「告白されて好きになる」心理学&メカニズム
親和欲求
親和欲求とは、「誰かと一緒にいたい」または「誰かと一緒にいようとする」心理のことを指します。人間には孤独になりたくないという欲求が、本能的に備わっているのです。
体調を崩したときに誰かに一緒にいてほしいと思ったことはありませんか?このような状況が親和欲求が働いている状況です。「自分を受け入れてほしい」「みんなと仲良くしたい」という気持ちもこれに当てはまります。
「告白してくれた=自分を認めてくれた」となりますので、その人と恋人として一緒にいたいと考えることも自然な流れですよね。
生存本能
生き物には、「なんとしてでも生き残る」という生存本能があります。これは人間も同じで、生き残るということをもっと広く言えば、自分の子孫を残すということにつながります。「将来はこどもがほしい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
そのため、人間は本能的にパートナーを探しています。告白されるということは、そのパートナーを手に入れるチャンスです。その相手を異性として意識し始めるにつれて、付き合える確率がグンと上がり、生存本能を満たす可能性も上がるというわけです。
好意の返報性
人間の心理には「返報性の原理」というものがあります。これは「誰かにしてもらったことは、お返ししなくてはならない」と考えることです。つまり「好意の返報性」とは、好意を示してくれる相手に対して自分も好意を示し返そうとすることです。
人は告白された時に、相手のことが嫌いでない限りは、好意的な感情を持つといわれています。確かに、誰かに告白されたら悪い気はしないですよね。そこでつい、気持ちを返そうとしてしまうのです。
自己是認欲求
自己是認欲求とは、「誰かに認められたい」と思う心理のことで、自己肯定欲求ともいわれています。つまり「褒められたい」と思う気持ちのことです。皆さんも常に他人に認められたいと思っていませんか。さらに、認めてくれる人のことは好きになりますよね。
告白してくれた相手は自分を認めてくれた人ということになるので、好意的に思うのは当然です。そして、一緒にいてもっと自己是認欲求を満たしてほしいと考えます。そうすれば多くの場合、恋愛関係に発展するでしょう。
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