大切な人を励ましたいときの寄り添い方とは
では、大切な人を励ましたいときには、どのように寄り添ってあげれば良いのでしょうか?
実際に励ましてもらったときのエピソードを参考にしながら、寄り添い方について解説していきます。不快に感じたエピソードもご紹介していますので、参考にしてみてください。
根掘り葉掘り聞かないで相手の言葉を待つ
「落ち込んでいたときに同僚に相談したら、根掘り葉掘り聞かれて嫌だった」(29歳/女性)
「失恋したとき、親友が泣いている私に何も聞かずにただそばにいてくれた。私が話し出すのを待っていてくれて安心した」(26歳/女性)
落ち込んでいるときというのは、うまく言葉にできなかったり、思い出すことさえ辛いときもあります。そんな状況のなか「いつ?」「何て言われたの?」などと根掘り葉掘り聞こうとするのはNGです。「興味本位で聞いてこないでよ!」と不快に思われる可能性が高いです。
気持ちが落ち着くまでそばにいて、相手が話し出すのを待ちましょう。相手の気持ちを理解して待っていてあげることで、「励ましてあげたい」というこちらの気持ちが伝わるはずです。
それは大変だったね、と辛さを受け止める
「辛いことや悲しいことがあったときは『それは大変だったね』と受け止めてくれる人がいると気持ちが楽になる」(30歳/女性)
「あれこれ言わずに『それは辛かったよね』と言ってもらえただけで安心した」(28歳/女性)
このように、ただ気持ちを受け止めて理解してもらえるだけで励まされるという人は多いです。自分の気持ちを理解してもらえたら、誰でも嬉しいし安心しますよね。大切な人を励ましたいときには、まず相手の話を聞いたうえで辛さを受け止めてあげると良いでしょう。
アドバイスはしない
「仕事で大きなミスをして落ち込んでいたら、業種の全く違う友達に求めていないアドバイスをされて腹が立った」(29歳/女性)
「恋人に浮気をされたとき、男友達に『お前のああいうところがよくなかったんじゃない?』とダメ出しをされて、余計に傷ついた」(25歳/女性)
落ち込んでいる真っ只中の人にアドバイスやダメ出しをするのはNGです。アドバイスするのは、前を向き始めた相手に求められたときだけにしておきましょう。
特に女性は共感してほしくて話している場合が多いので、求められていないアドバイスはしないようにしましょう。業種が違う仕事のこと、あまり知らない内容のことであればなおさらです。
無理に元気づけようとしない
「落ち込んでいるときに『まあ、元気だしなよ!』と言われて不快だった」(26歳/女性)
「彼氏と別れて落ち込んでいたら『合コン行って忘れよ!』と言われたけど、まだそんな気持ちになれなかったから断った」(28歳/女性)
このように、無理に元気づけようとしたり軽く声をかけてしまうのは、落ち込んでいる人にとって迷惑になることも。「そんな簡単に元気が出るならこんなに落ち込んでないよ!」と怒りを買ってしまう可能性もあります。
落ち込んでいる人には早く元気になってほしいと思うのは自然なことですが、強引に元気づけようとするのではなく、ゆっくり話を聞いて励ましてあげることが大切です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!