男性にとって初めての彼女の存在って?
もしあなたが彼にとっての初彼女だとしたら、彼がどんな思いを抱いているのか、そして付き合う時の注意点を理解しておく必要があります。
今後の女性の判断基準になる
初めて付き合う彼女。そんな初彼女は、男性にとって今後の女性の判断基準になるでしょう。
どうやったら女性が喜ぶか、どう対応することが正解なのかといった基準のほとんどについて、初彼女を参考にすることになります。あなたと経験したこと一つ一つが基準となっていくのです。
仮にあなたと彼が別れたとしても、最初に形成された恋愛観が今後の恋愛にも活かされるようにしてあげたいものです。そう考えると、自身が初彼女という場合、より一層、彼氏と真剣に向き合う必要があると感じるのではないでしょうか。
忘れられない存在
男性にとって初めての彼女は、忘れられなくなる存在でもあります。まだスタートしたばかりかもしれませんが、10年20年後も必ず一緒に居られるという保証はありませんよね。ただ、結果的に彼と別れても、彼にとって初彼女はいつまでも忘れられない存在に。唯一無二の存在になるのです。
あなたの行動や発言一つ一つが、きっと彼の思い出に刻まれ残っていくはずです。
彼にとっては何もかもが初めての恋愛です。そして人生の中でも色濃く記憶に残る恋愛となります。時に見守り、時にリードしながら良い思い出を作っていきましょう。
初めて彼女が出来た男性の心理
その心理から、これから始まる恋愛に対する期待や不安を読み取っていきます。
初彼女が出来たとき①めちゃくちゃ嬉しい!
多くの男性は、初めての彼女が出来た際「めちゃくちゃ嬉しい!」と感じているでしょう。
自分が好きになった相手に、同じように好きになってもらえた喜びもあるでしょうね。また、恋人同士じゃないとできないことも多々あります。「これからはできるようになる」と、嬉しく感じているはずです。
彼にとっては初彼女ですから、手を繋ぐことやデートするだけでも嬉しく感じるもの。とにかく嬉しさでいっぱいのはずです。時には無邪気にはしゃぐ姿すら見られるかもしれませんね。
初彼女が出来たとき②リード出来るか不安
初彼女が出来たことに嬉しいと感じつつも、「リード出来るか不安」と感じる人も多いようです。
これまで片思いの経験はあったとしても、両思いになって付き合うということがなかった男性。何をどのようにリードしていけば良いのか、分からなくて当然ですよね。
恋愛において「男がリードするもの」と考える人は少なくありません。こうした考えがある男性の場合は、余計に不安に感じてしまうでしょう。
初彼女が出来たとき③いつになったらしていいの?
手を繋ぐ、キスをする、抱きしめる。こうした恋人ならではの行動を、いつになったらしていいものか悩む男性もいるでしょう。
付き合えたということは、そういった行動をとっても良いと了承を得たと認識しているかもしれません。ただ、デートの時にすべきか、何回目のデートでするものなのかといった基準も分かりません。好奇心はあるものの、なかなか行動に移せない場面も多く見られるでしょう。
このような時は、初彼女である女性のほうから、少しリードしてあげる必要があるかもしれませんね。
初彼女が出来たとき④結婚のことまで考えてしまう
年齢によっても違いはありますが、初彼女に対して「結婚したい」という思いまで持つ男性も少なくありません。それだけ初彼女は大事で大きな存在。将来のことを話したりといった様子も見られるでしょう。
男性にとっては初彼女であるため、よく言われる「恋愛と結婚は別物」といった感覚自体も持てないですよね。ですから、初彼女との恋愛を結婚にすぐ結びつけてしまうこともあるのです。
女性によっては、これを「重い」と捉える人もいるでしょう。ですが、それだけ思い入れが強い初彼女です。実際に結婚するかは別として、素直に受け止めてあげたほうがいいかもしれません。
男性が初めての彼女にやりがちな行動
周りに自慢する
初彼女ができると、つい周りに自慢したくなるでしょう。言いふらすつもりはないのでしょうが、嬉しさのあまりにしてしまう行動です。
こうした行動を、女性が嫌がるケースもあります。例えば、複数人の男女で仲の良いグループがあるとします。その中の男女がカップルになった場合、周りに自慢することによって、「いつからそんな関係だったの?」「二人だけずるい!」なんて思われてしまうこともあります。すると、周りに対して気まずさを感じてしまうでしょう。
ただ、男性はあなたと付き合えたことが嬉しくて黙っていられないのかもしれません。それだけテンションが上がっている証拠ですよね。その思い自体はくみ取ってあげてもいいのかもしれません。
デートスポットに連れて行く
男性にとっては初彼女ですから、デートも初なケースが多いはず。そこで男性がやりがちなのが、デートスポットに連れていくという行動です。
デートですから、デートスポットに行くことは問題ありませんよね。ただ、デートスポットとなれば、人混みだったり遠出しなければならなかったりと、デメリットに感じる点も少なからずあります。また、毎回こうしたデートスポットばかりでは、ワンパターンに感じて飽きてしまうこともあるでしょう。
しかし、彼氏はきっと「デートとは?」と下調べをしたり綿密に計画を立ててくれたはずです。毎回デートスポットへ行くことに不満を感じるのなら、あなたからもプランを提案してみると良いかもしれませんね。
自慢話や背伸びした行動が多くなる
男性は初彼女にかっこ良いところを見せようと、ついつい自慢話をしたり背伸びしてしまうこともあるでしょう。少し話を盛ったり、意識してかっこ良い仕草をして見せるなどして、逆に女性が恥ずかしく感じることもあるかもしれません。
初彼女とはずっと一緒に居たいと思っているため、自分の魅力をたくさん見せようとします。
自慢話や背伸びする行動には、男性のプライドや見栄が隠されているもの。下手に傷つけたりしないよう、対応には注意が必要でしょう。
なんでも彼女を優先する
両思いとなった初めての恋愛。初彼女を大切に思うあまり、なんでも彼女を優先にするといった行動も見られるでしょう。
例えば、元々男友達との約束が入っていたのに、彼女から「今から会える?」と言われた場合、友達との予定をキャンセルしてまで、彼女の都合に合わせるといったことがあるかもしれません。
中には生活や仕事に支障をきたしてしまうほど、彼女を優先する男性もいます。
彼氏の初めての彼女だった女性の体験談
初彼女となった女性は、男性のどこに魅力を感じ、またデメリットに感じたのでしょうか?経験をもとに、初彼女の宿命とも取れる状況をチェックしていきましょう。
デートが毎回定番スポットで正直ちょっと…
「私が初彼女ということで、すごくデートに意気込んでくれてた。でも、毎回定番スポットで…。疲れている時の人混みは、正直疲れちゃいますね。」(26歳/女性/販売)
デートに意気込んでくれる様子は嬉しいですよね。ただ、毎回デートスポットとなると疲れや飽きを感じてしまうこともあるでしょう。計画を立ててくれていると思うと、なかなか拒絶もできないものです。
キスに慣れてない感じが可愛かった
「キスをする時、ぎこちなさがあって(笑)でも、慣れていない感じが可愛かったですよ。」(29歳/女性/歯科衛生士)
男性の中にはリードしたい気持ちがあったのかもしれませんね。しかし、キスにぎこちなさを感じたという女性。「しっかりしてよ」と思う人もいるでしょうが、可愛く感じる人もいるようです。母性本能が強い人や年下好きの女性には、可愛く感じられるのでしょうね。
毎月の記念日を大事にしてくれた
「毎月、~ヶ月記念っていう日を忘れずにきちんとお祝いしてくれた。そういう男性に会ったことないから、嬉しかった。」(18歳/女性/学生)
この女性の彼氏は、交際記念日を大事にしてくれたようです。初彼女に舞い上がっているのではなく、いつまでも思ってくれているように感じられて、嬉しくなったことでしょう。
一般的に記念日は、男性よりも女性の方が意識することが多いものです。しかし、相手が初彼女ともなると、男性のほうも張り切ってしまうのでしょう。
初めから結婚の話に…
「彼にとって初彼女だったんですが、付き合った当初から結婚の話を真面目にされて…。少し重いというか、早すぎるんじゃないかなって思ってました。」(23歳/女性/保育士)
この人の彼氏は、付き合う=結婚という考え方をしていたのかもしれませんね。ただ、付き合ってすぐに結婚となると、やはり抵抗を感じる女性も少なくないでしょう。
初めての彼女として上手く付き合うポイント
初彼女として①自信を持たせてあげる
彼氏にとっては、何もかもが初めてです。きっと「これでいいのかな?」と迷いながら、初彼女であるあなたと向き合っていることでしょう。
ここで初彼女としてすべきなのは、自信を持たせてあげることです。初めのうちは特に、彼の言うこと・やることに賛同して、自信を持たせてあげるようにしましょう。
初彼女から否定されてしまうと、恋愛そのものに自信をなくしてしまう可能性もあります。すると、その後すべてが彼女任せになったり、優柔不断になってしまうこともあるかもしれません。なるべく「いいね」「そうしよう!」と肯定する言葉をかけながら、彼に自信をつけてあげることが大切です。
初彼女として②スキンシップは少しリードしてあげる
女性に触れたりイチャイチャすること自体、初彼女が初めてという男性が多いはず。そのため、「触れようとして触れない」といった様子も見られるでしょう。タイミングを上手く計ることができなかったり、彼女に受け入れてもらえるか不安といった事情があるからです。ここは、彼女側が少しリードしてあげると良いですね。
スキンシップしたいなと思った時、彼からの行動を待つのではなく、自分からしてみると良いでしょう。あなたの方からスキンシップしてもらえれば、「今触れていい時なんだ」と彼も分かるはず。初めのうちだけでも構いません。そのタイミングを彼氏に教えてあげましょう。
初彼女として③キスやエッチが下手でも受け入れる
仮に彼がキスやエッチが下手であっても、受け入れてあげてください。彼にとっては初彼女ですから、キスもエッチもあなたが初めてである可能性が高いです。そこで高度なテクニックを求めてしまっては酷ですよね。
きっと彼も、キスやエッチに関して知識は取り入れてはいるはずです。ですが、実践するというのは初めてでしょうから、不慣れな様子やぎこちなさが見られるでしょう。そこであなたが「下手」「なんかイヤ」と拒絶する姿を見せてしまえば、プライドも心も傷つきます。
いっそ「初彼女に対してはキスやエッチは下手なもの」と捉えておいた方が良いかもしれませんね。過度な期待はせず、頑張ってくれていることを評価してあげましょう。
初彼女として④時に彼氏を立てる
場面や状況によっては、彼氏を立てることも大切です。これは、彼氏に自信を持たせるためでもあり、今後リードしてもらいやすくするためでもあります。
例えば、彼氏がデートの計画を立ててくれた時、ありきたりなデートスポットばかりで不満に感じる時もあるかもしれません。もしデートの内容を変えたいなら、「○○みたいなところも一緒に行ってみたいな」とお願いするように伝えること。今のデートの在り方を否定するのではなく、お願いする形で提案すると、彼氏のプライドを傷つけることなくわかってもらうことができますよ。
彼氏の初めての彼女としての注意点
最後に、彼と付き合っていく上での注意点をご紹介しましょう。
恋愛経験の少なさを馬鹿にする
あなたが彼以上に恋愛経験がある場合、「そんなことも分からないの?」「それわざわざ聞く?」なんて思うこともあるでしょう。ですが、恋愛経験の少なさを馬鹿にしてはいけません。あなたが初彼女ですから、彼にとってはすべてが初めてです。それを「分かって当然」という見方で馬鹿にしないようにしましょう。
もし気になる点がある時は、お願いする形で伝えることです。今彼は、経験を一つ一つ増やしている段階。温かく見守るようにしましょう。
元カレの話をする
彼にはあなたが初彼女ですから、元カノという存在がいませんよね。それなら、あなたも元カレの話をしないように気を付けるべきでしょう。比較する相手がいない中で元カレの話をされても、彼氏は困ってしまいます。また、元カレと比べられていると知ったら、彼は自信をなくしてしまうはずです。
あなた自身も、過去に交際経験があったとしても「付き合うのは彼が初めて」という意識を持ってみると良いかもしれません。目線を同じにしてみてください。すると、彼の思いや捉え方を理解できるようになるでしょう。
求めすぎない
恋愛経験が少ない彼に、あまり求めすぎないようにも注意すべきでしょう。初彼女には、できる限り尽くしてあげたいと考える男性が多いものです。
しかし、あなたに多くを求められてしまうと、彼氏の気持ちがパンクしてしまうかもしれません。あるいは、他のことを後回しにしてしまい、日常に支障が出てしまうことも考えられます。求めすぎには気を付けましょう。
もちろん、期待することも同じです。「きっとこうしてくれるだろう」と期待をかけてしまうと、異なる反応が返ってきた時に裏切られた気持ちにすらなります。彼はあなたとの恋愛が初めてなのですから、過度に期待を持たないことも重要ですね。
リードしすぎないように
恋愛経験が少ない彼を、あまりリードしすぎないようにも気を付けたいところ。「自分がしっかりしないと」「教えてあげないと」という優しさから来るのでしょうが、リードのしすぎは彼の自信を奪ってしまいます。
自信がなくなれば、彼はきっと「自分は彼女に見合っていない」と感じるようになるでしょう。あるいは、恋愛というものを「女性側がリードするもの」と勘違いし、彼女に任せっきりになってしまうかもしれません。そうなれば、あなたが頼ったり甘えたりということもできなくなってしまいますよね。
彼が困っている時、迷っている時に手を貸す程度なら構いません。ですが、毎回のようにあなたがリードしてしまうのは考え物です。
初彼女として彼に自信をつけさせてあげよう!
自分が初めての彼女だった時は、彼に自信をつけさせてあげましょう。見下したり否定的に見るのではなく、温かく見守り、自分が育てるという意識を持つことです。ただ、リードのしすぎにも注意したほうがいいので、加減が難しいかもしれません。
「それいいね」と、肯定的な見方を忘れず、彼が困っているように感じた時に、少し手を差し伸べるくらいがちょうど良いでしょう。先走ってリードする必要はありません。「彼が転びそうになった時に支える」と考えると、分かりやすいかもしれませんね。
あなたとの一つ一つの経験が、彼にとっては基準となり今後の恋愛にも影響します。自信を持たせる行動を意識し、彼が成長していく姿を間近で見守りましょう。
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