顔が赤くなる人はどうして赤くなるの?
ここでは「顔が赤くなる人がどうして赤くなるのか」その理由について紹介します。心理的なことが影響する場合もあれば、身体が受けるものが影響することもあるでしょう。顔が赤くなる自分の原因がわかれば、対処もしやすくなるのでチェックしていきましょう。
気持ちや状況によって赤くなる
心理的なことが加わると顔が赤くなりやすくなります。例えば、好きな人と話すとき「恥ずかしい」という心理を抱えていると顔が赤くなりますよね。
このとき身体の中では、胸がドキドキとして血液の流れが良くなっているので、皮膚の近くにある血管が広がっていると言われています。皮膚の近くの血管が広がれば、肌を通して赤みを主張するのもわかりますよね。
また、大勢の目の前で何か発言をするとき顔が赤くなってしまう人がいます。このような状況では身体が熱くなっていませんか?体温が上がると熱を逃がすために、血管が広がると言われています。そのため顔が赤くなると考えられるでしょう。
季節や体調によって赤くなる人もいる
顔が赤くなる時は皮膚に近い血管が関わっていると言われます。その血管を広げるような刺激を受けると顔が赤くなるのです。心理的なことが関係なく、血管が影響を受けやすいのが「季節」や「体調」です。
冬になると、顔が赤くなっている人をよく見かけますよね。これは気温の変化によるものだと言われています。寒いところから暖かいところへの移動が、血管の広がりやすい状況を作るので顔が赤くなるのです。
また、体調を崩し熱が出ると顔が赤くなりますよね。これは体温が上昇しているので、体温を逃がそうとして血液が広がるからだと言われています。
自律神経が乱れている
睡眠不足や生活が乱れているとき「顔が赤くなりやすい」と感じたことはありませんか?それは、生活習慣の乱れからくる、自律神経の不調によって起きていると考えられます。また、心理的なストレスを感じても自律神経は乱れます。
自律神経が乱れていると、皮膚の近くにある血管が広がると言われています。血管が広がれば皮膚の下で赤みの範囲が広がり、顔を赤くするのです。緊張したときに顔が赤くなるのも、自律神経が乱れてしまい一時的に血管が広がってしまうためとされていますよ。
肌トラブル
「乾燥」や「強い紫外線」により肌が傷つき、炎症を起こして赤みを帯びることがあります。炎症しているということは熱を帯びているのです。それにより皮膚の近くの血管が広がっているので、顔を赤くしていると考えられるでしょう。
また「間違ったスキンケア」や「生活習慣の乱れ」などは、肌を弱くしたり皮膚を薄くしたりする原因と言われています。
肌が弱いと炎症を起こしやすく敏感な状態なので、少しの刺激で顔が赤くなってしまいますよね。また、皮膚が薄いと炎症を起こしやすいことに加え、薄い皮膚から透けて赤みが見えやすくなります。
顔が赤くなる人の心理《女性編》
知っておけば、顔が赤くなる人は予防できることもあるはずです。また、顔が赤くなった人を見て心理を読むこともできるでしょう。まずは、顔が赤くなる女性の心理から見ていきます。男性にも当てはまる心理もあるので、女性に多い傾向として見ていきましょう。
顔が赤くなる女性の心理《照れている》
誰かに褒められるとつい照れてしまい顔が赤くなることがあります。褒められた時は、嬉しくなり反射的に興奮した状態になると言われています。興奮状態ということは血の巡りが良くなっている状態ということなので、血管が広がり顔が赤くなるのです。
女性は褒められることが好きな人が多いですよね。つまり褒められた時に喜ぶ感情が男性より大きいと考えられます。褒められたときに顔が赤くなる女性は、嬉しさと気恥ずかしさが混ざって照れていると言えるでしょう。
口では「そんなことないですよ」と言っていても、心理は違うということが身体の反応でわかりますよね。
顔が赤くなる女性の心理《相手に好意を持っている》
「顔が赤くなるから好意を持っている相手とは話せない」という思いをしたことはありませんか?
本当は「話かけたい」「もっと長い時間一緒にいたい」「笑顔を向けたい」などの思いを抱えているのに、赤面するためにそれができないのです。アプローチどころかそっけなく接していしまう女性もいるでしょう。
好意を持っている相手を目の前にすると鼓動が速くなり、のぼせるように顔が一気に熱くなります。「舞い上がっていたり」「緊張したり」「恥ずかしかったり」と、様々な状況で赤面してしまうと言えるでしょう。
顔が赤くなる女性の心理《恥ずかしい》
「恥をかいた」「見せたくない姿を見られた」「人前に出て注目される」など、恥ずかしいと感じると顔が赤くなります。このように自分を良く見せたいと強く感じている時に、その反対のことが起きると心拍数が上がり顔が赤くなるのです。
「すっぴん」「裸」「トイレに行く時」「服の汚れ」「顔のむくみ」など、細かいことを入れると女性は多くのことで恥ずかしさを感じていますよね。
このように女性は男性よりも恥じらいを持っている人が多いのです。これは世間が持っている女性像による影響も大きいでしょう。「女性はこうでなくてはならない」ということと違う部分を見せるのは、心理的に負荷がかかる上、勇気がいるものです。
顔が赤くなる女性の心理《失敗を恐れている》
大勢の人の前に立ち何か発言しようとする時、顔が赤くなることがあります。内気な人が「自分の器以上」のことをしようという心理が働いた時、過度な緊張を起こしますよね。失敗するかもしれないという恐怖により、心拍数が上がり顔が赤くなってしまうのです。
顔を赤くしながら会話をしている人を見たことはありませんか?この場合は前述した理由と同じで、内気で人と接するのが苦手な人なのに「相手に嫌な気持ちをさせまい」と頑張って会話をしているので赤面しているのです。本当は話すのが苦手なので、心理はヒヤヒヤしながら話しています。
顔が赤くなる人の心理《男性編》
ここからは、顔が赤くなる男性の心理を紹介していきます。もちろん女性にも当てはまる心理はあるでしょう。男性に多い傾向として見ていきましょう。
顔が赤くなる男性の心理《興奮している》
男性は「怒っている時」「熱中している時」「愛情があふれ出る時」など、感情が高ぶるような時に顔が赤くなることが多いでしょう。もちろん女性も興奮している状態で赤面します。しかし、女性よりも男性の方が興奮している姿を多く見かけませんか?
男性の遺伝子の影響が大きいと考えられます。男は家族を守るため、狩りをしたり敵と戦ったりするので興奮状態でいることが重要でしたよね。いつでも戦闘態勢になるためには、瞬時に興奮状態にならないといけないと予測できます。
そのため男性は興奮しやすいのです。これが、顔が赤くなる心理として大きな割合を占めていると言えるでしょう。
顔が赤くなる男性の心理《緊張している》
男性は周囲から期待されることが多いですよね。そのため張り詰めた状況に置かれる機会も多く経験するでしょう。それだけではなく、男性自身も自分の評価を高く見せようとするところがあります。このような状況にある男性は、緊張する場面が多いと言えるでしょう。
緊張すれば多くの人が顔を赤くします。期待に応えようと、過度に自分にプレッシャーをかけるので緊張して顔が赤くなるのです。
また、良いところを見せたくてかっこつけようとする心理の時も赤面することがあるでしょう。スマートにできることには緊張しませんが、自分ができないことに挑戦しようと頑張れば頑張るほど緊張が増し顔が赤くなります。
顔が赤くなる男性の心理《感情をこらえている》
女性は感情的に行動することが多いと言いますよね。それに比べ男性は感情を抑えて行動することが多いでしょう。感情を抑えようと我慢しているので顔が赤くなることがあります。
「円滑に進めるため」「相手にわかりやすく伝えるため」男性は感情を抑えて行動できると言います。また、多くの男性が自分の評価を気にするので、感情を抑えるということが優先的にできるとも考えられるでしょう。
その代わり熱い思いや感情を秘めているため、身体は反応してしまっているのです。顔が赤くなる男性の心理の中には、熱い感情が隠されていることがあります。
顔が赤くなる男性の心理《動揺している》
動揺している時に顔が赤くなることがあります。男性に比べ女性の方が肝がすわっていると耳にしたことがあるでしょう。このことから、男性の方が何かあった時に動揺しやすいと考えることができますよね。
表情や態度、言葉にしなくても、男性は意外と動揺しているのです。動揺するので「嘘がつけない」というよりは「隠せない」男性が多いというのがその証拠でしょう。浮気を疑われた時に、顔が赤くなって隠しきれなかったという経験をした人もいるはずです。
また、好意を持った女性に対して、顔が赤くなって会話もままならない男性がいます。この場合、好きな人を目の前にして動揺していると言えますよ。
顔が赤くなる人をどう思う?
ここでは、顔が赤くなっている時の気になる周囲の反応を紹介します。
自分に好意があるのかなと思ってしまう
「話しかけるといつも顔を赤くしてすぐいなくなる職場の子がいるんだけど、自分に好意があるのかなと期待している。」(28歳/男性/金融業)
男性は相手の反応を深読みするよりも、単純に受け止める人が多いでしょう。そのため「顔が赤くなる」イコール「自分に好意を持っている」と変換してしまうのです。
また、女性からモテたいという気持ちが強いため、その期待から顔を赤くする女性は「自分に好意がある」と思うのでしょう。
女性なら可愛いと思う
「何もないところで転んで、顔が赤くなるほど恥ずかしがる女性がいたがとても可愛かった。これが男で赤面してたら見てる方が恥ずかしいかな。」(25歳/男性/営業職)
男性には、女性が顔を赤くする姿は可愛く映ることが多いでしょう。男性の心理として、女性には品を求めているところがあります。そのため女性が恥ずかしがる姿に品を感じるのです。
顔が赤くなることにより恥ずかしがっている姿が際立つので、そこまで恥ずかしがっている姿が可愛さを強調するのでしょう。
反対に、男性の顔が赤くなる姿には弱弱しい印象を受けるので、自分のことのように恥ずかしくなるのだと言えます。
からかってみたくなる
「顔が赤くなる男の後輩がいるんだけど、すぐ顔を赤くするから可愛くて、その姿見るためにからかってしまう。」(32歳/女性/一般事務)
顔が赤くなる男性は、女性の母性という心理をくすぐるのでしょう。男性に限らず、赤面することで感情が表面に出るので素直な印象を与えます。素直な態度に好感を持たれるので「からかう」という口実で、コミュニケーションをとりたくなるのでしょう。
女性が苦手なんだと思う
「女性と話すときにいつも顔を赤くしている職場の先輩がいるが、女性と接するのが恥ずかしいから苦手なんだろうなと思う。」(26歳/女性/接客業)
異性と話すときだけ顔が赤くなる人がいますよね。同性の友人と話している時はなんともなかったのに、異性が関わってきたとたんに顔を赤くします。
異性ということを意識し過ぎていたり、接することに慣れていなかったりすると、苦手意識が生まれるものです。顔が赤くなるので、周囲の人にはそれがバレてしまっています。
顔が赤くなる人の悩み
緊張するとすぐばれるのが嫌
「人前に出たり誰かに注目されると緊張するんだけど、つられて顔が赤くなるからそれがばれてしまう。緊張してるのを知られると、さらに顔が赤くなるから嫌だ。」(23歳/女性/看護師)
冷静を装いたくても顔が赤くなってしまえば、相手に緊張していることがバレてしまいます。それを意識することで恥ずかしさが出てきますよね。それにより顔がもっと赤くなってしまうのです。ポーカーフェイスにならないので、心理戦に向かないのも悩みになるでしょう。
ファンデーションでも隠せない
「ファンデーションを塗っていても、首や耳まで赤くなるので赤くなるので隠すことができない。顔の赤みもファンデーションを通してもわかるほど真っ赤になるので困る。」(27歳/女性/美容師)
例えファンデーションの下で顔が赤くなるのを抑えたとしても、同時に耳や首が赤くなればバレてしまいます。顔が赤くなる人は耳や首まで赤くなる人が多く、隠しきれないのが大きな悩みになるでしょう。顔を見なくても、後ろ姿の状態で顔が赤くっているのが伝わります。
子どもみたいだとからかわれる
「冬になるといつも顔が赤いので、子どものように見えるのがコンプレックス。それを周りが弄ってくるのでどうにかしたい。」(21歳/男性/学生)
心理的な変化に限らず季節によって顔が赤くなる人もいます。ぽっぺだけが赤くなることが多いので、子どものように見えるのです。本人は本気で悩んでいても、赤いぽっぺがお茶目に見えるので周囲はからかってしまうのでしょう。
好意を持っている人とコミュニケーションがとれない
「顔が赤くなることによって好意がバレるので、話しかけたくても遠い席にわざと座ったりして避けてしまう。話しかけられても感情を出さないようそっけなくするので、それ以上距離を縮めることができないし、嫌っているように思われる。」(30歳/男性/製造業)
好意を持っている人に心理を知られると思うと、顔が赤くなる人は話しかけることもできなくなります。なるべく心理を知られないようにするには、感情が動く前に避けるしかないのです。
嫌っていると思われたらそれ以上距離を縮められないので、恋愛を始めることすらできないでしょう。
顔が赤くなる人のおすすめ対処法は?
ここでは、顔が赤くなる人におすすめする対処法を紹介します。自分はどんな理由で顔が赤くなっているのか確認した上で実行してみるといいでしょう。
気を逸らす
顔が赤くなりそうだと思ったら、違うところへ意識を持っていくという方法があります。気持ちを制御できないのが理由で赤面してしまう人におすすめの方法です。
緊張しそうだと感じたら、あらかじめ笑えるような面白い出来事を用意しておいて、その瞬間に思い出してみましょう。緊張感が和らげば、顔が赤くなることを気にすることがなくなります。雑念がなくなれば物事もうまくいくでしょう。
食べることが好きなら「今夜何を食べよう」と考えるのもいいですね。目に入ったものに気を向けてみるのもいいでしょう。このようにして気負っている気持ちを逸らすことで、顔が赤くなるのを防げますよ。
あらかじめ顔が赤くなることを周囲に話しておく
周囲へ「顔が赤くなりやすい」と、先に話しておくという方法があります。顔が赤くなった姿を見た相手の心理は「そんなに緊張しているんだ」「とても恥ずかしがっているな」などです。
このように、赤くなったことで相手に大げさに思われてしまうことが恥ずかしいのです。顔が赤くなる人は、周囲に「顔が赤くなった」と気づかれることが理由で、さらに顔を赤くします。しかし、その多くが実は大したことではないのに赤面していますよね。
少しのことでも赤くなることを話しておけば、相手が大げさに受け取ることがなくなるでしょう。そうすることで恥ずかしさを軽減することができるので、顔が赤くなるのを防ぐことができますよ。
堂々としておく
顔が赤くなったとしても、開き直って堂々としておくのも1つの方法です。心理作戦として効果があります。
あまりにも堂々とした態度は、例え顔が赤くなっていたとしても「自分の勘違いかな」と相手に思わすことができるでしょう。顔が赤くなることに周囲が反応しなければ、自分もそこまで気にする必要がなくなりますよね。
また、自分が「顔が赤くなった」ことを気にすればするほど赤面します。堂々とした行動は心理にも影響を与えるので、自分にとってもプラスに働くでしょう。
感情を隠そうとしない
実は顔を赤くすることは恥ずかしいことではありません。むしろ、感情が表に出るという人間らしさから好感を持たれることの方が多いでしょう。
気にしているのは自分だけなのです。もし周囲が注目するとしたら、感情を隠そうとしているのに顔が赤くなるという違和感に対してだと言えます。
照れているなら、思いっきり恥ずかしがってみましょう。そういうキャラとして確立すれば、好感度も上がり周囲は親しみやすくなります。
また、恥ずかしがっているんだから顔が赤くなるのは当たり前ですよね。顔が赤くなることに対して、恥ずかしいと感じていた心理が楽になるはずです。自分自身、顔が赤くなることを深刻に受け止めなくて良くなりますよ。
規則正しい生活とバランスの良い食事
顔が赤くなる原因には、皮膚に近い血管の収縮が大きく影響しているので、そこのコントロールがうまくいけば顔が赤くなるのを抑えることができるでしょう。
生活習慣や食生活がが乱れ、身体のリズムが崩れると自律神経が乱れると言われています。自律神経が乱れると、皮膚に近い血管を広がらせてしまうことになります。そのため顔が赤くなるのです。
心理的なことが理由ではないのに最近顔が赤くなると感じた場合は、自律神経が乱れているという可能性があります。規則正しい生活を心がけ、バランスの摂れた食事をすることで身体を整えるというのも、顔が赤くなるという悩みの解消方法だと言えるでしょう。
スキンケア
スキンケアが間違っている時、皮膚を薄くしてしまうことがあると言います。間違ったスキンケアで肌が荒れることはよくありますよね。皮膚が薄く弱くなっているので炎症を起こしやすいとも考えられるででしょう。
皮膚が薄くなれば「皮膚に近い血管」の影響を受けやすくなりますよね。顔の赤みが「薄い皮膚」を通して表にわかりやすく出てしまいます。心理的なことで少しでも顔が赤くなることがあれば、人一倍赤面しているように見えるでしょう。
また、皮膚が荒れやすい状態では炎症を起こして顔が赤くなることがあります。自分に合ったスキンケアで、皮膚の厚みを改善しましょう。顔を洗う時や拭く時は「こすらない」を大前提にしましょうね。
顔が赤くなるのを悩みにしなくてもいい
また、顔が赤くなることで相手に心理を読み取られてしまいますが、それをうまく利用することもできます。例えば、好意のある相手の前で顔を赤くすれば、相手が「自分を好きかもしれない」と意識するようになり有利なこともあるのです。
さらに、顔を赤くすることで「可愛らしいく優しい」イメージがあることも忘れてはいけません。このように発想の連環をすれば、顔が赤くなるのを悩みにしなくてもいいのです。
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