初心者におすすめのお酒が知りたい!
「初心者なので…」と知り合いに教わったり、お店にいって教えてもらうこともできますが、まずは自分ひとりで初心者なりに学んでみたいという方もいるでしょう。そこで、今回の記事では、初心者向けのお酒の情報をご紹介しています。
色々な種類・味わいのお酒を解説しているので、自分が好きになれそうなお酒を見つけるための参考にしてみてくださいね。お酒を飲み始めたばかりの初心者や、これから楽しみを知っていきたい人、必見です。
お酒初心者必見!お酒の種類ってどれくらい?
まずは、初心者が美味しく飲みやすいお酒についてチェックしていきましょう。
ビール
ビールは麦芽・ホップ・水で作られるお酒で、世界でもっとも飲まれているお酒と言われることもあります。発泡性があり、ぶくぶくとした白い泡が特徴的ですよね。子どものころに泡だけを少し舐めさせてもらったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
ビールは世界中で飲まれているお酒でありながら、独特の苦みがあるため、初心者は苦手意識を持ちやすいかもしれません。しかし、ビールには、甘みのあるビール、フルーティーなビール、苦味の少ないビールなど、さまざまな味わいのものがあるので、自分好みの一杯を探すのもまた楽しいでしょう。
日本酒
日本酒は、麹・米・水から作られる日本ならではのお酒です。日本酒というくくりの中でも色々な種類があり、米の削り具合やしぼり方などによってさまざまな表記があります。よく知られている種類には、純米酒や吟醸酒などが挙げられますよね。
「純米」と頭に付く表記の純米酒、純米吟醸、純米大吟醸などの日本酒は、酒と酵母によりアルコールを作った日本酒のことです。そして、頭に「純米」の表記が無い吟醸酒や大吟醸は、醸造アルコールというアルコールをプラスして作られています。
それぞれ香りや味わいが異なるため、色々な種類の日本酒を飲んで好みを探すのが楽しいのも、日本酒の魅力です。
ワイン
ワインには、赤ワイン・白ワイン・ロゼの三種類があります。白ワインは白ブドウを使ったお酒で、赤ワインは黒ブドウを皮ごと使ったお酒。よく赤ワインよりも白ワインの方が飲みやすく、初心者向けと言われていますよね。これは、赤ワインは白ワインよりも渋み成分の「タンニン」が多いからなんです。
もちろん、初心者でも白ワインよりも赤ワインの方が好きという方もいます。しかし、最初に飲んだワインで「ワインは渋くておいしくない!」という印象になってしまったら残念ですから、初心者の方はまず最初は白ワインを飲むのがおすすめなんです。
また、ワインには「ロゼ」という種類もあります。赤ワインと同様に黒ブドウから作られるのが一般的ですが、途中で皮を除くため薄いピンク色になるのが特徴です。その見た目から女性や初心者に人気があるお酒なんですよ。
焼酎
焼酎は日本の蒸留酒として知られるお酒です。焼酎には「甲類」「乙類」がありますが、簡単にいうと、甲類は蒸留を繰り返し風味の癖を和らげたもので、乙類は酒の材料の風味が濃い焼酎のことを指します。
乙類の焼酎は香りや味に癖を感じやすいので、素材の味を楽しむためにロック・水割りで飲むのが美味しいです。しかし、初心者がいきなり癖の強い焼酎乙類を飲むと、焼酎に対して苦手意識が芽生えてしまうことがあります。
ですから、最初は風味が少なく癖の無い焼酎甲類を、チューハイなどにして飲むのがおすすめですよ。種類によってかなり味わいが変わりますから、選び方に注意しましょう。
マッコリ
甘酒やどぶろくの様に白く濁っているのが特徴の、韓国のお酒です。原料は小麦や米、ジャガイモなどで、それらを発酵させて作られています。マッコリはほんのりと甘みがあり、乳酸菌飲料のような味で、初心者でもスイスイ飲める味わいです。
また、アルコール度数も6~8%と比較的低く、初心者向け。ちなみに、マッコリには食物繊維・乳酸菌・アミノ酸・ビタミン・タンパク質などが豊富に含まれているため、美容に良いお酒としても知られています。
お酒を飲みながら健康に良い栄養の摂取にも期待ができるというのが、マッコリの特徴と言えるでしょう。
出典:
ビール酒造組合『ビールの豆知識|ビールの造り方』
https://www.brewers.or.jp/tips/production.html
日本酒造組合中央会『日本酒とは?』
https://www.japansake.or.jp/sake/know/what/02.html
WINE OPENER(サッポロビール)『製法を知ってワインをよりおいしく』
https://wine.sapporobeer.jp/article/wine_recipe/
焼酎SQUARE(日本蒸留酒酒造組合)『甲類と乙類 焼酎の分類学』
https://www.shochu.or.jp/whats/kouotsu.html
KONEST『韓国の伝統酒マッコリの魅力に迫る!』
https://www.konest.com/contents/korean_life_detail.html?id=3550
お酒初心者にオススメのお酒とは?
アルコール度数が低いもの
お酒に飲み慣れていない初心者の人は、体がまだアルコールに慣れていないでしょう。いきなりアルコール度数が高いものを飲むと、気分が悪くなったり、アルコールの刺激を強く感じてお酒が苦手になってしまう可能性があります。
ですから、初心者の方は、まずは4~8%くらいの範囲の低アルコールのものを選ぶようにすると良いでしょう。これくらいの度数だと、ビールやチューハイ、マッコリなどが該当します。
ただ、比較的度数が高めのワインや日本酒でも「低アルコール」で作られているものもあります。初心者だけどワインや日本酒を飲んでみたいという方は、最初はアルコールに慣れる目的で、低アルコールのワインや日本酒を手にとってみてくださいね。
初心者に飲みやすいお酒
「飲みやすい」という感覚は人によって変わりますが、一般的に初心者が飲みやすいお酒は「甘め」「フルーティ」とされています。ですから、初心者の方は甘めでフルーティな味わいを持つお酒を手にとるのがおすすめなんです。
たとえば、様々なフルーツのフレーバーを楽しめるチューハイや、甘口のワインや日本酒、マッコリ、シャンパンなどが良いでしょう。ビールは手軽に手に入りますが、苦味が強く初心者の方はあまり美味しさを理解できないことが多いので、ご紹介したような甘くてフルーティーなお酒をチョイスするのを意識してみてください。
初心者は高価過ぎないお酒を買う
高価なお酒は雑味が少なく綺麗な味がするとして、初心者は高価な酒を飲むべき…というような意見があります。しかし、もし初めて飲むお酒が高価だと、万が一好みではなかったときに持て余してしまいますよね。買って後悔…ということになる可能性があるため、初心者のうちに高価すぎるお酒を購入するのはあまりオススメできません。
安価で手軽に購入できるお酒は、企業が努力した結果、おいしいお酒が低価格で手に入るというありがたい商品。安いからといって適当に作っている訳ではないですし、一般庶民が美味しくお酒を飲めるようにと作ってくれていますよ。
また、初心者の人は飲みやすいお酒を色々探すために、色んな種類のお酒を試してみて欲しいです。ですから、高価過ぎないお酒を選べば、様々な種類のお酒を購入でき飲み比べができますよ。
お酒初心者必見!初めて飲む時の注意点
飲むときは空腹を避ける
お腹が空いている状態は、胃の中がからっぽ。からっぽの胃にお酒をいれると、胃腸を刺激して荒らす原因にもなりますし、ダイレクトにアルコールを吸収するため悪酔いする可能性が高まります。
また、飲む量が多ければ急性アルコール中毒を引き起こす危険性もありますから、飲むときには空腹を避けることをおすすめします。
ゆっくり飲む
成人になりたての人が初めてのお酒を飲むとき、一気飲みをして病院に運ばれるケースが毎年のように起こります。これは、一気に体内にアルコールを入れることで、血中のアルコール濃度が急激に高まることで起こる中毒症状。
このような無茶な飲み方、ハイペースな飲み方はとても危険です。ですから、お酒は体の調子と相談しながらゆっくり飲みましょう。ゆっくり飲めば「酔ってきたな」「そろそろ休もう」という判断する時間ができ、危険な飲み方を回避することができますよ。
一緒に水も飲む
お酒と一緒に飲む水のことを「チェイサー」「和らぎ水」などと呼びます。お酒と一緒に水を飲むことをおすすめする理由は、お酒を飲むと体が脱水状態になるからです。
お酒を飲んで脱水になる仕組みは、お酒には利尿作用があり体内の水分が排出されたり、アルコールの分解には水分が大量に必要になるからだと言われています。
水はお酒と同量程度か、2倍の量飲むのがおすすめ。そうすることでお酒による体への負担を減らし、翌日の二日酔いを起こしにくくすることもできるのです。
度数の高いお酒は薄める
焼酎、ウイスキーなどアルコール度数が高いお酒をそのまま飲むと、胃腸を傷めてしまいますし、血中のアルコール濃度が上がるスピードが早いため危険です。胃腸や肝臓の負担を減らすためにも、アルコール度数が高い種類のお酒は水やその他飲料で割って飲みましょう。
毎日飲まず、休肝日を作る
お酒の楽しみや美味しさを発見すると、毎日でも飲みたくなってしまいますよね。しかし、お酒に含まれるアルコールは体にとって実は毒で、その毒を肝臓が解毒処理してくれています。
そのため、毎日飲み続けると肝臓の負担が大きくなり、肝臓の病気に発展する可能性があるのです。
ですから、毎日お酒を飲むのは避けて、必ず休肝日を作るようにしましょう。そうして肝臓を休ませてあげれば、健康的に美味しくお酒を飲み続けられますよ。
出典:アルコール健康医学協会『適正飲酒の10か条』
http://www.arukenkyo.or.jp/health/proper/index.html
お酒初心者におすすめのお酒|甘いカクテル編
カシスオレンジ
カシスリキュールとオレンジジュースを合わせたカクテルで、自宅でも簡単に作れるお酒です。オレンジが苦手でなければ、とりあえず外さない定番のカクテルです。特に女性や初心者からの人気が高く、飲みやすいのが特徴と言えるでしょう。
ただ、甘みの強いお酒なのでジュース感覚で飲んでしまいがち。飲みやすいからと飲みすぎてしまいかねないですから、注意が必要ですね。
レゲエ・パンチ
ピーチリキュールを烏龍茶で割ったカクテルです。お茶を使っているのでカロリーが控えめで、体型が気になる方にもぴったりのカクテル。ピーチの甘い香りや味と烏龍茶で、さっぱりと飲めますよ。
ちなみに「レゲエ・パンチ」という名前は、仙台のバーで生まれたと言われているんです。烏龍茶とピーチリキュールを使っているので、お店によっては「ピーチウーロン」と表記していることもあります。
シンガポール・スリング
トロピカルなカクテルを飲むなら、シンガポール・スリングがおすすめです。ベースはジンで、パインジュースやレモンジュース、チェリーブランデーを加えて作るカクテル。パインジュースを使用しているのもあって甘い味に仕上がっており、初心者の方でも飲みやすいカクテルです。
ソルティー・ドッグ
ウォッカをグレープフルーツジュースで割ったカクテルで、特徴的なのはグラスの縁に塩がまぶされていること。グラスの縁に塩をつけるのは「スノースタイル」と呼ばれていて、これをするだけで一気にオシャレな雰囲気になります。
グレープフルーツジュースで割ったウォッカは爽やかな味わいで、グラスの塩を少しずつ舐めながら飲めば塩気がプラスされ、さらに違う味わいを楽しめるカクテルです。
スクリュー・ドライバー
ウォッカをオレンジジュースで割るだけというシンプルなカクテルです。オレンジジュースを使っているので初心者でもとても飲みやすく、飲んでいてもお酒というよりはジュースという感覚が強いですね。
甘酸っぱくて飲みやすいので女性に人気で、そこから「レディキラー」という別名も付けられました。ただ、飲みやすすぎるので飲みすぎには気をつけたいカクテルです。
ホワイト・ルシアン
ウォッカとコーヒーリキュールを注いだグラスに、軽く泡立てた生クリームを注いだカクテルです。コーヒーリキュールの甘さと、まろやかな生クリームがまったりとしていて、飲むと癒やされると評判。お酒というより、スイーツのような感覚で楽しめるお酒なので、初心者の方にぴったりですよ。
お酒初心者におすすめのお酒|サワー・ハイボール編
レモンサワー
焼酎甲類を炭酸水で割り、レモン果汁を加えたお酒です。レモンの爽やかな香りや酸味が味の濃いおつまみと合うので、居酒屋などでは定番の人気メニューですね。お酒の味がきつくなく、さっぱりと飲めるので初心者の方も美味しく飲めるでしょう。
リンゴサワー
焼酎とりんごジュースをグラスに注ぎ、炭酸水で割ったサワーです。レモンサワーよりも甘みがあるので、甘みがある方が好きな初心者におすすめですよ。また、レモンのような酸味のある柑橘類が苦手な方にもぴったり。口当たりがとても良いので、飲むペースや量に十分気をつけてください。
コークハイボール
ウィスキーをコーラで割る飲み方で、「ウィスキーコーク」や「コークハイ」とも呼ばれています。割材にコーラを使用するため、当然ですが甘いハイボールに仕上がるのが特徴です。
コーラの甘みや風味でかなり飲みやすくなっているので、初心者向けのハイボールと言っていいでしょう。
お茶系ハイボール
烏龍茶や緑茶などお茶でウィスキーを割ったお酒です。お茶で割っているので、当然ですが甘みはありません。甘くなくスッキリしたお茶系ハイボールは、甘みが苦手な方や食中酒にしたい方にぴったり。
また、お茶にはカフェインやビタミンCが含まれています。カフェインは利尿作用によってアルコールの排出を促し、ビタミンCはアルコールの分解に効果を期待できる成分です。
つまり、お茶系ハイボールは甘みがないので糖質オフですし、アルコールの分解や排出にも優れているため、二日酔いになりにくいお酒と言えます。
お酒初心者必見!お酒に合うおつまみ
お酒の失敗をしてお酒が嫌いにならないよう、美味しく楽しく飲むために、美味しいおつまみを用意してみてくださいね。
生ハムユッケ
ちびちびとつまみながらお酒が進む生ハムユッケ。材料は生ハム、きゅうり、豆板醤、ニンニクチューブ、卵、ごま油などです。作り方はとっても簡単で、飲みたいときにサッと作れるのがポイント。
きゅうりと生ハムを細切りに刻んだら、ごま油・ニンニク・豆板醤と和えるだけ、という簡単なおつまみなんです。仕上げにごまを振りかけ、卵黄をのせたら出来上がり。火を使わず簡単にできるおつまみなので、ぜひ試してみてくださいね。
バーニャカウダ
野菜をスティック状に切り、ソースにディップして食べる料理です。小鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニク、アンチョビを入れてじっくり加熱すれば出来上がりですが、市販のソースを活用してもいいでしょう。
バーニャカウダは野菜をたくさん食べられるので、とてもヘルシーなおつまみです。お酒といえば気になるのが「太らないか?」ということ。しかし、バーニャカウダならおつまみにしても太ることはほとんどありません。
ナッツのはちみつ漬け
ナッツのはちみつ漬けは市販されているものです。たっぷりのはちみつで漬け込んだナッツは、香り高いはちみつとナッツの両方を楽しめる一品。はちみつを使っているので当たり前ながら甘い味ですが、はちみつやナッツと相性の良いウィスキーやワインのおつまみに最高なんですよ。
ナッツのはちみつ漬けはそのまま食べておつまみにしてもいいですし、クラッカーやチーズにトッピングしておつまみにするのもおすすめです。
からあげ
からあげと言えばご飯のお供にも最高の料理ですが、お酒のおつまみにも最高です。脂っこいからあげには、ビールやレモンチューハイなど、口内をさわやかにしてくれるお酒が良いですね。
からあげは馴染み深い食べ物ですし、お酒初心者の方も抵抗なくおつまみにチョイスできるでしょう。ちなみに、自分でおつまみとしてからあげを作るときには、少し味付けを濃いめにすると、よりお酒に合うからあげになりますよ。
ポテトサラダ
ポテトサラダがお酒と合うの?と疑問に思う方もいるでしょう。でも、意外とポテトサラダはお酒に合うんです。ビールやハイボールはもちろん、ワインや日本酒にも合うんですよ。
まったりした口当たりのポテトサラダをビールやハイボールで流し込むのも最高ですし、フルーティーで華やかな甘口の味わいのワインや日本酒とのマリアージュも最高です。
ポテトサラダは自宅でも作れますし、面倒であればお惣菜でもOK。売ってる場所が多いので助かりますよね。
楽しく、美味しくお酒を飲もう!
しかし、美味しくて飲みやすいからといって飲みすぎるのは厳禁。お酒は美味しくても、体にとって飲みすぎは「毒」であることは、常々意識していなければいけません。
色々なお酒を飲んで自分の好きな種類を探したくても、休肝日を作らずに飲んだり、たくさんの量を飲んだり無茶な飲み方をしないように気をつけてくださいね。
健康に気をつけ、美味しく楽しく飲めるようになれば、正しくお酒の嗜み方を学べたと言えるでしょう。
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