カップルの理想の身長差はコレ！メリットやデメリットも徹底解説

現在恋人がいる人は、恋人との身長差を１度は気にしたことがあるのではないでしょうか。また恋人がいない人でも、「彼氏にするなら◯cm以上がいいなー」「自分より身長の低い女性は可愛く見える」などと考えることがあると思います。

街中を歩いていると、男女がほぼ同じ身長のカップル、男性の身長の方が少し高いカップル、女性の身長が小さめで身長差が大きいカップルなど、色々なカップルを見かけますよね。しかし、身長差があると少し不便な点が出てくることも。

そこで今回は、カップルの理想の身長差はもちろん、身長差カップルのメリットやデメリットについても解説していきますので、参考にしてみてくださいね。

カップルの理想の身長差に対して、男性と女性はそれぞれどう思っているのか、気になるところですよね。そこでここでは、カップルの理想の身長差への男女の意見をまとめてみました。男性と女性でどういう意見の違いがあるのか、注目してみてください。

男性の場合

ある調査では、男性の４割程度が「彼女との理想の身長差は10cmぐらいがいい」と答えています。男性が175cmとすると、女性の身長が165cm前後が理想と思っている人が多いようです。

男としてのプライドもあってか、女性よりも身長が高くありたいと思う男性は大勢います。しかし身長差がありすぎると、キスをしづらかったり、手を繋ぎづらかったり、彼女とのスキンシップが上手くとれません。

「女性よりも身長が高くありたい」という思いと「スキンシップをとりたい」という思いから、この結果になっているのでしょう。

女性の場合

女性に対しての調査によると、「彼氏との身長差は15cmぐらいがいい」と思っている人が多いようです。男性が理想としている身長差よりも少し高いですね。

好きな男性のタイプで「身長◯cm以上がいい」という条件もよく聞きますが、身長の高い男性にキュンとする女性が多いと予想できます。守ってくれそうな男らしさを感じますし、ハグをした時に体全体を包み込んでくれるような安心感があるからです。

男性と同じように、身長差がありすぎるとスキンシップが取りづらいという思いもあって、15cm差が理想的と答える人が多いのかもしれません。

理想の身長差は15cm

一般的にカップルの理想の身長差と言われているのが15cmです。男性の平均身長は173cm前後、女性の平均身長は158cm前後なので、街中で見かけるのもそれぐらいの身長差カップルがほとんどですよね。

15cmが理想とされる理由としては、女性は可愛らしく、男性はかっこよく見えやすい身長差だからです。女性がヒールを履いても男性の身長を追い越すことはないですし、見た目的にもバランスの良いカップルとなるでしょう。

人によって理想の身長差は違う

10cm、15cmくらいが恋人との理想の身長差だと紹介しましたが、それはあくまで大人数の回答を集計した結果です。「同じくらいの身長が良い」「がっつり身長差があったほうが嬉しい」という人ももちろんいます。

人それぞれ好みがありますから、全ての人に当てはまる理想はありません。同性の中でも意見が分かれるでしょう。

例えば、同じくらいの身長を好む人は、自分の身長に対してコンプレックスを抱いている傾向があり、一方、身長差があったほうが嬉しいという人は、体格が違う異性に強い魅力を感じる傾向がある、などとも言われています。

カップルの理想の身長差は人によって多少変わりますが、それぞれの身長差での楽しみ方や、キスやハグをするときの理想の身長差があるのは事実です。

ここでは、そんな楽しみ方や理想の身長差を、パターン別に分けてご紹介していきます。恋人との身長差がよく分からない人は、この機会にどれくらいか確かめてみるのも良いかもしれませんね。

12cm…キスしやすい

「キスをする時には12cmの身長差が理想的」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

12cm差だと、女性は顔を上に向けて男性は少し下を向く程度でキスができます。女性が思いっきり背伸びをしたり、男性が深く屈んだりする必要はありません。楽な姿勢でキスできると、より一層スキンシップもしやすいでしょう。

さらに、キスの時に女性が男性の首に腕を回しやすい身長差でもあります。抱きしめ合いながらのキスは密着度が上がるので人気ですよね。

15cm…王道！ヒールでバランス調整を

顔の距離が近すぎず遠すぎず、色々な恋愛シチュエーションを楽しみやすいのは、やはり身長差が15cmのカップルです。頭を撫でてもらう、腕を組むなどのスキンシップもやりやすいですよ。

また、15cmの身長差なら女性がヒールを履いたとしても男性の身長を上回らないので、気をつかうことなくおしゃれを楽しめるというメリットもあります。

もしお互いの身長差が15cm以内ても、男性がインヒールが入った靴を履いたり、女性がヒールを履いたりするとバランスが調整できるのでおすすめです。

20cm…包み込むハグがしやすい

20cmにもなれば、男性の胸板に女性の頭が来るくらいの身長差になります。そのため、ハグする時に女性は男性の体にすっぽりと包み込まれるような感覚を味わえますよ。

彼氏の身長が高いと、たとえ自分が低身長ではなくても「私ってこんなに小さかったっけ？」と思うでしょう。身長差が20cmにもなるとそれだけ体格の差がはっきりと感じられますから、ついドキッとしてしまいますよね。

包み込まれるようなハグは、少女漫画でもよく見るほど憧れている人が多いシチュエーションです。

25cm…甘えやすい

彼氏になかなか甘えられない女性も多いのではないでしょうか。特に強がりの女性や恥ずかしがり屋な女性は、素直に彼氏に甘えられないことも多いでしょう。

そんな時、身長差が25cmもあると、男性のかっこよさや頼りがいを段違いに感じられます。身長差や体格差がしっかりとある分、安心感も抱きやすいので「この人になら甘えられるかも」と思えるはずですよ。

身長差があるほど、男性は女性を愛しく、女性は男性に安心感を抱きやすい傾向にあります。

身長差があるカップルには、どんなメリットがあるのでしょうか？女性にとって嬉しい点や、男性がもっと女性の虜になってしまう点などもあります。身長差があると、より一層ラブラブになれることでしょう。

女性が小さく可愛く見える

もともと、女性より男性のほうが体格ががっしりとしています。そこでさらに身長差が大きいと、男性の目には女性がまるで小動物のように小さく可愛らしく見えます。

ハムスターやうさぎなどの小動物は、小さくてか弱くて、なんだか目が離せないような魅力がありますよね。これと同じように、身長差が15cm以上のカップルだと、男性は小柄な彼女が愛しくてたまらないと思うようです。

守られている安心感がある

身長差が大きくなると、女性は彼氏に守られているという安心感を強く抱くようになります。「ナンパされていた時に助けてくれた」などの実際に守られた経験がなくとも、彼氏の身長が高いだけで守られている気持ちになりますよね。

また、ハグをした時に男性の体に女性がすっぽりと包み込まれてしまうのも、居心地の良さや安心感を感じられる理由でしょう。

自然と上目遣いになる

男ウケするモテ仕草としてよく挙げられる、上目遣い。上目遣いされるとドキッとしてしまう男性は多いようですが、女性からすると、上目遣いをすると計算高いと思われそうで敬遠してしまいますよね。

しかし、15cmまたはそれ以上の身長差があるカップルの場合には、相手と目を合わせようとするだけで、自然と女性が上目遣いになります。そのため、「ナチュラルな上目遣いが可愛い！」と感じる男性が多いそうです。

身長差があると意識せずとも上目遣いになるので、男性にとっても女性にとっても嬉しいポイントですね。

ヒールを気兼ねなく履ける

「自分を綺麗に見せたい」「少しでもおしゃれして可愛く見られたい」という思いからヒールのある靴を履いている女性は多いです。しかし、身長差がない場合、ヒールを履くと彼氏の身長を抜かしてしまうことになります。

特に気にしない者同士なら問題はありませんが、大抵の男性は女性より少しでも身長が高くありたいと思っています。身長差があるとヒールを気兼ねなく履けるので、女性としては嬉しいメリットになるでしょう。

４つのメリットをご紹介しましたが、どんなものにもメリットがあればデメリットもあるものです。今度は、身長差があることで起こる決定的なデメリットに注目していきます。

歩く速さが違う

身長差があるということは、当然、歩幅や足の長さが違います。男性のほうが歩幅が広い分、歩く速さも速いので、女性はどうしても遅れてしまいやすいです。

彼氏の歩くスピードに合わせようとすると、女性は常に早歩きをしている状態になります。ヒールなどを履いている場合はさらに疲れるでしょう。

身長差が大きくなるほど歩く速さも変わってきます。お互いに尊重して、男性は女性に、女性は男性に合わせることを心がける必要がありますよ。

男性が上から目線になりがち

身長差が大きいと、身長の高い男性の方が物理的に上から目線になってしまいます。そのため、女性はその身長の大きさに威圧感を覚え、無意識のうちに彼氏のほうが上の立場だと感じてしまう場合もあります。

同じくらいの身長の場合は、たとえ彼氏の体格が良くてもそれほど威圧感は覚えないでしょう。身長差がないので、物理的にも同じ目線です。

しかし、身長差が大きいと、男性から見下されていると感じる女性もいます。細身の彼氏だったとしても、身長が高いだけで威圧感がグッと増すでしょう。

ハグやキスがしづらい

スキンシップは２人の仲を深める意味でとても大切なことですが、15cm以上の身長差があると、ハグやキスがしづらくなります。女性が思いきり背伸びをしてキスをしようとしても男性の口元に届かないので、男性も女性に合わせて屈まなければいけません。

また、身長差があると男性が女性を覆い隠すような体勢になりますよね。女性がすっぽりと包み込まれるというメリットはありますが、顔を寄せ合ってのハグはしづらいです。

座った状態なら難しくはありませんが、立ったままのスキンシップは何かと苦労する点が多いでしょう。

目立ちやすい

身長差が20cmまたはそれ以上だと、並んで歩いている時のアンバランスさで注目を浴びやすいです。お互いの年齢や服装によっては親子のように見られてしまう可能性も。

街中ではあまり気にならないかもしれませんが、お店に入った時などに店員さんから親子扱いを受けることも十分に考えられます。どちらかが実年齢よりも上に見られたり、下に見られたりしたことがあるなら尚更です。

そのせいで笑われることはないと思いますが、身長差が大きいほど目立ちやすいのは確かでしょう。

身長差があるカップルとないカップルでは、普段一緒に歩いている時やデートの時などに大きな違いが出てきます。それぞれにどんな違いや特徴があるのか見ていきましょう。

スキンシップの取りやすさ

身長差があるのとないのでは、スキンシップの取りやすさに大きな違いがあります。

身長差が15cm以内のカップルの場合は、キスやハグがしやすいです。女性が多少背伸びをするだけで十分キスできますし、無理な体勢にならなくてもハグできます。

一方、身長差があるカップルは顔の距離が遠いため、キスやハグをするのも一苦労です。体格や身長の差が大きくなる分、手を繋ぐ時には女性が腕を少し上げた状態にしなければいけません。

しかし身長差があると、男性は女性に対して愛しさを抱きやすい傾向にあります。包み込むようなハグや覆いかぶさってのキスなど、ドキドキするシチュエーションを楽しみやすいというメリットもありますよ。

ヒールが履きやすいかどうか

女性のオシャレアイテムの１つでもあるのが、ヒールのある靴です。しかし、身長差がないカップルだと、ヒールを履いた時に女性が男性の身長を追い越してしまうこともあります。そのため、女性はヒールを履くことにためらいやすいでしょう。

男性は「少しでも女性より身長が高くありたい」と思っている人が多いです。そのため、身長差がないカップルだと、デートの時はヒールを履かないという女性もいます。

反対に身長差のあるカップルでは、たとえ女性がヒールを履いたとしても男性を追い越すことはないので、ヒールを履きやすいです。25cm以上身長差があるカップルなら、女性にはむしろヒールを履いてほしいと思う男性もいるかもしれませんね。

歩くときのペース

その人の身長や体格によって歩くときのペースは大きく変わります。身長差がないカップルの場合は、歩幅にもそれほど大きな差はないので、手を繋いで一緒に歩いていても、歩くペースに違和感を覚えることはないでしょう。

しかし身長差があるカップルでは、身長差が大きくなればなるほど歩くペースにも大きな差が生まれてきます。男性がいつものペースで歩いていると、女性は速いペースだと感じることが多いです。

見た目のバランス

身長差が15cmほどのカップルは、それほど大きな差がないのでバランスがとても良く見えます。女性が男性よりもちょっと低いくらいの身長差は、お互いにとっても理想的なのではないでしょうか。

反対に、20cmや25cm以上の差があるカップルだと、身長差が大きいために、見た目のアンバランスさが目立ちやすいです。親と子ども、兄と妹のような関係に見られてしまう可能性もあります。

気にしなければいいだけのことですが、並んで歩いた時の見た目のバランスが気になってしまう人もいるでしょう。

身長差カップルは、その身長差ゆえにキュンとする瞬間もあります。意識せずにやった行動に、実は相手がキュンとしていたなんてこともあるかもしれませんね。

男性はかっこよく、女性は可愛らしく見える瞬間をいくつかご紹介します。

彼女が上目遣いで見つめてきた時

「無意識なんだろうけど、上目遣いで話しかけてくるからいつもドキドキする」（30代/男性）「上目遣いで見つめられると可愛くて、ついお願いを聞いちゃう」（20代/男性）というように、彼女の上目遣いに弱い男性は多いようです。

身長差がないとわざとらしく見えてしまう上目遣いですが、男女の身長差がしっかりとある場合は、自然と上目遣いになるものですよね。身長差が20cm以上あるカップルだからこそ味わえる瞬間とも言えます。

高いところにある物を取ってくれた時

「いつも椅子に登らないと届かない物を彼がサッと手を伸ばして取ってくれた」（20代/女性）「しょうがないなあ、と笑いながら取ってくれた時はキュンとした」（10代/女性）など、手の届かない場所にある物を簡単に取る彼氏の姿に惚れ直す女性は多いようです。

普段自分が苦労していたことを軽くやってしまう彼氏に対して、女性は頼りがいやかっこよさを感じますよね。高いところにある物を取ってくれたことがきっかけで、これまで何とも思っていなかった男性を意識し始めたという女性もいるのではないでしょうか。

背伸びをしてキスしようとしている時

「背伸びをしてキスをおねだりする姿が可愛すぎた」（20代/男性）「キスする時に、彼女がいつも精一杯背伸びをしているのを見るとギュッとしたくなる」（30代/男性）のように、彼女が背伸びしてキスする姿にキュンとくる男性は多いようです。

身長差があると、キスする時に女性が背伸びをする状態になりますよね。その頑張ってキスしようとしている彼女の姿に、可愛らしさや愛しさを覚えるのでしょう。

ドラマや漫画でもよくあるこのシチュエーションは、身長差カップルだからこそできるものです。

後ろからハグされた時

「後ろからギュッとされると彼氏との体格差を感じてドキドキする」（10代/女性）「とても安心できるからバックハグをよくしてもらいます」（20代/女性）など、後ろからのハグが好きな女性は多いようです。

男性の大きな体に包み込まれる安心感や、守られている感じを存分に楽しめるため、「前からのハグよりも後ろからハグされる方が好き！」という女性もいるのではないでしょうか。前からのハグよりも接する面積が大きいので、よりお互いの体温を感じられますよね。

誰しも１度は憧れる身長差カップルですが、実は身長差が大きいことで色々な困難や苦労、不満が生まれることもあります。それでは、身長差カップルはどうすればお互い不満を抱えずに付き合っていけるのでしょうか？

ここでは、身長差カップルが上手く付き合うコツをご紹介していきます。

お互いの良いところをたくさん見つける

男性の身長が高い、または女性の身長が低いことで身長差が大きくなっている場合には、身長だけを意識してしまいやすいです。しかし長期的に付き合っていくためには、身長以外のお互いの良いところをたくさん見つけることが大切になってきます。

「優しい」「何事にも一生懸命」「気遣いができる」など、その人の性格や普段の行動から良いところを見つけてみてください。相手に対してさらに愛情深くなり、身長差での不満が生まれたとしても、お互いを思いやった行動が取れるようになりますよ。

身長差を気にし過ぎない

身長差があると嬉しいこともたくさんありますが、コンプレックスになる場合もあるでしょう。特に人目を気にする人は「周囲から変に思われていないだろうか」と気にしてしまいますよね。

しかし身長差を気にし過ぎていると、せっかくの相手との時間を楽しめません。２人が両思いになってお付き合いをしているわけですから、周囲からの見た目や身長差をずっと気にしていてはもったいないです。

身長差をあまり気にしないようになると、より一層相手との時間が楽しめるようになりますよ。

フラットな関係だと考える

恋人同士なら、年齢や仕事での立場に関係なく、自分達は対等な関係だと考えるのが大切です。たとえ身長差が20cm以上あったとしても、同じことが言えます。

「相手が部下だから私よりも下だ」「自分の方が身長が高いから偉い」などと思ってしまうと、意見がぶつかった時に自分の気持ちばかり優先し、言い聞かせようとするでしょう。一種の主従関係のようになります。

しかし、カップルの関係性は身長差に左右される類のものではありません。良好な関係を築くためには、お互い常にフラットな関係であると考え、素直に気持ちを伝え合うのが重要ですよ。

身長差を利用して楽しむ

スキンシップをとる時や並んで歩く時など、身長差があるとどうしても不便が出てくるものです。しかしメリットもたくさんあり、身長差があるからこそ楽しめるスキンシップもたくさんあります。

階段の段差を利用してキスしたり、男性が女性の頭に顎をのせてハグをしたりなどのスキンシップのとり方は、身長差カップルだからこそできるものです。身長差があまりないと、女性の頭に顎をのせるのはなかなか難しいですからね。

身長差があってもなくても、それぞれのカップルで楽しみ方を見つけるとさらに仲が深まりますよ。