整理整頓できない人には共通点があった!
整理整頓ができない人が職場にいると、その人のデスク周りなどはもちろん職場全体が何となくだらしない印象になってしまうこともあります。また、イライラしやすくなる、物が見つからず探すのに時間がかかる、といったデメリットを引き起こす可能性も。周囲の人に迷惑になっているなら、なおさら改めたいですよね。
そんな整理整頓ができない人には、共通した特徴や理由があります。その共通点を改め、さらに整理整頓のコツをつかめば、きっと「整理整頓できない人」を卒業することができるでしょう。
整理整頓できない人のお悩みをご紹介
ここではまず、整理整頓ができない人はどのような悩みを持っているかをまとめました。同じような経験がないか、自分の生活を振り返ってくださいね。
デスクが汚くて仕事に集中できない…
「整理整頓が苦手で、デスクの上は書類が山積みです…。デスクは狭くなるし、視界にはいつも邪魔な物が見えるので集中できずにいます」(25歳/男性)
デスクがきちんと整理整頓ができなければ、重要な書類も用の済んだメモもゴチャゴチャになってしまいます。
不要な物を処分せず、そのまま置かれていれば物は増えていく一方です。デスクがいつも雑然としていれば仕事に集中するのも難しいでしょう。
整理整頓するのが嫌で家が散らかり放題に
「整理整頓するのが面倒で、使った物はそのまま放置してしまいます。床の上もテーブルも物で埋まっていて、そのうち足の踏み場がなくなりそうです…」(23歳/男性)
買った物を片付けず、使った物をしまわず出しっぱなしにすると、家の中に物が散乱して汚い印象を与えてしまいます。また、足の踏み場が無くなるほどまで整理整頓されていなければ、その空間で過ごす時間がストレスになるでしょう。
家に人を呼べない
「一人暮らしの家に彼を呼びたいけど、物が散乱していてとても見せられる状態ではありません。もし家の中を見られたら、ドン引きされると思います…」(22歳/女性)
一人暮らしをしていれば、恋人や友達を家に招待したいですよね。しかし整理整頓できない人の家は、足の踏み場もないということも少なくありません。
恋人や友達に汚い家の中を見られたら、嫌われたり引かれるリスクも考えられますね。
必要なものが見つからず、いつも買い足す羽目に…
「整理整頓ができないので、家の中のどこに何があるか把握できていません。メイク道具やアクセサリーのような小さい物はすぐになくしてしまうので、必要な時に買い足すこともよくあります」(23歳/女性)
整理整頓ができないと、必要な物が家の中にあるとわかっていてもすぐに探し出すことができません。使おうと思っていてもなかなか見つからず、買った方が早いということもあるようです。
整理整頓できない人の特徴
ここからは、整理整頓ができない人に共通するいくつかの特徴についてご紹介します。
何でも後回しにする癖がある
使った物をその都度片付けるだけなら、たいした労力はかかりません。しかし整理整頓ができない人の多くは、片付けを後回しにする癖があります。
いらない物の処分や身の回りの片付けを後回しにすると、物は増え放題、散らかり放題に…。そうなってから重い腰を上げても手間と時間がかかり、整理整頓するのがますます面倒になりますよね。
反対に、日頃からマメに掃除や片付けをするようにすれば、部屋やデスクが散らかりにくくなります。
自己愛が強い傾向がある
誰でも自分のパーソナルスペースを侵されたらいい気分はしませんよね。また、自分のスペースは自分の好きなように使いたいと思うものです。
整理整頓ができない人は、「自分の家や職場のデスクは自分のスペースだから好きなように使いたい」という心理が強い傾向があるようです。さらには、散らかった部屋やデスクも自分の個性と考える人も。
このように、整理整頓が苦手な人の中には、部屋やデスク周りが汚くても「これが自分らしい」とし、あえて掃除や整頓をする必要を感じない人もいるようです。
出典:EPSON WORK STYLE MAG「心理学者に聞いた!机周りが汚い人の4つの特徴と解決法」
https://www.epson.jp/products/scanner/mag/article06/index.htm
物に囲まれると安心する
一人でいると寂しいという理由から、物に囲まれているという人もいます。寂しさを埋めるために、あえて整理整頓せず、物を散らかったまま放置しているのです。
そんな人がもしホテルのように物が少なくシンプルな部屋で過ごすことになったら、孤独な雰囲気もより強く感じそうですよね。
「もったいない」と思う気持ちが強い
多くの場合、物を買うには対価としてお金を払いますよね。世の中には物を捨てられない人がたくさんいますが、そのような人は物を捨てる時、「せっかく買ったのにもったいない」と思う傾向があるようです。
たとえば、もう何年も使っていない物や傷んだ物、流行遅れやサイズが合わなくて着られない服なども捨てずに取っておきます。それなのに新たに物や服を購入するので、物は増える一方に…。
家の収納スペースは限られていますから、使わない物は捨てないと買った物を入れる場所がありませんよね。このような人は物への執着をなくすことで、整理整頓した生活ができるようになるでしょう。
整理整頓できない理由とは?
ここからは整理整頓ができない理由をいくつかまとめました。当てはまっていることがないか、チェックしてみてくださいね。
物が捨てられない
整理整頓できない人の多くは、物が捨てられない人です。使わないとわかっている物を「いつか使うかも」と取っておいたり、着ない服を「高かったから捨てられない」「痩せたら着るかも」などとクローゼットにしまったままにしていたりと、不要なものでももったいなくて捨てることができないでいるのです。
ですが、本来の役目を終えた物や使わない物をいつまでも処分しないでおけば、物は溜まる一方。そのため、いつも必要以上に物が多い状態になってしまいます。
整理整頓の仕方が分からない
出した物はしまう、というのは整理整頓の基本です。一つ一つの物の定位置を決め、使い終わった物はその都度しまえば散らかることはないのですが、整理整頓ができない人の多くは、使った物をそのまま放置してしまいます。
また、ただ元の場所に戻すだけでなく、仕分けしておけば探すのも取り出すのも簡単になります。しかしそれには、仕分け方法や保管方法を知っておかなければなりませんよね。
このように、「片付けができない」のではなく「片付け方を知らない」ために整理整頓が苦手という人も多いようです。
綺麗な状態を維持する努力をしない
整理整頓が苦手な人は、一度きちんと片付けるとそれだけで満足してしまう傾向があります。そして片付けをした達成感から「汚れたらまた片付ければいいや」と考え、綺麗に整理整頓された状態を維持する努力をしません。
整理整頓ができる人は、出した物はすぐしまう、あった場所に戻す、という行動を日常的に続けています。しかし整理整頓ができない人は綺麗な状態を維持しようとしないので、またすぐに散らかってしまうことに…。
整理整頓ができない人は、すぐに物が散らかるのは自分の行動に原因があることを知って、今までの生活態度や行動を改める必要があるでしょう。
面倒なことは後回しにしてしまう
整理整頓ができない人は、やや面倒臭がりの傾向があるようです。そのような人は外出から帰っても、いちいち片付けるのが面倒だからとバッグや買い物袋をその辺に置きっ放しにしてしまいます。
帰宅の流れでそれぞれの定位置に置いてしまえばすぐに終わるのに、放置してしまえばわざわざバッグや買った物を片付けるために動くことになります。その手間が面倒で後回しにすると、散らかった物の量も増えてますます労力がかかりますよね。
後回しにせずにその都度整頓するようにすれば、片付けの手間も労力もそれほどかかりません。整理整頓が苦手な人は、まずは面倒なことを後回しにする癖を直すようにしましょう。
整理整頓できない人必見!片付け方のコツ
ここからは、簡単にできる片付けのコツをご紹介していきます。
物を収める場所を決める
日常的に使う物には、すべて定位置を決めてしまいましょう。文房具は机の何段目の箱の中、予備の石鹸や歯ブラシは洗面所の戸棚の中、などしまう場所を設定します。
あまり細かく場所を決めてしまうと元に戻すのが面倒になるので、慣れるまではだいたいの場所を決めるだけでOK。使ううちに「これはもっと低い場所の方が取り出しやすい」など、より使い勝手のよい場所に変更していきましょう。
少しずつ無理のない範囲で整理する
整理整頓は、毎日続けなれば意味がありません。片付けのルールに無理が多ければ長続きしませんから、最初のうちは大雑把に仕分けする程度から始めましょう。
たとえば、ハサミは机の引き出しの文房具箱の中と決めたら、箱の中でペンやテープなどとごちゃ混ぜになるのはよしとしましょう。物のカテゴリーごとに分けるだけで、家の中がすっきり見えるようになりますよ。
よく使う物は戸棚の手前や引き出しの目につく場所など、取り出しやすいところにしまうのがポイント。またお気に入りの収納グッズやカゴなどを活用すると、整理整頓が楽しくなるでしょう。
自分が持っている物を把握する
整理整頓ができない人の中には、そもそも自分が何をどれだけ持っているのかよくわかっていないという人もいます。そのような人はまず、引き出しやクローゼットの中の物をすべて外に出し、自分が持っている物を把握することから始めましょう。
自分が持っている物を目にすることで、いらない物に気付くこともあります。また、同じ物を複数持っている場合は、一つを残して処分すれば物を減らすことができます。
使い終わったらしまう癖をつける
整理整頓ができない人の多くは、使った物を元の場所にしまうのが苦手です。また、しまうのが面倒で後回しにしたまま忘れてしまった、という面倒臭がりな人もいるようです。
「後でまとめてやろう」と後回しにしても、結局片付けずに散らかったままになってしまいます。また、散らかったものが増えれば増えるほど、ますます整理整頓へのモチベーションも低くなりがちになってしまうでしょう。
だからこそ、使い終わったらすぐに元の場所にしまう癖をつけることが大切なのです!
「整理整頓できない人」から卒業!克服方法は?
そこでここでは、「整理整頓できない人」から卒業する方法をまとめました。整理整頓は慣れてしまえば簡単にできますので、無理なくできることから始めてみてくださいね!
思い切って断捨離する
整理整頓ができない人は、一度思い切って家の中をリセットすることをおすすめします。それにはまず、自分の持ち物を把握することから始めましょう。
自分の持ち物をチェックするには、持っている物をすべて紙に書き出して視覚的に確認する方法が効果的です。そしてたとえば、同じようなデザインや色のバッグを複数持っていれば、よく使う一つを残して処分してしまいましょう。
今の自分に必要な物だけを持つようにすれば、見違えるようにすっきり綺麗な家になりますよ。家中の物を一度に断捨離するのが難しければ、「一日一つ捨てる」「一つ買ったら持っている物を一つ捨てる」など、できそうなことから始めてくださいね。
物を出したら戻す習慣を身に付ける
整理整頓の基本は、「物を使った後は元に戻す」ということ。徹底的に整理整頓し、すべての物の定位置を決めたら、元に戻す習慣を身に付けましょう。
慣れないうちは、うっかり出しっぱなしにしてしまうこともあるかもしれません。しかしすっきり片付いていれば放置した物が目に付きやすく、放置してある物があると何となく落ち着かない気分になってきます。
片付ける習慣が身に付いたら、家が散らかったり汚れたりすることも自然になくなることでしょう。
後回しにする癖を直す
整理整頓できないのには、性格が原因となっている場合もあります。外出から帰った流れでバッグや上着をしまえばすぐに終わるのに、「ちょっと休んでから」「後でゆっくりやるから」などと後回しにしていてはいつまで経っても片付きませんよね。
そのため出しっぱなしを克服するには、「すぐにやる」という癖をつけるようにしましょう。使った物をしまう、着た服を洗濯機に入れるなど一つ一つは簡単なことなので、こちらも慣れてしまえば楽にできるようになりますよ!
「いつか使う」という考えを捨てる
前の項目でも触れましたが、物を捨てられないことも、家や職場が片付かない原因です。物を捨てられない人の中には、「とっておけばいつか使うかもしれない」と不安に思う人もいるようですが、すでに何年も使っていないのに、これから使う機会はやって来るでしょうか…?
今使わない物は、これからも出番はほとんどないでしょう。一度処分することで、本当に自分に必要な物かどうかを見極めることができます。物に対する執着を手放すことで、「いつか使うかも」という考えから解放されるようになるでしょう。
コツをつかんで整理整頓できない人を卒業しよう!
整理整頓ができないと仕事に集中できなかったり、周りの人に迷惑をかけたりすることがあります。また、家や職場の自分のスペースが汚いのは、気持ちのよいものではありませんよね。
整理整頓できないと悩んでいる人は、この記事でご紹介した片付けのコツや克服方法をぜひ実践してみてください。できる範囲で少しずつ行っていけば、きっと整理整頓ができるようになりますよ!
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