この人と一緒にいるとなんだか疲れる…
逆に、一緒にいて楽しくない人と過ごすと、なんだか疲れてしまいますし、時間がもったいない気がしてしまいます。あなたにとって「一緒にいて疲れる人」とは、どんな人でしょうか。一緒にいて疲れる人の特徴を探り、どういう付き合い方をすれば良いのか、一緒に考えていきましょう。
一緒にいても疲れない人の特徴も紹介しますので、それを参考に、対人関係をうまく切り抜けるようにしてください。
一緒にいると疲れる人の特徴《性格編》
あなたの周囲にこんな人はいませんか?ぜひチェックしてみてください。
自己中心的
あなたの周囲に、自分の思い通りにいかないと気が済まない人はいませんか。周囲が困っていても「巻き込まれたくない」と冷たくあしらっていたのに、自分が困ると「誰か助けて」と言ってきたり、しまいには「何で誰も助けてくれないの!」と怒りだしたりするのです。
遊びの誘いを断われようものなら、「せっかく誘ってるのに!」と切れしてしまうこともあり、大人としてほど良い付き合い方も分かっていません。自分がしたくないことは絶対しないけれど、自分が頼んでいるのに断るなんてあり得ない、と思っているのでしょう。
こんな人と一緒にいても疲れるだけですね。早めに今後の付き合い方について考えておいた方が良さそうです。
気分の上下が激しい
テンション高く笑っていたかと思えば、落ち込んでふさぎ込んでいたりと、情緒不安定なタイプも一緒にいて疲れる人の特徴だと言えるでしょう。気分の上下が激しすぎると、周囲はついて行けずに困惑してしまいます。一体どれが本当の姿なのか分からず、混乱して精神的に疲れてしまうのですね。
八つ当たりしたり、泣き出したり、怒りだしたりしたかと思えば、少し時間を置くと笑っていたり、饒舌にしゃべっていたりして、こちらはどう付き合って良いのか見当もつかず、途方にくれてしまうでしょう。
空気を読まない
こちらが誘いを遠回しに断っても、「じゃあいつなら行ける?」と質問攻めにする人っていませんか。「誕生日をお祝いしてあげる」と勝手に言い出し、「そんなことしてもらうのは悪いので」と断っても、「いいのいいの、遠慮しないで!」と言ってきたりします。
例えば、「産後は手伝ってあげるわね!」と姑が言い出し、「来てもらってもしてもらうこともないので大丈夫です」と嫁が遠回しに断っても、「遠慮しなくて良いのよ。行ってあげる」と強引に手伝いに来ようとする姑の話もよく聞きますね。
特に目上の人には気を使いますし、ハッキリものを言うことはできません。空気を読まない人とのやり取りは、疲れるだけなのです。
被害者ぶる
少し指摘されただけなのに、「私は嫌われている」「いじめられている」と悲観的に物事をとらえるタイプも、一緒にいて疲れる人だと言えるでしょう。「指摘されたところは直すよう努力しよう」「私のために言ってくれているのだろう」とポジティブな考えができない人には、あまりアドバイスなどはしない方が良さそうですね。
一緒にいると疲れる人の特徴《会話編》
一緒にいると疲れる人の会話での特徴にはどんなものがあるのでしょうか。周囲に当てはまる人がいるか、自分に当てはまらないか、確認しておきましょう。
ネガティブな発言が多い
あなたはネガティブ思考ですか?それともポジティブ思考ですか?会話をしていて楽しいと感じる相手は明るい人と暗い人のどちらか、一目瞭然です。「私いつもこうなんだよね…」「どうせ私なんて何やってもダメなんだし…」という話を聞かされても、こちらも困ってしまいますね。
落ち込んでいる時に話を聞いてあげるのは問題ありませんが、いつでもこの調子で会話することになると、一緒にいて疲れてしまうでしょう。「自分もネガティブな発言が多いな」と感じる人は、楽しい会話をするように心がけてみてください。
上から目線で発言する
上司や姑との会話って疲れますよね。目上の人だから、無意識に気を使って疲れてしまうのです。通常、対等に会話をすれば疲れることはないはずですが、一緒にいると疲れる人は上から目線で発言してきたりするので、楽しくないまま時間が経ってしまい、会話が終わると「ああ、疲れた…」となってしまうのですね。
子育ての話をしても、「あー、それはダメ。こうしないと」とか、連休中の話をしても「公園に行ったの?せっかく長期休暇なんだから海外旅行へ行けば良かったのに」など、頼んでもないアドバイスを言ってくるので、何だかモヤモヤしてしまうのです。
いつもこのような会話になるので、そのうち会うこともためらうようになってしまうでしょう。
自慢話が多い
たまに自慢話をされるくらいなら、素直に「ラッキーじゃん!」「良かったね」などと一緒に喜べるものですが、事あるごとに自慢されると、「バカにしてるの?」「見下していない?」という気持ちになってしまいませんか。
「うちの主人は高収入だから、私は働く気はないの」「どこに行っても口説かれるんだよねー」などの自慢話とともに、必ず聞かれるのが「で、あなたは?」という問いかけです。このタイプの人と一緒にいても、楽しいと感じることは永遠にないのかもしれません。
自分の興味のある話しかしない
自分の家族や親せきの話、自分の好きなアーティストの話、自分の仕事の話など、自分にしか分からない話題ばかりしている人っていますよね。会話のキャッチボールとして、自分のことをいろいろ話してくれる分には良いのですが、自分の興味のある話以外は一切しない人は、一緒にいて疲れるだけです。
こちらの話を一切聞かない人なのに、なぜこちらは一生懸命聞かなければいけないのだろうと思うと、会話していることそのものがバカらしくなってしまいます。そして最終的には「一緒にいて疲れる人だ」と思ってしまうのでしょう。
悪口や愚痴が多い
ネガティブなことを言われたり聞かされたりすると疲れてしまいませんか?悪口や愚痴は決して良いことなどではなく、充分にネガティブなものと言えます。そのため、悪口や愚痴をばかり聞かされてしまうと嫌になってしまうのです。
そして中には自分の愚痴などに賛同して欲しい人もいます。そうなると思ってもないことに対して頷かされたりする場合もあるのです。マイナスなことを強要されるのは良い気はしませんよね。
一緒にいると疲れる人の特徴《行動編》
協調性がない
集団生活をしていると、やはり「協調性」が大事になってきます。もちろん自分の意見をハッキリ言うことは大事ですが、周囲とともに連携を取ろうとしないようでは、トラブルに発展しても仕方がありません。
「その仕事、私に関係ないよね?」と言って協力しようとしなかったり、ランチの場所を決めようとしても「みんなそこが良いの?私はその店は嫌」などと言っては、自分が面倒だと思うこと、嫌だと思うことは絶対しないのです。
なかなか決め事も決まらないし、当てにならないので、他の人たちで解決しないといけません。いつもこの調子だと、最終的には「一緒にいたくない」「会話していてもつまらない」と思われてしまうでしょう。
かまってちゃん
社会人にもなれば、一人で行動することも出てくるでしょう。一人で食事したり、一人で習い事を始めたり、一人で買い物に行ったりすることもあります。
それなのに、いつまでたっても「一人で行動するのは寂しい」「一人だと恥ずかしい」と言っては、誰かかまってくれる人を探してしまうタイプの人は、たいてい周囲から「一緒にいて疲れる」と思われてしまっているでしょう。
電話やLINEの返事が少し遅れただけで「何で返事くれないの?」と言ったり、誰かと会う約束をすると「何で私も誘ってくれないの?」と言うので、だんだん面倒くさくなってしまうのです。かまってちゃんは嫌われる確率も高いので、自分一人で行動できるようになりたいですね。
対抗心を燃やしてくる
穏やかに生活したいのに、やたら対抗心を燃やしてくる人が周囲にいませんか。こちらが新しいバックを買えば自分も新調してくるし、彼氏ができたと知らせたら、必死になって合コンに行ってみたりするのです。
人生は勝ち負けだけで決まるわけではありません。人それぞれのペースがあり、人それぞれの人生があるのですから、誰かと戦うのは無駄なことだと言えるでしょう。これを分かっていないと「一緒にいて疲れる人」だと認定されてしまいますので、注意してください。
否定してくる
こちらが「最近、趣味を始めたんだ」と言うと「その趣味、やっててもあんまり意味ないよね」と返してきたり、「子供が絵で賞をもらった」と言うと「その賞、あんまり大したことないでしょ」と返してきたり、「このスキンケアが好き」と言うと「そこのスキンケア、効果ないらしいよ」と返してくる人と一緒にいて、あなたは楽しいと思いますか。
自分の感情をそのまま悪気なく言ってしまう人はたくさんいますが、大人であれば深く追求せずに聞き流すものです。悪い意見は、相手にとって迷惑でしかありません。否定ばかりするような人といても、間違いなく疲れると言えるでしょう。
優柔不断で決められない
日々何かしらに所属しながら生活をしているという人がほとんどです。仕事や学校もこれらに当てはまります。こうした時に求められるのは協調性、団結力といったものでしょう。周りに迷惑をかけない、同じスピードで物事をこなすことも重要です。
となると、何事も優柔不断でずっと決めあぐねている人に対して疲れてしまうのもうなずけます。自分はなるべくテンポ良く物事を進めているのに1人だけ長考していたらイライラしてしまうのも仕方ないでしょう。
一緒にいても疲れない人の特徴は?
聞き上手
会話はキャッチボールです。一方的に暴投されると疲れてしまいますが、うまくキャッチボールができると楽しいですね。自分のことを聞いてほしいのは分かりますが、どんなに興味のない話でも、相手の話を真剣に聞くようにしてください。
いつも真剣に話を聞いてあげると、相手もこちらの話に興味を持ってくれるはずです。「話す」「聞く」をバランスよく使い分けるようにして、会話を楽しめるようにしていきましょう。
プラス思考で明るい
ネガティブなことを言う人と一緒にいると、やはり疲れてしまいます。いつも暗い話をされても、聞いているこちらも気分が落ちてしまいますので、だんだんと会うことそのものが苦痛になってしまいかねません。
失敗や不遇を話すことは悪いことではありませんが、明るく話せるように心がけましょう。明るく話せなくても、引きずらないようにしてくださいね。いつも楽しく過ごしていれば、自然に笑顔も出てきますし、「この子といたら楽しいな」と思ってもらえるはずです。
会話を楽しめる、笑顔が素敵な女性を目指してくださいね。
協調性があって思いやりもある
人と人の付き合いは、思いやりで成り立っています。自分のことを思いやってくれる人には感謝し、いつまでも付き合いたいと思うものですが、自己中心的な人とは一緒にいたくないものですね。
仕事でもプライベートでも協調性を持って、思いやりの心を忘れないようにしましょう。そうすれば、おのずと「こんなネガティブなことを言っていたら相手は嫌な気持ちになるのではないか」「自分の話ばかりしていたら相手はつまらないのではないか」ということが分かってくるでしょう。
価値観が合う
豪快にお金を使う友人といると、自分の出費もかさみます。飲み会好きの友人と付き合おうとすると、好きでもない飲み会に参加しなくてはならない場合も出てくるでしょう。考え方が異なる人と付き合っていても、色々なストレスが重なり、気疲れしてしまうのは当然のことなのです。
人の価値観はそれぞれであり、どちらが正しいかどうかではありません。一緒にいて無理をしなくて済むように、価値観が合う人と一緒にいるようにしてください。同じ趣味がある、遊び方が似ている、金銭感覚が同じなど、一緒にいて楽しいと思える友人を探しましょう。
友人はたくさんいれば良いのではありません。たった一人でも気の合う友人がいれば、人生はとても楽しいものになるはずですね。
一緒にいると疲れる人との付き合い方《職場編》
必要事項のみの会話にとどめる
職場で苦手な人がいても、業務に差し支えがあるのなら無視するわけにはいきません。会話する際、できるだけ必要事項のみにとどめるようにしてください。どうしても聞かなければならないこと、どうしても伝えなければならないことだけにして、それ以外は一切話しかけないようにしましょう。
できるだけ距離を多めにとって、その距離を保つようにしてください。
職場の人付き合いは仕事だと割り切る
職場で同じ部署であれば、交流も増えますし、会話をしないわけにもいきません。飲み会もあるでしょうし、必要最低限の付き合いはどうしても避けられないのです。その場合は、職場の人付き合いも仕事の延長だと思って、割り切るようにしてください。
イライラするようなことを言われても、「友達じゃないのだから」「仕事のためだから」と理由をつけて、自分なりに納得できるようにしてください。そうすることで、気持ちが楽になってくるでしょう。
プライベートでは一切関わらない
一緒にいると疲れると感じる人から、プライベートのお誘いがあったらどうしますか。一緒にいると疲れる人だと思っている時点で、自分の心は相手を拒否している証拠です。プライベートは自分のために有意義に過ごすべきものですから、一緒にいると疲れると感じているのなら、うまく断るようにしましょう。
その場合は、「あなただけではなく、職場の人とはプライベートで関わらないようにしている」「家族がいるので、休日は会えません」など、差しさわりのない理由を言うようにして、トラブルにならないように注意しておきましょう。
おだてる
一緒にいると疲れる人は、自分のことを認めてほしい、自分のことを気にかけてほしいと思っていることがほとんどです。ここは、おだててスムーズに会話ができるようにしましょう。
自慢話をされたら「すごいですね」、ネガティブなことを言われたら「そんなことないですよー」と言って、話を徹底的に合わせるのです。適当に合わせていれば、相手は機嫌よく過ごしてくれるので、面倒なことにはなりません。疲れると言って悩むくらいなら、上手にかわせる方法を身につけてくださいね。
一緒にいると疲れる人との付き合い方《友達編》
二人きりで会わないようにする
一緒にいると疲れる人と二人きりで会うと、会話の相手を一人でしなければなりません。二人以上で会えば、他の人も一緒に会話してくれるため、少しは気がまぎれますね。一緒にいると疲れる人とは二人きりで会わないようにしましょう。
「私ってダメよね」と言われたら、「そんなことないよ、ねえ?」と言って周囲に同意を求めましょう。何人かいれば心強いですし、疲れることはありません。他の人を味方につけてくださいね。
会う回数を減らす
一緒にいると疲れる人なのですから、会う回数をできるだけ減らせるように努力して、自分の心理的負担を少しでも減らすようにしてください。一緒にいると疲れる人としょっちゅう会っていると、ストレスが溜まり続けてしまいます。半年に一回、一年に一回程度にしておけば、そんなに疲れることはないですよね。
お誘いがあっても、「ごめん、その日は先約があるの」「テニスサークルに入ってて練習が忙しいんだ」などと言って、少しずつ減らしてみましょう。適度な距離感ができて、その人と一緒にいても疲れなくなるはずです。
仕事が忙しいふりをする
プライベートの友達の中に一緒にいて疲れる人がいる場合は、仕事を利用してお誘いを断ってみましょう。「残業続きで疲れてるから」「土曜日も出勤なんだ、最悪でしょ」「今は仕事に集中するね」などと言っていれば、相手はそんなに怪しむことはないでしょう。
仕事内容は、プライベートの友達には見えません。嘘はあまりつきたくないかもしれませんが、円滑な人間関係を築くためには必要な時もあると思っておいてくださいね。
疲れると思うところをハッキリ指摘する
一緒にいて疲れる人だと思っている相手は、あなたにとってどのくらいの友達でしょうか。深い友達関係なのか、浅い友達関係なのか、よく考えてみてください。浅い友達関係であるなら、あまり深い話はしない方が良いかもしれませんが、深い友達関係を築いているなら、思い切って指摘してあげませんか。
大切な友達なのです。他の人にも一緒にいて疲れる人だと思われてしまっているのなら、やはり気づいてほしいのが本音ですね。「あまりネガティブなことを言うと、相手も困惑するよ」というように、心配しているということを伝えましょう。
あなたの親切を受けて、自分を改めようとしてくれるかもしれません。
人付き合いに疲れた時のストレス解消方法
しっかり休息する
人付き合いに疲れたら1人静かに過ごせる時間を作りましょう。無音の空間を堪能してみたり読書をしたり、音楽を聴く、散歩をするなどもおすすめです。
休日を自由に過ごせるなら好きなだけ睡眠を取るのも良いでしょう。普段誰かと一緒にいる時にできないことを自分1人で行うのが一番です。好きなことをするだけで良いので気軽にできる上、人付き合い以外にも効果が期待できます。
信頼している人に相談する
特定の人と一緒にいて疲れてしまったのであれば、反対に疲れない人と一緒に過ごすのも手です。また、その人が信頼できる人なのであれば相談するのもいいかもしれません。
どういう付き合いをしていくべきなのかなど具体的なアドバイスをくれる可能性があります。苦手な人と一緒にいなくて済むようにうまくカバーしてもらえる可能性もあるので、ためらわずに伝えてみましょう。ただ、特定の人の悪口の言い合いになどにならないように注意が必要です。
好きな物を食べる
おいしいものを食べるとテンションが上がったり楽しい気持ちになりますよね。人付き合いでイライラしてしまったら、思う存分自分の食べたいものを口にしてみましょう。
気の知れた人と食事にいくのも効果的です。また、お酒を楽しめるのであれば居酒屋やバーなどに行くと、雰囲気も良く楽しく食事を楽しめるでしょう。アルコールによりストレス緩和も期待できます。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!