元不倫相手が連絡してくる場合の対処法！別れたのに…今更なに？

ある日突然、元不倫相手から連絡が来たら、皆さんはどうしますか？おそらく大半の人は「いまさらなんだろう？」と疑問に感じたり、不安に思ったりするのではないでしょうか。

連絡してきた理由がわからないと、「また関係が再熱するかも」と期待や不安を感じ、その後の対応に悩んでしまうでしょう。対処法を間違えてしまえば、せっかく別れたのにまた不倫関係にハマってしまう恐れもあります。

そうならないために、今回は、別れた元不倫相手が再び連絡してくる心理や理由、対処法について解説していきます。元不倫相手から連絡が来て悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。また、元不倫相手が上司の場合の対処法についてもあわせて触れていきます。

まずは、元不倫相手から連絡が来たことがある人の体験談を紹介します。

元不倫相手から突然連絡が来たのはどんな理由で、どんなシチュエーションだったのでしょうか？また、どのように対応したのかも気になりますよね。

現在元不倫相手からの連絡に悩んでいる人は、体験談を見て、参考になりそうなポイントを探していきましょう。

たまに連絡がくるけど無視してる…

「2年前に終わった元不倫相手から今でもたまに連絡が来ます。多分あわよくばもう一度関係を…ってことなんでしょうけど、もう危ない橋は渡りたくないし、徹底的に無視しています」（28歳/女性/会社員）

元不倫相手ときっぱり別れたあとも、相手がまた関係を望んでいる場合は定期的に連絡が来るケースがあります。「たまに連絡しておけば、もしかしたらまた不倫関係に戻れるかも…」と淡い期待を抱いているのでしょう。

連絡は仕事上のやり取りのみ！

「上司と過去に不倫をしていました。幸い誰にもバレずに関係は終わったので、今後も怪しまれることのないように、仕事の連絡しかしない関係を貫いています」（34歳/女性/販売業）

すでに不倫が終わっていても、普段の何気ない会話から、お互いのプライベートについてよく知っている様子や、慣れた雰囲気が垣間見えてしまうと、周りから怪しまれる原因に繋がります。

元不倫相手と同じ職場で働いている場合、過去の不倫関係はなんとしてでも隠し通さなければなりません。そのためにも必要以上に関わらず、連絡は仕事上のやり取りのみに徹底したほうがお互い安心できるでしょう。

きっぱり終わらせたので連絡はこない

「自分たちは別れた時に『二度と連絡はしない』という約束をして終わったので、もう連絡が来ることはありません。念のため私は電話番号もアドレスも変更しましたし、もうやり取りすることはないと思います」（31歳/女性/美容師）

不倫関係を終わらせる際、二度と連絡しない等の約束を取り付けたり、連絡できないように番号変更などをしたりすれば、嫌でも連絡を取ることはできなくなりますよね。

完全に不倫相手と別れるのであれば、相手が仕事上の上司などではない限り、工夫を凝らして関係を断ち切ることも大切でしょう。

実は内緒でやり取りを続けてる…

「5年前に不倫していた前の会社の上司と、実は今でもやり取りが続いています。先日久々に連絡が来たのが嬉しくてそこから…。会うつもりはないですけど、久々にやり取りができて嬉しいと感じているので、雰囲気に飲まれてしまうかもしれません」（26歳/女性/クリエイター）

元不倫相手が前の会社の上司の場合、「職場の人間にバレにくい」という安心感も生まれるため、不倫への期待が高まってしまいます。また、転職によって上司と部下の関係も終わりを告げているので、「前よりも対等な関係で恋愛ができそう」という考えが生まれてしまうこともあるでしょう。

やり取りの流れや雰囲気次第では、あっという間に元の関係に戻ってしまいます。元不倫相手の上司にとっても、今は別の会社に勤めている元部下は非常に都合の良いポジションです。こっそり不倫関係を続けるには、最適の相手だと言えますね。

続いて、別れたのに連絡してくる元不倫相手の心理について解説していきます。

別れたのに、なぜ元不倫相手は再度連絡をしてくるのでしょうか？仮に特別な理由があるとしても、別れた元不倫相手と再びやり取りするというのは、非常にリスクのある行為ですよね。

リスクを負ってまで、なぜ元不倫相手は連絡をしてくるのでしょうか？早速その心理に注目してみましょう。

体目当て

最も多い心理が「体目当て」です。妻とのセックスに不満がある、不倫していた時のセックスが忘れられない、気軽に性欲を発散したいなどの心理を抱いて、元不倫相手が連絡をしてくるのはよくあることなのです。

もちろんこの心理で連絡してきた場合、「もう一度関係をやり直したい」「妻より好き」と思われている可能性は低いでしょう。単純に都合良く性欲を発散できる相手が欲しいだけです。不倫関係が完全に終わったとも思っておらず、「その気になればまたやり直せる」と思っている可能性も高いでしょう。

再び不倫関係になってしまえば「押せばセックスさせてくれる都合の良い女」として見られてしまいます。これまで以上に相手に振り回されることになるでしょう。

友人として付き合いたい

友人として付き合いたいからという理由で、連絡してくるケースもあります。友達として付き合いたいと思うほどに意気投合していたり、共通点があったりすると、相手と完全に縁を切ることをもったいないと感じてしまうのでしょう。

しかし、いくら理由が純粋なものだとしても、元不倫相手と再び仲良くするのはリスクのある行為ですよね。ふとしたことがきっかけで過去の関係がバレてしまう恐れがあるため、大半の人はどんな理由があっても再び仲良くしようとは思いません。

つまり「友達として付き合いたい」という理由で連絡してくる元不倫相手は、再び仲良くすることで生じるリスクのことはあまり考えていないのです。非常に楽観的に物事を考えていることが多く、ちょっとしたことがきっかけで再び不倫関係に戻る可能性もあります。

未練が残っている

未練があるから連絡してくる元不倫相手も珍しくありません。単なる不倫の関係に収まらず、真剣に恋をしてしまった、妻よりも好きになってしまった…という心理があると、不倫関係が終わったとしても簡単に気持ちは割り切れないものです。

忘れようと努力しても無理だった場合、楽しく幸せだった日々をもう一度取り戻すために、元不倫相手は連絡しようと考えてしまうのでしょう。不倫バレのリスクを警戒する気持ちよりも「早く愛する相手に会いたい」という欲求が強く、やや暴走状態にあると考えられます。

冷静さに欠けている状態で、「きっと向こうも自分と同じ気持ちだろう」と期待して連絡している人も少なくありません。対処法を間違えばズブズブの不倫関係が再熱したり、不倫バレや大きなトラブルの原因になったりします。

まだ自分は好かれていると思い込んでいる

「まだ俺のことを忘れられないでいるだろうし、たまには連絡してやろう」と考えて連絡してくるケースも、実は珍しくありません。特に自信家の男性や恋愛経験が少ない男性は、こういった思い込みをしやすい傾向にあります。

たとえ合意のもとにきっぱり別れたとしても、元不倫相手が思い込みしやすい性格の場合、「まだ自分のことが好きなはずだから」と勝手に決めつけて連絡してくるのです。返信内容や相手の女性の立場によっては「またヨリを戻してやろう」と考えている人もいるでしょう。

この心理の根本にあるのは、他ならぬ元不倫相手自身が持つ未練です。本当に相手を忘れられないのは自分自身であり、しかしそれを認めることができないから「きっとまだ好かれている」という幻想にしがみついているのです。

続いて注目していくのは、元不倫相手が連絡してくるタイミングです。

本当に単なる思いつきで連絡してくる元不倫相手もいるでしょう。しかしほとんどの場合、なんらかの出来事がきっかけで「また連絡してみよう」という気持ちになる人が大半なのです。

再び連絡してくることになったきっかけがわかれば、元不倫相手が何を考えているのかがもっと見えてくるでしょう。元不倫相手から連絡がきた人は、最近の自分の出来事と照らし合わせながら、ぜひ読んでみてくださいね。

自分が離婚したとき

自分が離婚したタイミングで「そうだ、元不倫相手に連絡しよう」と思いつく男性は、実は珍しくありません。離婚したことで自由を手に入れたため、「何をしてもお咎めなし」という開放感から、連絡しようという気持ちになってしまうのです。

これは体目当てや未練など、どの理由であってもあり得ることです。性欲を発散したいと思っていれば、手軽にセックスできそうな元不倫相手に連絡する人は少なくないでしょう。未練を持っているのならば、なおさら「これで本当に結ばれる」と信じて連絡してくるはずです。

離婚した後はリスクも何も怖くない状態であるため、これまで以上に勢いがついており、多少強引になってでも元不倫相手と再び関係を結ぼうとするのですね。

あなたに恋人ができたとき

あなたに恋人ができたことを知って連絡してくるケースもあります。すでに終わった関係でも、あなたに自分以外の特別な存在ができたことに嫉妬して、茶々をいれようという気持ちになってしまうのですね。

また、元不倫相手が思い込みが激しい性格の場合、「新しくできた彼氏より俺のほうが好かれているはずだ」と考えて、連絡してくるケースも珍しくありません。自分は彼氏よりも特別な存在のはずだと思い込み、それを確かめるために連絡してくるのです。

あなたに恋人ができたかどうか知る方法は、今の時代、数多くあります。SNSのアカウントを知られていれば、そこから恋人ができたことがあっさりバレるでしょう。元不倫相手が会社の上司ならば、職場で話していた内容を盗み聞きされて知られてしまうこともあるでしょう。

新しい不倫相手が見つからないとき

中には「単純に不倫が好き」という理由で、不倫を繰り返す男性もいます。誰かと不倫していないとつまらないから、手当り次第に不倫してしまうのですね。

元不倫相手がそのタイプの場合、連絡してきた理由は「新しい不倫相手が見つからないから」だと考えられます。不倫ができない日々に退屈しているタイミングで、過去に関係があった女性を「もう一度どう？」と誘おうとするのです。

「数撃ちゃ当たる」と思って女性に手当り次第に連絡している可能性も高く、たとえあなたに断られたとしても気にすることはないでしょう。あなた個人を求めているのではなく、不倫ができる都合の良い女性を求めていると言えます。

久々に再会したとき

久々に再会したタイミングで当時の思いが蘇り、懐かしくて連絡してくる元不倫相手もいます。たとえ綺麗に別れた後だとしても、久々に会うことで気持ちが緩み、つい連絡したいという気持ちになってしまうのですね。

このケースで注意したいのは、再び不倫に発展する可能性が高いという点です。久々に再会して懐かしさがこみ上げてくると、不倫に対する罪悪感は薄れてしまいます。

良い思い出ばかりが蘇り、「一度きりならまた楽しんで良いかも」という甘い誘惑にお互い乗りやすいのです。

もし元不倫相手から連絡が来たら、どう対処すればいいのか悩んでしまいますよね。たとえこちらにその気がなくても、下手に対処すれば不倫関係が再熱してしまうかもしれません。

「もう不倫はしたくない」と思うのならば、できるだけリスクが少ない方法で不倫相手から距離を取ることが大切です。

この項目では、元不倫相手から連絡が来た時の対処法について解説していきます。元不倫相手から連絡が来て困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

連絡を無視する

非常に簡単かつ効果的な方法が、連絡を無視するという方法です。どんな理由で連絡したのであれ、不倫相手はあなたからの返信を期待しています。たとえ期待通りの返信内容ではなくても、返信が来たというだけで「交渉の余地がある」と捉えてしまいます。

そのため、元不倫相手から連絡が来たら、徹底的に無視するのが一番効果的なのです。相手を期待させないようにし、交渉の余地を与えないようにすれば、元不倫相手からのアプローチを一切受けることなく、平穏な日々を過ごすことができるでしょう。

元不倫相手が上司の場合、「無視するわけにもいかない…」と悩むかもしれません。その場合は、プライベートな内容は無視して、仕事に関する内容にだけ返信すると割り切ってしまえばOKです。不倫に繋がりそうな話題は徹底的に無視して、相手に付け入る隙を与えないようにしましょう。

新しい彼氏ができたと伝える

「新しい彼氏ができた」と返信するのも対処法のひとつです。たいていの男性は、「新しい彼氏がいるなら、もう不倫関係には戻れないだろう」と思って引き下がるでしょう。元不倫相手があなたに恋をしている場合も、これを機に諦めてもらえるかもしれません。

ただし、元不倫相手が新しい彼氏に対抗心を燃やしてしまいそうな場合は注意が必要です。先ほど「元不倫相手が連絡してくるタイミング」でも触れましたが、中には、あなたに新しく彼氏ができたことをよく思わず、嫉妬して茶々をいれてくる人もいるのです。

元不倫相手の性格や普段の行動を思い出してみましょう。元不倫相手が感情的なタイプや暴力的なタイプの場合は、「新しい彼氏ができた」と言わないほうが良いかもしれません。もちろん元不倫相手のタイプによっては非常に効果的な対処法にもなるため、相手をよく見極めた上で、新しい彼氏ができたことを伝えるようにしましょう。

事務的に対応する

元不倫相手からの連絡をどうしても無視できない事情がある場合は、できるだけ事務的に対応するようにしましょう。敬語を貫き、プライベートやプライバシーに関することは言わず、とにかく事務的に対処していくのです。

たとえ相手に「冷たい」と言われたとしても、その姿勢を崩してはいけません。「もうあなたとの関係は終わった」「二度と馴れ合うつもりはない」という意思が伝わるように、他人行儀に接してください。

事務的に対応していれば、元不倫相手も「話しても無駄かも」と思い、諦めてくれるはずです。特に相手が職場の上司の場合は、なかなか無視することってできませんよね。その際は、仕事上のやり取りをするような雰囲気で、事務的に対応しましょう。

連絡先をブロックする

絶対に元不倫相手と連絡を取りたくないと考えている人は、連絡先をブロックしましょう。そしてその上で、自分の電話番号、メールアドレス、LINEやSNSのIDなどを変更し、徹底的に連絡できない状況を作り出すことを目指してみてください。

どんな理由であれ、元不倫相手からの連絡にはリスクが伴いますよね。たとえ事務的な内容でも、関係を怪しんでいる人がいれば「もしかして？」と疑われるきっかけになってしまいます。

もし相手が上司の場合は、仕事用の連絡先だけを教えて他はブロックしましょう。個人的な連絡先には連絡できないように対処して、仕事のみのやり取りができるように工夫してみてください。職場でもその上司とは必要以上に関わらないようにして、徹底的に「その気はない」という意思を見せつけましょう。

元不倫相手から連絡がきたら、「嬉しい」と感じてしまう人もいるのではないでしょうか？特に元不倫相手との思い出が良いものだったり、いまだに好意を抱いていたりすると、嬉しいと感じてしまうのは自然なことかもしれません。

しかし、すでに終わった関係とはいえ、元不倫相手と連絡を取り続けるのはリスクのある行為です。「もう怪しまれる関係ではないから」と油断していると、思わぬことがきっかけで過去の関係が周囲にバレてしまうかもしれません。

そうならないために、元不倫相手と連絡を取り続けるリスクについて知っておきましょう。

不倫関係が再燃する恐れがある

最も多いパターンと言っても過言ではないのが、不倫関係が再熱するというリスクでしょう。どんな理由で過去の関係が終わったとしても、久々に連絡を取り合うことで気が緩み、再び不倫関係になってしまうことは珍しいことではありません。

たとえお互い険悪な状態で別れたとしても、時間が経つと人は当時の感情は忘れてしまうものです。「あの時は大人気なかった」「冷静じゃなかった」と、当時の自分たちの振る舞いを都合良く反省して、再び元不倫相手とコミュニケーションを取ろうとする人は少なくありません。

いくら自分たちは終わったからと思っていても、未来がどうなるかはわかりません。不倫を完全にやめたいなら、「連絡を取り合っていたら関係が再熱するかも…」と注意しておくことが大切です。

新しい恋愛の邪魔になる

元不倫相手と連絡を取り合っていたら、新しい恋愛の邪魔になってしまうでしょう。新しく恋愛をしようと思っても、事あるごとに元不倫相手から連絡が来てしまえば、恋愛に集中できなくなってしまいますよね。人によっては、なんとなく三角関係に悩まされている気持ちになるかもしれません。

「もしかしたら元不倫相手だとバレるかもしれない」という不安までもが襲ってきて、新しい恋愛に集中できなくなってしまう恐れがあります。

元不倫相手はリスクをもたらし得る存在であり、新しい恋愛に暗い影を落とすことに繋がることが多いと言えるでしょう。

周囲に過去の不倫がバレやすくなる

今は疑われるような関係ではなくても、元不倫相手と仲良い様子を見せていれば「もしかしてあの二人、付き合ってたのかも…」と周囲から噂されてしまうかもしれません。特に周りに噂好きの人や鋭い人がいれば、あっという間に二人の間に漂うただならぬ関係に気づいてしまうでしょう。

一度関係を疑われると、他人の興味を引き続けてしまいます。「もしかしたら不倫関係なのかも」「今は友達でも過去になにかあったのかも」という憶測が生まれれば、「そういえばあの二人、この前も…」などと実際にあった出来事とどんどん紐付けされてしまいます。

結果的に過去の関係がバレてしまい、後悔するケースも珍しくありません。「今は終わった関係だから」「綺麗に別れたから」と二人の間では完結していても、周囲にとっては新鮮なネタであるため、油断するのは非常に危険でしょう。

大きな不安に襲われるようになる

元不倫相手とのやり取りが続けば、大きな不安に襲われることになるでしょう。すでに終わった関係でも、もう一度接点が生まれてしまえば「過去のことだから」と割り切るのは難しくなりますよね。

「なにかのはずみでバレてしまうかも」「関係を迫られたらどうしよう」「弱みを握られているかも」といった不安が常に付きまとうようになり、心身の調子を崩すことへと繋がりかねません。

「過去のことだから」と割り切れるのは、目の前に不安要素がないからこそなのです。目の前に元不倫相手が現れてしまえば、過去に関する不安と現在に関する不安が同時に押し寄せてきて、苦しい思いをするでしょう。

中には「元不倫相手のことが忘れられない」と未練を抱いている人もいでしょう。いけない関係だとわかっていても、元不倫相手のことを好きになってしまえば、そう簡単に未練を断ち切ることはできません。

しかし、いつまでも未練を抱えていては何も解決しないのも事実でしょう。元不倫相手からの誘いに再び乗ってしまえば、たしかに一時的に甘く幸せな時間に浸れるかもしれませんが、現実に戻るたびに辛い思いをするのは容易に想像できますよね。

では、どうすれば元不倫相手への未練を断ち切ることができるのでしょうか？未練を断ち切れず悩んでいる人は、これから解説していくことを参考にして、試してみてくださいね。

別れた時のことを思い出す

別れた時のことを思い出してみましょう。不倫相手との別れを決意した時、おそらくさまざまなことを考えたはずです。不倫バレのリスク、お互いの将来、不倫相手への不満や不安…そういったことを考えた上で、別れると決意したのではないでしょうか？

すでに別れた当時のことは過去の思い出となっているため、「あの時は大変だったな」と軽い思い出話のように感じられるかもしれません。しかし、軽い気持ちで再び元不倫相手と関係を結んでしまえば、また当時の辛い気持ちを味わう羽目になりますよね。

当時の覚悟を思い出して「もうあの時と同じ思いはしたくない」という気持ちになれば、元不倫相手のことは忘れたほうが良いという結論に至るはずです。過去の行動や決意を水の泡にしないためにも、気持ちが揺らぎそうな時はもう一度別れた時のことをよく思い出してみましょう。

元不倫相手に関係したものを処分する

元不倫相手に関係したものは全て処分しましょう。元不倫相手を思い出すものが身近にあるから、未練が残ったままなのかもしれません。

たとえば、プレゼントされたものや一緒に出掛けた時に購入したものは、別れた相手を思い出す定番のものですよね。また、元不倫相手の連絡先やメールやLINEの履歴なども、元不倫相手を思い出すものです。

もし元不倫相手との縁を完全に断ち切りたい、未練を捨て去りたいと思うのならば、必ずこれらのものを処分しましょう。捨てるのはもったいないものもあるかもしれませんが、それがきっかけで不倫関係が再熱して後悔するより、もったいなくても捨ててしまった方が何倍もマシです。元不倫相手を忘れられない人は、心を鬼にして思い出とも決別しましょう。

連絡先をブロック＆削除、番号やIDも変える

連絡先をブロックまたは削除し、携帯番号やメール、LINEのID等を変更するのも、元不倫相手を忘れることへと繋がります。特に自分に未練が残っている場合、手元に連絡先が残されていると「その気になればまた連絡できる」「いつかまた相手と繋がれるかもしれない」という期待がどうしても込み上げてきてしまうものです。

しかし、こういった期待は元不倫相手への未練が残る原因になってしまいますよね。また、番号やIDを変えないでいると、「もしかしたら連絡が来るかも」といった期待も抱いてしまうでしょう。これでは元不倫相手を忘れられないのも当然です。

元不倫相手を忘れたいと思うのならば、絶対に連絡できないようにしてしまいましょう。連絡先をブロックまたは削除し、番号やIDも変えてしまえば、いくら望んでも元不倫相手と連絡するのは難しくなります。最初は辛いかもしれませんが、本当の意味で終わらせるために試してみましょう。

新たな恋愛にチャレンジする

恋愛の傷は恋愛で癒やすのが効果的です。今は元不倫相手への未練に満ち溢れていても、素敵な出会いがあれば、自然と好意の対象は新たな人物へと移っていくものです。

最初は気が進まないかもしれませんが、不倫とは違い、堂々と楽しめる恋愛はきっとあなたに良い刺激を与えてくれることでしょう。隠れなくても良い、堂々と好きと言えてデートもできる…そんな自由な恋愛は、不倫で負った心の傷を癒やしてくれるはずです。

元不倫相手のことを自然に忘れ去れるように、新しい恋愛にチャレンジして、今度こそ素敵な未来を手に入れましょう。

最後に解説していくのは、元不倫相手と友人として付き合いたい場合の対処法です。

不倫の再開は望んでいないものの、元不倫相手とは友達として仲良くしていきたいと考えている人もいるでしょう。趣味が合う、共通の友人が多いなど、完全に切ることができない相手との接し方は、非常に悩むものですよね。

そんな時どのように相手と接していくのが正解なのでしょうか？不倫関係が終わったからといって、翌日からすぐに友達になれるわけではありません。何に気をつけて、どんな振る舞いをしていけばいいのか、知っておきましょう。

不倫関係をきっちり終わらせる

一番大切なのは、不倫関係をきっちり終わらせるということです。少しでもお互いに下心があれば、友達として付き合っていくのは不可能でしょう。「あわよくば」という期待が少なからず残っていると、きっかけさえあれば簡単に元の関係に戻ってしまいます。

そのため、友達になりたければ「もう二度と不倫はしない」と双方が決意して、完全に関係を終わらせることが大切です。お互い納得した上で友達に戻ることが必要不可欠であり、どちらかが中途半端な状態だったり、なあなあな雰囲気が流れたりするならば、友達に戻るのはやめたほうがいいでしょう。

これは上司と部下の関係に戻る場合も同じです。一切特別扱いはしない、親密に振る舞わない、一般的な上司部下の関係を目指す、とお互い了承した上で、不倫関係を終わらせましょう。

二人きりでは会わない

いくら友達に戻ったとしても、二人きりで会うのは絶対にやめましょう。二人きりで会ってしまえば、ふとしたことがきっかけで、再び不倫関係に戻ってしまう恐れがあります。

もしどうしても二人きりで会わなければならない理由がある場合は、できるだけ手短に済ませるよう心がけましょう。必要以上の会話はせず、適度に距離を開けて接することを心がけてみてください。

いくら終わった関係とは言え、元不倫関係というのはひどく脆い関係です。その場の雰囲気やノリであっという間に元通りになる恐れがあるため、お互い用心しておくことが重要でしょう。

プライベートに踏み込みすぎない

元不倫相手と友達に戻る場合、お互いプライベートに踏み込みすぎないように気をつけてください。普通の友達と接するときよりも踏み込みすぎないようにして、少し他人行儀な関係でいると安心できるでしょう。

中には、不倫関係は終わったのだから他の友達と同じように振る舞っていいはずだ、と思う人もいるかもしれません。しかし、いくらお互い割り切ったとしても、かつては特別な関係であった以上、他の友達と同列で語るのは難しいのが事実です。

他の友達と比べて気安くなりやすい、親密になりやすい、興味を持ちやすいというリスクがあるため、別れた元不倫相手と友達に戻る際は、プライベートに踏み込みすぎないよう気をつけましょう。

不倫関係が再熱しそうになったら潔く離れる

元不倫相手と友達に戻る上で絶対に覚悟しておきたいのが、不倫関係が再熱しそうになったら潔く離れるという点です。いくら綺麗に別れたとしても、かつては特別な関係だったのですから、どうしてもお互いを特別視してしまうでしょう。

そのため、いくらお互い意識して友達に戻ったところで、何かきっかけや気の緩みがあれば、あっという間に不倫関係に戻ってしまう可能性があります。もしそんな雰囲気を感じ取ったら、潔く相手から離れることを一番に考えてください。

また、自分や相手のどちらかに好意や下心が見えた場合も同様です。「友達関係ではいられない」「友達として見られない」と少しでも思ってしまったら、友達として関係を築くのは難しいでしょう。その場合も即座に相手と距離を置き、不倫関係に発展しないよう心がけてくださいね。