彼女に劣等感?モヤモヤの正体に迫る!
今や、女性もバリバリ働く時代ですし、女性を管理職に登用する会社も増えています。仕事や交友関係、果ては彼女が自分を好きかどうかなど、彼女に劣等感を持つ原因は多種多様。彼女に劣等感を感じる理由は事欠かないと言っても過言ではありません。
今回は、彼女に劣等感を持つ男性の性格と特徴を徹底解剖!彼女に劣等感を感じた時の対処法も、あわせてご紹介します。
彼女に劣等感を持つ男性の性格・特徴
僻みっぽい
彼女に劣等感を持つ男性には、僻みっぽい性格の人が多くいます。僻みっぽい性格の人は、根底に「羨ましい」という気持ちがあるのが特徴です。
そのため、彼女が仕事で成功したり、皆に囲まれて楽しそうに話しているのを見ると、「羨ましいな」と感じます。さらに、彼女の成功を喜べないばかりか、自分の彼女が人から好かれているのに、それを自慢に思うこともできません。
逆に「彼女みたいに仕事で成功するなんて、僕にはありえない話だよ」とか、「彼女のように人から好かれない。つまり、嫌われ者なんだ」といった具合に、何かにつけて僻みっぽい発言をします。
とにかく自信がない
とにかく自分に自信が持てない性格の男性も、彼女に劣等感を持つタイプです。
自分に自信が持てないので、思いを寄せた女性とめでたくカップルになれたのに「こんなにいい子が僕の彼女になってくれたのは、同情からかもしれない」などと考えてしまいます。
さらに、彼女とデートをしていても、嬉しくてウキウキするのではなく、街中で格好いい男性を見かけると、「あんな格好いい男の方が、彼女にはお似合いだ」といった具合に、何かにつけて自分に自信が持てないのが特徴です。
不安や焦りの感情が強い
彼女に劣等感を持つ男性は、不安や焦りの感情が強いのも特徴です。
世の中には何かと心配性な性格の人がいますが、彼女に劣等感を持つ男性の場合、彼女のことに関してのみ、不安や焦りの感情を抱くといっていいでしょう。
例えば、「何のとりえもない自分は、彼女とは釣り合わない」と劣等感に苛まれているため、「いつか彼女は僕に愛想を尽かし、他の男を好きになるに違いない」と思い込みます。
とはいえ、彼女を好きなことには変わりはないので、「何とかして彼女に愛想を尽かされないためにはどうしたらいいか」と、焦りながら考えることもしばしば。けれど、劣等感に苛まれているため、特に妙案が浮かばないのも特徴です。
ネガティブ思考
劣等感を感じる時の心境と言えば、「どうせ自分には無理」とか「あの人には逆立ちしたって勝てっこない」など、ネガティブ一色ではないでしょうか。こうした気持ちは、彼女に劣等感を持つ男性だけでなく、たいていの人が経験していると考えられます。
ただ、彼女に劣等感を持つ男性は、普段からネガティブな思考をする性格の人がほとんどです。そのため、彼女が特に何か劣等感を抱かせるような行動をしたわけではなくても、勝手に劣等感を抱くことがよくあります。
こうしたネガティブ思考の男性は、彼女が男性店員に笑顔で「ありがとう」と言っただけで、「何でそんなに愛想を振りまくの?」などと彼女を責めることがしばしばです。
彼女に対して劣等感を感じる瞬間って?
そこで、ここでは彼女に対して劣等感を持つ瞬間について、男性の声をまとめました。早速ご覧ください。
自分よりも彼女の方が収入が高いのはキツい
「彼女は化粧品会社の美容部員のチーフをしているので、月給40万円くらいあるんですよ。でも、僕は経理職だから、残業代を入れても25万円が限界。彼女の方が収入が多いだけでもキツイのに、15万円もの差は太刀打ちできません…」(28歳/男性/経理)
美容関係の会社は売上によって給料が増える「インセンティブ制度」を導入していることが多く、チーフクラスともなると固定客も少なくないでしょう。その結果、かなりの額のインセンティブが入ると考えられます。
こうした制度がない普通の会社では、毎月の月給を増やす手段は、残業するしかありませんよね。とはいえ、15万円も残業代がつくはずもなく、劣等感を持つのもわかります。
性格の良さ…彼女の周りにはいつも人が集まる
「彼女は明るくて優しくて、とにかく性格の良さが際立っているんですよね。そんな彼女の周りにはいつも人が集まる。それに比べて自分は何のとりえもないし、性格もよくないから、彼女と比べて劣等感を感じてしまいます」(19歳/男性/大学生)
多くのとりえを持った性格の良い人が好かれ、周囲にいつも人が集まるのはおなじみですよね。そんな性格の良い素敵な女性が彼女になってくれて嬉しい反面、つい比べてしまうのも無理はありません。
「いつも人に囲まれている彼女に比べて、自分は…」などと考えれば考えるほど、劣等感に苛まれそうですね。
彼女の方が友達が多いところに劣等感を感じる…
「友達が多ければいいというわけではないとは思うんですけど、彼女の方が友達が多いところに劣等感を感じます。やっぱり、それだけ好かれているってことだし、社交的とも言えるでしょ?」(22歳/男性/大学生)
自分から積極的に働きかけていって友達を作る人もいれば、特に働きかけているわけでもないのに、自然と人が集まってきて友達ができる人もいます。
彼女が友達が多い理由は、社交的だからか、それとも人を惹きつけるからかはわかりませんが、いずれにしても彼女よりも友達が少ないことが、男性にとって劣等感につながるのは明らかですね。
自分の方が彼女より背が低い…
「彼女は168cmに対して僕は164cmと、彼女より背が低いことに劣等感を感じます。今から背が伸びるはずもないから、考えても仕方ないとは思うものの、男の方が背が高いカップルを見ると、彼女がどう思っているかが気になって…」(29歳/男性/SE)
男性には「男より弱い女性を守るべき」という本能を備えています。それなのに、女性の方が身長が高いと守ることができないと感じるのが、劣等感につながる理由です。
シークレットシューズを履くという選択もありますが、それはそれで、劣等感を倍増させるのではないでしょうか。
彼女に対する劣等感を抱くデメリット
そこで、具体的にどのようなデメリットがあるのかを見てみましょう。
思いやる気持ちがなくなる
劣等感に苛まれると、人は自分の感情や思考にがんじがらめになります。「どうせ自分なんて」とか、「彼女が他の男を好きになったらどうしよう」など、考えていることはすべて自分の事ばかりです。
自分の劣等感が原因で、彼女を責めたり、ネガティブな発言で嫌な思いをさせているにもかかわらず、彼女がどんな思いをしているかは全く考えません。したがって、彼女が傷ついていたとしても気付けないのです。
彼女からすれば、「なぜそんなことを言うの?」と悲しくなるでしょう。思いやりがない男性だと思われても仕方ありません。彼女を思いやる気持ちがなくなるのは、かなり大きなデメリットですね。
短所ばかりが目に留まる
彼女に対する劣等感が募っていくと、これまで好きだったところが短所に見えてきます。いつも笑顔で人に接する態度は、「男に媚びを売っている」となり、社交的なところは「八方美人だからだ」などと、言ってくるでしょう。
根底には、彼女には太刀打ちできないという劣等感があります。その結果、「いつも笑顔で人に接することなどできないし、社交的でもない自分」とは違い、それができる彼女がイライラの原因になってしまうのです。
本来は彼女の長所なのに、劣等感から短所にしてしまい「彼女のせいで自分が嫌な思いをしてしまう」といった自分勝手な考え方をすることも。彼女に愛想を尽かされるのは必至のデメリットですね。
バカにされているように感じる
彼女に対して劣等感を抱く男性の中には、彼女がただ普通に笑っているだけで「彼女にバカにされた」と感じる人も少なくありません。
また、世間で話題になっている話を知らなかったとき、彼女としては深い意味はなく「あ、知らない?」とごく普通に言うでしょう。けれど、劣等感を持つ男性は「誰もが知っていることを知らないと、バカにされた」と解釈することもしばしばです。
そのため「そんなにバカにしなくてもいいじゃない」と彼女にきつく言ってしまい、彼女は彼女で「別にバカになんてしてないわよ」と喧嘩になってしまいます。
喧嘩をすると険悪なムードになるのは避けられず、これまたかなりのデメリットと言えますね。
憎しみが生まれる可能性も
劣等感がどんどん増していくと、彼女の長所が短所に見えてきたり、彼女にバカにされていると感じるなど、つらい思いをする機会が増えていきます。その結果、「こんなつらい思いをしなくてはならないのは、みんな彼女のせいだ」という極端な考え方に陥るケースも少なくありません。
「何もかも彼女が悪い」と考えるようになると、劣等感は憎しみへと変わっていきます。特に彼女が優秀だったり人気者であれば、僻みや妬みといったドロドロした感情も加わり、よりいっそう自分と比較して憎む可能性が大です。
もしかしたら、後になって「なぜあんなことを…」と悔やんでしまう行動を取りかねない、危険なデメリットと言えるでしょう。
彼女に劣等感を感じた時の対処法は?
そのためには、彼女に劣等感を感じた時の対処が肝心です。ここでは、彼女に劣等感を感じた時の対処法をいくつかご紹介しますので、できることから取り組んでみてくださいね。
仕事に精を出す
彼女に劣等感を感じたときは、とにかく仕事に精を出すのが一番です。彼女のことを思い出さないほど仕事に没頭すれば、仕事で達成感を感じる機会も増えるでしょう。
彼女への劣等感を忘れるために仕事に精を出していたら、「自分にはとても無理」と思っていた仕事を最後までやり遂げられるかもしれません。そうなれば「なんだ、自分にもできるじゃないか」となり、自信につながることでしょう。
男性は仕事に精を出すことで男性ホルモンの分泌が盛んになると言われていますので、男らしさがアップする可能性があります。自分に自信が持てる上に男らしくもなるとなれば、まさに一石二鳥の対処法ですね。
自分を褒める
彼女に劣等感を抱く人は、何かにつけて劣等感を抱く性格の人が多く、他の人に対しても劣等感を感じることが少なくありません。こうした自分で自分をダメな人間だと思い込みやすい性格の男性は、自分で自分を褒める対処法がおすすめです。
そもそも、日本には古くから言葉には力が宿っていると考えられてきました。これを言霊信仰と言い、良い言葉を使えば良いことが起き、良くない言葉を使うと悪い事が起こると、今も信じられています。
そのため、良い言葉で自分を褒めましょう。そうすれば、「自分は褒められるに値する人間だ」という認識に変わっていくはず。鏡に向かって「僕はみんなに好かれている」などと、声に出して言うといいですよ。
自分自身の長所に目を向ける
彼女に劣等感を感じたときは、「自分にはいいところなんか何もない」という気持ちになっているでしょう。けれど、長所がまったくない人は存在しないはず。誰もが何かしら長所を持っています。
例えば、上司や先輩はもちろんですが、後輩にも自分から朝の挨拶をする人は、見ていて好感を抱きますよね。中には「そういえば、僕はいつも自分から皆に挨拶しているなあ」と気付いた人もいるのではないでしょうか。
それ以外にも、出された食事は残さず食べる、列ができていればきちんと順番を待つといったことも長所です。自分では当たり前と思っていることの中に、他人の目には長所と映ることがたくさんありますので、そちらに目を向けてくださいね。
彼女に正直な気持ちを打ち明ける
さまざまな対処法の中で彼女を一番安心させるのは、彼女に正直な気持ちを打ち明けることでしょう。
彼女の中には、男性が劣等感を抱いていると気付く女性もいれば、気付かない女性もいます。気付かない女性は訳が分からなくて混乱しますが、気付ける女性もはじめは困惑するでしょう。
しかし、「君が誰にでも好かれる人気者なところに、劣等感を感じてしまうんだ」と正直に気持ちを打ち明ければ、彼女は「そういう理由だったのか」とホッとできます。
もしかすると、彼女から「私はあなたの誰にでもいい顔をしないところが好きよ。だって、私、よく八方美人って言われるんだもの」などと言った具合に、思いもしなかった返事が返ってくるかもしれませんよ。
彼女必見!劣等感が強い彼氏への対応
そんな劣等感が強い彼氏に対する、適切な対応方法をまとめました。劣等感が強い彼氏を持つ女性必見です。
いちいち相手にしない
彼氏が劣等感の塊になっており、自己中心的かつネガティブな発言をしてくる時は、何を言っても聞く耳を持たないでしょう。
したがって「そんなことないよ」とか「あなたにもこんないいところがあるじゃない」などと、励まそうとしてもほとんど効果はありません。むしろ、勝手に劣等感を深めてしまう可能性すらあります。
この場合は、相手にしないのが一番です。劣等感が強い彼氏は、彼女には見当もつかないことで劣等感を抱いていますから、いちいち相手にしていたら身がもちません。
アドバイスはしない
劣等感が強い彼氏は、プライドが高い人も少なくなく、下手にアドバイスをすると「バカにされた」と感じる可能性があります。
また、それほどプライドが高いわけではない男性も、彼女に対して劣等感を持っている時の思考は自分中心です。「彼女が人気者だから、僕が人気がないのが余計に際立つんだ」とか「彼女が優秀過ぎるせいで、僕はいつも霞んでしまう」といった具合に「僕が、僕が」となっています。
人は自分を中心に物事を考えている時に、人の声に耳を傾けるのは困難です。したがって、どんなに良いアドバイスをしても聞き入れようとはしません。劣等感が強い彼には、アドバイスは禁物ですね。
笑顔で聞き流す
僻みや妬みといった感情が劣等感の根底にある彼氏なら、「どうせ僕は君にはかなわないよ」とか「君みたいに人に好かれているわけじゃないし…」といった僻み根性のこもったネガティブ発言が増えると考えられます。
こうしたときは、笑顔で聞き流しましょう。彼氏は劣等感のあまり、腹立ちまぎれに嫌味を言ってくるでしょうが、まともに受け止めれば喧嘩になるだけです。
しばらくは劣等感の強い彼氏のネガティブ発言が続くものの、自分の嫌味を笑って受け止めてくれる彼女に対し、だんだん恥ずかしい気持ちになってくるでしょう。そうなれば、劣等感の強い彼氏も徐々におとなしくなるはずです。
親身になって話を聞く
いちいち相手をせず、アドバイスもしない、さらには笑顔で聞き流すと、これまでご紹介してきた対処法のいずれも、一言で言えば「放っておく」方法ですよね。
もし時間が許すなら、親身になって話を聞く対処法もおすすめです。親身になって話を聞き、「私は何があってもあなたの味方だし、あなたのことが好きなんだからね」と言ってあげましょう。
人は、自分の気持ちを話したときに相手が肯定してくれると、「受け止めてもらえた」と感じます。そのため、親身に話を聞くだけでも彼氏は安心するはず。
おまけに「あなたの味方」や「あなたが好き」といった言葉を彼女の口から聞けたら、しばらくは彼氏の劣等感も落ち着いてくれるのではないでしょうか。
彼女への劣等感を払拭して良好な関係を築こう
ただ、彼女に劣等感を持つことで生まれるデメリットを考えると、何とかしてその劣等感を払拭したいところですよね。
それには、彼女に劣等感を感じた時に、どう対処するかが重要です。また、彼女も劣等感が強い彼に、上手く対応する必要があります。もともとは好き合っている2人なのですから、劣等感を払拭して良好な関係を築いてくださいね。
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