耳を触る癖のある人の心理とは？治す方法や対処法もお伝えします！

何気なく自分の耳を触ったり、他人の耳を触る癖がある人っていますよね。つい耳を触る癖がある人は、どのような心理をしているのでしょうか？耳を触るという行為には、さまざまな心理が隠されているのです。

今回は、耳を触る心理について、どんなものがあるのかご紹介していきます。また、耳を触る癖を辞めたい人と考えている人もいるでしょう。そんな耳を触る癖を辞めたい人向けに、耳を触る癖を辞める方法などもご紹介していきます。

耳を触る癖について知りたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

まずは自分の耳を触る癖のある人の心理をご紹介します。耳を触っているとき、その人はどんなことを考えているのでしょう？

寂しいと感じている

耳全体を覆ってしまったり、耳の穴を触れるように触っている場合、寂しさを感じている場合が多くあります。耳を触れていじることによって、寂しいという感情を誤魔化そうとしているのです。

この耳の触り方をする人は、誰かがいなくて寂しいと感じていたり、一人でいる事に寂しさを感じているでしょう。普段から寂しさを感じやすい人が多く、特に夜に触れる人が多いようです。また、幼少期にずっと一人でお留守番をしていたりして、寂しさを感じやすいことが関係しています。

不安を感じている

自分の今置かれている環境に対して、不安を感じている人も耳を触る癖があります。例えば、自分の将来に関して不安になっていたり、人間関係がうまくいかずに不安になっている時です。不安な気持ちばかりが募りうまく発散することができず、自分の耳を触って落ち着かせようとしているのでしょう。

また、耳を触る癖に表れるだけではなく、表情にも陰りがあることが多くあります。どこか不安そうにしていたり、暗い表情をしていた場合、不安で仕方ない心理をしているでしょう。何が不安なのか聞いてあげて、優しくしてあげてくださいね。

照れを感じている

人は照れるという感情になった時に、顔や耳が赤くなってしまうこともありますよね。照れていることを隠そうとしている時は、耳を触ってその赤みを隠そうとしているのです。なので、耳を触っているときは、照れている可能性が多くあります。

このタイプの人は、普段からあがり症であったり、照れ屋である人が多いです。恥ずかしそうに視線を下に落としながら触っていたり、顔を赤くしていた場合、照れによって耳を触っている可能性が高いでしょう。

退屈している

退屈をしている人は、手持ち無沙汰に何かをいじったりすることが多くあります。物を触ってしまったり、何かに絵を描いてみたり、髪の毛をいじってみたり、とにかく暇であることを紛らわそうとしているのです。その一環で、耳を触って暇を誤魔化そうとしている人も多くいます。

話していてもあまり興味がなさそうに耳を触っていたり、一人で何もせずにぼーっとしながら耳を触っていた場合は、このケースが多いでしょう。会話をしている最中なのであれば、会話内容を変えてみてあげてくださいね。

甘えたいと思っている

赤ちゃんが甘えたい時には、自分の指をくわえたり耳を触ったりする仕草をする事があります。この仕草の名残で、甘えたいと思っている問いに耳を触っている人が多いのです。

耳を触りながらどこか物足りなさそうにしていたり、少し距離が近づいたりしたら、甘えたいという意思で触っている事が多いでしょう。特に、恋人相手に対してこうなることが多いので、自分の恋人が耳を触っていたら少し甘やかしてあげてくださいね。

気持ちがいい

耳たぶは体の部位の中でも、特に柔らかくて触れると気持ちがいいですよね。特に耳たぶは弾力もあり心地いいので、無意識のうちに触ってしまう人も少なくありません。

単に気持ちよさを求めて耳たぶを触る癖がついているので、特に意味がないことが多いでしょう。

実は自分だけではなく、他人の耳を触る人もいます。他人の耳を触る人は、どのような心理をしているのでしょうか。

友達以上になりたい

他人の耳を触るのは、その人と普通の友達以上の関係になりたいという心理の表れでもあります。その人と恋愛関係になりたいと思っている人が多くいるでしょう。

このケースの場合、耳だけではなく髪の毛なども触る人が多くいます。ボディタッチの一環として耳を触っている場合、恋愛的な感情があることが多いです。

ただし、耳は敏感な場所なので、相手が友達以上になりたくないと考えているのであれば、拒絶反応がでる場合があります。ある程度お互いの信頼感がないと、触ることができない場所でしょう。

2人の距離を縮めたい

2人の距離を縮めたいという一心で、他人の耳を触る人も多くいます。スキンシップを重ねることで、相手のパーソナルスペースに入り、親しくなろうとしているのです。

このタイプの人は普段からスキンシップが多かったり、遊びに誘ってきたり、積極的に話しかけてくることが多くあります。とにかく仲良くなりたいと思っているので、もちろん悪意はありません。

人の体に触れたい

人の体に触れたいと思って触る人もいます。人肌は安心するという人が多く、人肌を求めて触れに来るのです。

特に、相手が好きな人なのであれば、とにかく近くにいて触れ合いたいという一心で触るでしょう。好きな人に触れることが癖なので、しっかり拒絶しない限りは何度も触りに来ます。

独占欲が強い

他人の耳を触る癖を持っている人は、実は独占欲がかなり強いです。例えば、好きな人への贈り物としてピアスを選択することは、独占欲の表れだと言われています。耳というのは体の部位の中でも特にいろんな人に見られやすい位置ですので、自分のものにしたいと思われやすいのです。

なので、他人の耳を触る癖は、独占欲の表れだと言われています。相手と恋人関係であった場合は、このケースが多いでしょう。

耳を触る癖を治したい人もいますよね。耳を触る癖は、どうしたら治すことができるのでしょうか？耳を触る癖を治す方法と、触ってくる人への対処法をご紹介します。

耳を触る癖で悩んでいる人、耳を触る癖がある人の行動に悩んでいる人は、ぜひ試してみてくださいね。

治す方法：ストレスを解消する

耳を触る癖がある人は、ストレスを抱えている傾向があります。緊張していたり、癒されたいという気持ちで耳を触る人が多いからです。

なので、まずはストレスを解消するようにしましょう。ゆっくり旅行に出かけてみたり、おいしいものを食べてみたり、何も考えずにのんびりと寝たりするといいですよ。

ストレスさえ少なくなれば、無意識に耳を触る癖はだいぶよくなるでしょう。耳を無意識に触る癖が出ているときは、自分にストレスが溜まっていないか疑ってみてくださいね。

治す方法：自分に自信を持つ

緊張をしていたり恥ずかしいと思っているという理由で耳を触る癖がある人がいます。なので、耳を触らないためには、自分自身に自信を持つことが大切です。

自分にどうしても自信が持てない人は、自分磨きをして自分のステータスを上げていきましょう。そうすることで、ある程度自分に自信を持つことができるようになります。

自分に自信を持てるようになると、人を目の前にしてもあまり緊張しなくなるでしょう。緊張して耳を触っている人は、自信を持つことで耳を触らなくなります。

治す方法：耳たぶにばんそうこうを貼る

最終的な手段は、耳たぶにばんそうこうを貼ることです。

耳たぶにばんそうこうを貼っていれば、耳に怪我をしているという意識をすることができるでしょう。怪我をしているところを、わざわざ触れようとは思いませんよね？なので、怪我をしていると思い込むことによって、耳に触れないようにするというわけです。

意識をするだけでは耳を触るのを辞められない場合は、一度試してみてくださいね。

対処法：盛り上げて話すように心がける

なるべく盛り上げて話すように心がけましょう。耳を触る癖がある人の中には、退屈をしていたりつまらないと思っている人が多くいます。なので、話を盛り上げて相手のそういった気持ちを取り除いてあげるのです。

そうすると、退屈によって耳を触る癖が出ることはなくなるでしょう。話に集中させることで、耳を触る癖がなくなるのです。

対処法：耳を触る事より目で楽しむことに集中させる

前述の通り、耳を触る癖がある人は退屈をしている人が多くいます。そんな人に退屈をさせないようにするには、目で楽しませることも大切です。

目で楽しませるためには、オーバーリアクションを心がけましょう。身振り手振りを大きくして、相手の注目をこちらに集めるのです。そうすると、相手は集中することができ、耳を触ることはなくなるでしょう。

耳を触る癖があるという自覚がある人は、どんな時に触ってしまうのでしょうか？実際に耳を触る癖を持っている人に、どんな時に触るのか聞いてみました！

会議中とか退屈な時に気が付くと触ってる

「会議中ってしっかり進んでいればいいんですけど、停滞していると退屈で仕方ないんですよね。そんな風に退屈に感じている時は、気が付くと触ってしまってます」(25歳/男性)

「暇な時とか退屈な時って、無意識に手を動かしてしまうんですよね。その一環で耳を触ってしまうことはよくあります。別にそれが楽しいっていうわけじゃないんですけど、なんとなく癖になってて触ってしまっているんです」(28歳/女性)

暇なときに気が付くと触っている、という人が多いようです。特に何かしらの意味を持って触っているわけではなく、癖になっているから触っているだけ、という声が多く見られます。

緊張する時に触ると何となく落ち着く…

「緊張するときに触ってしまう気がします。自分の体を触っていると、ちょっとだけ緊張がほぐれてくれる気がするので。なんとなく落ち着くんですよね」(21歳/男性)

「耳を触っているとなんとなく落ち着くので、緊張した時とかに触っている気がします。ちょっとした会社の発表の前とか、大切なお客様とお会いする前とか。そういう時に特に触っている気がしますね」(29歳/女性)

緊張をほぐすために、なんとなく落ち着く気がするので触っている人もいます。自分の体を触れると落ち着くことが多いので、緊張癖のある人は特に触ることが多いでしょう。

恥ずかしい時に耳を触ってしまう

「赤面症なので、恥ずかしい思いをするとすぐに顔が真っ赤になってしまうんですよね。自分でもわかるくらい顔も耳も熱くなるので、それを見られたくないときとかに無意識に耳を触っている気がします」(23歳/男性)

「どうしても恥ずかしい時に耳を触ってしまいますね。耳が熱くなるのがわかるので、触って少しでも落ち着くようにって。実際に、耳を触っていると少し恥ずかしい気持ちは落ち着く気がします」(20歳/女性)

恥ずかしくなると耳まで真っ赤になってしまう人もいます。そういう人は、恥ずかしく思っていることを隠したいので、耳を触ってしまうようです。

自分に自信がなくて触ってしまう

「自分に自信が持てないときとか、落ち着こうとして触ってしまいます。人から注目を浴びる時とかは、どうしても落ち着かなくなってしまって」(26歳/男性)

「どうしても自信がなくて落ち込んだ時とか、落ち着くために触ってしまいます。ミスが多くなった時とかどうしてもネガティブになってしまうので、自分を慰める意味でも」(24歳/女性)

ミスをしてしまったり、自分に自信がなくなったときに触る人も多いようです。耳を触ることによって気持ちを落ち着けることができるので、一度落ち着いてネガティブに陥らないようにしているのでしょう。

実は、耳以外にも、どこを触る癖があるかでわかる心理があります。最後に、耳以外の箇所を触っていたらどういう心理をしているのかをご紹介します！

鼻を触る癖

鼻を触るのは、何かをごまかそうとしている心理の表れです。そして、自分のことをよりよく見せたいと思う心理の表れでもあります。

例えば、自分について何かを話していて、話を誇張しようとしている時などに鼻を触るでしょう。自分が話を大げさにしようとしていることを、鼻を触って誤魔化そうとしているのです。

このタイプには、実は自分に自信がない人が多くいます。自分に自信がないからこそ、嘘をついて自分を大きく見せようとするのです。相手を騙そうとしているのではなく、自分の自信のなさを誤魔化そうとしているだけなので、悪気がないことが多いでしょう。

唇を触る癖

唇を触る癖がある人は、実は性的な欲求不満を抱えています。唇は、キスをするときに使う部位ですよね。なので、唇を触るのは口寂しい時が多く、キスをしたいと心の底で考えているのです。

性的な欲求が大きい人は、普段から性的に奔放である人が多いでしょう。露出度の高い服を好んでいたり、ロマンチックな雰囲気を演出することが得意です。男女ともに、モテる人が多いでしょう。

愛情表現が非常にうまく、そして気が多い人もいます。

髪の毛を触る癖

髪の毛を触る癖がある人は、甘えん坊で誰かに褒められたいと思っています。例えば小さい時、髪の毛を撫でられながら褒められたことがありませんか？小さい頃にされた仕草が身にしみついているので、甘えたい時や褒められたい時は自分で髪の毛を触るのです。

この癖がある人は少し幼い性格をしているため、叱られることが少し苦手ですぐに凹んでしまいます。なので、年上で優しく包み込んでくれるような人を好み、そういった人には懐きやすい傾向にあるでしょう。

ちなみに、髪の毛を触るだけではなく引っ張ってしまう仕草をする場合は、自分に「もっと頑張れ！」と喝を入れています。そういった仕草をしている場合は、見守ってあげましょう。

頬を触る癖

人が頬を触る時は、緊張をしていて落ち着きたいと思っている時です。早く落ち着きたいので、この仕草をして自分のことをなだめています。

特に、人前で緊張しやすい性格であったり、人見知りな人に出やすい仕草です。こういった内気な人は他人と話すことに緊張を感じやすく、うまく話すことができません。少しでも自分の緊張を解そうと、自分の頬を触るのです。

この仕草をしている人がいたら、あまりプレッシャーを与えようとせず、優しく接してあげましょう。

顎を触る癖

顎を触る癖がある人は、非常に自信家であるという心理をしています。自分に対してのプライドが渇望しているときに、顎を触るのです。なので、顎を触っているときは、自分の自尊心を満たしたいと考えているときだと言えます。

自信家なことは悪いことではないのですが、この仕草を頻繁にする人は、常に自分の自尊心を満たしたいと考えているのです。他人は自分の自尊心を満たすための存在だと思っているので、人を見下しがちな傾向にあるでしょう。

口元全体を触る癖

唇ではなく、口元をまるで隠すかのように触る人は、何か嘘をつこうとしている人が多いです。人は嘘をつくときに、言葉を吐いて嘘をつきますよね。なので、言葉を発する場所を隠そうとしているのです。

話しながら口元を隠そうとしている人がいたら、注意が必要でしょう。何かあなたに対して、嘘をつこうとしているのかもしれません。

耳を触る人は、さまざまな理由で耳を触っています。退屈だと感じている人もいれば、恥ずかしいと思っている人もいますし、自尊心を満たしたくて触る人もいるのです。だいたいの場合が無意識でやっているので、本人にはわかっていないでしょう。

耳を触っている人がどういう感情で触っているのか、しっかり分析して相手のしてほしいことを理解してあげてくださいね。