騎乗位が痛いと思う男女は意外と多い?
セックスはお互いが気持ち良くなるためにするのに、そこで痛いと感じるようでは、騎乗位でプレイする気もなくなってしまいますよね。そこで今回は、お互いに気持ち良くなるために、騎乗位が痛い理由や対処法をご紹介していきます。
【賛否両論】騎乗位は好き?嫌い?
女性が乱れる姿を見れるから好き
「騎乗位だと、女性が乱れている姿を下からバッチリ眺められるので、めちゃくちゃ興奮しますね」(32歳/男性/食品メーカー)
騎乗位の場合、女性のおっぱいや女性器と男性器の結合部分、女性の感じている顔を見ながらピストンできます。視覚から性的興奮を得る男性にとっては、刺激的で興奮しやすい体位だと言えるでしょう。
また、女性が恥ずかしそうに腰を振って乱れている姿も、正常位やバックではなかなか味わえない興奮を得ることができますね。
疲れるから嫌い
「騎乗位と女性が腰を動かさなきゃいけないから疲れるし、いつも太ももが筋肉痛になるんで正直嫌いです」(29歳/女性/不動産会社勤務)
こちらの女性のように、他の体位と比べて騎乗位は疲れるから嫌いという声もありました。確かに、正常位やバックだと男性が動いてくれてるので楽ですが、騎乗位は女性も腰を動かす時がありますよね。
男性と比べると女性は体力も筋力もありませんし、腰を動かすことに慣れていないので騎乗位でプレイしただけで疲れてしまうのは仕方ないかもしれません。
騎乗位なら休めるから楽
「僕はあまり体力がない方なんで、ずっと腰を振ってるとバテてしまうんですが、騎乗位なら僕の代わりに女性が動いてくれるので楽ですね」(36歳/男性/市役所勤務)
正常位やバックだと、男性が主導権を握って腰を振る必要があります。なので、運動不足であまり体力がない男性の場合、男性が腰を振る体位でずっとピストンし続けるのは難しいと言えます。
ですが、騎乗位なら女性も腰を振ることができるので、代わりに女性に動いてもらえれば体力も温存することができるでしょう。
腰の動かし方が分からないから苦手
「腰の動かし方が分からないので、彼氏が気持ち良いと感じてくれているか心配…。なので騎乗位はあまり好きではありません」(23歳/女性/アパレル関係)
女性が受け身になる体位が多いため、こちらの女性のように腰の動かし方が分からなくて、騎乗位が苦手だと感じている人は少なくありません。
正常位やバックの場合は、男性が腰を振ってくれるので受け身でも問題ありませんが、騎乗位の場合だと男性から腰を振ってみてとお願いされることもあるでしょう。
ですが、急にお願いされても女性は男性と比べて腰を振る経験が少ないので、戸惑ってしまうのも仕方ないかもしれませんね。
騎乗位が痛いと感じた男女の経験談
全体重を乗せられるのは辛いし痛い
「彼女は別に太っているわけじゃないんですが、騎乗位では彼女の全体重がのしかかってきますし、運動不足であまり体力もないので正直辛いですね」(34歳/男性/製造業)
女性からすると、騎乗位は一見男性が楽な体位に見えるかもしれません。ですが、騎乗位は女性の全体重を男性が下から支えなければなりませんよね。
いくら細身な女性でも体重は40kg前後ありますから、それが全部のしかかってくるのは男性でも意外と辛く、痛いと感じてしまうものなのです。
他の体位なら大丈夫なのに騎乗位だと痛い
「正常位とか他の体位なら問題なくできるんですけど、騎乗位で挿入すると下腹部が痛いと感じてしまい、腰を動かすことができません。」(30歳/女性/飲食店勤務)
こちらの女性のように、正常位など他の体位なら大丈夫なのに、騎乗位だけは痛いからできない…という人は少なくありません。
やはり、女性の膣の形や、男性器の形や大きさは人それぞれ違いがありますから、それによってどの体位が2人に合うのか相性も変わります。
騎乗位だけ痛いと感じるのは、男性器の挿入角度が合っていない可能性が高いので、色々と挿入角度を変えてみたり、体を前に倒したり、後ろに倒してみるなど、色々試してみると良いかもしれません。
腰を激しく動かされると痛い
「騎乗位でヤッた時、彼女が僕の腰に思いっきり打ち付けるように動かしていたんですが、正直腰とアソコがめちゃくちゃ痛かったです。今度はもう少し優しく動かしてほしいですね」(25歳/男性/大学院生)
「激しく動けば気持ち良くなる」と勘違いして、腰を打ち付けるように上下に動かす女性がいますが、それだとこちらの男性のように痛いと感じてしまうことも…。
騎乗位は女性の全体重がのしかかって、ただでさえ体に負担がかかっているのに、腰を激しく動かされてはさらに痛みが増してしまい、逆に苦痛を感じてしまうのです。
彼氏の骨盤が太ももに当たって痛い
「騎乗位になった時、彼氏の骨盤が私の内太ももに当たってとても痛いです。骨盤が当たらないように足を広げられれば良いのですが、体が硬いですし、無理な体勢になってしまうのでエッチに集中できません」(33歳/女性/美容師)
こちらの女性のように、騎乗位で挿入した時、男性の骨盤が太ももに当たって痛いと感じるという人もいるようです。愛する彼氏とのセックスなのに、痛みを感じるようでは気持ち良くなれませんし、セックスにも集中できないでしょう。
この場合は、男性の方に体を覆いかぶせるようにするか、膝を床につけて跨るようにすれば痛みを軽減できるかもしれませんね。
女性が騎乗位の時に痛いのはなぜ?
膣の中や身体が痛いと感じてしまうと、騎乗位でセックスするのが億劫に感じてしまうでしょう。では、そもそも女性が騎乗位の時に痛いのはなぜなのでしょうか?
奥に当たりすぎている
女性が騎乗位の時に痛いのは、男性器が膣の奥に当たりすぎているのが原因です。騎乗位は女性が男性の上に跨って挿入する体位ですが、正常位と違って自分の体重がかかるので、それだけ男性が奥まで入りやすいのです。
また、AVの見過ぎで下からガンガン突いてくる男性も多く、それが原因でさらに負担がかかってしまうため、騎乗位は痛いと感じやすい体位だと言えるでしょう。
男性が無理に動いている
男性が上手く腰を触れず、無理に動いているのが原因で女性が痛みを感じてしまうこともあります。これは、特に女性とのセックス経験がほとんどない男性や、運動不足で筋力が低下している男性にありがちなケースです。
こういった男性は騎乗位の時に、あまり腰を動かさずに女性を無理やり揺さぶって快楽を得ようとしてしまいがちなので、その結果男性器が膣内にガンガン当たって女性は痛いと感じてしまうのでしょう。
膣や子宮の問題
男性器の形や大きさが人それぞれ異なるように、女性の膣の形や子宮の位置も人によって様々です。なので、相手の男性との相性によっては、騎乗位をした時に痛いと感じてしまうことも。
また、子宮内膜症や子宮びらんなどの病気だったり、膣の中が炎症を起こしているのが痛みの原因かもしれません。なので、騎乗位に限らず、男性器を挿入された時に痛いと感じるようであれば、一度婦人科を受診されることをおすすめします。
男性が騎乗位の時に痛いのはなぜ?
女性の動きが激しい
騎乗位は正常位とは違い、女性も腰を動かして快楽が得られる体位のひとつです。ただ、普段女性は受け身になることが多いため、腰の動かし方をよく分かっていない人が多いです。
そのため、男性を気持ち良くさせようと腰を激しく動かし過ぎてしまい、それが原因で男性の体に負担をかけてしまっていることも。
しかも、騎乗位だと女性が男性の上に跨るので、女性の全体重が重くのしかかります。なので、他の体位と比べて騎乗位は男性も痛いと感じやすいのでしょう。
挿入する時の角度が合っていない
騎乗位の場合、女性が挿入角度を合わせられるというメリットがありますが、この時の挿入角度が合っていないと、男性器に負担がかかり痛みを感じてしまいます。
そのため、騎乗位で挿入した際に痛いと感じるようであれば、男性器を挿入し直してみたり、女性に腰の動かし方を変えてもらうなどして、挿入角度を調整してみて下さい。
前後左右に男性器が動くから
騎乗位の場合、男性器を上下にピストンすることもあれば、女性が前後左右に腰を動かすこともあるでしょう。
この時にゆっくりと優しく腰を動かしてくれれば良いのですが、激しく腰を動かされると男性器が根元から前後左右に引っ張られてしまい、それが原因で痛いと感じてしまうこともあります。
騎乗位で気持ちよくなるための方法とコツ
身体を前後や左右にゆっくり動かす
騎乗位で男性を気持ち良くさせてあげたいと思い、女性が激しく腰を動かしてしまうと男性器に痛みを感じやすいです。あと、女性も男性器が膣の奥まで当たってしまい痛みを感じやすいので、最初は身体を前後や左右にゆっくりと動かすようにして下さい。
また、気持ち良いと感じるポイントを探しつつ、男性の乳首や首筋など他の性感帯を刺激してみると良いでしょう。その後、女性器が男性器と馴染んできて、お互いに気持ち良くなってきたら徐々に激しく動かしてみると、痛みも軽減できますし、さらに気持ち良くなれるはずですよ。
よく濡れてから挿入する
これは騎乗位に限ったことではありませんが、前戯にたっぷりと時間をかけてもらい、膣をよく濡らした状態で挿入しないと女性は痛いと感じやすいです。
あと、膣の中は特にデリケートな部分。そのため、よく濡れていない状態で挿入すると痛いと感じやすいのはもちろん、膣の中の粘膜が傷ついてしまう恐れも。
なので、騎乗位で気持ちよくなりたいなら、乳首や女性器を男性に舐めてもらったりして、膣を十分に濡らした状態で挿入してもらうようにして下さい。
もし、セックスで緊張してしまったり、体質的な問題で膣がよく濡れないようであれば、ローションを塗って膣を濡らすと良いでしょう。
Gスポットとポルチオを開発
女性の膣の中には、「Gスポット」と「ポルチオ」という2つの性感帯があります。この2つの性感帯は、乳首やクリトリスと違って鈍感で、十分に刺激を与えて開発された状態でないと感じない部分です。
Gスポットとポルチオが開発されていないまま、手マンや挿入で刺激しても、気持ち良いと感じるどころか逆に不快感を覚えたり、痛いと感じるかもしれません。
なので、騎乗位で気持ち良くなりたいなら、指やアダルトグッズを使ったオナニーでGスポットとポルチオを開発しておきましょう。
ただ、ポルチオは子宮口の近くにあるため、指だと十分に刺激を与えられなかったり、爪で傷つけてしまう恐れがあるので、指よりもアダルトグッズを使って開発するのがおすすめです。
クリトリスを触りながらピストンしてもらう
騎乗位は女性の両手がフリーになる体位なので、騎乗位でもっと気持ち良くなりたいなら、自分でクリトリスを触りながら男性にピストンしてもらうのがおすすめです。
自分でクリトリスを触るのが恥ずかしいなら、男性に刺激してもらうのも良いですね。クリトリスはGスポットやポルチオとは違い、誰でも簡単に気持ち良くなれる性感帯なので、中で気持ち良くなれない女性でもクリトリスを一緒に刺激すれば気持ち良くなれるはずです。
ディルドを使って騎乗位の練習
女性の場合、セックスの時に受け身になることが多いため、騎乗位で腰を上手く動かせない人は少なくありません。なので、そんな時には「ディルド」というアダルトグッズを使い、自宅で騎乗位の練習を積んでみてはいかがでしょうか?
ディルドとは、男性器の形を模したアダルトグッズのひとつで、本物の男性器に突かれているような感覚でオナニーを楽しむことができます。
なお、底に吸盤が付いているディルドであれば床に固定できるので、そこに跨って腰を動かせば騎乗位の練習もできちゃいますよ。
騎乗位が痛いのは、腰の動かし方が分かっていないのも理由のひとつなので、ディルドを使って騎乗位の練習を積めば、腰を上手く動かせるようになり、痛みも軽減できるかもしれません。
騎乗位が痛い!そんな時はこの体位を試してみよう
正常位
数ある体位の中で最もオーソドックスな体位である「正常位」。正常位は、女性が仰向けに寝て両脚を広げ、男性がその上から覆いかぶさるような形で挿入します。
お互いの体が密着するので精神的な満足感が得られますし、お互いの顔を見ながらセックスできるので、愛するパートナーの感じている顔を見ることで性的興奮も高まりやすい体位です。
また、男性が腰を動かす体位なので、腰の動かし方が分からない女性でもセックスに集中しやすく、オーガズムにも達しやすいと言えるでしょう。それと、正常位は男性器の挿入角度や深さを調整しやすいため、騎乗位と比べて痛みを感じにくいかもしれません。
バック
騎乗位と同様に刺激的な体位として挙げられるのが「バック」です。バックとは、女性が四つん這いになった状態で男性が後ろから挿入する体位のことです。
後ろから挿入すると、女性を犯しているような気分になれるので、男性からすると正常位や騎乗位とは違った性的興奮が得られるでしょう。
また、バックは男性器を深く挿入できるのがメリットのひとつですが、激しくピストンしてしまうと騎乗位と同様に女性が痛いと感じやすいので、最初はゆっくりと優しくピストンするようにして下さい。
側位
「側位」とは、男女が横向きになり、女性の後ろから挿入する体位のことです。側位は正常位と同様に密着度が高く、女性は後ろから抱きしめられる形になるので、愛する男性に包み込まれているような感覚が得られて、精神的にも満たされながら気持ち良くなることができるでしょう。
しかも、側位の場合は他の体位とは違い、激しくピストンしなくても十分気持ち良くなれます。そのため、ガンガン突かれて痛いと感じるという女性にピッタリな体位だと言えるでしょう。
対面座位
「対面座位」とは、男女が向かい合った状態で男性が両脚を伸ばして座り、女性がその上に跨って挿入する体位のことを言います。
対面座位はお互いに座った状態でセックスできるので、座れる場所ならどこでもできますし、体が疲れにくく長時間体力を温存できるなどのメリットがあります。
しかも、体の密着度が高く、お互いの顔を間近で見ながら愛し合えます。そのため、特に精神的な満足感でオーガズムを得やすい女性にとっては中イキしやすい体位のひとつだと言えるでしょう。
【おまけ】いろいろな騎乗位の種類
背面騎乗位
「背面騎乗位」とは、仰向けに寝た男性の上に、女性が男性に背を向けた状態で跨って挿入する騎乗位の種類のひとつです。
背面騎乗位は、女性のお尻を眺めながらピストンできるので、おっぱいよりもお尻が大好き!という男性にとっては最高の体位だと言えるでしょう。また、腰からお尻の柔らかそうな体のラインが女性の色気を感じさせてくれます。
時雨茶臼
「時雨茶臼」とは「しぐれちゃうす」と読み、仰向けに寝た男性の上に女性が90度になるように跨って挿入する騎乗位の基本的な種類のひとつです。
時雨茶臼は、女性の胸や腰など体のラインを綺麗に見せられるため、男性が視覚的な興奮を覚えやすいと言われています。なので、男性に自分の体をエッチに見せたい、男性がおっぱい好きという場合におすすめの体位ですよ。
本茶臼
「本茶臼」とは「ほんじゃうす」と読み、仰向けに寝た男性の上に女性が跨って挿入し、それから男性の方に倒れこんで体を密着させる騎乗位のことを言います。
本茶臼は、正常位のように女性は男性の体を、男性は女性の体を抱きしめられて、暖かく包み込まれているような感覚になれます。そのため、安心感もありますし、幸せな気分を感じながら一緒に気持ち良くなることができるでしょう。
また、お互いの耳、首筋、乳首など他の性感帯を刺激しながら挿入できるのもひとつのメリットです。
反り観音
「反り観音」とは、仰向けに寝た男性の上に女性が跨って挿入し、それから女性が体を後ろに反らして両脚を大きく開いた騎乗位のことです。
反り観音は、男性の視点から見てみると女性器と男性器の結合部分が丸見えになるため、騎乗位の中でも特に視覚的な刺激が強い体位だと言えるでしょう。
ちなみに、「観音」とは女性器のことを指し、女性器が丸見えになることからこの名前が名付けられたようですよ。
撞木反り
「撞木反り」とは「しゅもくぞり」と読み、背面騎乗位から男性の方に女性の体を倒し、女性は両足をM字に広げた体位のことを言います。
撞木反りは、女性の体の自由が利かないこともあり、男性が女性を支配しているような感覚になれるので、Sっ気の男性にはたまらない体位となっています。
また、Gスポットを重点的に攻められる体位なので、Gスポットを開発している女性なら強い快楽を得られるはずです。
ただ、女性の体の負担が大きくなりやすく、女性の姿勢が崩れると少々危険なので、この体位で長時間プレイするのは控えた方が良いでしょう。
〆込み錦
「〆込み錦」とは「しめこみにしき」と読み、背面騎乗位から男性の足に向かって女性が倒れこみ、男性が半分体を起こした体位のことです。
〆込み錦は、女性器と男性器の結合部分はもちろん、女性のお尻の穴まで丸見えになってしまう刺激的な体位のひとつ。
女性はかなりの勇気を必要としますが、男性はピストン時の波打つお尻と、男性器を抜き差ししている様子を間近で見られて大興奮すること間違いなし。
しかも、男性器が抜けにくい体位でもあるので、女性が痛いと感じない程度に多少激しくピストンしても大丈夫です。
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