければなりません。日常の中でうまく表現できていれば、夢の中には出てこなくなる可能性があります。気の知れた友人がいるのなら、定期的に悩みを聞いてもらってすっきりしましょう。

ちなみに、話を聞いてくれる人がいないのなら、紙に書くのも有効です。口に出すわけではありませんが、体の外に表現することになるため、少しはストレスの解消になります。また、自分の考えを客観視できるのもメリットです。

辛いことに向き合う

夢の中で夢を見る原因が、実生活での辛い出来事に起因している場合、放っておいてもなかなかよくならないものです。どれほど夢の中で楽しい思いをしても、あるいは悲しみを表現しても、現実には何も変わりませんよね。根本的な原因を取り除くことはできないのです。

そのため、明確な問題を抱えているのであれば、つらくてもそれに立ち向かう必要があります。苦しいでしょうが、それを乗り越えられればきっと落ち着いて眠れるはずです。

無理のし過ぎはいけませんが、目を逸らしすぎるのもNG。バランスを取りながら物事に対処していく姿勢が大切です。

リラックスできる時間を意識的に作る

現代人は忙しくて、なかなか休む時間なんてとれませんよね。しかし、休めないと夜しっかり眠れなくなります。変な夢を見て、ぐったりした状態で朝を迎えることになりかねません。

そのため、意識的に休息する時間を確保する必要があります。これも自己管理の一つだと思って取り組みましょう。

ただ、寝る前にリラックスするのなら、間違ってコーヒーなどのカフェインを含むものは飲まないように要注意。かえって眠りが浅くなってしまいますよ。

寝る前にスマホは触らない

よく言われることですが、スマホのブルーライトは脳を活性化させます。目を覚まさせる効果があるのです。これを睡眠の前に見てしまうと、必然的に眠りは浅くなるでしょう。

また、スマホからはいろんな刺激が入ってきます。仕事のことだったり友人のことだったりと、あなたを悩ませる可能性のあることが目に入るのです。

入眠前にそんなものを見たら、夢になって出てきそうですよね。実際、夢は強く意識していることが現れる傾向にあるので、寝る前にインパクトの強いものを見ると、それが夢に出てくる可能性が高くなります。嫌なことを夢に見ないように、入眠前は余計な情報を遮断してリラックスしましょう。

入浴は入眠の一時間前に

同じくリラックスして眠るためのコツとして、タイミングよく入浴することが挙げられますよ。

人間は、体温が下がっていく途中に入眠しやすいといわれています。体温が高すぎても低すぎてもよく眠れないのです。つまり、入浴して温まった体が、だんだん冷めていく過程でベッドに入るのが一番ということ。

そのタイミングを狙うには、入眠の一時間くらい前に入浴するのが〇。あわせて、入浴時によりリラックスできるようにアロマなどを利用すれば、もっとぐっすり眠れるでしょう。

見たい夢で上書きする

これは現実的な対処法というより、おまじないのような方法です。

聞いたことがある人も多いかもしれませんが、枕の下に見たい夢を書いた紙や写真などを入れて眠ると、好きな夢を見られるという話がありますよね。このおまじないで、見たくない夢を上書きしてしまいましょう。

この記事ではあまり良くない夢ばかりを紹介してきましたが、吉夢と呼ばれる望ましい夢もたくさんあります。そうしたものを望んでおまじないをしておけば、日々の運勢を高められるかもしれませんよ。