そもそもポンコツとは?
今回はそんなポンコツに注目ということで、まずはポンコツという言葉の意味や由来を解説していきましょう。
「ポンコツ」の意味
ポンコツとは「役に立たないもの」という意味を持つ言葉です。つまりポンコツな人というのは、役立たない人という意味になりますね。
もともとは老朽化や破損をして壊れて役に立たなくなってしまったものを指す言葉です。それを人に当てはめる場合、相手の能力が劣っている、どこか他の人よりも欠けている、そんな特徴を持つ人に使われる言葉となっています。
「ポンコツ」の由来
なぜ「ポンコツ」と呼ばれるようになったのか、由来についても見ていきましょう。
ポンコツは壊れたものや老朽化したものを指す言葉です。そういった壊れたものを直す際、大きなハンマーを使って修復をすることが昔は多くありました。
そのハンマーを使った時の音が「ポンポン」「コツコツ」というものだったため、大きなハンマーで直す必要があるものをポンコツと呼ぶようになったと言われています。
ポンコツな人の特徴【性格編】
まず注目をしていくのがポンコツな人の性格です。ポンコツな人はどういった性格をしていることが多いのか、解説していきましょう。
マイペース
基本的にマイペースで人に流されることがほとんどないのも、ポンコツな人の特徴です。これは良い意味でも悪い意味でもマイペースであり、一言で言えば協調性がないと言えます。
周りに合わせることをしない…というよりかは、周りを見て行動していないことが多いため、基本的に自分の価値観や都合、意思をベースに行動することが多いのです。そのため周りに流されることもなければ、周りに合わせることもできないと言えます。
そんなマイペースさは長所とも言えるため一概に悪い点とは言えないものの、やはり集団生活においてマイペースな人がいると場が乱れてしまうのは事実。もう少し周りと歩幅を合わせてくれ、と思われることが多いでしょう。
承認欲求が強い
承認欲求が強く、何かと「自分が自分が!」と自己主張してしまうのもポンコツな人に多く見られる特徴です。ポンコツな人は、言葉の意味からもわかる通り他の人と比べて能力が低いことが多く、成功よりも失敗することのほうが多い人物でしょう。
しかしプライドや承認欲求は人一倍強いため、何か都合の良い解釈が少しでもできれば他の人の成功を自分のもののように語ったり、大袈裟に物事を言って注目を浴びようとするのです。
これは「自分は周りより劣っている」という劣等感から来ている人がほとんど。冴えない自分を少しでも目立たせない、認められたい、そんな心理が承認欲求の強さに関係しているのでしょう。
ルーズな性格
時間にルーズだったり約束を守れなかったり、基本的にルーズな性格で周りを困らせてしまうこともポンコツな人には多いでしょう。もともと誰かを気遣ったり周りを見て行動したりするのが苦手なため、何においてもルーズになってしまいやすいと言えます。
特に時間のルーズさはポンコツな人の主な特徴でしょう。時間の管理が苦手だったり、約束を守ることの重要性があまりわかっていなかったりするため、基本的に時間を守ることができません。
遅刻をしてしまうことは悪いと思っていながらも、本人からしてみればその時間に間に合わせることでいっぱいいっぱいなのも事実。責められても「仕方がないだろう」と思ってしまうことが多いでしょう。
勘違いしやすい
自分の都合の良いように物事を解釈したり、勘違いしたりしやすいのもポンコツな人に見られる特徴です。もともと承認欲求が強かったり、周りを見たり空気を読んだりすることが苦手なため、自分にとって都合の良いことは鵜呑みにしてしまう性質があります。
また、何かを覚えるのが苦手なため、約束の日付や時間を間違ったまま覚えてしまうのも多いでしょう。その結果、約束や時間が守られないことも多く、周りからポンコツ扱いされることになるのです。
わからない部分を想像や経験で補うことができないため、ポンコツな人が勘違いしないように物事の順序をひとつひとつきちんと説明する必要があります。
ポンコツな人の特徴【行動編】
何度も同じ失敗をする
何度も同じ失敗をしてしまうのは、仕事でも私生活でも多く見られるポンコツな人の行動です。ポンコツな人は失敗をした際、原因を突き止めなかったり、改善に向けて努力をしなかったりすることが多いため、何度も繰り返し失敗してしまうのでしょう。
また、失敗しないように原因を突き止めて改善に向けて頑張ったとしても、他の人と比べると要領が悪く記憶力も低いため、思ったように改善できないのも事実です。
よく見れば少しずつ物事が改善している様子は見られるものの、牛歩のような速度であるため、基本的に周りからは同じ失敗を繰り返ししていると見られることがほとんどでしょう。
すぐに泣く
すぐに泣いてしまうのは、ポンコツな人の特徴であり、本人や周りにとっての大きな悩みの種となっていることも多いポイントでしょう。
ポンコツな人にはプライドが高い人が多く、それが折られたり、自身が責められたりすると感情が昂ぶって涙が出てしまうことが少なくありません。また、何をやっても上手くいかない自身のポンコツ具合に悔し涙を流すことも多いでしょう。
何かと指示待ちが多い
基本的に受け身で指示待ちの姿勢が多いというのは、実際にポンコツな人と付き合いがある人ならば幾度となく見ている特徴でしょう。自分なりに考えて行動することができず、誰かの指示がない限り自発的に動くことはありません。
特に仕事で指示待ちの姿勢を持っているポンコツな人は多く、いつまでも誰かの指示どおりにしか動かないからこそ、さまざまな経験ができなかったり知識が身に付かなかったりするのでしょう。
何事もある程度積極性を持っていないと、その物事を上手にこなすのは難しくなります。ポンコツな人は指示待ちの姿勢が多いからこそ、成長する機会が失われ、いつまでもポンコツな人だと思われてしまうのでしょう。
自分を棚にあげる
何かと自分を棚にあげて、責任やトラブルからのらりくらり逃れようとするのもポンコツな人によく見られる特徴です。プライドや承認欲求は少なくとも人並みよりも高いため、自分に都合が悪いことがあれば自分を棚にあげて責められるのを逃れようとします。
そのため、ポンコツな人は何かと言い訳が多いでしょう。「でも」「だって」と言い訳ばかりをして、前に進むことや何かを成し遂げることから逃げているため、いつまでも知識や経験が身に付かずポンコツのままでいてしまうのです。
ポンコツな人の特徴【日常生活編】
そんなポンコツな人の日常生活に見られる特徴を解説していきましょう。
休みの日はボーっとしている
ポンコツな人は基本的に休みの日はボーッとしていることが多いでしょう。何かをやる気にもなれず、何かをしたとしても上手くいく保証もないため、ボーッとして休日を休息に使っている人がほとんどです。
また、ポンコツな人の多くは受け身な人が多いため「自分で何かを考えてする」ということに慣れていません。いざ休日が訪れたとしても何をしていいかがわからず、結局ボーッとして終わることが多いのも事実でしょう。
趣味や生きがいが無い
ボーッと休日を過ごすことの多いポンコツな人ですが、実は趣味や生きがいがないのもその理由として挙げられるでしょう。自分が楽しめるような趣味や生きがい、目標などがなく、ただ流れ行くままに毎日を過ごすだけの人生を送っているというポンコツな人は珍しくありません。
趣味や生きがいがある人の多くは探究心や積極性が育まれ、自発的に何かをするという経験を培うことができますよね。努力をして実力を身につけること、勉強をしたり調べたりして知識を蓄えること、そういった経験は趣味以外の場面でも役立つことがほとんどです。
しかしポンコツな人は無趣味で生きがいがない人も多いため、趣味などからそういった経験を重ねることができません。ただ目の前にあるやるべきことをやるだけなため、人よりも経験や知識を培う瞬間が少なく、それがポンコツ具合に拍車をかけているとも言えるでしょう。
不規則な生活を送っている
不規則な生活を送っているポンコツな人は珍しくありません。時間を守ったり何かのルールに沿って生活をしたりするのが苦手なため、起床就寝の時間はバラバラだったり、食事の時間も定まっていないことがほとんどです。
個人差はありますが、不規則な生活は心身に悪い影響を及ぼすことが多いですよね。ポンコツな人は周りと比べて実力が乏しいことが多いものですが、さらに心身の不調も重なって物事が上手くいかないこと、失敗してしまうことが多くなっているのもまた事実です。
規則正しい生活を送れる人は心身の調子が良く、集中力や記憶力、モチベーションの維持ができる人がほとんど。不規則な生活を送るポンコツな人が何事も上手くいかないことが多いというのも納得できることでしょう。
清潔感がない
一概にすべてのポンコツな人とは言い切れませんが、ポンコツな人には清潔感がない人が多いと言われています。基本的に管理と名のつくものが苦手なため、自分の身だしなみを整えることに苦手意識を持っている人が多いのです。
そのため、どこかダサい雰囲気だったり、不潔感を持たれるような見た目をしていることは珍しくありません。せめてもっときちんとした格好をすればいいのに…と周りから助言をされたとしても、プライドの高さが邪魔をして素直に聞けないことも多いでしょう。
ポンコツな人の特徴【その他】
他にポンコツな人はどういった特徴を持っているのでしょうか?ポンコツな人に当てはまる他の特徴を早速チェックしてきましょう。
空気が読めないところがある
もともと協調性がないため、空気が読めないことがあるのはポンコツな人の代表的な特徴でしょう。基本的に自分のことでいっぱいいっぱいになっているため、周りのことに目を向けたり気を遣ったりする余裕がないのが本音です。
そのため、会話の途中で割り込んできたり、タイミング悪い発言をしたり、人を傷つける言葉を言ってしまったりすることも珍しくありません。空気が読めない、間が悪いと指摘をされても空気の読み方がわからないため、途方に暮れてしまうことが多いでしょう。
また、空気が読めないだけでなく承認欲求が強いため、他人よりも自己主張をしたがるのも空気を壊してしまう原因のひとつ。少しでも主張できることがあれば「自分が自分が」となってしまい、その時の空気や主役を差し置いて自己主張してしまうことも多いと言えます。
運動能力が低い
運動能力が低く、何かとどんくさい行動や態度が多く見られるのもポンコツな人によく見られる特徴です。歩いたり走ったりするのももたついたりすることが多く、何もないところで転んだり、怪我をしたりすることも珍しくありません。
また、運動能力が低い人は無駄な動きや動作が多いという特徴を持つ人も少なくないですよね。ポンコツな人も無駄な動きが多く、それゆえにトラブルが起きたり、必要以上に体力や気力を消費したりしてしまうことはよくあることです。
常識がない
一般常識やモラルがなく、周りに迷惑をかけたりトラブルを招いたりしても自分が原因だと気づけないことが多いのもポンコツな人の特徴と言えます。常識やモラルがないことから、それに沿った動きをすることができず、周りを驚かせてしまうのです。
どんなに能力が低い人でも、常識やモラルがわかっている人はなんだかんだで物事を上手くこなすことは多いでしょう。結果が思うように振るわなくても、常識やモラルがあるからこそ周りと上手くコミュニケーションが取れたり、別の部分でフォローができたりするのです。
しかしポンコツな人にはそれができません。常識やモラルが欠けているため、他の部分で補ったり他の人に協力を仰いだりすることができず、失敗を重ねることが多くなってしまうのでしょう。
お財布の紐がゆるい
お財布の紐がゆるく、計画的にお金を使えないポンコツな人は多いでしょう。日常的に金欠になっていることが多く、必要な場面でお金が使えないと悩む人は少なくありません。
しかし、後々困ると思っていても誘惑に弱いため、欲しいものがあったら衝動買いをしてしまうことがほとんど。きっとなんとかなるだろう、と楽観的にとらえて買ったことに満足してしまうため、後々困ることへの対策を講じることもあまりありません。
ポンコツな人はモテる?そのワケとは
なぜポンコツな人がモテるのか、恋愛の観点から見たポンコツな人の魅力やモテる理由に注目をしていきましょう。
ポンコツ具合が逆に癒しキャラ
実はポンコツ具合に癒しを感じるという人は多くいます。完璧主義な人や隙がない人よりも少し抜けてるようなポンコツ具合が感じられる人のほうが、可愛らしく、見ていて飽きないと思えるのでしょう。
特に男性は隙がない女性よりも隙がある、どこかおっちょこちょいの女性に可愛らしさを感じる人は珍しくありません。完璧な女性も魅力的ではあるものの、付き合ったり結婚したりするならば可愛らしさや癒しを感じるポンコツ女子のほうが良いと思えるのです。
また、ポンコツ男子に対して母性本能をくすぐられる女性も少なくないでしょう。完璧な男性は頼りがいがあるものの、一緒にいて気が抜けないと感じる人は多くいます。ポンコツ男子のほうが一緒にいて楽であり、ポンコツ具合も可愛らしく癒しを感じると思えるのですね。
なぜか放っておけない雰囲気
なぜか放っておけない雰囲気があるのは、多くのポンコツな人に当てはまる特徴です。自己管理の甘さや能力の低さなど、特に世話好きな人や他人をリードするのが好きな人からしてみれば、放っておけるはずがありません。
「自分がなんとかしてあげないと」「できない部分は補ってあげないと」そんな気持ちに火がつき、気付いたらポンコツな人に惹かれてしまっている人は多くいるのです。
実際ポンコツな人は周りの協力でなんとか生きていけている人がほとんど。傍にいれば頼られることも多く、自分が力を貸した分だけポンコツな人が助かっているという結果も目の当たりにしやすいため、世話好きの人からしてみれば最高に相性がいい相手だと思えるのでしょう。
独特の雰囲気が刺激的
ポンコツな人は独特な雰囲気を醸し出していますよね。マイペースで掴みどころがなく、どこかふわふわとした印象に刺激を感じて惹かれてしまう人は珍しくありません。型にはまらない独特な雰囲気が、「少々変わった人が好き」な人には深く刺さるのでしょう。
また、良い意味でも悪い意味でも常識やモラルにとらわれない一面もあるため、一緒にいて思わぬ発見や発想、価値観に触れることが多いです。スタンダートな人よりもアブノーマルな人が好きな人からしてみれば、そんな刺激は非常に甘美なものとなるでしょう。
少し刺激的な恋愛をしたい、アブノーマルな相手と付き合ってみたい、そんな人からしてみればポンコツな人は掴みどころがなく、良い意味でも悪い意味でも想像を裏切ってくれる魅力的な人物なのです。
周りに流されない感じに惹かれる人が多い
周りに流されないのは、良くも悪くもポンコツな人の代表的な特徴です。周りを見る余裕がなく、基本的に自分の都合や価値観だけで生きているため、周りの意見に流されたり刺激を受けたりすることはあまりありません。
そんな簡単に流されない一面に魅力を感じる人は少なくないでしょう。特に自分自身が周りに流されやすい人からしてみれば、強固なほどに流されることのないポンコツな人は憧れの存在となるのも頷けます。自分もこうなりたい…そう思う内に恋に落ちてしまうのです。
また、誰にも流されない様子はどこかたくましく、頼りがいがあるように感じられるのも事実でしょう。実際はポンコツなので上手くいかないことが多いものの、自分の意見や価値観を大事にしている様子に魅力を感じる人は間違いなくいるのです。
ポンコツな人と上手に付き合うポイント
身近にポンコツな人がいる人にとって、ポンコツな人の扱いは非常に困難を極めるものでしょう。約束を守らない、ルーズ、能力が低い、失敗から学ばない…そういったしわ寄せは身近にいる自分に来ることが多く、なんとかしたいと思っている人は多いはずです。
そんな人に向けて、ポンコツな人と上手く付き合うポイントや扱いのコツについて解説をしていきましょう。
あまり期待をしない
なぜポンコツな人に対して疲れてしまうのか、それはそれだけポンコツな人に期待をしているからでしょう。ある程度の期待は人付き合いや仕事において相手にしてしまうものですが、ポンコツな人は人より能力が低いことが多いため、期待に沿わないことがほとんどです。
そのため、他の人と同じような期待をポンコツな人にしてしまえば、当然その期待が裏切られてしまうことが多く、疲れたりストレスを感じたりしてしまうのでしょう。
ポンコツな人と上手く付き合うならば、あまり期待をしないことが大切です。「きっとこうしてくれるだろう」という期待をするよりも、やってほしいことはきちんと本人に伝えたほうが良いでしょう。
ちょっとしたことでも褒める
ちょっとしたことでも褒めて本人のやる気に火をつけるのもおすすめです。ポンコツな人は褒められることが少なく、それゆえに承認欲求が高くなったり、何かと棚に上げたりすることが多くなってしまっています。
そのため、ポンコツな人のことを少しでも多く褒めてあげることで承認欲求が満たされたり、大袈裟な物言いをしなくなったりして、それによるトラブルを回避することができるでしょう。また、褒められ慣れていないからこそ褒められたら嬉しくなり、やる気にさせられると言えるのです。
ポンコツの人に合わせたスケジュールを作る
ポンコツな人と上手く付き合うためには、ポンコツな人に合わせたスケジュールを作るようにしましょう。他と比べて時間や自己管理が苦手なため、他の人と合わせたスケジュールを組んでもポンコツな人がそれについていける保証はありません。
何事もレベルが高い人よりも低い人に合わせたほうが物事は上手くいくと言われています。足が速い人に足が遅い人が合わせてゴールするのが不可能なように、一緒にゴールを目指すならば足が速い人が足が遅い人に合わせたほうが確実にたどり着くのは容易に想像ができるでしょう。
時間や物事のペース配分など、自分や周りの基準よりもポンコツな人に合わせたスケジューリングをしてみてくださいね。
指示はできるだけ細かくする
指示はできるだけ細かくするようにしましょう。ある程度知識や経験がある人ならば、漠然とした指示でも思い通りに動いてくれることはあるでしょうが、ポンコツの人にそれを期待するのはNGです。
もともと知識や経験が乏しいこと、乏しくなくてもそれを遂行するための能力が伴っていないこともあり、漠然とした指示では上手く動けないことがほとんど。そのため、何かをしてほしい場合にはきちんと細かい指示を出したほうが良いでしょう。
また、ポンコツな人は基本的に受け身で指示待ちの人が多いのが事実です。根気よく相手の自主性が育まれるのを待てる人ならば良いでしょうが、そうではない場合は指示を出したほうが物事もスムーズに進み、トラブルや揉め事も回避できるでしょう。
ポンコツな自分はもう嫌!ポンコツを直す方法
どうすればポンコツな自分から卒業できるのか、悩んでいる人はできることからぜひ試してみてくださいね。
自分のプライドを捨てる
プライドを持つことは悪いことではありません。しかしポンコツな人の場合、厳しいことを言うようですがそのプライドの高さは身の丈にあっていないことが多いのです。プライドが高いだけでは何かを掴みとることはできません。
そのため、プライドを捨てて周りの声やアドバイスに耳を傾け、自分の非や至らぬ点にはきちんと向き合うようにしましょう。いくら不器用だとしても、あなたが失敗ときちんと向き合えるようになれば、周りの人は成長できるように手を貸してくれるはずです。
失敗から学べること、非を認めることで気づけることは多くあります。プライドが高いとそれらは見えなくなってしまうため、プライドを一旦捨てて、本当に見るべきものを見るようにしていきましょう。
身だしなみを綺麗にする
身だしなみにあまり気を遣っていないというポンコツな人は、まず見た目から力を入れてみるのもいいでしょう。清潔感を重視し、万人受けするような見た目に変わることができれば自分がまとう雰囲気や周りからの印象、評価も変わってくるはずです。
見た目を変えただけでポンコツさが直るわけではありませんが、身だしなみが整っていないとポンコツという雰囲気や評価に拍車をかけるのも事実です。ある程度見た目が整っていれば中身がポンコツでも悪い印象になりにくいと言えます。
まずは見た目から気持ちを切り替え、周りからの印象も変えられるように、身だしなみは綺麗にしていきましょう。
周りとコミュニケーションをよく取る
ポンコツな人の大半はコミュニケーション不足によって、意思疎通が足りなかったり、必要な連絡ができなかったりしています。どんなハイスペックな人でもいわゆる報連相がきちんとできていなければ、物事に向き合うこと、結果を出すのは難しくなるでしょう。
きちんとコミュニケーションがとれていれば、自分の苦手な部分や不安な部分を他人と共有できたり、周りがあなたのフォローに回ることもできます。また、必要な情報をきちんと頭にいれられるため、ミスや失敗も少なくなるでしょう。
冷静になる癖をつける
何かと慌てたり感情的になったりするのは、ポンコツな人の悪い癖です。冷静じゃない状態は本来の力の発揮を妨げ、集中力の低下に繋がります。ポンコツな人は能力が低いと言われていますが、すぐに慌ててしまうことで力が発揮できていない、というのも事実なのです。
そのため、日頃から冷静になる癖を身につけるようにしてみてください。不安な時や慌てそうな時は深呼吸をして、すぐに言葉を発したり行動したりせず、落ち着いて周りを見渡してみると良いでしょう。
落ち着くことで視野が広くなり、物事の本質やトラブルの原因が見えやすくなります。どんな時でも落ち着けるよう、日頃から深呼吸で冷静さを取り戻す訓練をしてみてくださいね。
できることから努力をしていく
一度にいろいろなことを頑張ろうと思っても上手くいかないのは当然のことです。どんなに優れた人でも一度にさまざまなことに手を出して、上手くいく人は多くありません。ポンコツな人ならばなおさら言えることでしょう。
ポンコツさを直す方法はいくつもありますが、その中でもまず自分が手を出しやすいものから始めてみるのがおすすめです。少しずつ自分ができることを増やしていき、それを自信にして新たなものに手を出していくようにしましょう。
焦ってもすぐに能力や器用さが身につくわけではありません。それならば、それこそ持ち前のマイペースさを大切にして、できることから自分なりに頑張っていくほうがよほど結果に結びつくでしょう。
余裕を持ったスケジュールを作る
余裕を持ったスケジュールを作るようにしましょう。ポンコツな人は自己管理も時間管理も苦手なので、余裕がないスケジュールで上手く物事をこなすのは難しいと言えます。それを理解した上で、無理のないスケジュールを作り、物事を確実に成功させるほうがよっぽど良いでしょう。
場合によっては周りの協力も必要になりますが、ポンコツさを知っている人ならば管理が苦手なことはわかっているはずです。もう少し時間に余裕を持たせたい、能力に見合わないかもしれないからハードルを下げたい、そう素直に伝えればきっとわかってくれるでしょう。
自分にとって無理のないことをしていけば、少しずつ知識や経験は身についてきます。そういった知識や経験は他のことをしようと思った時、自分の背中を押したり成功に導くきっかけとなることも多いため、無理のないスケジュールで自分を育てていきましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!