「ソース顔」の特徴はコレ！しょうゆ顔・塩顔との違いも徹底解説

「ソース顔」という言葉は、1980年代に「流行語大賞」にノミネートされたことがあるくらい、昔から使われている言葉です。もう死語なのかと思ってしまいそうですが、現在でも普通に使われている言葉ですね。

世の中にはさまざまな顔があり、人の好みは千差万別と言っても過言ではありません。その中でも、この「ソース顔」は根強く人気のある顔なのです。

ソース顔とはいったいどのような特徴を持つ顔なのでしょうか。今回は、ソース顔についてさまざまな視点から分析していきます。ソース顔について詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。

「ソース顔」の意味

しょうゆは日本の伝統的な調味料ですが、ソースは西洋から伝わってきた調味料であり、それまでの日本にはない濃く深い味わいです。ちなみに「ウスターソース」というものがありますが、イギリスのウスターシャー州のウスターという町が発祥だと言われており、明治時代に伝来した時は「洋式醤油」などと呼ばれていました。

このことからも「しょうゆ顔＝和風のスッキリした顔立ち」「ソース顔＝西洋人のような彫りの深い印象的な顔」を表現していることが分かります。しょうゆ顔は日本人に多い顔立ち、ソース顔は西洋人のような顔立ちだと解釈しておくと分かりやすいでしょう。

「ソース顔」はモテる？

ソース顔と言えば「濃い」「くっきり」というイメージですね。眉が太くしっかりしている、鼻が高い、目が二重でくっきり、そんな感じの印象を持つことが多いと言えるでしょう。

ソース顔だから必ず美人であるとは限らないものの、目力が強いなど、相手に与える印象は強いのには間違いありません。この点でいうと、強さを求められやすい男性の場合は、ソース顔の方が強いインパクトを与えることができ、モテやすいといっても過言ではないでしょう。

ソース顔は、自分の魅力を最大限に主張できる顔立ちなのですね。

出典：
新語・流行語大賞（ユーキャン）『第5回 1988年 授賞語』
https://www.jiyu.co.jp/singo/index.php?eid=00005

丸ごと小泉武夫マガジン『【小泉武夫・食百珍】ウースターソースと日本人』
https://koizumipress.com/archives/3163

ソース顔の意味を簡単に説明しましたが、ソース顔とは具体的にどのような特徴のある顔なのでしょうか。ソース顔をもっと理解するために、まずは、顔のパーツごとに特徴を見ていきましょう。

大きな二重の目

ソース顔の特徴として、真っ先に思い浮かべるのが「大きな二重の目」という特徴です。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、目は第一印象を決定づけるほどの存在感があるパーツだと言えるでしょう。

一重の涼しげな目の人に対して、目力が強いと感じる人は少ないですが、くっきりとした二重で大きな目をしている人に対してはどうでしょうか。目が大きいだけでも相手に強い印象を与えることができますね。

このように印象深い顔だからこそ、大きな二重の目を持つ人は、ソース顔であることがほとんどだと言って過言ではありません。西洋人の顔立ちに憧れる日本人は少なくないため、大きな二重の目を持つソース顔は、とても魅力的にとらえられることが多いのです。

くっきりとした鼻筋

鼻は、顔の中心にあり、目に負けないほどの存在感があるパーツだと言えます。鼻筋がくっきりしていると、周囲のパーツも引き立つためソース顔の印象になりやすいのですが、鼻が低く、だんご鼻のような丸みがあると、優しい印象になるためソース顔とは言えません。

鼻そのものがソース顔を決定づけるわけではありませんが、鼻が高いと顔の凹凸がはっきりするため、ソース顔の印象になりやすいのです。鼻筋は努力次第でどうにかなるパーツではありませんが、メイクでシャドウを入れるなどして工夫している女性も多いですね。

鼻が高いとそれだけで華やかな顔立ちになります。ソース顔に憧れている人は、目だけではなく、鼻のメイクにもこだわってみましょう。

太くてしっかりした眉

ソース顔の特徴に「大きな二重の目」があると説明しましたが、その目をより際立たせてくれるのが、目の真上にある眉です。眉は他のパーツとは違い、比較的自由自在に変えられるパーツでもありますね。

丸みがあると優しい印象に、ストレートだと強い印象に、ブラウン系で描くと柔らかい印象になります。では、眉が黒くて太いとどんな印象になるでしょうか。かなり顔の印象が強くなり、一気にソース顔の印象になりませんか。

女性でも眉が濃いと強い印象になるため、カッコいい女性を目指している人にはおすすめです。ソース顔に憧れている人は、眉メイクにもこだわってみてください。

唇が厚め

日本では大昔、口が小さい女性が良いとされ、メイクでも「おちょぼ口」が主流だった時代がありました。女性は控えめが良いとされる日本では、口が小さく薄いほうがおとなしい印象を与えることができるため、好印象だったのでしょう。

一方、口が大きく厚い人は、顔の主張も強く、活発な印象を与えます。あまり主張しないはずのパーツなのに、厚く大きいと目立ってしまうため、顔全体の印象も強くなるのは当たり前のことだと言えるのかもしれませんね。

メイクで唇を太くする人はあまりいませんが、グロスなどでポッテリ感を出すことはできますので、ぜひ参考にしてください。

ソース顔の顔のパーツの特徴を追ってきましたが、ソース顔の特徴はまだまだあります。今度は顔のパーツ以外の特徴を見ていきましょう。なるほどと思えるようなソース顔の特徴がありますので、一つずつ確認してください。

髭が似合う

切れ長の涼しげな一重で、眉も細く、唇も薄い男性が髭を生やしていると、アンバランスに感じてしまうこともあるでしょう。中性的な顔立ちの男性や童顔の男性には、髭が似合わないことが多いのです。

一方、目が大きく、鼻が高く、唇が厚い男性が髭を生やしているとどのような印象を持つでしょうか。ソース顔はもともと印象が強く男らしさを引き立てる特徴がありますので、髭を生やしていても違和感がないことが多いと言えるでしょう。

男性は「男らしい」と思ってもらいたいと考える人がほとんどです。髭が似合う男らしい顔立ちのソース顔は、男性にとって得な場合も多いのかもしれません。

日焼けが似合う

スッキリした和風の顔立ちの人には、白い肌がよく似合います。爽やかで涼しげな印象が素敵ですね。日本では昔から、特に女性は「透き通るような白い肌」が良いとされてきた傾向があり、日焼け止めグッズが飛ぶように売れるほど美白にこだわる人が多いです。

確かに、和風の顔立ちには、白い肌がよく似合うのも事実なのかもしれません。一方でハワイなどの南国に住む人たちを思い浮かべてみてください。男性も女性も日に焼けていて、彫りの深いソース顔とよくマッチしていますね。

それと同じように、日本人でも彫りの深いソース顔であれば、日焼けがよく似合い、とても健康的な印象を与えることができるでしょう。

年齢を重ねるとダンディになる

ただ老いていくのではなく、美しく年齢を重ねていきたいと思っているのは、女性のみならず男性でも同じはずです。年齢を重ねるごとに深みのあるダンディな男性になりたいと思っている人も多くいるでしょう。

顔が濃いソース顔だと、髭や白髪とよくマッチして、ダンディな印象を与えることができるのは間違いありません。年齢を重ねるごとにセクシーさが増し、深みのある魅力が出てくるという点は、ソース顔の特徴の中でも大きなメリットだと思って間違いないと言えるでしょう。

ダンディでカッコいい大人の男性になれるのなら、歳を重ねることを素直に楽しめますね。

インパクトが強い

仕事先でも、学校でも、なかなか自分のことをおぼえてもらえないと何だか悲しかったりするものです。その点、ソース顔の人は何もしなくても顔そのもののインパクトが強いため、おぼえてもらいやすいというメリットがあると言えるでしょう。

確かに大きな目で目力が強い人だと、一度会っただけでも印象に残っていたりするものですね。「目が印象的な人」「鼻がすごく高い人」「眉が濃い人」など、顔そのものが印象に残りやすく、営業職など人に顔をおぼえてもらいたい職業では有利に働くことも多いと考えられるでしょう。

顔のインパクトが強いと、コミュニケーションにとても役立つと言えるのですね。

自分がソース顔なのか、しょうゆ顔なのか、あるいはそれ以外なのか、自己分析できているでしょうか。まずは、自分がソース顔なのか、ソース顔ではないのかを判断してみましょう。

・顔の彫りが深いとよく言われる
・目が二重で大きい
・眉が太い
・口が大きい
・鼻が高い
・人におぼえてもらいやすい
・髭を生やした時、評判が良かった
・日焼けした方が似合うと言われたことがある
・歳を重ねるごとにセクシーだと言われることが多くなった
・「ハーフ？」と聞かれたことがある

0～3個当てはまる人はソース顔の可能性が低く、4～7個当てはまる人はソース顔予備軍、8～10個当てはまる人はソース顔である可能性が大だと言えるでしょう。

ソース顔の特徴が分かってきたところで、もっと分かりやすく「ソース顔の芸能人」を例に挙げていくことにしましょう。まずは、ソース顔の特徴を持った女性芸能人から紹介していきます。ソース顔の女性芸能人の魅力を一緒に確認してみてください。

長谷川潤さん

ハワイ育ちでバイリンガルの長谷川潤さんは、今やモデル界で不動の人気を誇るカリスマモデルです。日本人離れした濃いソース顔は、デビュー当初はなかなか受け入れられず、仕事があまりなかった時代もあったそうです。しかし、その後努力の甲斐もあって人気雑誌『ViVi』に起用され、徐々に知名度を上げていきました。

印象的な太い眉、健康的な小麦色の肌が、細眉で色白を好む日本人の常識を見事に覆し、日本人の美意識に少なからず影響を与えているといっても過言ではありません。圧倒的な存在感で、二児の母となってからも日本人女性の憧れの的となっています。

太い眉で小麦色の女性でも、日本で魅力を発揮することができると証明してくれました。

松下奈緒さん

2010年のNHKドラマ『ゲゲゲの女房』でブレイクした松下奈緒さんは、女優とピアニストの二足のわらじを履く多彩な才能を持った女性芸能人です。端正な顔立ちで、眉は太くありませんが、目・鼻・口がとても大きくソース顔の女性芸能人の代表格とも言えるでしょう。

顔のパーツがそれぞれ大きいものの、全体のバランスが良いので上品さを漂うソース顔ですね。『ゲゲゲの女房』で夫をふたむきに支える妻を演じることができたのは、松下奈緒さんの顔が、強さと上品さを兼ねそろえたソース顔だったことが関係していると考えられるのではないでしょうか。

強く凛としていて、上品な顔立ちは、日本人女性の憧れでもあります。

広瀬アリスさん

広瀬すずさんとともに姉妹で人気女優として活躍している広瀬アリスさんですが、彼女の顔もソース顔で、とてもインパクトのある美人ですね。丸い顔と丸い目で愛嬌たっぷりの広瀬すずさんに対し、姉の広瀬アリスさんは大きな二重で、鼻も口も大きめで日本人離れした顔立ちだと言えるでしょう。

凛とした雰囲気で、とても強い女性に見えますが、性格は明るく愛嬌たっぷりなのだそう。しっかりした大人の女性の雰囲気と、天真爛漫な少女のような性格とのギャップが人気の理由でもあるのでしょう。

姉妹で違う顔立ちですが、どちらも自分の魅力を最大限に引き出せています。セルフプロデュースがしっかりできている証拠だと言えますね。

柴咲コウさん

女優業のかたわら、歌手や実業家としてもマルチな才能を発揮している柴咲コウさんは、10代のころから抜群の存在感がありました。とにかく大きな目が印象的で、目力は半端ではありません。顔立ちのインパクトが強く、人の視線を集める仕事である俳優業にとても向いていると言えます。

10代の頃の柴咲コウさんを見て「老けている」と感じた人もいたようですが、アラフォー世代となって、大人の女性の魅力が増しているのが分かりますね。柴咲コウさんを見ている限り、ソース顔は歳を重ねるごとに魅力を増していくというのは本当なのでしょう。

ソース顔の女性芸能人を追ってきましたが、今度はソース顔のイケメン俳優を見ていくことにしましょう。ソース顔のイケメンは、独特の雰囲気が漂って魅力がたくさんありますので、そのあたりに注目してください。

阿部寛さん

ソース顔の男性芸能人で真っ先に挙がるのが阿部寛さんです。1980年代には、顔立ちの美しさと日本人離れした高身長を生かし、カリスマモデルとして人気を博していました。

大学生時代に就職活動した際は、面接官から「俳優になったほうが良いのでは」という趣旨のことを言われたというエピソードがあるほど、唯一無二の存在感がある男性芸能人です。

一時期は俳優業が軌道に乗らず低迷していたようですが、2000年ごろから再ブレイクするようになり、その後は歳を重ねるごとに魅力を増して演技の幅も広がっています。歳を重ねるほど、深みのある雰囲気が出てダンディな印象になっていくのは、やはりソース顔の影響なのでしょう。

長瀬智也さん

アイドルグループTOKIOのボーカルとして15歳でデビューした長瀬智也さんも、ソース顔の代表と言えるでしょう。

太い眉とくっきりとした二重がとにかく印象的で、デビュー当時はとても10代に見えなかったほどです。若い頃から長髪でしたが、男性なのに長髪が似合うのはソース顔のメリットだと言えるでしょう。

アラフォーになってセクシーさが増し、髭も長髪もとても似合っています。こんなにダンディな雰囲気が漂っているのに、トークでは天然で愛嬌があるところも感じられて、そのギャップが好印象となっていますね。

芸能界の表舞台から引退した後も、幅広い層で根強い人気を誇っているのは、ソース顔と持ち前の性格とのバランスの良さが理由の一つとも言えるでしょう。

北村一輝さん

ソース顔の男性芸能人として必ず名前が挙がるのが北村一輝さんです。とにかく目力が強く、日本人とは思えないほどの顔の彫りの深さですね。目よりも太いのではないかと思わせるほど、眉もしっかりしており、ソース顔の条件をそろえています。

北村一輝さんはコミカルな役柄、シリアスな役柄、なんでもこなせる演技力を持っている俳優さんで、どちらかというと主役というより名脇役の俳優だと言えるでしょう。顔の印象が強く、一見役柄が偏ってしまいそうなソース顔ですが、北村一輝さんは持ち前の才能で幅広く活躍しています。

脇役が多いのに、なぜか印象に残ってしまうのは、やはりソース顔が大きく影響していると考えられます。

松本潤さん

人気アイドルグループ嵐のメンバーでもある松本潤さんも、ソース顔の男性芸能人です。松本潤さんと言えば、太くてしっかりした眉が印象的でトレードマークでもありますよね。眉が太く、目が大きい二重、鼻が大きく、唇が厚い、ソース顔の特徴をすべてそろえているといっても過言ではないほど完璧なソース顔です。

長髪も似合いますし、10代のころからセクシーさもありました。可愛らしさもあり、セクシーさもあり、爽やかさもあるため、幅広い層で人気です。さらに、30代になってダンディな雰囲気も出てきて、いったいどこまで進化し続けるのか、楽しみな俳優さんだと言えるでしょう。

ソース顔はメリットも多く、美人やイケメンが多いことが分かってきました。実際、ソース顔は周囲にどのような印象を持たれているのでしょうか。世の人々がソース顔の人にどんな印象を抱いているのか調査してみたので、紹介していきましょう。

顔が濃いので覚えやすい！

「就職した会社で、まず人の名前と顔をおぼえなくてはいけなかったのですが、ソース顔でインパクトのある先輩のことはすぐおぼえることができた」（23歳/女性/営業事務）

「取引先の担当者がコロコロ変わって顔をおぼえられなかったのですが、ソース顔の男性が担当してくれた時はすぐおぼえた」（27歳/女性/工場事務）

ソース顔は、インパクトのある顔立ちでとにかくおぼえやすいと評判です。顔のインパクトがあると、それだけで相手の記憶に残るのですね。仕事では特に、同僚や先輩、取引先やお客様に顔をおぼえてもらわなけらばならない場面がたくさんあります。

すぐおぼえてもらえるという点では、ソース顔はとても得をしているのですね。

男らしくてセクシーなイメージ

「若い世代のソース顔は、可愛らしさとセクシーさがあって、とても魅力的に感じます」（27歳/女性/看護師）

「若い世代のソース顔よりも、歳を重ねた世代のソース顔の方がセクシーさが増して、独特の雰囲気がとても魅力的だと思う」（35歳/女性/営業職）

ソース顔は顔のつくりがしっかりしていて男らしい雰囲気が出ます。若い世代は「愛嬌」と「セクシー」のバランスがよくて好印象を与えることが多いですし、歳を重ねた世代は「セクシー」に「ダンディ」が加わり、より深みのある魅力を発揮していることが多いと言えるでしょう。

どの年齢においても、ソース顔は魅力を発揮することが分かりますね。

少し間違えると厚化粧になってしまう…

「ソース顔の女性社員がいるが、顔そのものが濃いから、普通にメイクしてるだけでも厚化粧に感じてしまう」（30歳/男性/配送業）

「友人が、大きい目なのにアイラインをしっかり入れていて何だか怖い印象になっていた。ソース顔なのだから、薄化粧くらいでちょうど良いのではないかと思う」（26歳/女性/作業療法士）

ソース顔は、顔そのものにインパクトがある場合が多いです。もともと大きい目なので、目力メイクをしたら怖い印象になりかねません。ノーメイクでも大丈夫なくらいのソース顔であるという自覚がある人は、薄化粧を心がけることをおすすめします。

ソース顔をうまくいかせるメイク法を研究しましょう。

歳を重ねるごとにダンディで素敵になる！

「若い時は老けている感じだった友人が、アラフォーになった今ではとても魅力的になっている。髭もとても似合っている」（41歳/男性/公務員）

「歳を重ねるとどんどん老けていくはずが、ソース顔だと美形の顔立ちがどんどん映えてくる」（38歳/女性/カフェ店員）

歳を重ねるごとに肌や髪の悩みが増え、老いを感じてしまうことが多いはずですが、中には素敵に歳を重ねている人もいます。特にソース顔の人は、顔の濃さが渋さとなって、貫禄のある落ち着いた大人の雰囲気を醸し出していることが多いといえるでしょう。

ソース顔の人は、歳を重ねることで魅力を増していくのですから、ソース顔ではない人にはないメリットがあるのです。

ソース顔の特徴や魅力に迫ってきました。ソース顔が魅力のある顔立ちであることは十分に理解してもらえたのではないでしょうか。実はソース顔以外にも、調味料に例えた顔立ちの種類はあります。ソース顔以外にはどんな顔立ちがあるのか、一緒に見ていきましょう。

しょうゆ顔とは？

ソース顔に対して、よく比較されるのは「しょうゆ顔」です。昔から「しょうゆ顔派？ソース顔派？」とよく話題になっていたほどであり、この二つは対照的な顔立ちだと言えるでしょう。

濃い顔立ちであるソース顔に対し、しょうゆ顔は「スッキリとした顔だち」のことを言います。インパクトのある強い顔立ちではなく、どちらかというと涼しげで控えめな顔立ちであり、しょうゆ顔を好む女性もとても多いです。

くっきりとした彫りの深い顔立ちに魅力を感じる人は「ソース顔派」、凹凸の少ない涼しげな顔立ちに魅力を感じる人は「しょうゆ顔派」ということなのですね。

しょうゆ顔とソース顔の違い

しょうゆ顔とソース顔の違いは、ざっくりと分かりやすく言うと「彫りが深いかどうか」「インパクトが強いかどうか」ということになります。

さらに細かく言うと「目が大きいかどうか」「鼻が高いかどうか」「唇が厚いかどうか」ということになり、顔の凹凸がハッキリしているとソース顔、顔の凹凸がハッキリしていないとしょうゆ顔ということが言えるでしょう。

ソース顔に美人やイケメンがとても多いということを検証しましたが、しょうゆ顔にも美人やイケメンはたくさんいます。顔立ちは正反対でも、それぞれに魅力があるのは間違いありません。

自分がどのような顔立ちであろうと、自分なりの魅力をみつけるようにしてください。

塩顔とは？

昔から、ソース顔、しょうゆ顔という言葉はよく使われていましたが、最近では「塩」を用いた「塩顔」という言葉も普通に使われるようになりました。塩顔とは、そのイメージどおり、あっさりとした顔立ちのことを言います。

しょうゆ顔もスッキリした顔立ちですが、しょうゆ顔よりもさらに全体的にあっさりした印象の顔立ちのことを「塩顔」と表現するようになってきたのです。

特徴としては「一重で切れ長の目」「唇は薄い」「色白」などがあり、インパクトよりも爽やかさがある顔立ちだと言えるでしょう。芸能人では高橋一生さんや星野源さんが該当します。確かに塩のようにあっさりとした顔立ちであることが分かりますね。

砂糖顔とは？

塩顔に対して、今度は「砂糖顔」について説明していきましょう。砂糖顔は文字通り、甘い顔立ちのことを言います。童顔でどこか少年らしさも兼ねそろえた顔立ちのことを言うのですね。

砂糖顔の特徴は「顔が丸い」「目が丸くくりっとしている」「色白」「肌つやが良い」などがあり、シャープさよりも、圧倒的にかわいさを感じる顔立ちだと言えるでしょう。芸能人では小池徹平さんや橋本環奈さんが、砂糖顔の代表です。

確かに歳を重ねてもかわいらしさが残っていて、好感度の高い顔立ちであることが分かりますね。甘い顔立ちは万人受けするので、アイドルなどにはとても向いていると考えることができるでしょう。

酢顔とは？

しょうゆ顔、塩顔ときましたが、その二つよりもさらにあっさりとした顔立ちは「酢顔」です。特徴は「一重」「唇が薄い」「顔が細い」などがあり、ソース顔とは正反対であることは間違いありません。

芸能人では森山未來さんや蒼井優さん、多部未華子さんがその代表だと言えるでしょう。あっさりした顔立ちを好む傾向にある日本人にとても人気のある顔立ちであり、個性が際立っている顔立ちでもあります。

クールな雰囲気で爽やかさもあるので、好感度の高い芸能人に多い顔立ちだと言えるでしょう。