彼女を挿入中に潮吹きさせたい!
こちらの項目では、潮吹きとは何かという基本的なことと、潮吹きの種類についてご紹介します。
「潮吹き」ってそもそもなに?
まず、潮吹きとはそもそも何か、どんな状況で起こる現象なのかをご説明します。
潮吹きとは、女性がイク瞬間や最中に尿道から液体が出る現象です。日本語ではクジラが潮を吹く様子に似ているため「潮吹き」と呼ばれます。英語では「female ejaculation(女性の射精)」と、潮吹きとは関係ない言葉で表現されています。
女性が感じている象徴のように思われている潮吹きですが、実は感じていなくても潮吹きをすることがあります。快楽を感じている潮吹きと快楽とは無関係な潮吹きは、見分けることができますので、ご安心ください!
潮吹きの種類は2パターン:快楽の潮吹き
それでは、女性が快楽を感じている時の潮吹きについてご説明します。
女性の体が興奮状態にある時に、膀胱の裏側にあるGスポットを刺激することで起こります。イクと同時に潮を吹く、イッた後に男性が刺激をしつづけることで吹く、潮を吹いた後にイクなど、潮の吹き方は体調や個人差があるのです。
「イキ潮」と呼ばれるこの潮吹きは、無色に近い色で、乳白色や黄ばんでいる場合もあり、臭いはしません。潮の量は個人差があり、それこそクジラの潮吹きのように大量に勢いよく吹く女性もいれば、チョロチョロと少量垂れるだけの女性もいます。
イキ潮は「無色に近い色、無臭、量は関係ない」ということを覚えておきましょう!
潮吹きの種類は2パターン:生理現象の潮吹き
次に、女性の生理現象の潮吹きについてご説明します。
膣内を刺激している時に膀胱が圧迫され、物理的に押されて潮が出てしまう現象です。こちらの場合は、感じていない場合やイッていない場合でも潮を吹いてしまいます。
つまり「潮を吹いたからといって感じていたわけではない」「潮を吹かせたからといってイカせたわけではない」ということなので注意しましょう!
誰でも挿入中に潮吹きできるの?
潮吹き自体、する女性としない女性がおり、100%の確率でできるものではありません。挿入中の潮吹きについては、さらに難易度が上がり、誰でも確実にすることは難しくなります。
しかし、絶対無理ということはなく、パートナー同士が協力すれば、中イキの潮吹きができる可能性が高まります!
潮吹き自体は体質によるところが大きい
挿入中のイキ潮を目指す前に、まず女性の体質について確認しておきましょう。
元々、快楽の潮吹きをしやすい体質の女性であれば、挿入中に潮を吹く確率はグッとあがるでしょう。しかし、潮を吹いたことがなかったり、吹いたことはあるがなかなか吹かない体質の女性の場合は、まず手マンやおもちゃなどで、潮を吹きやすい体質に開発してから挑戦しましょう。
注意する点として、AVのように乱暴にしてはいけません。デリケートなところですので、優しくリズミカルにGスポットを押すようにし、焦らずゆっくり開発しましょう。
ペニスで潮吹きは難易度が高い?
ペニスで潮吹きに挑戦する場合、指やおもちゃを使う時よりも難易度は上がります。
手マンの時のように自在に動かせないぶん、体位などでペニスを膣内に当てる角度を調整しながらGスポットを探さないといけません。また、Gスポットを探し当てた後も、潮吹きをさせるために、ペニスを使っていい角度でリズミカルに押し続けなければならないため、難易度が高いです。
お互いの体位に無理はないか、Gスポットにうまくペニスを当てることができるか、女性がイクまで自分がイクのを我慢できるか、などの問題があるため、挿入してのイキ潮は難易度が高くなります。
中イキするためにまずは開発しよう
自分のペニスで感じてもらい、挿入中に気持ちいい潮吹きをしてもらうためには、女性がペニスでイける、つまり「中イキ」ができることと、潮吹きができること、この両方の条件をクリアしなければなりません。
これはどちらも、女性の協力と男性の努力がなくてはできません。女性に「潮を吹けるようにオナニーで練習してきて」と丸投げするわけにはいきませんよね。まずは男性が手マンでGスポットの場所を確認し、確認ができたら手マンで潮吹きができるように女性を開発してあげることが必要です。
どんな女性が挿入中に潮吹きしやすいの?
注意点のひとつめとして、AVのような荒々しい手マンはほとんどの女性は痛いだけ、ということをお伝えしておきます。言いづらいだけで「迷惑だ」とすら思っています。女性とセックスをする場合は、AVを一旦頭の外に追い出しましょう!
ふたつめの注意点は、潮吹きはできたりできなかったりするものだということ。以前成功したことがあるからといって、今回も必ずできるわけではありません。潮吹きできる女性でも、体調によってできる日とできない日があるということを覚えておきましょう。
開発されている女性は挿入中に潮を吹きやすい!
挿入中に潮吹きをしやすい女性の特徴として、開発されていることがあげられます。
オナニーや他の男性によって開発されていて、自分のGスポットを把握している女性は、実は結構多いのです。しかし「どこが気持ちいいの?どう触られたら感じるの?」とストレートに聞いても、よほどオープンな女性でない限り答えてくれません。
エッチな雰囲気を作り、言葉攻めの一環としてどこが感じるのか白状させましょう。「イヤラシイ体だね…」などとさらに盛り上げて羞恥プレイに持ち込めるのであれば、あなたの目の前でオナニーをさせるのも大変有効です。
あなたが女性に手マンをしてあげながら、気持ちいい場所に誘導してもらい、Gスポットを確認するのもいいでしょう。
潮吹き癖がついている女性は挿入中に吹きやすい!
潮吹きできる体質の女性は、一度潮吹きをしてしまうと癖になると言われています。そのため潮吹きしやすい女性の特徴として、潮吹きの癖がついていることも挙げられるでしょう。
しかし、このような女性の場合、潮吹きをしても感じているわけではない時があります。前項にある「生理現象の潮吹き」がそれにあたります。
女性は感じていなくても、「きもちいい」と言って感じている演技をすることがあります。せっかく潮吹きできる体質の女性とセックスをするのですから、相手の様子をよく観察し、感じているのかいないのかをしっかり判断しましょう。体の反応で嘘はつけませんから、「快楽の潮吹き」をさせることを目指してみてくださいね。
水分の摂取量が多いことが潮吹きしやすくなる条件
挿入中に潮吹きしやすい女性の特徴として、水分の摂取量が多いことがあげられます。しかし過剰に水分を摂取すると、膀胱を裏側から刺激されて出てしまうだけの「生理現象の潮吹き」の可能性が高くなります。
中イキでの潮吹きを目指す場合は、水分を摂りすぎることは必須ではありません。しかしどちらにせよ、潮吹き自体が水分を尿道から排出することなので、適量の水分補給をしてからセックスに挑むことは効果的です。
潮吹きに抵抗のない女性は挿入中に吹きやすい!
潮吹きができない女性は、体が「出してはいけない」と抑制しています。潮吹きは「オシッコが出ちゃいそう!」という感覚なので、出しても良いと意識していても、体が我慢してしまっているのです。
その点、潮吹きに抵抗のない女性は体が抑制することはありません。指やおもちゃで潮吹きに慣れている女性は、挿入中のイキ潮の成功率も高まります。
挿入中に潮吹きしやすくなるための事前準備
潮吹きをしやすくするために体を整えることはもちろんですが、女性の精神面への気遣いもかなり必要になります。男性にとっては、テクニシャンの証であり、夢で憧れでもある潮吹きですが、「恥ずかしいこと」と思っている女性は多くいます。
そして、手マンやおもちゃではなく挿入中にイキ潮を目指すということは、自分も女性がイキ潮を吹くまで我慢しなければならないということです。自分のイクタイミングの調整や、行きそうになっても耐える努力もしなければいけませんので、頑張りましょう。
水をとにかくたくさん飲む
挿入中に潮吹きを目指す場合の事前準備として、水をたくさん飲みましょう。まずは潮吹きできるかどうかよりも、潮吹きをした後に脱水症状にならないためにも水分摂取は必要です。
挿入中のイキ潮を目指す場合は特に、一度女性を手マンやおもちゃでイカせてから挑戦することもあるでしょう。潮を吹くということは、体から水分が出ていくということです。個人差はありますが1回の潮の量を20~80mlとし、汗をかくことも考慮して、事前に500mlの水分を補給しておくと安心です。
また、潮吹きするにはアルコール摂取も有効です。脳の判断能力が鈍り、女性が羞恥心を捨てやすくなるためです。「オシッコしてもいっかー」と思えれば、潮を吹く可能性が高まります。
体をお風呂などで温めておく
挿入中に潮吹きしやすくするための事前準備として、お風呂などで体を温めておくことが有効です。
体を温めることで血行がよくなり、尿が作られやすくなります。水分が膀胱に集まりやすい状況を作っておくことで、潮吹きができる可能性が高まります。
混浴の温泉にゆっくり浸かってイチャイチャするのもいいですし、ラブホテルや自宅で一緒に湯船に浸かってエッチなムードを高めるのもいいでしょう。性的興奮とあなたに対するリラックスの効果が得られ、女性の精神面での潮吹きの準備が整います。
ですが、盛り上がりすぎてのぼせてしまわないように注意も必要です。
防水シーツなどを敷いておく
挿入中に潮吹きが成功しやすくなるための事前準備として、ベッドに防水シーツなどを敷いておくことが必要です。量にもよりますが、吸水性の良い大判のペットシーツでも良いでしょう。
エッチな雰囲気で盛り上がり、無事彼女に中イキのイキ潮を成功させたものの、シーツがべしゃべしゃでゆっくり寝そべる所がない、ということがないようにしましょう。
潮を吹いたことにより、セックスが終わった後に不快だったり、面倒な思いをしてしまうと、女性が「潮吹くと後が面倒になる」と思い、次から潮吹きを避けようとしてしまう可能性があります。気持ちよくプレイした後は気持ちよく過ごせるように、事前に準備しておきましょう。
潮吹きしてもいいんだという信頼関係
挿入中に潮吹きをしやすくなる事前準備として、二人の間に信頼関係を築いておく必要があります。
潮吹きに至る前に女性が感じるのは、「あ、オシッコしたくなってきた」という感覚です。多くの女性はそこで「オシッコは我慢しないと!」と思ってしまいますし、念入りな事前準備の効果で我慢できないほどの尿意に襲われた場合、「ごめん、ちょっとトイレ」とエッチの最中に言い出す女性もいます。
「今日は潮吹きに挑戦しよう、オシッコしたくなったらそのまま出してもいいんだよ」と事前に伝えておくのはもちろん必要です。「オシッコしても引かないし、嫌いにならないよ」という態度と、その言葉を信用してもらえるような関係を築いておきましょう。
挿入中に潮吹きさせるセックステクニック
AVのように勢いがいいだけの手マンをしたり、挿入中に乱暴に子宮を突いたりしては、潮を吹かないどころか「痛い、下手くそ」と女性に思われてしまう可能性があります。何度も言いますが、女性とセックスする時は、AVの「ガシガシ手マンと乱暴な突き」は一旦頭から追い出してください。
女性が感じているのか演技なのか、痛いのを我慢していないか、実は何か不満に思っているのではないかなどは、相手の表情と反応をしっかり観察すれば見抜くことができます。
愛撫を丁寧にする
挿入中に潮吹きをさせるためのセックステクニックとして、まずは挿入前に愛撫を丁寧にして、女性の体を敏感にしておくことが大切です。
いきなりアソコを触ったり指を入れようとするのは問題外です。エッチな雰囲気を作りながら、感じるところをすぐには触らずに焦らすことが効果的です。「触って欲しいのに触ってもらえない」と思わせることによって、精神的にも肉体的にも女性は敏感になります。
また、女性が触って欲しそうにし始めた頃、言葉攻めができるとより効果的です。優しく丁寧に愛撫をしながらいやらしい言葉を囁くことによって、女性の気分は更に盛り上がり感じやすい体になるのです。
Gスポットを狙って挿入する
挿入中に潮吹きをさせるテクニックとして、Gスポットを狙って挿入することがポイントになります。
そのためには、挿入前の愛撫をしている段階で、その女性のGスポットの位置を確認しておきましょう。Gスポットは膣の入り口から3~4cmのへそ側にあるので、優しく丁寧に探してみてください。
Gスポットはざらざらしているという説もありますが、そうとは限りませんので、感触を頼りに探すのはやめましょう。Gスポットはクリトリスの根本と考えれば探しやすくなります。愛撫の時に優しく押して「オシッコが出そう」と女性が反応すれば、そこがGスポットです。
Gスポットをペニスで押すようなイメージで挿入し、女性の様子を見ながら、痛がらせないように突きましょう。
挿入したらしゃくりあげピストンで刺激する
挿入中に潮吹きを成功させるコツとして、下から上にあげる「しゃくりあげピストン」が有効です。
手マンやおもちゃで潮吹きを成功させた経験があれば、イメージしやすいでしょう。女性をGスポットへの刺激でイカせるコツは、リズミカルにトントンと押すことです。中イキを目指す際も、刺激の仕方は同じですので、ペニスを挿入した後は、リズミカルにトントンと突くことを意識しましょう。
挿入後はGスポットにペニスで圧力を加え、潮を発射させるようイメージしてください。女性が高まりやすいように、予測できるリズムで押すのがポイントです。
挿入中にクリトリスを刺激する
挿入中に潮吹きを成功させるコツとして、ペニスの挿入中にクリトリスを触ることも有効です。
注意点としては、あまり強い刺激を与えないようにすることです。クリトリスの快感が強すぎたり、刺激しすぎて痛くなってしまった場合、女性のGスポットへの集中力が分散してしまいます。ペニスによるGスポットへの刺激を補助する程度に考えましょう。
どの程度刺激を与えるとどう感じるのかは、女性自身が一番よくわかっていますので、自分でクリトリスを触らせるのも効果的です。軽く言葉攻めをしながら自分でクリトリスを触らせるように誘導し、あなたはピストン運動に集中して彼女を気持ちよくしてあげましょう。
挿入中に潮吹きしやすい体位は?
これから、ペニスでGスポットを押しやすい体位をご紹介します。挿入したペニスが奥まで届きやすい体位、かつ女性が自分で動くことができることがポイントです。
それでは見ていきましょう!
中イキ潮吹きおススメ体位1:対面座位
ペニスを挿入してイキ潮を目指す際におススメの体位は「対面座位」です。
向き合った状態で座り、女性があなたの上にまたがってペニスを挿入します。正常位に比べ、挿入したペニスが膣の深くまで届くので、女性がイキやすい体位の一つです。男性にとってはペニスへの刺激がそこまで強くないので、予想外に早くイッてしまう事故の少ない体位といえるでしょう。
女性はセックスに精神的な満足も求めます。対面座位は密着する体位なので、女性の満足感が高まり、精神的にもイキやすくなります。自分で動ける体位であることと、結合部がしっかり見えることが女性の恥じらいを誘い、言葉攻めのきっかけにもなります。
対面座位は、中イキの潮吹きを目指す場合の導入として理想の体位です。
中イキ潮吹きおススメ体位2:背面騎乗位
挿入中の潮吹きを目指す体位として「背面騎乗位」もオススメです。
まずあなたは仰向けに寝ます。女性はあなたの顔に対して背中を向ける向きでまたがり、最初は両ひざをついた状態で、女性が自分でペニスを挿入します。女性が慣れていないうちは挿入時の角度が難しいので、サポートしてあげてくださいね。
背面騎乗位は女性主導の体位になります。女性が自ら動いて挿入の角度や深さを調節できます。腰を前後・上下・円を描くように動かしてもらいましょう。慣れていなかったり、恥じらっていて動くのを躊躇っていたら、あなたが腰を少し動かして誘導してあげましょう。
こちらの背面騎乗位も、女性がペニスの当たる位置を調整できるため、挿入して潮吹きを目指す場合にふさわしい体位です。
中イキ潮吹きおススメ体位3:腰上げ正常位
「腰上げ正常位」も、挿入中の潮吹きに向いている体位です。
こちらは正常位の体勢で、女性が腰を浮かせるだけの体位です。メリットとして、男性が腰を動かしやすくなること、女性も挿入されたペニスの当たる場所をある程度調整できることがあげられます。
デメリットとしては、女性の腰が痛くなりやすいことです。セックスの流れが中断しないように、さりげなく女性の腰やお尻の下に、枕や布団を丸めたものをセットしてあげると良いでしょう。
腰上げ正常位はしゃくりあげピストンをしやすい体位なので、ペニスを挿入してイキ潮を目指す場合におススメの体位です。
中イキ潮吹きおススメ体位4:寝バック
ペニスを挿入して潮吹きを目指す場合のおススメの体位として「寝バック」もあります。
やり方としては、まずうつ伏せになった女性に足を少し開いてもらいましょう。そしてあなたは膝をついて女性にまたがり、ペニスを挿入します。女性のおなか側にペニスを押し付けるようにピストンしましょう。
メリットとして、女性がいい角度で当たるように腰を動かせるので、感じる所を狙いやすくなる点と、膣の締まりがよくなるので男性側も大変気持ちが良いことが挙げられます。
デメリットは、角度や動きに注意していないとペニスが抜けやすいこと、女性の膣が上付きの場合は女性にとって大変痛いこと、膣の締まりが良くなるため男性がイキやすくなってしまうことがあげられます。
重要!女性が潮吹きする際の心構え
男性がいくら一人で頑張っても、女性が気乗りしていない、恥ずかしい、抵抗があるという気持ちでは、潮吹き自体が成功しません。
挿入中のイキ潮を目指す場合に必須なのは、女性の協力です。二人で気持ちを一つにして、挿入中のイキ潮の成功率を高めましょう!
羞恥心は捨てよう!
挿入中に潮吹きしたい時に重要なことは、羞恥心を捨ててしまうことです。
感じているところを男性に見られることを恥じらう姿は、男性からの言葉責めのきっかけにもなり、プレイ中のスパイスにもなります。しかし「オシッコが出そう、恥ずかしいから我慢しよう」と本気で思ってしまっては、潮吹きには至りません。
難しいところですが、女性側の心構えとして、興奮するきっかけになる恥じらいは残しつつ「オシッコは出したくない」という羞恥心は捨てましょう。「これはオシッコではなく潮なんだ」と意識することも大切です。
シーツを濡らしても後で恥ずかしい思いをしないように、下準備をすることも羞恥心を捨てるためには有効です。
快楽に身を任せてしまおう!
何度も述べていますが、Gスポットを刺激することによって女性の気分が高まり、さあ潮吹き…というときに立ちはだかるのが「オシッコが出そう」という感覚です。
オシッコが出そうという感覚こそ潮吹きの前兆なのですが、慣れていない女性はそこで我に返り、気持ちよさよりオシッコに集中してしまい、不安になって快楽が遠くへ行ってしまいます。
潮吹きの前兆を感じたら、集中力が途切れない程度にクリトリスを刺激しましょう。クリトリスだと刺激が強い場合は、乳首やうなじ、腰などの感じるところを相手に触ってもらえるよういやらしく誘導し、尿意を気にする余裕がないくらい快楽に身を任せてしまいましょう。
信頼関係とリラックスが大切
女性が挿入中に潮を吹くために、羞恥心を捨てる、快楽に身を任せることが必要だとご説明しました。
そうするためには、パートナーとの信頼関係とリラックスが非常に大切です。「挿入中の潮吹きに挑戦しよう!」とお互い協力しあっても、女性が不安に思う気持ちはあるかもしれません。「挿入中に潮吹いたらさすがに引かれないかな…、最中にシーツべたべたにしたら気分を害さないかな…」などと思ってしまう女性もいるでしょう。
「この人の前でならシーツを濡らしても大丈夫、引かれない、嫌われない」と思えるほどの信頼関係が安心とリラックスにつながり、挿入中に潮を吹くことへの後押しとなるでしょう。
逆に「挿入中の潮吹きが嫌」という場合は?
挿入中に潮を吹かないためにできることについて、ご説明していきます。
クリトリスをメインに攻める
潮吹きの回避法として、Gスポットをあまり刺激しない方法があります。潮吹きをするにはGスポットを押す、とご説明しました。大半の潮吹きはGスポットへの刺激で起こるので、潮吹きをしたくない場合は逆、と考えましょう。
潮吹きを避けたい場合は、クリトリスをメインに攻めて、クリトリスへの刺激だけでイク「クリイキ」で快感を得られるようにしてください。他にも乳首や首筋など、女性の性感帯はたくさんありますので、潮吹きにつながらない性感帯をたっぷり刺激してあげてくださいね。
セックス前に水をたくさん飲まないようにする
挿入中の潮吹きを避けたい場合の方法として、セックス前にトイレを済ませておき、水を必要以上に飲まないようにすることがあげられます。
しかし、セックス中は興奮することで体が上気し、汗をかきます。脱水症状になってしまうおそれがあるので、ほどほどに水分は取りましょう。セックス後すぐ水分補給することも忘れずに!
お風呂場でセックスする
挿入中の潮吹きでびたびたに濡れるのが嫌な場合、お風呂場でセックスすることがおススメです。
お風呂場でなら、挿入中に潮吹きをしてしまってもすぐに洗い流すことができます。潮吹きをしないようにあれこれ考えるよりも、挿入中に吹いてしまっても手間のかからない場所でセックスするのが簡単な解決法です。
のぼせないように、足を滑らせないように注意しながら、潮で濡れることには気を遣わず、思う存分セックスをしましょう!
挿入中の潮吹きに大切なのは信頼関係!
挿入中の潮吹きを目指すには、テクニックや雰囲気づくり、下準備など、色々な要素と手順が必要ですが、一番大切なのは、あなたとパートナーの女性との信頼関係です。
挿入中の潮吹きを達成するには、一旦頭からAVの「ガシガシ手マン」や「ガンガン突き」を追い出し、相手の女性の気分や体の様子などを観察して、その日に合った攻め方をすることが大切です。
女性は、自分を見て気遣ってくれてる男性に大きな安心感を覚えます。挿入中のイキ潮を協力して目指すことにより、信頼感と愛情が増すでしょう。ぜひ一緒に頑張ってください!
潮吹きに関する専門家の意見やアドバイス
潮は尿の一種
女医である著者が執筆した『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)という書籍には、潮の正体について書かれていました。
「恋人に膣内を愛撫されているときに、おしっこがしたくなるという女性がいますが、これは特に珍しいことではありません。むしろ自然な現象といってもいいでしょう。
Gスポットの真上には尿道があり、 男性の指でここを押されることによって、女性は尿意をおぼえるのです。
尿意と快感は紙一重。彼女がよっぽど不快に感じているようでなければ、そのまま指での愛撫を続けてかまいません。
もしかすると、やがて彼女の尿道から、透明な液体があふれ出してくるかもしれません。これが潮を吹くという現象です。
潮の正体はまだ医学的に解明されていません。無色透明で、アンモニア臭もありませんが、おそらくは尿の一種だろうといわれています。」
潮が膣内から噴出されると思っている人も多いのではないでしょうか。実は尿道から噴出されるのです。そのため、医学的には尿の一種だと言われています。
そして尿道の近くにあるGスポットを刺激する事が潮吹きの近道とも言われています。また、Gスポットは女性の性感帯のひとつです。
だからこそGスポットを刺激されると快感であり、中には潮を吹いてしまう女性がいるのでしょう。
潮吹きにこだわりすぎてはいけない
潮吹きの生みの親と言っても過言でない、日本で一番有名なAV男優である加藤鷹さんの著書『エリートセックス』(加藤 鷹)にも、潮吹きについて書かれていました。しかし、それはあまり前向きな内容ではありません。
「多くの人が勘違いしているが、いいセックスをしたいのなら、テクニックを磨くとか、潮吹きのやり方を覚えるなんてことばかり考えるのは、本末転倒。
表面的な技術より前に、心の持ち方が、本当にいいセックスをするためにいちばん必要なことなんだと思う。
だからこそ、テクニックだけじゃ女性はイカないってことを、ここまで繰り返し言ってきたわけだ。」
女性の心と身体は男性が思っている以上に複雑な物。乳首や膣を刺激すればイク、という単純明快な仕様にはなっていません。
やはり女性とのセックスにおいて一番大切なのは心です。有名なAV男優である加藤鷹さんが言うくらいですから、男性はぜひ理解した方が良いのではないでしょうか。
潮=快感ではない
『ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト DaiGo)にも、潮吹きについての記述がありました。そして潮吹きの注意点が説明されています。
「膣に入れた指を激しく動かしたとき、女性が快感のあまり尿道から液体を排出する。『潮吹き』と呼ばれる現象は、一般にそのように説明されていますが、これもあくまで映像作品の中で描かれるフィクションにすぎません。
指で膣内の性感帯、特にGスポットを刺激すると、尿道が圧迫されて『何か漏れそう』と感じるのは事実です。
しかし、激しく液体を噴出するようなことは、普通にはあり得ません。つまり、演出だということです。
また、AVで描かれるように、激しく手を動かせば痛いだけです。間違っても『快感のあまり潮を吹く』などということはないのです。」
これを読んだ男性は衝撃を受けているのではないでしょうか。実際の所、潮吹き=快感ではありません。潮吹き=絶頂でもありません。
じゃあなぜ潮吹きをするのか、というのは、Gスポットの付近に尿道があるから。ただそれだけの理由なのです。
特に日本は、AVを性の教科書としている男性がほとんどと言われています。性知識を身につける上で身近なのがAVではありますが、そういった方は特に注意してくださいね。
<参考文献>
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋 美玄)
『エリートセックス』(加藤 鷹)
『ベッドの上の心理学 感じるオトナのための保健体育』(メンタリスト DaiGo)
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