初デートでの告白はアリ?ナシ?
もちろん初デートといっても、そこにたどり着くまでに時間をかける人もいれば、出会って間もないタイミングで初デートにこぎつける人もいるため、告白が一概に「成功する」とは言い切れません。ただ、告白の仕方や告白された側の心理を上手く活用すれば、成功率を上げることは可能でしょう。
今回は、これから初デートを控えているあなたに向けて、初デートでの告白はアリかナシかについてご紹介していきます。告白が成功するコツを把握し、初デートが上手くいくよう準備しておきましょう!
初デートで告白ってどう思う?≪女性の意見≫
その場の勢いでは?と疑う
「デートってことに盛り上がったり、その場の雰囲気に流されている“その場の勢い”では?と疑ってしまいます。」(19歳/女性/学生)
初デートという雰囲気に飲まれ、男性がその場の勢いで告白してきたのでは?と疑ってしまうケースです。確かに「デート」となれば男女の関係が前提となる行動であるため、相手を恋愛対象として意識してしまうのも事実ですよね。
この女性の場合、告白は嬉しかったとしても、素直に喜べずにいるようです。やはり「勢いだけで、本当に気持ちがあるわけではないんじゃ…?」と不安に感じるのでしょう。まだ初対面に近いタイミングだったり、関係が浅かったりして、男性の思いが伝わっていないことも考えられますね。
好きな相手なら大歓迎
「初デート前から私が相手のことを好きなら、告白はもちろん大歓迎です!」(22歳/女性/販売)
初デートであっても、自分がもともと好きな相手からの告白であれば受け入れるという女性です。むしろお互いに同じ気持ちだったんだと嬉しく感じることでしょう。
初デートの段階で、相手に対してどんな思いを持っているかによっても、受け止め方は異なるようですね。気になっていたり既に好きになっていたりする場合は、告白は素直に嬉しいものとなるでしょう。
何が好きなのかな?って
「出会って間もなくて初対面に近いのに、初デートして告白されても、私の何が好きなのかな?って思う。まだそんなに私の性格とか知らないと思うし。」(26歳/女性/管理栄養士)
相手との関係が深まっていない状態での初デート。さらにそこで告白されると、「私のどこを好きになったの?」と率直に疑問を抱くのでしょう。
恋愛のスタートは人それぞれです。外見で「かっこいい」「かわいい」と思って好きになり、付き合いたいと思う人もいるでしょう。ただ、この女性の場合は、相手の中身に魅力を感じるタイプのようですね。まだお互いのことをよく知れていない段階での告白は、性格的な相性もわかっていないため、疑問を持ってしまうのかもしれませんね。
なんとも思ってなかった人でも意識しちゃう
「ただ友達としてご飯をする食事デートくらいに思ってた。でもそこで告白されて、今までなんとも思ってなかったのに意識しちゃうようになった。」(25歳/女性/幼稚園教諭)
初デートといっても、「友達との食事デート」くらいに軽く受け止めている人もいるでしょう。特に異性として意識していない男性であれば、なおさら意気込んだり意識したりせずにデートに出向くはずです。
そこでなんとも思っていなかった相手から突然告白されたら、やはり異性として意識してしまうようになりますよね。「そう思ってくれてたんだ」という驚きと共に、「女性として見られてたんだ」という新たな発見に繋がります。そこから相手を“男性”として意識する場合もあるため、ある意味初デートでの告白は、関係進展のきっかけ作りにもなるようです。
初デートで告白ってどう思う?≪男性の意見≫
気になってる相手ならOKする
「初デートであっても、もし女性として気になっていた相手からだったらOKするかな。付き合ってみないと分からないこともあるし。」(23歳/男性/運送業)
もともと気になっている相手だとしたら、初デートの告白だとしても受け入れるという男性です。まだ「好き」という確信が持てずにいたとしても、今の時点ですでに気になっているのであれば、「これから好きになるかもしれない」という可能性を感じているのでしょう。
また、実際に付き合ってみないことには、相手のことを深く知ることはできないと感じているようです。気を使い合う関係で、相手とちょっとずつ距離を縮めていくというのも悪くありませんが、それなりに時間はかかってしまうものですよね。手っ取り早く付き合ってみた方が、相手を理解できると感じた場合は、たとえまだ好きになっていなくてもOKするようです。
できればもう少し知り合ってから付き合いたい
「二人だけで会うのが初めてみたいな関係なら、初デートだけでは見極めきれない。できればもう少し知り合ってから付き合いたいなって思う。」(21歳/男性/フリーター)
まだ「気になっている」という状態ではない場合、もう少しお互いをよく知ってから付き合いたいと考える男性です。恋愛に真面目で慎重なことがうかがえます。付き合ってから「やっぱり違ったかも」とは思いたくないのでしょう。そうなってしまうと、相手の女性のことを傷つけてしまうおそれも出てきますよね。
勢いやその場のノリで付き合うことを考える男性もいますが、一方で、付き合うからにはきちんと相手のことを把握してからと考える人は少なくないのです。
ダメだとしても頑張りを見てもらえる
「初デートで告白して、仮にその返事がダメだったとしても、その後異性として見てもらえるし、自分の頑張りも見てもらえる気がする。」(29歳/男性/営業)
初デートでの告白は、「イチかバチか」なところがありますよね。まだお互いのことをそんなに知らない浅い関係だとしたら、相手がためらうのは当然だからです。
初デートで告白しても、結果的に断られることもあるでしょう。ただ、初デートで告白しておくことで、異性として意識してもらえるため、その後振り向いてもらおうとする努力をしっかり確認してもらうことができます。そこから徐々に好きになってもらえる可能性もあると考える人は、告白を前向きに捉えているようです。
真剣さが伝わらないんじゃないかと…
「すごく大好きな人と初デートできるのは素直に嬉しい。でも、そこで告白してしまったら自分の気持ちが軽く見られるんじゃないかって逆に心配になる。」(26歳/男性/整備士)
初デートにこぎつけるまでにだいぶ時間をかけた男性なのでしょう。相手との関係を深めてから、やっとの思いで初デート。その流れ自体は嬉しく感じるはずです。
ただ、相手がもしこちらの好意に気付いていなかったとしらどうでしょうか?初デートで告白したとしても、「デートをしたから?」「そんな素振り今までなかったよね?」と、真剣さが伝わらないおそれもあるでしょう。そうなることが怖くて、初デートの告白に不安や恐怖を感じる人もいるのです。
初デートで告白するメリット
ここからは、初デートで告白するメリット・デメリットを見ていきましょう。まずはメリットからご紹介します。
初めから異性として意識してもらえる
異性として意識してもらうチャンスになるということは、メリットだと言えそうです。相手を特別異性として意識せずに初デートをする人もいます。そんな人には、早い段階で異性として意識してもらうために告白した方が良いでしょう。
相手が「ただの友達」という感覚でいるとしたら、何度かデートを重ねたとしてもなかなか進展は望めませんよね。初めのうちに異性として意識させることでグッと距離を縮めたいと考える人にとって、初デートで告白するということはメリットになるでしょう。
下手に友達関係を延ばすより、初デートで告白した方が恋愛対象として見てもらいやすくなるに違いありません。
告白できずに後悔することがない
告白するタイミングを見失い、そのまま恋が終わってしまうということがないのもメリットになるでしょう。
初デートの約束ができたからといって、必ずしも2回目のデートも実現するとは限りませんよね。緊張や恥ずかしさからなかなか上手く話せなかったりして、初デートがギクシャクして終わることもあるでしょう。すると2回目のデートができる可能性は低くなってしまいます。
となれば、その思いはいつぶつけることができるのでしょうか?どうせ告白するなら、できれば相手の顔を見て直接伝えたいものです。「チャンスを無駄にした」「このまま言えないんじゃ…」と後悔したくなければ、初デートで告白してしまうことによって思いを遂げられるのは、ある意味メリットといえるでしょう。
友達のままでは聞きにくかったことも聞けるように
友達関係だと、恋愛にまつわる話や質問をしたくてもなかなか聞けないこともありますよね。同性の友達ならまだしも、異性の友達となるとやはり恥ずかしさもあって言う側も気を遣うものです。
告白したことによって相手が「恋愛対象として見られている」と認識してくれれば、恋愛に関する事柄も聞きやすくなることでしょう。「好きなタイプは?」といった質問も、相手がこちらの好意を知ってくれていれば、「なんでそんなこと聞くの?」とはならないですよね。
告白する側も、これまで「こんなことを聞いたら好意に気付かれてしまうかな」などと遠慮する必要がなくなります。そういった意味では、気兼ねなく聞きたいことも聞けるようになるのはメリットといえるでしょう。
相手の今の気持ちを知ることができる
片思いの状態でいる時は、楽しいことも不安なこともたくさんあります。「もしかしたら好きな人が他にできてしまうかもしれない」という不安もあれば、「自分のことを異性として見てもらえているんだろうか」という心配もあるでしょう。
その点、初デートで告白すれば、今の時点での相手の気持ちを把握することができますよね。仮にそれが「付き合えない」という結果だったとしても、その理由を知ることができます。
もちろん、その場でOKをもらう可能性だってあるでしょう。もし「ごめん、異性として見てなかったから」と言われたとしても、その告白をきっかけに、異性として見てもらうことができるかもしれません。また、その後「異性としてどう頑張ればいいか」を考えられるため、告白自体は無駄にならないでしょう。
初デートで告白するデメリット
アプローチする機会が失われる
初デートで告白すると、その場で審判が下されてしまうため、じっくりと関係を構築することができなくなってしまうことがデメリットになるでしょう。早い段階で思いを告げると、ちょっとずつ好意を見せて相手の反応を見たり、恋の駆け引きをしたりするような、アプローチの課程を飛ばしてしまうことになります。そのため、思いの大きさや強さを見せることができないのがデメリットになります。
仮に告白が失敗に終わった場合、「もっと慎重になれば良かった」「関係を深めてからにすべきだった」などと後悔することも考えられるでしょう。アプローチする機会が多ければ多いほど、「そんなに思ってくれてるなら…」という気にさせることもできます。それの課程を省いてしまうと、こちらの気持ちの強さを見せつける機会は失われてしまうかもしれません。これはデメリットだともいえるでしょう。
男性の場合は体目的だと思われる可能性も
男性が初デートで告白した場合、「体目的なんじゃないの?」と疑われてしまうこともあります。そうではなく、真剣に相手を思っているとしても、“初デート”だからこそ疑念を抱かれてしまうのです。そのデメリットは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
告白する際は、このような誤解をされないよう、真剣にかつ具体的に伝えた方が良さそうです。体目的だと疑われてしまうと、告白の返事も2回目のデートも期待が持てなくなってしまいます。
軽い気持ちだと思われてしまう
初デートで告白された側は、「自分のどこが好きなんだろう?」と不思議に思ったり、その告白が軽い気持ちであると感じる可能性があります。相手のことが大好きで勇気を振り絞って告白したのに、そう捉えられてしまったら悲しいですよね。
初デートでの告白は、軽い気持ちだと思われやすいのはデメリットでしょう。また「誰にでもそういってるんじゃ?」と思われてしまうこともあります。初デートという状況に浮かれている、あるいは空気に飲まれていると勘違いされることもあるため、軽く捉えられてしまうのも仕方がないのかもしれません。
関係が気まずくなることも
告白したことにより、相手に異性として見てもらえるメリットがありますが、逆にそれをきっかけに関係が気まずくなってしまう場合もあります。もしも相手が「いい友達でいたい」と思っているのだとしたら、距離を置かれることも想定できますよね。
あなたが好意を伝えたとたんに、連絡をスルーされたり、グループで会うことさえ避けられてしまったりと、関係が悪化してしまうこともあります。距離が縮まる可能性もあれば、逆に疎遠になってしまうおそれもあることを理解しておくべきでしょう。
初デートでの告白を成功させるコツとは?
初デート前に距離を縮めておく
いきなり初デートでお互いを知ることがないよう、初デート前に距離を縮めておく必要があります。相手の趣味を聞いたりプライベートな話をするなどして、お互いのことを理解しておいた方が良いでしょう。
これは、初デートの時の沈黙を避けるためにも必要なことです。初デートはお互いに緊張したり気を遣ってしまったりするため、無言になってしまうこともあります。そうした場の雰囲気を考えた上でも、初デート前にできるだけ距離を縮めておいた方が良いでしょう。
ある程度親しくなっておけば、「自分のどこを好きになったの?」と疑問を抱かれることを回避できます。「こんなところが好きで」と具体的に答えられるくらいには、仲を深めておくべきです。
外見に気合を入れてデートに挑む
初デートだからこそ、外見に気合を入れて挑むべきでしょう。相手はまだあなたのプライベートの姿を見たことがないかもしれませんよね。そんな場合は、特に外見をどうするのかは重要です。相手好みのファッションなどを意識して、好感を持たれるような装いで挑みましょう。
たとえば相手が職場の人なら、あなたの仕事モードの姿しか知らないはずです。プライベートでは普段とまったく違う雰囲気だというところを見せつければ、ギャップを感じさせることもできます。これは、興味を持ってもらうための作戦としても使えるでしょう。
デートを楽しむ
告白ももちろん大事ですが、そのデート自体も大事。デートの内容次第では、相手の返事が変わることもあるからです。告白することに意識を取られて終始無言でデートしてしまうと、相手は「楽しくない」「つまらない」と感じてしまいますよね。その中で告白しても撃沈してしまうでしょう。
告白の仕方や言葉を既に考えているならば、割り切ってデートはデートで思う存分楽しむことです。笑顔で一緒にそのデートを楽しむことができれば、「もっといたい」「もっと知りたい」と相手は自然に思うはずです。デートの印象が良ければ、告白の返事も期待できますし、次のデートに繋げることも可能なのです。
デート中相手を褒める
デート中、時折相手を褒めることも忘れないようにしましょう。これは相手に気分を良くしてもらうためでもあり、楽しいデートだと感じてもらうためでもあります。
何も「今日もかわいいね!」とか「イケメンだよね」とあからさまな褒め方じゃなくても大丈夫。相手がお店を選んでくれた時には「こんな良い店よく知ってるね!」でも良いですし、さりげない行動から「優しいんだね」と褒めても良いです。
誉め言葉を上手に使うことで、相手が嬉しいと感じられるような場面を演出し、告白しやすい・受け入れられやすい雰囲気を作りましょう。
初デートでの告白エピソード【成功&失敗談】
初デートの帰り際に良い雰囲気になり…
「初デートの帰り際、良い雰囲気になったので告白した。元々告白するつもりじゃなかったけど、雰囲気もあってか相手も喜んでくれて付き合えた。」(27歳/男性/工場勤務)
初デートの告白に気合を入れて挑む人もいれば、その場の雰囲気で「告白しよう」と思う人もいるようですね。告白に向けて特に準備していなかったものの、初デートで好感触を得たために、一気に勝負に出たのしょう。
結果は見事成功。デートそのものを楽しいと感じてもらった場合、相手も同じような気持ちでいてくれる可能性は高そうです。
お酒の勢いにまかせ思い切って告白!
「告白しようしようと思ってたら緊張してきて…。お酒の勢いに任せて告白したら、“酔ってるからでしょ”と流されてしまった。」(32歳/男性/建築業)
恥ずかしさや照れ、または緊張で「お酒の力を借りないと言えない」なんて人もいるかもしれませんね。ただ、初デートである上に、お酒の勢いがあるともなれば、相手は素直に受け入れてくれないこともあります。真剣に告白を聞いてもらいたいのなら、お酒の力は借りない方が良さそうですね。
告白が第一歩に!
「相手からは元々友達と思われていたけど、告白したら“これから色々知っていきたい”と言われて一歩前進した。」(23歳/女性/保育士)
初デートの告白を機に、異性として意識してもらえた例です。「これから色々知っていきたい」ということは、関係を深めていきたいという意味に取ることができますよね。
告白をしたことで、異性として見てもらうきっかけとなり、デート前より関係が前進したようです。
緊張して上手く話せず…
「好きな人との初デートだからそれはもう緊張で…。そのせいで上手く話も盛り上がらなくて、告白も失敗に終わってしまいました。」(20歳/女性/学生)
好きな人との初デートなら、誰だって緊張してしまいますよね。何を話そう、どうやって楽しんでもらおうと意識すればするほど頭がパニック!なんて人もいるでしょう。そのため、デートをあまり良い雰囲気を作ることができず、失敗に終わってしまうケースもあります。
相手の好きなことや興味のある話題をあらかじめリサーチしておいて、会話の引き出しを十分に用意しておく必要がありそうです。
初デートの告白こそ準備はしっかりと!
そのデートが楽しく盛り上がれば、告白の成功率も上がります。相手が恋愛に慎重なタイプなら、すぐには結ばれないかもしれませんが、その告白が一つのきっかけになるかもしれません。
相手に本気度を疑問視されたり、不安を抱かれないように、初デートに向けて様々な準備を整えておきましょう。
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