背面座位(はいめんざい)には魅力がいっぱい!
四十八手で言うところの「後ろだき」なのが背面座位ということですが、何となく地味な見た目からわざわざ背面座位は選ばない…という人もいるかと思います。ですが、試してみればわかるその気持ち良さ。思わず「サイコー!」と叫びたくなる魅力をお伝えしていきます。
背面座位と対面座位の違いは?
背面座位に似ているのが、対面座位。大きな違いは、顔を向き合うか向き合わないかです。背面座位の場合は、男性は女性の後ろ姿を見るだけで、女性はつながっている部分を感じて密着した背中の熱を感じるばかり…。
でも、首を回して振り向くことはできるので、対面座位のようにキスをするのは可能です。見た目はくつろいでいるようなスタイルなので、何となくセックスしたくなったからそのまま挿入してみた…というイメージを持っても、それも間違いではありません。
背面座位の基本的な動き方・ポイント
腰を上下に動かす
背面座位の基本的な動き方は、ゆさゆさと上下に揺れるという感じです。ただ、足を伸ばした状態で腰を上下に動かすのは結構大変。柔らかいソファーやベッドの上で動いた方がバウンドできるので楽です。
女性もこの状態で上下に動くのはキツイので、ゆらゆらする程度の動き方でゆっくり感じ合うように心がけてみてください。激しく上下に動きたくなったら、そのままバックにしたり、対面座位に切り替えましょう。
やや前傾で上下にゆっくりと
ペニスの傾きに合わせて、やや前傾にそのままゆっくり上下。この動き方が背面座位で快感を持続させるコツ。さらに、ベッドのフチやソファーに座って足を降ろします。この体勢にして、安定性を図るのも大きなポイントです。
足を床につけば上下に動かしやすくなって、より女性の奥までペニスが届くようにもなるのでおすすめ。大きくゆっくりと上下に動くことで、リアルに膣の壁を摩擦するのが感じられます。この動き方こそ背面座位で「サイコーに気持ちいい!」と思える最大のポイントです。
ピストン運動はあくまでゆっくりと。激しくするとうっかり外れてしまいやすいので、ゆっくりとジワジワ責めることに集中してみましょう。
奥に入れたまま円を描くように
背面座位の最大メリットは奥までしっかり突けるところ。奥に入った状態のまま、ジワジワ円を描くような動き方をすると、大きくなったカリが壁に当たっていつもと違った快感に。女性は足を閉じて、太ももをしっかり根元までくっ付けたままゆっくりと動いてみてください。
中がギュッと狭くなって、激しく動かなくてもそのままイクことも可能です。グリグリと最奥に当たる感触を楽しんで、女性の中の形をなぞるように動いてみましょう。
あえてじっと動かない
グッと奥に入れたらそのままじっと動かない、そんな楽しみ方ができるのも背面座位の良いところ。スローセックスを意識して、お互いの呼吸を合わせて中の締め付けだけに意識を集中してみては。
愛撫もせず、ただただ抱きしめるだけという究極のセックスを味わってみてください。全神経を結合部分に集中することで、中イキの感覚が少しずつわかるようになります。クリイキばかりの彼女に新たな感覚を教えてあげてはいかがでしょうか。体力を温存したい時にも有効ですよ。
背面座位の魅力とは?
女性がリラックスしやすい
男性を背もたれにして寄り掛かる形なので、色々な体位の中でもリラックス度が高いです。テレビを見ながら、ソファーでくつろぎながら背面座位に入るのも良し。恥ずかしい体位じゃないので、セックスに奥手の女性でも誘いやすいのも魅力です。
感じている顔が見られないので、セックスに集中できるメリットもあります。奥手な彼女にこそ、背面座位をお試しください。
動かなくても気持ちいい
女性が男性にまたがる体位なので、しっかり奥まで入るのがいいところ。ただ座ってるだけでも、大きくなったカリをダイレクトに感じられるので、じっと動かなくても気持ちいいのが背面座位の最大の魅力です。
休憩したいときに使える体位でもあるので、スローセックスにも取り入れてみてください。長時間つながっていたいカップルにおすすめ。体力が気になるカップルでも背面座位なら、大きな動きをしなくても気持ち良くなれます。2回戦に突入したいときにも、背面座位から始めていけばまったりした状態から再戦しやすくなるはず。
密着度が高い
女性を後ろから抱きしめる形なので、背中と胸板がしっかりと密着。包まれたい願望が強い女性にとって、背面座位は安心感をダイレクトに感じられる体位です。リラックスと安心感という条件が揃ってこそ女性はイキやすくなります。
結合部分も密着度が高いので、ギューッと締め付けられる感覚がジワジワ続くからとてつもない快感に襲われることも…。足を閉じた方が、キュッと中が締め付けられるので、男女ともに感度アップ!
締め付けたらそのままじっと中イキを待ってみる…そんなスローセックス的な動き方もぜひ試してみてください。
Gスポットに当てやすい
背面座位をすると、ちょうどGスポットの位置にペニスが当たりやすいので、ただ挿入しただけで中イキする女性も…。Gスポットは膣の上部、クリトリスの根元をイメージして狙うとわかりやすいです。
勃起したペニスの形のまま挿入できるので、さほど苦労をせずGスポットを刺激できます。中イキをさせてみたいカップルは、じっくり神経を集中させることにポイントを置いてみましょう。きっと少しずつ中イキがわかるようになってきます。
サイズに自信がなくてもイカせられる
サイズが気になる男性でも、背面座位なら根元までしっかり挿入できます。女性上位だからこそ根元まで挿入できる上に、ただ座っているだけなのでムダな体力を使わなくてOK。騎乗位よりも密着度が高くて両手で愛撫しやすいのも高ポイントです。
挿入+おっぱいとクリトリスへの刺激で、いつもより大胆にイカせることができるはず。太ももを密着させて、グッと奥まで入れるように神経を高めてみてください。
おっぱいが揉みやすい
女性を後ろから抱きしめるので、おっぱいが揉みやすいのが背面座位の嬉しいところ。正面から揉むより、実は後ろから揉んだ方が、両サイドから包み込めるので女性にも優しく。しかも、もう片手はクリトリスに回しやすいので女性を飽きさせないメリットもあります。
おっぱいが見えなくて舐めることができないのはデメリットですが、女性は感じている顔を見られないのでかなり大胆に反応するはずです。いつもセックスで恥ずかしがる彼女にこそ、たまには思い切り感じてもらいましょう。
背面座位はこんな時におすすめ!
ちょっと休憩をはさみたい時
ガツガツしたセックスは足腰キツい…そんな時に背面座位を挟んでまったりとしましょう!壁にもたれて、ソファーに寄り掛かって、テレビを見ながらイチャイチャしてみてください。
後ろから抱きしめながら少しずつ挿入する形に持っていけば、自然な流れで背面座位ができます。腰を動かさなくてもグッと根元まで入るので、楽な状態をキープしたままゆさゆさと動かしすのも良し、そのままじっとするのも良し。体力が回復したら、背面座位から立ちバックに持ち込んでガンガン突くのもアリですね。
顔を見られたくない時
「イキ顔を見られたくない…」とお互い思う瞬間ってありますよね。特に女性は感じている顔が気になって気持ち良くなれない人も結構多め。背面座位なら、お互いの顔は見えないので、思う存分セックスに没頭しやすくなります。
そんな理由から挿入された部分に神経を集中できるので、背面座位にハマるカップルはたくさんいます。見られないからこそ気持ちいいことに全力を注げるので、共感する人はぜひ試してみてください。
後ろからおっぱいを揉みたい時
背面座位はおっぱいを揉みやすいところが、おっぱい好き男性にとっては大きなメリット。ギュッと抱きしめられるから女性も安心。無防備になったところを優しくおっぱいマッサージしてみては。おっぱいを寄せてあげて、ゆっくりと揉みしだいてあげると感度もアップ。
ここが「背面座位サイコー!」と思えるポイントでもあります。おっぱいは見えませんが、手のひらいっぱいに感じることができますよ。
スローセックスをしたい時
じっくり時間をかけて繋がってお互いの感度が高まる、スローセックスにも背面座位はぴったり。ガツガツした動きをしない体位なので、長いセックスをしたいという願望を叶えてくれます。
それでもジワジワとやってくる大きな波が、途切れることがありません。背面座位から側位やバックに移りやすいので、セックスの途中に取り入れることをおすすめします。
合わせてやると効果的!背面座位テクニック・基本編
耳を舐める
背面座位をしながら彼女の耳を舐めてみてください。顔も近いので耳を舐めるのに絶好のタイミングです。そっと吐息を吹きかけるだけで、ゾクゾクするような感覚を与えられます。
耳は敏感な性感ポイントなので、舌先をつかって耳たぶをなぞるだけでも声があがるほど快感に襲われるもの。でも、最初からベロべロ舐めると耐えられなくなるので、少しずつ責めるのが吉。耳元で愛の言葉をささやいていけば、彼女がもっと背面座位を好きになるはずです。
クリトリスと同時責め
女性をもっと気持ち良くするためには、クリトリスへの愛撫は外せません。背面座位だとクリトリスに当たる部分がないので、手を回して指で刺激してみてください。背面座位で上下にゆっくりと動き始めたら、クリトリスもゆっくりとクリクリ刺激して。
少しずつ声が大きくなるのを確かめていきながら、刺激を強めて絶頂を迎える準備を整えてあげましょう。2人の体液が混ざり合うのもたっぷりと感じながら、クリトリスへの刺激も強くしていきます。
後ろからおっぱいを揉みしだく
イチャイチャの延長で、おっぱいもゆっくり揉んでいきましょう。背面座位は後ろから抱きしめる体勢なので、自然な形で手がおっぱいに回せます。しっかりホールドした状態なので女性が逃げにくいのもポイント。
背面座位で挿入しながら右手はおっぱい、左手はクリトリスを刺激し合えば相乗効果も大。絶頂を迎えるのも早まります。あくまでも、少しずつ刺激を強くすることがポイントです。
鏡に映して恥ずかしい姿を見せる
背面座位で感じている姿を鏡に映して恥ずかしがらせて興奮度を高めるのも◎。挿入している結合部分もわざと見せるためにゆっくりと上下に出し入れしてみては。体をよじらせて感じている顔も見えて、おっぱいを揉まれている自分の姿を見せてエロチックな時間を過ごしてみてください。未知なる世界を踏み入れるのも時にはいいですよ。
足を開かせて大胆に
足の間に座らせたら、そのまま女性の足を広げるように絡めてみましょう。そのまま背面座位に入ればもっと大胆な気持ちになれるはず。女性に入っている部分を確認させたり、手で触らせてみたり、今まで試したことのないプレイに挑戦してみてください。
その状態を鏡に映せばお互いの恥ずかしい部分がまる見えになります。女性が嫌がらない程度に、時にはそんな大胆な体位も楽しんでみましょう。
合わせてやると効果的!背面座位テクニック・上級編
それでも、抱きしめられた体位だから女性が安心しやすく、ある意味油断させやすいのも背面座位の良いところ。日ごろのセックスに飽き飽きしている倦怠期カップルこそ、上級テクを試すべき。では、「背面座位テクニック・上級編」をご紹介していきます!
柔らかいソファーに座ってバウンドさせる
ジワジワ責めて感度が上がったところで、柔らかいソファーやベッドのフチに座ってバウンドさせていきます。これで簡単に、激しいピストン運動が起こるので女性の最奥までガンガン突くことが可能に。
激しく動くときはお互いの足を絡めて固定して、女性の腰をしっかり支えるのもポイント。太もも同士をくっ付けたままバウンドさせないと、抜けてしまったりバランスを崩しやすいのでその辺抜かりなく行ってください。
背面座位から対面座位へ
背面座位を十分堪能したら、結合したままくるんと向きを変えて対面座位にチェンジするのもおすすめ。最後は顔を見ながらイクことができるのと、思い切りキスをしたりおっぱいを吸うこともできます。
もし背面座位がイマイチだったときも、素早く対面座位に切り替えてしまいましょう。微妙な空気がセックスのいい雰囲気を止めてしまうこともあるので、何となく違うと思ったら早めの決断を。
お尻を軽くスパンキング
背面座位で結合部分をじっくり眺めながら、女性のお尻をスパンキングするのもおすすめ。「パシンパシン!」という音で、さらに興奮が高まります。スパンキングをすると刺激が結合部分に伝わって、より刺激的な快感に襲われるので相乗効果大。
スパンキングはお尻の柔らかい部分に向かって、空気を入れた手のひらを軽く当てるようにするのがコツ。平手打ちをすると痛みを与えてしまうので、音をうまく出すことに意識を向けて試してみてください。
女性に前傾させてより奥まで突く
椅子に座った状態で、女性にテーブルに手をつかせて前傾姿勢を取るとGスポットにより当たりやすくなって大きな快感を与えやすくなります。でも、女性はどこかに掴まらないと不安定な状態になるので、激しく突くときは注意しましょう。女性自身に、自分の気持ちいい場所を探しやすくさせるのもポイントです。
背もたれにもたれて密着度を高める
ギュッと抱きしめたまま、椅子の背もたれにもたれてみてください。女性の背中の重みを感じるごとに密着度も高まります。結合部分が痛くならないように、少しずつ倒れるのもコツ。いつもと違った部分に当たり変わった感じ方ができますよ。
さらにリラックス度もアップします。休憩しながら女性の腰の角度を変えながら、背面座位テクニックをとことん追求してみましょう。
背面座位をするときの注意点は?
激しく動くと疲れやすい
当然のようですが、背面座位で激しく動くとものすごく疲れます。女性の体を支えながら上下に動かし続けると、腰への負担がかかります。女性は自分で動けないので、その分重みもずっしりと感じてしまうはず。
できるだけ、バウンドしやすいソファーやベッドに座りながら背面座位をするのがコツ。せっかく休憩に使える体位なのにかえって疲れてしまった…なんていうことを避けるためにも、動き方には工夫をしていきましょう。
女性はバランスを崩さないように足を固定する
女性は男性に体を預ける体勢になるので、自分の体を上手く支えられません。その状態でグラグラ動くと落ちないように必死になってしまって、気持ちいいどころじゃなくなります。
失敗すると落ちてしまうこともあるので要注意。バランスを崩さないようにするためにも、お互いの足を絡めて固定をさせて背面座位を楽しんでください。
しっかり太ももを密着させて奥まで挿入
背面座位はピストン運動で感じるよりも、奥をグリグリ刺激する方が向いている体位です。なので、しっかり太ももを密着させて固定をした方がより奥まで挿入可能に。
無理に出し入れせず、カリでグリグリGスポットを刺激する方に神経を集中してみてください。その方が疲れることなく、お互いジワジワ気持ちいい状態を持続することができます。
女性の腰をしっかりサポート
感じていくと女性は力が抜けてしまって危険なので、腰を両手でホールドして支えてあげましょう。上下に突くときこそ忘れずにサポートをして、上手く中イキさせるべき。不安定な状態では集中力も落ちてしまうので、ノッてきたときこそ気をつけてください。
腰を動かすタイミングを合わせる
気持ち良くなってくると女性も腰が動いていきます。そのタイミングに合わせてあげることでもっと深い快感が訪れるはず。もし女性が動きだしたら自分はじっとしてあげましょう。それか、女性の腰をしっかり支えてゆっくりと上下運動してみてください。
中イキのチャンスを逃さないためにも、そんなタイミングはよく観察しながら進めてみるべき。
やっぱり背面座位ってサイコー!
後ろからギュッと抱きしめたら、そこから背面座位に向かって責めてみてください。できるだけ柔らかいソファーやベッドに座って、バウンド感も楽しんでみましょう。いつの間にか、背面座位の虜になってしまうはず!
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