友達が多い人にあこがれる!増やす方法はある?
もちろん、「◯人以上であれば友達が多いと言える」などの具体的な数はありません。学生と社会人では環境が違いますし、地域によって周りにいる人の数が変わるためです。しかし、周囲に「あの人は友達が多いな」と思われる人は、どこにでも存在します。
こちらの記事では、友達が多い人の特徴や、友達が多いことによって生じるメリットとデメリットについて見ていきましょう。友達が少なくて悩んでいる方や、友達が多い人にあこがれる方のために、友達が多い人になる方法についても解説します。
友達が多い人の特徴|性格編
まずは、友達が多い人の性格の特徴を解説します。あなたの周りにいる友達が多い人にも、あてはまることが多いのではないでしょうか。
友達を作ることが得意
友達が多い人の特徴は、なんといっても友達を作ることが得意なことです。知らない人ばかりの場所に行っても、周りの人と簡単に打ち解けることができます。
友達が多い人は、初対面の人でもすぐに仲良くなり、気付けば友達に。人に警戒心を抱かせず、懐に飛び込むことが非常に上手なため、どんどん友達が増えていきます。友達が多い人は、一度会っただけの人でも「もう友達だから!」という感覚になりやすいのです。
いつも笑顔で明るい
友達が多い人に、人懐っこく、人の懐に飛び込むことが上手な人が多いのはなぜでしょうか。その理由は、明るい性格でいつも笑顔だからです。
笑顔で明るい人の周りには、自然と人が集まります。なぜなら、笑顔の人と話していると、自分も楽しい気分になることができるためです。
テンションの上がらない朝に笑顔で元気に挨拶され、気分が良くなった経験はありませんか?友達が多い人は、そのように周りの人を明るい気分にさせることがとても上手。そのため、色々な人から「この人ともっと話がしたい」と思われやすいのです。
周りに合わせることができる
友達が多い人の周りには、似たような人ばかりではなく、色々なタイプの人が集まります。というのも、友達が多い人は周りに合わせることが上手だから。友達が多い人は協調性があり、どんな性格の人にも柔軟に対応することができるのです。
自分と似たタイプの人と話が合うのは当然ですよね。しかし、友達が多い人は合わない人に対しても笑顔で明るく接し、相手の波長に合わせた対応をするので、相手も好意的になります。そして自然と話しやすくなり、話が合うようになるのです。
根に持たずあっさりとした性格
根に持たずあっさりとした性格であることも、友達が多い人の特徴です。例えば、ちょっとしたことで喧嘩してしまったとき。仲直りをした後もことあるごとにネチネチと言われると、嫌な気分になりますよね。それが嫌で疎遠になってしまうこともあるでしょう。
しかし、友達が多い人は根に持ちません。そのため、仲直りした後にも責めてくるようなことはしないのです。終わったことを蒸し返さない、気持ちの良い性格の持ち主といえます。
友達が多い人の特徴|言動編
ここからは、友達が多い人の言動の特徴をご紹介します。さっそく見ていきましょう!
挨拶は忘れずにする
親しい間柄の人でも、顔見知り程度の人でも、挨拶をすることは非常に大切。なぜなら、挨拶は重要なコミュニケーションだからです。
明るく元気な挨拶は、印象が良いですよね。された側は親近感がわき、気分も良くなります。
友達が多い人は、挨拶を欠かしません。誰に対しても自分から率先して挨拶をするため、親近感を持たれやすく、「話しやすい人」と認識されるのです。挨拶は礼儀やマナーなだけではなく、仲良くなるためのきっかけ作りにもなります。
自分から積極的に話しかける
初対面の人や、あまり親しくない人に対して、話したくても話しかける勇気がなかなか出ない人は多いのではないでしょうか。その点、友達が多い人は、自分から積極的に人に話しかけることができます。
元気に挨拶をされ、明るく話しかけられたら、話しやすくなりますよね。そのため、友達が多い人は人と早く打ち解けることができ、すぐに友達になれます。
友達が多い人は、「あの人と話してみたいな、友達になりたい」と思ったらその場で行動に移すため、どんどん友達を増やすことができるのです。
聞き上手
いくら挨拶の感じが良く明るく話しかけてくれても、会話が続かない場合は、なかなか打ち解けることができません。もしも自分の話ばかりされたら、「なんだか面倒な人に話しかけられたな」と思ってしまいますよね。
その点、友達の多い人は、非常に聞き上手です。必要以上に自分の話をせず、話題を振ることができます。そして、相手の話を遮ることなく、もっと話したくなるような相槌を打つことができるのです。
褒め上手
褒められて嫌な気分になる人は、あまりいませんよね。友達が多い人は、人を褒めて良い気分にさせることも上手です。
初対面の場合、第一印象は後々まで残りやすいと言います。つまり、挨拶が積極的にできて褒め上手な友達が多い人は、継続して好印象が残るのです。
友達が多い人は、決して不自然に褒めたり、おだてたりせず、自然に褒めることができます。自分がいいなと思ったことを「それ、いいね!」と、そのまま素直に口に出すことができるのです。
友達が多い人のメリット・デメリット
こちらでは、友達が多い人のメリットとデメリットを解説します。友達は、多ければいいというものではありません。今いる友達を大切にし、現状維持をする方が楽しく過ごせることもありますよ。
メリット:新しい出会いの機会が増える
友達が多いことのメリットといえば、何といっても新しい出会いの機会が増えることです。友達と一緒に行動することにより、行動範囲が広がります。そこで新しい出会いの可能性がありますよね。
また、友達の友達と出会う機会も多くあり、友達が増えるだけではなく、恋人と出会える可能性もあるでしょう。そうしてどんどん輪が広がっていき、人間関係が豊かになるのです。
メリット:世界が広がり楽しい時間を過ごせる
趣味の合う友達がいると、面白かった映画や楽しかった催し物の感動を伝えることができますよね。楽しいことは、人と共有することにより、一層楽しめるものでしょう。
その点、友達が多い人は、様々な人と関わることで楽しみを共有するだけではなく、新しい楽しみを見つけることもできるのです。
また、新しい事柄について詳しい友達に教えてもらうことにより、知らなかったものの知識を得ることもできます。友達が多いほど、未知との遭遇の機会が増え、世界が広がるでしょう。
メリット:悩みを相談できる人が多い
楽しいと感じることが人によって違うのと同様、悩みも人それぞれ。仕事のことは会社の人に、恋愛のことは気心知れた人に相談し、不安を解消したいですよね。
友達が多い人は、周りに色々な人がいる分、悩みを相談する相手を状況によって選ぶことができるのです。
悩みに合った相手に打ち明けることにより、慰めてもらえたり、解決策を提示してもらえたりします。そのため、一人で抱え込むより早く解決したり、気分転換ができたりと、周りに助けられて立ち直ることができるのです。
デメリット:一人一人との関係が浅くなる
友達が多い人のデメリットとして、一人一人との関係が浅くなってしまうことがあげられます。友達の数が多い場合、色々な友達と連絡を取ったり、遊びに行ったりしますよね。そのため、友達一人にかける時間はどうしても少なくなってしまうのです。
薄く浅い付き合いが多いと、友達から「一緒に遊びはするが、優先すべき大切な存在ではない」と思われてしまう場合もあります。友達の数が多くても、自分が本当に困ったときに頼る相手がいない…という状況に陥るかもしれません。
デメリット:友達同士のトラブルに巻き込まれる
友達が多いと、その友達同士のつながりも増えますよね。色々な性格や考えの人がいるため、友達全員の気が合うとは限りません。
友達がお互いに「あの人とは気が合わない」と言っていたり、友達同士が喧嘩をする状況も発生します。そんなとき、友達が多い人は板挟みになってしまうことも。
どちらからも悪口を聞かされたり、ひどい場合には「どっちの味方なの」と詰め寄られたり…。友達が多いと、友達同士のトラブルに巻き込まれてしまうこともあるのです。
デメリット:一人で何もできない
一人でいることを寂しく感じ、友達を増やすタイプの人も存在します。このタイプの人は常に誰かと一緒にいるため、友達に頼る機会が多くなり、誰かに助けてもらう癖がついてしまうことも。
いくら友達が多く悩みを相談する相手がいても、自分一人の力でなんとかしなければいけないことはたくさんあります。そんなときに友達に頼る癖がついていると、乗り越えることが困難になってしまうでしょう。
友達が多い人になるための方法|前編
こちらでは、友達が多い人になるための方法を解説します。前編では、知り合った人から「この人と友達になりたい!」と思ってもらえる方法を見ていきましょう。
自分から話しかける
初対面の人や知り合い程度の人に話しかけることを苦手とする人は多いです。しかし、向こうから話しかけられるのを待っているだけでは、友達が多い人になることはできません。結局話すことができず、友達になるチャンスを逃してしまう可能性もあります。
友達が多い人になるためにも、まずは自分から話しかけるようにしましょう。自分からアクションを起こすことは、友達を増やすために必要なスキルです。話しかけることができなければ、何も始まりませんよね。最初に、明るく笑顔で挨拶することから始めましょう。
リアクションをオーバーにする
勇気を出して話しかけることができたら、次は楽しく会話する工夫をしましょう。そのためには、相手の話をきちんと聞き、リアクションをオーバーにすることが大切。
ただ話を聞くだけでは、「きちんと話を聞いてくれる人」止まりです。あなたが大きく反応することによって、相手は話しやすくなり、楽しい気持ちになります。そうすると「一緒にいて楽しい人」と認識され、もっと話したい、仲良くしたいと思ってもらえますよ。
ミラーリング効果を利用する
「ミラーリング効果」をご存じですか?仕草を真似たり同じ言葉を使ったりすると、相手があなたに対して親近感や好感を抱きやすくなるという心理学用語です。
ミラーリング効果は、恋愛テクニックとしてよく使われますが、友達になりたい人に対しても有効です。相手から「気が合う人だな」と思ってもらえる効果が期待できます。
あくまでも、さりげなく行うことがポイント。相手が足を組んだらあなたも足を組む、「今日は寒いね」と言われたら「そうだね、今日寒いよね」と返すなど、相手が不自然と感じない程度にしましょう。
出典:ミラー効果 / ミラーリング | 人材マネジメント用語集 | アクティブ アンド カンパニー(AAC)
https://www.aand.co.jp/knowledge_words/post_514/
ポジティブな言動を心がける
暗い顔をしてネガティブな発言が多く、話しかけてきたと思ったら愚痴ばかり…。そんな人の周りには、人は集まりません。
友達が多い人になる方法として、ポジティブな言動を心がけることが有効です。ポジティブな言動を心がけることにより、あなた自身も明るい気持ちになれますし、周りの人を元気にすることができます。そんな人の周りに、人は集まってくるのです。
頼みごとをしてみる
友達になりたい人とある程度言葉を交わすことができるようになったら、小さな頼みごとをしてみましょう。
人には、「頼みごとを聞いてあげたのは、相手のことが好きだからだ」と思い込もうとする「認知的不協和理論」という心理があります。ミラーリング効果と同じく、恋愛テクニックやマーケティングでよく使われるものです。
「ビンのフタを開けて」や「筆記用具持ってたら貸して」など、小さい頼み事で、十分効果を得られます。笑顔で明るくお礼を言うことを忘れずに!
出典:認知的不協和理論 | 心理学用語集サイコタム
https://psychoterm.jp/basic/society/cognitive-dissonance-theory
友達が多い人になるための方法|後編
積極的に誘う
友達が多い人になる方法として、積極的に誘うことが有効です。前編で解説した「自分から話しかける」のと同様、誘われることを待っているだけでは何も起こりません。あなたから誘うことにより、相手と仲良くなることができるのです。
相手は「この人は自分のことを誘ってくれた。仲良くしたいと思ってくれてるんだ」と、嬉しく感じるはず。仲良くなりたい人には、どんどんお誘いの声をかけましょう。
フットワークを軽くする
友達から頼み事やお誘いがいつあってもいいように、フットワークを軽くしておくことも大切です。
友達にとって、都合よく動くのではありません。声をかけられて、あなたが行きたいと思ったときにはすぐに「行くよ!」と返事ができるような身軽さを身につけるということです。
色々と考え、慎重に行動することも時には必要でしょう。しかし、友達が多い人になるためには腰が重くてはいけません。あなたが身軽に動くことにより、友達も声をかけやすくなります。そして行動範囲が広がり、多くの経験や出会いが訪れるようになるのです。
思いやりを持って接する
友達が多い人になるためには、友達に対して思いやりを持って接することも非常に大切です。相手の立場になって考え、相手の気持ちを想像してみましょう。
あなたが友達からされて、嬉しいことは何ですか?元気がないときに「どうしたの?」と声をかけてくれたり、遊んだ後には「楽しかったね!また遊ぼう!」と声をかけてくれたり。ささいな気遣いは、友達同士でも嬉しいものですよね。
親しき中にも礼儀あり。友達だからといって、相手の都合や気持ちを考えなくていいわけではありません。
友達を大切にする
先述した「思いやりを持って接する」と関連しますが、友達はあなたにとって大切な存在ですよね。友達が多い人になりたいからといって、友達を増やすだけ増やしてぞんざいに扱ってはいけません。気が合うから、話が弾むからなど、楽しい理由があって友達になったはずです。
意見が合わないことがあっても、喧嘩をしても、友達はかけがえのない存在。友達の数が増えても、一人一人に感謝の気持ちを忘れず、大切にしましょう。
友達が少ない人の特徴とは?《おまけ》
そのため、友達が少ない人の特徴の中でも、人が集まってこない原因となるものを集めました。友達が少ないことに悩んでいてあてはまることが多い場合は、改善すると良いでしょう。
人と話すのが苦手
話すのが苦手な人は、なかなか人に話しかけることができませんよね。いざ話しても、話題の盛り上がりについていけなかったり、会話の輪に入れなかったりすることが多いでしょう。
挨拶と会話は、コミュニケーションの重要な手段です。どんなに性格が良くても、人と話すのが苦手だと、思っていることを伝えることができません。その結果、友達が少ない状態になってしまうのです。
話題が愚痴や悪口ばかり
「人と話すのが苦手」な人とは逆に、お喋り好きでも友達が少ない人はいます。なぜ友達が少ないのかというと、話題が愚痴や悪口ばかりのためです。
友達同士なら、愚痴や悪口も言うでしょう。しかし、会話がマイナスの話題ばかりでは、気が滅入ってしまいますよね。人は、楽しい気持ちのときに他人の悪口が出たら、「嫌だなあ」と思うものです。
そして、愚痴や悪口は人間関係のトラブルの元にもなります。嫌な話題ばかり出す人の周りからは、自然と人が去っていくのです。
マイペース
マイペースなことは、決して悪いことではありません。ただ、マイペースすぎて協調性がない場合は考えもの。
友達同士とはいえ、相手に合わせることは必要です。しかし、一方に協調性がない場合、もう一方ばかりが合わせなければいけなくなってしまいますよね。
人のペースに合わせっぱなしというのは、非常に疲れるものです。ストレスもたまります。プライベートで、わざわざ疲れる相手と一緒にいたくありませんよね。
そのため、マイペースすぎて協調性に欠ける人は、友達が少ない傾向にあるのです。
ネガティブで表情が暗い
ネガティブで表情が暗い人は、人を寄せ付けません。そのため友達が少ない傾向にあります。
プライベートを一緒に過ごすなら、笑って楽しく過ごせる相手がいいですよね。友達の多い人はポジティブ思考で明るいため、一緒にワイワイ騒ぐことができます。
しかし、ネガティブな人と一緒にいると、話を聞かされる人はネガティブ発言に対して「そんなことないよ!」と気を使ってしまったり、感情が引っ張られて自分まで暗くなってしまうことも。
ネガティブ思考は表情に表れてしまうため、友達が少ない人は、知らず知らずのうちに陰のオーラを発してしまっているのかもしれません。
冗談が通じず屁理屈が多い
冗談が通じず屁理屈が多い人も、友達が少ない傾向にあります。友達同士特有のくだらない軽口にも、いちいち「なにそれ」とムキになったり、「でも」や「だって」が口癖だったり。他愛のないおしゃべりをしているときにいちいちそんな反応をされては、会話がしらけてしまいますよね。
友達が多い人は、人に合わせることが上手で、明るく楽しい会話ができます。しかし、屁理屈が多い人は人を嫌な気分にさせた上に、会話の流れを止めてしまうのです。そのため、周りから「話が盛り上がらない人」と認識されてしまい、人が寄ってこなくなってしまいます。
友達が多い人になって楽しく過ごそう!
友達を多くするためには、自分から挨拶をし、笑顔でポジティブに過ごすなど、自分自身のためになることも多いです。ぜひ実践して、自然に人が集まってくるような人になりましょう!
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