元カノには会いたくない？別れた後会うのを拒否する男性心理とは

元カレが別れた途端にそっけなくなり、もう会いたくないと言われた。そんな経験はありませんか？

一度はお互いのことを好きで付き合っていたはずなのに、会うのを拒否されるのはとても悲しいことです。一体なぜ、別れた元カノに会いたくないという心理が働くのでしょうか？男性の本音を考えていきましょう。

元カノに会いたくない男性は多い？

元カノに会いたくない男性の中には、何らかの理由があって会いたくない、もしくは会えないと考えている人が多いようです。「特に元カノに会う理由がないから会いたくない」というさっぱりした意見もありますが、その他にも様々な理由があるようです。

男性が元カノに会いたくないと感じる理由や心理、もう二度と復縁したくない女性の特徴などをまとめました。元カレから「会いたくない」と言われてショックを受けている人は、この記事を読んで相手の気持ちを考えるきっかけにしてみてくださいね。

まずは、男性が元カノに会いたくないと思う理由について見ていきましょう。同じ「会いたくない」状態でも、女性に原因があるものや、男性側の問題であるものなど、そこには色々な理由があるようです。

元カノに悪い印象を抱いている

付き合っているときに上手くいっていなかったカップルの場合、別れてからも会いたいとは思えないでしょう。浮気がバレて別れた、別れ際に大げんかになってそのまま別れたなど、別れたときのイメージが悪い場合も同様です。

特に、女性側の浮気が原因で別れた場合は、付き合っていた頃にどれだけラブラブだったとしても、もう二度と会いたくないと思われてしまうことが多いでしょう。会わない間に相手のことが美化されていくのは、付き合う前や付き合いたての頃が多いので、いくら時間を空けたとしても、また会いたいと思わせるのは難しいといえます。

会いづらい理由がある

別れ際に元カノを傷つけた、自分から突然別れを切り出したなど、元カノに後ろめたい気持ちがあって会いづらいという男性もいます。どういう理由であれ、元カノを傷付けたことで自分を責めている場合は、元カノから会おうといわれても素直に応じづらい、という気持ちが働くようです。

元カノに会ってしまうことでまた傷付ける恐れがあるため、会わないようにしている男性もいます。そういった男性は、元カノが復縁をしたくて連絡してきても、自分に復縁する気がない場合は、過度に期待させないために、あえて会わないという選択肢を取るようです。

まだ未練がある

他に考えられるのは、男性の中で元カノに対してまだ未練がある場合です。「会ってしまうことでさらに辛くなるから会いたくない」という男性もいます。

元カノも同じ気持ちであれば良いのですが、結婚していたり新しい彼氏がいたりする場合は、復縁は難しくなります。振り向いてもらえる可能性がないわけですから、未練がある状態で会うのは苦しいですよね。

女性の恋は「上書き保存」、男性の恋は「別名で保存」と言われるように、振られた直後はとても落ち込んでいても、時間が経てばケロッとしてしまう女性は多いです。一方、男性はそれぞれの恋を引きずりやすく、意外と未練がましいと言われています。

会えない間は我慢できても、一度会ってしまうと気持ちが燃え上がり、その恋にしがみつくこともあるのです。しかし、未練タラタラの姿を見せるのはかっこ悪いと思っているので、あえて「会いたくない」という言葉を使って元カノのことを遠ざける男性もいます。

いい思い出にしたい

別れたあとはもう元カノと会わずに、いい思い出のまま記憶しておきたいと考える男性もいます。中学生の頃、キラキラしていた初恋の人と時間が経ってから同窓会で会ったら、思ったよりかっこよくなくてがっかりした、という経験がある人もいるのではないでしょうか。そう考えると、イメージを壊さないためにあえて会わないという選択も理解できますね。

会いたくないと言われるのは寂しい気もしますが、元カノをいい思い出として残しておきたいという相手の考え方も尊重してあげましょう。

ここからは元カノに会いたくない男性の心理をチェックしていきましょう。

元カノのことが嫌いで会いたくない

元カノのことが嫌いな場合は、当然、会いたいと思わないでしょう。嫌いになる基準は人それぞれであるため一概には言えませんが、ここまでいってしまうと復縁はおろか友達関係に戻るのも難しそうですね。

関係は終わったと思っている

二人の関係が終わったと感じている場合、会いたくないという心理が働きます。

恋人ではなく友達として仲直りしたいという気持ちがあれば、会うこともあるでしょう。しかし、会いたくないと言われたのであれば、もう友達としても関係を持ちたくないと思われている可能性が高いです。悲しいですが、元カレとつながりを持つのは諦めた方が良いでしょう。

今の彼女に誤解されたくない

元カレに現在付き合っている女性がいるときは、今の彼女に誤解されたくない、彼女を心配させたくないという心理が働いています。あなたは元カレに未練はなくて、ただ友達として会いたいと思っているかもしれませんが、元カレの今カノの立場になってみましょう。自分の彼氏に元カノがしょっちゅう会いたいと連絡してきたら嫌ですよね。

連絡したい気持ちをぐっと抑え、「また落ち着いたら連絡してね」とさらっと流したほうが、元カレに良い印象を残せます。

会う理由がない

元カノに執着しない男性は、別れたあと会う理由がないと感じる人もいるようです。男女を問わず、過去の恋愛を引きずらないさっぱりしたタイプに多い考え方で、別れると途端に相手に興味がなくなるという人もここに分類されます。

逆に言えば、絶対に元カノに会いたくないという強い拒絶があるわけではないので、会う理由さえあれば、食事に行ったり飲みに行ったりするという男性も多いです。

振られたから気まずい

全ての男性がそうだとは言えませんが、プライド高く、見栄や世間体をとても気にする人もいます。そういった男性は、振られたことで自分のプライドが傷つけられたように感じ、気まずさから「会いたくない」と誘いを断ることが多いでしょう。

しかし中には、「自分は振られたし未練もないけど、今度は友達としてやり直したい」と女性よりも先に言ってくれる男性もいます。普通、振られた方から「会いたい」とは言いにくいものですが、そんな中でも会いたいといってくれる男性がいれば、あなたにとってなんでも相談できる心強い友達になれるはず。もし周りにそんな人がいたら大切にしましょう。

会いたいけど素直になれない

実は会いたいけれど、ただ素直になれないという男性もいます。例えば、久しぶりに連絡が来て嬉しかったけど、会っても何を話せば良いかわからないから断ってしまった、という場合です。

もし明確な断りの理由がなく「また機会があれば」などと返事を濁されたら、しばらく経ってからもう一度連絡をしてみると良いでしょう。それでもまた同じような返事をされたら、残念ながら脈なしなので、あまり深追いしない方が得策です。

また、一度断られても、少し経って向こうから誘ってくるときもあります。そのときは快く応じると楽しく会うことができるでしょう。

男性が「この子と復縁は無理だ！」と感じてしまう元カノはどういう人なのでしょうか。二度と会いたくない元カノ認定されないためにも、敬遠されがちな元カノの特徴をしっかりと押さえておきましょう。

自己中な性格

自分勝手な性格で、彼氏のことを振り回してばかりいたという女性は要注意です。付き合っている間は許容できていたわがままも、別れるとただの嫌な思い出になってしまうことがあります。恋愛でもその他の人間関係でも、自己中心的な性格は周りの人を遠ざけてしまうので気をつけた方が良いでしょう。

悪口や不満ばかり口にする

彼氏には話しやすいからと、友達に言えない悪口や不満をついつい話してしまう気持ちもわかりますが、マイナスのことばかり言う女性は美しくありません。また、ネガティブな発言ばかりする人が身近にいると、空気が悪くなってしまいます。大変なことがあって、たまに不満や悪口を言ってしまうのは仕方がないことですが、いつも悪口ばかりを言わないように意識しましょう。

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから」という有名な言葉があります。これは一部を抜粋したものですが、要約すると、思考が運命を変えていくと解釈できます。思考は運命を変えるほどの影響力を持つものであるため、悪口や不満ばかりを言うのはもったいないですね。

男性に依存しがち

極度の寂しがり屋だったり、かまって欲しくて少し行きすぎた行為をしたりする女性は、男性に依存する傾向が強く、相手の行動を束縛したがるため、返信が遅れたり連絡が取れないとヒステリックになることもあります。

付き合い始めの頃は、少しくらい過剰な愛情表現をされても可愛いと思えるでしょう。しかし、そのうちに彼女の重い愛に疲れてきて、別れた後はもう二度と関わりたくないと感じる男性は多いです。

彼女が自分の愛情を試したり、心が満たされないと急に怒り出したりするため、なかなか別れを切り出せない男性がいるのも事実です。二人が納得して別れた場合でなければ、復縁は難しいでしょう。

男にだらしない

付き合っているときに浮気をしたり、男性関係にだらしなかった女性は、二度と会いたくない元カノの筆頭といえるでしょう。ひどい仕打ちをした方は忘れやすいですが、された方はしっかりと覚えています。

浮気は癖のようなもの。いくら「心を改めた」と言っても、態度で示さないことにはなかなか信じてもらえないでしょう。

元カノに「会いたい」といわれたとき、男性はどう思っているのか気になりますよね。ここではエピソードを交えて、男性の本音を探っていきます。

新しい彼女がいるので迷惑

「正直、僕には新しい彼女がいるので迷惑でした。彼女にこれ誰？と聞かれて説明するのが面倒くさかったので連絡しないで欲しかったです」（26歳/男性/会社員）

「僕が会いたいと言ったときには会いたくないと言われたのに、やっと未練を断ち切って彼女ができてからやっぱり会いたいと連絡が来ました。もちろん今は彼女がいるので会えないと断りましたが、恋愛ってタイミングが大事だなと思いました」（32歳/男性/銀行員）

新しい彼女がいるので仕方ない気もしますが、迷惑というのはなかなか辛辣ですね。自分が会いたいタイミングと元カレが会いたくないタイミングが重なってしまうのは切ないです。

どういうつもりかわからなくて戸惑う

「もう別れてしばらく経つのになぜ今さら？と思いました。やり直せるチャンスはいくらでもあったのに、ずっと連絡を無視されていたので僕は会いたくないです」（30歳/男性/会社員）

「純粋に意図がわからず怖いです。ちょっと可哀想な振り方をしてしまったので、もしかしたら復讐されるかもしれないと怯えています」（29歳/男性/飲食店経営）

ずっと連絡を取っていなかった元カノから連絡が来ると、身構えてしまうという意見もありました。久しぶりに連絡する場合は、なぜ連絡したのかを一言添えた方がスムーズに会話が進みそうですね。

実は自分も会いたい

「連絡が来たときに正直やった！って思いました。自分からはちょっと連絡しづらかったので。まだ未練があるのでチャンスですよね。会いたいって言われたらどこでも行っちゃいます」（22歳/男性/大学生）

「自分から連絡して会いたくないって言われたら落ち込むので、会いたいって言われて嬉しかったです。やり直すのは無理でも、仲良かった友達の頃に戻りたいです」（27歳/男性/会社員）

実は自分も会いたかったけれど言い出せずにいたので、連絡が来て嬉しかったという男性の意見です。会いたくないと拒絶されるのが怖くて自分からは言えないけれど、本当は付き合う前ような仲の良い関係に戻りたいという声も多くありました。

ここまで、元カノに会いたくないという男性の心理やその理由について見てきましたが、いかがでしたか。元カノに会いたくないという心理には、いろいろな事情や理由があることがわかりましたね。

元カレに会いたくないと言われると拒絶されたように感じてとてもショックですが、相手が会いたくないと言った理由を考えてみると、理解できる部分もあるかもしれません。

何か理由があって別れてしまったとしても、一度は好きになった相手ですから、特別な人であることは間違いありません。二人が納得できる形でお別れするのが理想ですが、相手への気持ちが大きければ大きいほど、元の友達に戻るのが難しいこともあります。会いたくないといわれたら無理に連絡を取ろうとせず、時間を空けてみるのも良いでしょう。

相手の気持ちを全て理解するのは困難ですが、失敗を恐れず次の恋愛に繋げて、いつかいい思い出だったと話せる日が来るといいですね。