彼氏が子供扱いしてくるのは何でなの?
しかし、実は彼氏はあなたのことを子供っぽいと思っているから子供扱いしているわけではないこともあるのです。では、いったいどういう心理で子供扱いしてくるのでしょうか?
年下彼女を子供扱いする男性
彼女が年下だとそれだけで彼女を子供扱いする男性がいます。彼女がしっかり者だったとしても、年齢が下であれば子供扱いしたがる彼氏は多いです。
実際に彼女のことを子供っぽいと思っているかどうかは関係なく、「自分より彼女のほうが子供」と思える要素があれば、子供扱いしたがるのです。男性には「隙あらば彼女を子供扱いしたい性質がある」といえるでしょう。
バカにされてる?と悩む女性も
彼氏がどんな意図で彼女を子供扱いするのか、彼女には分かりませんよね。そのため、単純に「子供扱い=馬鹿にしている」と捉えることもあります。
ところが、子供扱いしていることに悪意がない男性は多いのです。そのため、どうして彼女が嫌がるのか分からず、気持ちのすれ違いが生じることになります。
子供扱いされやすい女性の特徴とは?
童顔
童顔な女性は、男性から見ると一目で子供っぽく見えます。彼女を子供扱いしたい男性にとっては理想的な顔かもしれません。
そのため、そもそも「子供扱いできそうだから」という理由でその彼女を選ぶ場合も。といっても、これは「馬鹿にできるから」という意味ではありません。詳しくは後でご紹介しますが、彼女を子供扱いすることで安心したいのです。そういった意味では、彼のほうが子供っぽいともいえますね。
反応が大きい
反応が大きい女性も子供扱いされやすいようです。天真爛漫というと分かりやすいかもしれませんね。
反応が大きい彼女は、男性から見るとからかい甲斐があります。「いい子だね~」なんて言われると、「子供扱いしないでよ!」と反応していませんか?そういう大きい反応が、男性の庇護欲をくすぐっていて、だからこそ彼氏は子供扱いがやめられないのかもしれません。
甘えん坊
どちらかというと男性のほうが甘えん坊な人は多いでしょうが、女性でも、彼氏に甘えるのが大好きな人はいます。そして、そういう彼女が相手だと、男性は子供扱いするでしょう。
といっても、この場合は彼女もそんなに嫌ではないのではないでしょうか。子供扱いするということはたくさん甘やかしてくれるということでもあります。普段から子供扱いされるのは嫌かもしれませんが、甘えたいときに甘やかしてくれるのであれば嬉しいですよね。
服装や趣味が子供っぽい
いくら彼女を子供扱いしたいからといって、メイクや服が大人っぽく、趣味が高尚な彼女が相手であれば、さすがに彼氏も躊躇するでしょう。逆に言えば、これらが子供っぽいと子供扱いしやすいということです。
たとえば、可愛いものが好きだと子供扱いされやすいでしょう。服装もカジュアルなものを好んだり、メイクもナチュラルで優しい雰囲気であれば、彼氏は子供扱いしやすいはずです。
馬鹿にされているように感じるかもしれませんが、男性としては彼女があまり大人びていないほうが安心するもの。彼女を子供扱いするのは、彼女の前で油断しきっている証拠なのかもしれませんね。
彼女を子供扱いする彼氏の言動とは?
「すごいね~」と撫でてくる
頭を撫でるだけでもすでに子供扱いしていますよね。さらに、それに加えて「すごいね~」とまるで子供を相手にしたような褒め言葉をかけてくるようであれば、子供扱いといって間違いないでしょう。
彼氏自身には、彼女を子供扱いしているつもりはないのかもしれません。しかし、心のどこかで彼女のことを下に見ている、あるいは下に見ていたいと思っているのはほぼ間違いないでしょう。ペットや子供を撫でる時についそういう口調になってしまうのと同じことです。
身の回りの世話をしてくる
彼氏があれこれ身の回りの世話を焼いてくるということはありませんか?あなたの家に遊びにきて、掃除を代わりにやってくれたり洗濯ものをたたんでくれたり…。
将来イクメンになりそうな有望な男性ではありますよね。しかし、その心の奥には「俺がやってあげないとこの子はだらしないから…」という心理が潜んでいるのかもしれません。そう思うと少しイラっとする女性は多いでしょう。
誰かに手を貸すというのは、どうしても相手を下に見ているという部分が含まれてしまうもの。しかし、手を貸さないと冷たい人だと思われるかもしれません。バランスの取り方が難しいところですね。
すぐ心配する
たとえば、彼女の帰りが遅くなると、一人で帰れるのかどうかすぐに不安になったりする彼氏は少なくありません。彼女のことが心配で、いてもたってもいられなくなるのです。また、彼女が危険な目に遭わないように行動を束縛することも。
彼女のことを大事にしているといえば聞こえはいいですが、子供扱いしているとみなすこともできますよね。彼女としても「心配されるのは嬉しいけど、余りに酷いとちょっと…」というのが本音ではないでしょうか。
よく心配する彼氏は、本当は自分が子供だともいえます。彼女の安心が確保されていないと不安でハラハラするのです。やや依存体質で、精神的に不安定な男性に多いようですね。
子供っぽいと言ってくる
そのまま口に出して「子供っぽい」と言ってしまう彼氏もいます。たとえば、彼女が嫉妬すると「そんなこと気にするなんて子供だな~」なんて言います。
馬鹿にされているような気になりますが、こういう場合の彼氏の発言は褒め言葉であることも少なくありません。頼られたりわがままをぶつけられるのが嬉しいのです。
逆に彼女が子供っぽい言動を止めてしまうと彼氏は寂しがるかも。嫌でなければ、そのまま子供扱いさせておいた方がよいかもしれません。
女性を子供扱いしがちな男性の特徴
長男
長男というのは、小さい頃から誰かの面倒を見ることを強いられます。本人が望む望まないにかかわらずそういう役割を担わされるのです。
その結果、面倒を見られるよりも面倒を見ることのほうが子供ながらに得意になってしまいます。そして、幼少期に身に付いた習慣というのはその人の人格に大きな影響を及ぼすもの。大きくなっても、「面倒を見る」というスタイルの人間関係しかうまく構築できないのです。
このタイプの人は職場でもみんなの兄貴分になりがち。逆に自分から頼るのは苦手な傾向にあります。この関係は恋人関係においても変わらないため、何かと彼女を子供扱いしたがります。
しっかりもの
しっかりしている人は、周りの人のしっかりしていない点がよく目に付きます。その結果、何かと人のしっかりしていないところを指摘してしまうのです。
これが、彼女にとっては子供扱いになりますよね。「机の上が散らかってるよ」とか「服がほつれてるよ」などといちいち言われると「あなたは私の母親か!」といいたくなるはず。
しかし、言い返そうとしても彼はしっかり者なので、指摘すべき問題がありません。結果として、彼女は不満を抱えながらも子供扱いを受け入れなければならないことに…。これではストレスが溜まりますよね。彼氏にも多少は欠点があったほうが良いのかもしれません。
依存体質
「依存体質の人ってむしろ甘える側じゃない…?」と思うかもしれませんが、彼女を子供扱いする人にも依存体質の男性は多いです。
依存体質というのは、「相手がいないとダメ」「相手を手放したくない」ということ。これは自分から相手に甘えるだけでなく、相手に甘えさせることでも達成できますよね。彼女を子供扱いして「俺がいないとダメなんだ」と思うことも、ある意味依存なわけです。
そのため、精神的に不安定な男性も彼女を子供扱いします。このタイプの人と付き合うと、子供扱いだけでなく束縛が強くなりがちです。
おとなしい
あまり自己主張しないような、自信がないタイプの男性も彼女を子供扱いする傾向にあります。これは、先ほど紹介した「依存体質」というのと関係しています。
おとなしくて自信がない人は、彼女がいても「僕って愛されてるんだろうか…」と不安になります。自分には価値がないという強い思い込みがあるので、とても不安なのです。
そのため、「彼女には自分がいないとダメだ」と思うことで安心しようとします。ただ、悪気はないにせよ、彼女からすれば「自分が安心するために相手を見下している」わけですから、イラっとしてしまいますよね。
彼女を子供扱いしてしまう男性の心理
女性より優位に立ちたい
女性より優位に立ちたい男性にもいくつかのパターンがあります。一つは、自分がグイグイ引っ張りたいタイプです。もともと面倒見がよいタイプなので、それを恋人関係においても発揮しようとします。将来イクメンになれるタイプともいえるでしょう。
一方、優位に立っていないと不安になるタイプの男性もいます。このタイプの人は、頼られたいというより頼られていないと自分自身が不安になります。彼女が立派な一面を見せるとむしろ落ち込んでしまうので、気難しい彼氏ともいえますね。
可愛い反応を見たい
そんなに深い意味はなく、可愛い反応を見たいがために彼女を子供扱いする彼氏も。このタイプは別に面倒見がよいわけでも依存的なわけでもありません。彼女の反応を見るためにちょっとしたいたずらを仕掛けるような気持ちです。
そういう意味では、彼氏の方が子供っぽいともいえますね。しかし、深い理由はない分、こちらが嫌だということを伝えれば素直に止めてくれる可能性が高いでしょう。
頼りになる存在だとアピールしたい
男性はだれしも女性に頼られたいと思っています。本人が強くそう思っているというよりは、社会通念としての側面が強いでしょう。大抵の男性はその価値観に従って頼りがいのある男性になりたいと考えています。
しかし、実際には頼りがいというのはなかなか身につかないもの。一生懸命やってもどこか抜けているところがあるのが人間です。「頼れる男になりたいのになかなかなれない…」というのが多くの男性の本音なのです。
そして彼らは、なんとか自分をよく見せようと彼女の前では強がってしまいます。それが、彼女を子供扱いするという形で現れるのです。
守ってあげたい
彼女からすれば、子供扱いというのは馬鹿にされているような感じがしますよね。しかし、彼氏にとっては「守ってあげたい」という気持ちの表現なのかもしれません。
相手を子供扱いするというのは「自分より下に見ている」という意味でもありますが、だからこそ「守るべき対象だと思っている」ことも意味します。つまり、彼女を子供扱いするのは、彼氏にとってある意味の愛情表現なのかもしれないということです。
彼氏に子供扱いされた時の対処法は?
反応しない
彼氏が子供扱いする理由の一つは、あなたの反応にあるのかもしれません。子供扱いされて「子供扱いしないでよー!」と子供っぽいリアクションをしているのだとすれば、彼氏の思うつぼです。それが可愛くて、子供扱いを繰り返してしまうでしょう。
この場合、一番良いのは反応しないことです。あなたの反応を見ることが楽しみの一つになっていた彼氏にとっては、あなたが反応を止めてしまえば子供扱いする意味がなくなってしまいます。意味がないのですから、自然と止めるようになるでしょう。
仕事の話をしてみる
彼に子供扱いされたら、話題を変えて仕事の話でもしてみましょう。要するに、自分が子供ではないということをアピールできる話に持って行けばいいのです。
そうすれば、彼氏はあなたを子供扱いしようにもできません。ただ、あまりにアピールすると彼が自信を喪失する恐れもあるので、話題を逸らすことができたらあまり深堀りしないほうがいいかもしれません。
はっきりと嫌だと伝える
これまで紹介してきたように、彼女を子供扱いすることに罪悪感を抱いていない男性は多いです。むしろ、あなたは可愛い女性だと褒めているつもりかもしれません。
こちらの気持ちが伝わらないようなら、一度はっきりと「そういう子供扱い嫌なんだけど」と告げてみましょう。彼氏は驚くかもしれません。しかし、驚くからこそ止めてくれる可能性は高いといえます。
ただ、その瞬間から彼氏の中であなたは「可愛げがない人」になる可能性があるので、必ずしも拒絶することが一番だとは言い切れません。
受け入れる
程度にもよりますが、彼がちょっとしたときに頭を撫でてくるくらいであれば、受け入れてしまった方がよいでしょう。そのまま甘えることができれば楽しい時間になるはずです。あなたへの愛情表現でそういうことを言っている場合は、あなたのほうが慣れてしまうのが一番トラブルが少なく済むでしょう。
ただ、あまりに過度に世話を焼いてきたり心配してきたりするのであれば考えもの。たとえば外出を制限されたりすると嫌ですよね。そういう場合は、子供扱いを阻止する方向で対処したほうがよいでしょう。
好きな人に子供扱いされないための改善策
服装を変える
カジュアルな格好をしていると子供っぽく見えます。子ども扱いされたくなければ、彼に会うときはできるだけ大人びた上品な服装を心がけましょう。大人っぽいところを見せれば、彼は迂闊に子供扱いできません。
ただし、大人っぽくて上品な服装は、親しみにくい服装とも言えます。場合によっては彼との距離が遠のいてしまうことも。会話など、別の部分で親しみやすさをカバーできるといいですね。
メイクを変えてみる
服装と同じで、メイクも大人っぽいものにすれば子供扱いされるのは防げるでしょう。ついでに髪型や香水も「大人の女」を意識したものに変えてみると〇。特に、これまでナチュラルなものを使ってきたのであれば、急に大人っぽく変貌したあなたに彼氏は衝撃を受けるでしょう。その衝撃で、子供扱いするのをピタッと止めてくれるかもしれません。
恋愛をリードする
彼氏に恋愛をリードさせていませんか?確かに、普通は男性がリードするものという認識がありますから、それは自然な形ともいえます。
しかし、それは見方を変えれば「自分の面倒を男性に見させている」ということでもあります。たとえば、デートプランを彼にすべて任せているのであれば、彼氏にとってあなたとのデートは子供を連れて出かけるのとそう変わりません。その時点ですでに、彼氏に子供扱いされているというより、子供扱い「させている」といえるでしょう。
そのため、子供扱いされたくなかったら自分から積極的に行動を起こすことが大切です。自分の意見をはっきり言える相手であれば、彼氏は自分と対等な人として見てくれるはずです。
感情的にならない
好きな人との間にトラブルがあると、感情的になってしまいますよね。仕事でのトラブルなら流せるかもしれませんが、彼氏との間のトラブルとなるとそう簡単には流せません。
しかし、そういうときに取り乱してしまうと、幼稚な人だと思われます。彼女のほうが取り乱すと彼氏のほうが冷静にならざるを得ませんが、それは彼氏に大人の対応をさせているということです。
子供扱いされたくなかったら、自分が大人な対応を心掛けなければなりません。逆に、彼が感情的になるのをあなたが上手くなだめられれば、二度と彼はあなたのことを子供扱いできなくなるでしょう。
愛情表現する
ここまで紹介してきたものとは違う対策方法として、愛情表現をするというのがあります。これは、自信がないせいであなたを子供扱いする男性に有効です。
そういう男性は、自分が愛されていないという不安があるから、自分が愛される資格があることを確認するために彼女を子供扱いします。逆に言えば、愛されている実感さえあれば彼女を子供扱いする必要はなくなるのです。
むしろ、あなたが積極的に愛情表現すれば、彼は従順になる可能性も高いでしょう。彼にとって、あなたが自分がもっとも欲している愛情表現を与えてくれる存在になるからです。褒めてくれる大人に対して子供が素直になるのと同じと言えるでしょう。
子供扱いしてくる彼氏に上手に対処しよう!
ただし、それでも対等な関係を築きたい女性からすれば、そんな子供扱いはやめてほしいですよね。そういうときは、自分が大人の女性だということをアピールしましょう。あるいは、彼氏の不安を取り除いてあげるのも効果的です。
また、ある程度受け入れてしまうというのも一つの手。彼に悪気がないとわかれば、多少は受け入れやすくなるのではないでしょうか。自分たちに合った方法で、上手に対処してくださいね!
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