【保存版】超低用量ピルの効果とは?種類一覧や副作用・避妊用に処方できるのかも解説
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「超低用量ピルで生理の悩みは解消される?」「副作用の影響は大丈夫?」と超低用量ピルに興味を持っている女性は必見!
超低用量ピルは、おもに月経困難症の治療に効果が期待できるピルです。排卵を抑制して生理の痛みを軽減してくれるほか、低用量ピルよりも副作用が出にくいメリットがあります。
本記事では、超低用量ピルの効果や副作用について徹底解説します。種類ごとの特徴一覧やおすすめの購入場所も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
超低用量ピルとは?生理の悩み改善効果が期待できるホルモン薬
超低用量ピルとは、重い生理痛やPMS・子宮内膜症の治療に効果が期待できるホルモン薬のことで、エストロゲンの配合量が0.03mgよりも少ないものを指します。血栓症などの副作用が比較的出にくい点や、保険適用が可能な点がメリットです。
産婦人科で処方を受けられるほか、待ち時間なしで入手したい人はオンライン処方サービスで手軽に購入できます。
超低用量ピルの効果を解説!月経困難症・子宮内膜症の改善が期待できる
超低用量ピルは、低用量ピルとは違い、避妊目的ではなく治療目的で使われます。ここからは、超低用量ピルに期待できる効果について見ていきましょう。
月経困難症・子宮内膜症の改善
超低用量ピルには、月経困難症や子宮内膜症の治療効果が期待できます。超低用量ピルには、排卵の抑制によって子宮内膜の増殖を抑える効果があるため、月経痛・経血過多の緩和が可能です。
ホルモン量の変化が緩やかになることから、生理中のイライラや情緒不安定などの精神症状にも対処できます。
ゆい(26)のコメント
超低用量ピルの服用中は、脳が妊娠していると勘違いして生理が起きなくなります。完全に生理がストップされるわけではなく、休薬期間中にはきちんと出血が起きるので安心してくださいね。
PMS改善
超低用量ピルは、月経前症候群(PMS)の改善にも効果が期待できます。超低用量ピルの服用によってホルモン変化が緩やかになり、生理前の身体的・精神的不調が起きにくくなる仕組みです。
ゆい(26)のコメント
生理の約3~10日前から、イライラ・情緒不安定や、めまい・腹痛・頭痛などの身体症状が出現する人はPMSかもしれません。とくに精神症状が強い場合、PMDDと呼ばれることもあります。
【注意】避妊効果は認められていない
日本では、超低用量ピルが避妊目的で処方されることはありません。知恵袋やネット記事では、超低用量ピルにも避妊効果があると書かれている場合がありますが、実は、超低用量ピルの避妊効果は日本で未承認です。
海外では、超低用量ピルにも避妊効果があると認められている国もありますが、避妊目的で使うなら、低用量ピルを服用するのがより確実な手です。
ゆい(26)のコメント
避妊するときは、経口避妊薬(OC)と呼ばれる種類の低用量ピルを服用します。治療目的ではないため保険は適用されませんが、月2,000~3,000円ほどで購入できますよ。
超低用量ピルで起こりうる副作用|2~3ヶ月で治まることが多い
生理の悩み改善に役立つ超低用量ピルですが、体に悪影響はないか心配な人も多いはず。ここからは、超低用量ピルの副作用について詳しく解説します。
血栓症|定期的な血液検査が必要
超低用量ピルを服用時に最も気をつけなければならないのが、血栓症リスクが上昇する副作用です。血栓症とは血液が凝固して血流を止める病気で、通常の発症確率は1万人に1~5人のところ、ピルを服用すると1万人に3~9人に上昇します。
血栓症を発症すると命に関わるため、定期的に血液検査を受けるのがおすすめです。また、以下の初期症状が出たら、すぐに医療機関を受診しましょう。
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手足のしびれ・痛み
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胸の痛み・息切れ
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激しい頭痛・失神・めまい
ゆい(26)のコメント
卵胞ホルモン配合量が少ないほうが血栓症になりにくいため、超低用量ピルは、低用量ピルに比べて血栓症の発症率が低いと言えます。
マイナートラブル|2~3ヶ月で治まる
超低用量ピルを服用すると、マイナートラブルと呼ばれる副作用が出ることがあります。主なマイナートラブルとして、倦怠感や悪心、吐き気や不正出血などが挙げられます。
超低用量ピルによるマイナートラブルは、飲み始めに出ることが多いです。マイナートラブルは2~3ヶ月ほどで落ち着きますが、それ以上続く場合は医師に相談しましょう。
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吐き気
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頭痛
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倦怠感
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不正出血
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めまい
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乳房の張り
ゆい(26)のコメント
マイナートラブルの副作用が心配な人は、医師との相談のもと、頭痛薬や吐き気止めを併用するといいでしょう。
超低用量ピルが処方可能なおすすめオンラインサービス6選
超低用量ピルを安く手軽に購入するなら、オンライン処方サービスが最適。自宅から好きな時間に受診できるほか、待ち時間や移動時間がかからないメリットがあります。
ここからは、超低用量ピルを処方してくれるおすすめのオンラインサービス6選を紹介します。
ゆい(26)のコメント
安い値段で超低用量ピルを購入したいなら、保険適用が可能なサービスを選ぶといいでしょう。保険適用の有無で、値段が倍以上変わることもあります。
超低用量ピルが処方可能なオンラインサービスの選び方3つ
①種類|体質や服用期間に合わせて選ぶ
オンラインクリックによって取り扱うピルの種類が異なるため、利用したいオンラインクリックが扱うピルの種類を確認しておきましょう。
診察内容によっては、目的のピルが処方されない可能性があります。そのため、なるべく多くのピルを取り扱うオンラインクリックを選ぶと良いでしょう。
ゆい(26)のコメント
自分の服用したい期間に合わせて、目的のピルを取り扱っているオンラインサービスを選んでください。
②サポート|無料相談や再診のサービスがあるとよい
オンライン診療以外にも、無料で相談できるようなサポート体制が整ったオンラインサービスを選ぶと安心です。
オンラインサービスによっては、血栓症に関する血液検査キットや、再診料が無料のオンラインサービスもあります。
③プライバシー|配送方法が配慮されているか確認
家族に知られずにピルを受け取りたい場合は、プライバシーが配慮されているか確認しておきましょう。オンラインクリックによっては、配送時の商品名を「雑貨」や「サプリメント」と記載してくれ、他人にも知られにくいです。
また、自宅での受け取りだけではなく、コンビニ受け取りにも対応しているオンラインサービスも少なくありません。
ゆい(26)のコメント
周囲にピルの服用を知られたくない場合は、配送方法も確認しておきましょう。郵便局留めやクロネコヤマトセンター留めに対応しているところもあります。
超低用量ピルの種類を一覧で紹介
よく使われる超低用量ピルには、主に6種類の薬剤があります。医師と相談し、自分の症状にあった種類を処方してもらいましょう。
生理がくる頻度を落としたいなら、連続服用期間の長い超低用量ピルを選ぶのも手です。例えば、最大120日間連続で飲めるヤーズフレックスなら、生理がくる間隔を最大で4ヶ月ごとに伸ばせます。
超低用量ピルはどこで処方してもらえる?
ここからは、超低用量ピルがどこで処方してもらえるのかを紹介します。超低用量ピルは、病院やオンライン処方サービスを受診することで処方してもらうことが可能です。
病院やオンラインサービスで医師の診療を受ける
超低用量ピルを処方してもらうためには、病院やオンライン処方サービスの医師が発行した処方箋が必要です。病院で処方してもらう場合は、産婦人科や一部の内科を受診しましょう。
病院に行く時間がない場合や人目が気になる場合は、オンライン処方サービスがおすすめです。オンライン処方サービスであれば、場所を問わずにスマホ1つで診察が受けられます。
通販サイトでの購入は危険
日本では、医師が発行した処方箋がない場合、ピルを処方してもらうことはできません。通販サイトでも、個人で輸入したピルが販売されていますが、通販サイトでの購入は危険です。
通販サイトで販売されているピルは、偽薬の可能性があり、安全性が保障されていません。また、副作用が起きた場合の保証もないため、注意しましょう。
ゆい(26)のコメント
安いとはいえ、リスクも大きいため通販サイトでの購入は避けましょう。
超低用量ピルは保険適用で処方できる!適用前後の値段を比較
超低用量ピルを処方してもらうときは、目的によっては保険適用が可能です。例えば、重い生理痛の症状をはじめとする月経困難症や子宮内膜症の治療目的なら、保険が適用されることが多いでしょう。
産婦人科などの医療機関はほとんどが保険診療をしていますが、オンライン処方では自費診療のみのサービスもあるため、事前にチェックしておきましょう。
ピル5種類の値段一覧|超低用量と低用量の差は約5,000円
超低用量ピル以外にも、ピルには4種類あります。超低用量ピルには、低用量ピルと比べて5,000円以上高い薬剤もありますが、保険が適用されれば低用量ピルよりも安い値段で購入可能です。
月経症状改善目的の場合、40代・更年期付近の女性や偏頭痛もちで血栓症リスクが高いときは、ミニピルの利用を提案されることもあります。
ゆい(26)のコメント
低用量ピルと超低用量ピルの違いは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の配合量です。低用量ピルは0.05mg以下のピルを指すところ、超低用量ピルは0.03mgよりも少ないものを指します。
よくある質問
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超低用量ピルで生理はきますか?
服用を一時的に止める「休薬期間」に生理が来ます。服用中に来ることは基本的にないので月経周期が安定します。
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超低用量ピルで避妊はできますか?
海外では避妊効果が認められていますが、日本では超低用量ピルによる避妊効果は認められていません。
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低用量ピルと比べた超低用量ピルのメリット・デメリットは?
超低用量ピルのメリットは、比較的副作用が出にくい点です。デメリットは、値段が5,000~10,000円ほどと2,000~3,000円が相場の低用量ピルよりも高いことです。ただし、保険適用を受けられれば、低用量ピルとの値段の違いはほぼなくなります。
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超低用量ピルで太るって本当?
超低用量ピルに脂肪をつきやすくする作用はありません。体内に水を溜め込みやすくなることがありますが、飲み始めの1~2ヶ月程度で解消することがほとんどです。
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超低用量ピルを飲み忘れたときはどうする?
超低用量ピルを1日飲み忘れたときは、気づいた時点で1錠を服用し、その日の分も服用します。2日以上連続で飲み忘れたときも、前日分と当日分の2錠を服用します。その後は当初の服薬スケジュール通り服用を続けましょう。
消退出血が起こってしまったときは、医師に相談して指示を仰ぎましょう。
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超低用量ピルが効かないときはどうする?
体に合っていない可能性もあるので、まずは医師に相談し、別の種類を試してみましょう。それでも効かないときは、漢方や対症療法・生活スタイル改善などの選択肢があります。
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低用量ピルの休薬期間中に生理が来ない
子宮内膜の肥厚状況によっては、出血がないように感じることもあります。ただし、思い当たる性行為があった場合は妊娠の可能性もあるため、医師に相談のうえ、検査薬を利用するといいでしょう。
ゆい(26)のコメント
吐き気や頭痛などピル特有の副作用が不安な人でも、超低用量ピルなら使いやすいでしょう。生理のたびに辛い思いをしているなら、試してみる価値アリです。