もしかして私…男を見る目がないかも…
この記事では、男を見る目がない女性の実態に迫り、克服する方法までご紹介していきます。「次こそは素敵な男性と付き合いたい!」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。
男を見る目がないってどういう意味?
「男を見る目がない」とは、一般的に女性から敬遠されるような男性ばかりを選んでしまうことを指します。好きになった男性を友達に紹介すると、いつも「あんな男性と付き合うなんてありえない」と言われてしまうなら、「男を見る目がない女性」だと言えるでしょう。
反対に、誰もが羨むような男性と付き合っている女性や、いつも素敵な彼氏を連れている女性などは、「男を見る目がある」と判断され、周囲から羨ましがられる存在になっているはず。
また、男を見る目がないにもかかわらず、自分では気づいていない女性も多くいます。そんな人は、周りから「あなたって見る目ないよね」と言われて、初めて自覚することになります。
男を見る目がないとどうなる?
「私が好きになったんだから、周りにどう言われようと関係ない!」そう思っている人もいるでしょう。ですが、男を見る目がないままでいると、いずれ後悔することになるかもしれません。
男を見る目がないことで生じるデメリットとして、まず言えることは、交際が長続きしないこと。最初はすごく素敵だと思っていても、いずれ「なんでこんな人好きになったんだろう」と後悔することになります。
また、それでも交際を続けた場合は、彼氏に振り回されて辛い恋になるかも。そうならないために、自分の恋愛の傾向と欠点、克服する方法などを知っておきましょう。
男を見る目がない女性の特徴
イケメン好き
「付き合うならイケメンがいい!」女性であれば、誰もが思っていることかもしれませんね。ですが、顔がいいことに重点を置きすぎると、他の部分を見逃してしまいがち。
極端な例を挙げると、誰がどう見てもイケメンの男性が鼻をほじっていたとしましょう。イケメン好きの女性の中には、「こんな姿見られるなんて貴重!」「それでも素敵」と感じる人が多くいるはずです。反対に、ブサイクな男性が鼻をほじっていたら、何だか汚いイメージですよね。同じことをしているのにイケメンだと大抵のことは許せてしまいます。
つまり、顔を重視する人は、大きな欠点を見逃してしまいやすいということなのです。
恋愛体質
恋愛体質とは、簡単に言えば「恋をしていないとダメ」な人です。常に恋人がいる、常に好きな人がいるような女性は恋愛体質と言えるでしょう。
恋愛体質の女性は、恋をしていることが好きなので、もし彼氏と別れたり好きな人にフラれたりすると、すぐさま次の恋愛にシフトチェンジします。気づいたら恋に落ちていたというよりは、「どっかにいい人いないかなぁ」と自分から好きな人を探しに行くイメージですね。
その結果、大して好きでもない相手に恋をしていると錯覚してしまい、そのまま突っ走ってしまうことが多々あります。気づいたら見る目がないと言われるようなダメな男性を好きになってしまっていることも。
熱しやすく冷めやすい
恋をすると周りが見えなくなるほど夢中になるのに、ふとした瞬間に一気に冷めてしまうような、熱しやすく冷めやすい人。このタイプも恋愛体質な女性と同じで、「好きだ」と思ったら真っ直ぐ向かっていくので、冷静に男性を見た瞬間に「あれ、こんなはずじゃ…」と現実を知り、冷めてしまうのでしょう。
その結果、毎回、私って男を見る目がないな…と落胆してしまうことになります。
人の意見を聞かない
男を見る目がない女性に実は多いのが、人の意見を聞かない人です。ここで言う「人の意見を聞かない」というのは、恋愛に関してのアドバイスに限ります。
男を見る目がない人は、確実に周りの友達に「あの子って、いつもダメンズと付き合うよね」と思われているでしょう。仲のいい友人は「やめた方がいいよ」とアドバイスをしてくれるかもしれません。
ですが、男を見る目がない女性はその意見を聞き入れず、「そんなことないよ」と我が道を行ってしまいます。「恋は盲目」の典型的パターンですね。
男を見る目がない女性の特徴≪続き≫
視野が狭い
ここで、なぜ男を見る目がないのかを考えてみましょう。それは、単純に「選べる男が少ないから」と言えるでしょう。その原因となるのが、男性との関わりが少ないこと。または、特定の男性にしか興味を持たないことです。つまり、視野が狭いということですね。
これまで好きになった男性を思い返してみてください。多くの人が、同じクラスの男子だったり、同じ職場の男性だったり、もしくは数少ない男友達の1人だったりなど、狭い世界の中から相手を選んでいませんか?
そうなると、多少嫌な部分にも目をつむってしまうようになり、結果的に見る目がないと言われるような相手に恋をしてしまうのです。
恋愛経験が少ない
こちらも、視野が狭いに通じるところがありますが、恋愛経験が少ないと、恋人の条件のハードルを低く設定しがちです。中には、「私を好きになってくれるだけでありがたい」と考える女性もいるかもしれません。
経験が少ないと、何がダメで何がいいのかの比較対象がないので、どうしても「こんなものなのかな…」と欠点を受け入れてしまいがち。そうして、男を見る目がない女性になっていきます。
母性が強い
男を見る目がないと自覚しているにもかかわらず、いつもダメンズに惹かれてしまう人っていますよね。そのような人は、大抵母性が強いのが原因でしょう。
「多少の欠点は可愛いと思える」「私が悪いところを正してあげなきゃ」のように、母親のような気持ちで男性のことを見てしまう人は、ダメな男に引っかかりやすいです。さらに、男性がそんな彼女に甘えてしまい、ダメさ加減にどんどん拍車がかかってしまう場合も。
流されやすい
流されやすい人も、実は男を見る目がない女性になりがちです。流されやすいということは、押しに弱いということ。相手のことを好きかどうか分からない段階で猛烈なアプローチを受けると、「付き合ってみてもいいかな…」という気持ちで付き合ってしまいます。そして後悔することに。
このようなタイプの女性は、「釣った魚に餌をやらないタイプ」の男性にひっかかりやすいでしょう。付き合った途端に彼氏が冷たくなったなどの経験も多いのではないでしょうか。
男を見る目がない女性が好きになりやすい男性とは?
自己中心的な男性
自分の思い通りにならないと不機嫌になる、相手の気持ちを考えずに好き勝手に行動するなど、自己中心的な男性は女性から嫌われるタイプですよね。
しかし、このような男性は、好きな女性には直接的にアピールする傾向にあります。「今度の休みご飯行こうよ」と積極的にデートに誘ったり、頻繁に電話をしてくることも。女性の気持ちや都合を考えずに、自分の気持ちだけでグイグイ迫ってくるのです。
男を見る目がない女性は流されやすいので、この積極性に惹かれてしまいがちです。
怒ると暴力を振るう男性
怒ると暴力を振るう男性だと分かっていながら好きになる人はいませんよね。ですが、付き合ってみないと分からない本性というのは誰にでもあるものです。
男を見る目がある女性は、こんな男性の本性を見抜くことができます。普段の会話やイラっとしたときの言動などから「怒りっぽい性格なのかな」と感じとることができるでしょう。一方、男を見る目がない女性は好きになると相手の欠点が目に入らなくなるため、深い仲になるまで本性に気づくことができないのです。
金遣いが荒い
ギャンブル癖がある男性はもちろん、後先考えずにお金を使ってしまうような男性もこのタイプですね。このような男性に惹かれる見る目がない女性のタイプは、母性本能が強い人です。さらに、ある程度の収入がある女性でしょう。
金遣いが荒い性格は欠点だと分かっていながらも、「私が治してあげなきゃ」とついつい面倒を見てしまうのですね。そんな女性に男性は甘えて、どんどん歯止めがきかなくなるかもしれません。
だらしがない
家の中が散らかりっぱなし、時間にルーズ、自分のことすら何もできない。このようにだらしがない男性にも、男を見る目がない女性は惹かれがちです。
だらしがないダメな男と付き合うことで、自分の存在価値を見出しているのでしょう。この場合も、「私がいなきゃこの人は何もできない」と母性が発揮されることになります。ですが、少しずつ熱が冷めていくことで彼氏の欠点が浮き彫りになり、「なんでこんな人を好きになったの…」と気づくことになるのです。
口先だけの男
どんなにダメな男でも、口ではなんとでも言えます。ましてや、自分が狙っている女性に対しては、自分のいい所ばかりを大袈裟にアピールしてくるでしょう。
「昔はめっちゃ稼いでたんだけど…」とか、「今後はこんな仕事をして稼ごうと思ってる」など、過去や未来のことばかり話していて、実際に行動していない男性には要注意です。
男を見る目がある女性は、この時点で「口先ばっかりだな」と気づくことができるのですが、見る目がない女性は「すごいね」と、どんどん男性に興味を持ってしまうでしょう。
「私、男を見る目がないかも…」と思ったエピソード
いつも浮気男ばかり好きになってしまう
「これまでに3人の男性と付き合ったことがあるんですが、なんと、3人全員に浮気をされました。ここまで続くと、私になにか原因があるのかなって思って…。友達に相談したら『あんたに男を見る目がないからだよ』ってずばり言われました。
冷静になって思い返してみると、3人とも猛アピールしながら私に近づいてきたんですよね。要するにチャラい男だったんです。同じように他の女にも声をかけていたんでしょう」(27歳/女性)
誰にだって好きな異性のタイプはありますが、この女性の場合はノリがよくて押しが強い男性がタイプだったのかもしれません。でも、比較的早い段階で男を見る目がないことに気づけてよかったですね。
暴力を振るわれて警察沙汰に…
「前に付き合っていた彼氏が、酒癖が悪くて…。酔うとすぐに激高する人でした。ある時、我慢できなくなったので『いい加減にして』と怒ったら、逆ギレして暴れだしたんです。腕を強く掴まれて、髪を引っ張られました。
幸い、彼氏の声とか物を投げたりする音を聞いて隣の人が通報してくれたので、大事には至りませんでしたが…。そんな人を好きになってしまった自分にもがっかりしました」(30歳/女性)
暴力を振るう男性が100%悪いのに、「男を見る目がない私が悪いのかな…」と自分を責めてしまう人もいます。そんなことは絶対にないので、そんな男とはきっぱり別れましょう。
彼氏によくお金貸してと言われる
「彼氏はよく友達とか先輩に借金をするような人だったんですけど、それだけは止めてほしいから『せめてお金が必要なときは私に言って』と伝えました。それで少しは気を遣って借りなくなるかな、と思っていたのですが。毎月のようにお金がないと言ってきます。それ以外は、いい人なんですけどね。そこは嫌だけど好きなので別れられないです」(24歳/女性)
嫌だとは思っていても、他にもっと魅力があれば別れられない場合もありますよね。ただし、これ以上エスカレートしないように、限度を決めておくことが大切です。
友達に男を見る目がないと言われて…
「私的には、これまですっごく素敵な彼氏と付き合ってきたつもりだったんですけど、なんでか長続きしなくて…。なんでだろうなって悩んでいたら、友達に『男を見る目がないからだよ。もっといい男いっぱいいるんだから』って言われました。
そこで初めて自分に見る目がないことに気づいて、そこからはなるべく相手のことをよく知ってから付き合うようにしてます」(21歳/女性)
自分では気づくことができなくても、友達が指摘してくれることはよくあるパターンです。その時に、アドバイスを素直に受け入れるかどうかで、この先の恋愛運が決まってくるでしょう。
男を見る目を養う方法とは?
第一印象で決めつけない
男を見る目を養うには、まずは相手のことをよく知らなければなりません。そのためには、第一印象で相手の印象を決めつけないことが大切です。
いくら顔がイケメンであっても、「かっこいい!付き合いたい!」と思い込まずに、発言や態度などにも目を向けましょう。「ここが素敵」という良いところを探すよりも、「こんなところは、ちょっと嫌だな」という悪いところを探してみた方が、相手の本性を見抜きやすいかもしれませんね。
人間観察の習慣を身に付ける
男性に限らず、他人の本性を見抜くには「こういう人はこうだ」という先入観もある程度重要になってきます。もちろん先入観が邪魔をして相手を誤解してしまう可能性もありますが、これまで男を見る目がなくて苦労してきたのであれば、ある程度の先入観を持って警戒しながら接した方が身のためです。
そのためには、多くの人と関わること。人間観察の習慣を身に付けることが有効です。そうすれば、こんなタイプは浮気しやすいとか、こんなタイプは金遣いが荒いなどの傾向が見えてくるはず。
多くの男性と関わり合う
多くの男性の中から、より素敵な人を見つける目を養うためにも、なるべく多くの男性との関わりを持つことをおすすめします。出会いが少なければ、それだけ選択肢が狭まってしまいますよね。
また、好きな人に不安を感じたときは、男友達に意見を聞いてみるのもおすすめです。男にしか分からない隠れた本性を見抜いてくれるかもしれません。
絶対にダメな条件を決める
男を見る目がない人の恋愛は、相手の欠点をついつい許してしまって、結局エスカレートしてついていけなくなる、というパターンに陥ることがほとんどです。
そうならないためには、自分の中で限界を決めておくこと。次に浮気したら別れる、また借金したら終わり、と限度を決めておいて相手にもそれを伝えましょう。それでも改善がなければ、関係を見直すべきです。
また、付き合う前の段階で自分が絶対に許せない条件を決めておいて、その条件に当てはまるかどうかを見極めてから決断してください。
ちょっと意識を変えるだけで男を見る目は養える!
今回ご紹介した方法を少しずつ実践して、素敵な彼氏を見つけてくださいね。
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