ママ友との上手な付き合い方が知りたい!
今回はそんなあなたに役立つ、ママ友との上手な付き合い方やママ友の作り方をご紹介します。今まさにママ友のことで悩んでいる人はもちろんのこと、これから結婚や出産を控えている女性の参考にもなるはずです。
また、ママ友の付き合いが面倒だと思う瞬間を女性の実体験をもとに解説します。そして、どんな特徴を持つ人が面倒なママ友になり得るのか、警戒すべきママ友の特徴も一緒にご覧いただきましょう。
疲れると分かっていてもママ友が欲しい理由
まずは、子を持つママに隠された「ママ友が欲しい理由」に迫ります。
友達がいないと思われたくない
疲れると分かっているのにママ友を作ろうとするのは、友達がいないと思われたくないからではないでしょうか。要するに、ママ友がいないことを「恥ずかしい」と思ってしまうため、ママ友が欲しいと思うのです。
このような理由でママ友を作る人には、人目を気にするタイプだったり、孤独を極端に嫌う人が多く見られます。あるいはプライドが高く、周りから「下に見られたくない」「可哀相と思われたくない」と思っている人もいるでしょう。
子供の友達作りのため
子供が小学生以上になれば、自然と自分で友達が作れるようになっていきます。自分の気持ちや考えを言葉にして友達に伝えることができるため、自分と気が合う友達を見つけることもそう難しくありません。
しかし、それ以前の年齢の子供たちにとっては簡単ではないでしょう。自分の気持ちや考えを伝えることもそうですが、友達との付き合い方がまだよく分かっていない子供たちにとっては、「自分で友達を作る」ということは難しい場合があります。
そんな時、我が子に友達を作ってあげたいという思いでママ友を作ろうとする人もいるでしょう。この場合は、ママ友作りは子供のため。自分の子供に仲良しができて欲しいという考えからママ友を作るのです。
情報が欲しいから
「子供に関わることは些細な情報も逃したくない」「情報が遅くて自分だけ知らなかったら嫌」という理由で、ママ友が欲しいと思う人もいるでしょう。
もちろん、学校や幼稚園などから直接くる情報は誰でも知ることができます。ですが、子供の交友関係やその日にあった出来事は、提供される情報だけでは不十分な場合が多いです。
そんな時に、ママ友と連絡を取り合って子供のことをより把握したいと思うのでしょう。また、「明日必要なものを知りたい」「こんな時はどうすればいいの?」といったように、学校や幼稚園などに直接問い合わせるまでもない情報に関して、ママ友と共有したいと思う人は多いです。
近くに仲の良い友達がいない
結婚を機に、あるいは夫の転勤によって引っ越しを余儀なくされる人もいますよね。そうした人は、慣れ親しんだ場所から離れて生活をする上に、これまで仲良くしていた友達とも離れ離れになってしまいます。そのため、「話し相手が欲しい」「暇な時に誘い合える友達が欲しい」という思いからママ友を欲しがるでしょう。
この場合は、純粋に「友達が欲しい」と思っていると言えます。時に夫の愚痴を言ったり子供のことを相談したりはするものの、自分の寂しさを埋めながら時間や思いを共有し合える友達が欲しいと思っているはずです。
ママ友付き合いが面倒だと思う瞬間は?
次は、ママ友付き合いが面倒だと感じる瞬間を、女性の声をもとにご紹介します。
早く帰りたいのに必ず引き止められる
「授業参観や運動会が終わった後、できるだけ早く帰りたいのに必ず引き止められるんですよね。かといって付き合いもあるのでスルーもできず、面倒だなってちょっと思ってしまいます。」(37歳/女性/会社員)
子供の行事などが終わった後は、早く帰って子供と話をしたりゆっくりしたいと思うでしょう。しかし、ママ友の方から「元気?少し話そうよ」なんて声を掛けられたら、無視するわけにもいきません。
仲良くしてくれることにありたがいと思う反面、思った通りの行動ができないのは面倒に感じてしまうものです。
頻繁に行われるランチ会が面倒…
「付き合いが長くなるにつれて、ランチ会が頻繁になってきて…。話すこともなくなってきたし、お財布事情も厳しくなってきたので正直面倒ですね。」(28歳/女性/専業主婦)
初めのうちは、ママ友から食事に誘われることを嬉しく感じていたかもしれません。でも、その頻度が多くなってきたら面倒に感じてしまうもの。お財布事情が厳しくなってきたとしたら、余計に「行きたくないな」と思ってしまうことでしょう。
ママ友のグループ内で派閥ができたとき
「仲の良いママ友グループ内で子供同士のトラブルがあった時に、派閥みたいなのができてしまった時に面倒だと感じた。自分の子供とは無関係のことだったので余計に面倒だった。」(41歳/女性/看護師)
ママ友付き合いは1対1とは限りません。このように、グループ化した付き合いもあるでしょう。
そうした中ママ友間でトラブルがあれば、自身が巻き込まれてしまうこともあります。それにより陰口が増えたり、グループが細分化されたりすることもあるようです。
何かと合わせなければいけない…
「子供の行事とか集まりとかあった時、必ずママ友から『一緒に行こう』っていうLINEがくるのが面倒。あと役員とか係りとか、そういうことを決める時も『一緒にやろう』ってくる。自分のペースで決められないから、何かと合わせなければいけない。」(39歳/女性/事務職)
相手のママ友は、一人で行動することに不安を抱えているのかもしれませんね。何かと「一緒に」と言われることを、こちらの女性は面倒に感じているようです。
かといって、はっきりと断ったり意見を伝えれば、ママ友との付き合いに支障が出る可能性もあります。子供の繋がりもあるゆえ、そうした言動はなかなかできないのでしょう。
完璧!ママ友との上手な付き合い方《前編》
ここからは、ママ友のとの上手な付き合い方をご紹介します。
上手な付き合い方①笑顔で挨拶は基本
「まだママ友がいない」「1人でも仲の良いママ友が欲しい」と思う人は、挨拶の時の対応が重要です。ムスッとした表情やそっけない態度は、相手から「関わりたくないのかな?」と思われてしまうため、ママ友が欲しいと思う人は笑顔で挨拶することを心掛けましょう。
挨拶を笑顔でされて気分悪くなる人はまずいません。そこで相手の反応も良く話しかけやすい雰囲気だとしたら、世間話などを含めながら会話を続けてみても良いでしょう。
上手な付き合い方②ママ友の子育てに口を出さない
ママ友の反感を買わないよう、ママ友の子育てに対しては口出しをしない方が良いでしょう。
例えば「子供がワガママばかり言って困ってる」と言われた時に、「許してるからいけないんじゃない?」とか「なんでしっかり叱らないの?」といったように口出しすると、ママ友に不快な思いをさせてしまいます。そのため、たとえママ友から愚痴や相談をされたとしても、子育てに対して口出ししたりママ友の行動を否定しない方が良いと言えます。
そうした時は、ママ友の思いを察しながら共感してみましょう。「その気持ち分かる」と寄り添ってみたり、「どうしたらいんだろうね?」と一緒に考えてあげる形で聞くと、ママ友の反感を買わずに済みますよ。
上手な付き合い方③悪口はスルーする
ママ友と付き合いが長くなり親しくなってくると、時に人の悪口を聞かされることもあるでしょう。ただ、それに便乗して自分までも悪口を言ってしまうのは厳禁。そうした言動が、のちにトラブルを生むことが多いからです。
ママ友は、本来自分自身の友達ではありませんよね。あくまで子供を介した友達ですから、お互いに合わせていることが多々あるはずです。中には、「付き合いたくて付き合っているわけじゃない」という人もいるため、いつどこで関係が崩れてしまうか分かりません。
そうした相手に、便乗して人の悪口を言うことは危険です。場合によっては「あの人がこう言ってた」など、こちらが悪いように話しを広められてしまう場合があるからです。
そのため、ママ友から言われた悪口は「そうなんだ」「知らなかった」と、ただ聞くだけの対応が良いでしょう。
上手な付き合い方④適度な距離感を保つ
ママ友と上手な付き合い方で最も重要と言っても過言ではないのが、「適度な距離感を保つこと」です。
例えば毎日LINEし合ってお互いのプライベートをさらけ出したり、毎週末必ずランチに行くといった関係性は、ママ友として距離感が近いと言えます。ママ友は自分の友達とは違い子供経由の友達であるため、子供に悪影響が出ないようにと自分の都合を犠牲にしてまで付き合う人もいるでしょう。ですが、そうした関係性が窮屈に感じる人は少なくありません。
ですから、「困った時に頼れる人」「何かあった時に聞ける人」くらいの距離感だと丁度良いでしょう。
初めはママ友ができたことを嬉しく感じるかもしれませんが、過度な付き合いは自ずと距離感が近くなるため、意識するようにしてくださいね。
完璧!ママ友との上手な付き合い方《後編》
引き続き、ママ友との上手な付き合い方をご紹介します。
上手な付き合い方⑤ママ友とは個々に付き合う
ママ友と上手に付き合うには、グループではなく個々での交流をおすすめします。複数人集まれば、それだけトラブルになる可能性は高く、それぞれに合わせた対応を取らなければいけなくなるでしょう。そう考えただけでも「面倒」と感じる人もいるのではないでしょうか。
個々に付き合うことのメリットは、そうしたトラブルや問題が回避できること。そして「自分と合う人とはそれなりに連絡をとる」「合わない人とは連絡をとらない」といったように、自分のニーズに合わせて分けることができる点です。
グループでの付き合いになると、たとえ自分と合わない人がいるとしても関わりを持ち続けなければいけなくなります。また、自然とリーダー的存在が生まれ、意見に逆らえないといった問題も生じやすいです。
上手な付き合い方⑥自慢話はしない
女性の中には、マウントをとろうとする人がいますよね。これはママ友社会だけに見られることではないですが、ママ友のマウントは子供に影響を及ぼす恐れがあるため、色々と注意すべきでしょう。
中でも、「うちの子はいつも先生に褒められる」とか「主人の稼ぎがいい」といった自慢話は、僻みや妬みが生まれやすい話題と言えます。こちらに悪気がなかったとしても、相手の心証が悪くなりやすいというリスクがあるため、気をつけて下さいね。
上手な付き合い方⑦会話をする時は聞き手に回る
ママ友と会話をする時は、聞き手に回るのをおすすめします。というのは、聞き手に回ることで誤解されたりトラブルが生じる可能性が減るからです。
「口は災いのもと」と言われるように、自身の発言により災難をもたらす場合もあるため、話し手側より聞き手に回った方が良いでしょう。
上手な付き合い方⑧相手に抱いた自分の感覚を信じる
ママ友と上手に付き合いたいと思うのは、少なからず子供への影響を考えてしまうからではないでしょうか。ママ友との関係が悪くなれば、自分の子供に何かしら影響が出ると思うと、相手に合わせてしまうのも無理はないかもしれません。
ただ、もし自分が「この人とは合わない気がする」とか「いまいち信用できない」と思うなら、その感覚を信じて距離を置くことも大事です。無理をしてしまうと、合わせている自分に疲れ「ママ友との付き合い自体が面倒」となってしまいます。
子供がある程度の年齢になれば、自身で友達を選んだり親の介入を嫌がるようになっていくでしょう。つまり、ママ友との付き合いも限られた時間と言えますから、無理に合わせ続ける必要はないのです。
要注意!付き合いが面倒なママ友の特徴とは
子供を放置して会話に夢中になっている
子供を放置し会話に夢中になっているママ友との付き合いは、注意した方が良いかもしれません。
公園で遊んでいる子供を見ずにママ友とばかりお喋りしている人は、少し無責任な印象がありませんか?また、もし子供が遊具から転倒したり、他のことケンカになってしまっていても、おしゃべりに夢中で気付かない可能性がありますよね。
話しに夢中になってしまったり、子供から目を離したくなる気持ちもわかりますが、しっかりと子供を見ている親御さんの方が、比較的安心してお付き合いできるでしょう。
下の名前で呼び合おうとする
ママ友間でよく聞かれる呼び方は、「〇〇くんママ」とか「○○ちゃんちのお母さん」といった呼び方ですよね。子供を介しての友達ですから、こうした呼び方がしっくりくるという人は多いでしょう。
そうした中、相手が下の名前で呼び合おうとするのであれば、注意した方が良いかもしれません。そのママ友はあなたと直接の友達、つまり子供を介した友達ではなく、一人の友達として距離を縮めたいと思っているからです。そのため、今後一気に距離を縮めてくる可能性が高いでしょう。
そうなれば、毎日のようにLINEが来たり何かと一緒に行動したがったりと、面倒に感じる場面が増えます。また、周囲のママたちに「私たち仲が良いんです」というアピールをするために下の名前で呼びたがっている可能性もありますよ。
どこに行っても群れている
子供のクラスに一人は必ずいると言って良いほどいるのが、どこに行ってもママ友と群れている人です。参観日や行事の時、誰かと常に話したり一緒に行動している人は、それなりに情報を持っているでしょう。ただ、いつどこであなたの情報が漏らされるかわからないため、警戒した方が良いママ友の一人と言えます。
口が軽いとは断定できませんが、それだけ顔が広いとなれば皆の情報をそれぞれ握っているはず。それをネタに、周囲と仲良くなっていることも否定できません。
また、こうした人には八方美人タイプが多く「AさんにはBさんの悪口を、BさんにはAさんの悪口を」と、それぞれに見せる顔が違う場合もあるため、付き合い方には注意した方が良いでしょう。
根掘り葉掘り聞いてくる
あなたに対して、「ご主人は何をやってる人なの?」とか「〇〇くんママの職場はどこなの?」と、ほぼ初対面に近い関係性なのに根掘り葉掘り聞いてくるタイプのママ友も面倒になり得るタイプの人です。
もちろん、親しい仲で聞かれる分には問題ないでしょう。しかし、相手がどういう人かも分からない中で聞かれたら、あなたも「え?」と戸惑ってしまうはずです。
その違和感を信じて、あまり深い付き合いをしない方が良いかもしれません。初対面同様の相手にそれだけのことを聞ける人ですから、少しデリカシーがない人である可能性があります。
親しいママ友を作る方法・コツ
では、そんな存在のママ友を作るにはどうしたら良いのでしょうか。最後に、親しいママ友を作る方法とコツをご紹介します。
初めから素の自分を出す
親しいママ友を作りたいなら、初めから素の自分を出す付き合い方をおすすめします。
要するに、相手に合わせすぎたり良いところばかり見せようとするのではなく、自分のありのままの姿を見せることですね。そうすることで、気の合うママ友や気を遣わずに済むママ友を作ることができるでしょう。
多少だらしないところがあったり、大雑把に見える部分があるとしても、それがかえって相手に親近感を与えることも多いです。決して着飾ったり無理はせず、自然体の自分を見せるようにしましょう。
児童館に通う
もし、「近くにママ友がいない」とか「子供にまだ仲の良い友達がいない」という場合は、児童館に通って友達作りをしてみるのも良いでしょう。
これは、子供のためでもありママのためにもなります。そして児童館に出向き一緒に子供同士が遊べば、ママ友作りのきっかけにもなるでしょう。周辺の地域の子供たちが集うことが多いため、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
軽い悩みを打ち明ける
親しくなりたいと感じたママ友に、軽い悩みを打ち明けることで付き合いが深くなるケースもあります。
例えば、子供が赤ちゃんなら「ミルクの飲みがあまり良くない」「夜になると寝てくれない」という話を持ちかけながら、「あなたはどうしてる?」といった形で会話をしていくと、自然と仲が深まっていくでしょう。
こうした話題であれば自分の子供自慢にもなりませんし、相手が同じことで悩んでいれば共感し合うことができるはず。同じように相手の悩みにも答えてあげると、少しずつ距離が近くなっていきますよ。
焦らずゆっくり仲良くなる
誰でも、親しくない相手からガツガツと来られると警戒するもの。ママ友を作りたいからと、初めから積極的になりすぎると、相手に警戒され仲良くなることができません。
そのため、自分の意識の持ち方も大事です。親しいママ友が欲しいとしても、決して焦らずゆっくりと仲良くなっていきましょう。
もし焦りが出てきたら、子供を連れて散歩に出掛けたり公園に行ってみると良いですね。そうした日常の中でもママ友を作る機会は多々あるため、行動範囲を広げてみるのもアリですよ。
今後子供がママ友の輪を広げてくれることもある!
子供と一緒に児童館に出向いてみたり、散歩したり公園に行く中でママ友ができる場合もあります。また、子供が大きくなってくると、子供がママ友の輪を広げてくれるなんてこともあるのです。
仮に幼稚園などでの話を子供がしてくれるとしたら、それをきっかけにしてみるのも良いですね。「〇〇くんと遊んだ」「〇〇ちゃんが面白い」と言われたのを覚えておき、その子のママと会った時に「いつも仲良くしてくれてありがとう」と声をかけることで親しくなるケースもあります。
肩の力を抜いて、軽い気持ちでいれば大丈夫ですよ!
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