どんな目のこと?まずは「雌雄眼」を詳しく解説!
左右の大きさが違う特徴的な目のことを「雌雄眼」と呼ぶのは、あまり知られていないのではないでしょうか。今回は、雌雄眼とはどんな目のことなのかを詳しくご紹介します。
「雌雄眼」の読み方と意味
漢字には、何と読むのだろうと不思議に思う言葉がたくさんあります。特に耳慣れない言葉だと、漢字を見ても「これで合っているのだろうか。そもそもどういう意味なのだろう」と首をかしげることが多いですよね。
「雌雄眼」の読み方は「しゆうがん」で合っており、左右で大きさが違う目のことを指します。片方は大きく、片方は小さい目ということですね。雄と雌では体の大きさが違うことから、大きさに差がある目をこう言うようです。
「雌雄」と書いてあれば、多くの人が「しゆう」と読めると思いますが、それに「眼」という漢字が付くと「しゆうがんで合ってるのかな?眼と付いているからには、何か特徴的な目のことを言うのでは?」などと考えてしまいますね。
人相学から見る雌雄眼とは
目にはしばしば特徴があらわれることは、誰もが気づいているのではないでしょうか。黒目が真ん中ではなく上に寄っており、そのために黒目の下と左右に白目が多く見える「三白眼」はよく知られていますよね。三白眼はクールな印象を与えるのが特徴です。
目の形や大きさなど、人の顔立ちから占う方法を人相学と言いますが、人相学において雌雄眼は、三白眼と同じく凶相と判断されます。人相学における凶相とは、犯罪を起こしやすい性格の持ち主であると判断するほか、面倒に巻き込まれやすい人も凶相と読み取ります。
大きさが違う左右非対称の目は人相学的には凶相と判断されると聞くと、あまりいいものではないのかな?と思ってしまいますよね。
人相学では凶相だがモテる人が多い
人相学において凶相の持ち主は、犯罪を起こしやすいケースもあれば、トラブルに巻き込まれやすい人もいます。どちらに当てはまっても歓迎したくありませんが、実は目の大きさが左右非対称で異なっている人は、モテるとされているのだそうです。
大きさが違うとちぐはぐな印象を受けがちなのに、なぜモテるのかが気になりますよね。人の体の中で対になっているパーツは、まったく同じ大きさということはほぼないとされるので、逆に印象に残りやすいのかもしれません。
芸能人には雌雄眼の人が意外と多く、雌雄眼の人ほどモテると言われるのは本当かもしれませんね。モテるなら、人相学で凶相でも気にしない!と思う人は多そうですね。
「ガチャ目」との違い
左右非対称の目を「ガチャ目」と呼ぶ人もいるでしょう。しかし、ガチャ目は“左右の視力の差”を意味します。
視力の差があるガチャ目であるために雌雄眼になった、なんて人もいるでしょう。ただ、雌雄眼とガチャ目は意味が異なるため、その点は理解しておいてくださいね。
納得!雌雄眼がモテる4つの理由
なによりモテる人は、異性を惹きつける要素を持っているもの。そこで、左右で大きさが違う目がどんな魅力になるのかをご紹介します。
アンバランスさに惹かれる
建築などでよく用いられるのが、左右をまったく同じ形にすることで美しく見せる効果です。こうした左右対称の美しさをシンメトリー効果と呼び、建築だけでなくさまざまなデザインに用いられます。
また、人は左右が完全に同じだと、見た目に安心感や誠実感を感じるのだとか。そう考えると、建築で重要視されるのもわかりますね。
一方の雌雄眼は左右非対称なのが最大の特徴ですので、違うことこそが魅力。バランスが取れていない、いわゆるアンバランスなところが逆に惹かれる要素となるのでしょう。
特に人の顔はいつもじっとしているわけではないので、表情の変化に伴って強い印象を与えるところが、モテる理由と考えてよさそうです。
目の大きさは違うが美形が多い
目の大きさが違うと聞くと、何となくネガティブなイメージを抱く人は少なくないのではないでしょうか。けれど、実は雌雄眼の人には男女を問わず、美形が多いと言われています。
「卵が先か、鶏が先か」ではありませんが、雌雄眼だから美形になるのか、はたまた美形の人に雌雄眼が多い傾向があるのかはわからないものの、美形が多いのは確かなようです。大きさの違う特徴的な目が、周囲から美という観念でとらえられているのかもしれませんね。
見た目に心地よさを感じる
左右対称のシンメトリーに人は安心感や安定感、さらには誠実感や信頼感を感じると考えると、左右非対称の目には不安を感じてもよさそうなものですよね。
しかし、左右対称の美は非の打ち所がない美です。人の場合には整いすぎた美形となり、逆に近寄りがたい雰囲気になってしまうのだそう。そのため人の顔に関して言えば、左右非対称の方が好かれるというわけなのです。
アンバランスであることに心地よさを感じるのも、人の心理の不思議なところ。そう考えると人の印象に残りやすい左右非対称の目は、むしろポジティブに思えてきますね。
雌雄眼だからこそ忘れられない
新しく出会った人の顔を覚えるとき、どこか特徴はないかと探すことはよくありますよね。眉が濃い、目が大きい、上向きの鼻におちょぼ口など、人の顔にはどこか特徴があるもの。しかし、中にはあまり特徴がなく、非常に印象が薄い人も存在します。
その点、左右で大きさが違う目の持ち主は、初めて会った相手に強い印象を残すため、忘れられない顔になりやすいと言えます。相手が異性であれば、性的な魅力を感じてより一層記憶に焼き付くかもしれませんね。
性別を問わず、印象的な目元の人として記憶に残りがちなので、忘れられない顔がモテる要素の一つになっているのではないでしょうか。
雌雄眼の人の性格の特徴《男性編①》
我慢強い
雌雄眼の男性は、我慢強い性格の人が多いと言われています。忍耐強いので、どんな時でも物事に粘り強く対処するでしょう。そのため、日々のルーティンワークの中で仕事の効率化を果たしたり、素晴らしい業績を残したりすることがしばしばあります。
短期間で終了する派手で華やかな仕事よりも、長期間にわたって続けなければならないような、粘り強さや忍耐、我慢が必要な仕事に適した性格だと言えるでしょう。
頭の回転が速い
粘り強さと忍耐力に優れているため、コツコツ続ける必要があるルーティンワークで力を発揮する雌雄眼の男性。頭の回転が速いので、どんな仕事をさせてもそれなりにそつなくこなしてしまいます。これも特徴の一つです。
左右で大きさが違う目のうち、大きな方の目で周囲の状況をよく見ているのかもしれませんが、臨機応変かつ、柔軟な対応ができる人が多く見られます。頭の回転が速いだけでなく、回転のさせ方、つまり問題解決そのものが上手なので、どんな仕事でもできる男性が多いと言えそうです。
野心家が多い
粘り強さがあり忍耐力に優れているため、どんな困難に行く手をふさがれても、何とかして乗り越える力を持っているのが特徴です。高い壁に阻まれれば阻まれるほど、「この壁を超えてやる!」という反骨精神を掻き立てられるのは、雌雄眼の男性の大きな特徴と言えるでしょう。
頭の回転が速いこともあり、自分に対する自己評価は総じて高め。どんな仕事もそつなく、そして立派にこなせるためにかなりの野心家が多く、過剰なまでの自信家でもあります。この2つの要因がデメリット化し、「付き合いにくい人」という印象を与えてしまう場合もあるようです。
二面性がある
自信家で野心家という性格が、周囲の人たちに「付き合いにくい人」という印象を与えるだけでなく、目の大きさが違う左右非対称の雌雄眼ならではの性格の二面性も持ち合わせています。
左右非対称なので、どちらの目を見るかによって印象が変わることに、周囲の人たちも気づきやすいようです。この左右で見た時の印象の違いが、「二面性のある人」というイメージを抱かせます。また、実際に性格に二面性がある人も多いようです。幼いころから大きさの違う目が人にどのような印象を与えるかを、さまざまな出来事から学んできたからかもしれません。
もし雌雄眼の男性が近くにいたら、二面性がないかどうか探ってみるとよさそうですね。
マイペースな一面もある
周りの状況がどうあろうと自分は自分と割り切って考えることができるのも、雌雄眼の男性の特徴です。もともと意思が強いうえに、基本的にポジティブ思考なので相乗効果が生まれ、ちょっとやそっとのトラブルやアクシデントには慌てないマイペースさがあります。
この自分は自分という考え方は、自分が大事という気持ちが基準になっているため、他人にはほとんど関心がありません。ところがこの他人への関心のなさが、どんな人にも同じフラットな態度で接するという特徴をもたらしています。
そのため、職場などにおいては「人によって態度を変えることなく接する、礼儀正しくて好感の持てる男性」と映るでしょう。
雌雄眼の人の性格の特徴《男性編②》
独特の目で女性を虜にする
人はしばしば、他の人にはないものを持っている人を魅力的だと感じます。左右で大きさが違う目をした男性に見つめられることで、女性は不思議な気分になることでしょう。その独特の目から、まさに目が離せない状況に陥ってしまうかもしれません。知らないうちに女性を虜にする雌雄眼の男性も多いようです。
世の中には左右の目がまったく同じ形の人はいないとはいえ、明らかに違いがある雌雄眼となればそのインパクトは強烈。男性からインパクト大の目で見つめられて、ドキドキしない女性の方が少ないはず。女性を虜にする目が、モテる理由と言えそうですね。
穏やかな性格をしている
人相学においては、犯罪を犯しやすいといったいわゆる凶相の持ち主とされる雌雄眼ですが、実際には穏やかな性格の男性も多いと言われています。人相学の結論とは裏腹に、争いごとを好まない傾向も顕著だとか。「人は見かけによらない」というのが、雌雄眼の男性の特徴を言い表すのにぴったりの言葉かもしれません。
中には、ちょっとオドオドした印象を与える人もいるようですので、雌雄眼だからといって、一概に見た目が怖い人ばかりとは限らないようです。オドオドした印象を与える男性なら、争いごとを好まない穏やかな性格になるのも納得ですね。
社交的な場では無理をしてしまう
雌雄眼の男性は明るくて社交的な人が多く、この点も性格における大きな特徴とされています。とはいえ、雌雄眼の男性は、実はこの社交性という点で意外と無理をしている人が多いよう。
見た目には社交的で上手に人と合わせてふるまってはいるものの、実は周りの雰囲気に無理やり自分を合わせている人も多いとか。その理由は、人と打ち解けるまでに時間がかかるという性格が関係していると言えるでしょう。
なので、気心知れた人たちが集まっている場では明るく楽しめる性格なのですが、そうでない社交の場では無理をして明るく振る舞っている可能性があるのです。
環境に慣れるのに時間がかかる
先ほど少し触れましたが、人と打ち解けるまでに時間がかかり、また新しい環境に慣れるのにも時間がかかる人が、雌雄眼の男性には多いとされます。前述の通り、粘り強さと忍耐力にかけては抜群なので、馴染みのある落ち着いた環境の方が仕事がしやすいでしょう。
転職などで新しい会社で仕事をしたり、同じ会社内でも人事異動などがあると、新しい環境になかなか溶け込めないのが特徴です。感情の起伏が少ないので傍目にはわかりにくいものの、人一倍強い安定志向が変化を強く恐れる性格にしています。
新しい環境になじみにくく変化に敏感なため、周囲を気にしがちです。そのため環境に慣れるのに、さらに時間を要することになります。
雌雄眼の人の性格の特徴《女性編①》
芯が強い
顔の中でもっとも印象に残るパーツである目。その目が左右で大きさが違うとなると、相手にかなり強烈な印象を与える人もいるでしょう。女性であれば見た目の印象そのままに、非常に芯が強い人が多いようです。
とはいえ、時には場を丸く収めるために柔軟な対応をするのも、雌雄眼の女性に多い性格。ただし、場をうまく収めるために必要なことはするものの、根底にある自らの考え方や方針を転換することはなく、自分が決めた信念は揺るぎません。
その場の状況を判断してうまく人と合わせながら臨機応変に対応しつつも、心の中には一本通った芯を持つ性格の女性が多くみられます。
勘が鋭い
女性はもともと、ちょっとした変化に敏感に気づく人が多いですよね。もちろん「言われるまでまったく気付かなかった」という人もいますが、友達がほんの少し髪を切っただけですぐに変化に気づいたり、いつもと様子が違うといち早く気がついたり女性は少なくありません。
雌雄眼の女性は、特に勘が鋭いと言われているそう。目の大きさが違うことと関係があるのかは定かではありませんが、観察力に優れた女性が多いようです。彼氏や夫の不倫にいち早く気づくだけでなく、泥沼化する前に気づくことも多いのだとか。左右で大きさが違う目で、鋭く周りを見ていると言えそうです。
チャレンジ精神が旺盛である
人は誰でも、好きなことには夢中になって取り組めるものですよね。好きなことをしていると、あっという間に時間が経っていて、もうこんなに時間になっていたのかと驚いた経験は誰しもあるのではないでしょうか。
雌雄眼の女性は好きなことに対する集中力が非常に高く、粘り強く取り組んで実力を発揮する性格の持ち主です。チャレンジ精神も旺盛で、興味のあることに果敢に取り組みます。
好きなことを仕事にするのはむずかしいものですが、好きなことにのめり込み、果敢に挑むチャレンジ精神によって、好きなことを仕事にして独立開業を果たす女性が少なくないとか。女性の起業家の目を、一度じっくり観察してみるとわかるかもしれませんね。
負けず嫌い
雌雄眼の女性は、負けず嫌いな人が多いとされています。どんなことも一人でやり遂げようとするのも特徴で、好きなことにのめり込む性分がそうさせるのかもしれません。
とはいえ、一匹狼かというとそうでもなく、グループで何かを成し遂げないといけないときは仲間と協力します。ただし、その場合はリーダーシップをとって、自分が考える方向へとグループ全体を向けさせようとする傾向が。周りが付いてきてくれると成功を収めますが、そうでない時は思い通りにいかなくて苦労しそうです。
仕事はもちろん、さまざまなシーンでこの負けず嫌いな性格が顔を覗かせるため、周囲からは「よく頑張る人」と評価されるでしょう。
雌雄眼の人の性格の特徴《女性編②》
実は優柔不断なところも
自分自身の中にゆるぎない芯を持っていながら、実は優柔不断という特徴もあります。負けず嫌いだったり、チャレンジ精神旺盛だったりと、決断力に優れていそうに見えますが、一方で優柔不断でもあり、実に複雑な性格の持ち主と言えますね。
争いごとを好まない平和主義なところは男性と共通しており、事を荒立てたくないという思いが、周囲に合わせるという行動に向かわせます。結果として自分はそうは思わないと感じても、自分が合わせることで丸く収まるならと、あえて自己主張しない人が少なくないのだそう。
気弱な女性ほど優柔不断な傾向は強いとされることから、優柔不断であることは実は身を守る術なのかもしれませんね。
性格に難があっても憎めない
左右非対称の目が男性にとってはセクシーに見えたり、ふんわりとした癒し系な印象を与える魅力になるのは、女性ならではと言えます。こうした男性にモテるという経験を多くしているからか、歯に衣着せぬ物言いでずけずけと発言する女性もいるようです。
優柔不断な人がいるかと思えば、周りから嫌がられるきつい性格の持ち主もいるなど、一括りにできないのが雌雄眼の女性。ただし、きつい発言の裏に悪意がないのも特徴で、そのために周りから「しょうがないなあ」と許してもらえる性格になっています。
性格に難があるとわかっていながら周囲を許させてしまうのも、大きさが違う目のなせるわざかもしれませんね。
周囲の人を振り回す
好きなことには徹底的にのめり込むため、周りが見えなくなるのも性格の特徴の一つです。男性は一つのことに集中すると他がおろそかになる人が多いですが、女性は複数の物事を同時進行できる人が多く、効率よく仕事を進められます。
ただし、雌雄眼の女性が何かにのめり込むと、目標に一直線に突き進む性格と相まって、周りのことはお構いなしになる傾向があります。自分が決めたことでさえも突然変更することが多いため、周囲が振り回されっぱなしになることもよくあるようです。
一生懸命なのはいいものの、周囲が見えないほどのめり込んで周りに迷惑をかける性格は、周囲から「勘弁して」と思われていることでしょう。
とはいえ、恋愛面ではメリットになることも!女性に振り回され、つい追いかけたくなる男性もいるため、モテる要素と化する場合もあります。
男女で接する態度が違う
大きさが違う左右の目は男性にとって魅力的に映ることを、雌雄眼の女性はよく知っているのかもしれません。というのも、接する相手が異性か同性かで、態度がガラリと変わることがしばしばあるからです。
男性にモテるということをよくわかっているため、どうすれば男心をくすぐれるか、あるいは自分に好感を抱かせられるかを考えて行動する女性が少なくありません。男女で態度を変える女性は、いつの時代も同性からは嫌われるものですよね。
男性の目にはセクシーだったり、癒し系の女性と見られてたりしてモテるでしょう。しかし、同性からは残念ながら嫌われる傾向が強いと言えます。
知っておきたい!雌雄眼になる原因はコレ
左右で大きさが違う目ができあがるのには、何らかの原因があるとされています。持って生まれたものというよりは、どちらかというと後天的な原因で作られてきたと言えそう。いったい何が、左右非対称の目を作り出したのでしょうか。その原因をご紹介します。
どちらかに頬杖をつく癖がある
人にはたいてい、利き手あるいは利き腕があり、重いものを持つ時にはたいてい利き腕で持ち、利き手に力を入れて掴んでいます。もともと力が強いことと使いやすいために利き手と利き腕ができあがるのですが、片方ばかり使うことになりがち。
なので、気が付けば重い荷物を肩にかける側は上がり、掛けない側は下がるといった具合に、体がアンバランスになります。
頬杖をつく癖がある人は、どちらかつきやすい側で常についているのではないでしょうか。頬杖というのは、人の話を聞いているときなどに無意識に行うことが多い動作。いつも同じ側で頬杖をついていると、手によって筋肉が圧迫され、結果的に雌雄眼を生み出すことになります。
目を細める癖がある
利き手や利き腕と同じく、目にも実は利き目というのが存在します。ときどき、片方はよく見えるけれど、もう片方はかなりの近眼というアンバランスな視力の持ち主がいますが、こうした人の場合、よく見える方で見ているのは明らか。
ただし視力のバランスが取れていても、左右のうちのどちらかよりよく見える方があります。それが利き目。小さい文字や、もっとよく見ようとする時は利き目に力が入るため、目の周りの筋肉が圧迫されがちです。
普段から目を細めて見る癖がある人は、両眼を細めて見ていても、利き目の方がよりいっそう細めた状態になっているとか。その結果、利き目が小さくなるのが、雌雄眼を生み出す原因のひとつです。
目をこすってしまう
目がかゆい時はもちろんのこと、何となく癖で目をこすってしまう人は少なくありません。目のかゆみは左右のどちらの目にも起こりますので、かゆみの頻度が左右非対称の目を生み出す原因になるでしょう。
一方、癖でつい目をこすってしまう人の場合、両目ではなくどちらかに偏っていることが多いはず。こすると目の周りの筋肉が圧迫されるために、こする側の目が小さくなります。
目をこするのはさまざまな病気を誘発したり、角膜に傷をつけかねないだけに、癖になってしまっている人は意識して触れないようにすることが大事ですね。
いつも横向き寝で同じ方を下にしている
目の周りの筋肉が圧迫されることが、左右非対称の目を生み出す大きな原因と言っていいでしょう。そこで、寝る時の姿勢が横向き寝という人は、どちらか一方を常に下にして寝ていないか、注意する必要があります。
左を下にして横向きに寝ると、当然のことながら左目が枕に押し付けられる形になります。一晩中、枕に押し付けられることで左目周辺の筋肉が圧迫され、右目に比べて左目が小さくなります。
腰痛を抱えている人など、仰向けで寝るのがつらい場合は横向き寝になりがちなので、意識して左右に寝返りを打つことが、雌雄眼を阻止する方法の一つと言えそうです。
生まれつき
両親の遺伝により、生まれつき雌雄眼の人もいます。両親のどちらかが雌雄眼であれば、生まれつき雌雄眼になる可能性も高くなるでしょう。
「両親は雌雄眼ではないけど祖父が雌雄眼」といったように、隔世遺伝で雌雄眼になるケースもあります。
【治したいあなたへ】雌雄眼を改善する方法4つ
頬杖や目を細める癖を直す
雌雄眼を生み出す大きな原因は、目元の筋肉の圧迫です。頬杖をついたり、目を細めるといった無意識にしている癖を直すだけで、目元の筋肉が圧迫される時間をかなり減らせるでしょう。
女性が頬杖をつく仕草を魅力的と捉える男性は多いですが、話がつまらないときの暗黙のメッセージにもなりますよね。どちらに取られるかわからないので、直した方がいい癖と言えそうです。
同じく、目を細めて物を見るとどうしても目つきが鋭くなりがちなので、こちらもあまりいい印象を与えないのは確か。目が悪いために見えにくいのであれば、メガネやコンタクトレンズを使用して、できるだけ目を細めない状況にすることが改善につながります。
目元をマッサージする
雌雄眼になる大きな原因は、目元の筋肉の圧迫と緊張です。そこで、頬杖をついたり目を細めたりする癖を直しつつ、目元の緊張をほぐすマッサージをするのが効果的。
目元にはツボが集まっており、ツボ刺激は簡単にできておすすめです。ただし、雌雄眼を改善したいあまり、強い力で押すのは禁物。イタ気持ちいい程度で短時間押し、目の周りをぐるりと刺激することで、眼筋をほぐしましょう。
エステサロンに通っている女性なら、フェイスエステをしてもらう際に雌雄眼を直したいと伝えると、眼筋マッサージをしてくれることがあります。最近は男性もエステに通う時代なので、雌雄眼対策に行ってみるのもいいかもしれません。
二重まぶた用コスメを使う
片方は一重まぶた、もう片方は二重まぶたという人はけっこういるもの。まぶたが原因で目の大きさが違うのであれば、まぶたの左右非対称を修正することがポイントです。
もっとも手軽な方法としては、二重まぶた用の専用コスメを使って一重まぶたを二重まぶたにしてしまうこと。どちらも二重にすれば一重まぶたで小さかった目が大きくなり、まぶたが原因で大きさが違う雌雄眼を修正できます。
最近は二重まぶた用コスメもいろいろな種類が登場し、夜、寝る時に使用することで、朝にはしっかりとくせ付けされるというものもあります。使っているうちに二重まぶたのラインが定着し、二重になる人もいるようです。いずれにしろまぶたはデリケートなので、自分に合ったものを選んでください。
雌雄眼を治す究極の選択は美容整形
まぶたの形状が左右で異なるために目の大きさが違う場合、女性はコスメを使って修正できますが、男性はちょっと厳しいですよね。また、毎日二重まぶた用コスメを使うのは大変と感じる女性や、まぶたが荒れて使えない場合には、究極の選択として美容整形という方法があります。
まぶたの形状が違うことが原因の雌雄眼なら、一重まぶたの方を二重まぶたにして左右を揃えることで解消できるでしょう。また、まぶたの形状ではなく目の大きさが左右で違う場合には、小さい方の目の目がしらを切開して大きくし、大きさの違いを修正するといった美容整形手術があります。
二重まぶたの手術は簡単な方法もありますので、相談してみるのもいいかもしれません。最後の手段として覚えておきましょう。
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