名前を呼ばない人の心理を理解しよう
名前を呼ばない人は、もちろん女性にも多く存在しますが、どちらかというと男性に多いイメージですね。特に社会人を経験している人ほど、名前を呼びたがらないようです。この心理は、「相手の役職や年齢がわからないので、とりあえず苗字にさん付けで呼ぶ」という風習と深く関わっているでしょう。
男性の名前を呼ばない女性の心理
名前を呼ぶほど親しくないと思っている
女性は男性よりも警戒心が強い人が多いです。親しくなった相手には心を開きますが、親しくない相手にはよそよそしい態度で接するでしょう。そして、名前で呼ぶというのは親密度が高い相手ではないとしない行為なので、女性が男性を名前で呼ばないのは、まだそれほど仲良くなっていないからかもしれません。
女性が男性を名前で呼ぶのは、よほど親しい間柄に限るでしょう。ですので、男性は女性に名前で呼ばれないからと落ち込む必要はないですよ。
恥ずかしくて呼べない
名前で呼ぶのは照れ臭いものです。ましてや、それが異性相手だと尚更ですよね。たとえ非常に仲の良い間柄だとしても、男性を名前で呼ぶのは恥ずかしくて抵抗があるという女性はたくさん存在します。
どうしてもその女性から名前で呼ばれたい男性は、名前で呼ぶことの恥ずかしさを取り払ってあげる必要があるでしょう。本人の問題なので強制することはできませんが、こちらから名前で呼んであげるなど、名前で呼びやすい環境を作ってあげるのも大切ですね。
好き避けの心理が働いている
相手のことを意識しすぎているがゆえに避けてしまう「好き避け」の心理が働いて、名前を呼ばない女性も存在しますね。名前を呼んでしまうと、馴れ馴れしくて嫌われてしまうのではないか、という心理も働いているでしょう。相手を好きだという気持ちを素直に出せない女性によくみられる傾向です。
好きだからこそ避けてしまいたくなるのは、よくある心理状態ですが、相手の男性から「俺って嫌われてるのかも」と受け取られることもあります。好き避けをしてしまう人は、あまりよそよそしい態度にならないように注意したいですね。
名前を忘れてしまった
顔見知りや、友人の友人くらいの間柄だと、単純に相手が自分の名前を忘れてしまっている、もしくは知らないという可能性もあるでしょう。特に交友関係の広い女性によくある事態です。「大勢の知人の中の一人」という程度の関係であれば、名前を忘れられていても不思議ではありませんね。
こういう場合は、相手に再度自分の名前を伝えましょう。付け加えるように、少し冗談っぽく「名前で呼んで欲しい」と伝えるのも良いですね。相手次第のところもありますが、名前を呼んでもらいたいというこちらの意向は伝わるでしょう。
女性の名前を呼ばない男性の心理
照れ臭くて呼べない
男性が女性の名前を呼ばないのは、照れ臭いという心理が働いてのことでしょう。女性の名前を呼ぶのは、それなりに勇気が必要なようです。恋愛のパートナーなど、特別な関係を築いていても、相手の名前を呼ばない男性も存在します。
恥ずかしくて抵抗があるというのが、男性が名前を呼ばない理由なのです。この場合は、女性が男性の名前を呼んであげても、男性が名前で呼んでくれることは少ないでしょう。照れ臭いという心理を取り除くきっかけがあれば、名前を読んでくれるようになるかもしれません。
チャラい男だと思われたくない
「○○ちゃん」などと女性を名前で呼ぶのはチャラい男みたいで嫌だ、という男性も多いです。たしかに初対面でいきなり女性の名前を呼ぶのは失礼だし、馴れ馴れしい感じはぬぐえません。女性でも、そういう男性は受け付けない人は多いでしょう。
特に、硬派なイメージを大切にしたいと考えている男性は、女性の名前を呼ぶことに抵抗があるようです。こういう男性は、たとえ仲が進展しても名前で呼ぶことに抵抗を感じて、なかなか呼んでくれないでしょう。
人見知り
人見知りの男性は、人の名前を呼ぶことに大きな抵抗を感じます。女性の名前などもってのほか。人見知りの男性にとって、女性を名前で呼ぶのは非常にハードルの高い行為でしょう。
人見知りの人と仲良くなるのには時間がかかります。しかしその分、一度心を開いてくれると親密な関係になれることも。そして、一度親密な関係になれれば、名前を呼ぶことも苦に感じないでしょう。
これ以上親密になりたくない
男性がその女性と親しくなる気がない場合も、名前で呼ぼうとはしないでしょう。親しみやすい雰囲気を出して恋愛対象になったりすると面倒だ、という心理が働いているのですね。
このようなケースだと、名前を呼ばない以外に、態度や言葉遣いにもよそよそしさを感じることがあります。目をなかなか合わせなかったり、敬語を使ったりというのが特徴ですね。
彼氏や彼女の名前を呼ばない人の心理
タイミングを逃した
お互いを名前で呼び合うためには、タイミングが大切です。付き合って間もない頃だと、お互いにまだ照れ臭さが残っていますし、名前を呼ばないで長く付き合っていると、いつもの呼び方が定着して今更変えられないという心理が働くでしょう。
そのため、付き合って1年以内に、お互いの名前を呼びあうように心がけてみましょう。男性も女性も、好きな人に名前で呼ばれたいと心のどこかで思っている人は多いはず。最初は恥ずかしいかもしれませんが、なるべく自分から切り出す努力をしてみましょう。
違和感がある
名前を呼ぶという行為に違和感を覚える人は少なくないです。人と深くつながることを避けがちな、現在の社会をあらわすような心理状態ですね。成人してから出会って付き合っているカップルほど、名前で呼び合うことに違和感を覚えるようです。
しかし、名前で呼ばないのは、なんだか他人行儀で距離を感じてしまうのも事実。もしかしたら、お互いにきっかけが欲しいと思っているのかもしれませんね。
付き合っていても恥ずかしい
付き合っていても名前で呼ぶのは恥ずかしい、という人もいますね。まだそこまで深い仲に進展していないか、そもそも名前を呼ぶことに抵抗を感じる人と付き合っているのか、可能性はそのどちらかでしょう。
中には、キスやハグなどの恋人らしいことはできるのに、名前だけは呼べないという人も。それくらい相手の名前を呼ぶというのは、恥ずかしくて抵抗がある行為なのかもしれませんね。それだけに、もし名前を呼ばれた時の喜びは大きいでしょう。
自分のイメージを保ちたい
クールな男性や、硬派な男性に多い心理です。自分のイメージを崩したくないので、決してパートナーを名前で呼ばないと決めている人もいますね。「硬派なイメージの自分を好きになってくれたのだから」という心理が関係しているのかもしれません。
名前で呼び合わずに付き合っていた期間が長い
お互い名前を呼ばないまま長い間恋愛関係を続けていると、普段通りの呼び方の方が落ち着くので、名前を呼ばなくなってしまうというケースもあります。お互いに名前を呼ばないことに対して不満を感じていない可能性も高く、他人が見たら少し違和感を覚える程度でしょう。
中には、結婚しているのに、お互いを苗字の「さん付け」で呼び合っている人たちも。長くお互いを呼びあっていた愛称の方が、違和感がなく過ごしやすいのでしょう。
しかし、長く付き合っているけど名前を呼んでもらえない…と不満がある人は、早急にパートナーと話をすることをおすすめします。付き合う期間が長くなるほど、名前では呼びづらくなってしまいますよ。
名前を呼ばない人に呼んでもらう方法 《友人編》
では、名前で呼んでもらうためにはどのようにしたらよいのでしょうか。詳しくみていきましょう。
「名前で呼んで欲しい」と素直に伝える
何事も素直に伝えるのが一番効果的。名前を呼ばない人に対しても、「名前を呼んで欲しい」とストレートにお願いするのがおすすめです。とはいえ、ただ名前を呼んで欲しいとお願いするだけでは、相手はその必要性に疑問を感じるかもしれません。そのため、理由をつけるのがおすすめです。
理由もストレートに「もっと仲良くなりたいから」「名前で呼ばれるのが好きだから」と伝えましょう。変に回りくどい言い方をすると、相手に納得してもらえないだけでなく、呼び方もぎこちなくなってしまいますよ。
自分から相手を名前で呼ぶ
友人が自分の名前を呼ばないのは、照れていたり、名前で呼んでいいものかどうか迷っているからかもしれません。そこで、まずは自分が率先して相手の名前を呼んで、自分たちは名前で呼び合える間柄だということを示し、自分も名前で呼んでもらうのです。
いきなり名前で呼ぶと、相手は戸惑うかもしれません。しかし、すでに友達関係にあるなら、決して怒るようなことはないでしょう。もし名前で呼ばれただけで怒るのであれば、よほどの理由があるか、心の狭い人です。関係が大きく崩れてしまうことは考えにくいので、最初の一歩を踏み出す勇気を持ってみてください。
ルールを作る
もし仲の良い友人のグループがあるならば、お互いに名前で呼び合うようにするというルールを作ってみるのもおすすめ。名前で呼び合うとグループ内の親密度が増すため、長く友人関係を続けられる可能性があります。
しかし、あくまでも強制はしないこと。どんなことでも、強制されると拒否したくなる人はいるものです。また、名前を呼びあうのが照れ臭くてどうしても嫌という人もいます。お互いの気持ちを確認しあいながら、名前を呼びあえる仲を深めていきたいですね。
もっと仲良くなるように努める
友人が名前を呼ばないのは、単純にまだそれほど仲が良いわけではないと考えているから、という可能性もあります。この場合は、もっと仲良くなれるように努めるのが第一ですね。遊ぶ機会を増やしてみたり、趣味を合わせてみたりと、より親密な仲になれるよう頑張ってみましょう。
「この人とは生涯の親友になれそう」と感じてくれたなら、相手から名前を呼んでくれるかもしれません。名前を呼ぶというのは、単純なことですが意外と意味の深いもの。まずは仲良くなれる手段を探すのも、名前を呼んでもらうための方法の一つです。
名前を呼ばない人に呼んでもらう方法《彼氏彼女編》
恋愛関係になったのに、恋人が名前を呼んでくれない…と悩んでいる人は必見ですよ。
ニックネームから始める
恋人同士ならば名前で呼び合って絆を深めたいと思うのは、男女ともに共通の願望ですよね。しかし、中にはどうしても名前で呼ぶことに抵抗を感じてしまう人がいるのも事実。そんな場合は、まずはお互いをニックネームで呼び合うことから始めるのもおすすめです。
名前を呼ばないのは、子供の頃に親に呼ばれていたことを思い出して照れてしまう、という心理が働いているからかもしれません。しかし、お互いが決めたニックネームならば、そのような照れくささは生じにくいでしょう。ニックネームが馴染んできた頃に、さりげなく名前を呼んでみるのもいいですね。
「名前で呼んでくれるまで返事しない」と軽くすねる
少し強引な手段ですが、名前を呼んでくれるまで返事をしないという方法もあります。どうしてもパートナーに名前を呼んで欲しい時にはおすすめですよ。しかし、名前を呼ばないことに本気で怒ってしまうと、相手は困惑してしまうので注意しましょう。
あくまでも軽く、可愛らしく拗ねる程度がおすすめ。そうすると相手は「仕方がないなあ」と思い、パートナーに嫌われたくないという心理も働いて、抵抗を感じつつも名前を呼んでくれるでしょう。
名前の由来の話をする
名前を呼ばない人の中には、自分の名前があまり好きではないから、相手もそうかもしれないと思って、遠慮している人もいます。しかし、誰でも自分の名前と共にこれまでの人生を歩んできたはず。よほどのことでない限り、自分の名前が心の底から嫌いだという人は少ないでしょう。
ですので、お互いの名前の由来の話をしてみるのもいいでしょう。そして、自分の名前の由来で好きな部分を話して、名前に誇りを持っていることを示しましょう。そうすると、パートナーが敬意を表して名前を呼んでくれる可能性がありますよ。
名前で呼んでくれるのを待っている可能性も
「恋人の名前を呼びたいけれど、怒られるかもしれない」と不安に思っているケースも考えられます。相手を思いやるが故に謙虚になりすぎているのですね。こちらも名前で呼んで欲しいと思っているのに、すれ違いになってしまっているのです。
こちらに遠慮して相手が名前を呼ばないでいる場合は、こちらから名前を呼んであげるとよいでしょう。すると、相手も自然と「名前を呼んでもいいんだ」という心理になりますよね。
名前を呼ばない心理を理解しよう!
しかし、男性であろうと女性であろうと、仲を深めたい人に名前を呼んでもらいたい気持ちはあるでしょう。ここでご紹介した心理を理解し、相手の心情を尊重しながら、名前で呼んでもらう努力をしてみてくださいね。
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