女同士の喧嘩はこの世で一番怖い…!
「陰湿」「怖い」「ドロドロ」などといったイメージの強い「女同士の喧嘩」ですが、実際に女性たちの声を調べてみると「その通り」と賛同する声は多く挙がりました。この記事では、そんな「女同士の喧嘩」について詳しく掘り下げてご紹介しています。
「今まさに、女同士の喧嘩に巻き込まれている」という人、「身近で女同士の喧嘩があるけど関わらないようにしたい」という人などはぜひ参考にしてみてください。
女同士の喧嘩あるある
仲良しの2人かと思いきや…
「さっきまですごく仲良さそうに話してたのに、そのあと私にその子の愚痴を言ってきて戦慄した」(19歳/女性/学生)「SNSに2人の仲良しな写真をたくさんアップしてたから『仲良いんだね』って聞いたら『裏ではお互い悪口言ってるよ』って…全然わからん」(20歳/女性/学生)など、女性は「喧嘩をしていても周囲からは仲良しだと思われている」ということが多いようです。
人付き合いの上手い女性だからこそ、周囲にはわからないように喧嘩をしているのかもしれません。しかし、女性があまりにも巧妙に喧嘩を隠すことができるために「女同士の喧嘩は怖い」というイメージに繋がっている可能性は高いです。
ひたすら無視し続ける
「女同士の喧嘩はとにかく無視。ずっと口をきかない。相手から謝ってくるまでずっと無視し続ける」(40歳/女性/主婦)「距離の取り方がよくわからないから、とりあえずずっと無視し続ける」(24歳/女性/会社員)など、女同士の喧嘩は「言い争い」や「殴り合い」などの直接的な攻撃よりも「無視をする」ことが多いようです。
無視をされることは、直接何かを言われることよりもダメージが大きいと感じる人が多いんだとか。「無視される」=「自分は関心を持たれていない」「存在しないものとして扱われている」というイメージが、大きく傷ついてしまう原因になっているのかもしれません。
まわりを巻き込む
「自分1人じゃ太刀打ちできないってわかってるから、まわりを巻き込んでどんどん味方を増やしてる」(28歳/女性/会社員)「友達とか先生とかに喋りまくって、自分の味方になってくれる人とか自分に同情してくれる人を探してる子がいてドン引き」(18歳/女性/大学生)など、女同士の喧嘩は「1対1」ではなく「1対複数」あるいは「複数対複数」であることが多いようです。
ささいなことから始まった喧嘩が大ごとになってしまうのも、まわりを巻き込んでしまう女性が多いからかもしれませんね。「喧嘩が喧嘩を呼ぶ」という形になってしまい、思わぬところで喧嘩がこじれたり、複雑なものになってしまう可能性もあります。
終わったことを掘り返す
「それ、もう終わったことだよね?って話題を出して喧嘩で勝てる材料を増やしていくのが陰湿」(21歳/女性/会社員)「喧嘩とは全然関係ない話を引っ張り出してきて、『あの時もこうだったよね!?ああだったよね!?』って責めてくる」(33歳/女性/主婦)など、すでに解決したことや終わったことを掘り返して喧嘩の材料にする女性は多いようです。
喧嘩と関係のないことを掘り返してしまうことが、女同士の喧嘩の「ドロドロ」に繋がっているのかもしれません。喧嘩が長引いてしまう原因にもなりそうですね。
被害者アピールがすごい
「自分からふっかけた喧嘩なのに、被害者ヅラして周囲の同情をひいてくる女が多い。周りはドン引きなのに気づいてない」(30歳/男性/会社員)「自分は悪くないって顔してる。私はかわいそうだよね?ってアピールがすごい」(27歳/女性/会社員)など、喧嘩の「被害者」であることをアピールする女性は多いようです。
女同士の喧嘩の場合、喧嘩をしている当人たちの両方が被害者アピールをしていることもしばしば。なお、被害者アピールをする女性の多くは「自分の要求を通したい」「注目されたい」「自分のミスを隠したい」といった心理状態なのだそうです。
SNSで喧嘩
「面と向かって言い合えないからツイッターとかラインで喧嘩。延々と続いた後は既読無視…翌日会っても無視…」(18歳/女性/学生)「女はSNSで言い合いしてるのをよく見る。しかもすごい汚い言葉で。色んな人が見てるのに…」(30歳/男性/会社員)など、女同士の喧嘩はSNS上でも行われているようです。
思わせぶりな投稿をしたり、誰のことかわからないように愚痴を吐いたりできるのがSNS。SNSには自慢げな写真や、他人がうらやむような投稿をする女性も多く見られます。そんなSNSの特徴が女同士の喧嘩に繋がっているのかもしれません。
恐怖!「女同士の喧嘩」エピソード
つかみ合いの大乱闘
「高校生の頃彼氏をとった子、とられた子同士でつかみ合い殴り合いの大乱闘を見たことがある。お互い顔ばっかり殴ってたのも怖かったし、しまいにはエスカレートして教室のガラスを割っていた…腕が血だらけで怖かった」(35歳/男性/会社員)など、女同士であっても「殴り合い」「つかみ合い」といった暴力的な喧嘩があるようです。
「顔だけをねらって殴っていた」というのも恐怖ですね。男性が絡むと「つい周りが見えなくなってしまう」という女性は多いですが、多くの人が見ている中でも大乱闘にまで発展してしまうことがあるようです。
まわりを巻き込み大ごとに
「むかし学級のリーダー格の子に嫌われてる子がいて、リーダーの子は部活仲間や学級の仲良しグループを使って嫌がらせしまくってた」(26歳/女性/会社員)「自分が原因の喧嘩で不利になったと思ったら、『死ぬ』『リストカットする』みたいなメッセージをグループラインに送ってきて大騒ぎになった」(20歳/女性/学生)など、周囲の人を巻き込み大ごとになった…というエピソードが多く挙がりました。
周囲に同意を求めるように陰口を発する女性は多いですが、そこで同意してしまうと女性は「この人は味方になってくれた」と勘違いしてしまいます。「知らないうちに巻き込まれていた」なんてことは是が非でも避けたいですね。
水面下で男性を取り合い
「1人の男性を取り合ってる子同士らのやりとりがえげつない。ライバルの女の悪口を男性に言って女の価値を下げようとしいた」(29歳/女性/会社員)「つねにライバル女子のSNSを意識してて、男性とデートに行ったとか何喋ったとか逐一投稿。ライバル女子も負けじと同じようにSNS投稿してたら男性が疲れちゃって会社辞めてった…」(38歳/男性/会社員)など、「男性が絡んだ女同士の喧嘩は怖い!」といった声も挙がりました。
男性をめぐる女同士の争いは、時にその男性に迷惑を掛けしまうことにもなります。本当に男性のことが好きなのであれば、男性には迷惑をかけないようにしたいですね。
SNSでのトラブル
「ママ友同士の『裏ライングループ』なるものに招待されて、プライベートな話ができるのかな?と思ったらグループにいないママ友の愚痴の宝庫だった」(37歳/女性/主婦)「ツイッターの別アカウントを作って嫌いな友達の悪口を投稿しまくってる女がいる。悪口を書かれた子は精神的に病んでしまった」(20歳/女性/学生)など、恐怖のエピソードはSNS上でもあるようです。
SNSでは顔が見えない分、気がつかないうちにエスカレートしてしまっている場合が多いようですね。「SNSでの愚痴はやめたいけどやめられない」「つい見てしまう」といった女性も多く見られました。
女同士の喧嘩で「もめる原因」トップ3はこれ!
第3位:陰口を言われた
女同士の喧嘩で「もめる原因」第3位は「陰口を言われた」ことです。本来、陰口は「当人のいないところで言う悪口」ですが、何らかの理由によって陰口が本人にバレてしまったときにもめてしまうことが多いようです。
陰口を言われたことを知った女性の多くは、その場で相手に「なぜ陰口を言ったの?」と言及することはほとんどありません。そのため、お互いに個人だけで不信感を募らせてしまい、大きな喧嘩に発展してしまうというケースが多く見られました。
第2位:ささいな口喧嘩
女同士の喧嘩で「もめる原因」第2位は「ささいな口喧嘩」です。なにか特別な理由やきっかけがあったわけではなく、その場の雰囲気や小さな勘違いなどから大きな喧嘩に発展することが多いようですね。その内容は「約束をドタキャンした」「外見で気にしていることを言われた」「自慢をされた」など多岐にわたります。
ささいな口喧嘩は最も仲直りのしやすいパターンでもあります。しかし、プライドが高い人や負けず嫌いの人の場合は、「意地を張ってしまってなかなか解決できない…」というケースもあるようです。
第1位:男性をめぐる争い
女同士の喧嘩で「もめる原因」第1位は「男性をめぐる争い」です。それまで仲良くしていた女性同士でも、男性が絡んだとたんに険悪ムードになったり、仲たがいしてしまうことが多いようです。
さらに、喧嘩には発展しなくとも「男性が絡んだだけで嫌な性格になる」という女性は少なくないようです。「彼氏と無理に会わせようとする」「デートで遊びをドタキャン」「ずっと彼氏とラインしてる」など、「絶対に彼氏を優先!」という態度をとっている女性は気を付けたほうが良さそうですね。
女同士の喧嘩はなぜドロドロなの?
仲間意識が強いから
「グループでおそろいのグッズをつけたがる」「トイレに行くときも集団行動をする」「仲間外れになっていないか常に気にしている」など、女性は男性に比べて仲間意識が強いと考えられています。そのため、喧嘩のために他人を巻き込んだり、集団で行動を起こそうとしたりすることが多いようです。
喧嘩の当人たちとは関係のない場所でさらに喧嘩が発生してしまうのは、この「仲間意識の強さ」によるものであると考えられます。
妬み嫉みが絡みやすいから
嫉妬を前向きなエネルギーに変えて努力する人は少なくありません。しかし、女性の多くは嫉妬をポジティブに捉えることができず、相手に対する負の感情として嫉妬を増幅させてしまうようです。「悔しい」「うらやましい」「ずるい」といった感情を自分ではなく相手にぶつけてしまうことによって、ドロドロとした喧嘩に発展してしまうのかもしれません。
感情的になりやすいから
女性は感情的になりやすい生き物だと考えられています。そのため、喧嘩の原因や解決方法について冷静に考えるよりも「相手に傷つけられた」「悲しい想いをした」「私は怒っている」という気持ちが先行してしまうことが多いようです。さらに、感情的になってしまうと「喧嘩と関係のないこと」「もう終わったこと」まで持ち出して相手を責めてしまう原因にも。
細かいことによく気がつくから
女性は、男性に比べて「細かいことに良く気がつく」「小さいことにまで気がまわる」という特徴を持っています。そのため、喧嘩相手の女性についても小さなことで「ここ嫌だな」「ここも不快だな」と感じてしまうことが多いようです。小さなことをネチネチと責められてしまうことが、ドロドロとした喧嘩に繋がっているのかもしれません。
女同士の喧嘩を解決するためには?
日を改めてお互い冷静に
喧嘩をしてしまった直後はお互い感情的になりやすく、冷静な判断や議論がしにくい状態です。そのため、建設的に喧嘩を解決するためには「日を改めてから解決の場を設ける」ことが大切です。
日を改めることでお互いに頭を冷やすことができ、相手に対する怒りや悲しみの感情を抑えることができます。さらに、1人で考える時間を作ることができるため、喧嘩の原因や解決策についてより冷静に考えることができるでしょう。
上から目線で余裕を持つ
喧嘩を解決するために、時には「上から目線」で相手を見ることも大切です。上から目線で相手を見ることによって、自分は余裕を持つことができます。さらに、余裕を持つことで相手に対して寛容な気持ちで接することができるようになります。
ただし、「上から目線」であることがわかるような態度をとってしまうことは逆効果。あくまでも上から目線は自分の心の中にだけとどめて、相手にはバレないように心がけましょう。
相手との違いを受け入れようとする
喧嘩をしてしまった時に、自分の主張ばかりを押し通そうとするのはNGです。「自分と相手とが異なる考え方をしてしまうことは当然」ということを意識しましょう。さらに、「異なる考え方」を拒絶するのではなく、受け入ようと努力することが大切です。
ただし、「相手との違い」を受け入れた上で、「自分の考え方のほうが優れている」などと思い込んではいけません。相手よりも優位に立とうとする姿勢は、相手に伝わるものです。必ず、相手と自分は対等であるということを意識してくださいね。
悪いと思ったら素直に謝る
喧嘩の原因が明らかに自分にある場合は、素直に謝ることが解決へのいちばんの近道です。素直に謝ることで、相手は「誠意」を感じることができます。さらに、よほど意地悪な人でない限りは「これ以上喧嘩するのはやめよう」と考えてくれるはず。
謝る時のポイントは、とにかく「素直」になることです。言い訳や相手を責めるようなことは言ってはいけません。「この人は自分を保身しようとしているな」と思われない、素直な謝罪を心がけることが重要です。
思い切って縁を切る
「喧嘩の解決方法」とは少し異なりますが、「喧嘩を解決できそうにない!」と感じた場合は縁を切ることも視野に入れてみてください。喧嘩の原因がどうしても許すことのできないことだった場合や、今後友人として付き合い続けていくメリットがないと感じた場合などはやむを得ないこともあるでしょう。
本当に付き合い続けていきたいと考えている人以外とは、無理に仲直りをする必要はありません。今一度、人間関係を見直してみても良いかもしれませんね。
女同士の喧嘩を仲裁するには?
どちらかの味方になるのはご法度!
女同士の喧嘩を仲裁するときに最もやってはいけないことが「どちらかの味方になること」です。どちらかの味方になってしまうと、味方をされなかった人は気分を害し、ますます喧嘩を発展させる原因となってしまう可能性があります。さらに、味方をされた人が調子に乗ってしまう可能性もあるでしょう。
たとえ「あなたはどちらの味方なの?」とせまられても、決して味方になるほうを決めてはいけません。あくまでも中立の立場をつらぬきながら仲裁をすることが重要です。
吐き出せるだけ吐き出させる
女同士の喧嘩の仲裁において大切なことは、「本音を言わせる」ことです。喧嘩の原因が嫉妬などの感情にあった場合、「本音は恥ずかしくて言いづらい…」と感じて本音を言い出せない女性は多くいます。そのため、喧嘩をしている女同士で吐き出したいことをすべて吐き出させるように促してあげましょう。当人たちだけでは気がつかなかったことに気がつき、喧嘩の本当の原因を探ることができます。
「お互いに言いたいことを吐き出し合っていたら、仲裁の必要もなく勝手に仲直りした」という例も。まずは、お互いが本音を言えるような場を作っていくことが重要です。
喧嘩の原因ではなく未来を考えさせる
女同士の喧嘩の仲裁において、「どちらが悪かったのか」を追求してはいけません。たとえ明らかに悪い方がわかっていたとしても、「あなたが悪いから謝罪しなさい、それで終わりです」では険悪なムードは消えませんよね。「悪くない」と言われたほうは「私は悪くないんだ、じゃあ何も反省する必要はない」と考えてしまいます。これでは、また同じような原因で喧嘩が発生してしまう可能性が高くなります。
そこで、喧嘩の原因ではなく「喧嘩をしないようにするためにこれからどうするか」を考えさせましょう。今後の喧嘩予防になるだけでなく、お互いを前向きな気持ちにさせる効果があります。
女同士から信頼されている人が仲裁に入る
喧嘩の仲裁をするべき「人」も非常に重要です。たとえば、職場で女同士の喧嘩が起きたときに「あなたよりも仕事ができず、職場についてなにも知らない新人」と「仕事ができる、誰からも信頼されている職場の上司」のどちらが仲裁に入ってほしいですか?きっと後者ですよね。誰もがなんとも思っていない人から助言をされるよりも、信頼している人からの助言のほうを聞き入れたいと考えるでしょう。
女同士の喧嘩が発生しているからといって、自分が安易に仲裁に入ってはいけません。女同士の関係性や周りの環境などを考慮し、適切な人物に喧嘩の仲裁をお願いすることも必要です。
女同士の喧嘩は怖い!でも、解決はできる
喧嘩のあと仲直りをすれば、きっと以前よりも絆の深い人間関係を築くことができるはず。「女同士だから無理…」と思わずに、良い人間関係を築くことができるような方法を見つけて実行していきましょう。
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