女友達に恋愛相談…気をつけるべきことは?
恋愛で行き詰まってアドバイスがほしくなったり、悩みを誰かに聞いてもらいたくなったら、家族や男友達ではなく、身近な女友達に相談する女性は多いのではないでしょうか。しかし、女性が女友達に恋愛相談をする時には、いくつか注意したい点があるのです。
今回は、女性が女友達に恋愛相談をする時に、気をつけるべきことをご紹介していきます。恋の悩みを抱えている女性のみなさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
女友達に恋愛相談することのメリット
まずは、女友達に恋愛相談をすることで得られるメリットを考えてみましょう。
親身になってもらえる
女友達とは年齢が近かったり、生活スタイルや価値観が似ていることが多いでしょう。しかも女同士で共感できることも多いため、女友達へ恋愛相談すると、男友達や家族に比べて親身になってもらえる可能性が高い、というメリットがあります。
親身になって悩みを聞いてもらえると、気持ちが落ち着いて嬉しくなりますよね。真剣に耳を傾けてくれる相手には、心から安心して相談ができるはずです。
自分の気持ちを話しやすい
気心の知れた女友達であれば、身構えずに気楽に自分の気持ちを話しやすいというメリットもあります。男友達が相手の場合、あまり深い話をすると「俺に気がある…?」などと勘違いされてしまう可能性がありますが、女同士ならばそんな心配もありません。
同性ならではの共感も手伝って、男友達が相手では言いにくい本音も思わず出てしまうのではないでしょうか。
性的な話をしやすい
恋愛の悩みを相談しているうちに、性的な話題に繋がることもありますよね。彼氏とのセックスの話や自分の身体の悩みなどは、男友達や家族には言いにくいものですが、女友達ならば比較的話しやすいでしょう。
「こんなことを悩むのは、もしかして自分だけかも…」と悶々としていたとしても、女友達に一言「わかるよー」と言ってもらえると、気持ちが楽になるはずです。
愚痴を言いやすい
女性が恋愛相談をする場合、真剣にアドバイスを求めているケースもありますが、単純に愚痴を聞いてもらいたいだけのケースもよくあります。
男性はなんとか問題を解決しようとする傾向があるので、女性が男友達に相談すると、思うように話を聞いてもらえなくて、かえってモヤモヤしてしまうこともあるでしょう。
その点、女友達は「話を聞いて、ただ共感してほしい」という女性の気持ちを汲み取って対応してくれる場合が多いので、相談する側は愚痴を吐き出してスッキリできる可能性が高いでしょう。
女友達に恋愛相談することのデメリット
次は、女友達に恋愛相談をすることのデメリットを見ていきましょう。
不幸話が好きな女性もいる
女性の心理は複雑で、仲の良い友達だからこそ嫉妬したり、マウンティングをしたがる人もいるものです。
中には自分の方が幸せであることを実感したかったり、「友達から恋愛相談される頼れる人」を演じたいがために、他人の不幸話を聞くのを好む女性もいます。
女友達がそのようなタイプの場合、親身になっているように見せかけて、あなたの恋愛を破綻させようとする可能性がないとは言えません。女友達が嫉妬深い性格だったり、女友達から彼との関係をしつこく詮索されたりする場合は、要注意です。
別れを望まれている可能性も…
女友達がどのような心理であなたの恋愛の悩みを聞いているか、想像したことがありますか?
あなたの恋愛を心から応援してくれているように見えて、実は同じ男性に想いを寄せているということも考えられます。そのような場合は、あなたと彼の別れを望んでいる可能性もありますよね。
女友達に彼氏がいなかったり、恋愛がうまくいっていない様子の時は、もしかしたらあなたの彼氏を狙っているかもしれません。一方的に彼のことを悪く言われて、「そんな男とは別れた方がいい」などとアドバイスされる場合は、注意した方が良いでしょう。
男性の気持ちがわからない
女友達が相手だと相談がしやすいというメリットがありますが、友達も女性なので、男性の気持ちはわからないというデメリットがあります。女同士で気持ちの共感はできても、彼氏の心理は理解できないままになってしまいます。
愚痴を聞いてもらいたいだけならば良いのですが、彼氏の気持ちを知りたいと思っている場合は、男性の意見も聞いた方が参考になるでしょう。男性の心理を知りたいならば、男友達に相談してみるのがおすすめです。
気を使って本音を言ってもらえないこともある
相談する女友達によっては、気を使って本音を言わないことも考えられます。本心では明らかに脈がなさそうだと思っいても、「きっと大丈夫だよ」と希望を持たせるようなことを言ってしまうのです。
このような女友達の発言は、あなたを傷付けたくないという優しさから出るものですが、客観的な視点からのアドバイスが聞き出せないというデメリットになってしまうでしょう。
多少傷付いてもいいから、本音でズバッと言ってもらいたいと思うのならば、親しい女友達ではなく、男友達や、顔の見えないネット上の誰かに意見をもらうのもひとつの手です。
女友達に恋愛相談する時の注意点
それでは、女友達に恋愛相談する時の注意点をご紹介します。これから女友達に恋愛相談をしたいと思っている人は、チェックしてみてくださいね。
相談する相手を見極める
女友達に恋愛相談をする時は、相談する相手を見極めることが大切です。知り合ってまだ日の浅い友人や、バイト先の同僚など、内面を深く知らない相手に相談するのはやめたほうがいいでしょう。
昔からよく知っている親友であれば信頼度は高いはずですが、それでも相手の状況をよく見てから相談する方が良いでしょう。女友達が失恋直後だったり、彼氏とうまくいっていない状況だと、他人の恋愛相談どころではないかもしれません。
場合によっては、友情にヒビが入ってしまうことも考えられます。
結論は自分で出す
女友達に限らず、他人に恋愛相談をする場合は、どんなに悩んだとしても、結論は自分で出しましょう。アドバイスや体験談を聞いて参考にするのは良いですが、最終的な結論は自分で出さなくてはならないということを忘れないでください。
女友達に恋愛相談をして、最後の判断まで委ねてしまうと、うまくいかなかった時にその友達を恨むことになってしまいます。自分の恋愛なのですから、女友達の意見はあくまでも参考であって、最終的にどうするかは自分で決めましょう。
嫉妬される可能性も考える
人間は嫉妬する生き物です。どんなに仲の良い友達でも、心のどこかで相手をうらやましいと思ったり、くやしいと思うことはあるでしょう。嫉妬してしまうのは、相手が自分と近い存在だからこそです。
女友達に恋愛相談をする時には、自慢話にならないように注意しましょう。仲の良い友達であれば、あなたの幸せを喜んでくれるはずですが、あまりのろけすぎるとゲンナリされてしまうかもしれません。
特に、女友達の恋愛がうまくいっていなくて心理的に不安定な場合は、嫉妬されてしまう可能性が高いでしょう。
プライベートなことを話しすぎない
女友達に恋愛相談をすると、気兼ねなく何でも話しやすいというメリットがありますが、調子に乗って話しすぎてしまうことも考えられます。彼氏の身体のことなど、あまり他人に知られたくないようなプライベートなことまで赤裸々に話さないように注意しましょう。
もしも恋人しか知らないようなことを他人が知っていたら、あなたも嫌な気持ちになるはずです。何かのきっかけでそれが噂になって広まってしまったり、本人にバレてしまったら、あなたの信用は地に落ちてしまうことでしょう。
頼りすぎない
恋愛相談をする時には、女友達に頼りすぎないことも心掛けるべきです。自分の恋愛に友達を巻き込んで悩ませてしまうと、相手に負担をかけてしまいます。
特に、恋愛相談をする時間帯や頻度には気を付けたいところです。毎晩長電話をしたり、何度もLINEを送ったりする行為は、相手の迷惑になってしまうので避けた方が良いでしょう。恋愛に熱中するあまり周りが見えなくなってしまい、気が付いたら友達が離れていってしまった…なんてことにもなりかねません。
【おまけ】女友達の恋愛相談に疲れた時の対処法
仲の良い女友達からの恋愛相談には真摯に対応したいものですが、あまりに頻度が高かったり、こちらの状況を考えていないような相談の仕方をされると、心理的に疲れてしまいますよね。
それでは、女友達からの恋愛相談に疲れた時の対処法をご紹介していきます。
軽く聞き流す
女友達からの恋愛相談には、親身になって対応してあげたいところですが、悩みを共有して一緒に考えるというのは、時間や気力を消費するものです。
あまりにも頻繁に相談されたり、長時間拘束されたりする場合は、女友達の話を軽く聞き流してみても良いのではないでしょうか。
女友達の悩みを全て真剣に聞いていると、自分までネガティブな気持ちになってしまいます。女友達も、問題を解決したいというより、愚痴を吐き出したいだけかもしれません。一緒になって悩まなくても、軽く相槌を打ちながら一緒にいてあげるだけで、相手は満足してくれるはずです。
女友達と距離を置く
度重なる女友達からの恋愛相談に疲れてしまった場合は、女友達と距離を置くというのも一案です。女友達からの電話に出る回数を減らしたり、一緒に食事に行く回数を減らすなどして、相談されるタイミングを回避してみましょう。
女友達も、あなたが毎回話を聞いてくれるので、頻繁に頼っているのだと考えられます。付き合ってあげる優しさは素敵ですが、こちらの私生活に影響が出るほど相談されると、負担が大きいですよね。そもそも女友達自身の問題なのですから、無理をしてまで背負う必要はありません。
忙しいことをアピールする
何度も恋愛相談をしてくる女友達は、自分の恋愛のことで頭がいっぱいになってしまっている状態です。あなたが毎回律儀に相談に対応していると、女友達はいつでも話に付き合ってもらえるのが当たり前のような感覚になってしまうかもしれません。
あなたにはあなたの生活があるので、仕事や家の事情などで忙しいことをアピールして、相談を断っても良いでしょう。
断るのは気が引けると思うなら、「今週は忙しいから、来週の〇曜日にゆっくり話を聞くよ」と予定を提案してみてはいかがでしょうか。相手のペースに引き込まれないよう、自分のペースで対応するだけでも負担は軽減するはずです。
他の友達にも協力してもらう
恋愛相談をしてくる女友達とあなたに共通の友達がいれば、その友達に協力してもらうのも良いでしょう。相談相手があなただけではなく、もう一人加わることで、心理的な負担が軽減する上に話の幅も広がります。
可能であれば、男友達に協力してもらうのがベストです。その場に男友達がいることで、男性目線でのアドバイスができるというメリットがありますし、女友達がダラダラと愚痴を言うことへの抑止力が期待できるでしょう。
突き放すことも考える
女友達からの恋愛相談に区切りをつけるために、最後は突き放すことも考えましょう。一見冷たいようにも思えますが、いつまでもズルズルと相談に乗るより、相手が自立するように促した方が、本人のためになることも考えられます。
ある程度相談に乗ってあげたら、「ここから先はあなたが自分で考えて」と本人の意思に任せましょう。困った時に他人に頼ることはあっても、自分の人生はやはり自分で切り拓いかなくてはなりません。突き放すことで、女友達も試練を乗り越え、成長するきっかけになるはずです。
節度を守って恋愛相談をしよう
恋愛相談をする時には相手を見極め、アドバイスはあくまでも参考にするだけにして、相手に頼りすぎないようにし、最後は自分で考えることが大切です。せっかく恋愛相談ができるような信頼できる相手がいるのですから、相手に負担をかけないように、節度を守って恋愛相談をしたいですね。
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