赤色の服をよく着る人の心理が知りたい!
それにもかかわらず、赤色の服が気になる心理が一体どこから来るのかが気になりますよね。また、赤色の服を着ることに抵抗を感じる人も少なくない中、赤色の服をよく着る人もいます。こうした赤色の服を好んで着る人の心理も気になるところです。
そこで今回は、赤い服を着る男女別の心理を徹底解剖。さらに、赤い服を着る時の注意点もご紹介しますので、参考にしてくださいね。
赤色の服ってよく着る?皆の意見
しかし、中には「赤色の服が好き!」という人もいるはず。まずは赤色の服を好んで着るかどうかについて、皆の意見をまとめました。早速ご覧ください。
鞄とかは持つけど服は着ないかな
「遊びに行く時、ちょっとくすんだ色合いの赤い鞄を持つことはあるけど、さすがに赤い服は着ないかな。男が赤い服を着てると目立ちたがりと思われるでしょ?特に赤い服を着たいとも思わないし、赤い服は着ませんね」(26歳/男性/会社員)
男性が赤い服を着ていると、確かに目立ちますよね。一般的には、スーツを着るなら紺や黒、グレーといった色合いが、カジュアルな服装ならデニムが選ばれる場合が多いようです。
その中で赤い服を着ると、どうしたって注目されるでしょう。赤い色が嫌いではない男性なら、落ち着いた赤色の小物でおしゃれを楽しんでいるのではないでしょうか。
全体はないけどジャケットインで着ることがある
「会社に制服がないので、毎日自前のスーツで出勤です。スーツを何着も替えることができないので、トップスで印象を変えています。たまにジャケットのインに赤のセーターやブラウスなどを着ることはありますね。落ち着いたボルドー系の赤い服は、スーツと相性いいですよ」(25歳/女性/結婚相談所勤務)
制服の貸与がない会社だと、自分で仕事着を用意する必要があります。職種によっては、女性もスーツを着用することがあるでしょう。
そんな時、白いブラウスだと「ちょっとおしゃれさに欠けるなあ」と感じるのではないでしょうか。その点、赤い服を一部に取り入れると、「この人、おしゃれだな」と思われることでしょう。
気付けば赤色の服ばっかり!
「赤い服は心理的なダイエット効果をもたらすとテレビでやっていたのを見て、『これだ!』と思いました。それからは服を買う時は常に『赤い服、赤い服』と思って探していたので、気付けばクローゼットは赤い服ばっかり!だんだん赤い服のサイズがスリムになっていったので、効果はあったと思います」(24歳/女性/医療事務)
女性の大半は、ダイエットに関心を持っているといっても過言ではありません。バナナダイエットが流行ると、店頭からバナナが消えてしまうくらいです。
赤い服が心理的なダイエット効果をもたらすと聞けば、赤い服を探す人も多いでしょう。ワードローブが赤い服ばかりになったとしても、効果が感じられたならよかったですよね。
似合わないから心理的に赤い服は避けます
「赤い服を着ている友人はいますけど、僕は着ません。理由は似合わないから。なぜか分からないけど、赤い服を着るとどうもしっくり来ないんですよね。だから意識的に避けてます」(22歳/男性/大学生)
若い年代だと、男性の中にも赤い服を好んで着る人はいるでしょう。しかし、赤い服を着た自分を見て「なんか違和感がある…似合わない」と思うなら、着ていて落ち着きませんよね。
そもそも洋服はフィーリングで着こなすことが多いもの。自分でも「赤い服はイマイチ似合わない」と感じ、赤い服を避けるケースは男女共に多いのではないでしょうか。
赤い服を着ることで起こる心理的変化とは
では、赤色は人にどんな影響を及ぼすのでしょうか。ここでは、赤い服を着ることで起こる、心理的変化に迫ります。
気持ちを前向きにさせる
近年、色を利用して心身のバランスを整えるカラーセラピーが人気です。カラーセラピーでは、赤色はストレスに強くなったり、行動的になるといった効果をもたらすと考えられています。
また、昔から「情熱の赤」と言われるように、赤色にはアドレナリンを分泌させる力があるとされるのが特徴です。
さらに、赤は炎を連想させるため、温もりや熱を思い起こさせることもあります。暖かさは気力を充実させる力につながることから、赤い服を着ることで気持ちが前向きになる心理的変化が生まれるといわれてます。
つまり、赤色には強い力があると言っていいでしょう。となると、赤い服を着ることによる心理的変化は、かなり大きいと考えられますね。
目を引き関心を集める
赤い服を着ている人は、どうしても目立ちますよね。これには理由があります。
赤色自体が目を引くというのも理由の一つですが、赤色には気持ちを前向きにさせる力があり、これが行動力につながっているようです。そのため、赤い服を着た人は知らないうちに自分に自信を持てるようになると考えられます。
自分に自信を持っている人は、堂々とした歩き方になりますし、自信にあふれる様子が魅力的に見えるはずです。赤い服を着ると周囲の目を引くのは、自分でも気づかぬうちに自信に満ちた態度になるからでしょう。
スポーツでの成績が良くなる
イギリスのダラム大学による調査で、人は赤い色を見るとより強く、より素早くなることがわかったという報告がされています。
スポーツ競技においてユニフォームに赤色が多く使われるのは、赤い色がもたらす心理的変化により、普段より俊敏に素早く動き、強くなれると考えられるからです。したがって、スポーツでの成績がよくなる可能性があります。
実際、赤色のユニフォームを着て行った試合では、自らに有利な試合運びに持ち込めたという研究結果も出ているとか。今後、スポーツを見る時はユニフォームの色に注目すると、より楽しめそうですね。
ダイエットにも効果あり?
赤い服がダイエットによいと言われる理由は、赤色が前向きな気持ちにさせるとともに行動力を引き出すことから、「ダイエットのために運動しよう!」という気にさせるからです。
そのため、赤い服が生み出す心理的効果のおかげで運動が長続きすると考えられます。これまで「体を動かすダイエットはいつも三日坊主だった…」という人は、トライしてみる価値アリです。
運動が長続きすると、徐々に新陳代謝がよくなり、エネルギーの消費量が増えていきます。赤い服を着るとダイエットになるという説は、人に動こうという心理的変化をもたらすたところから来ていると言えますね。
出典:
働く人の心ラボ(日本産業カウンセラー協会)『赤色が持つ6つの効果とは』
https://blog.counselor.or.jp/work_technique/f201
AFPBB News『赤いユニホームのサッカーチームは強い?英研究結果』
https://www.afpbb.com/articles/-/2369153
赤い服を着る女性の心理・特徴
ここでは、赤い服を着る女性の心理や特徴についてご紹介します。
人よりも目立ちたい
赤色は、多くの色の中でもとりわけ目立ちますよね。したがって、赤い服を着る女性には「人よりも目立ちたい」という心理があるのは明らかです。
そもそも、目立ちたいと考える人の多くは、自己主張が強い性格の持ち主と言えます。誰よりも目立ちたいというのは、自分に注目を集めたいという心理の表れですから、自然と赤い服を好むのも分かりますね。
赤い服は着ているだけで目立つということを理解している女性は、「ここぞ」という時は赤い服を着るでしょう。
魅力的に見られたい
「心臓の絵を描いて色を塗ってください」と言われたら、たいていの人はハートマークを描いて赤で塗りつぶすのではないでしょうか。
赤いハートは心そのものを表すと同時に、愛を表してもいます。赤いハートマークが恋愛においてよく用いられるのは、こうした心理的な理由があるからです。そのため、好きな人に魅力的に見られたいという心理の時は、無意識のうちに赤い服を選ぶでしょう。
ちなみに下着メーカーのトリンプの調査によると、女性の多くが持っているとされる勝負下着のダントツ人気は黒なのだそう。しかし、男性を最も興奮させるのは赤色。男性が持つ欲望という本能を掻き立てるからです。彼氏に魅力的に見られたい女性は、下着から洋服まで赤色で統一することになりそうですね。
明るくて元気よく見せたい
赤色は、エネルギーの源を表す色とされます。というのも、赤は太陽や火を象徴する色だからです。
太陽や火は明るく、前向きでエネルギッシュなイメージがありますよね。そのため、「明るくて元気な女性に見せたい」という心理から、赤い服を選ぶ女性は多いとされます。
時には明るくて元気な女性であることをアピールしようと赤い服を選んだり、落ち込んで元気がない時に明るく見せるために、赤い服を選ぶ女性も少なくありません。
「明るくて元気よく見せたい」という心理から赤い服を着る女性は、赤色の力を知らないまま、赤い服が持つ力を無意識のうちにうまく利用していると言えますね。
やる気を出したい
赤色にはアドレナリンを分泌させ、気持ちを高ぶらせる効果があることが心理学の研究から分かっています。したがって、やる気を出したい時に赤い服は最適です。
「何となく気分が沈んで、何もやる気が起きない」という時は、誰にでもあるもの。特に女性の場合、とりわけホルモンバランスが変化する時は心が不安定になりがちです。
そんなやる気が出ない時は、意識して赤い服を着ることで自らの気持ちを高め、やる気を引き出せるのではないでしょうか。
出典:東洋経済オンライン『人はなぜか「赤い色の異性」とSEXしたくなる』
https://toyokeizai.net/articles/-/79821
赤い服を着る男性の心理・特徴
男性が赤い服を着ているのが少ない理由は、男性が赤い服を着ると確実に目立つからでしょう。そんな赤い服を着る男性はどんな心理・特徴の持ち主なのでしょうか。女性と比べながらご覧ください。
人の目を自分だけに集めたい
赤色は、JIS(日本産業規格)によって「安全色」のひとつに規定されています。安全色とは、遠くからでも「安全」」「注意」などが認識できるように、標識などに使われる色のこと。赤色は「防火」「高度の危険」などを意味する色とされています。つまり、赤色はそれほど目立つ色だということ。
そんな赤い服を好んで着る男性は、人の目を自分だけに集めたいという心理の持ち主でしょう。こうした心理の男性は、単に赤色の服というだけでなく、奇抜なデザインの赤い服を選ぶことも少なくありません。
それだけ「自分だけに注目させたい」という心理が強いため、かなり目立つ男性が多いのも特徴です。
刺激を求めている
赤色には男女どちらに対しても、本能を揺さぶる心理的効果があります。また、赤色は感情に訴える心理的効果もあり、本能と感情の両方に訴えかけることが可能です。
そんな赤色を好む男性は、無意識のうちに刺激を求めている可能性があります。というのも、赤色は行動力を呼び覚ますため、非常にアグレッシブになれるからです。
赤い服を着ることの効果を知っていて赤い服をチョイスする男性もいれば、赤色がもたらす効果をまったく知らずに赤い服を選ぶ男性もいます。
ただ、どちらの場合も、刺激を求めての行動であるのは同じ。これからは赤い服を着てアグレッシブに動き回っている男性が、どういう心理なのかがわかりますね。
強い男だと思われたい
女性の多くが、生命力に満ち溢れている男性と、なよっとして覇気が感じられない男性のどちらを選ぶかと聞かれたら、前者を選ぶのではないでしょうか。というのも、動物の本能として女性は強い男性に惹かれるからです。
赤色は気力、体力が充実しているという印象を与えることから、赤い服を着た男性は強い男に見えるという特徴があります。したがって、強い男だと思われたいという心理が、男性に赤い服を選ばせていると言えるでしょう。
「強い男だと思われたい」という心理を持つ男性は、特別な時だけでなく常に赤い服を好んで着るのが特徴です。普段、赤い服をどのくらいの頻度で着ているかから、男性の心理が見えてきますね。
生命力にあふれていたい
生命力にあふれていたいという心理の時、男性は赤い服を選ぶことがよくあります。
日本語では生命力を表す言葉に「赤」を用いているものも多く、古来から赤と生命を結び付けて考えてきたのかもしれません。
例えば、生まれたばかりの子を「赤子」や「赤ちゃん」と呼ぶのはおなじみですよね。また、還暦で着る赤いちゃんちゃんこは、今ほど平均寿命が長くなかった時代、強い生命力を持っていなければ着ることができなかった赤い服でした。
仮に赤という言葉と生命力のつながりを知らなくても、「生命力にあふれていたい」という心理になると、男性は無意識のうちに赤い服を選ぶと考えていいのではないでしょうか。
出典:
All About NEWS『JISの安全色が改正!「ユニバーサルデザインカラー」って何?』
https://news.allabout.co.jp/articles/o/24353/
色彩心理カウンセリング協会『~Red・Orange・Yellow~』
https://shikisaishinri.jp/shikisaishinri/9color-1/
心理にも注目!赤い服を着る時の注意点とは?
これから赤い服を着ようと思っている人は、注意点を知っておきましょう。ここでは、赤い服を着る時の注意点をいくつかご紹介します。
全体に赤を使うと攻撃的なイメージに
赤を全体に取り入れたコーディネートにすると、攻撃的なイメージになってしまいます。
例えば、映画に登場する正義のヒーローの多くは赤い服を着ていますよね。アメリカで最もよく知られている正義のヒーローと言えば、スーパーマン。スーパーマンの赤いマントは、誰もが一度は見たことがあるのでないでしょうか。
また、アイアンマンも同じく赤いマントを着用していますし、スパイダーマンも赤を取り入れたコスチュームです。日本の正義のヒーローではウルトラマンが赤いですよね。
こうした「戦うキャラクター」が身に着ける赤色には、いつしか攻撃的なイメージがつきまとうようになりました。これが、全体に赤を使うのを避けた方がいい理由です。
心理に注意!赤い色は警戒色でもある
先ほど「赤色はJISの安全色のひとつ」と紹介しましたが、赤い色は警戒色とも言われ、注意を促す際にしばしば用いられます。そのため、赤色は人を警戒させる色です。
例えば、信号機の赤は「止まれ」を意味します。また、消防自動車やパトカー、救急車などの緊急自動車に取り付けられている赤く光りながら回転する赤色回転灯(せきしょくかいてんとう)を見ると、ドキッとする人も多いのではないでしょうか。
他にも火災報知器や、最近はスーパーマーケットや学校などに設置されることが増えた心肺蘇生のための医療機器、AED(自動体外式除細動器)も赤い色をしています。これは、心肺蘇生法を知らない人も使える機器です。
このように赤い色は人を警戒させる色だという理解のもと、赤い服を着る必要がありますね。
赤い服はピンポイントに取り入れる
赤い色は攻撃的な印象を与えたり、警戒心を抱かせるなど、人の心理にかなり大きな影響を与えることがわかりました。したがって、赤い服はピンポイントに取り入れることが大事です。
色は暖色と寒色に分類され、赤やオレンジといった明るい色は興奮色とも言われます。一方、心を落ち着かせる心理的効果を持つのが寒色で、こちらは沈静色と呼ばれ、青や青緑が代表的な色です。
見た時に人に心理的興奮を与える赤い服を着る時は、その上に心を落ち着かせる心理的効果をもたらす寒色を重ねるのがおすすめ。例えば、青いジャケットの下に赤いトップスやTシャツを着るといった具合ですね。
これなら、赤と青の両方が目に入り、赤の悪い点が緩和されるでしょう。
赤い服はTPOに注意しよう
赤い服を着た女性は、男性に魅力的な印象を与える心理的効果があることがわかっています。また、男性が赤い服を着ると、自信に満ちた生命力あふれる男というイメージになることから、赤い服がもたらす心理的効果は悪いものばかりではありません。
ただ、赤い服は警戒色であると同時に、見る人を興奮させる興奮色でもあるため、目にしたときのインパクトがあまりにも強すぎると言っていいでしょう。だからこそ、着る時はTPOに注意が必要です。
例えば、男性がいる場所で一人だけ赤い服を着ると、他の女性の目には「性的アピールをしている」と映る可能性があります。となると「あざとい女性」と思われるおそれもあるでしょう。赤い服はTPOを選んで着ることが大事です。
人は赤を嫌がる心理がある!常に赤い服を着ない
すでにご紹介してきたように、赤は人に攻撃的な印象を与えたり、警戒を抱かせます。また、赤い服から性的な印象を受けることも多く、心理的影響にはネガティブなものも多いと言えるでしょう。
ということは、常に赤い服を着ていると周囲の人に無意識のうちに不快感を覚えさせることになります。
行動的になりたい場合や、やる気を出したい時などにスポット的に赤い服を着れば、ポジティブな心理的効果を得られるものの、常に着ているとネガティブな影響が勝ってしまうのが赤い服の特徴です。赤い服は「ここ一番!」という時に着てくださいね。
出典:
河原デザインスクール『精神を安定させる色、高揚させる色』
https://kawahara-ds.co.jp/mental/
AFPBBNews『赤い服を着た女性は「より魅力的に見える」、米大学が実験』
https://www.afpbb.com/articles/-/2533200
赤い服を着る心理を知って上手に赤を着こなそう
ただ、赤色は人に多くの心理的変化をもたらします。非常に好ましい変化を与えてくれる場合も多いため、赤色を身に着けないのはもったいないことです。心理的に良い影響を与えつつ、赤い服を着こなしたいですよね。
また、男女で赤い服を着る時の心理や特徴は違います。したがって、赤い服を着ている人の心理と特徴を知っておくと、相手の心理を理解するのに役立つことでしょう。
赤い服を着る時の注意点を参考にしてコーディネートに取り入れ、赤い服が持つ心理的効果を得てくださいね。
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