彼氏の束縛がひどい…別れた方がいい?
たしかに、束縛行動だけを見れば「もう別れたい!」と思うかもしれません。束縛があまりにもひどいようなら、別れも検討すべきでしょう。しかし、彼氏の心理を知ることで考え方がガラリと変わるかもしれません。彼氏に隠された思いがあるなら、別れを決断する前に、把握しておくべきでしょう。
今回は、彼氏のひどい束縛に悩む女性に向けて、上手な対処法や、別れるべきかどうかの判断基準などをご紹介していきます。また、彼氏がなぜ束縛するのかにも注目し、彼氏に足りていないものについても追究していきます。
束縛彼氏の特徴【前編】
彼氏の言動を見て「私って愛されてるなあ」と思っても、一般的にはその言動は束縛である可能性もあります。どのような特徴が見られると束縛彼氏なのか、自分の彼氏と照らし合わせながら確認してみてください。
常に行動を把握しようとする
束縛彼氏は、彼女の行動を常に把握しようとするといった特徴が見られます。誰とどこに行くのか、今何をしているのかといった彼女の行動が気になって仕方ないのでしょう。
常に行動を把握したがるのは、自分が見ていない状況で彼女が浮気をしていないか、他の男性との接点がないかを確認するため。また、「彼女は自分のもの」という認識があるため、自分の知らない勝手な行動をされることが嫌で把握したがる人もいます。
離れているときにLINEなどで「今何してるの?」と確認されたり、行動を逐一報告するよう言われている場合は、束縛彼氏と言えるでしょう。
自分以外の男性と関わるのを嫌がる
彼女が自分以外の男性と関わるのを嫌がるのも、束縛彼氏の特徴でしょう。親しくすることはもちろんのこと、連絡を取ったり一緒に遊んだりすることを嫌がる人もいます。また、束縛がかなりひどい彼氏になると「男と目を合わせることも禁止」と、無理難題に等しい束縛をしてくることも。
束縛彼氏は、自分以外の男性に彼女が奪われることを恐れていたり、他の男性が彼女のことを気に入るという状況を避けたがるため、関わりを禁止することが多いです。
連絡の頻度が高い
束縛彼氏は、連絡の頻度が高いことも特徴です。「マメな彼氏」と思っている彼女もいるでしょうが、連絡頻度が高いのは彼女の行動や様子を逐一確認するため。彼女を安心させたいとか、大好きな彼女と繋がっていたいという思いより、彼女を監視する目的の方が大きいと言えます。
マメな彼氏と束縛彼氏の違いは、彼女からの返信が遅い時にどのような反応を見せるかでしょう。単にマメな彼氏であれば、彼女からの返信を待つことができます。しかし束縛彼氏の場合は、返信がない状況に大きな不安を感じやすいため「まだ?」「何してるの?」「もしかして浮気?」といった催促する連絡が何度も来るのです。
連絡の頻度が高いことを嬉しいと感じる女性は多いですが、その目的によっては鬱陶しく感じることもあるでしょう。
事後報告を嫌う
彼女のスケジュールや行動を逐一確認したがる束縛彼氏は、彼女からの事後報告を嫌います。
例えば、「Aちゃんと○○に行ってきた」という報告です。束縛彼氏は、事前に把握し内容を確認したいため「Aちゃんと○○に行ってくる」という報告を望みます。あとになって報告されても、「なんで言わなかった?」「あとから言うってことは男もいたんだろ?」と疑いを持ってしまうでしょう。
事後報告を嫌うのは、事前に証拠を要求できないからでもあります。事前に報告を受けていて「男性はいない」と彼女から言われていれば、「じゃあ、写真送って」と証拠を求めることができますよね。しかし、事後報告ではそれが不可能になってしまいます。
何かと疑い深い束縛彼氏。不審に思ったり不安になった時に即証拠を求めたいため、事後報告を嫌うのでしょう。
束縛彼氏の特徴【後編】
まだ他にも、束縛彼氏には特徴が見られます。引き続き、束縛彼氏の特徴を見ていきましょう。
独占欲が強く嫉妬深い
束縛彼氏は、独占欲が強く嫉妬深いことも特徴でしょう。「彼女は自分のもの」という意識が人一倍強いため、彼女が他の男性と話したり仲良くしている姿を見ると嫉妬します。
嫉妬の矛先が向かうのは、彼女の周りにいる男性だけではありません。ただ話しているだけで、「男を誘惑していただろ」「あの男となんかあるんだろ」と彼女を疑い怒ることも。また、彼女が「○○って人、かっこいい」とテレビの中の俳優やアイドルに向けて言ったことに対して嫉妬することもあります。
自分という存在がいるのだから自分だけを見ていてほしいという思いから、嫉妬心が湧き出てしまうのでしょう。
思い込みや妄想が激しい
思い込みや妄想が激しい一面があるのも、束縛彼氏の特徴です。束縛彼氏は、彼女にちょっとでも不審な言動が見られると、「もしかして…」と勝手な妄想をしたり思い込んだりします。
彼女となかなか連絡が取れなければ、「もしかしたら男と一緒にいるのかも」と勝手に思い込むでしょう。そこからどんどん妄想は膨らみ、「実は俺の方が浮気相手なんじゃないか」「今頃二人でイチャイチャしているんじゃないか」などと考えます。それにより、彼女と連絡が取れた途端、「どういうつもり?」などと怒った様子が見られることもあるのです。
また、束縛彼氏は思い込みや妄想が激しいため、事実ではないこと、または彼女に思い当る節がないことで責めてくることもあります。一つ一つ誤解を解いたり説明が必要になるため、徐々に彼女は疲れてしまうでしょう。
過去の彼女に浮気されたことがある
異常な言動が多い束縛彼氏ですが、過去に彼女に浮気された経験を持つ人も少なくないです。信頼していた彼女、大好きな彼女に浮気されたことにより、彼氏の中でトラウマに近い状態になっているのでしょう。
どんなに信用できる行動をされていても何があるか分からないと疑ってしまうのは、一度辛い経験をしているからかもしれません。裏切り行為にあったことで、彼女という存在を信用できなくなってしまったのでしょう。
彼氏が束縛男になってしまったのは、彼氏自身が悪い訳ではない場合もあるのです。
自信が持てない
束縛彼氏には、自信がないことも特徴です。彼女は絶対に自分から離れていかないし、自分を一途に思ってくれるという自信が持てないために、つい彼女を束縛してしまうのでしょう。
また、自分には彼女を引きつけておけるだけの魅力があるという自信もないため、彼女への期待や要望が増えてしまうことも。自信のなさを彼女に埋めてもらおうとした結果、束縛がきつくなってしまうのです。
過去に元カノに裏切られて自信を失った人もいるでしょう。あるいは、元々ネガティブ思考で自信がないという人もいます。
彼氏が彼女を束縛する理由と心理
次は、彼氏が彼女を束縛する理由、そして隠された心理を見ていきます。
彼女が好きすぎる
彼女のことが好きすぎるために、束縛してしまうという理由が考えられます。自分の理想通りの彼女、ようやく手に入れた彼女であれば、一緒にいればいるほどどんどん好きになっていくはずです。気持ちが大きくなることと比例して、束縛も強くなってしまっているのでしょう。
交際前や交際直後はそれほど束縛がひどくなかったのに、だんだんと束縛が激しくなってきているという場合は、あなたへの好きな気持ちがどんどんと大きくなっている状態です。
このことだけを見れば、彼女として単純に嬉しく感じるでしょう。しかし、あまりにもひどい束縛が出てきたなら、今後何かしらの対処が必要となります。
他の男に取られないか不安
彼女が他の男に取られてしまうのではないか、という不安があって束縛してしまうこともあります。自分が彼女と一緒にいない時に、他の男から連絡が来て仲良くなり、彼女のことを好きになられるのではないかと不安になるのでしょう。または、自分よりも魅力的な男と出会って、彼女の方から好きになるのではないかという不安もあるかもしれませんね。
彼女を野放し状態にしておけば、いつ誰に奪われるか分からないという不安が常にある束縛彼氏。付き合うことができているだけでは安心できず、彼女の行動を制限してしまうのでしょう。
彼女がモテるから心配になる
束縛する理由に、「彼女がモテるから」もあります。彼女に男友達がたくさんいて、遊びや飲みに誘われることが多かったり、彼女のことを可愛いと褒める男性が多かったりすると、心配になってしまうのでしょう。
彼女を狙っている男が周りにたくさんいると思えば、束縛したくなる気持ちも分からなくはありませんよね。そのうえ自分に自信がなければ、「誰かに取られるのでは…」とさらにその心配は大きくなるでしょう。
自分だけを見ていてほしい
「彼女には自分だけを見ていてほしい」と思って束縛する人もいるでしょう。自分のことを第一に考えてほしい、自分のことで頭をいっぱいにしてほしいという独占欲があり、束縛するのです。
もちろん、彼女の立場としては「付き合った時点であなただけを見てるよ!」と思うでしょう。しかし、彼氏は「付き合ったからこそ自分だけを見て」と感じているのです。
例え同性の友達とであっても、彼女が遊んだり連絡を取ったりしている時間は、彼氏は蚊帳の外です。「その時間があれば、自分とデートしたり電話したりできたのに…」と不満に思うのです。
彼女の意識・行動・時間のすべてを自分に割いてほしいと感じる束縛彼氏は、彼女からの強い愛情を求めているのでしょう。
束縛彼氏のエピソード集
ここで、実際に束縛彼氏を持った経験のある女性の体験談を見ていくことにしましょう。
一時間ごとに「今何してるの?」と連絡してくる彼
「毎日一時間ごとに『今何してるの?』とLINEしてくる彼。仕事中だって分かってるのに聞く意味が分からない」(25歳/女性/看護師)
勤務中と分かっていながらも、一時間ごとに状況確認の連絡が来るという女性です。「分かってることをいちいち聞かないで」と、鬱陶しさすら感じてしまうかもしれませんね。
恐らく彼氏は、誰とどういう状況で仕事をしているのか、といったことを聞きたいのでしょう。そこに男がいるのか、仲良くしているのかと気になって連絡してこられたら、「いい加減にして!」と思う女性も多いはずです。
上司にまで嫉妬する彼に疲れてしまった
「プライベートな付き合いの男友達とかに嫉妬するならまだしも、上司にまで嫉妬する彼氏に疲れてしまいました」(29歳/女性/不動産業)
上司にまで嫉妬されてしまえば、疲れてしまうのも当然でしょう。仕事をする上で、男性の上司や同僚との関わりは必ずあるもの。そこに嫉妬されてしまえば、「じゃあどうしろっていうの?」と不満に思ってしまいますよね。
彼氏の言いなりになってしまえば、仕事に支障が出てしまうこともあります。仕事と彼氏の板挟み状態になってしまったこの女性は、彼に応えることも考えることも疲れてしまったのでしょう。
行動を報告することが当たり前に
「これからすること、行くところを報告するのが当たり前になっていた時、連絡するのをすっかり忘れて後から報告したら、彼にすごく怒られた」(19歳/女性/学生)
こちらの女性は、彼氏の束縛にある程度慣れていたのでしょう。そのため、行動を報告することが日常的で当たり前になっていたようですね。
そんな中、事後報告となった時に怒られたとのこと。ここまでくると、報告することが義務に感じてしまい、息苦しさすら感じてしまうでしょう。
束縛がきつすぎて逆に浮気したくなった
「他の男と話すな、目を合わすな、一緒の空間にもいるなと、すごく束縛がきつくて。その束縛のせいで逆に浮気したくなってしまった」(22歳/女性/販売)
本来この女性は、浮気願望や他の男性への下心はなかったのでしょう。しかし、彼氏からきつすぎる束縛を受けたことで、かえって浮気願望が芽生えてしまったようです。彼氏にとっては本末転倒ですね。
がんじがらめな束縛にあうと、心の拠り所が欲しくなるでしょう。束縛されて愛されていると嬉しく感じるどころか、辛さや窮屈さが大きくなり、他の男性へ逃げたいと感じる女性もいるようですね。
束縛彼氏とは別れるべき?判断する基準とは
ここで、束縛彼氏と別れるべきかどうかを判断する基準をご紹介。彼氏の束縛によってその恋愛がマイナスとなるようであれば、別れを検討すべきです。
束縛の原因は改善できるものか
彼氏がなぜ束縛をしているのか、まずはその原因を探る必要があります。そして、その原因を改善できるかどうかで、別れるべきかどうかを判断してみましょう。
例えば、彼氏が束縛する原因が「彼女からの愛情表現が少なくて不安だから」であれば、改善するためにはあなたが今まで以上に愛情表現していく必要があります。それをあなたができるかどうかです。
「好きとか言葉にするのなんて無理」と思えば、彼氏はいつまでもあなたを束縛するでしょう。逆に、「言葉にすることくらいならできる」と思えれば、彼氏の束縛は改善の余地があります。
束縛してしまう原因を改善・解消できない場合は、今後も彼氏は変わりません。むしろどんどんとエスカレートしてしまう可能性もあるため、改善できない場合は別れも考えるべきでしょう。
束縛をやめる努力をしてくれるか
あなたが「束縛がきつい」「あまり束縛しないで」とすでに彼氏に伝えているなら、それに応えようと彼氏が努力してくれているかどうかも判断基準になるでしょう。
「本当は○○してほしくないけど我慢する」と、束縛をやめたり我慢している様子が見られれば、それは努力している証拠ですよね。しかし、束縛の程度がまったく変わらない場合は、あなたの思いや願いを彼氏は無視している状態です。
自分の不安や考えだけを優先させていることから、自分さえ良ければ良いという意識でいることがうかがえます。束縛をやめる努力をしてくれないのであれば、別れを考えるべきでしょう。
彼の行動を怖いと感じるか
彼氏の束縛を「愛されている」「心配してくれている」と思うか、それとも「怖い」と思うかも、別れの判断基準になるでしょう。
彼氏の束縛を「私のためを思ってしていることだ」と前向きに捉えることができているうちは、彼氏に対して愛情がある状態です。しかし、「怖い」「引く」といった捉え方になっている場合は、彼氏に対する愛情はほとんどなくなっていると言えます。
好きだったはずの彼氏に激しく束縛されたことで、徐々に気持ちが薄れていったのでしょう。怖いと感じるようになったら別れるべきです。
生活や仕事に支障が出ているか
彼氏に束縛されて生活や仕事に支障が出ている場合は、別れを考えるべきでしょう。例えば、やりたいことができない、仲良くしたい人と仲良くできないといった事や、上司ともまともに話せない、仕事よりも彼氏を優先させないと怒る、などという様子が見られる場合です。
束縛彼氏を持つと、交友関係を限定されます。また、思うように行動・決断ができなくなるため、視野や行動範囲が狭くなってしまうこともあるでしょう。そこに息苦しさや生活のしづらさを感じているなら、今の恋愛はあなたにとってプラスにはなっていません。言ってもやめてもらえないようであれば、別れた方が良いでしょう。
束縛彼氏に困った時の対処法
では、束縛彼氏に困った時はどのように対処できるのでしょうか?束縛が改善されるような対処法で、上手く乗り越えていきましょう。
愛情表現をして安心させる
彼氏は、不安や心配からあなたを束縛している可能性があります。不安や心配をしてしまうのは、あなたからの愛情表現が足りておらず、自信を持てないからかもしれません。まずは、彼氏の束縛を禁止したり否定するのではなく、愛情表現をしっかりとして安心させることが大切です。
つまり、彼氏に自信を持たせるという方法ですね。「あなたしか考えられない」「あなたと一緒にいる時が一番楽しい」としっかり愛情表現されれば、彼氏は「彼女は離れていかない」と自信が持てます。そうすれば、だんだんとあなたへの束縛が減っていくでしょう。
不安と心配の大きさと比例して、束縛が強くなることもあります。不安と心配を上回る安心感を与えれば、彼氏は束縛せずに済むようになるでしょう。
束縛されそうになったらハッキリ拒否する
彼氏が束縛してきそうになったら、「それは嫌」とハッキリ拒否することも大切です。これまで、嫌われたくないから、言い合いになるのが面倒くさいからと、彼氏の言いなりになっていませんでしたか?拒否する姿勢を見せていないとしたら、あなたが束縛を嫌がっていること、改善してほしいと思っていることは、彼氏に伝わっていないでしょう。
束縛彼氏の多くは、彼女のことを好きすぎたり、彼女を他の男に取られたくないと思っています。そうした男性が「自ら彼女を手放すようなことをしている」と感じたら、改善しようと思うはずです。
されて嫌な束縛はハッキリと拒否し、「これ以上するなら嫌いになるかも」という姿勢を見せ危機感を持たせましょう。
彼氏なりの愛情表現だと受け止める
彼女を好きすぎて束縛する、彼女が他の男のものになるのが嫌だから束縛するという彼氏の心理を、少しは理解してあげてもいいかもしれません。
すべてはあなたを思う気持ちがあっての行動です。あなたを独占したい、あなたと離れたくないという思いで束縛しているなら、ある種の愛情表現と受け止めることもできるでしょう。束縛は彼氏なりの愛情表現だと受け止められるようになると、可愛く思えたり愛おしく思えたりすることもあります。
束縛に対する見方・捉え方を少し変えてみるだけでも、感じ方に違いが出てくることもあるでしょう。
改善されないなら別れも考える
彼氏の束縛が改善されないようであれば、別れも考えるべきです。彼氏に対して情があったり、「彼氏と別れたら一人になっちゃう」という思いから無理に一緒にいても、幸せに感じられることはないでしょう。
優柔不断な女性や流されやすい女性は、「そのうちなんとかなるだろう」「いつかよくないことだと気付いてくれるはず」と期待して、無理に付き合い続けることがあります。しかし、束縛を苦痛に感じていて、好きな感情もほとんどないのであれば、別れるという決断をする必要もあるのです。だらだらと付き合い続けているうちは、彼氏の束縛からは逃れられないでしょう。
【番外編】彼女を束縛する男性の改善方法
つい彼女を束縛してしまうという男性は、以下の方法を試してみましょう。女性のみなさんは、彼氏に「こうしてみたら?」とアドバイスしてみるといいかもしれません。
彼女のことを信頼する
束縛してしまう男性は、彼女を疑いの目で見ている傾向にあります。彼女が浮気するかもしれない、彼女が嘘をついているかもしれないと、どこか信頼していないために束縛してしまうのでしょう。
しかし、これまで裏切られたり嘘をつかれたことがないのであれば、彼女のことをもう少し信頼すべきです。疑われてばかりいて信頼されてないと感じたら、彼女は辛く悲しく感じるもの。「付き合っている」という事実を信じ、彼女のことを信頼する余裕を持ちましょう。
彼女以外のことにも目を向ける
意識が彼女だけに向いている状態では、彼女の行動や様子が気になってしまって当然でしょう。今、他に気になることや集中できることがないために、過剰に彼女のことが気になってしまっているとしたら、彼女以外のことにも目を向けるべきです。
趣味を作ったり友達と遊ぶなどで構いません。彼女以外のことを考える時間、意識を逸らす時間を作るだけでも気持ちに余裕が出てきます。その時間を、彼女も有意義に使えるようになれば、束縛が改善されてきたと感じるはずです。何か好きなこと、興味あることに目を向けてみると少しずつ改善されていくでしょう。
彼女にしてほしくないことを伝える
彼女にされたら嫌なことや不安に思うことがあるから、束縛をしているはずですよね。彼女が他の男性と仲良くなって好意を持ったり、自分との時間が減ってしまうことに嫉妬し束縛してしまうのです。
意味や気持ちを伝えないまま、むやみやたらと束縛してしまっては、彼女が不満に思うのは当然のこと。しっかりと意味や気持ちを伝えて、「だからこれはしてほしくない」と明確すると良いでしょう。
「男女の仲になる心配があるから、二人きりで会うのはやめて」といった具合に、嫌だと思う理由とボーダーラインを明確にすれば、彼女も理解しやすくなります。これをしたら彼氏が嫌がるなと、あなたについての理解を深めていくことができれば、彼女も自然とあなたの嫌がる行動は避けるようになるでしょう。
束縛したら彼女を失う危険性があると考える
行き過ぎた束縛によって彼女を苦しめ、自ら彼女を手放してしまう危険性もありますよね。彼女が浮気をする、裏切るといったこと以前に、あなたへの気持ちがなくなってしまえば、別れを告げられる恐れがあります。自分の束縛によって彼女を失うかもしれないと意識すれば、過度な束縛は怖くてできなくなるはずです。
このまま過度な束縛をし続ければ、彼女はあなたの言動にドン引きし、恐怖心すら覚えてしまうことがあります。そうなってしまったら、あなたへの「好き」がなくなってしまうことも。束縛しすぎるとこうしたデメリットや危機があると分かれば、自分の束縛にセーブをかけられるようになるでしょう。
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