タチの悪い「ナンパ師」に要注意!
女性の意見としては「ナンパ目的で声をかけてくる男性は鬱陶しい」というものがほとんどなのではないでしょうか。迷惑なナンパ師を撃退する方法を考えていきましょう。
そもそも「ナンパ師」とは?
ナンパ師とは、何らかの目的を持ち、見ず知らずの女性に声をかけ続ける男性のことを指します。駅前などで待ち合わせのために一人で立つ女性や、街中を歩く女性にいきなり話しかけることを何度も繰り返す男性です。
昔のナンパは、「お茶しない?」といきなり誘うパターンが多かったですが、それでは相手にしてもらえないことを今のナンパ師は熟知しています。
そのため、女性が対応せざるを得ないような声のかけ方をするなど、テクニックを磨いているため、引っかかってしまう女性が多いと言われているのです。
ナンパ師っぽく見えない人が多い
ナンパ師と言えば「チャラ男」のイメージが強い人が多いのではないでしょうか。茶髪や長髪で、アクセサリーをジャラジャラつけたいかにも軽薄そうな見た目の男性です。もちろん、そのようなタイプのナンパ師もいますが、最近はナンパ師には見えないような好青年風の男性もいるのです。
そのような普通の男性に声をかけられれば、女性もうっかり警戒心をなくして引っかかりやすくなってしまいます。
経験豊富なナンパ師はメンタルが強い
ナンパ師の中には、何年もナンパを繰り返してきた熟練者も存在します。ナンパを嫌がる女性がほとんどであることを経験上よく知っているため、どうすれば相手にしてもらえるかを学んでテクニックを磨いています。
ナンパ慣れしていない女性にも警戒されにくい話しかけ方などを身につけているうえ、メンタルもかなり強いです。そのようなナンパ師につかまり立ち止まって話を聞いてしまえば、もう相手のペースに飲まれてしまうでしょう。
ナンパ師の特徴
共通する特徴としては、女性に振り向いてもらえるような身なりや態度を心がけているということ。具体的にご説明します。
トークスキルが高い
ナンパ師の武器は何といってもトーク力です。女性の警戒心を上手にほぐし、親近感を湧かせて短時間で巧みに距離を縮めていきます。
いきなりデートに誘ったりすることはもちろんしません。女性の気持ちを尊重し、共感しながら攻めていくのです。目的ははっきりしていますので、うまいことを言いながらそちらに誘導していきます。
ちょっとボケや自虐ネタを交えながら、女性を要所要所で褒めていい気分にさせつつ、自分のペースに相手をはめていくのです。
ブランド物の服や小物を身に着ける
いいものを身に着けている男性は、経済力がある感じがしませんか?ナンパ師は女性がお金のある男を好むことを知っています。そのためブランド物をさりげなく身につけ、デートすればおごってくれそうな雰囲気を出しているのです。
全身ブランド物だと金銭感覚のおかしい男かホストだと思われますので、さりげなく使いこなし、女性の心をくすぐるのもナンパ師のテクの一つです。
さわやかな笑顔
怖い顔で近づいてこられれば誰でも逃げたくなりますので、ナンパ師はいつも笑顔です。それも、作り笑顔ではなく、とても爽やかな屈託のない笑顔が特徴。
なぜそのような笑顔ができるかというと、ナンパ師は女性に近づくとき自分から心を開こうとしているからです。裏にある目的は伏せ、まずは女性と親しくなろうと思って近づくため、自然な笑顔ができてしまうのですね。
そして、フラれてもへこたれない強いメンタルがあるので何度でも笑顔になれるのです。
清潔感がある
ナンパの成功率を上げるため、ナンパ師は第一印象を良くした方がいいと心得ています。不潔な男は嫌われるとわかっているので、常に小ぎれいにして爽やかに話しかけるのです。
清潔感にあふれた好青年風の男性ならナンパ師に見えませんよね。女性も、そのような男性なら話しかけられても嫌な気分になりにくいかもしれません。
ナンパ師に狙われやすい女性の特徴
もしかしたら、あなたもナンパ師に狙われてしまうタイプかもしれません。ここで、ナンパ師につかまりやすい女性の特徴を見ていきましょう。
歩くペースが遅い
一人でゆっくりと歩いている女性は、誰が見ても急いでいるようには見えません。誰にも隙を見せずに颯爽と歩いている女性よりも、歩くペースが遅い女性の方がナンパ師は話しかけやすいのです。
ゆっくり歩いてい女性に「急いでいるので」とナンパを断られても、ツッコんで逃がさないこともできますよね。いかにも暇そう、この後予定がなさそうといった雰囲気を出している女性は、ナンパ師の格好の的なのです。
垢抜けない雰囲気
メイクやネイルなどが完璧な女性よりも、隙のある女性の方がナンパ師にとっては話しかけやすいようです。特に、なんとなく垢抜けない女性が標的になりやすいのだとか。
そのようなタイプの女性は男性慣れしていない人が多く、ナンパされた経験もほぼゼロ。つまり、かわし方や断り方がわからないため自分のペースに持ち込みやすいのです。
露出の多い服装
逆に、素肌を見せていたり、ボディラインのわかる服を着ていたりする露出多めの女性も、ナンパ師は大好きです。なぜなら、露出の多い女性は男性に誘われたいという願望を持っていることがほとんどだから。
ナンパされることを内心期待している人や、好みのナンパ師だったら誘いに乗ってもいいと思っている人もいます。また、そもそも男性から声をかけられることに慣れているため、話をしやすいという特徴もあります。
清楚で真面目そう
そして、ナンパ師が最も好むのが清楚系の女子です。チャラチャラしたギャルの方がナンパされやすいと思いませんか?でも、熟練のナンパ師はギャルよりも清楚で真面目そうな雰囲気の女性をターゲットにするのです。
清楚系の女性はそもそもナンパ慣れしていませんし、真面目なので冷たくかわすことも苦手です。良心につけこみながら、ずるずると自分のペースに引き込み、一気にお持ち帰りまでしてしまうというケースもあるようですよ。
ナンパ師がよく使う手法&テクニック
ナンパ師のテクニックはどんどん進化していると言われています。女性の警戒心をほぐし上手にテリトリーに入ってきますので、うっかり騙されてしまう人も少なくありません。
ここで、ナンパ師の具体的なテクニックをご紹介します。ナンパ師のよくある手口を押さえておき、相手のペースに飲まれないようにしましょう。
道を聞く
「ちょっと迷ってしまって…」「田舎から出てきたので…」と道に迷っているふりをして、道を教えてほしいという口実で近づいてきます。
困っている人を助けたいという気持ちは多くの女性が持っていますので、道を聞かれれば対応してしまいますよね。ところが、教えても「ちょっとわからない」などと言って案内させるよう誘導したり、「お礼をしたい」と連絡先を聞いてきたりするのがナンパ師の手口なのです。
落とし物
「これ落としましたよ」と言って見覚えのないものを渡そうとしてきます。女性が「違います」と言っても、「いやいや、あなたのカバンから落ちましたよ」などと食い下がってきます。
あるいは、女性が立ち止まっている場合は、「この辺で落とし物をしたんですけど…」と言って一緒に探してもらおうとします。
「落とし物」という警戒されにくい口実で近づき、その流れで会話に持ち込み、最終的には連絡先をゲットしようとするのです。
軽い相談
「道を教えてほしい」「落とし物を探してほしい」の他にも、「この辺で美味しいケーキ屋さん知りませんか?」など、当たり障りのないちょっとした相談をするというのもナンパ師のテクニックの一つです。
その程度の相談なら、本当に急いでいる時でなければ乗ってあげようかなと思う人が多いのではないでしょうか。相談に乗れば、「お礼がしたいから連絡先を」と必ず言われるでしょう。結局はそれが目的だからです。
話し相手になってほしい
歩いている女性ではなく、待ち合わせ中やライブに一人で参戦している女性を狙うナンパ師は、「一人で寂しいので話し相手になってほしい」と言って近づいてきます。「友達が少なくて…」などと同情を誘いつつ、警戒されないよう、まずは世間話で距離を縮めようとするのです。
トーク力がありますので、ナンパ師の話は面白く、会話が盛り上がります。そしてお互い仲良くなった気になるので、女性も連絡先を教えてしまうというわけです。
ナンパ師がナンパする目的ってなに?
では、ナンパ師のそもそもの最終目的とは何でしょうか。主なものをご紹介します。
体目的
一番に考えられるのは、女性の体が目的ということ。結局ヤリたいだけなのです。可愛い女の子に声をかけて連絡先を交換することができれば、何回かデートしてそのままベッドインできる可能性は高くなります。
うまくいけば無料で好みの女性とやり放題なのですから、ナンパをやめられないという男性がいてもおかしくないですよね。
金目当て
体だけでなく、女性のお金を狙って近づいてくるナンパ師もいます。悪徳商法で騙したり貢がせたりして、結果的に女性から多額の資金を奪い取るのです。
ナンパ後に恋愛関係に持ち込み、お金に困っているふりをして女性から借金をした挙句、姿をくらますという男もいます。恐ろしいですね。
ゲーム感覚
ナンパ師の間では、ナンパはギャンブルのようなものだと言われています。数を打てば当たるが、テクニック次第で当選率も上がるというわけです。
腕を上げれば上げるほど成功するのがおもしろくてハマってしまい、ゲーム感覚で女性に声をかけるナンパ師も少なくありません。
夜の仕事の紹介
お金目当てでナンパする場合、風俗やAVなどの仕事をさせようとしている可能性もあります。女性を騙して性風俗に売り飛ばす行為は違法ですが、泣き寝入りしている女性がいないとは言い切れないでしょう。
ナンパから始まり、恋人同士になったと思ったら風俗で働かされるようになった、というケースは少なくないのです。
ナンパ師をうまくかわす方法
悪質なナンパ師に引っかからないためにも、次のようなかわし方を身につけておくといいでしょう。
「急いでるので!」と早足で歩き続ける
話しかけられても立ち止まってはいけません。無視するのは心苦しいという場合は、「急いでいる」ということを伝えてさっさと立ち去りましょう。迷わずに歩き続けるのがポイントです。競歩並みの速さで歩き続ければ、ナンパ師もさすがに諦めるはずです。
電話がかかってきたふりをして立ち去る
立ち止まっている時に話しかけられたり、うっかり話を聞き始めてしまったりした場合、かわすタイミングが難しいですよね。道を聞かれたので教えていたつもりがどうやらナンパらしいと気付いた時も、どう逃げるか困ってしまうでしょう。
そんな時には、「あっ」と言いながら携帯を出して、「ごめんなさい電話が…」と言って電話に出るふりをしながらいなくなればいいのです。
外国人のフリをする
しつこくついてくるナンパ師には、日本語で対応しても通じません。もう次の答えを相手は用意しているため、何を言ってもうまく丸め込まれてしまいます。
そこで、日本語が通じない相手には外国人のふりをしましょう。中国語や韓国語などのアジア系の言葉っぽい発音で、テキトーにまくしたてて立ち去れば相手も引くはずです。
しつこいナンパ師には相手をしないのが一番
もちろん、好みだからという理由もありますが、多くのナンパ師は引っかかりやすそうな女性を選んで声をかけています。つまり、隙があるからナンパされるということ。
うっかり相手に丸め込まれれば、やり捨てされたりお金を奪われたりするかもしれません。ナンパ師に騙されないためにも、最初から相手にしないのが一番なのです。
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