そもそも「ふくよか」ってどういう意味?
しかし、そもそも「ふくよか」とはどういう意味なのでしょうか?「ふくよか」と「デブ」の境界線も分かりにくいですよね。ということで、まずは「ふくよか」の意味を見ていきましょう。
ふくよかの意味
ふくよかとは、「柔らかそうな様子」「ふっくらとしている様」のことです。言葉のイメージどおりですね。
基本的には女性に使われる言葉です。たしかに、太めの男性に対して「ふくよか」という言葉を使うイメージはないでしょう。
また、姿とは別に香りを表すときにも使われます。「ふくよかな茶葉の香り」といった感じです。すっきりとした香りではなく、深くて豊潤な香りを指しています。
ふくよかの類似語
もっともなじみのある言葉としては「ぽっちゃり」が一番近いでしょう。そのほかにも「ぽってり」「ふっくら」という言葉が類義語に該当します。
いずれにしても、「デブ」のようなマイナスの意味合いを持たない言葉です。柔らかな様子を肯定的に表現するときに使われます。
ふくよかな女性に対する男性の本音
もちろん好みの問題もありますが、基本的にふくよかな女性は男性に人気。では、具体的にどんなふうに思われているのでしょうか。
抱きしめたら気持ちよさそうで好き!
「言い方がアレかもしれないですけど、抱き心地が良さそうだな…って。疲れてるときに抱きしめたら癒されそうです」(29歳/男性/金融関係)
実は、抱きしめたときの感触を気にする男性は多いです。細身ですらっとした女性ははた目から見ると美しいかもしれませんが、男性からするといざ抱きしめたときに物足りなく感じられます。ある程度ふくよかで柔らかいほうが女性らしい体つきだと感じられるため、魅力的なのです。
美味しい食事を作ってくれそう
「美味しいものを食べているからふくよかなんだとしたら、料理も上手そうじゃないですか?少なくともガリガリな子より期待できますよね」(24歳/男性/物流関係)
いつの時代も、男性は胃袋を掴まれたら弱いもの。そのため、美味しい食事を作ってくれる女性の人気は揺るぎません。
小食でちょこっとしか食べない女性も多いですが、男性にはあまり魅力的に見えないことが多め。やはり、しっかり食べて健康的な体を維持している女性のほうが、一緒にいて幸せになれそうだと感じるのです。
優しそう
「丸っこい見た目の印象から勝手な想像をすると、なんか優しそうだなって思います。ちょっとのわがままなら受け止めてくれそう」(24歳/男性/公務員)
ふくよかな人はおおらかで優し気な印象を与えます。確かにふくよかな女性には、神経質にカリカリとしているイメージがありませんよね。一緒に居たら落ち着くだろうなと感じる男性は多いようです。
何かあったときにも大丈夫そう
「男がこれを言うのも変かもしれないが、ふくよかな女性は頼れそうで魅力的。ただ守ってもらってるだけの女性よりいいです」(25歳/男性/飲食店)
もちろん控えめな女性もそれはそれで魅力的に感じる男性は多いでしょう。しかし、逆に力強くてちょっとしたことでは動じないような女性に魅力を感じる男性も少なくありません。
男女の差がだんだんとなくなってきた現代ならではの感じ方かもしれませんね。ふくよかな女性は、そういう好みを持つ男性にぴったりの相手だといえるでしょう。
丸っこくて可愛い
「ぽっちゃりしてる子って可愛くないですか?ご飯食べてるときなんか、見てるだけで癒されそう」(28歳/男性/福祉関係)
ふくよかな女性を可愛いと思う男性も多いです。特に、幸せそうに食事をする女性に惹かれる男性はたくさんいるようですね。そういう女性となら楽しく暮らせそうだということを本能的に感じ取っているのかもしれません。
やわらかくて抱き心地がよさそう
「ふわふわしてて好きです!」(20代男性)というように、ぽっちゃりさんにしかない絶妙の触り心地が魅力だと語る男性もいます。ただふくよかなだけでなく、清潔感もあれば、男性が思わず触れたくなる女性になれるのかもしれません。
生活態度や心にゆとりがあるイメージ
「自分がゆるい分、人にもあんまりガミガミ言わなそう」(30代男性)というように、大らかで、人当たりがよさそうなところが好き、という男性も。ただし、「大らか」と「だらしない」は別なので、男性に簡単についていかないなど節度は守りたいところです。
ご飯をおいしそうに食べる姿がかわいい
「ダイエット中だからって我慢している人より、全然いい!」(20代男性)というように、女の子が幸せそうにぱくぱく食べる姿には、なんとも言えない愛らしさがあるという男性も。旺盛な食欲を見せる分、食事のマナーには人一倍気を付けたほうがいいかもしれません。
母性が強く、やさしく包み込んでくれそうな印象を受ける
「辛いとき、胸の中で泣かせてもらえそう」(20代男性)というように、ふくよかな女性がもっていそうな包容力に惹かれる男性もいるようです。男性にやさしさを感じてもらえるよう、仏様のような慈悲あふれる微笑みを練習してみてはいかがでしょうか。
やせすぎている人よりも健康的に見える
「スリムな人よりも自然だし、本来の日本人女性って感じがする」(20代男性)というように、女の子は少しまるまるとしていたほうが、心身ともに健康そうでいいという男性も。ただし、運動不足だと血色が悪くなり不健康に見えるので、適度に体を動かす習慣などを作ったほうがいいかもしれません。
丸みをおびたからだのラインに惹かれる
「個人的に、女らしさを感じるポイントです」(20代男性)というように、ぽっちゃり女性だからこそ持ちうる曲線美にそそられるという男性もいます。自分の魅力を引き出すために、服の選び方や体型維持には気をつかいたいところです。
自分もぽっちゃりで、親しみやすさを感じる
「とくに食生活の面で気が合いそう」(30代男性)というように、気の合う仲間のような目で、太めの女の子を見ている男性もいるようです。少しかっぷくのいい男性にアプローチすると、体格や嗜好が似ている分、意気投合しやすいかもしれません。
自意識過剰な人が少なく、自己アピールがひかえめ
「勝手な思い込みかもしれないけど、謙虚な感じの子が多い」(30代男性)というように、ぽっちゃり女子は総じてひかえめで、好感が持てるという男性も。ただし、謙虚と卑屈は別物なので、例えば「私なんか太っているから…」など、ネガティブな発言は控えましょう。
ほっぺたでたこ焼きをつくり、ぷにぷにできる
「普通の子でもできるのかもしれないけど、ぽっちゃりさんのほうがおいしそう」(20代男性)というように、肉付きのいい女の子のほうが、スキンシップ欲にかられるという男性も。いつ男性に触れられるかわからないので、いつもお肌の手入れを念入りにしておきたいところです。
「ふくよかな女性の魅力!」をまとめると
ふくよかな女性の魅力について、男性たちのアンケート結果をもとに見ると、多くの人が「包容力」や「女性らしさ」「温かみ」に惹かれていることがわかります。
これらは単なる外見の特徴だけでなく、相手に安心感や穏やかさを与える内面的な魅力も含んでいるため、見た目に捉われず、ふくよかな女性が放つ優しさや温かさが周囲を引き寄せる一因となっているといえます。
ふくよかな女性の魅力とモテる理由
優しそうな印象
あくまで第一印象の話ですが、ふくよかな女性は優しそうな印象を与えます。先ほど触れたように、ふくよかな人が神経質にしている様子はイメージしづらいのです。
また、男性は美人すぎる女性を近寄りがたいと感じるようです。確かに美人は好きでしょうが、実際に親しめるかどうかは別。それに対してふくよかな体型の女性は高嶺の花という印象を与えないため、一緒に居たいと感じる男性は多いです。
安心感がある
ほっそりとした美人は綺麗ではありますが、どこか頼りない印象を与えます。もちろん、だからこそ守ってあげたいと感じる男性は多いので、それも魅力の一つです。しかし、将来を共にするなら一緒にいて安心できる女性が良いと思う男性もまた少なくありません。
これは「ふくよか=たくさん栄養を蓄えている」というところから、本能的に感じる魅力なのかもしれませんね。女性が、たくましくて筋肉質な男性を好むのと同じようなものと言えるでしょう。
肌が綺麗
実は、ふくよかな女性は肌が綺麗な傾向があります。なぜなら、ちゃんと栄養をとっているからです。
ダイエットに励むとどうしても栄養が偏りますよね。そうすると、痩せはするものの肌を健康的に保つ栄養が不足するため、肌が汚くなります。それに対してふくよかな人はいつも充分な栄養をとっており、健康的な美しさがあるのです。
ただし、おなじふくよかでも肌が汚い人はいます。たとえば、脂っこいものばかり食べているとそうなるでしょう。このタイプの人はふくよかというよりはデブという印象を与えるので、魅力的には見えません。健康であることは、モテるためにも重要な要素といえそうですね。
明るいor控えめ
ふくよかな女性は、明るさか控えめさのどちらかを持っていることが多いです。なぜなら、ふくよかな体型を笑われたりした経験が多いからです。
そういう辛い体験をすると、笑って乗り越えるかおとなしくしておくかのどちらかしかありません。結果的に、そういう性質が身についてしまいます。
これはどちらも、男性にとっては魅力的な性質です。明るい女性と一緒にいれば男性も明るい気分になりますし、控えめな人であれば衝突が少なく済むでしょう。
胸もふくよか
身も蓋もない言い方ですが、ふくよかな女性は胸が大きい点でも魅力的です。やはり男性は胸が大きい女性に惹かれる人が多いということですね。
もちろん、ふくよかだからといって必ずしも胸が大きいとは限りません。逆に、スリムな人の胸が小さいとも限りません。しかし、ふくよかな人のほうが総じて胸が大きいでしょう。
つまり、適度に脂肪がついているということは、女性らしい体つきだということ。男性が本能的に魅力を感じる体型と言えます。
包容力がありそう
男性は女性に癒しをもとめるもの。最初はドキドキ感を優先するかもしれませんが、次第に一緒にいて安らげることのほうが大切になってきます。
そうなったときに、女性には包容力があってほしいのです。疲れたときや悲しいときに、優しさで包み込んでくれるような女性に男性は魅力を感じます。
また、やがて子供を持った時のことも考えると、いっそう包容力は必要になりますね。ちょっとしたことでカリカリしていては、母親は務まらないでしょう。ふくよかであることは、「良い母になってくれそう」という印象を男性に与えるといえそうです。
モテるふくよかな女性の特徴
明るい
どんな体型であれ、卑屈な女性を好む男性はあまりいません。つまり、同じふくよかでも「どうせ私はデブだし…」と思っている女性はモテないのです。
逆に、むしろ自分のふくよかな体型を魅力的だと考えている女性は本当に魅力的に見えるもの。何か悩みがあっても明るく乗り越える女性を男性は求めているのです。
実際に、ふくよかだからといって卑屈になる必要はありません。ここまで紹介してきたとおり、それは魅力の一つなので、自信を持ちましょう!
オシャレ
ふくよかであることをコンプレックスに思って、なんとか小さい服を着ようと四苦八苦していませんか?あるいは、どうせオシャレをしても無駄だと思って諦めている人も多いでしょう。
しかし、モテるふくよかな女性はオシャレに気を使っています。自分の体型に似合う服装を研究し、最大限に魅力的に見えるように努力しているのです。また、爪や髪、肌の手入れも欠かしません。こういう努力の有無によって、おなじ体型でも与える印象は大きく変わります。
料理上手
ふくよかな女性に対して、男性が「料理が上手そう」という印象を抱いていることは、先ほどご紹介しましたよね。「ふくよか=美味しいものが好き=自分でも作るのだろう」という予測が成立するのです。
しかし、逆に言えばふくよかなのに料理が上手でなければ、男性はがっかりします。内心では「食べるだけなのか…」と思ってしまうでしょう。
もちろん料理の腕だけが魅力を決めるわけではありません。しかし、男性にそういうイメージを持たれる以上は、実際に期待を叶えられる女性のほうがモテます。
美味しそうに料理を食べる
もちろん、あまりにガツガツと食べていたら魅力的には見えないかもしれません。しかし、一般的に男性は、美味しそうに料理を食べる女性が好きです。そのほうが健康的に見えるからでしょう。
したがって、美味しそうに料理を食べるふくよかな女性はモテます。逆に、ふくよかなのにあまり食べないようなら「無理してるのか…?」と思われることに。
もちろん、「気になる男性の前だから食べるのは控えめにしておこう」という考え方も悪くはありません。しかし、無理をしているとどこかで破綻するので、本来の自分とは異なる姿を演じるのはやめておいた方が無難です。
「ふくよか」と「デブ」の違い
手首や足首がスラッとしているか
モテるタイプのふくよかな女性は、手首や足首がすらっとしていることが多いです。本来これらのパーツにはそんなに脂肪がつかないので、健康的にふくよかな女性はこの部分が細くなっています。
逆に、このパーツにまで脂肪がついている人は、不健康な太り方をしているのかもしれません。このタイプのふくよかは「デブ」と言われることになります。いわゆる「ブクブクしてる」という言い方も、手首や足首といった隅々にまで脂肪が付いている体型に対する表現だといえるでしょう。
顔周りの肉の付き方
手首や足首と同じで、顔周りの肉の付き方もふくよかな女性とデブな女性で差が出ます。顔周りも、よほど太らないと脂肪が付かないので、この部分がぽっちゃりしている人はデブと認識されることになるでしょう。
特に注意したいのが顎。二重顎になっているとデブだといわれます。ふくよかといわれる人は、丸顔ではあっても二重顎にはなっていません。あくまで、ハリのある健康的な顔をしているのです。
また、鼻や目の周りにも注目しましょう。これらの部分も、本来は脂肪がつきにくいパーツです。ここに脂肪がたくさんついていたら不健康な太り方をしているといえるでしょう。
お腹の肉の付き方
ふくよかな人のお腹は柔らかいです。しかし、健康的にぽっちゃりしているのであれば、それほどお腹がたるんではいません。逆に、デブといわれる人はお腹の肉が垂れています。
境界線がどこにあるのかは難しいところですが、ズボンのベルトを締めたときに、その上にたるみかかるようにお腹の肉が乗るようであればデブといえます。
清潔感
たとえば、いつもたくさん汗をかいていて汗臭い人をイメージしてみましょう。こういう人からは、たとえそれほど太っていなくてもデブという印象を受けるのではないでしょうか。
逆に、太っていてもそういう汚い印象がなく、身だしなみが整っている女性であれば、デブだとは思われません。少なくとも周囲に悪い印象を与えることはないでしょう。
したがって、脂肪の付き方とは関係なく、清潔感の有無によってもふくよかかデブかが左右されてしまうということです。清潔感は体型に関係なく重要な要素と言えますね。
肌が綺麗か
ふくよかとデブを分ける要素に、健康的かどうかというものがあります。健康的な太り方をしている場合はふくよか、不健康な太り方をしている場合はデブです。
そして、太り方が健康的かどうかが判断される要素が、肌の綺麗さ。肌が綺麗ならちゃんと栄養を取っているということですから健康的に見えます。逆に、肌が汚ければデブだという印象を与えるのです。
また、肌が荒れていると、実際には清潔にしていても清潔感がなく見えますよね。そういう意味でも、デブではなくふくよかだと思われるためには肌の手入れが欠かせないといえるでしょう。
幸せそうか
これは見た目以外の要素ですね。実は、同じ体型でも幸せそうならふくよか、そうでないならデブという印象を与えます。
要するに、本人が明るいかどうかだといえるでしょう。これまで紹介してきたように、ふくよかでモテる人は明るいことが多いです。本人が前向きかどうかが、周囲がその人を前向きにふくよかと見るか、後ろ向きにデブと見るかを分けるのだといえそうです。
ふくよかな女性におすすめなファッション
手首や足首を見せる
まず、手首や足首を自然な形で露出することを意識しましょう。ふくよかな女性の体のパーツの中でも、ほっそりした部分だからです。ここを強調することで、ふくよかな女性の「太っている」という印象を緩和できます。
手首を見せるには七分袖のトップスを着たり、アクセサリーで強調するのがおすすめ。足首も同じように露出する服装を選びましょう。
引き締め効果のある色を選ぶ
具体的には黒や紺などがおすすめです。これらの色は引き締まって見えるため、実際よりも細く見えます。カジュアルな場面ではもちろん、フォーマルな場面でも選びやすい色なので活用できる幅は広いでしょう。
逆に、白やオレンジ色は膨張して見えるためNG。特に気になる部分を引き締めて見せるために、黒系を中心としたコーデにしましょう。
ベルトで引き締め効果を狙う
ベルトできゅっと引き締めると印象がかなり変わります。たとえば、ワンピースを選ぶのならウエストマークしてみましょう。細身に見えるだけでなく、胸の大きさを強調することもできます。
より引き締まった印象にしたいのであれば黒のベルトがいいですね。細めのものならば華奢な印象、太めのものであればより引き締まった印象を与えます。また、サッシュベルトもいろんな服に合わせやすいのでおすすめです。
縦ラインを強調する
縦のストライプのシャツを着ると細身に、横のボーダーの服を着ると太って見えるという話がありますよね。つまり、デザインによって細身にも太めにも見えるということ。縦ラインを強調する服を着ることで、すっきりとした印象を目指しましょう。
服のデザインのほかには、タイトスカートのような横幅の小さいものを選んだり、ネックレスなどで縦の印象を強めても効果的。逆に、横に広がるデザインのものは控えたほうが無難です。
柔らかい素材を選ぶ
柔らかい素材の服は体型を隠すのにうってつけです。特にワンピースは必須アイテムといえるでしょう。
基本的にカジュアルな場面で着やすいのが魅力。スニーカーなどとも合わせやすいため、スポーティなコーデにして活動的な印象を強調するのもよいでしょう。ふくよかな女性特有の重いイメージを緩和できます。
ふくよかな女性ほどモテる国もある!
それと同じで、体型の好みも国によって違うのです。ということで、続いては「ふくよかな女性ほどモテる国」をご紹介します!
ナウル共和国
ナウル共和国といえば、世界で3番目に小さいことで知られています。と言っても、どこにあるのかも知らない人がほとんどではないでしょうか?実は意外と近く、日本とニュージーランドの中間あたりにあります。
世界で3番目に小さいとはいえ、小さいのは国土だけ。なんと国民は肥満体型の人が多く、なんと全人口の約6割が肥満だといいます。しかも約3割が糖尿病を患っているといわれており、ふくよかというより不健康な太り方をしている人が多い国と言えるでしょう。
その理由の一つが「ふくよかな人のほうが美しい」という美的感覚があるからです。ふくよかなほうが美しいのですから、日本人のように「痩せなきゃ!」と考える人はいないのかもしれません。その結果、ほとんどの国民が肥満体型になってしまったのです。
モーリタニア
次はところ変わって、西アフリカにあるモーリタニア。この国の人も多くが肥満体型です。その理由はナウルと同様、「太っている人が美しい」という価値観があるからです。
また、かつては痩せている女性は貧しい家の出だとみなされ、娘の体型が一家の経済状況を示す目安になっていたそう。その結果、娘を太らせる習慣が広まり、女の子は牛やラクダのミルクをたくさん飲むようです。
太っている女性が美人なので、痩せている女性はモテません。そのため、モテるために食欲増進のために努力したり、運動は控えたりとなかなか大変なようです。太るにせよ痩せるにせよ、今と違う体型を目指すのは大変なことですね。
タヒチ
タヒチには「ハーポリ」と呼ばれる独特な風習があります。これは、ちゃんと太れているかどうかを族長がチェックするための儀式。太れていないということはちゃんと栄養を摂取できていないということですから、そんな事態にならないようにハーポリでチェックするのです。いわば健康診断ですね。
こんな風習があるくらいですから、やはりタヒチでも太っている女性が好まれます。ココナッツミルクを始めとして甘いものを好む国民性であることも、ふくよかな人の増加に拍車をかけているのかもしれませんね。
また、フランス領なのでフランス料理も一般的に食べられています。美味しい料理があるので余計に肥満が進むのでしょうか。
ジャマイカ
ジャマイカはアメリカの南東にある島国。先ほどまで紹介した国々もそうでしたが、どうやら赤道付近に位置している暑い国では太っている女性が好まれる傾向にあるようですね。
ジャマイカで魅力的とされるのは、下半身が大きい女性です。お尻や太ももの柔らかなラインが重要なのだといいます。この国でも、女性は太るためにみな一生懸命です。体重を増やすためにピルが人気という話も…。
アフガニスタン
アフガニスタンは中央アジアあたりに位置する国です。先ほどまでとは違って赤道付近の国ではないですが、人々は砂漠という過酷な自然環境にさらされています。
そういう過酷な環境で長らく遊牧生活を営んでいたのが、「太っている女性が美しい」という価値観につながったようです。環境が厳しくまともに食糧を確保できない場所では、「太っている=その家は有力」という考えが生まれやすいのです。
基本的に女性はヴェールで体を隠しているため、体のラインはあまり分かりません。そのため、顔立ちが丸くてぽっちゃりしているかどうかが、モテるかどうかを分けるそうです。
出典:
PIC(国際機関太平洋諸島センター)『ナウル』
https://pic.or.jp/country_information/4819/
JICA(国際協力機構)『栄養プロファイル ナウル』(2019年12月)
https://www.jica.go.jp/activities/issues/nutrition/ku57pq00001pa078-att/nutrition_profile_nauru.pdf
ヨミドクター(読売新聞)『娘に牛乳をがぶ飲みさせ「太ることは女になること」…飲食拒否すると体罰』
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170914-OYTET50026/
マイクロダイエット『肥満の女性を褒め称える国トップ10』
https://microdiet.net/diet/001059/
男性に人気のあるふくよかな女性芸能人
水卜麻美
ぽっちゃりしていて明るくて、食べ物を美味しそうに食べる。そんな愛嬌ある姿で人気の水卜麻美アナウンサーです。男性から強い支持を受けています。
ORICON NEWS「好きな女性アナウンサーランキング」では5年連続で1位に輝いた実績もあります。美人がたくさんいる女性アナウンサーの中で、1位を連続で獲得したのが、ふくよかな水卜麻美アナ。ふくよかな女性の人気ぶりが分かりますね。
食べるのが好きであることを隠さないあたり、自分がふくよかなことに卑屈になっていないのが分かります。からかわれても笑顔で対応できる明るさも人気の理由です。
篠崎愛
グラビアアイドルの篠崎愛さんもふくよかな体型をしています。痩せているグラビアアイドルも多い中、篠崎愛さんはふくよかであることが人気の理由の一つになっています。
そのため、痩せたことが話題になったときにはファンが落ち込んだといいます。痩せてがっかりされるなんて、どれほどふくよかな篠崎愛さんが人気だったか分かりますね。
深田恭子
深田恭子さんは、大人っぽさとあどけなさを両立させた魅力で男性から大人気。スレンダーというよりふくよかですが、それが魅力の一つとなっています。
胸が大きいのも男性からの人気の高さの理由。そのほかにも、体のラインが美しく、メリハリがあるのも特徴でしょう。
柳原可奈子
ぽっちゃり芸能人の中でも結構体格が良いほうの柳原可奈子さん。しかし、非常に可愛いと男性から一定の支持を受けています。
やはり、その魅力は持ち前の明るさだといえるでしょう。お笑い芸人なので当然かもしれませんが、卑屈なところが感じられません。何より笑顔が素敵ですよね。自分のことをデブだと認め、それを笑ってネタにできる強さに憧れるふくよか女性は多いのではないでしょうか?
安めぐみ
安めぐみさんはふくよかなグラビアアイドルとして人気でした。今では結婚してお母さんになっていますが、アイドルをしていたころにはふくよかな女性が好きな男性たちを虜にしていました。
ちなみに2015年に出産していますが、その体型はまったく崩れていないとのこと。美しい体型を維持するための努力を欠かしていないのかもしれませんね。
おのののか
東京ドームにて、1日400杯ものビールを販売したということで有名になったグラビアアイドルのおのののかさん。童顔な反面、むっちりとしたふくよかな体型が醸し出す色気にやられた男性は少なくありません。
体型はそれほどふくよかというわけではないかもしれませんが、丸顔なのでそういう印象を与えがちなようですね。2016年には、SNSに投稿された画像をきっかけに「おのののかって結構ぽっちゃり?」と話題になりました。
出典:ORICON NEWS『“殿堂入り”寂しい水卜麻美アナ、レギュラー番組終了にも「この闘志をどこにぶつけていいか…」』
https://www.oricon.co.jp/special/52245/
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