付き合って3ヶ月で結婚するカップルは多い!?
しかし、晩婚化が進む現在、3ヶ月で結婚を決めるスピード結婚をするカップルは意外と多くなってきているのです。
そこでまずは、付き合って3ヶ月で結婚するカップルが多い理由についてご紹介していきます。
3ヶ月が1番アツアツの時期?
人の気持ちを高めてくれる「恋愛ホルモン」は3ヶ月頃から分泌が減少し、3年で消滅してしまうと言われています。そのホルモンの影響によって、カップルは3ヶ月頃までがもっともアツアツの時期。そこから徐々に熱が冷めていき、3年で気持ちが冷めていきます。
つまり、交際3ヶ月で結婚を意思を固める人が多くなってくるのは、3ヶ月の燃え上がっている時期にこの人とこれから一生一緒にいたいと思う気持ちが芽生えているから。
3ヶ月に入るタイミングで結婚するのであれば、相手とのラブラブな関係のまま結婚に至ることができます。
結婚への決断は3ヶ月でしなければ先がない?
世間ではよく、付き合いが長くなればなるほど、相手のことを良く知れると言います。しかし、実は最骨頂のアツアツの時期(付き合って3ヶ月くらいの時期)に結婚を意識していないと、結婚に至るのが難しいとも言われています。
なぜなら、付き合って3ヶ月以降は気持ちが冷めていくことが多く、結婚したいという意識に至る確率が低くなっていくとのこと。結婚と恋愛は別物。
10年近く付き合ってきても別れてしまうカップルがいるように、交際初期から結婚を意識してお付き合いをしていない限り、ただのダラダラとした恋愛になってしまうことがあるのです。
結婚はタイミングと勢いが重要
結婚にとってお互いのタイミングと、勢いというものは非常に重要です。しかし、長年付き合うことによって、結婚のタイミングと勢いがなくなり、別れに繋がってしまうカップルも少なくありません。
3ヶ月で結婚をするカップルは、2人の気持ちが盛り上がっている3ヶ月で結婚を意識し、2人の気持ちに勢いがあるからこそ、結婚に至りやすいと言われています。
結婚のタイミングと勢いを大事にしていけば、3ヶ月で結婚することは可能なのです。
3ヶ月で結婚するなら、プロポーズのタイミングは?
付き合って3ヶ月で結婚する場合、プロポーズをするタイミングは当然、早くなってきます。
3ヶ月で結婚する場合のプロポーズのタイミングとして、できれば、交際を申し込む段階でプロポーズをしておく方が良いでしょう。なぜなら、結婚するまでの期間で相手のことを把握していく必要があるからです。遅くても1~2ヶ月前にはプロポーズを済ませておく方が望ましいです。
付き合って3ヶ月で結婚するメリット
続いては、付き合って3ヶ月で結婚するメリットについて体験談を踏まえてご紹介していきます。
勢いで結婚するから時間に無駄がない
「年齢も年齢だったので、次に付き合う人とは結婚したいと思っていました。そんな私たちは3ヶ月で結婚したので、交際から結婚までの時間に無駄がなくてよかったです。勢いで結婚するのも大事だなって思いました。」(35歳/女性/医療関係)
年齢が上がるにつれて、婚期に焦っているという人も少なくはありません。そのため、すぐに結婚をしたいという人にとって、付き合ってから結婚をするまでの期間が短いということは非常にメリットがあります。
勢いでテンポよく結婚するため、ダラダラとしたお付き合いを防くことができ、お付き合いから結婚までの無駄な時間を費やす必要がありません。
ラブラブの時期のまま結婚生活に入れる
「結婚を前提にお付き合いして、私は3ヶ月で結婚しました。彼と付き合ってラブラブな時期に結婚したものだから、新婚生活もとってもラブラブです。長く付き合ってない分、何をやっても目新しくて、毎日が楽しくてたまらないです。」(27歳/女性/サービス業)
付き合って3ヶ月で結婚するということは、ラブラブな時期真っ只中です。長く付き合って結婚するわけでもなく、交際3ヶ月となると同棲をしていない人も多いはず。すると何をしても目新しい状態であるため、ラブラブなまま結婚生活を送ることができます。
結婚生活も恋人のようなラブラブ生活を送りたい人からすると、3ヶ月で結婚するというのは丁度良いのではないでしょうか。
お互いの悪い点に気が付かないので結婚しやすい
「3ヶ月で結婚って、相手に自分の悪い面がまだ見えてない状態なんですよね。だから、私のことをよく知らないまま夫は結婚しました。きっと騙された~って思ってそう。でも、お互いに悪い点に気が付かない状態だったからこそ、こうして一緒になれたのかなって思います。」(30歳/女性/公務員)
交際3ヶ月の場合、お互いに相手の悪い一面を知らないまま、結婚することが多くなってきます。知られたくないような一面を隠して結婚できるので、相手と結婚しやすいのです。言い方は悪いですが、自分を偽って結婚できるということ。
自分のこの一面があるから結婚できないかも…と思っている場合はスピード婚であれば、バレずに結婚できるのです。
結婚のタイミングを見失わない
「長く付き合ってるカップルは結婚のタイミングがつかめてなさそうだなと思います。でも、結婚を前提に付き合ってたら、結婚のタイミングを見失わないし、3ヶ月で結婚するのって、丁度良いタイミングなのかなって思います。プロポーズするのが3ヶ月目が丁度いいかな。」(28歳/男性/事務職)
長く付き合えば付き合うほど、結婚のタイミングを見失ってしまうカップルが出てきます。結婚の意識がないまま、ダラダラと付き合っているカップルも中にはいることでしょう。
しかし、付き合って3ヶ月で結婚をする場合、付き合う段階で結婚を意識して交際している例が多く、結婚のタイミングを見失いません。
婚期を逃さない
「30歳を過ぎると長く付き合うのって抵抗があるんですよね。周りが結婚してたりするので、焦りを感じ始めちゃって。だから、3ヶ月で結婚するって婚期を逃さなくていいなって思います。長々と付き合ってく猶予は私にはありませんでした。」(33歳/女性/医療関係)
婚期を逃したくないという人には、3ヶ月で結婚するスピード結婚はメリットがあります。なぜなら、とんとん拍子で話が進んでいくので、結婚までの時間が短く、焦りを感じる必要がないから。
ただし、3ヶ月で結婚を考える場合は、あらかじめ、付き合う段階で結婚を前提にお付き合いをスタートしてみましょう。
付き合って3ヶ月で結婚するデメリット
続いては付き合って3ヶ月で結婚するデメリットについてご紹介していきます。
離婚率が高い
「3ヶ月で結婚したのはいいけど、相手の嫌な点を見ずに結婚しちゃったから、喧嘩したときの対処方法とかもわからなくて。お互いに仲がこじれてしまって、結局、離婚してしまいました。付き合いが浅くて結婚したら、2人の仲がこじれたときにどうしたらいいか分からない人も多いんじゃないかな…。」(24歳/女性/サービス業)
3ヶ月といったスピード婚では離婚率が高いと言われています。なぜなら、お互いのことをよく知らないまま結婚したので、性格や価値観の不一致に悩まされたり、喧嘩をしたときの対処法が分からないといった事態に陥りやすいからです。
お互いのことを良く知らないというのは、メリットもあればデメリットもあるのです。
欠点を知らないまま結婚してしまっている
「相手の欠点を知らずに結婚するって本当に怖いです。結婚してから出てくる出てくる…彼のやばいところ!夫婦喧嘩になっちゃうし、こんなはずじゃなかったのに…って思うことが沢山あって、スピード結婚は少し考えた方がいいのかなって思いました。」(30歳/女性/事務職)
欠点を受け入れて結婚した場合、多少のことでは目をつむることが出来たり、ストレスを溜めないように心がけることもできます。しかし、相手の欠点が見えないまま結婚してしまう場合、長く付き合って結婚するよりも、結婚してから喧嘩になってしまうことが多くなってしまうのです。
現実を見たときに後悔
「3ヶ月で結婚した時は、舞い上がっていたんです。こんなに早く結婚できるなんて!って。けど、結婚して落ち着いてきて…現実を見たら色々後悔する点が出てきました。お互いに自分たちのことをしっかりと見ないうちに結婚したから、合わないところが多くって…。」(27歳/女性/パート主婦)
付き合って3ヶ月で結婚するスピード婚では、気持ちが燃え上がって盲目的に結婚に至ります。しかし、長年付き合っていると、この人と結婚するのは止めた方が良いと、別れを選択できます。ですがスピード婚では冷静に見ないまま結婚に至ることがしばしば。
つまり、冷静になると、こんな生活を臨んでいたわけではない…といった不満が生じやすいのです。
相手のことを分かっていなかった
「もっと長く付き合って結婚していたら、妻のことをもっと分かってあげられていたのかなと思うことが多く、離婚した今は後悔しています。妻とは喧嘩ばかりで、付き合ってる段階では彼女と自分の欠点が分からなかったから、もっと長く付き合ってたらよかったなって…。」(29歳/男性/公務員)
スピード婚では相手のことをよく分からないまま結婚してしまうため、相手がどうしたら喜ぶのか、傷つくのかを分からないことが多いです。つまり、相手の扱い方が分からないため、喧嘩に発展することもあれば、別れに繋がることあるということです。
相手の親との問題があった
「結婚は2人の問題ではなくて、両家の問題があったんだなって今更ながら思います。相手の親との関係が悪くて…。スピード婚の場合、相手の親族関係について深く知らないまま結婚してしまうから、結婚してから後悔してます。」(34歳/女性/パート主婦)
結婚は2人の問題ではなく、家族ぐるみでの問題です。しかし、交際3ヶ月でのスピード婚では、親戚関係についてあまり深く考えていない場合が多いです。つまり、結婚してから相手の親のことを深く知っていくことになるため、結婚してから後悔することも。
付き合って3ヶ月以内に結婚する人の注意点とは?
しかも、簡単に「やーめた!」と離婚することもできません。結婚をするからには、相手との生活に対し、覚悟を持つ必要があるのです。それは付き合って3ヶ月でも変わりはありません。
そこで、付き合って3ヶ月以内に結婚する人への注意点をご紹介していきます。スピード結婚をして離婚しないためにも、しっかりとチェックして結婚に臨みましょう。
結婚をする前には覚悟を決めておこう
結婚生活は決して、甘いものではありません。結婚生活は2人の日常生活であり、楽しいだけではなく苦しいこともあります。そのため、結婚する前には「結婚は甘いものではなく、お互いを支え合うものである」ということに対し、覚悟を決めていく必要があります。
交際3ヶ月以内で結婚する場合、相手への気持ちが高まり過ぎて、冷静に結婚生活のことを考えることができない人がいます。しかし、結婚をする前に、相手がどんな状況に陥っても、自分が支えていこうと思える「覚悟があるかどうか」を考えてみましょう。
相手のことを支えていこうという覚悟があってこそ、結婚生活は上手くものです。
直感だけで結婚するのはやめておこう
恋人との結婚を直感に頼っている人はいませんか?直感でこの人と結婚したいと思うのは勿論、とても素敵なことです。しかし、現実問題を考えると直感だけで結婚してしまうのはリスクが高いのです。
直感で結婚する場合、相手のことを「感覚で合う」と思っています。しかし、その感覚はたまたま一致した価値観であったり、たまたま性格があっていたりするだけであることが多く、結婚するのにはまだまだ不十分です。
一緒にいて違和感がないだけではなく、金銭感覚は合うか、離婚歴の有無、職業を転々としていないか…といった現実的なところも目を向けておく必要があるのです。結婚とは生活ということをよく頭に入れておきましょう。
三大欲求があっているかどうかを確認する
付き合って3ヶ月以内に結婚する場合、三大欲求があっているかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。なぜなら、結婚生活を送っていくにはこの三大欲求が合うことが、続けていくためのカギであるからです。
実は、食欲、睡眠欲、性欲といった三大欲求が合わない場合、家庭内不和リスクが高くなります。なぜなら、欲求とは本能的な面であり、我慢するのは非常に大きなストレスが溜まってしまうからです。
せっかく結婚したのに、浮気をされたり、離婚に至ってしまうのでは元も子もありません。結婚する前に、食の好み、睡眠のタイミングや入眠環境、身体の相性や頻度を把握しておきましょう。
周りの人に対する態度を確認しておこう
結婚をする前に、自分以外の相手に対し、恋人がどのような態度をとるのかを見極めておきましょう。なぜなら、自分の好きな人に対しては謙虚であるのにも関わらず、店員や自分に関係のない人に対しては非常に横暴な態度をとる人もいるからです。
周りの人に対する態度があまりにも横暴である場合、あなたとの関係が落ち着いてくると、その一面が表れてしまいかねません。
普段から誰にでも態度が変わらない人かどうか、しっかりと見極めて結婚するようにしましょう。もし、少しでも気になる点があるのであれば、相手にその点を指摘してみましょう。反省を示さない場合は、横暴な態度をあなたにも取ってくる可能性は大ですよ。
相手の家族には結婚前に必ず会っておこう
結婚する前に、相手の家族には必ず会っておきましょう。相手の家族との相性が合わなかったとなると、結婚後に苦労をするのはあなたです。結婚前にある程度相手の家族の人となりが分かっていれば、結婚後の距離感もつかみやすくなります。
また、結婚前に相手の家族に会っておくということは、恋人がどのような家庭環境で育てられてきたのかを把握する良いチャンスです。どのような考え方の両親のもとで育ったかによって、結婚相手がどのようなパートナーになっていくかが分かってきます。
専業主婦の家庭で育ってきたのか、共働き家庭なのか、親は教育熱心なのか…結婚を決める前に、相手の両親から得られるさまざまな情報を知っておくことが重要です。
付き合って何ヶ月目、何年目で結婚するのがベスト?
続いては付き合って何か月目、何年目で結婚するのがベストなのか、結婚のタイミングについてご紹介していきます。
半年~1年
成人した男女の場合、半年から1年という期間で結婚するカップルが比較的多いものです。2人の関係性が付き合い当初から変わってきたタイミングで、結婚を決意し、プロポーズをする流れとなります。
この時期で結婚する場合、結婚までの準備を考えると3ヶ月~半年くらいで男性はプロポーズをすることになります。付き合いが比較的短い期間での結婚となりますが、短い期間であれ、相手のことを理解していくのには十分な時間とも言えるのではないでしょうか。
1年以上~2年未満
結婚をするタイミングとして、1年~2年くらいで結婚するカップルも多いです。なぜ1年以上付き合うのかというと、1年の季節やイベントを通じて、相手と合う合わないを見極めていけるからでもあります。
1年という期間があれば、大体の相手の性格も好みも大体のことが分かってくるもの。あとは結婚生活を通して仲を深めていけば良いので、相手のことを理解するのには十分すぎる時間とも言えます。
プロポーズのタイミングとしては、交際10ヶ月くらいからしていくと、ある程度余裕をもった結婚準備ができるのではないでしょうか。
3年~5年
比較的長い年月を付き合ってから結婚するカップルも多いです。3年~5年といった長さで結婚する場合、お互いのことを良く知ることに対し、慎重であるカップルであったり、お互いのやむを得ない事情であったりします。
長く付き合って結婚する場合、勢いとプロポーズのタイミングを逃してしまうこともあるので、ある程度早めの段階で「いつまでに結婚したい」という意思を表しておく方がよさそうです。
半年以内
この記事でもご紹介したように、半年以内のスピード婚をするカップルもいます。年を重ねれば重ねるほど、結婚への意識が高くなってくるため、結婚までの年月が短いのではないでしょうか。
プロポーズのタイミングとしては、付き合う前に「結婚前提のお付き合い」をしておくことがベストではないでしょうか。スピード結婚をしたい場合は、なるべく早い結婚の意思を明確にしておくことで、お互いの理解を深めやすくなります。
結婚のタイミングを間違えないようにしよう!
そのため、付き合ってから結婚までの期間が短くとも、気に留める必要はありません。付き合って3ヶ月で結婚をする場合、それはお互いのタイミングが3ヶ月であったというだけであって、決して悪いことではありません。むしろ2人にとって、そのタイミングがベストであったということです。
とはいえ、結婚してしまったら、簡単に離婚することはできません。お互いの結婚のタイミングと、最低限押さえておきたい注意点を明確にして、結婚に臨むようにしていきいましょう。
「付き合って3ヶ月で結婚」に関する専門家の意見やアドバイス
たった3ヶ月の婚活で結婚できる?
男性が最短で結婚したいと思ったら、どうすればよいのでしょう?『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』(西田昌史)には、以下のような記述があります。
「結婚しにくい時代と言われていますが、実は私は、今の世の中ほど結婚しやすい時代はないとも思っています。
たとえば昔は、家柄が違うと結婚はおろか、お見合いさえも難しかったのです。私の田舎では、『田んぼがある家には町(市街地)の人は誰も嫁がなかった』と言います。また、女性側にしても、一人っ子や姉妹の姉に生まれると婿養子が可能な次男や三男からしか選べなかったと聞きます。
(中略)
結婚受難と言われる現代は、見方を変えれば、結婚への規制のない自由な時代なのです。恋愛さえしてしまえば、自分や相手の立場、年齢・職業・体型・家柄などはまったく関係がありません。
今の時代の結婚希望者の心の持ちようとして、この点をぜひ理解して、自信を持って女性にアタックしていく必要があるのです。
(中略)
つまり結婚したい女性さえ見つけて気に入ってもらえば、あなたは半年後には結婚できるのです。
今の女性は自分も年を重ねて結婚に焦っている分、結婚相手を探す努力をしている男性をウェルカム状態で待っています。
しかもあなたのライバルである一般的な独身男性は、『結婚なんていつかなんとかなる』という昔の常識を引きずって、なんの行動も起こしていない方たちです。あなたはこれから少しの時間、相手を探す努力を意識的に行いさえすれば、ライバルたちを出し抜いて結婚に到達できます。」
このように、結婚したいと思ったら、相手に本気を見せることが一番大切なようです。
結婚するための準備とは?
相手が決まり、実際に結婚するとなると、どのような心構えが必要なのでしょうか。『この人と結婚していいの?』(石井希尚)には、以下のような記述があります。
「私がカウンセリングをしていていつも思うことは、この二人だけでなく、これから結婚しようとするほとんどのカップルは、結婚するとどうなるか、という大前提を深いところで理解していないということです。
『結婚したら、変わらなければいけない』
『独身時代と同じような自由はない』という大前提です。
(中略)
結婚すれば多少の変化はあるだろうとは考えてはいたけれども、まだ婚約したばかり。結婚しているわけではないのだから、別に問題はないだろう。彼はそう考えていたのでした。
実際、こう考えている男性は非常に多いでしょう。男性は自分のペースを一切譲ろうとしない傾向があります。
これはまさに男性の『ハンター志向』のなせる業です。獲物をゲットすることは、彼の勝利であり、彼が道を譲り、降伏することではありません。ハンターにとって、周りの状況は常に征服した結果として付いてくるものであるという意識が強いのです。だから、結婚もそれと同じように、征服した結果に対して自分に付いてくるアワードだと考えてしまいがちなのです。
だから当然、結婚した相手が自分のペースに合わせるのが常識となります。結婚という征服の結果、自分が不都合を感じるような変化など、初めから望んでいないし、自ら好んで相手に合わせて自分を変えていこうとも考えていないのです。
しかし、結婚は二人が一つになること。
もはや、一人ではない。二人で一人なのです。
自分の人生は相手のもの。
理想的な人に出会うという言葉がありますが、理想的な人は見つけるのではありません。結婚とは理想的な人になることなのです。
それも相手に理想的な人になってもらうのでなく、自分が理想的な人になることなのです。こういう共通の認識をお互いが持っていないと、一人がずっと耐えて、片方がずっと要求し続ける結婚生活になってしまうでしょう。このようなことを理解しない結婚は、結婚してからの軌道修正が非常に大変です。だから、結婚前に準備しておかなければなりません。」
このように、結婚準備に必要なのは、期間の長さではなく、二人で歩む人生に向けた意識の変革なのかもしれません。
プロポーズされるのはどんな女性?
では、男性がプロポーズしたくなるのはどのような女性なのでしょうか?『結局、理想を下げない女が選ばれる』(伊藤友美)には、以下のような記述があります。
「(前略)
さて、プロポーズされる人とはどんな女性か考えたとき、料理が上手とか、献身的とか、素直でかわいらしいなど、いろいろ思い浮かんだでしょうか。
たしかにそんな女性ならプロポーズされるかもしれませんね。
でもそれは、表面上のきっかけに過ぎません。
料理が上手だから即プロポーズされることはないし、目で見てわかることよりも大事なことがあるという意味です。
男性にとっての結婚は、女性が考えるよりも責任重大だと捉えている人が多く、しっかりとした考えをもつ人ほど簡単にプロポーズしない傾向にあります。
今後一生、自分以外の人(大事な妻や子ども)を守っていく覚悟をもつ=結婚ですから、大変な役割です。男性の器の大きさをいつもすごいと思っています。
プロポーズするということは、その覚悟をもってもいい、もちたい、と思える女性か否かという目線が男性にあると思ってください。
(中略)
この人と一緒なら人生を楽しくやっていけそう、とか、困難があっても一緒に乗り越えてくれそうだ、と思えた女性であれば、料理上手とか外見や年齢などは絶対条件ではないんですよね。
なぜなら、お付き合いを決めた段階で、男性にとってその女性の外見を含んだ雰囲気は好みのはずですから。
ではどんな女性ならほかの男性に渡したくないし、自分と一緒に人生を歩んでほしいと思うのでしょうか。
それは、自分を応援してくれる人、そして、自分と一緒にいて幸せそうな人です。自分の調子が良いときに応援してくれるだけでなく、困難に陥ったときにも責めずに落ち着いていて、どんなときも明るく元気にそばにいてくれる女性なら安心感が増します。
安心感が増すとは、あなたに心を開くということ。
(中略)
男性は、自分を応援してくれる女性と人生を歩みたいと思います。そのほうが力がさらに湧いてくるし、自分のそばにいる女性が幸せそうにしているのを見ることが人生の喜びであり、自分が彼女を幸せにできている、と男としての自信もつくんですよね。
これが、プロポーズされる女性のポイントです。」
相手の男性に「必要な人だ」と思ってもらえれば、付き合って3カ月でプロポーズされるのも夢ではないかもしれません。
<参考文献>
『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』(西田昌史)
『この人と結婚していいの?』(石井希尚)
『結局、理想を下げない女が選ばれる』(伊藤友美)
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