「女からの告白」男性はどう思ってるの?
では、女性から告白された男性はどう感じるのでしょうか。これを知っておけば、気になる彼に告白すべきかどうか判断できるようになるはず。ということで、今回は、男性の本音や、女性から告白したエピソードなど、「女からの告白」についてさまざまな観点から見ていきましょう。
「女からの告白」男性のホンネは?
嬉しい
「嬉しいに決まってますよ。どんな男でも、女性から求められるのを望んでるんじゃないですか?」(33歳/男性/SE)
すべての男性がそうではありませんが、多くの男性は女性にモテたいと考えています。女性から告白されれば、男として自信がみなぎるでしょう。とりわけ、「自分は女性から見て魅力がない」と考えている男性は喜ぶ傾向にあります。
恋愛対象じゃない場合は困る
「嬉しいといえば嬉しいんですけど、相手の女性が恋愛対象外だった場合は、受け入れることはできないから困るんですよ。断るのも気まずいし、好きじゃないのに付き合うわけにもいきませんからね」(29歳/男性/理容師)
好きではない女から告白されると男性は困ります。断ろうにも、女性を傷つけたくないため、どう返してよいのかわからないことも。女性から告白するなら、意中の男性から好意を抱かれていることをある程度確信できる状態でないと、少し危険かもしれませんね。
アピールはOK、告白は男にさせてほしい
「告白は自分からしたいですね。ただし、好きっていうアピールは欲しいかも。そしたら、怖気づくことなく俺から告白できるんで」(30歳/男性/営業職)
好きという気持ちを態度で表現されるのは嬉しいけれど、告白だけは自分から男らしく決めたいと考えている男性もいます。そういう男性に女性から告白すると、彼の自信や意気込みをくじいてしまうことになるため、告白するかどうかは様子を見ながら判断した方がよいでしょう。
申し訳ない
「女性からの告白って、多分勇気いりますよね。それをさせてしまったのが、申し訳ないなって感じます。僕のほうから告白すれば、そんな負担かけずに済んだのにって」(24歳/男性/飲料メーカー)
世間的に告白は男性からというイメージがあるため、女性からの告白は心理的抵抗が大きいですよね。それを女性にさせてしまったことを申し訳なく思うのは、優しい男性に多い傾向です。
自分の気持ちが分からなくなる
「女性から告白される事態なんて想定してないから、いきなり告白されるとなんて答えていいのかわからなくなります。嬉しいけど一旦保留、って感じになりますね」(19歳/男性/学生)
男性は女性と比べて、感情的なやり取りが苦手。自分から告白する場合は心の準備ができますが、女性から告白される場合はそれができません。そのため、すぐには返事ができなくて気まずい思いをしてしまうこともあるようです。
女性が「女から告白したい」と思う理由って?
彼に恋愛対象として意識してほしい
「好きな人がいるんですけど、その人がものすごく鈍感で…。どう見てもこれは脈ありサインでしょ!っていう振る舞いをしても、反応してくれないんですよ。だからもう、私のことを見てもらうには告白するしかないなって」(32歳/女性/飲食店)
意中の彼が自分を恋愛対象として見てくれない場合に、思い切って女性から告白することがあります。この場合、彼が女性の好意に気づいていないだけならうまくいく可能性が高いです。ただし、好意に気づいたうえで恋愛対象として見ていないのであれば、悲しい結果に終わることもあります。
彼がオクテ
「彼との仲はすごく親密だし、周りからも付き合ってるって思われます。彼が私を好きなのもよく伝わってきます。でも自信がないのか恥ずかしいのか、彼のほうからは告白してきません。じゃあ私から行くしかないじゃないですか」(26歳/女性/アパレル関係)
彼が恋愛に奥手だと、女性のほうが「わたしがリードしよう」と思うことも。昨今は草食系男子が増えているため、このような組み合わせも珍しくありません。奥手な男子と積極的な女子は基本的に相性がよいため、こうして始まった交際関係はうまくいく傾向にあります。
好きでしょうがない
「理由は単純です。好きで好きで、早く彼と付き合いたかったから。それまでの関係も楽しかったですけど、次のステップに進みたくて」(29歳/女性/看護師)
好きな気持ちが大きすぎて、自分から告白するのを我慢できないというパターンです。ただ待っているだけでは、もしかすると永遠に告白してもらえないかもしれません。チャンスを確実につかむには、自ら積極的になる必要がありますね。
彼がモテる
「彼、モテるんですよ。彼のことを好きって言ってる女性を、何人か知ってるんです。このままじゃ私もそのうちの1人でしかないし、いつほかの女性に先を越されるか分からないじゃないですか」(25歳/女性/公務員)
チャンスはずっとあるわけではありません。タイミングを逃すと二度と手に入らなくなる可能性も。それが嫌であれば、チャンスがあると思ったらためらわずにアタックすることが大事ですね。
関係がはっきりしない
「仲はいいし、多分彼も恋愛対象としてわたしのことを好きなんだと思っていました。でもどっちかが告白したわけじゃないから、曖昧な関係だったんですね。それが嫌ではっきりさせたかったから、わたしから告白したんです」(27歳/女性/書店員)
二人の関係がどういう関係なのかはっきりさせておかないと、いつの間にか関係が消滅したり、喧嘩した時に「どうせもともと付き合ってないし!」なんてことになりそうで不安ですよね。そのため、自分が彼女で相手が彼氏だということを確認する意味を込めて、女性から告白するケースもあります。
女から告白するメリットとは?
真剣な気持ちが伝わる
気持ちを伝えるには言葉にするのが一番です。たとえ彼が鈍感でも、真正面から告白すれば必ずあなたの好意は伝わります。
女性から告白するのはとても勇気のいること。それを乗り越えてまで告白するのですから、告白されたほうは真剣さを感じずにはいられません。彼もそれをきっかけに、お互いの関係を真剣に考えるようになるでしょう。
チャンスを逃したという後悔がない
「女から告白するのはちょっとな…」とためらい、結局彼と結ばれなかったらどう感じるでしょうか?「振られる覚悟で告白したほうがよかったかも…」と後悔しそうですよね。
チャンスを逃したという後悔はずっと続きます。それならば、多少のリスクは覚悟した上で告白したほうが、たとえ振られてもまだ納得できるでしょう。
彼の素直な反応を見ることができる
大抵の男性は告白されればびっくりします。女性から告白されるなんて考えたことがない人も多いでしょう。そのため、告白された瞬間には飾り気のない、素直な反応が見られることが多いです。
嬉しければそれがはっきり表情に出ます。慌てながらも喜ぶ表情が見られるのは、告白したほうの特権ですね。また、逆に嬉しい反応が見られなくても、それが彼の正直な気持ちということです。それが分かるのはつらいことでもありますが、二人の関係をはっきりさせられる清々しさがあるでしょう。
女から告白するのにベストなタイミング
男性からの好意が感じられた時
まず前提として、相手の男性からの好意が感じられないときは、女性から告白するべきではありません。なぜなら、男性は相手の女性がアリかナシか、かなり早い段階で決めていることが多いからです。
つまり、彼から好意が感じられないのであれば、告白しようとするまいと、あなたの想いが成就する可能性は低いということです。逆に、好意が感じられるのであれば、成功する可能性は充分あります。焦って告白するより、入念なリサーチをしてから告白すべきだと心得ましょう。
クリスマスなどのイベント
イベントの時はいつもより気持ちが高揚するものですよね。それは男性も同じです。そんなときに女性と二人きりでいれば、相手を意識せずにはいられません。
特におすすめなのはクリスマスです。なぜなら、冬は寂しさを感じやすいから。また、寒くて人肌が恋しくなるだけではありません。早く日が暮れて暗くなるため、気分が沈んで寂しくなりがちという理由もあります。そんなとき、その寂しさや人肌恋しさを満たしてくれる相手が現れれば、男性はとても魅力的に感じるでしょう。
忙しくない時期
どれほど二人の仲が進展していても、彼が忙しければ女性からの告白を受け入れられません。具体的には、彼が仕事に集中したい時期や、身内に何かあった時などは告白すべきではないということです。
男性は女性と比べ、一度に複数のことを考えるのが苦手な傾向にあります。そのため、ほかのことで頭がいっぱいな時に告白されても、その件に集中する余力がありません。結果的に、お互いに好きなのに交際に至らないという悲劇につながることも。
また、相手の事情を考えずに自分の気持ちを告白するのは、そもそも相手に対して思いやりがないといえます。それが彼を幻滅させてしまう原因になる恐れもあるため要注意です。
オシャレしているとき
男性は視覚情報に弱い生き物です。同じシチュエーションで同じ相手に告白されても、そのときに相手の見た目が綺麗であるかどうかで印象は変わります。
そのため、告白する日はしっかりオシャレをしておいたほうがよいでしょう。特に、いつもと違う雰囲気を出せれば理想的。服装だけでなく髪型を変えるのもおすすめです。
距離が近いとき
たとえば、素敵な男性に告白されるシーンを思い浮かべてみてください。そのとき、あなたと彼の間が、二人が手を伸ばしても届かないくらい離れていたらどうですか?声は届くかもしれませんが、なんとなく彼の存在を身近に感じられないはずです。せっかく告白されても、あまりドキドキしないかもしれません。
このように、物理的な距離が近いほうが心の距離も縮まるのです。そのため、女性から告白する場合も、できるだけ彼に近づいておいたほうが吉。たとえば、座るのなら対面より隣を選びましょう。その状態で少し肩を寄せたりすれば、それだけでもあなたの気持ちは彼に伝わります。
女から告白したエピソード「成功談・失敗談」
デートの別れ際にさりげなく告白
「その日もいつものデートだったんですけど、別れ際に寂しくて…。その寂しさが、告白の後押しになりました。振り向いて『ね、付き合ってよ』って言っちゃったんです。そしたら『うん。付き合おう』って。さりげない告白でしたけど、その日からちゃんと恋人になれました」(21歳/女性/アルバイト)
ある程度二人の仲が親密になっていれば、少ない言葉でも気持ちは伝わります。あまり前もって計画せずに、今なら言えると思った時に告白したほうがよいこともありますね。
彼が落ち込んでいるとき、励ましついでに告白
「ある日、デートの待ち合わせに来た彼がちょっと暗かったんです。『どうしたの』って聞いたら、仕事でミスをしてひどく怒られたらしくて。疲れてるみたいだから、その日は落ち着ける場所でデートしました。そしたら『君といるとリラックスできる』と言ってくれたので、『じゃあこれからも一緒にいようよ』って言って、それが告白になりました」(27歳/女性/事務職)
落ち込んでいるときには、誰かの言葉が胸に沁みるものです。彼のつらさに寄り添うように告白できれば、自然な流れで受け入れてくれるでしょう。
お酒に酔って雑に告白
「彼と居酒屋によく行くんですけど、普段私はあんまりお酒飲まないんですよ。酔うと何かやらかしそうなんで。ただ、その日はストレスがたまってたのか、自分でも驚くほどがぶ飲みしてしまって…。彼への気持ちに歯止めが効かなくなって、グダグダな告白をしちゃいました。結局、彼は私の泥酔っぷりを心配するばかりで、本気の告白として受け取ってはくれず…」(24歳/女性/福祉関係)
どんな告白にせよ、受け止めてもらうには真剣さが伝わらなければなりません。それが欠けていれば、たとえ好きな女性からの告白でも受け入れ難く感じることも。
お家デートで告白
「私の彼はインドア派なので、デートは家で映画を観たりゲームをしたりすることが多いんです。だから、告白も家でリラックスしているときにしました。彼は目を丸くして『い、いいの?』って言ってましたけど、もうお互いに付き合いたいって気があるのは分かってましたからね」(25歳/女性/教師)
デートを重ねる中で、すでにお互いに十分な好意を抱いているケースです。それでも彼のほうから告白してこない場合は、女性からほんの少し気持ちを伝えればそれだけで成就します。告白する前に信頼関係を築くことが大切ということですね。
女からの告白で成功率を上げるコツ
数回デートをしてから告白する
いくら雰囲気が良かったり、相手と自分の相性が良くても、焦り過ぎるのはNG。相手のことをよく知らない状態で女性から告白されても、男性は受け入れられません。それどころか「俺たちそんなに親しくないよね…?」と戸惑われる可能性もあります。
そのため、最低でも3回はデートや食事をしてから告白しましょう。1度目や2度目ではまだ相手のことは分かりません。3度目くらいになってようやく、相手がどういう人なのか理解できるようになるものです。
もちろん、同じ3回でも一緒に過ごした時間の長さや、普段連絡をとる頻度などによっても理解の程度は変わります。互いの理解度をよく考えたうえで告白に踏み切りましょう。
雰囲気の良い静かな場所を選ぶ
告白するにしてもされるにしても、ロマンチックな雰囲気のほうがいいですよね。女性ほどではないかもしれませんが、男性もそう思っています。そのため、告白する際には場所選びも大切です。
まず絶対に外せないのは、静かで二人きりになれる場所ということ。この2つを満たせれば、特別な場所である必要はありません。車の中や公園のほか、海が見える場所や緑が綺麗なところでもよいでしょう。
言い方は相手に合わせる
緊張しながら告白すべきなのか、落ち着いてすべきなのかは相手によります。頼られたいタイプの男性であれば、一生懸命な女性からの告白にグッとくるもの。上目遣いなどを駆使し、思わず抱きしめたくなるような可憐さを演出できれば理想的です。
逆に奥手な男子の場合は緊張感を嫌います。一緒にいてリラックスできることが彼にとっては重要なことなので、女性から告白するときにも自然な流れを意識しましょう。彼のほうが真っ赤になっても、それを微笑ましく思えるくらいの心構えがちょうど良いです。
女からの告白におすすめのセリフ5選!
ずっと一緒にいたいなぁ
はっきりと「好き」と伝えるのが恥ずかしい場合におすすめのセリフです。言葉はマイルドですが、彼と付き合いたいという気持ちを真っ直ぐに伝えることができます。彼と一緒にいてリラックスしている状況で告げると効果的。
彼も、このセリフであれば突然の告白でもそれほど驚かないでしょう。落ち着いて「自分も同じ」だと伝えてくれるはずです。
あなたと結婚する女性は幸せになれるね
これは遠回しに「あなたの妻になりたい」と言っているようなものですよね。「好き」や「付き合いたい」よりも強い思いを伝えることができます。
しかも、その気持ちを控えめに表現しているのがポイントです。真摯な思いは男性にとって嬉しいものですが、それをあまりにグイグイ伝えられると引いてしまいます。しかし、謙虚に伝えられれば、その思いを素直に受け取ることができるのです。
ねえ、告白して
弱気な草食系男子は自分から告白する勇気がありません。そのため、女性から告白したほうがスムーズにいくことが多いです。ところが、その一方で「男らしく自分から告白したい」とも思っています。自信がなくて怖いという思いと、自信をつけるためにうまくやりたいという思いが混在しているのです。
そんな男性にクリティカルヒットするのがこのセリフ。女性から告白しているようなものですが、彼のわずかな勇気を後押しするセリフでもあります。こんなテクニックを駆使できれば、彼を立てつつ自分の意思も通せる幸福な恋人生活が実現するでしょう。
こんなに好きになったの初めて
男性は自尊心の高い生き物であるため、何事においても一番でありたいと思っています。少なくとも、好きな女性の中では揺るがぬ一番でありたいのです。
その自尊心をくすぐるのがこのセリフです。女性から「私の中であなたが一番」と伝えられて喜ばない男性はそういません。このセリフを伝えれば、彼が喜ぶのが表情からはっきりと分かるでしょう。
ただし、あまりおだてすぎると、彼が調子に乗って上から目線になる可能性もあります。褒めるのはここぞというときだけにしておきましょう。
付き合ってください
もっともシンプルで、もっとも効果が高いセリフと言っていいでしょう。これなら勘違いを招くリスクもありませんし、気持ちが真剣であることも十分に伝わります。
実は、告白のセリフによってNGがOKになる例はあまりありません。NGなときは最初からNGなのです。たとえ一時の感情に流されて男性からOKをもらっても、その後うまくいかないリスクがあります。
しかし、逆にセリフ次第でOKがNGになることはあります。つまり、セリフ選びにおいて重要なのは、いかにマイナス要素を減らすかということ。その意味では、シンプルな告白に勝るものはありません。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!