いびきがうるさい！寝れない時の対策や夫や彼氏のいびきを止める方法

隣で寝ている夫や彼氏の「グーグー」「ガーガー」とうるさいいびきに困っていませんか？あまりにいびきがうるさくて、寝られないこともあるかもしれませんね。

睡眠は体の疲れを取るために大切なものです。それなのに、夫や彼氏のうるさいいびきで寝られないことが続いたら、しっかり体を休めることができません。そのため、「夫や彼氏のいびきを止める方法を知りたい！」と切実に思う女性も多いでしょう。

この記事では、夫や彼氏のうるさいいびきの原因や、うるさいいびきで寝られない時の対策法をお伝えします。また、いびき防止グッズもご紹介しますので、夫や彼氏のうるさいいびきで寝られない人はぜひ参考にしてみて下さいね。

夜にしっかり寝られないのは、誰でもツライもの。そのため、夫や彼氏のうるさいいびきで寝られなくて、悩んでいる女性は多いようです。

彼女たちは、うるさいいびきをかく夫や彼氏に対してどのように思っているのでしょうか？みんなの声をご覧ください。

うるさすぎて寝られないため別室で寝ることにした

「結婚してからしばらくは夫と一緒に寝ていましたが、あまりにいびきがうるさすぎて寝られない状態が続いて、仕事にも支障が出てきたので、別室で寝ることにしました。夫には申し訳ないですが、仕方がありませんね」（32歳/女性/看護師）

夫のいびきがうるさすぎて寝られないため、別室で寝ることにした女性もいるようです。この女性は夫のいびきが原因で寝不足になり、仕事に支障が出てしまったのですね。元気に仕事をするためにも、別室で寝るのは正解だったようです。

いびきがうるさいけど本人は気づいていない

「彼氏と泊まりがけで旅行に行きました。でも、彼氏のいびきがうるさくて…。次の日、私が眠そうにしていたら『なんでそんなに寝られないの？』と。自分のいびきがものすごくうるさいことに、本人は気づいていないみたいです」（25歳/女性/事務職）

彼氏とお泊りした時にいびきがうるさくて、この女性は寝られなかったようです。さらに、寝られないのは彼氏のいびきのせいなのに、本人は自分に原因があると思っていません。本人に自覚がないと、いびきが原因で寝られなかったことを伝えるのもためらってしまいますね。

いびきがうるさくて寝られない子供たち

「家族4人で同じ部屋で寝ています。ですが、小学生の娘が夫のいびきがうるさくて寝られないため、『パパとは一緒に寝たくない！』と言い始めました。夫が悲しむのでそのことは伝えていませんが、娘もそろそろ我慢できないかもしれません」（35歳/女性/販売員）

うるさいいびきで寝られないのは、子供も同じでしょう。この女性は子供の意見に納得しつつも、夫の気持ちも気になるようです。だからと言って、いつまでも周りの人が我慢するのは難しいかもしれません。

彼氏のいびきで寝られないため結婚を悩んでしまう

「彼氏のいびきがうるさすぎて、寝られない状態が続いています。いろんなことを試してみましたが効果がありません。彼氏のことは大好きだけど、寝られないのが続くと思ったら結婚をためらってしまいます」（27歳/女性/保育士）

彼氏のいびきがうるさすぎて、結婚するのをためらってしまう女性もいるようです。結婚したら彼氏のうるさいいびきにずっと付き合っていくことになり、寝られない状態が続くでしょう。彼氏のことが好きでも、結婚をためらってしまうのは仕方がないのかもしれません。

いびきとは、狭くなった気道を空気が通るときの振動音です。そのため、気道が狭くなると、いびきがうるさくなる傾向があります。では、どんなことが原因で気道が狭くなり、寝られないほどうるさいいびきを引き起こしてしまうのでしょうか？

疲労やストレス

普段はいびきをかかないけれど、疲労やストレスがある時はいびきをかく、という人は多いのではないでしょうか？たしかに、疲労やストレスがいびきの原因になることも多いようです。

疲れていると、喉の筋肉がゆるんで気道が狭くなってしまうことがあります。また、疲れを取ろうとして口からたくさん空気を吸い込むので、気道を通る空気が振動しやすくなるのです。そのため、疲れているとうるさいいびきになってしまいます。

また、ストレスを抱えている人は自律神経が乱れ、呼吸が浅くなりがちです。そして、空気をたくさん吸い込もうとして口呼吸になります。口呼吸で舌が下がるため気道は狭まり、いびきがうるさくなってしまうのです。

肥満によるもの

太っている人は、体全体に余分な脂肪がついています。それは、首回りも同じです。そのため、肥満体型だと首回りや舌の余分な脂肪によって気道が狭くなり、うるさいいびきをかきやすくなるのです。

また、いびきをかく人の中には、睡眠時無呼吸症候群の人もいます。睡眠時無呼吸症候群とは、10秒以上呼吸が止まる無呼吸といびきを繰り返す病気です。そして、睡眠時無呼吸症候群は肥満の人の方がなりやすいと言われています。

そのため、太っている人がいびきをかいている場合は、睡眠時無呼吸症候群である可能性も高いので注意しなければいけません。

お酒やたばこ

お酒を飲んだり、たばこを吸ったりする人は、うるさいいびきをかきやすくなる傾向があります。

いびきは、気道が狭くなることで起きるもの。そして、人はお酒を飲むと筋肉全体がゆるみ、気道が狭くなります。そのため、お酒を飲んだ後に寝るといびきをかいてしまうのです。

また、普段からたばこを吸っている人は、たばこの煙の影響で喉が傷つき、炎症や腫れを起こしていることが多く、気道が普通の人より狭くなっているので、いびきをかきやすくなります。

つまり、普段から大量のお酒を飲んだり、だばこを吸ったりしている人は、うるさいいびきになりやすいと言えるでしょう。

鼻づまり

風邪や花粉症などで鼻がつまっている人は、いびきがうるさくなりがちです。鼻がつまっていると、口で呼吸をすることになります。口呼吸では取り込める空気量が少なくなってしまうため、いびきになりやすいのでしょう。

また、普段から鼻炎がある人は口呼吸に慣れてしまっています。そのため、寝ている時の呼吸が口呼吸になっていることを、特別不思議だと思わない傾向があると言えるでしょう。その結果、自分のいびきに気付きにくいと言えます。

出典：
銀座コレージュ耳鼻咽喉科『いびき入門』
https://gincolle.com/ibiki_in/

国立循環器病研究センター『[101] 睡眠時無呼吸症候群と循環器病─ そのいびきが危ない！』
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph101.html

東京ロンフェルメ耳鼻いんこう科『喫煙といびき』
https://ibiki-clinic.com/Snoring&smoking.html

ココカラクラブ『恥ずかしくて聞けない！「いびき」の原因と対処法』
https://www.cocokarafine.co.jp/oyakudachi/health/201703219.html

夫や彼氏のいびきが治まるのが一番ですが、簡単にはいかないものです。ですが、いびきが少しでも小さくなれば、いびきで寝られないことが減るでしょう。

そこで、うるさいいびきで寝られない時の対策法をご紹介します。

耳栓をして寝る

うるさいいびきで寝られないのなら、コッソリ耳栓をして寝るのも一つの手。耳栓で完全にいびきの音をシャットダウンすることはできませんが、気にならない程度にすることは可能です。耳栓はお手頃価格で購入できるので、試してみる価値はあるでしょう。

また、睡眠中に使うので、耳にフィットして外れにくい耳栓を選ぶことが大切です。夫や彼氏に気づかれたくない人は、透明で目立ちにくいデザインのものを選ぶといいですよ。

イヤホンで音楽を聴きながら寝る

うるさいいびきで寝られないのなら、イヤホンで音楽を聴きながら寝るという方法もあります。イヤホンで音楽を聴きながら寝れば、うるさいいびきも聞こえにくくなるはず。お気に入りの音楽を聴きながら、リラックスして眠りましょう。

ですが、普段使っているイヤホンでは次の日に耳が痛くなってしまうことも。通称「寝ホン」と呼ばれる、痛くなりにくいイヤホンを使ってみるのもいいでしょう。

本人に自覚が無いなら録音する

周りの人が寝られないほどのうるさいいびきをかいていることを、本人が自覚していない場合もあります。また、夫や彼氏に「すごくいびきをかいてたよ」と言っても、信じてもらえないこともあるでしょう。

そんな場合は、スマートフォンやボイスレコーダーなどを使って、夫や彼氏のいびきを録音してしまいましょう。録音したいびきを本人に聞かせれば、いびきがうるさいことを分かってもらえるはずです。

体を軽く揺らして刺激を与える

いびきをかいている人の体を軽く揺らしてあげると、いびきが止まると言われています。ですが、あまりに激しく体を揺らすと、目が覚めて寝られなくなってしまう恐れもあるので注意しなければいけません。あくまでも体を軽く揺らす程度にしておきましょう。

また、うるさいいびきはをかく人は、無呼吸や低呼吸になっていることもあり、とても危険です。無事を確認するためにも、あまりにもうるさいいびきをかいているのなら、軽く揺らしたり声をかけたりしてあげるといいでしょう。

うるさいいびきで寝られない時は、張本人である夫や彼氏にも協力してもらいましょう。あらかじめ対策をしておけば、いびきも小さくなるはずです。では、うるさいいびきで寝られない時の対策法の後編をお伝えします。

寝酒を飲んでいる場合はやめさせる

お酒を飲むと喉の筋肉がゆるんで、うるさいいびきをかきやすくなってしまいます。そのため、夫や彼氏が寝酒を飲んでいるのなら、それをやめさせるのが一番です。

また、寝る前にお酒は、いびきをかきやすくするだけでなく、睡眠の質を下げてしまいます。夫や彼氏には「寝る前にお酒を飲むと疲れが取れにくくなるんだって」と体を気遣う言葉をかけてあげるといいかもしれませんね。

横向きに寝てもらう

うるさいいびきで寝られないのなら、夫や彼氏に横向きに寝てもらいましょう。仰向けで寝ると舌が下がり気道が狭くなってしまいますが、横向きに寝ると気道が確保されるため、いびきをかきにくくなるんです。

普段は仰向けで寝ている人にとっては、横向きに寝るのは難しいことかもしれません。そんな人には抱き枕を用意してあげるのもいいでしょう。自然と横向きに寝てくれるはずです。

まくらを低くする

夫や彼氏のいびきがうるさくて寝られないのなら、まくらの高さもチェックしてみて下さい。もしかしたら、枕が高すぎるのかもしれません。枕が高すぎると首が前に倒れてのどが圧迫され、いびきをかきやすくなるからです。

理想の枕の高さは、寝ころんだ時に首と背筋がまっすぐになる高さ。ちょうどいい高さのまくらで寝ることで、いびきをかきにくくなるだけでなく、体に負担がかかりにくくなりますよ。

加湿器を置く

空気が乾燥すると、鼻がつまりやすくなります。鼻がつまっていると口から呼吸をするため、うるさいいびきになりがちです。鼻の通りを良くするために、部屋の湿度を上げるようにしましょう。

加湿器を置いたり、水の入ったコップを枕元に置くだけでも、湿度が上がって鼻がつまりにくくなります。特に空気の乾燥しやすい冬場は、湿度管理には気を付けて下さいね。

部屋を別々にする

いろいろな方法を試してみても、うるさいいびきで寝られないこともありますよね。それなら最終手段として、部屋を別々にしてしまいましょう。部屋を別々にしてしまえば、うるさいいびきで寝られないこともなくなります。

ですが、いびき自体は改善されないため、いびきをかいている本人は疲れが取れなかったり、眠気が取れなかったりすることも多いです。本人のためにも、いびき自体を止める方法を探したほうがいいかもしれません。

出典：
オムロンヘルスケア『vol.18　大いびきは生活習慣病の一因』
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/18.html

銀座コレージュ耳鼻咽頭科『いびきを抑える枕』
https://gincolle.com/makura/

「いろいろな対策法をしてみたけど効果がない！」という人は、いびき防止グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか？いびきで悩む人は多いため、いろいろないびき防止グッズが販売されていますよ。

早速、代表的ないびき防止グッズをご紹介します。

鼻腔拡張テープ

風邪やアレルギー性鼻炎などで鼻がつまっている人は、鼻腔拡張テープがおすすめです。口呼吸になると、舌が下がるため気道が狭くなって、いびきをかきやすくなります。つまり、鼻づまりを解決して鼻呼吸にすれば、いびきをかきにくくなるということです。

鼻腔拡張テープとは鼻の上部に貼るテープのことで、鼻腔が広げられるためいびきをかきにくくする働きがあります。呼吸も楽になるので、鼻がつまりがちな人は試してみてはいかがでしょうか？

マウスピース

マウスピースは、睡眠時無呼吸症候群の治療にも使われているグッズです。下あごが少し前に出るようにマウスピースをはめることで、舌が下がって気道が狭くなるのを防ぎます。

また、マウスピースをはめれば、いびきだけでなく歯ぎしりも防げるので、歯ぎしりによる歯のカケが気になっている人にもいいでしょう。

マウスピースは歯科医院で作ってもらうのもいいですし、市販もされています。自分の口にあったマウスピースを選んで下さい。

マスク

口呼吸が原因でいびきをかいてしまう人には、マスクが有効です。もちろん普通のマスクでも多少の効果はありますが、濡れマスクなら喉を乾燥から守ってくれるだけでなく、潤してくれる働きもあるのでいびきをかきににくなりますよ。

また、いびきを抑えることに特化したマスクも販売されています。あごを抑える構造になっていて、口呼吸を防ぎ鼻呼吸にしてくれるマスクや、いびきの音を小さくしてくれる消音マスクなど、さまざまな種類があるようです。

普通のマスクなら価格もお手頃なので、ひとまず試してみるのもいいでしょう。

いびき防止アプリもある！

周りが寝られないほどのうるさいいびきをかいているのなら、いびき防止アプリを使ってみるのもいいでしょう。いびき防止アプリとは、寝ている時のいびきを録音して、自分がいつどのようないびきをかいているのか知ることができるアプリです。

人から「いびきがうるさいよ」と言われても、なかなか信じることができませんよね。ですが、自分のいびきを実際に聞けば「何とかしたい！」と思うはずです。

また、いびきをかくと言っても、いつも同じいびきではありません。いびき防止アプリを使えば、どんな時にうるさいいびきをかくのか知ることができるので、対策をすることができるでしょう。

いびきは、舌が下がって気道が狭くなることで起こります。

寝ている時はそれでなくても筋肉がゆるむため、気道が狭くなりがち。さらに、疲労や肥満、鼻づまりなどがあると気道が狭くなりやすく、いびきがうるさくなってしまうのです。そのため、いびきの原因を知った上で、それに合わせた対策をするようにしましょう。

耳栓や音楽を聴くなど、物理的にいびきを聞こえなくする方法もありますが、寝酒をやめたり横向きに寝たりするなど、本人に協力してもらう方法もあります。また、いびき防止グッズを使ってみるのもいいでしょう。

いびきをかくのは本人のためにも良くありません。お互いに協力して、うるさいいびきを止める方法を見つけてみてくださいね。