妊娠したかも…まずすべきことは?
ここでは、あなたと授かった子供の幸せな未来のために、大好きな彼氏への妊娠報告のタイミングや伝え方について触れていきます。
まずは「妊娠したかもしれない」という予兆があったら、パニックになるのは女性として当たり前!でも少し冷静になって、子供のためにも「今すべきこと」を順序立てて考えていきましょう。とりあえず「一人で抱え込まないこと」これが一番大事なことです。
本当に妊娠しているのか確かめよう
「生理が来ない…」「なんかおかしい…」「もしかしたら…」など妊娠の予兆を感じたら、妊娠検査薬や産婦人科を受診して、妊娠しているかどうかを確かめましょう。不確かな状況だけでパニックになるのは、あなたにとっても彼氏にとってもいいことではありません。
まずは確かめること!悩んだり彼氏に報告するのは、それからでも遅くありません。妊娠がわかったらやることはたくさんあります。彼氏に報告する前に、一人でできることは淡々とこなしていきましょう。彼氏に報告する前にあなたが冷静になりしっかりすることで、状況も良くなっていきます。
妊娠報告を受けるときの彼氏の心理とは?
飛び跳ねたいくらい嬉しい
「彼女から妊娠を聞いたときは、ただ嬉しいだけでした」(25歳/男性/カーディーラー営業)
「頭の中は真っ白になったけど、嬉しい気持ちの方が勝ってた」(29歳/男性/建設会社勤務)
「彼女から妊娠の話があった時は、思わず飛び跳ねてました」 (30歳/男性/営業職)
「男って結構単純なもの!」ということで、後のことよりも愛する彼女の妊娠を、徹底的に喜びたいという人もいます。これは、彼女への愛情がとんでもなく高いところにある証拠です。もしも、あなたの彼氏がこんな人なら、逆に落ち着かせてあげる必要がありますね。
でも本当に自分の子?
「子供のこと聞いたけど、一番に困ったって感じ。あの時は逃げ出したくなった」(24歳/男性/フリーター) 「彼女は本命じゃあなかったので、計算が合うか考えてしまった」(27歳/男性/会社員)「彼女は交友関係も広そうなので、本当に自分の子?という考えが頭をよぎった」(25歳/男性/公務員)
誰の子供かは女性ならわかっているので、こういうこと言われると一番ショックですよね。でも彼氏だって身に覚えはあるので、正直パニックになっている場合があります。彼氏の気持ちが一時的なものかを、しっかりと見極めていきましょう。
まだ結婚したくない
「正直、もうちょっと遊びたいです。どうしていいのかわかりません」(26歳/男性/営業職)
「彼女は好きだけど、結婚はまだ考えてなかったです」(21歳/男性/大工)
「結婚して家族を養う自信がない。真剣だからこそ慎重にいきたかった」(24歳/男性/建築設計)
まだ結婚がしたくない彼氏の主な理由は、「まだ遊びたい」「家族を養う自信がない」などが多いようです。こういう男性は思い詰めると、彼女から逃げ出すことも考えられます。周りから見ると無責任な感じがしますが、結婚には向かない人も世の中には存在します。
お金をどうしよう
「嬉しいんだけど、お金がないのでパニックになってしまった」(23歳/男性/営業職)
「喜びもつかの間、経済的な問題で現実に引き戻された」(27歳/男性/派遣社員)
「貯金もないので焦った。一体いくらかかるんだろう」(26歳/男性/営業職)
責任感のある彼氏なら、お金のことを考えてしまうのかもしれません。でもこれって、彼女と子供を守ろうとする心の表れだとも言えます。お金のことを考えるのは、彼女と子供に真剣に向き合おうとしている証拠です。
結婚への不安
「恋人と結婚は違うので、不安な気持ちの方が多いです」(25歳/男性/IT関係)
「彼女は性格がキツめなので、子供のために結婚するのはちょっと不安」(27歳/男性/営業職)
「子供のことは嬉しいけど、結婚のきっかけになるのは嫌だ」(30歳/男性/金融関係)
こんな彼は、「結婚を神聖なもの」と考えているか、両親や兄弟など身の回りに結婚で失敗した人がいるようです。あなたに対する愛情が深ければ問題ありませんが、「恋愛を楽しみたい」という考えの人もいるので、彼をよく観察してみましょう。
結婚したい
「とにかく嬉しくて結婚しようと思った」(26歳/男性/工場勤務)
「前から彼女が妊娠したら結婚すると決めていた」(26歳/男性/造園業)
「やっと彼女を幸せにできると思った。絶対に結婚します」(28歳/男性/営業職)
結婚に憧れがある男性は、彼女の妊娠も結婚の立派なきっかけと考えます。しかし、結婚を急ぐあまり先走ってしまう可能性も考えられます。彼女にとっては良い旦那さまになる可能性大ですが、コントロールしてあげるくらいの気持ちを持ちましょう。
楽しみな気持ちでいっぱい
「とにかく楽しみ!後のことは、まあなんとかなると思います」(28歳/男性/不動産営業)
「これで一人前になった気がする。子供のことは楽しみです」(25歳/男性/ドライバー)
「どんな家庭になるのか今から楽しみです。仕事もがんばれそう」(27歳/男性/営業職)
彼女から見れば、子供ができたことを喜んでくれるのはありがたいけど、「ちょっと楽天家すぎない?」と思うかもしれません。そんな彼には、彼女のほうからリードやヒントを与えてあげれば上手くいきます。しっかり手綱を握ってあげてください。
彼氏に妊娠報告をするときのポイント3つ
彼氏に事実を正確に伝える
妊娠がわかった場合、彼氏に報告することになりますが、事実を正確に彼に伝えるようにしましょう。たとえば、妊娠検査薬やエコー写真などを添えて、新しい命を授かったことを伝えるといいですね。
「妊娠しているかもしれない」「まだ検査してないけど…」というような情報よりも、彼氏は正確な情報がほしいと思うはずです。彼氏と話し合う時間も必要ですから、事実を正確に伝えましょう。でも、女性の恐い気持ちもわかるので、妊娠を確かめる勇気がなければ、早めに彼に助けを求めてください。
彼氏の反応を見ながら伝える
女性にとっては厳しいかもしれませんが、彼が必ず手放しで喜んでくれるとは限りません。彼氏はただでさえ、頭の中が真っ白になってしまうことは確かです。喜びよりも不安の方が大きくなってしまうのが、当たり前と思いましょう。
あまりストレートに妊娠報告をしてしまうと、彼氏を動揺させてしまうだけになるかもしれません。「大事な話があるの。覚悟はいい?」というような、前置きする言葉を発してから彼氏の反応をみてください。お互いに温度差が生じるのは、あまりいいこととは言えません。
冗談交じりに伝えるのはNG
誰だって二人にとって大事な話をするときに、冗談交じりの話し方をされれば、あまりいい気持ちはしないでしょう。緊張や不安を取り除く意図はあるかもしれませんが、冗談交じりの妊娠報告はあり得ないですね。
プレッシャーに押しつぶされそうな彼女の気持ちはわかりますが、妊娠報告のような大事な話に冗談はいりません。二人にとって大事な決断をする話ですから、正攻法の方が彼氏も真剣に考えてくれるでしょう。
「彼氏への妊娠報告」タイミングは?
彼氏になるべく早く報告してその後の決断を
結婚を考えているカップルなら、「早く彼に伝えたい」と考えるでしょう。そういう場合は、妊娠検査薬が陽性の段階で、彼氏に妊娠報告をしても大丈夫です。喜びを二人で分かち合うのもいいですし、結婚に向けてのスタートも早くできます。
また、彼氏が彼女の妊娠を喜べない環境にある場合、早めの決断を迫る意味でもなるべく早い妊娠報告は必要です。子供を育てるということは決断の連続ですから、どちらにしてもスタートは早くするに越したことはありません。
病院を受診して妊娠が確定してから
確実な妊娠報告をしたいあなたは、産婦人科を受診してからの妊娠報告をおすすめします。妊娠初期は体調面でなにかとつらいこともありますが、彼氏も妊娠を理解しやすいという利点もあります。彼氏の性格も考えて検討してみてください。
しかし、彼氏によっては「一緒に病院に行きたかった」という場合もあります。付き合っていればなんとなくわかると思うので、たとえ話でもして一緒に病院に行きたいのかを確かめてみるといいですね。
安定期に入ってから
流産の経験があったり流産が心配な彼女は、安定気に入ってからの妊娠報告を考えている人もいると思います。夫婦の場合なら一番多いパターンのようですが、未婚のカップルではそんなに多くはないみたいです。
でも、流産などの「もしもの場合」を考えたら、安定期に入ってからの妊娠報告は「あり!」かもしれません。安定期だと妊娠初期と違って体調も安定してくるので、頭の回転も良くなります。
ただし、結婚を見据えた付き合いではない場合は、早めの妊娠報告の方が彼氏に考える時間を与えることができますし、最悪彼氏が出産を望んでいない場合のことも考えなければなりません。あくまで結婚前提のお付き合いをしている場合のみ有効なタイミングでしょう。
お酒が入っているときはNG
妊娠報告のタイミングとしては、女性それぞれの事情はあるでしょう。しかし、話すタイミングとして絶対だめなのは、お酒が入っているときです。彼の反応が恐くて「エイヤー」という勢いでの妊娠報告は、彼女にその気がなくても軽く受け取られてしまいます。そもそも、妊婦のアルコール摂取は厳禁です。
また、彼氏にお酒が入っているときもだめ!二人の子供の話ですから酔っていては、正しい判断もできません。それに、大事な話を覚えていない可能性もあります。子供の話は二人にとってとても大事なことですから、お酒が入っているときは避けてください。
「彼氏へ妊娠報告」その伝え方は?
ここでは妊娠報告の方法と、どうしたら彼氏に伝わりやすいかを紹介します。それぞれに長所・短所はありますが、彼の気持ちも考えて最善の策を探っていきましょう。
彼氏にストレートに伝える
「駆け引きは苦手」とあなたが思うなら、直接彼氏に会って妊娠したことを伝えましょう。小細工などしない方が、気持ちが伝わる場合があります。「子供ができたよ」などの軽い感じよりも、「あなたの子を妊娠しました」の方が切迫感がありますね。
彼氏も驚きはするでしょうが、徐々に喜びに変わっていくことでしょう。あなたのことを真剣に考えてくれている彼氏なら、ストレートに伝えてみるのも悪くはありません。あなたの気持ちをしっかり込めて、彼氏に報告してあげましょう。
メールで間接的に報告する
どうしても、ストレートに妊娠報告を口で伝える勇気がない人もいるでしょう。そんな人はメールやLINEなど、文字で間接的に妊娠を伝えるのも一つの方法です。もちろん、「妊娠しました」のように、直接伝えるのは軽く見えてしまう恐れはあります。
そこで、直接の伝え方は避ける「妊娠検査薬使ったよ」「産婦人科に行ってきたよ」というような、彼氏に妊娠を連想させるヒントを与えてあげましょう。そうすれば、彼の反応もわかるし話もしやすくなります。でも最終的な妊娠の報告は、彼女の口から直接伝えるのがベストです。
証拠を見せながら報告する
結婚や妊娠を求めていないように感じる彼氏には、妊娠検査薬やエコー写真を証拠に妊娠報告をしてみましょう。子供をつくるということは、間違いなく二人の共同作業ですし、子供に対する責任はどちらにもあります。
また、彼女との将来を真面目に考えている彼氏にも、証拠を見せることは悪いことではありません。彼氏の仕事に対する意気込みも変わるでしょうし、今まで以上に彼女を大切にするはずです。優柔不断な彼氏にも、効果のある妊娠報告ができますよ。
サプライズ的な妊娠報告は?
乗りがよく付き合いの長い彼氏なら、サプライズの妊娠報告も思い出に残りますよ。でも気を付けたいのは、彼女の妊娠を知る第一号が友達などではなく彼氏であることです。明るく乗りがいい彼氏なら、わかってくれますよ。
あなたの彼氏が生真面目な場合は、サプライズの妊娠報告には慎重になるべきです。生真面目な人は、妊娠や結婚などの二人にとって大事な話は、「サプライズ形式はあり得ない」と考えています。そんな彼氏には妊娠の事実とあなたの気持ちを、ストレートにぶつけてみましょう。
結婚する前に妊娠した女性の体験談
妊娠をきっかけに結婚
私は結婚2年目で1歳になる息子がいます。いわゆる「デキ婚」なんだけど今はとっても幸せ。本来なら結婚までの順序はあると思うけど、私が報告をしたときに旦那さまが「結婚しよう」と言ってくれたので、妊娠をきっかけに思い切って結婚しました。
結婚してからはお金もないし大変だったけど、頼りないと思っていた旦那さまがとても頼もしく見えました。もし妊娠して悩んでる子がいたら、早めに彼氏に相談してみて。どんな形にせよ一気に解決しますよ。「デキ婚だって悪くない」私は胸を張って言えます。(26歳/女性/育休中)
シングルマザーになることを決意
私がシングルマザーになることを決めたのは、20歳の秋頃でした。当時付き合っていた父親になる人に妊娠のことは話しましたが、「本当におれの子か?」というショックな言葉を吐かれ、彼に嫌気がさしてシングルマザーになる決心をしました。
母親に泣かれたり父親に怒られたりもしましたが、5年たった今思うと間違った選択ではなかったと思います。子供も私の両親や兄弟に見守られながら、すくすくと育っています。いろいろと大変だけど、シングルマザーも悪くありませんよ。(25歳/女性/事務職)
妊娠はお祝い事!子供のことを第一に考えて
彼氏に対する妊娠報告さえ間違わなければ、一緒に悩みや喜びを共有してくれるはずです。まずは彼氏の性格を見極めて、子供のことを第一に考えた喜ばれる妊娠報告をしてみましょう。
「彼氏に妊娠報告」に関する専門家の意見やアドバイス
「妊娠報告」への反応次第で、彼氏の本気度がわかる
交際中に予期せぬ妊娠が発覚した場合、彼氏にどんなふうに報告したらいいのか、悩んでしまうかもしれません。『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ!”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(神崎メリ)には、以下のような記述があります。
「(前略)
私がここまで本気とか『ど本命』にこだわってほしいと書くのには、いくつか理由があります。その中のひとつに、『望まれない妊娠』というリスクがあります。
『子供ができた?は?いらないいだろ』こういうことを言う可能性がある『おクズ様』とは、絶対に関わっちゃダメです。でも現実はこういうことを言う『おクズ様』は確実に存在します。何かあった時、身も心もボロボロになるのは女性です。
一方、『おクズ様』は武勇伝として語る可能性すらあります。『ど本命』以外の、間に合わせの交際相手には冷たいんです、どんな男性も。いざって時、平気で冷酷な判断を下します。男性は愛と性を完全に分けられます。これは人間性を超えた、男という生き物の性質です。
女性は身体を重ねるとどんどん気持ちが高ぶって入れ込んでしまいます。そして『おクズ様』とわかっていても執着してしまうんです。『おクズ様』を追いかけ回して、泣いてすがってゴミの様に扱われてしまう……。よくある『おクズ様』に入れ込んだ女性の、負のスパイラルです。
こうならないために、女性はしっかりと相手の本気を見極める必要があります。自分の身を自分でしっかりと守らなければならないのです。それに『ど本命』にはとことん愛情深いのが男性でもあります。そして遊びの女から、『ど本命』に逆転するパターンはほぼ皆無に近いのです。」
このように、体を重ねるごとに相手に執着してしまう女性に比べ、男性は愛と性を分けて考える場合が多いようです。あなたが本命でない限り、妊娠を伝えたところで冷酷な判断を下される可能性が高いので、あらかじめ避妊には気を配っておいたほうがいいでしょう。
真剣交際であれば妊娠が結婚のきっかけになることも
予期せぬ妊娠は、必ずしも悲しい結果を産むとは限りません。長く付き合っていたり、同棲中で結婚に踏み切るタイミングを失っていたりする場合には、妊娠が良いきっかけになることもあるでしょう。『恋愛白書』(てんちむ)には、以下のような記述があります。
「私の中でSEXというのは、二つの目的のためにする行為だという認識がある。一つはコミュニケーションのため。もう一つは子作りのため。コミュニケーション目的の場合は、当たり前に避妊することが必要だと思う。というか子作り目的以外で、避妊せずにSEXすると、望まない妊娠をしてしまう可能性がある。もちろんそこで結婚できるような関係性や状況なら、避妊しなくてもいいかもしれない。
世間ではいまだに、順番が逆だとか、親が悲しむとか言う人たちもいるけど、私はデキ婚って全然ありだと思っている。いずれは結婚したいと思っているけど、タイミングがなくて長く同棲してるカップルとかにとっては、妊娠っていうのは結婚に踏み切るいいきっかけになると思うから。
妊娠する可能性をまったく考えていなくて、お互い責任も覚悟もない、コミュニケーションオンリーでの場合は、避妊はしたほうがいい。ていうか、どう考えても当たり前にするべき。女性がピルを飲むとか、男にストレートに『避妊して』って伝えるとか、方法はいろいろあるよね。
私も自分がピルを飲んでいない時は『ゴムして』ってはっきり言う。ただ、ゴムすると気持ちよくないって人もいて、その感じが伝わってしまうと、いいコミュニケーションができない場合もある。かといって、外してもらうと今度はこっちが不安になってしまうし、リスクがデカすぎる。
不安を抱えたままいいSEXはできないと思うので、やっぱり避妊はマスト。いいSEXもしたいけど、結局、一番大事なのは自分だから。その場の一瞬の快楽のために、その後の自分の人生が不安になるような選択は絶対にしたくない。」
このように、いずれ結婚したいと考えているカップルであれば、妊娠の可能性を念頭に置きながら関係を続けるのもアリですが、そうでない限り、やはり避妊は必須でしょう。一瞬の快楽のために自分の人生を不安にするような行動だけは避けたいところです。
<参考文献>
『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ!”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(神崎メリ)
『恋愛白書』(てんちむ)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!