キスマークの消し方・隠し方16選！できる仕組みや早く消す方法とは

恋人同士で愛し合っていると、愛情表現の一種としてキスマークを付ける人もいますよね。しかし、盛り上がって付けてしまったものの、目立つ場所だと他の人にばれてしまうかもしれません。そういうときに対処法を知らないと、どうしたらよいのかと焦ってしまいがち…。

この記事では、キスマークが早く無くなる消し方や隠し方をご紹介します。キスマークの消し方や隠し方にはどのようなものがあるのでしょうか？たくさん対処法を知っておけば、その場に合った処置をすることが可能になります。ぜひ覚えておきましょう。

そもそもキスマークはなぜできる？

そもそもキスマークはなぜできるのでしょうか？キスマークは、別名「吸引性皮下出血」といい、いわゆる「あざ」や「内出血」と同じものです。付け方としては、相手の肌にキスしたときに吸い付くだけ。それで内出血を起こして、しるしを付けるわけです。

つまり、軽くキスしたくらいではキスマークは付きません。相手の肌に吸い付いて初めてキスマークが付くのです。だいたい首筋や二の腕あたりに付けることが多いでしょう。

キスマークの消えやすさには個人差がある

キスマークが消えるまでの日数は、だいたい1日から1週間程度と言われています。何故こんなにも日数に差があるのかというと、キスマークの消えやすさには個人差があるからです。キスマークを付けられた人の体質や内出血の重症度など、日数に差が出る要因は色々あります。

普段から内出血やあざがすぐに治りやすい人は、キスマークも早く消える可能性が高いです。また、吸引力が強すぎた場合、付け方によっては10日以上経っても消えないこともありえるでしょう。あざなどが治りやすい人でも、そのときの状況によって消えにくくなることもあるので注意が必要です。

キスマークが見つかるとどうなる？

キスマークが目立つ場所に付いていると、他の人に見つかってしまうことも…。他の人にキスマークが見つかると、そのことについていじられてしまう可能性が高いです。また、中にはキスマークを不快に感じる人もいます。

見つかると恥ずかしいですし、なにより周囲の人に対するマナーとして、キスマークはなるべく目立たない場所に付けるのがよいでしょう。万が一目立つ場所に付いてしまったら、慌てずにこれからご紹介する消し方、隠し方を試してみてください。

キスマークを付ける人は、どういう気持ちで付けているのでしょうか？ここでは、キスマークを付ける意味と理由をご紹介します。この意味を知っておくと、恋人への理解がさらに深まりまるでしょう。

愛情表現

まずは、特に深い意味はなく、あなたへの愛しさが溢れて付けてしまうパターンがあげられます。また、言葉で愛を伝えるのが苦手な不器用な人も、キスマークを付けることによって愛を伝えることができます。

そのため、愛情表現の一種としてキスマークを付ける人は多いです。付けた後に、「痛くなかった？」「大丈夫だった？」と気遣ってくれるときは、愛情表現である可能性が高いでしょう。

浮気防止

キスマークを浮気防止のためにつける人もいます。万が一恋人が浮気したときに、普段は服で隠れて見えないような場所にキスマークがあると、浮気相手への牽制になる可能性が高いです。生々しく残っている内出血の痕は、浮気相手が見れば決していい気はしないでしょう。

このことから、体の際どい部分にキスマークを残そうとする人は、独占欲が強い傾向にあります。そういう人は、キスマークを付けることによって、相手の体に自分のものであるという証を残そうとするのです。そして、その証をみて安心感を得るのでしょう。

離れていても自分のことを思い出してほしい

キスマークはほとんどの場合、付けてから数日は痕が残ることになります。そのため、離れていても、キスマークを見れば付けたときのことを思い出せるわけです。特に、独占欲が強い人は、会っている時間以外でも相手の時間を独占したがるもの。キスマークを見るたびに自分のことを意識させたくて、付けている可能性が高いでしょう。

また、寂しがり屋の恋人のために付けてあげるパターンもあります。キスマークを付けることによって、「離れていても1人ではない」と安心させたいのでしょう。

相手の困った顔が見たくて

キスマークを周りの人に見られることを避けたいと考える人は多いです。しかし、それを理解していても、あえてキスマークを付ける人もいます。キスマークを付けられた相手の困った顔が見たくて、付けているのです。

このような理由でキスマークを付ける人は、Sっ気の強い人が多い傾向にあります。困った様子が可愛いと、キスマークを付けてしまうのでしょう。

それでは、今度はキスマークを付けられた女性の本音をご紹介していきます。キスマークを付けることには賛否両論あり、これらの意見を参考に、自分の彼女がどちらなのかを見極める必要があるでしょう。

無理に付けると怒らせてしまうこともあるかもしれません。女性が男性につける場合も同じことが言えるので、女性読者の皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね。

見える場所だと恥ずかしいからやめてほしい

「彼氏が盛り上がって首筋に付けてしまったんですけど、見える場所だと周りの人に変に勘繰られてしまって、恥ずかしいからやめてほしいです」（21歳/女性）

愛し合うことに夢中で、盛り上がった気分のままキスマークを付けてしまった場合、後々のことを考えていないことが多いです。キスマークを見られて恥ずかしいのは彼女なのだということを、しっかりと頭に入れておきましょう。

見えない場所であれば、周りの人から変に勘繰られることもないわけですから、彼女も付けられて悪い気はしないはずです。

愛を感じるから嬉しい

「キスマークを見るたびに、彼氏からの愛情を感じることができて嬉しいです。特に、左手の薬指につけてくれたときは、エンゲージリングのようで思わず感動してしまいました」（24歳/女性）

キスマークで愛情を感じる女性もいます。中には、薬指にキスマークを付けて、エンゲージリングの気分を味わうというロマンチックな楽しみ方をしているカップルもいるようです。彼氏に独占欲を発揮されて嬉しくなる女性は、キスマークも嬉しいと感じるのでしょう。

モノ扱いが嫌

「キスマークがあると、俺のモノ宣言されているようで嫌です。あと、浮気防止とかいって、私の気持ちを疑われているのも悲しいです」（22歳/女性）

先ほどとは逆に、彼氏のモノという扱われ方をされているみたいで嫌という女性もいます。付き合いたてのようなラブラブ絶頂期であれば、彼氏の独占欲が嬉しく思えることもあるでしょう。しかし、付き合いが長くなればなるほど、こんなふうに束縛されると鬱陶しくなってしまうかもしれません。

また、浮気防止のためと伝えてからキスマークを付けてしまうと、彼女の気持ちを疑っているのかと思われることも…。彼女を悲しませないためにも注意が必要です。

見るたびに付けられたときのことを思い出せる

「時間が経ってからキスマークを見つけたときに、付けられたときのことを思い出せるのがいいです。たくさん愛してもらった思い出で、また次に会えるまでがんばろう！と思えます」（23歳/女性）

キスマークは数日間残ります。見えない場所であれば困らないし、ふとした瞬間に彼氏のことを思い出せるしるしになります。会えない間はどうしても寂しくなったりするものですが、キスマークがあれば、「次に会えるときまでがんばろう」と励みになることもあるのです。

先ほどもお伝えしたように、キスマークが消えるまでは1日から1週間程度かかります。消えるまでの日数には個人差がありますが、付けられた後に応急処置をすれば、早めることができるかもしれません。ここでは、キスマークの消し方についてご紹介します。

冷やすと温めるを交互におこなう

まずは、保冷剤と温めたタオルなどを用意します。そして、キスマークがあるところを、冷やしたり温めたりしましょう。こうすることにより、血管が膨張と収縮を繰り返します。すると、血流が良くなるので、キスマークが消えやすくなるのです。

保冷剤やタオルが用意できないときは、シャワーの冷水と温水を交互にあてる方法でもOK。その場で用意できるもので処置しましょう。

付いた直後なら冷やしたスプーンを当てる

キスマークが付いてからの経過時間が短ければ短いほど有効なのが、冷やしたスプーンを当てる方法。冷やしたスプーンが無ければ、氷をタオルに巻いたものなどでもいいです。それらをキスマークがある場所にあてましょう。

キスマークは内出血なので、部位を冷やせば、破れた血管が収縮して、皮膚に流れ出る血液の量を最小限にすることができます。そのため、内出血した量が少ないキスマークであれば、即効で消すことも可能かもしれません。

しかし、焦るあまり必死に冷やし過ぎてしまうと、凍傷になる恐れもあります。様子を見ながらやるようにしましょう。

くしや歯ブラシを使ってみる

次に、くしや歯ブラシを使ってする消し方をご紹介します。くしや歯ブラシで、優しくキスマークをなぞりましょう。すると、血行が促進されます。血行が良くなると、キスマークは早く消えやすいです。

このとき、あまりゴシゴシとこすりすぎると、肌を傷つけてしまい、かえってキスマークの色が濃くなってしまう可能性もあります。強くこすったからといって、早く消えるわけではないということを頭に入れておきましょう。

口紅のフタを使ってみる消し方も

冷やしたり温めたりする時間はないし、歯ブラシやスプーンも用意できないこともあるかもしれません。そういうときに試してみたいのが、口紅のフタを使ってみる消し方です。女性であれば、口紅やリップクリームを持ち歩いている人は多いのではないでしょうか？

やり方は、口紅やリップクリームのフタの開いている部分を、キスマークに押しあてながら軽くねじったり離したりするだけ。こうすることで血流が促され、すぐに赤みがひく可能性があります。

出典：
石神井公園駅前皮フ科『青あざを早く治す！』
https://shakujiikouen-hifuka.com/blog/青あざを早く治す！/

品川美容外科『内出血の仕組みは？早く治す方法はあるの？』
https://www.shinagawa.com/article/topics/content304

引き続き、キスマークの消し方をご紹介していきます。ここからご紹介していくものは、出先などで急に用意するのはすこし厳しいかもしれません。しかし、キスマークを消すだけではなく、他の効果も期待できるものばかりなので、試してみるといいでしょう。

馬油を塗る

馬油は昔から、切り傷や火傷を治すために使われてきました。人間の皮脂に近い油脂成分を含んでいて、肌との相性がいいのが特徴です。そして、馬油には、肌の炎症を沈めたり、血行を促進したりする効果があると言われています。そのため、馬油を塗れば、キスマークを早く消せる可能性があるのです。

また、浸透性にも優れていて、保湿・保護の効果があり、皮膚の健康維持もしてくれます。馬油を使ったあとは、化粧水などスキンケア商品をより浸透させてくれる効果も期待できますよ。

軟膏を塗る

先ほどもお伝えしたように、キスマークは内出血です。そのため、内出血用の軟膏を塗るのも早く消す方法の1つ。内出血用の軟膏とは、「ヘパリン類似物質」という成分が含まれているクリームです。

軟膏をキスマークが隠れるくらいたくさんのせて、医療用ガーゼやテープで固定しましょう。これだけでもいいのですが、キスマークの周囲をやさしくなでるようにマッサージしてあげると、より効果的です。

レモンをつける

レモンには炎症を抑える効果があると考えられています。そのため、キスマークの上にレモンを乗せるのは、有効な消し方だとされています。また、美肌効果も併せて期待できるかもしれません。

やり方としては、スライスしたレモンをキスマークの上にのせ、テープなどで固定し、1時間ほど放置しましょう。個人差がありますが、早い人ではこれだけで薄くなることも。可能であれば、1日中つけておくことが望ましいです。

このとき、レモンが乾燥してくると効果が落ちてしまうので注意しましょう。また、中にはレモンをのせているとヒリヒリしてくる人もいるので、そのような人はやめておきましょう。

鉄分・ビタミンCを多く摂る

キスマークの消し方として、食事の改善も方法の1つとして挙げられるでしょう。鉄分を多く摂る食事は、ヘモグロビンを産生し、血流をよくするのに一役買ってくれます。先ほどからお伝えしているように、血流をよくするとキスマークが治りやすくなるのです。

また、鉄分と合わせて摂りたいのがビタミンC。ビタミンCは、鉄分を体内に吸収するのに大きな役割を果たします。鉄分とビタミンCを摂取することによって、キスマークが消えやすい身体になるのです。

出典：
薬師堂『Q　馬油とは何ですか？』
https://www.yakushido.com/qanda/?qa=1#faqcate01

化粧品成分オンライン『馬油とは…成分効果と毒性を解説』
https://cosmetic-ingredients.org/base/

品川美容外科『ヘパリン類似物質はヒルドイド・ビーソフテンとどう違う？【医師監修】』
https://www.shinagawa.com/article/topics/content130

わかさの秘密（わかさ生活）『レモン』
https://himitsu.wakasa.jp/contents/lemon/

グラン『美容鍼灸のリスク　6.内出血を早く治すには』
http://biyoshinkyu.net/biyou_sinkyu/risk/#b6

キスマークの消し方をお伝えしてきましたが、場合によってはなかなか消えないこともあるでしょう。そういうとき、隠し方を知っていれば、一時はなんとかしのぐことができますね。ここでは、キスマークを隠す方法についてご紹介していきます。

ファンデーションやコンシーラーを塗る

キスマークをいち早く隠すためには、ファンデーションやコンシーラーが役立ちます。特に首や胸元のキスマークであれば、顔と馴染むように化粧を施せば自然に隠せるでしょう。

しかし、顔に付いたキスマークをこのやり方で隠すと、いつもより厚化粧になってしまう可能性もあります。また、気付かぬうちに、汗や皮脂などで化粧が落ちてしまうこともありえるので注意が必要です。

湿布や絆創膏を貼る

簡単に隠せる方法の1つとして、湿布や絆創膏を貼るというものもあります。これらは家に常備してあることが多いでしょう。仮になかったとしても、すぐにどこでも買えて、余れば別のケガでも使えます。

隠し方としても、キスマークの上から貼るだけなのでとても簡単ですね。ただ、夏の暑い時期など、大量に汗をかく人は要注意。湿布や絆創膏は、汗ではがれてしまう可能性が高いです。予備の湿布や絆創膏、汗拭きタオルなどを用意しておくといいでしょう。

ファンデーションテープを貼る

化粧や湿布などは、汗で落ちてしまう危険があります。そのような危険が少ないのが、ファンデーションテープです。ファンデーションテープなら、汗や皮脂で落ちることがほぼありません。そして、化粧のように衣服への色移りの心配もないです。皮膚との段差もほとんどないため、こすれに強く、長時間使用することができるでしょう。

やり方としては、肌と同じ色のシールを貼るだけ。絆創膏などのように、とても簡単に隠すことができます。また、貼ったままお風呂やプールにも入ることが可能です。

タートルネックやハイネックの服を着る

首や鎖骨、胸などに付けられたキスマークは、タートルネックやハイネックの服を着て隠すことができます。しかし、職場などで私服から制服に着替えなくてはならないときは要注意。着替えるときに見えてしまったり、着替えた後の制服では隠れなかったりする可能性があります。

服装で隠す場合は、場合によっては脱いだり着たりする必要があるかもしれないので、その日1日の行動を全て考えておくといいでしょう。

引き続き、キスマークを隠す方法についてご紹介していきます。できるだけ見えない場所に付けてもらったつもりなのに、鏡でチェックしたら意外と目立つ場所にあって、焦ることもありますよね。そういうときは、慌てずに隠す方法を試しましょう。

髪の毛で隠す

髪の毛がある程度長い人は、髪の毛で隠すこともできます。特に首回りのキスマークに有効でしょう。髪を下ろして、ちょうどキスマークにかかるようにして隠します。特に道具を用意することもなく、自分の体1つでできるので、急なときでもすぐにできますね。

隠していることを忘れて、うっかり髪の毛を束ねてしまったり、片方に寄せてしまったりしないように注意しましょう。

ストールやマフラーで隠す

冬の寒い日などは、ストールやマフラーで首まわりのキスマークを隠すことも可能でしょう。さっと巻くだけですから、比較的簡単に隠すことができます。

しかし、ストールやマフラーを室内でずっと付け続けるのは難しいので、活用できる場面はあまり多くないかもしれません。キスマークのことを忘れて、はずしてしまわないように注意が必要です。

大きめのアクセサリーで隠す

付けられたキスマークが小さめならば、大きめのアクセサリーで隠してみましょう。首や胸元についた小さめのキスマークなら、ネックレスで隠れるでしょうし、首の真ん中あたりに付けられたキスマークなら、チョーカーで隠れるでしょう。アクセサリーならば、つけていても不自然ではありません。

しかし、アクセサリーはずれてしまう恐れもあるので注意が必要です。短い間ごまかせることができればよい、というときに使うのがいいでしょう。

外出しない

いっそのこと外出しないというのも1つの手でしょう。どうしても外せない予定ではない限り、体調不良などを装って家に引きこもりましょう。誰にも会わないわけですから、色々な道具を使って隠す必要もありません。

ただし、これはあくまでも最終手段です。やりすぎると信用に関わってきたりするので、ほどほどにしておきましょう。

キスマークは一度付いてしまったら、なかなか消すことはできません。そのため、キスマークが付いてしまうと、どうしようと悩んでしまいがち。そうならないためには、事前の準備が必要です。ここでは、キスマークの消し方に困る前にやるべきことをご紹介します。

キスマークについて彼と話し合っておく

キスマークで困らないために、まずやらなくてはならないことは、2人でキスマークについて話し合っておくことです。キスマークを付けてもいいのか悪いのか、付けるならどこだったらよいのかなど、事前にルールを決めておくのがいいでしょう。

また、相手のスケジュールも把握しておくと、「次の日は用事があって家に引きこもるのは無理だから、キスマークはまずいな」などと調整ができますね。

マッサージで予防を試みる

日頃から体をマッサージしておくと、キスマークの予防になります。マッサージをすることによって、血行をよくしておきましょう。そうすれば、ある日突然キスマークを付けられても、早く消える可能性が高くなります。

首回りの血行は全身に影響するので、特に入念にマッサージをしておくとよいでしょう。

消し方を彼にも教えておく

いくら事前にルールを決めていても、気分が盛り上がってしまうとルールを忘れてしまうこともあるでしょう。見える場所に付けてしまって、彼女だけが困らないように、彼氏も消し方を学んでおく必要があります。

彼氏が消し方を知り、彼女にきちんと処置を施してあげることができれば、2人は円満でいられるでしょう。逆に、彼がキスマークを付けるだけで何もしないようなら、彼女は不満を持つかもしれません。

言い訳を考えておく

色々と処置しても、どうしてもキスマークが消えないことはありますよね。そういうときに、隠すにしろ隠さないにしろ、事前に言い訳を考えておくと慌てずに済むかもしれません。

例えば、「ヘアアイロンで火傷した」「調理中に油がはねて傷ができた」「虫に刺された」などがあげられます。意外と、堂々としていると気づかれないこともありますよ。