超低用量ピルのヤーズについて徹底解説!ジェネリックの有無・値段・効果・飲み方など
超低用量ピルのヤーズを処方されたけど、もうちょっとどんなものなのか細かく知りたい。今使ってるのが合わなくて、ヤーズはどうなんだろう?とヤーズについて気になることもあると思います。
本記事では、ヤーズについて徹底解説します。値段や効果などの基本情報の他、ヤーズを取り扱うオンラインサービスも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
超低用量ピルヤーズの特徴・基本情報
まずは、超低用量ピルヤーズの特徴と基本情報を見ていきましょう。副作用や注意点を知る前に、基本情報を押さえてください。
ヤーズは、月経困難症やPMSなどの生理の悩み改善を目的として処方される超低用量ピルです。低用量ピルには2種類の女性ホルモンが含まれていますが、超低用量ピルのヤーズはそのうちの1つが他と比べて少なく配合されています。
ヤーズにはすでにジェネリック医薬品が出ており、「ドロエチ」という名前のピルがそれに該当します。第4世代の低用量ピルは比較的効果なので、費用を抑えたい方はドロエチを購入することをお勧めします。
超低用量ピルヤーズの効果
ここからはヤーズに期待できる効果を見ていきましょう。効果が認められているものから副効能として期待できるものも紹介しているので、自分の気になるものを参考にしてみてください。
月経困難症の治療
まずヤーズに期待できる効果は月経困難症の改善です。女性ホルモンを取り入れることで疑似的に妊娠している状態を作り出し、安定したホルモンバランスと生理周期を作り出すことで生理中の悩みの改善が期待できます。
その他の低用量ピルも月経困難症の治療に用いられるので、月経困難症だからヤーズを用いるというわけではありません。自分の体に適しているホルモンの低用量ピルを選ぶことが大切です。
子宮内膜症の予防・改善
月経困難症と合わせて子宮内膜症の改善・予防も期待できます。低用量ピルを飲むことで排卵を抑制し、子宮内膜の増殖も抑えるので子宮内膜症になりにくくなります。ですがこれも月経困難症と同様に他の低用量ピルにも期待できる効果になっています。
PMSの緩和
ヤーズを含め第四世代の低用量ピルに特に期待できるのがPMSの改善です。第四世代の低用量ピルに含まれる「ドロスピレノン」と呼ばれるホルモンは、身体的・精神的な症状の改善が報告されています。
また、ホルモン量が超低用量化されていることで副作用のリスクが低い傾向にあり、さらにヤーズは24日間実薬を服用できるので、PMSの治療がしたいという方にはとてもお勧めです。
ニキビの改善
ヤーズを含め低用量ピルは、しばしばあご周りのニキビ・肌荒れの改善が副効能として期待できます。ホルモンバランスを安定させるためです。
あご周りのニキビ・肌荒れはホルモンバランスによる可能性が高く、生理前になると悪化する女性もいますが低用量ピルはそれを改善します。ただしあくまでも副効能なので、100%改善するというわけではありません。
ゆい(26)のコメント
PMSの治療がしたいという方は、低用量ピルを用いた治療の場合第4世代のピルをおすすめします。ただし扱っていない病院やオンラインサービスもあるので、最初に確認するようにしましょう。
ヤーズを扱うおすすめのオンラインサービス3選
ここで、ヤーズを扱うおすすめのオンラインサービスを紹介します。それぞれ料金や特徴が異なるので自分の利用しやすいサービスを選んでみてください。
超低用量ピルヤーズには避妊効果はない
超低用量ピルは、日本で避妊の臨床実験を行ってないので、効果は保証されていません。また、避妊目的でヤーズが処方されることはないです。海外では確かに避妊効果が認められているので、効果を期待する人も多いでしょう。
しかし、海外の人と日本人の体質は異なるので、必ず避妊できるとは言い切れません。そのため、避妊効果を得たいなら、低用量ピルやアフターピルを使用してください。
ゆい(26)のコメント
また、ピルを用いても性感染症の予防をすることはできません。低用量ピルに加えてコンドームを使用するのが、性感染症・避妊を期待できる方法といえます。
超低用量ピルヤーズの注意点・副作用
ヤーズにも、注意点や副作用があります。低用量ピルよりも副作用が起こりにくいですが、100%出ないわけではありません。命に関わるものもあるので良く確認してください。
ヤーズの副作用
ヤーズの副作用には、下記のリストのようなものがあります。特に血栓症は最悪の場合、命を落としてしまうので注意しましょう。
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血栓症
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不正出血
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頭痛
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吐き気
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眠気
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イライラ
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うつ
血栓症のリスクは、ヤーズに限らずどのピルにもあります。手足の痺れ・めまい・激しい頭痛などの症状に注意しましょう。これらの症状が出た場合はすぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。
他の症状は身体が順応してくると治まることがほとんどです。また、むくんだり食欲が増すも、一時的なものなので心配ありません。どうしても気になるようなら、医師に相談しましょう。
ゆい(26)のコメント
ヤーズなどの超低用量ピルは、血栓症の可能性を上げるホルモン量が少ないので低用量ピルよりも発症率が低いですが、安心はせず必ず定期的な検査を受けるようにしましょう。
ヤーズの服用が禁止されている方
ヤーズはすべての人が服用できるわけではありません。ヤーズの服用が禁止されている方も中にはいます。35歳以上の女性・喫煙をする女性・BMIが高い肥満気味の女性は服用できません。
これらの人は血栓症のリスクが他の人よりも高くなってしまいます。ピルを使用することで、血栓症になり命を落とす危険性があるので服用できません。また、ヤーズに限らずその他のピルも服用できないので注意しましょう。
併用してはいけない薬
ヤーズには併用してはいけない薬があります。併用すると効力を薄めたり、害を及ぼすので気を付けてください。
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オムビタスビル水和物
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パリタプレビル水和物
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リトナビル配合剤(ヴィキラックス配合錠)
上記のリストにある薬と併用すると、月経異常を起こす可能性があります。月経異常になると生理周期が乱れたり、月経期間の短縮や延長が起こるでしょう。ピルの効果も発揮されなくなってしまうので、併用しないでください。
他にも薬やサプリには、効果を増強させたり減弱させる薬があります。中には、高カリウム血症を誘発したり、不正出血が起こりやすくなることも。薬やサプリを併用試合場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
ゆい(26)のコメント
ピルは服用するものなので、当然副作用はあります。命に関わる副作用もあるので、異変を感じたら医師にすぐ相談しましょう。
超低用量ヤーズの値段相場
ヤーズの値段相場は、1シート当たり約3000円です。治療目的で処方されるピルなので、ほとんどの場合保険適用されるでしょう。ただ、適用外になってしまうことがあります。
クリニックによっては、保険診療を行っていないことも。このようなクリニックだと保険適用されず6000円以上かかってしまいます。特にオンライン診療だと適用外になることが多いので、保険診療可能か確認しましょう。
ゆい(26)のコメント
オンライン診療の場合は自由診療という形になるので保険適用されない場合が多いです。第4世代の低用量ピルは元々の薬価が高いので、なるべく費用を抑えたいのであれば歩k年適用される病院を受診しましょう。
超低用量ピルヤーズの保管方法
超低用量ピルヤーズは正しい保管方法でないと、劣化してしまう可能性があります。直射日光や高温多湿をさけて、1~30℃の室温で保管しましょう。高温でない方が良いからといって、冷蔵庫に保管する必要はありません。
直射日光や高温多湿は避けて室温で保存するということを守ってください。また、子供の手の届かない高い場所や、鍵の閉まる場所で保管しましょう。消費期限が過ぎた薬は、身体に悪影響を与えることがあるので、服用しないでください。
ゆい(26)のコメント
残ってしまった薬は基本的に服用しないでください。もし、生理移動の調整のために服用する場合は、医師にしっかり相談してください。
よくある質問
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ヤーズに避妊効果はあるの?
日本国内では臨床実験が行われておらず、避妊の有効性が認められていません。
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ヤーズの副作用は?
血栓症・不正出血・頭痛・吐き気・眠気・イライラ・うつなどが起こることがあります。
ゆい(26)のコメント
ジェネリック医薬品は、簡単に言えば先発の医薬品の特権が有効な期限が切れ、同じ成分、製法で作られているので開発費用がない分安価に販売されています。質が悪いから安価というわけではないので、抵抗を抱かないようにしてください。