「中性的」の意味とは？中性的な男女の特徴＆モテる理由も徹底解説！

女性なのに男性のようにも感じる、または、男性なのに女性のようにも感じる…。そんな中性的な男女が、最近人気を集めています。少し前までは、女性は女性らしく、男性は男性らしくというのが、モテの鉄則でした。しかし、時代は変わり、中性的な男女の持つ魅力に惹き込まれる人は多くいるようです。

中性的な男女の人気は、ドラマや映画の影響も多聞に受けていて、憧れの意味で好意を抱いている人も多くいます。理想と現実を織り交ぜたかのような、中性的な人。その魅力はどんなところにあるのでしょうか。

今回は、中性的の意味を正しく理解し、中性的な男女がモテる理由について、分析・解説していきます！あなたの憧れの中性的な人に手が届くために、しっかりおさえておきましょう。

「中性的」の意味

中性的とは、相対する二つの性の中間に位置することを意味しています。つまり、男性とも女性とも言い切れない、どちらの雰囲気も持ち合わせた人のことを指しています。

実際に、中性的だなと感じる人は、男性を見れば「女の人みたいにきれい」、女性を見れば「あの人かっこいい」と思いますよね。そして、外見だけではなく、好みや仕草にもそういった点は見られるもの。

男性と女性、どちらの性質も兼ね備えているので、人の目を惹きつけやすくなります。性の境目が感じられない分、不思議な魅力として映るのでしょう。

「中性的」の類義語

中性的な類義語は、それほど多くはありません。一般的に耳にする単語で言えば、無性やユニセックスでしょう。

無性とは、その言葉のままの意味で、男女という性の区別がないこと。無性愛者という言葉を聞いたことがあると思いますが、人に対して性別を主張せず、また、性別を求めることがありません。

ユニセックスもほとんど同じです。uni(一つ)＋sex(性別)＝unisex(括りをつけない一つの性別)ということになります。この言葉は、主にファッション関連の場で見られることが多く、男女の括りをつけない、誰でも着られるサイズとデザインを模した服などに当てることが多いようです。

それでは、中性的な人の特徴をみていきましょう。

まずは、男性サイドの特徴です。中性的な男性といえば、まるでテレビや漫画の中から飛び出してきたような美しさを感じる人ですよね。どことなく現実離れしていて、ただドキドキするだけではなく、憧れの意識を持つこともあるでしょう。

中性的な男性に備わる美。その他にも見られる特徴を挙げていきます。

きれいな美肌

女性にも言えることですが、美の秘訣はきれいな肌にあります。色白でなめらか、手入れの行き届いたスベスベした美肌を持つ男性は、男性的なイメージから大きくかけ離れることになります。それだけではなく、もはや女性的な印象が強くなるでしょう。

女性からしたら、美しいものを見ている感覚ですが、同性である男性から見ると、冷やかしの対象になることも。「女みたい」「オカマみたい」など、時には悪質な冷やかしもあるかもしれません。男性なのに男性的ではない。その時点で、性の中間にいるようなものなのです。

愛らしい雰囲気がある

中性的な男性は、笑顔が愛らしかったり、憎めない性格をしていたりします。無邪気という言葉が当てはまるほど、天真爛漫と言えるでしょう。これは、男女で考えるよりも、むしろ子供らしさを感じさせる特徴です。

男性に対するイメージの多くは、硬派でしっかりしているということ。そこにちっとも当てはまらない男性は、子供っぽいと思われてしまいます。しかし、顔も身体も成長するもので、振る舞いそのものが大人びていれば、子供っぽいというよりも、エレガントで愛らしい印象を与えることになります。

ヒゲや体毛が薄い

ヒゲや体毛もしっかり生えていてこそ、男性の野性的な象徴だという人もいるでしょう。そういった考えがあるからこそ、ヒゲや体毛が薄い、またはきちんと処理されている男性は、女性的に見られることになります。

最近では、清潔感や美を意識して、ヒゲや体毛を処理する男性が増えています。顎ヒゲくらいであれば、身嗜みとしてどの男性も心掛けていることですが、全身ともなると、やはり身嗜みより清潔感重視。体毛に対する感覚そのものが、女性的な見方をしているのかもしれませんね。

オシャレには気を使う

中性的な男性でなくても、オシャレが好きな男性はいますよね。ここで、男性的な人と中性的な人のオシャレの違いは、固定観念の有無と言えます。男性的な人であれば、「男ならいかつい服」「男なのに裾が長い服とかナイ」と考えるかもしれませんね。中性的な男性はそうではありません。

自分に似合う服を第一条件に、あらゆるファッションにチャレンジできる柔軟性を持っています。チュニックを着たりレディースサイズやデザインの服を選んだり。それだけでオシャレの幅も大きく広がります。その上、見事に着こなしてしまうのですから、中性的な男性のオシャレは目立つのです。

女性的な好みがある

オシャレの観点でも触れましたが、中性的な男性の特徴として、女性的な好みを持っていることも挙げられます。可愛い小物やキラキラしたアクセサリー、甘いスイーツや甘いカクテルなど…。それこそ、女性の輪の中に入っても、違和感がないほどでしょう。

感性や感覚の違いのベースには、少なからず性別による刷り込みがあるもの。「女の子はお人形、男の子は車」といった具合に、子供の時から刷り込まれた感性が、大人になっても維持されます。なので、周囲から見ても、女性的な好みを持った時点で、男性のようには思えなくなってしまうのです。

物腰が柔らかく人当りもいい

中性的な男性の特徴として、物腰が柔らかいということが挙げられます。人との接し方はもちろん、本人の考え方そのものがおっとりしているので、癒される人もいるでしょう。硬派や威圧的な男性に比べ、男らしくないと言われることはあるかも知れませんが、男女を隔てない素晴らしい特徴です。

それだけではなく、人当たりもいいので、どんな人でも親しみやすく感じます。女性的な柔らかい雰囲気をまとっていることもあって、話しかけることにも、話しかけられることにも抵抗を感じないようです。男性だとか女性だとかに拘らない、人間味を感じる長所ですね。

次に、中性的な女性の特徴をみていきましょう。男性と女性は正反対という考えを持っていると、「それなら男性っぽい女性が中性的ってことでしょ？」となりかねません。しかし、それは大きな誤解です。男性らしくもあり女性らしくもあり、それが中性的だということを忘れないようにしましょう。

男性の持つ特徴と照らし合わせてみると、なんとなく似ている部分があることに気付くかもしれませんね。それでは、女性の中性的な特徴をご紹介していきます。

面長

女性らしい輪郭と言えば、卵型の丸顔と言われていますよね。丸みを帯びた輪郭だけで、女性らしさを物語ってもいます。それに対して、中性的な女性の輪郭は面長であることが多いようです。こめかみから顎にかけてのラインがシュッとしているので、凛々しい印象を与えます。

人は、面長というだけで全体が縦に大きく見えるもの。しかし、男性に比べて線が細く、肩幅も狭いので、がっちりとした印象は見受けられません。どちらかと言えば、華奢で儚げなイメージが大きいでしょう。凛々しいのに儚げ、それこそ男性らしさと女性らしさの混在と言えますね。

端正な顔立ち

顔の形ばかりではなく、顔立ちそのものも特徴的です。目も眉もきりっとしていて、鼻筋が通っている、口元は引き締まった印象が強い…そんな顔立ちが、中性的な女性の特徴。特に、目に関して言えば強い印象を残します。ぱっちり二重でも、涼しげ一重でも、意志の強さが強い目力を発揮することでしょう。

女性の場合は、無意識のうちに感情や性格が露見してしまいます。基本的に、感情を押さえ込むことが苦手なのです。顔立ちそのものも中性的でありながら、持った感情が表情を作るので、「女性なのにイケメン…」と見惚れてしまうこともあるでしょう。

ナチュラルメイクが基本

中性的な女性は、自分の性を捨てたわけではありません。いくら男性らしさも感じると言っても、メイクはきちんとするのが基本です。中性的な女性のメイク基本はナチュラル感。多彩な華やかメイクではなく、シンプルでありつつ、パーツをしっかりと活かしたメイクになります。

シャドウやチークなど色味の使い方は一色か二色程度におさえ、血色がいいものより透明感を出すものを選びます。ノーズシャドウで鼻筋を通して、眉とアイラインはシャープにくっきり。自然なナチュラルメイクでも、きちんと顔立ちを映えさせることができる、中性的な女性ならではのメイクと言えるでしょう。

パンツスタイル重視

中性的な女性の中には、男性と女性どちらにでもなれるというよりは、どちらでもありたくないという無性に近い考え方をする人もいます。

また、性を意識すること自体が嫌なので、服装にもパンツスタイルを選ぶことが多いようです。ラフでもタイトでも、自分にあったパンツスタイルを網羅していることでしょう。

考えと同時に、パンツスタイルが最適な体型を維持していることも挙げられます。ストイックな精神を持っているので、美と健康のために引き締まった身体を維持でしているでしょう。

丸みを帯びた身体よりも、スラッとした体型が自身の理想でもあるので、自然とパンツスタイルが馴染んでいくのです。

男性並みに思い切りが良い

女性は誘惑に弱く、迷いが生じやすいので決断力がないという側面を持っています。しかし、中性的な女性は、元々の性格がさっぱりしているので、迷うことを面倒に感じるのです。決断力もあり、男性並みに思い切りがいいと言えるでしょう。

女性からしても男性からしても、その思い切りのよさは見ていて気持ちがいいかも知れませんね。

それでも女性特有の細やかな配慮は、欠けていません。思い切りがいいと同時に、きちんと状況を把握して、人に配慮をすることが出来るので、強引さを感じることはないでしょう。

どちらかといえば、知性的な印象を強めることになります。男性のような思い切りのよさなのに、女性のような細やかな采配がある。中性的な女性ならではの特徴ですね。

ポジティブで冷静

中性的な女性は、くよくよと悩むことを良しとしません。何か問題に直面しても、常にポジティブに捉えて、冷静に頭を働かせることができるでしょう。想定外のことに動揺したりもしないので、冷静沈着といった堂々とした姿がデフォルトになっています。

受け身になってしまいがちな女性は、問題も悩みも全面で受け止め、悩みこんでしまうことが多いもの。それは、必然的にネガティブな方向に走ってしまいがちになるということでもあります。顔を上げて前を向き「なるようになる！」と、男性らしくもある潔さを、中性的な女性は備えているのです。

性別がある以上、女性が男性に好意を持つきっかけとしては、男性らしさを感じるということも含まれます。それでは、なぜ男性らしさを感じない、中性的な男性がモテ始めているのでしょうか。そこには、女性の価値観が近年変化していることも大きく関わっているのです。

中性的な男性がモテる理由を、女性の心理や価値観から分析していきましょう！

清潔感がある

女性の大半は綺麗好きでしょう。衛生面では特に、潔癖に近いほどの清潔感を求める人もいます。

また、今も昔も、男性といえば「汗臭くて毛深くて野生的」というイメージを持っている人も少なくありません。少し前までは、そんな男性の雄々しさに夢中になる女性も多かったはず。しかし、今ではそのイメージに対する女性の観念が変わってきているのです。

つまり、前述したイメージ通りの男性を目の前にしたとき、「汚い」と感じる女性は多くなってきています。一方で中性的な男性にそういった要素はちっともないので、女性にとっては清潔感があって好感度も上がるのです。

汗臭さより石鹸の匂い、毛深さよりも滑らかな美肌、女性の好みは時代と共に変わっていると言えるでしょう。

優しい

中性的な男性が持つ優しさは、フェミニスト寄りの優しさになります。フェミニストとは、女性を大切にする男性を指しますが、中性的な男性に関しては、弱い人間に対してもそうであると言えます。感性が母性本能にも近いので、子供や女性、高齢者など見るからに弱い存在に対して、優しくしたくなるのです。

下心のない純粋な優しさは、女性にとっても大きなポイント。女性は、優しく扱われたいという心理を抱いています。あくまでもさりげなく偽りを感じない優しさに、あっという間に心がときめいてしまうことでしょう。

心根がまっすぐ

よくも悪くも純粋で、心根がまっすぐな中性的な男性は、時には不器用で損をすることもあるかも知れません。しかし、そのまっすぐな心は決して女性を下に見ることがなく、それでいて思いやりを感じることが出来ます。温かみを感じるので、女性のみならず男性にとっても好印象を与えるでしょう。

ここでも、元々の男性に対するイメージが関係していきます。男性に対して、横柄だというイメージを持つ人がいるので、曲がったことや汚いことが嫌いだと感じる中性的な人は、女性の味方のようにも思えてしまうのです。

少し頑固なところもあるでしょうが、それすらも許せてしまう人は多いのではないでしょうか。

王子様のようなイケメンぶり

中性的な男性に対して、とにかく美的センスを感じている女性は多いもの。最近では、男性アイドルや男性俳優を見ても、中性的な人が多いことに気づくでしょう。

それだけ、需要のある容姿なのです。なぜ需要があるのか。線が細く、整った甘い顔立ちが、まるで王子様のように見えてしまうからでしょう。

夢見がちな女性は、漫画やアニメなどの二次元キャラに強く憧れる節があります。現実とは程遠いからこそ、容姿が割増で美麗に見えているようです。

そして、中性的な男性は、二次元の世界から飛び出してきたかのようなイケメンなので、女性の人気を集めるのも自然なことと言えるでしょう。

中性的な女性はどうでしょう。中性的な男性がモテることにも同じ要素があったように、中性的な女性も、女性らしさが全面に出ているわけではないのにモテます。男性の女性に対する見方は、それほど変化がないでしょう。ただ、ほんの少しだけ、男性の理解力も深まりつつあるのかも知れません。

男性らしさ女性らしさも兼ね備えている、中性的な女性がモテる理由を挙げていきましょう。

自分をしっかり持っている

中性的な女性は、しっかりとした自立心を持っています。誰かに頼るのではなく、自分の足で立って歩いていかなければという意識が強いのです。

強い意志は、どんな時にもブレることはないでしょう。自分の意見をしっかり持って毅然と生きる、そんなスタイルは、男女とわずに眩しく映ります。

自分をしっかり持っていると言っても、あまりにも頑固だと可愛げがありませんよね。中性的な女性は、譲れないものは譲れないのですが、相手の気持ちを汲むということが出来ます。

そのため、どこかで相手を尊重したり、自分が一歩だけ引くということが出来るので、男性から見ても、「女だけどかっこいい」と感じるようです。

サバサバしている

くよくよ悩まない中性的な女性は、人と寄り添う時でも同じです。基本的な性格がサバサバしているので、一緒にいると楽しい上に、一緒にいるだけで元気にることができます。あまりにも楽しすぎて、女性だということを忘れて、男友達といる感覚になることもあるかも知れませんね。

振る舞いそのものが男らしいわけではありません。性格がサバサバしているので、テンションや、会話のテンポなどが、おっとりした女性よりも自分に合っている気になるのです。それでいて、時々女性らしい気遣いも見られます。そういったギャップの織り混ぜに、夢中になってしまうようです。

ストレートで潔い

中性的な女性は、サバサバしていると同時に、物事をストレートに捉えることが出来ます。言い訳や周りくどい言い方を好みません。潔いほど、ばっさり切り捨てることもあるでしょう。

そういった部分は、男性からしてみれば「女のくせに生意気」となりつつあるポイントでもあり、羨ましいほどの男気を感じるポイントでもあります。

また、中性的な女性は、シンプルな答えを好みます。しかし、その答えを出すまでには、一人でとことん思い悩み考えているもの。だからこそ、シンプルながらに、人のことも配慮した答えを出すことが出来るのです。

言ってることは男らしいけど、中を開けば女性らしい気遣いがあるとなれば、男性だって認めたくなるでしょう。

不思議な魅力を感じる

パッと見た時に、男性のようだし女性のようでもある…。そう感じた時、不思議な色気を感じたことはありませんか？

中性的な女性は、感情を全面に出すことがあまりありません。心から楽しい時は笑いますし、怒っている時はむすっとするでしょう。しかし、基本的には伏し目がちで、口元に穏やかな笑みをたたえているだけ。

女性らしさ全開ではなくても、そういった雰囲気から目を離せない男性はいるでしょう。「ここが色っぽい」と断定できるわけではなくても、オーラそのものに色気を感じています。

中性的な女性が普段から意識している振る舞いや、服装、メイク、髪型、姿勢…それらが総じて、言いようのない魅力を放ち、人を惹きつけていくのです。

自分が中性的な男性になりたいと思った時には、自分の個性をしっかり把握しておく必要があります。男性の場合、男性らしさを少し捨てる必要がありますし、女性らしくあることに抵抗があってもいけません。

中途半端な感覚では、中性的を目指す前に、「よくわからない人」というマイナスな印象になってしまいます。自分の個性としっかり向き合い、その個性を伸ばしながら中性的を目指していきましょう。そこで使える、中性的な男性になるためのポイントをみていきましょう。

スキンケアに気をつかう

中性的な男性になるために欠かせないのは、定期的なスキンケア。滑らかな美肌を目指して、お手入れを頑張りましょう。ヒゲのお手入れはもちろん、日焼け止めや洗顔など、基本的なケアを怠ると、あっという間に男性らしい肌に戻ってしまい、中性的な男性になることは出来ません。

今は、男性向けのスキンケアグッズも、市販のドラッグストアで購入することも出来ます。自分の肌質を把握して、自分の肌に合ったスキンケアを習慣化していきましょう。それこそ、女性並みの努力をして、美肌を手に入れるつもりになればいいのです。

ヒゲの処理は怠らないように

スキンケアの一つにも入りますが、ヒゲの処理はこまめに行ったほうがいいでしょう。男性によっては、一日二回ヒゲ剃りをしないとならない人もいますよね。ヒゲの生え方も濃さも、個人差があるものですが、最低でも一日一回はヒゲの処理を行ったほうがいいようです。

お手入れは必要でも、あまり神経質になってしまうと、今度は肌が傷む原因にもなります。髭剃りの前にはたっぷりの泡やジェルで肌を保護して、ヒゲ剃りのあとの保湿も忘れないようにしましょう。面倒な作業でも、習慣化してしまえば、当たり前のように続けることの出来る作業ですよ。

乱暴な言動は控えて

男性である以上、ふとした時の言動が荒々しくなることもありますよね。無意識のうちに口から出る言葉こそ、人は反応しやすいもの。どんな時でも乱暴な言動にならないように気をつけましょう。

乱暴な言動にならないために、感情的にならないこと、素直な気持ちで人と接することを意識するといいかもしれません。

中性的な男性を目指すといっても、特別女の人の言動を意識することはありません。言動に女性的な要素が入ってしまうと、「女性になりたい男性」として見られるようになります。

意識しすぎず、自然体でいることは忘れないでください。穏やかで優しい言動、それが中性的な男性に必要なものなのです。

中性的な女性を参考にする

中性的な男性になりたいと思った時、同じように中性的な男性をお手本にしようと思う人もいますよね。それはそれで間違いではないのですが、実は中性的な女性を見たほうが、学べることが多くあったりします。

男性を参考にしてしまうと、どうしても「男性としての自分」を比較してしまうので、中性的な部分に注目しにくいようです。

中性的な女性を参考にすると、学べる部分も多く出てきます。中性的な男性と、中性的な女性は同じラインにいる存在。それでいて異性同士なので、自分に足りないものに気づきやすいのです。

例えば、スキンケアで悩んだとしても、男性の肌を見るよりも女性の肌をみた方が参考になる…。そんな風に補正の参考として、中性的な女性から学ぶといいでしょう。

中性的な女性に憧れて、自分もそうなりたいと思ったら、メンタルを強くする意志を持ちましょう。中性的な女性は、自分をしっかりと持っているとお話しました。メンタルをしっかり持つだけでも、視野が広がり、様々なことにチャレンジする意欲も湧いてくるはずです。

内面も外見も、中性的な女性を目指す人は、どんなポイントに気を付ければいいのでしょうか。今すぐ始められる、中性的な女性になるための方法を挙げていきましょう。

ボーイッシュな髪型や服装にしてみる

女性が髪を伸ばすと、まさに純度100％女性の象徴になってしまいます。中性的な女性を目指すのであれば、思い切って髪をばっさり切りましょう。ボーイッシュな髪型は、ショートが基本ですが、苦手ならウルフやマッシュなど、女性であっても抵抗なく出来る髪型もいいですね。

髪型だけでなく、服装にも気を配ります。ガーリッシュやフェミニンな服装ではなく、パンツスタイル重視の服装にチェンジしていきましょう。身体のラインが出る服装を避けるとしても、サルエルやワイドパンツという選択肢もあります。色味も暖かみのある色よりは、シックなモノトーン系か、寒色系を選ぶといいでしょう。

身体を鍛える

女性の身体は、線も細く丸みを帯びているもの。それは変えることができません。しかし、中性的な女性を目指して、身体を鍛えることで、スタイリッシュなスリム体型を造ることは可能です。筋肉質な身体というよりは、引き締まった健康的な美ボディを目指しましょう。

中性的な女性を目指して、胸元を潰す場合もあるようですが、無理に潰す必要もありません。胸元が女性としての主張を強めている気がするかも知れませんが、気にするほど主張を大きくしてしまいます。まずは、全身の引き締めを狙って、身体を鍛えていくようにしましょう。

ぶりっ子発言は厳禁

中性的な女性が、言動において気をつけたいのは、極端な言葉遣いにならないこと。女性で言えば、ぶりっこ発言が当てはまります。

また、猫撫で声で、甘えたようなぶりっこ発言は、媚びた女性という印象を強めます。サバサバした女性からも遠のいてしまい、中性的な女性を目指すことは不可能になってしまうでしょう。

だからと言って、男言葉を意識する必要もありません。具体的にどんなことに気をつければいいのか考える時には、語尾に注目しましょう。語尾が極端に男性的であったり、女性的であると、ただただ下品なだけです。そして、ぶりっこ言動が一番中性的な女性には、不要な言動とも言えるでしょう。

中性的な男性を参考にする

中性的な男性が、中性的な女性を参考にすることを勧めましたが、女性の場合も然りです。中性的な女性は、同類の女性を見ても、いまいち自分のなりたい理想像というものイメージ出来ません。どちらがより優れているか、という点を比較してしまう心理があるからです。つまり、参考にするというより「同じようになってはいけない」という考えに至ってしまうのです。

中性的な男性に対しては、自然と仲間意識を持つことができますし、絶対にかぶらないという安心感もあります。なので、素直な気持ちで色々なことを参考にして、吸収していけるでしょう。リアルが無理でも、漫画の男性キャラをお手本にする、という方法もオススメです。

中性的な男女についてお話しましたが、実際の完成形がなければイメージしにくいかもしれませんね。そこで、中性的な顔立ちの有名芸能人をご紹介していきます。芸能人ですから、一番のインパクトは顔、そして全身から感じるオーラが強い魅力を放っています。

自分が目指す特徴を持つ芸能人であれば、是非参考にしてみることをオススメします。

千葉雄大

ファッションモデル出身の千葉雄大さんは、愛らしいベビーフェイスの持ち主。おまけに背も高く小顔なので、全体的にフェミニンな印象も見受けられます。

色白でありながらも健康的な肌は、顔のパーツをよく引き立たせてくれています。黒髪ショートが定着していますが、男性らしさを主張しすぎていないのが、中性的でもあるポイントです。

俳優のお仕事でも、さわやかでかわいい系の役が多いため、笑顔を見る機会が多いですね。男性であっても、キュンとくる笑顔は中性的あらではの愛らしさと言えるでしょう。

元々がファッションモデルということもあって、オシャレセンスも抜群。性別ではなく、オシャレそのものを楽しんでいるようです。

伊野尾慧

伊野尾慧さんと言えば、ジャニーズ事務所所属の正統派アイドル。Hey!Say!JUMPのメンバーの一人です。

現在、俳優活動もされていて、露出度の高い中性的な男性アイドルでもありますね。伊野尾さんは、男性にしては全体的なフォルムが丸く、目もくりっとてしていて可愛らしい印象を受けます。

そして、目元を強調する髪型が多いことも特徴。マッシュボブに加えて、目の際ぎりぎりで切り揃えた前髪は、くりくりの目を映えさせています。ポテっとした唇はアヒル寄りなので、女性でも真似したくなってしまうかも？

それでいてダンスや演技は、きちんと男性らしさを感じるので、そんなギャップに惹かれる人は多くいるでしょう。

天海祐希

宝塚出身、170cmを超える身長がある天海祐希さんは、脚長美人でも一際有名です。

現在は女優さんとしてのお仕事がメインとなっています。モデル顔負けの脚の長さから、パンツスタイルもみごとな着こなしをされているのが印象的。宝塚時代から変わらない姿勢の良さも、凛とした印象を強めているのでしょう。

中性的な女性の特徴に、面長と書きましたが、まさに天海さんの面長フェイスは、中性的な顔立ちの見本。細い首にかけてまで、綺麗なラインを描いています。

また、鼻筋もしっかり通っていて、切れ長の瞳の目力も衰えることはありません。アップで見ても、全体で見ても、見惚れてしまうほどの美麗さを持っている女優さんです。

山本美月

大きな目が印象的な山本美月さん。山本さんも、元々はモデル出身ということですが、ほっそりした身体、引き締まった美脚はかっこよさを物語っています。

面長でもあり、小顔でもあるので、顔のパーツはインパクトも強くなります。短い髪もよく似合う顔立ちで、きりっとした眉は意志の強さを感じますね。

趣味が絵を描くことや芸術に触れることのようですが、落ち着いた品の良さは、そういったところから来ているのでしょう。はしゃぐことより伏し目で控えめな反応を見せることも多く、妙な艶っぽさがあることも魅力の一つ。

愛らしい印象が強いのに、かっこいい女性としても見える山本さんを、中性的になるためのお手本とするのは最適でしょう。