店員なのに…お客さんに恋しちゃった!
そして一度意識し始めると、それが恋心につながることもあります。お客さんが店員に恋するという話はよくありますが、その逆もあるのです。
店員という立場上、お客さんに恋をしても良いのでしょうか?また、それは結ばれる可能性のある恋なのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
お客さんに恋をした…付き合える可能性はある?
常連客ならチャンスも多く可能性は十分ある
ごくたまにしか来ないお客さんに恋をしたのであれば、アプローチは難しくなります。そもそもお客さんのほうは、店員であるこちらの顔すら覚えていないかもしれないからです。顔も知らない相手にアプローチされたら、ほとんどの人は引くでしょう。
しかし、常連のお客さんが相手ならチャンスはあります。お客さんのほうも顔を覚えてくれているでしょうし、何度も顔を合わせていれば不思議と親しみも湧いてくるものです。「いつも接客してくれる店員さん」と思ってもらえれば、それはもう完全に知らない他人ではありません。
あとはお互いの相性やアプローチの仕方次第です。チャンスは充分にあるので狙ってみてもよいでしょう。
接客業は恋を実らせるのに有利
特に接客業ならば、お客さんとの恋は実りやすい傾向にあります。なぜなら、単純に会話をする機会が多いからです。
当然ながら、人はほとんど喋ったことがない相手よりも、普段言葉を交わしている相手のほうに親しみを抱きます。接客業であれば積極的にお客さんに声をかけてもおかしくないので、親しみを感じてもらいやすいのです。
職業によってはアプローチが難しい場合も
逆に、職業上恋が難しいこともあります。まず、接客する機会が少ない業種であれば、そもそもお客さんと接点を持つことが困難です。一目ぼれしてもそれを行動に移すチャンスが巡ってこないでしょう。
また、接客業であっても、お客さんと連絡先を交換することが禁じられている職場もあります。お客さんのほうからアプローチしてくれた場合も受け取ってはいけないことがあるので注意しましょう。
女性から男性へのほうが成功率が高い
店員とお客さんの恋は、必然的に少ない接点で親睦を深めなければなりませんよね。同じ職場の同僚などであれば頻繁に話す機会があるでしょうが、お客さんと店員だとそうは行きません。
一般的に、男性に比べると女性のほうが警戒心が強いため、接点の少ない相手からのアプローチは、素直に受け入れてもらえない可能性が高そうです。そう考えると、女性から男性にアプローチするケースのほうが、成功率は高いと考えられるのではないでしょうか。
お客さんに恋した店員のアプローチ方法
まずは段階を踏んで少しずつ仲良くなることが大切です。ということで、そのための恋のステップを詳しく見ていきましょう!
①なにげない会話から始める
最初は何気ない会話から始めましょう。たとえば「天気の話」などは定番ですよね。
いきなり、特別なことを言う必要はありません。この段階で必要なのは、ひとまず顔を覚えてもらうことです。ほかのお客さんにもするような内容で良いので、会話数を重ねましょう。
②笑顔で接客する
基本的に接客は笑顔でするものですが、意中のお客さんには意識的に笑顔で接するようにしましょう。なぜなら、この段階では見た目の印象でその人のイメージがほぼ決まってしまうからです。
どれほど気が合う相手であっても、笑顔を向けてくれないのであれば心を開きにくいですよね。「いつも来てくれてありがとうございます」といった気持ちを笑顔に込めて伝えることが大切です。
ただし、ほかのお客さんへの対応とあまり差をつけすぎないように気をつけましょう。「なぜ私にだけ?」と不審に思われたり、ほかのお客さんから良い目で見られない可能性があります。
③店を好きになってもらう
すぐに自分を好きになってもらおうとしてはいけません。この段階では、まだ「良い店員さん」と思われているだけです。ここでいきなり好意を伝えてしまうと相手は戸惑うでしょう。
まず、店を好きになってもらうことを心がけましょう。「いつものセットですね」「こんな商品が入ったんですがいかがですか?」などと、店員としてお客さんを気遣う接客を意識することが大事です。「接客対応が良いお店だな」と思ってもらえたようであれば、次のステップに進みましょう。
④特別扱いする
ここからが難しいところです。特別扱いしなければ恋愛対象として見てもらうのは困難ですが、あまり特別扱いするとお店の対応としてよくありません。
そのため、過剰にならない範囲でお客さんを特別扱いしましょう。たとえば、「今日も来てくれると思って楽しみにしていました」「○○曜日はいるので、来てくれると嬉しいです」といったことを伝えてみましょう。
「自分が来ることで店員さんが個人的に喜んでくれている」とお客さんに伝わればOKです。もしこれで、そのお客さんが積極的に来てくれるようであれば脈ありかもしれません。
⑤連絡先を渡す
ある程度親しくなれたら、連絡先を渡しましょう。こうすることで、ようやく個人的な連絡をとれるようになります。店員とお客さんの恋の成否を分ける一番のポイントと言えるでしょう。
このとき、やはり個人的な理由で連絡先を渡すよりも、仕事に関係した理由で渡すのがベスト。たとえば、「新しい商品が入ったら連絡する」「予約受付けています」などです。
これは職業によって実践しやすさがかなり異なります。自分の勤務先の場合はどういった連絡先の渡し方がもっとも自然なのか考えてみましょう。
お客さんに恋した店員のエピソード!
積極的にコミュニケーションを取っていった
「カフェによく来るおとなしそうな男性に恋。私はグイグイ話しかけていきました。嫌がるようだったら止めようと思ったんですけど、そうじゃなかったのでどんどんアプローチをしましたね」(24歳/女性/喫茶店勤務)
もちろん相手が嫌がるようであればNGです。しかし、そうでないのなら積極的に話しかけるのもアリ。
いきなり個人的なことに踏み込むと警戒されるでしょうが、お店や商品のことであれば不審に思われることもあまりないはずです。
接客中2人きりになり距離が縮まった
「お客さんの予約していた商品が届いていないトラブルで、二人きりになる機会がありました。それまで話したこともなくただの片思いだったんですが、そこから結構喋れるようになりましたね」(24歳/男性/書店員)
お客さんと店員という関係上、二人きりになれるチャンスはほとんどないでしょう。しかし、何らかのトラブルが起きた際などは会話が増えるかもしれません。そういうことをきっかけに仲良くなれることもあるようですね。
「好きですオーラ」全開に
「よくレジに来てくれる男性に恋。結局向こうから連絡先をくれて恋人になれたんですが…私が好きだったのバレバレだったみたいです」(20歳/女性/コンビニ店員)
笑顔で接したり逆に緊張して動きがぎこちなくなったりと、「好きだからこそ出てしまうサイン」というのは存在します。それがはっきり出ていると、相手のほうが恋愛感情に気づいてアプローチしてくれることもあるようですね。
よくいる時間に配達
「配達におうかがいするのですが、不在ですれ違ってしまうこともしばしば。そこで思い切って『この時間くらいのほうが都合がいいですか?』って聞いて…そこからちょっとした会話をするようになって、連絡先の交換にまで至った感じですね」(27歳/男性/物流関係)
普通は「よく家にいる時間」なんて聞いたらストーカーまがいの行為ですが、仕事上必要な情報であれば聞けるケースも。職業によってどんなアプローチならお客さんに警戒されずに済むかは異なるので、自分の職業を踏まえて考えましょう。
アプローチする前に…
「毎日お昼ご飯を買いに来てくれる男性がいて気になってたんですが…声をかける前に来なくなっちゃいました。春だったから、仕事の関係で来なくなったのかな…」(21歳/女性/スーパー勤務)
頻繁に来てくれるお客さんがいても、その人がずっと来てくれるとは限りません。もしかしたら、ある日を境に突然来なくなる可能性も。
そのため、アプローチするのならある程度急ぐ必要があります。一期一会だと思っておいた方が良いみたいですね。
食事までこぎつけたが…
「毎月来店してくれるお客さんと連絡先を交換して、一緒に食事をすることに。しかしそれ以降音沙汰なく、店にも来てくれないように…」(29歳/男性/美容師)
連絡先を交換できたということは、その段階では好感を抱いてもらえていたということですよね。それにもかかわらずその後の恋愛関係に進まなかったということは「個人的に会ってみるとちょっと違った…」と思われたのかもしれません。
人は仕事をしていると普段とは違った印象を与えるものです。これが店員とお客さんの恋の壁になることもしばしばあります。
お客さんに思いを寄せた店員の恋の成就のコツと注意点
また、店員という立場であるがゆえに気をつけなければならない点も…。知らずに仕事を首になったりしないように、注意点も合わせてご紹介します!
まずは話しかけることが大切
何はともあれ、恋を実らせるには積極的に話しかけることが大切です。チャンスを見つけては話しかけるようにしましょう。
心理学の効果で、単純接触効果と呼ばれるものがあります。高頻度で接すれば接するほどお互いに好感を抱くというものです。普通に接客するだけでも良いですが、さらに積極的に話しかけることでより親密度を高められるでしょう。
店員からではなくお客さんに誘わせるのがベスト
ある程度親しくなったら、連絡先の交換などに踏み切りたいところですよね。しかし、そういったアプローチは焦るとよくありません。こちらが「そろそろいいだろう」と思っていても、相手がそう思っているとは限らないからです。
また、店員が女性でお客さんが男性なら、最終的に男性に誘わせた方がその後の関係がうまくいきやすい場合もあります。よく言われるように、男性は追う生き物なので、追わせた方が恋はうまくいくのです。
こういうことを踏まえると、最終的な誘いは相手からしてくれるのがベスト。「誘って欲しい」という気持ちをさりげなく伝えられると良いですね。
お客さんへの恋が許されない職業もある
職業によっては、お客さんとの恋愛がまったく許されないことがあります。特に、お客さんと店員が結託すると、職業上に不正を働く可能性がある職種ではそういう傾向が強いです。
こういうケースでは、店員からお客さんへのアプローチはもちろん、お客さんから店員へのアプローチも受け取ってはいけないことになっています。万が一恋愛関係になると首にされる可能性もあるため注意しましょう。
店員という立場を忘れない
どれほどそのお客さんのことが好きでも、自分が店員だということは忘れないようにしなければなりません。そのお客さんに対しても店員として振る舞わなければなりませんし、ほかのお客さんへの対応がおろそかになってもいけません。
ほかのお客さんやお店に迷惑がかかるだけでなく、気になるお客さんからも「店員としてどうなんだろう」と思われることになりかねませんよね。恋を成就させるためにも、店員としての務めをしっかり果たすことが大切です。
いきなり個人的なことに踏み込まない
気になるお客さんに声をかける時、何を話していいのか分からなくて困りますよね。また、そのお客さんに恋をしているこそ、聞いておきたいこともあるかもしれません。たとえば相手に彼氏や彼女がいるのかは知っておきたいところです。
しかし、まだ親しくない内からこのようなことを聞いてはいけません。特に、男性店員が女性のお客さんにアプローチするときは要注意です。場合によっては通報されることも…。店員とお客さんの恋愛は思いのほかリスキーです。時間をかけて丁寧に信頼関係を築きましょう。
お客さんと店員の恋を成就させよう!
しかし、店員とお客さんの壁は厚いです。アプローチを間違えると二度とお店に来てくれなくなるかも。場合によってはお店に迷惑がかかる可能性もあるので、勢いに任せて行動するのはNGです。慎重に、かつ勇気を持ってアプローチして、恋を成就させましょう!
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