男同士の恋愛ならではの悩み
では、男女の恋愛にはどのような悩みがあるのかについて詳しく見ていきましょう。
世間の目が冷たい
恋愛の自由化が進む中でも、未だに同性同士が恋愛することが理解できない人がたくさんいます。特に、親世代や目上の人には、同性との恋愛を認めてもらえないこともあるでしょう。
そのため、男同士で付き合うと、世間の目が冷たく、時に気持ち悪いとさえ言われることがあります。周囲が二人の恋を祝福してくれるとは限らないため、男同士で付き合っていることに罪悪感を覚える人もいるのです。
「世間の目が冷たくても、お互いに愛し合っているから大丈夫!」とは思っても、付き合いが認められないことに対して、強いストレスを感じることはあるでしょう。
男友達に嫉妬しがち
男女の恋愛では、嫉妬する相手は基本的に同性ですが、男同士の恋愛では、男女両方に嫉妬心が向かいがち。特に、同性の友達に妬いてしまうのが厄介で、悩む人も多いのです。
パートナーが、ただ単に男友達と絡んでいても、もやもやしたり嫉妬でつらくなります。頭の中では友達関係と思っていても、いざ目の当たりにすると浮気に映ってしまうのです。
男同士の恋愛では、同性に嫉妬しやすいため、嫉妬がつらく恋愛を断念してしまう人も多くいます。嫉妬をしないくらい、男同士の恋愛について知り、上手に対処していく必要があるでしょう。
セックスに対する考え方の違い
男女のセックスでは、女性が挿入される側、男性が挿入する側と決まっていますが、男同士のセックスでは役割分担が流動的です。そのため、意見が食い違うと、セックスがうまくいかなくなってしまうのです。ただし、挿入ナシのセックスを楽しみたい場合は、このような問題は生まれません。
他にも、セックスをしたくはないと考える男性もいます。セックスをするかしないかは、付き合っていく上で非常に重要な問題なので、意見が食い違うと、男同士の恋は難しいものになるのです。
付き合う前に、セックスに対する考えを話し合うのが、男同士の恋愛で悩みを作らないポイントと言えるでしょう。
男同士は人目につく場所でのデートが難しい
男同士の恋愛では、周囲の目が気になるため、なかなか人が多い場所でのデートはしづらくなります。テーマパークや遊園地など、男女のカップルが多い場所では、堂々とデートできないという悩みが生まれるのです。
人目につく場所を避けるようになるために、デートで行きたい場所も制限されて、ストレスの原因にもなります。デート場所をどこにするか悩むようになることを、あらかじめ想定しておきましょう。
男同士の恋愛は決して悪いことではないので、人目につく場所でのデートも気にせず行くのが、悩みを解決する最終的な方法になると言えます。
周囲へ不安感を抱きやすい
男女の恋とは違い、周囲から否定される可能性が高い男同士の恋では、周囲に対して敵対心を抱きやすくなるのです。例えば、「男同士で付き合ってると知られたら、どうせ否定される」「変な目で見られている気がする」などの被害妄想が生まれやすくなります。
その結果、人を信用する気持ちが欠けてしまい、常に人を疑う見方をしやすくなるのです。カミングアウトしてみなければ分からない周囲の反応を勝手に決めてしまうことで、男同士の恋愛に、ストレスを感じてしまいます。
周囲がどう思っているかは、思いつめすぎないようにするのが、男同士の恋愛で大切になるでしょう。
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