「サブカル女子」の意味とは?
そもそも、サブカル女子とはどんな意味なのでしょうか?「サブカル」とはサブカルチャーの略で、「大衆的でないマイナーな文化」のことを指します。
つまり、サブカル女子とは、「一般的でないマニアックな趣味を愛する女子」ということになりますね。また、サブカル女子の趣味は、音楽、アニメ、カメラ、ファッションなど多岐にわたるため、「これを愛好しているのがサブカル女子」と一言で表すことはできません。
では、そんなサブカル女子に共通する特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?次のページで詳しく紹介します。
サブカル女子の特徴《外見・ファッション編》
ヘアスタイルはマッシュルームカットやボブ
サブカル女子の代名詞である、マッシュルームカット。特に黒髪マッシュを好むサブカル女子は多く、もはや黒髪マッシュにすればサブカル系になれるとすら言われています。個性的でおしゃれな髪型でありながら、普段のセットが比較的楽という点も、趣味に時間を割きたいサブカル女子に人気のポイントなのだとか。
一方で「マッシュまでは切りたくない…」という理由から、ボブを選択するサブカル女子も多いです。しかし、ボブと言うと、今ではかなり一般的なイメージがありますよね。そのため、前髪を重めなぱっつんにしたり髪色を奇抜にしたり、周りとの差別化を図ることもあるようです。
古着が好き
サブカル女子の大好物、それは古着。「みんなと一緒」を嫌う傾向にあるサブカル女子は、流行の大衆的なファッションよりも、そこだけにしかない1点ものに目がありません。自分だけの1着を求めて、休日に古着屋を巡りをするのが至高!というサブカル女子もいるようですね。
人と違うものを求める彼女たちは、古着の中でも、カラフルなものを好みます。一見難しそうな奇抜なカラーのアイテムも、上手にコーデに取り入れていますね。また、全体的に露出は少なめ。ロングスカートを好み、丈が短い場合は、レギンスやタイツが必需品なようです。
小物使いが上手
おしゃれ上手なサブカル女子は、ワンポイントとなる小物を上手に取り入れて、人との差別化を図っているようです。ベレー帽や丸眼鏡、大きめのピアスなど、人の目を引くようなもの身に着けている人が目立ちます。
そんな彼女たちは、機能性を兼ね備えた小物を、おしゃれファッションアイテムとして使うことも多いようです。イヤホンよりもヘッドフォンを使ったり、本格的な一眼レフを首から下げて持ち歩くなどが挙げられるでしょう。
メイクは「おフェロメイク」
サブカル女子を特徴づけるメイクと言えば、「おフェロメイク」ではないでしょうか。おフェロメイクの「おフェロ」とは、「おしゃれ」と「フェロモン」を合わせた言葉です。ナチュラルなベースメイクに、お風呂上がりで上気しているような頬を表現する濃い目のチーク、赤いぽてっとしたリップなどが特徴なのだそう。
基本的にインドアなことが多いサブカル女子は、肌が白い人が多く、おフェロメイクがよく似合うのだとか。少し濃いめのチークや真っ赤なリップで、メイクにも個性を出しているようですね。
サブカル女子の特徴《行動・性格編》
マイナーなものが好き
マイナーなものを好むところにこそ、サブカル女子のサブカル女子たる所以があります。彼女たちは個性的であるためにマイナーなものを好むのか、マイナーなものが好きだから個性的であるのかはわかりません。
しかし、好きなものに対する彼女たちの愛は本物です。惜しむことなく時間とお金を注いでおり、「どこでそんな情報を手に入れるのか?」と思うくらい知識が深いのです。なので、メジャーカルチャー派のサブカルチャーに対するマイナスな意見には、真っ向から立ち向かいます。サブカル女子の趣向はなるべく否定しないで尊重してあげましょう。
自分の世界をしっかり持っている
世間の流行や他人の意見よりも、「自分はこれが好き」という気持ちを大切にするサブカル女子。自分の「好き」を貫くことができるのは、自分の世界をしっかり持っているため。人とは違う独特な世界観を持つ彼女たちにとって、「君って変わってるね」は最高の褒め言葉です。
また、彼女たちは自分が愛好する世界を表現し、外に発信するのも大好きです。そのため、サブカル女子には、芸術家として成功する人も多いのだとか。
いつも金欠
サブカル女子は、音楽や映画鑑賞、写真やカフェ巡りなど、様々な趣味を持っています。また、その趣味に全力を傾け、お金も惜しみなく使います。そのため、趣味に使いすぎて金欠…なんてことも日常茶飯事なようです。
大好きなアーティストのライブがあれば遠い場所まで出かけて行って参戦し、欲しい限定アイテムのために生活費までも削ってしまう…などのエピソードには、彼女たちの好きなものにかける情熱が表れていますね。「あの子、最近付き合いが悪いな」と思ったときは、「サブカル活動が忙しいのかも」と察してあげましょう。
SNSへの投稿が好き
自分の世界や好きなものを発信することが大好きなサブカル女子にとって、SNSはオアシスです。ツイッターで好きな漫画のレビューをつぶやいたり、インスタグラムに愛用の一眼レフで撮った写真をアップしたり、余すことなく活用します。
SNS以外でも、ネット上の掲示板などで、やけに情熱のこもった長文のコメントを見たことはありませんか?もしかしたら、その書き込み主はサブカル女子かもしれません。それだけ、好きなものへのこだわりが強いということですね。
サブカル女子の特徴《趣味・スポット編》
「ヴィレッジヴァンガード」
個性的なアイテムを揃えている書店「ヴィレッジヴァンガード」は、サブカル女子の聖地とも呼ばれています。フェティシズムを追求した写真集や、一般のお店には置かれていない、マニアックな映画やアニメのグッズも手に入れることができるため、サブカル女子が足しげく通っているのだとか。
「ヴィレッジヴァンガード」のオンラインストアには、「サブカルチャー」いうカテゴリも存在します。もはやサブカル系のための店といっても過言ではないですね。
音楽イベント
サブカル女子とよく出会う場として、音楽イベントも挙げられます。普段インドアなことが多い彼女たちも、大好きなアーティストのためにはアクティブになって、フェスやライブに参戦します。無名なインディーズバンドにハマるサブカル女子も多く、地下のライブハウスで見かけることも多いですよね。
彼女たちは、好きなバンドのCDは全部揃えたり、歌詞を暗記していたり、素晴らしい情熱を見せます。しかし、そのバンドが売れて大衆的な人気を獲得してしまうと、一気に熱が冷めてしまうなんて一面も。
お洒落なカフェ
カフェ巡りを趣味としているサブカル女子も多いようです。彼女たちは、カフェのお洒落な内装や、甘いスイーツが大好きです。まるで、普段とは切り離されたような素敵な空間に浸れることが、サブカル女子の心をくすぐっているのかもしれません。
一般的に、カフェ巡りを趣味とする女性は多いです。しかし、サブカル女子が普通の女性と違うのは、雑誌でよく取り上げられているような有名カフェよりも、ひっそり営業しているカフェを好むこと。隠れ家的なカフェで、お気に入りの一眼レフで自分だけの1枚を撮る、それもまた、彼女たちにとっては至高の幸せなのでしょう。
古本屋
基本的にインドアなサブカル女子は、読書が大好きな人も多いです。しかし、流行のベストセラー本や、ドラマ化された書籍よりも、純文学などを好む傾向にあります。そのため、年代を問わず様々な本を取り揃えている古本屋は、彼女たちにピッタリな場所なのでしょう。
お洒落な格好に似合わず、難しいジャンルの棚で真剣に本を選んでいる女子がいたら、それはサブカル女子かもしれません。おすすめの本を聞いたら、きっとすごい勢いで素敵な本を紹介してくれますよ。
いくつ当てはまる?サブカル女子度診断!
・自分は個性的だと思う
・好きなものの話をするとつい早口になる
・SNSへの投稿は1日5回以上する
・イヤホンよりヘッドフォンの方がいいと思う
・カフェ巡りが好き
・ドラマ化小説より純文学の方が好き
・ヴィレッジバヴァンガードによく行く
・自分の好きなインディーズバンドが売れると寂しい
・ベレー帽や丸眼鏡を持っている
・流行りのものはあえて避ける
まごうことなき完璧サブカル女子(8~10個)
8個以上当てはまったあなたは、まごうことなき完璧サブカル女子です。好奇心旺盛で、趣味への探求心を忘れないあなたは、話題が豊富で、相手を飽きさせない魅力を持っていますね。ただ、ついつい好きなことの話になると、夢中になってしまうあなた。相手に合わせる話術を身につけることも必要かもしれません。
自分の世界をしっかり持ち、好きなことが何かをしっかり発信できることは、素晴らしいことです。自分がサブカル女子であることに誇りを持ちましょう。
サブカル女子見習い(4~7個)
4~7個当てはまったあなたは、まだまだ見習いです。いわば、サブカル女子の道に片足をつっこんでいる状態。「変わってるね」と友人から言われることはありませんか?
譲れない好きなものがある、でも周りの人の好みとはちょっと違う…そんな時も自信を持って自分の好きなものを突き詰めましょう。もしかしたらあなたの説得で、周りの人もその魅力に気づくかもしれません。
まだまだ一般女子(0~3個)
0~3個しか当てはまらなかったという女子は、ただのおしゃれな一般ピープルです。誰でも人と違う部分はあるものです。基本的には皆と一緒だけれど、少しだけ皆と違うところがあるなら、それがあなたの魅力なのかもしれません。
サブカルも流行すれば一気にメインカルチャーになります。逆に言えば、メインカルチャーも人気が衰えればサブカルチャーになります。あなたも、気づいたらサブカル女子になっているかもしれませんね。
サブカル女子が好きな男子の意見
「個性的で見ていて飽きない」
「普通の人が知らないようなことをたくさん知っているし、服装もいつもおしゃれで、見ていて楽しい。女子は皆と同じにしたがるから、逆に魅力に感じます」(25歳/男性)
多趣味なサブカル女子は、会話の引き出しをたくさん持っています。一つ一つの趣味に情熱を傾けるため、それぞれに対する知識も本当に豊富。また、自分の好きなことを知ってもらいたいという気持ちが強いため、自分から会話を盛り上げてくれます。おしゃれに気を抜かないところもポイントなようですね。
「好きなものには一途なところがいい」
「バンドを追いかけて遠くまでライブに行ったり、ああ、本当に好きなんだなってすごく感じる。自分が飽きっぽいから、普通に尊敬する」(23歳/男性)
好きなものに注ぐエネルギーが尋常ではないサブカル女子たち。1つのことをずっと好きでいるって、結構難しいことですよね。実は人付き合いにおいても、一度仲良くなると関係を長く続けるのが得意なんです。そんな一途な様子が、男子には好印象なのかもしれませんね。
「趣味を一緒に楽しめる」
「自分はカメラが趣味なんですけど、深い話まで一緒にできて楽しかったです。最近はやっているから一眼とか持ってる女子増えたけど、ちゃんとカメラに詳しい女子に初めて会いました」(28歳/男性)
自分の趣味に誇りをもっている彼女たちは、その知識の探求にも余念がありません。男性は一度ハマるととことん突き詰めたくなる人が多いため、サブカル女子と話が合う人も多いようです。自分と同じレベルで語ってくれる相手と一緒なら、趣味も本気で楽しめますよね。
「ギャップがたまらない」
「飲み会で隣になった子がサブカル好きで、おしゃれだけど、髪が短くて性格が強そうだなって思ってたんですけど、話してみたら意外と普通の女の子で、なんかいい!と思いました」(21歳/男性)
サブカル女子は、マイナーなものが好きというだけで、中身は普通の女の子です。むしろ、好きなものに一直線なため、普通の女子より乙女らしい思考の持ち主も多いのではないでしょうか。派手な見た目と内向的な中身とのギャップに、男子は魅力を感じるのかもしれませんね。
サブカル女子が苦手な男子の意見
「趣味の押し付けが激しい」
「好きでもないアニメについてひたすら語られて、正直どうしたらいいか困った。皆が見ているような作品ならまだわかるけど、誰も知らない作品で、ちょっとひいちゃいました」(19歳/男性)
趣味に注ぐ愛が深すぎる故に、人によっては、押し付けられているように感じてしまう人もいるようですね。彼女たちは純粋に好きなものを共有したいと思っているのでしょうが、聞かされる方は興味が持てないときもあります。相手によって話を選ぶことも重要なのかもしれませんね。
SNSでの発言が痛すぎる
「タイムラインが全部その子の発言で埋まっていて、会社の人とかもフォロワーにいるのにどうなんだろうって…。内容もポエムみたいな文で、自分に酔ってるのかなって…」(26歳/男性)
基本的におとなしい彼女たちも、自分の考えを発信するときはものすごい勢いをみせます。そのため、SNSではまるで別人のように見えてしまうことも。強い口調で批評を書き連ねたと思ったら、急にポエムのような文を投稿したり。その二面性に引いてしまう男子もいるため、SNSへの投稿は控えめにすると良いかもしれません。どうしても吐き出したい時は、別のアカウントを作って活用しましょう。
「色気がない」
「髪も短いし格好も変わってるし、おしゃれなのかもしれないけれど、女性らしさをあまり感じない。かわいい子が多いのに、露出が少ないせいか、もさっとして見えてしまう」(24歳/男性)
個性的な彼女たちのセンスは、同性からは支持されても、男子受けはあまりしない場合もあります。確かに、黒髪マッシュや丈の長いロングスカートは、男子の好きなフェミニンな雰囲気とはかけ離れているかもしれません。そういう時は、趣味について熱く語るのを少し抑えて、女の子らしい会話でカバーするとよいでしょう。
「否定的な話し方が多い」
「自分が好きな映画の話をしたら、内容がつまらないとすごい勢いで言われた。話し方も、最初に『いや、あの作品は…』って否定から入る感じ。そういう人は苦手」(23歳/男性)
自分の世界をしっかり持っているサブカル女子は、意見を発信して議論するのが大好きです。そのため、相手の話についつい批判的な姿勢で返してしまうことも。彼女たちは自分の意見を述べているだけですが、少しきつい印象を受ける男子もいるようです。自分の意見と違うと思っても、一度話を聞いて肯定することも大切かもしれません。
サブカル女子と相性が良い男子の特徴
個性的なものが好き
街中で見かけるサブカル女子とサブカル男子のカップルは、とてもお似合いで映えますよね。サブカル女子と同じく、個性的なものが好きなサブカル男子であれば、お互いの相性が悪いはずがありません。二人で思いっきり個性的なおしゃれを楽しむもよし、お互いの趣味全開のデートをするのもよしです。
ただし、好きなものが被っていても、追い求める方向が違うと、意見が衝突して思わぬ論争が勃発することも。もしかしたら好みが全く違う人の方が相性がいいかもしれませんね。
口うるさくない無趣味男子
基本的にサブカル女子は、物事に対する自分の意見がはっきりしています。特に、自分の趣味に関しては、相手に自分の趣味のよさをわかってほしい、自分の意見に同調してほしいという気持ちがとても強いです。そのため、あまり意見を言わない、趣味に対してまっさらな状態の男子とは、関係を良好に保ちやすいです。
無趣味男子に好きなものを全力で紹介して、これまで知らなかった世界を見せてあげたら、同じ趣味にはまってくれるかもしれませんよ。
1人の時間が好き
このタイプの男性が、最もサブカル女子とうまくいくかもしれません。自分も1人の時間を大切にするため、サブカル女子が趣味に割くための時間を邪魔することがありません。サブカル女子も基本的に相手を束縛しないので、相性はばっちりです。
自分の時間を邪魔されることを嫌う男子は多いです。そのため、いつでも二人で時間を共有していたい女子と衝突してしまうこともあるのではないでしょうか。サブカル女子となら、お互いの距離をうまく保ってお付き合いできるかもしれませんね。
母性本能をくすぐる甘え上手男子
サブカル女子には、母性本能が強い人も多いです。好きなアーティストが売れるまで全力で応援し、好きなアニメの声優の成長に涙するなど、子を思う母のような愛情を感じませんか?このように、彼女たちには面倒見がよい人が多いので、甘え上手な男子には弱いのです。
愛情深い彼女たちですが、自分の意見をしっかり持っているため、甘やかすだけになってしまうことはありません。時にはビシッと物を言うメリハリのある関係を築けることも、まるで親子のようで相性が良いと言えるポイントでしょう。
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