夫婦が離婚を考える時は?男女別の理由や離婚の前にするべき事も解説

夫婦が離婚を考える時は?男女別の理由や離婚の前にするべき事も解説

結婚している人の中には、離婚を考えたことがある人もたくさんいるでしょう。とはいえ、「離婚したい」と思った時に衝動的に行動すると、あとから悔やむことも少なくありません。そこで今回は、男女それぞれが離婚を考える瞬間や、離婚の前にするべき事などをご紹介します。離婚を考えている人も、これから結婚する人も、後悔しないために読んでみてくださいね。


離婚を考える時は男女で違う?

毎日共に生活をする夫婦には、さまざまな問題が起こります。もちろん、ラブラブでいつまでも新婚のような夫婦もいますが、「喧嘩ばかり」「すれ違いばかり」といった夫婦も珍しくはありません。

そうした生活が続けば、離婚を考えることもあるでしょう。しかし、離婚を考える瞬間はどうやら男女で異なるようです。

そこで今回は、それぞれが離婚を考えるタイミングや、離婚する前にするべき事などをご紹介していきます。また、離婚を考える時があるかどうか、結婚している男女の意見もお伝えします。

離婚することで楽になる場合もあれば、自分の置かれる状況や生活が悪化してしまう場合もあります。そうした問題点もここで見つけて、離婚すべきかどうかよく考えてみてくださいね。

夫婦に直撃!離婚を考える時ってある?

生涯添い遂げると誓った夫婦でも、離婚を考える時はあるのでしょうか?まずは、離婚を考える時があるのか、男女の意見をご紹介します。

子供がいなかったら離婚してたかも…


「子供がいるから現実的に離婚することはしないけど、子供がいなかったら離婚してたかも…。やっぱり夫婦でも合わない時はたびたびあるから」(40歳/女性/夫婦歴11年)

離婚を考える時はゼロではないものの、子供がいるため思いとどまるようです。このように、子供の有無によっても離婚への考え方が異なることもあります。

夫のことが大好きなので考えたことがない!


「離婚を考える時はないですよ!旦那のことが大好きなので、これからもずっと一緒にいたいと思ってます」(33歳/女性/夫婦歴3年)

相手への気持ちが強ければ、離婚を考える時はないのでしょう。そう考えると、お互いにいつまでもパートナーを惹きつける魅力を持ち合わせておく必要がありますね。

家に居場所なく離婚を考えることが多々ある


「職場でも怒られ、家に帰っても怒られ…っていう感じなので、離婚を考えることは多々ありますよ。家に居場所がないから、ストレスが溜まるばかりです」(39歳/男性/夫婦歴8年)

本来リラックスできる場である家の居心地があまり良くないようですね。ストレス解消の場所がなく、追い詰められている様子もうかがえます。

離婚を考えた時期もあったけど今はない


「離婚を考えた時期もあったけど、今はないですね。そういうギクシャクした時期を乗り越えたし、新婚の時よりも今の方が仲がいいです」(44歳/男性/夫婦歴15年)

離婚を考える時期を乗り越え、現在は仲良く過ごしているようですね。このように、離婚を考えることがあってもその後上手くいくケースもあるため、離婚する前によく考え、できる限りの対処をしてみる必要があるでしょう。

考えることはあるけど実際にはしない


「大きな喧嘩をした時などは、離婚を考えることもあります。でも、実際にはしないですね。生活がガラリと変わっちゃうだろうし、そこまでの覚悟を持てないというか…」(36歳/女性/夫婦歴9年)

このような人は意外と多いのではないでしょうか。離婚したらこれまでの生活は維持できないため、決意するには勇気がいるものです。

また、離婚をためらっているうちに、問題が解消されるパターンもあるでしょう。

妻が離婚を考える時は?

妻と夫という性別や立場の違いによっても、離婚を考える時は異なるものです。果たして、男女でどんな違いがあるのでしょうか。

そこで次は、それぞれが離婚を考える時をご紹介します。まずは、妻目線をご覧いただきましょう。

夫の給料が低い時


夫の給料が低く生活が苦しい時、妻は離婚を考えるようです。

もちろん妻も働いて家計を支えることはできますが、状況によっては難しい時もあるはず。例えば出産や育児をする時期は、仕事をしたくてもできない場合があるため、夫の給料だけでは生活が苦しくなることもあるでしょう。

その上、夫の金遣いが荒いとしたら離婚を考えるのではないでしょうか。切羽詰まっている状況なのに夫が自由に遊んでいるとしたら、離婚したくなるはずです。

夫にモラハラされた時


夫にモラハラされ、精神的に追い詰められた妻は離婚を考えるでしょう。一緒にいるだけでつらい思いをするわけですから、離れて暮らした方が良いと考えるものです。

例えば、育児に追われて忙しい毎日を過ごしている中、夫から「一日中家にいるんだから、家事は完璧にこなしなさい」と言われたら、精神的に追い詰められてしまいますよね。それでいて子育てに一切協力してもらえないとしたら、かなりつらく感じるはずです。

他にも、暴言を吐かれる、上から目線で傲慢な態度を取られるといったモラハラは、現実に多くの夫婦間に存在しています。そうした状況に陥れば、離婚を考えてしまうのも無理はありません。

浮気をされた時


いくら夫婦の仲が冷え切っているとしても、相手に浮気をされたら良い気分にはならないでしょう。妻という存在がありながら、夫がよそに女性を作り、仕事のフリをして楽しく浮気をしているのを知ったら、離婚を考えるのは当然です。

また、夫がそうして遊んでいる時、自分が家事や育児に追われて大変な思いをしているとすれば、余計に許せなく感じるもの。「そんな暇があるなら手伝ってよ!」と思いながら、不信感を抱くものです。

義理の両親や親戚とうまくいかない時


義理の両親や親戚とうまくいかない時も、妻が離婚を考える時です。

特に義理の両親と同居している場合は、このケースが多いでしょう。日中は夫が仕事で不在のため、義理の両親と自分だけで長い時間過ごしている人もいるはずです。そうした中、義理の両親から嫌がらせを受けたり、意見が合わずに言い合いになるとすれば、「この家から出て行きたい」と思うものです。

このように、離婚を考える原因が夫にないケースもあります。

家事や育児を手伝ってもらえない時


自分だけが家事や育児を担っているとしたら、離婚を考えるでしょう。

いくら夫に「手伝って」と言ってもやってもらえない場合や、夫が「育児は母親がするべき」という考えを持っている場合ですね。仮に女性が仕事をしていないとしたら、夫よりも家事育児の負担が多いのは仕方ないかもしれませんが、女性も仕事をしているとすれば納得がいかないはずです。

中には、「二人の子供なんだから『手伝う』という感覚はおかしい」という意見もあるほど。このように、夫と妻が対等な立場ではなくなった時に離婚を考える人もいます。

夫が離婚を考える時は?

では、夫が離婚を考える時はどんな時なのでしょうか?次は、夫目線をご覧いただきましょう。

セックスを拒否された時


夫婦になったら、セックスできる相手はパートナーだけですよね。他の異性と関係を持てば不貞行為になってしまうため、妻を求めるはずです。

でも、その妻から拒否されてしまったらどうでしょうか。セックスしたいと思ってもできる相手がいないため、どんどんと不満が溜まってしまいます。

そうなれば「一生セックスできないかもしれない」と考え、離婚を考えるでしょう。不貞行為をすればバレた時に自分の立場が危うくなるため、「他の人とするために離婚しよう」と考える人もいます。

妻が家事をしない時


女性がすべての家事を担うという決まりはないものの、妻が無職で一日中家にいるとすれば、ほとんどの家事を任せるでしょう。

しかし、帰宅した時に部屋が片付いていない、加えて洗濯物も溜まっているとしたら、「一日何やってたの?」と疑問に感じるもの。そしてさらに食事の用意もされていないとなれば、「自分はなんのために働いているんだろう」と思ってしまうものです。

心身ともに健康なのに何もせずダラダラ過ごす妻を見たら、イライラしてしまうのも仕方ありません。

妻の浪費が激しい時


「ブランド物ばかり買う」「海外旅行を頻繁にしている」といったように、妻の浪費が激しい時も夫は離婚を考えるでしょう。生活のために働いているのに、妻が自分の娯楽のために浪費しているとしたら、「もったいない」「頑張って働いてるのに」と感じてしまいますよね。

妻のそうした行動が原因で、生活が苦しくなっているとしたらなおさらです。

妻に見下された時


妻に見下された時も、男性は離婚を考えるでしょう。男性には男としてのプライドがありますから、たとえ妻であっても見下されるのは不快に感じます。

例えば、妻にあごで使われたり、「給料低いくせに」とののしられた時などですね。これらはもはやモラハラですので、このような態度を取られたら、いくら優しい夫でも我慢し続けることは難しいです。

夫婦生活が長くなってくると、相手に対する遠慮や気遣いが減ってくるものですが、これらは最低限のマナーでもあります。夫婦になっても、礼儀は忘れずにいるべきです。

好きな人ができた時


夫婦生活が長くなると、相手への関心度が低くなることがあります。そうなれば、他に好きな人ができてしまう人もいるでしょう。

それが単なる遊びで済めばまだしも、中には本気になってしまう人も。そうした人は「妻よりも好き」「久しぶりに人を好きになった」と思い、妻との離婚を考えるのです。

加えて、妻との間に問題を抱えている場合は、離婚を考えるスピードが加速します。例えば、「セックスを拒否される」「喧嘩が多い」などといった夫婦であれば、新たに好きになった人と一緒になりたいと思うようになるでしょう。

離婚を考える気持ちが揺らぐ時って?

これまで「離婚を考える時」をいくつか紹介してきましたが、離婚を考えているだけで、まだ思いとどまっている段階です。なぜ、離婚を考えてもためらうのでしょうか。

そこで次は、離婚を考える気持ちが揺らぐ時をご紹介します。たとえ離婚を考えたとしても、さまざまな思いが駆け巡るようです。

子供とパートナーの仲がいい時


離婚して自分が親権を獲得する可能性が高い場合、離婚しようと思っているパートナーと子供の仲がいいと、離婚しづらく感じるもの。子供を大好きなパートナーから引き離すわけですから、子供のことを思うと実際に離婚するのはためらうでしょう。

子供も自分と同じような考えで、パートナーから離れたいと思っていてくれれば離婚しやすいですが、そうでない場合、自分の選択で子供を悲しませる恐れがあるので思いとどまります。

世間体が悪くなると感じた時


世間体を気にして、離婚を考える気持ちが揺らぐ人もいるでしょう。

例えば、会社のパーティーなどに夫婦揃って出席することが多いとしたら、離婚したことで周囲から「可哀相に…」と哀れな目で見られる可能性があります。あるいは、「あの子、お父さんいなくて可哀相」「お母さんがいないって大変ね」と、子供がつらい言葉をかけられるかもしれません。

そうしたことを考えて、仮面夫婦であっても離婚しない方が良いという結論に至る人もいます。

何も問題なかった頃の思い出を振り返った時


離婚を考えるほどの関係になっているとしても、新婚当時からそういう関係ではありませんよね。「この人と一生一緒にいたい」と思って結婚したわけですから、楽しかった時期もあると言えます。

そうした時期の思い出を振り返った時は、「あの時は楽しかったよな」「あんなに好きだったんだな」と感じるでしょう。そこから「あの頃のように戻れるかも」と、未来に期待して離婚を思いとどまる人もいます。

パートナーの魅力に触れた時


離婚を考えることがあっても、その間にパートナーの魅力に触れる瞬間があれば、「本当に離婚していいのか」と迷いが出てくるものです。

例えば、夫の給料が低くて生活は苦しいものの、夫が自分のお小遣いをコツコツ貯めて妻に誕生日プレゼントを用意していたらどうでしょうか。嬉しく感じると共に、夫の優しさに触れて感激するはずです。

離婚したらそうした優しさも手放すことになりますから、気持ちは大きく揺れるでしょう。

本格的に離婚を考える時にするべき事

次は、本格的に離婚を考える時にするべき事を見ていきます。

離婚してから後悔しないためにも、やるべき事はしっかり離婚前にしておくべきでしょう。

まずは相手と話し合う


あなたが「離婚したい」と思っている原因について、相手と話し合ったことはありますか?もしこれまでに一度もなく、相手にあなたの思いや考えが伝わっていないとしたら、話し合いをしてください。

自分の中に不満を抱えていたり、「こうして欲しい」と思うことがあっても、言葉にしないことには相手に伝わりません。いくら夫婦であってもそれらをくみ取るのには限度があるため、まずは自分の言葉できちんと伝えて相手に理解してもらいましょう。

その上で、相手の様子をしばらく見ることが大事ですね。話し合いを機に変化が見られるなら、今後も関係を維持できるかもしれませんよ。

すぐ離婚ではなく別居してみる


「居なくなって初めて相手の大切さに気づいた」という人は意外と多いもの。夫婦に限らずカップルや家族に関しても同じことが言えますが、近い存在のありがたみは普段なかなか感じることができません。

ですから、離婚したいと思って衝動的に離婚すると、あとから「自分の考えが間違いだった」と気づくことも少なくないのです。

そうならないよう、すぐ離婚するのではなく別居してみるのがおすすめですね。別居して相手をどう感じるのか確認しながら、離婚後の生活を疑似体験してみてください。

そこで「やっぱり一人は寂しい」「何かと心配になってしまう」というのであれば、離婚は思いとどまった方が良いでしょう。

養育費や慰謝料について確認する


離婚する方向で話が進んでいるなら、離婚前に養育費や慰謝料について確認しましょう。もちろん、離婚した後に請求することも可能ですが、相手と連絡が取れずスムーズな話し合いができなくなることも実際にありますから、あらかじめ決めておいた方が良いでしょう。

また、希望通りの金額が受け取れるとも限りません。たとえ相手が不貞行為をして離婚に至るケースでも、相手が渋る可能性もあるため、しっかり事前に確認することが大事です。

今後の生活をどうするか明確にしておく


離婚を本格的に考えているなら、今後の生活プランを明確にしておく必要があります。

例えば「どこに住むか」「当面の生活費はどうするのか」「子供の転校は必要か」などは必ず考えるべきですね。自分だけでなく子供も一緒に生活していくとしたら、子供が安心できる環境を整えることも大切ですから、これら以外にもプランを立てておく必要があるでしょう。

前もってプランを立て明確にしておかないと、離婚した後に路頭に迷うことになります。離婚が決定した時にすぐ新たな生活環境に移行できるよう、離婚前から準備してください。

本格的に離婚を考える時のNG行動とは

次は、本格的に離婚を考える時のNG行動を紹介します。

離婚によって楽になることもあれば、逆に問題が生じる場合もあるため、あらかじめ把握しておくべきでしょう。

離婚後の生活を楽観視する


「離婚したら楽しい生活が待ってるはず」「きっとどうにかなるだろう」と、離婚後の生活を楽観視するのはNGです。離婚によってこれまで我慢してきたことから解放されるかもしれませんが、同時に失うものもあります。

例えば、相手の収入だけで生活してきたとしたら、離婚後はその収入をあてにすることはできません。また、自分が生活費を稼いできた側だとしても、相手のサポートがなくなるため、これまでしてこなかった家事をしなくてはならないでしょう。

このように、離婚によって得ることもあれば失うこともあるため、離婚後の生活を楽観視するのは避けておくべきです。失うものをどうやってカバーするのかを、今のうちから考えてプランを立ててくださいね。

一人で考えすぎてしまう


「離婚は大変だ」とよく言われるように、結婚する時には考えもしなかった苦労やつらさがあります。経済的な問題はもちろんのこと、生活が一変するため精神的に追い込まれてしまうケースも少なくありません。

ですから、一人で考えすぎてしまわないように気を付けてください。親族などの身内や友達に相談できないとしても、相談窓口がいろいろ用意されていますから、どうしたら良いのか悩んだ時や不安が強い時は活用するのがおすすめです。

離婚を機に精神状態が不安定になる人もいますから、自分の心の健康を保つためにも、活用できるものはしっかり活用してくださいね。

すぐに結論を出そうとする


「もう離婚する!」「離婚したい!」そう考えた時、結論を急がない方が良いでしょう。というのは、一時的にそう感じているだけの人や、あとあとのリスクを考えていない人がいるためです。

例えば、相手と大喧嘩をした時は、離婚したいという気持ちが一気に高まり、衝動的に行動に移してしまいがちです。しかし、冷静になって考えてみると、「離婚するほどのことではない」と気持ちが落ちつくことも起こり得ます。

ですので、本格的に離婚を考える時は、今後の生活についてプランを立てつつ、本当に離婚して良いのかどうか、何度でも考え直してみてください。離婚自体はすぐにでもできることですが、離婚してから元の関係に戻すことは難しいです。

離婚が決定する前から周囲に報告する


離婚を考えていることは、周囲に相談しても構いません。ただし、あたかも既に決定したかのように伝えるのはNG。周囲に誤解を与えるだけでなく、万が一話し合いなどで展開が変わった時に再び報告しなければなりません。ですから、離婚が決定する前から「離婚します」「離婚することになりました」と報告するのはやめておきましょう。

事前に報告する必要がある時は、「そうなる可能性がある」といった程度にしておくと良いですね。

離婚を考える時…離婚話の切り出し方は?

離婚をする準備が整ったら、相手に離婚話を切り出す必要があります。離婚話はどんな場所で、どのように切り出すのが良いのでしょうか?

離婚話を切り出すことで新たな問題が起こるおそれもあるため、自分のケースに合わせて方法を選んでみてくださいね。

喫茶店など他人の目のある場所で


離婚話は、あまり他人に聞かれたくない話ですよね。しかし、相手が暴力を振るうタイプだったり、感情的になりやすいタイプならば、喫茶店など他人の目のある場所で切り出した方が良いです。

これは、あなたの身を守るための方法。感情的になった相手から暴言や暴力を浴びないよう、あえて他人がいるところで話すのです。

密室で人目がないところで話すのは危険が伴いますから、相手の性格に合わせて話す場所を選んでくださいね。

理由を明確に話す


離婚話を切り出す前に、離婚理由を明確にしておく必要があります。一人で決意して「離婚したい」と言っても、当然相手は「なんで?」と聞いてくるはずですから、その際に答えられるよう準備しておきましょう。

また、相手から引き止められる可能性もありますから、相手をどうやって納得させるかも考えておくべき。例えば「これまで何度も言ってきたけど変わってくれなかったから」「二人でいろいろ試したけどダメだったから」など、相手の身に覚えのある理由だと納得させやすいです。

第三者に立ち会ってもらうのもいい


場合によっては、第三者に立ち会ってもらうのも良いでしょう。先ほどお伝えしたように相手がすぐに感情的になる場合や、発言がコロコロ変わるような場合、第三者がそこにいると安心できます。

また、喫茶店などの人目があるところで話したくない人は、他の場所で第三者を交えて話すという方法を活用できますね。「あの時こう言った」「言ってない」といった食い違いを防ぐことができますから、証人として立ち会ってもらうのも得策ですよ。

冷静に落ち着いた状態で話す


離婚話を切り出す時は、冷静に落ち着いた状態で話しましょう。これまでの思いや出来事を思い出してつい感情的になってしまいがちですが、あなたが感情的になればスムーズな話し合いはできません。

それどころか相手と話し合う機会を持てなくなる可能性がありますから、淡々と伝えるようにしてください。

また、相手から「どうしても離婚したくない」と泣きつかれた時も、冷静に対処しましょう。そこで同情して「どうしよう…」と迷ってしまうと、相手が「泣きつけば離婚を考え直してもらえる」と考えるため、離婚する意思を固めたなら自分を強く保つことも大事ですよ。

相手に余裕がある時に切り出す


離婚話を切り出す時は、タイミングも大事です。仕事で忙しくピリピリしている相手に離婚を切り出しても、相手にしてもらえない場合があります。

あるいは、精神的に追い詰められていて落ち込んでいる相手に離婚を切り出せば、余計に相手を追い詰める可能性がありますから、相手に余裕があるタイミングで切り出すのが良いでしょう。

余裕がない相手に離婚を切り出すよりも余裕がある時に切り出した方が、冷静でスムーズな話し合いができますよ。

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